【元ネタ】『ラーマーヤナ』
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヴィビーシャナ
【性別】男性
【身長・体重】200cm・100kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【固有スキル】
悪鬼羅刹:A
鬼種の魔と同等のスキル。
ライダーはインド神話由来の鬼種であり、名称が変化している。
但しライダーは鬼種に見られるような奔放な振る舞いを好まない。
天性の魔、怪力、カリスマ、魔力放出等との混合スキルでもある。
魔を知る者:A
ラークシャサという出自故の魔に関する多彩な知識と技術。
魔性に属する存在の弱点を知り、また魔術による隠蔽を見破る等が可能。
未知の魔性に関しても観察を行う事で分析が可能。
ライダーの持つ知識は自陣営への適切な助言にも使われる。
軍師の忠言:B+
軍師系サーヴァントに与えられるスキル。
状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることができる。
魔性の絡む事象に関しては分析の精度があがり、自陣営の戦闘を有利に進められるだろう。
梵天の祝福:A
ブラフマー神より与えられた常に正しく生きるという恩恵。
精神干渉を無効にし、常に秩序・善にライダーを固定する。
また正義を為す為の行動に限定されるが、それを為す為の道筋をライダーに示す効果がある。
この効果を発動していると魔力を大きく消費するので普段はオフの状態にしている。
【宝具】
『正道進む黄金の天城(プシュパカ・ヴィマナ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
ライダーの兄ラーヴァナがクベーラより略奪し、後にラーマがクベーラに返却した黄金作りの戦車。
ライダーはラーヴァナの死後にランカー島の王となった。
その王位を、財を継承したのだ。
ラーマに献上されるまでの間隙の如き期間ではあるが、この戦車は確かにライダーの所有物でもあった。
街一つ覆い尽くすほどの大きさであり、戦車と言うより要塞に近く、ライダーの思考によって自在に機動する。
太陽光と外界のエーテルから抽出した魔力を、地脈から生成した宝石に貯蓄する事で動力とする。
ライダー自身の在り方が反映されているのか貯蓄魔力を他者に譲渡する、身の守りとする等の機能が追加されており、
最大出力で支援を行えば、その者のステータスは大幅に上昇する。
【解説】
『ラーマーヤナ』に登場する心正しきラークシャサ。
ラークシャサの王ラーヴァナの弟であり、彼の死後は自身が王となった。
ヴィビーシャナもラーヴァナ同様に苦行によりブラフマーの恩恵を得ており、その内容は『常に正しく生きる』というもの。
ラーヴァナがラーマからシータを略奪した時にはシータを返還するよう説得するも、
聞き入れられず、部下を連れてラーマ軍に投降し、ラーヴァナの軍勢と戦った。
彼はラーマに何度か助言を行っており、ラークシャサの王子インドラジットがシータの幻を殺す様を見せラーマ軍の士気を挫いた時には
その策略を見抜き、インドラジットの行う儀式を妨害する奇襲を提案した。
またインドラジット同様に魔術に長けており、姿を消したインドラジットを見る事ができたという。
ラーマが人界を去る時、ヴィシュヌの姿を取り、ヴィビーシャナに人々に奉仕し真実とダルマの道に導くよう命じたという。
最終更新:2023年12月07日 10:40