ヤコブス・デ・ウォラギネ

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ヤコブス・デ・ウォラギネ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・67kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:D+
 魔術師にとって有利な陣地を作成する技能。
 洗礼詠唱により、簡易的な聖域を形成することが出来る。
 キャスターの本質的には聖者たちの伝説を編纂する為の場でもある。

道具作成:C+
 魔力を帯びた器具を作成可能。
 キャスターが作成するのは解析用の魔術礼装であり、対象がどのような存在なのか分析する為の物である。

【固有スキル】
福者:A
 福者として認定された者であることを表す。
 聖人スキルに近しいスキル。
 福者の能力はサーヴァントとして召喚された時に"秘蹟の効果上昇"、"HP自動回復"、
 "カリスマを1ランクアップ"、"聖骸布の作成が可能"から、ひとつ選択される。
 キャスターの場合、福者として列せられるきっかけとなった仲裁者としての功績から"カリスマを1ランクアップ"が選択されることが多い。

洗礼詠唱:A
 教会流に形式を変化させた魔術。
 霊体や魔性に対して絶大な効果を及ぼす。
 数多の聖者の物語を集めた『黄金伝説』の著者であるキャスターの場合、それらの聖者が用いたとされる秘蹟を擬似再現という形で使用する。

信仰の加護:A
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

カリスマ:C-
 軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。
 団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる。
 C-ランクでは国家運営は出来ないが、時に対立するイデオロギーを持つ集団に手を取らせる。

【宝具】
『黄金伝集(レゲンダ・アウレア)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:3人
 キャスターの作品である『黄金伝説』に由来する固有結界。
 聖なる者の聖性を引き出し、より強固なものにする。
 聖者、善なる者に使えばその力は強まり、確固たるものとなる。
 逆に魔性、悪なる者に使えばその力は弱まり、希薄なものとなる。

『聖者の物語(レゲンダ・サンクトルム)』
ランク:A+ 種別:創造宝具 レンジ:なし 最大捕捉:なし
 『黄金伝説』に語られる聖者たちの力を結集し、天使ミカエルの形として召喚するキャスター最後の切り札。
 召喚されるミカエルの力は強大であり、また聖者たちの中から力を強調する者を選別する事で
 ミカエルにその者に由来する能力を付与できる。
 非常に強力な宝具だが発動に必要な魔力コストは重く、もう一つの宝具である固有結界との併用は非常に厳しい。

【解説】
 中世イタリアの年代記作者であり、ジェノヴァ第8代大司教。
 キリスト教聖者・殉教者列伝である『黄金伝説』の作者。
 また托鉢と巡回を主とする説教活動に従事し、傑出した説教家として名声を得る事もあった。

 『黄金伝説』は旧新約聖書の全体にほぼ匹敵する分量であり、最初の章は「主の降臨と再臨」を扱う。
 イエス、マリア、天使ミカエルのほか、100名以上にものぼる聖人達の生涯を記している。
 また聖人たちの伝説の他、キリスト教の祭日などの習慣を聖書の権威にまで遡り説く。
 中世ヨーロッパにおいて聖書に次いで読まれ、文化・芸術に大きな影響を与えた。
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最終更新:2023年12月07日 09:57