【元ネタ】史実
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】ナルメル
【性別】男性
【身長・体重】194cm・108kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
王家の守護する
女神の加護により、A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではルーラーに傷をつけられない。
真名看破:B+
ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
隠蔽能力を持つサーヴァントに対しても、『万象を睥睨せよ、天空の双眸』によって看破可能。
神明裁決:A
ルーラーとしての最高特権。
聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。
三千年の歴史を築き上げた統一国家エジプトの初代王であるルーラーは
皇帝特権の力と
神々の加護によって最高クラスの適正を得た。
【固有スキル】
皇帝特権:EX
本来所有していないスキルを短期間獲得することが出来る。
該当するスキルは多岐に渡り、Aランク以上であるため、肉体面の負荷をも獲得する。
神性:A
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
エジプトの地を統一し、原初のファラオであるルーラーは最高クラスの適正を持つ。
カリスマ:A
大軍団を指揮する天性の才能。
Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
女神の加護:A
王家の守護者である蠍の女神セルケトの名を冠する王と同一視される。
蠍を使い魔とする能力や耐毒の加護に加えて、自陣の太陽に由来する神性・王の属性を持つ対象の防御能力を向上させる。
【宝具】
『乖離せし神地、悠久なる天道の下に(セマ・タウィ・メルウナル)』
ランク:EX 種別:対境界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
「ナルメルのパレット」に記される古代エジプト世界統一の偉業を具現化した固有結界。
結界内にはパレットに象られる城壁を打ち崩す牡牛、マフェデトといった数多の神獣、従属する戦士団が敵対者へと牙を剥き、ルーラー自身は『頂きの戴冠、天壌に煌めく』の拡大変容により純然たる神の化身として君臨する。
そして、この宝具はルーラーの統一の偉業の具象であるが故に結界内に存在する異物たる敵対者は敗北、または時間経過と共に『乖離せし神地、悠久なる天道の下に』へと「統一」され心象風景の一部とされてしまう。
エジプト文明の始まりを象徴するルーラーに相応しい神威を持つ宝具だが、規格外性故に展開・維持には当然の如く莫大な魔力を必要とする。
そのため神獣・戦士団の一部を差し向ける、『頂きの戴冠、天壌に煌めく』を介して神獣の力を抽出し身に宿すといった方法で主に運用される。
『頂きの戴冠、天壌に煌めく(ハルウェル・フィルアウン)』
ランク:A+ 種別:対人宝具(自身) レンジ:0 最大捕捉:1人
上下エジプトを統一した偉大な王朝の開祖へとホルス神より贈られた王権の象徴。
ホルス神と2柱の守護女神の祝福が込められた冠。冠は王権でありホルス神の代理として化身の証明。
冠は祝福として神性スキルまたその肉体に神威を宿らせる。神威は任意に肉体を変化させる。
ホルス神の祝福として隼の頭、月と太陽の目である『万象を睥睨せよ、天空の双眸』を得る。
女神ウアジェトは腕や両足をコブラに変化させ、「光輝なる覇業」に神代の猛毒を付与する。
また女神ネクベトは背中にハゲタカの翼として顕現、羽根は自在に操作可能でありファラオの害敵を排除する。
危機また防御の際には守護女神の神威は自動的に神獣として顕現しファラオを守護する。
『万象を睥睨せよ、天空の双眸(ホルス・ベフデティ)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人
『頂きの戴冠、天壌に煌めく』の効果によって得られる、天空神ホルスの眼。
太陽の眼はルーラーが見た物から神代の神秘が籠った炎を対象物から発火させその身を燃やし尽くす。
月の眼は壊れかけていた、もしく壊れた物を元通りの状態へ戻す神の威光が備えられた最高クラスの魔眼。
真名解放する事でホルス神の太陽円盤とも言える疑似太陽が顕現。
本来ならば大地を照らしエジプトの地を治める神々が持つ神の威光だが、ルーラーは兵器として使用する事を躊躇わない。
対象に太陽光の熱によって発生する膨大な熱量を帯びた光の一撃が降り注ぎ粉砕する。プロミネンスの如き魔力の奔流は、地上を生命の息吹が消え失せた草木も生えぬ焦土へと変えるだろう。
【Weapon】
『光輝なる覇業(ハレンドテス)』
生前から愛用していたルーラーの槌矛。
近接戦闘では主にこれを使用する。
【解説】
紀元前31世紀頃の古代エジプトのファラオ。エジプト第一王朝の創始者とされる。
ナルメルは「荒れ狂うナマズ」という意味である。
1898年に発見された『ナルメルのパレット』により名を知られるようになる。
そのパレットによるとナルメルは上下エジプトの統一者ではないかと推測される。
従来はメネスが最初の統一王だと考えられたが、ナルメルが実在したという物証が多数ある一方で、
現在のところ、メネスは
マネトの王名表や伝承にしか登場しない為、メネスとの同一人物説や
ナルメルによって統一されたエジプトをメネスが継いだ説等が上がっている。
またナルメルはメネスの他にスコルピオン2世との同一人物説がある。
最終更新:2023年10月31日 06:13