ルドルフ2世

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ルドルフ2世
【性別】男性
【身長・体重】164cm・56kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:B+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 世界各地から蒐集された錬金術の触媒や聖遺物から、
 物珍しいだけの美術品・工芸品や玩具までもが所狭しと並べられた、“驚異の部屋”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 『皇帝特権』スキルにより、エレメンタルと呼ばれる五属性に対応した人工霊、
 高度な判断力と複数体での同期思考能力を有するホムンクルスの作成などを可能とする。
 豊穣神の化身を自称するキャスターが作成するホムンクルスは文字通りの植物人間の形態を取る。

【固有スキル】
コレクター:A
 より品質の良いアイテムを取得する才能。
 ジャンルも洋の東西も問わずレアアイテムすら複数入手する幸運だが、
 キャスター本人にしか適用されない為、マスターに恩恵はない。

皇帝特権:A
 本来所有していないスキルを短期間獲得することができる。
 該当するスキルは高速詠唱、エレメンタル、芸術、カリスマ術理解明、と多岐に渡る。
 Aランク以上であるため、肉体面の負荷(神性など)をも獲得する。
 豊穣神ウェルトゥムヌスの化身を自称するキャスターは五大元素(アベレージ・ワン)を司る。

芸術審美:A
 数多の芸術家達のパトロンであり、蒐集家として磨き上げた芸術品・美術品への深い造詣。
 芸能面の逸話を持つ宝具を目にした場合、超高確率で真名を看破する。

【宝具】
『解・尸条書手稿(ヴォイニッチ・マニュスクリプト・リーディング)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100人
 未知の言語で記された古文書。幾人もの学者が解読を試みたが未だ未解明・用途不明の書物。
 その正体は魔術の秘奥が記された魔道書であるとも、さる王妃に宛てられた参考資料ともされるが真相は不明。
 しかし、記された未解読文字の配列が天文学的な確率により『繋がってはならない場所』への鍵(パスワード)として成立、
 手稿が宿した『繋がりそのもの』を魔術式であると“誤読・誤訳”することによって術の行使を可能にする。
 キャスター皇帝特権によってある種の法則性に乗っ取ったカタチでの手稿の“誤読”を可能とし、
 魔導書として利用することで大魔術・儀礼呪法レベルの術を行使するが、
 無理な解読を進める程、自身の精神に異常をきたしていく。

【解説】
 プラハに宮廷を構えたハプスブルク家出身の神聖ローマ皇帝。稀代の収集家にして、芸術、学問の庇護者。
 プラハの彼の宮廷には世界各地から錬金術師、占星術師、芸術家たちが集結し、
 プラハは文化的に大いなる繁栄を遂げ、芸術と科学の一大拠点となった。
 珍品のコレクターでもあり、宮廷には珍しい獣、鳥の動物園、さまざまな草花の植物園があり、
 望遠鏡などの当時の最先端をいく観測機器、工芸品として優れた時計、芸術作品等様々なコレクションを有していた。
 錬金術に対しては深い興味を持っており、自らの実験室を持ち、プラハ城のふもとには多くの錬金術師が住んでいたという。
 また現在も未解読の文字が記された古文書『ヴォイニッチ手稿』の所持者であった。

 文化面においては偉業を成したと言えるルドルフ2世だが政治的な資質には乏しく、弟マティアスに君位を奪われる事になった。
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最終更新:2023年09月17日 15:23