基本情報:
名前:樋川国重(KunisigeHikawa)
年齢:20
血液型:AB
身長:173cm
RANK:
執行者
耐久値:630
所有Device:初期装備・
葵壱紋 第二期・
十六支元
属性:雷
アビリティ:陸戦B+・空戦D-・万能格闘タイプ
人物考察:
主人公であり、後の鶴谷国重。
13のときにはすでに
候補生として戦場を駆け巡り、
野田光一とともに最大の戦地『
ニーベルングの環指』を乗り切った剣士として、『エース・オブ・ソードマスター』名を馳せる。
歳相応の弱さと、意思の強さを持っている正義感の強い人間。
されど、正義の道を一度見誤った者が辿る運命を彼はこれから数十年のときを費やし長く険しい道を行くことに・・・。
真っ向勝負を基本とする戦術が得意。元々の属性は剣士。
しかし4年後、
石田幹久の下での厳しい再修行で投剣士としての資質を開花させる。
デヴァイス技師としての資質をも開花させ、戦闘と技術者そしてチームのリーダーとしての立場を組み上げた努力の天才である。
樋川家の事情:
樋川の家は元々武術に長けていた名門だった。
その血は世代を超えるごとに薄れ、国重にはほとんど血による天武の才はなく、彼は極普通の人間として育てられることになる。
しかし、彼の祖父は過去の栄華を取り戻そうとまだ幼い国重に剣術を教え、彼は数年足らずで『人間では最強』の部類まで登り詰めることになる。
そして、数年の月日が流れ迎えた運命の日。
彼の家は突如崩壊のときを迎える。
謎の剣士によって無残に虐殺された祖父を目の当たりに、彼は涙を流すことなく呆然としていた。
『弱いから、護れない』
これが力への執着、その始まりである。
普通に最強ではなく、純粋な最強を目指すため彼は樋川家と関わりのあった『石田幹久』に弟子としての志願を行う。
当時、10歳にも満たない少年の一世一代の決意だった。
過去:
彼はただ無機質な日々を送る毎日だった。
ただ自身の力を昇華させ、
ただ自身の心を強く、鋼のように強固なものへ。
そこに人間らしい感情などなく、自分は殺人機械としてこれから戦ってゆくものばかりだと。
されど、そこに『自分と似た者』が現れた。
彼は強かった。
戦場では敵も恐れおののく『朱の眼』を持つ悪魔。
似ている。
ただ似ているが、どこかが根本的に違う。
自分の忘れていた感情が、興味となって彼へ注がれる。
『オマエと一緒にいれば、オレの空白は埋められるかもしれない』
一縷の望みと、自身の狂気の道の始まりは彼との出会いから始まった。
そして十数年後、彼の息子との死闘により始めてその空白を得ることになるとは今の彼のには分かる術も無かった・・・。
―エースなんて、多く人を殺した者に与えられる皮肉に過ぎない
最終更新:2008年01月25日 20:33