【元ネタ】史実
【CLASS】
アサシン
【マスター】
【真名】趙高
【性別】男性
【身長・体重】177cm・61kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C-
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
自らが攻撃態勢に移ると
気配遮断のランクは大きく落ちる。
また、ヘイトを集めすぎれば態勢に関係なく
気配遮断が解除されてしまう。
【固有スキル】
英雄作成(偽):C-
傀儡としての王を見繕い、立てる技術。
当然、王者としての格は正規の
英雄作成による産物からは格段に劣るが、行動の操縦性はその上を行く。
愚王を擁立し傀儡としていたが自身の権威の為に謀殺、その後も別の皇帝を傀儡に建てようとしたが逆にその皇帝に殺された為、操作性は同ランクに比べて見劣りする。
皇帝特権(凶):B-
かつて自身が傀儡にした皇帝の権限を一時的に借り受け行使するスキル。
騎乗、
陣地作成、
黄金律、軍略と多岐にわたるスキルを習得できる。
ただし、皇帝の臣という体面があるため、神性など一部スキルは獲得不可能。
更に皇帝の権威を借り受け、好き勝手に振舞った事からスキルを使用する度に民衆のヘイトを買いやすくなる。
スケープゴート:D-
政争を生き抜く狡猾なテクニックの集合。
自身のヘイトを他者になすりつけるが、余りにも多くのヘイトを集めれば天に見放され逆に自身が攻撃集中状態に陥ってしまう。
【宝具】
『指鹿為馬(しかをさしてうまとなす)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
臣達に馬を連れてきたと言って鹿を見せ、
アサシンを恐れる者は馬、恐れぬ者は鹿であると答えた故事に由来する宝具。諸説あるが「馬鹿」の語源とも。
真名解放により荒ぶる牡鹿が召喚され、敵対者に襲いかかる。
宝具として昇華されたことで魔獣並み程度の戦闘能力は有しているが、武勇あるサーヴァントを打倒し得る程ではない。
しかしこの宝具の本質はそんな所には無い。
狂化や
精神汚染など何らかの要因でこの宝具の正体や脅威度を正しく認識出来ない者に対して、
認識を改竄し鹿は味方でありその所有者である
アサシンはマスターであると誤認させる。
通常の聖杯戦争ならば最低でも一騎(
バーサーカー)はほぼ確実に手中に収めることが可能であり、その有用性は語るまでもないだろう。
ただし、相手サーヴァントを完全に奪うにはサーヴァントが混乱している隙に相手マスターを始末し、現界に必要な魔力も別に用意する必要がある。
【解説】
秦の宦官。
始皇帝亡き秦を私物化し、後世に悪臣の象徴となった。
趙の王族の遠戚に生まれるも、母親が罪を犯したために兄弟みな宮刑に処されたとも、
卑賤で兄弟を養うために自宮宦官となったとも言われている。
いつ頃から
始皇帝に仕えたかは定かではないが、法務の知識と勤勉さから
末の皇子・胡亥の守役を拝命し、
始皇帝からの寵愛を一身に受けた。
始皇帝の死後、李欺と謀ってその遺言を書き替え、
後継者となるはずであった太子・扶蘇と大将軍・蒙恬らを自決に追い込むと、
胡亥を傀儡として擁立し、皇帝(自ら)の権威を笠に恐怖政治を展開した。
陳勝・呉広の乱を契機に、李欺さえも処刑して自ら丞相となるが、
劉邦の軍が咸陽に迫ると粛清を恐れて胡亥を謀殺。
その後、胡亥の兄(扶蘇とも)の子、子嬰を三世皇帝として擁立し、
全てを胡亥のせいにしようとするも、逆にその子嬰によって殺された。
最終更新:2023年09月13日 20:50