コンモドゥス(リメイク)

【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】コンモドゥス
【性別】男性
【身長・体重】210cm・154kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:D+
 武の頂点たる大英雄ヘラクレスへの強烈な憧憬が彼を狂わせた。
 通常時は意思疎通が可能だが、獣の毛皮を纏いヘラクレスに扮する時、己が武勇を誇示するためにのみ邁進し他の一切を顧みなくなる。

【固有スキル】
皇帝武術:A
 皇帝特権の亜種スキル。
 バーサーカーのそれは戦闘技能に特化しており、本人が主張する事で、様々な武術系スキルを自在に行使できる。
 該当するスキルは多岐に渡り、弓術ではパルティア人に勝り、槍術ではムーア人に勝るとされたことから、
 一度目にした武術ならばAランクまでを上限としてオリジナルを上回る熟練度で習得することも可能。
 ただし英霊が独自に所有するスキルは使用できない。
 槍を投げれば豹の群れを百発百中で屠り、弓を射れば全速力で走る駝鳥の頭を正確に射抜くなど、
 生前のバーサーカーは技巧に極めて秀でた剣闘士として名を馳せた。
 本スキルを最大限行使することで宝具『射殺す百兵』の発動が可能となる。

剣闘士の誉れ:A
 剣闘士としての矜持を示す特殊スキル。
 低ランクの対毒、高ランクの勇猛、戦闘続行などが複合されている。
 その最期は解毒剤を服用していたものの、毒で十全に動けない状態で剣闘士ナルキッソスと壮絶な戦いを繰り広げたという。

自己神化:A
 自らを神と同等に扱わせる理論構築、或いはプロパガンダ。
 同ランクの神性(に等しい補正)を得る。
 バーサーカーは自身を神話の英雄に準える「ヘラクレスの化身」「新たなるロムルス」といった自画自賛に留まらず、
 ローマの土地や暦、元老院や艦隊の名称をコンモドゥスの名に因んだ物へと改称する発令を宣言した。

【宝具】
『射殺す百兵(ナインライブズ・コモディアヌス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100人
 ギリシャの大英雄ヘラクレスを崇拝するバーサーカーが神話の戦いを模すために行った、
 735回もの剣闘試合の果てに辿り着いた武の極致。
 即ち、流派ヘラクレス・ローマ分派……と本人は宣うが、その実態は伝承を元に独学で研鑽を重ねて習得した『射殺す百頭』擬き。
 当然威力はオリジナルに及ぶべくもないがその分、100の兵を12度に渡り鏖殺するほどの継戦能力を発揮出来る他、
 使用武器を選ばない点はほぼ再現している。

 余談だが、バーサーカーはヘラクレスの化身というだけでなく新たなるロムルスとも自称したという。
 仮に神祖ロムルスのようにヘラクレスとの縁があれば真の『射殺す百頭』を習得出来たポテンシャルはあったかもしれないが、
 神代ならざる彼の短い人生でその機会が訪れることはなかった。

【解説】
 A.D.161~192 在位180~192。若くして帝位に就いた事が不幸を招くことになった、『剣闘皇帝』。
 マルクス帝とアントニヌス帝の娘との間に生まれている。
 マルクス帝の晩年には共同皇帝として、ゲルマニアの前線に出て指揮を執っている。
 マルクス帝の生前は、皇帝として不適格な人間では全く無かったようである。 
 マルクス帝没後、マルクス帝の遺言を破って強引にゲルマン民族と講和という挙に出る。
 以後、この地域は優れた兵力の供給源として安定する(ガリアやヌミディアと並ぶ騎兵の産地)。
 また、戦争早期終結と予定されていた軍団創設中止で国家財政も安定させた。
 この講和とそれ以後の処置が、コンモドゥス帝唯一最大の政治的成果となる。

 この皇帝の心を壊してしまったのは、信頼していた姉ルチッラが彼を暗殺しようとした陰謀の暴露による。
 それ以降、コンモドゥス帝の政治への熱意は完全に失われ、猜疑心に取り憑かれてしまう。
 それでも、近衛長官ペレンニスの補佐あって、最初の5年間は何とかやれていたのだが(マウリタニア防衛線の強化やカレドニア侵攻の撃退はこのペレンニスの功績)。
 ペレンニスを元老院や召使の讒言で取り除いてしまって以降、側近人事の錯誤に歯止めが利かなくなる。

 それ以後のコンモドゥス帝は、実権を振るう側近に政治を全く委ねてしまう。
 ことに、後任の近衛軍団長官エミリウス・レトーの存在は、ローマに深い傷を残すことになる。
 その最期は、愛妾マルチアと召使エクレクトゥスの謀により、レスリング教師ナルキッソスに浴室で絞殺された。
 どんな武器を取っても大変な使い手であったため、闘技場では殺しようが無かったためだといわれる。
 享年31歳。人生を深める暇を与えられなかった若き皇帝の、哀れな最期であった。

 まるで救いようが無い皇帝で、当代の評も後世の評も最低クラスである。
 ただ、在位の間のローマ財政は安定していた。
 災害も起こらず、大きな戦争もしなかったためである。

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最終更新:2025年07月29日 21:15