物語終盤『
最後の審判』で連合の
執行者が所持していた対執行者用魔槍。正式名称はケイオスソードブレイカー。
連合軍の不意打ちにあった
野田光一のデヴァイスコアを貫き、彼を死に至らしめた原因とも言える兵器。
その様子を見せ付けられた若き日の国重は狂気に目覚め、連合軍を
十六支元で壊滅。単独行動の罪に問われた彼は
黒崎澪の『封印の杖』によって執行者としての力を封印させられる。
ここまでが歴史の教科書に載っているレベルでの話。
国重の力は封印の杖ですら制御不可能な『想定外の力』を保有していた。それこそ、IVOLSによって隔離された国重の『狂気の力』。彼はその力を頼りに再びデヴァイスを手にする。
名を『村雨』
親友の剣を手に、彼は連合軍司令部に乗り込み『天の扉』の破壊へと向かう。
たった一人で・・・。
天の扉の暴走により壊滅状態となったアナトリア。
その死地で、彼は1人の赤子と出会う。
死に掛けの命の灯火。
彼はその赤子に魂の継承を行う。
デヴァイス『村雨』に残りし、光一の魂。
その魂を、その赤子は授かり、雪乃の元へ預けられた。
その赤子こそ『康治』、次世代を担う希望の光だった。
最終更新:2007年04月30日 01:05