MiSP(Maidenkosha intelligent Standard Platform)
の
ガイドライン/090517版
--------
内容:
特定の世界設定を持たない、「人工部品によって構成された、限りなく人間に近いもの」
(めがねで、アンテナ装備の)の規格であるMiSPについての解説。
※いわゆるデザイン上のテンプレ、メダロットで言うところのティンペットに相当します
若干ストリクト気味。
なお、これを用いた参加型企画である、MiS-CON用のガイドラインも一部兼ねます。
--------
<<要件>>
・本来なら可能な限りの自由度を確保したいところですが、
その他のアンドロイド/ロボ娘との差別化を図る都合上、
一部に関して制限を設けます。
[前提]--------
・必ずめがねをかけている
・耳部だけメカ(生耳でない)
・女性型
・等身大の人型二脚
[分類]--------
まず系列機は、機体の方向性によって、以下の三つに分類されるものとします。
Ⅰ類とⅡ類は素の状態でザクとゲルググくらいの違いがあります。
・ちいさい、うすい、ほそい、かるい(起伏が少ない)、短髪寄り
・汎用設計(適応能力に特化)
・等身大+程度の性能、コストもそれなり
・機能拡張は、単体でほぼ完結しているものに対して、
頭部とソフトと服装と手持ちの道具で行う(見た目人間寄り)
- 着替え、持ち替えにて拡張のみならず仕様変更も可能。
・でかい、あつい、ふとい、おもい(グラマー)、長髪寄り
・専用設計(特定用途に特化)
・基本的に高性能、コストとか度外視気味
・機能拡張は、改装/拡張を考慮して設計されたフレームに対して、
内蔵、外装追加ユニット、機械腕脚の実装でも可能(見た目ロボ寄り)
・改装の結果多脚型
・実体を持たない(車両、施設等のOSのUI的存在)
…など、ユーザが認識できる実体として、
「等身大の人型二脚」の枠を超えたもの。
※設計上の分類は必須ですが、特に作中でこれを明示する必要はありません。
上記の内容を区別できる形であれば、独自規則による型番の付与も可能とします。
[頭部]--------
・アンテナ基部:側頭部に、ヘッドセット、あるいはヘッドホン風のものを。
※基部へのアンテナ以外のパーツの追加に関しては特に制限を設けません。
アンテナ基部間をつなぐブリッジは、デザインと気分に応じてお好みで。
・アンテナ部:頭部の片/両側に、アンテナを実装してください。
基本的には基部から生えるものになりますが、
デザイン上困難な場合は、別部分に実装してください。
※アンテナに関しては、分類により以下の通りになります。
非常にかいつまんだ説明をすると、
- Ⅰ類…片側(1本)
- Ⅱ類…両側(とそれ以外の部分にも追加可能)
になります。
・めがね:フレームデザイン、レンズに関する制限は特にありませんが、
いかなる仕様においても必ず実装して(描いて)ください。
ガンダムで言うところのV字アンテナくらいの重要さになります。
[肢体]--------
・サイズ:本体部分は等身大でお願いします。
※拡張ユニットの実装などによって、全備状態数メートルになるのは制限しません。
・体型:類別ごとの傾向は以下の通りですが、特に制限するものではありません。
- Ⅰ類…ちいさい、かるい、ぺたんこ
- Ⅱ類…でかい、おもい、ばいんばいん
・肢体の機械化に関して:
サイボーグではないので生体部分は全くありませんが、
あくまで女の子であることだけは忘れないでください。
というわけで肢体に関して機械化できる範囲は以下の通り。
- Ⅱ類…頭部アンテナ基部に加え、肘から先、膝から下に関してのみ選択的に機械実装可
(手首から先、足首から下だけでも機械化可)
※手足への接続の際は、以下の制限事項があります。
- 現地改修を除き、基本的には両手/両足単位での選択になります。
- 当初素肌でロールアウトしたものを機械化することは可能ですが、逆は不可です。
- 人型マニュピレータ以外のものに関しては、「装備」扱いに限定します
(機械化部+追加ユニットの構成に限定、関節から先の随時換装はなしで!)
※外部ユニット接続、ハードポイント増設の際は、本体に直接端子を実装ではなく、
端子ボックス等を実装する形でワンクッション置いてください。
サイボーグ的な印象よりは、むしろオートメイル的な感じでお願いします。
--------
[検討中]
・内燃機関動力の実装に伴う動力系の露出の扱い(Ⅰ類でも許可する?)
・作劇上のネチョとかリョナとか壊れ系とかの扱い
・運用制限(戦闘型ユニットとしての運用はアリ?なし?)
--メモ--
AAAMD Project:
人物と世界設定の構築を主目的とした、名電工舎全般の総称。
1年ごとに1期位のペースで期が更新される。
世界設定は登場人物に合わせて随時構築されるため、一貫はしていない。
(時系列、場所、背景等)
ただし、一部の名称や組織設定、人物など、期をまたいで引き継がれている要素もある。
MiSP:
AAAMD 6期のあたりで登場した共通プラットフォーム。
以降、大半がこれをベースとするものとなる。
本規格はキャラクターデザイン用のガイドラインであるため、
特にベースとなるべき世界設定を持たない。
※名電工舎によるMiSP系列機は、基本的にAAAMD Projectの世界設定に準拠。
・MiS-CON:
AAAMD 11期のあたりでスタートした企画。徐々に準備中。
MiSP準拠の機体を起点として、世界設定やその他の人物等を構築して、
最終的にはアンソロ的なことをやるのが目的。
各MiSPのみならず、作者ローカル世界とのクロスオーバーとかもアリアリで。
・内部用ガイドライン:
- 各分類ごとの素フレーム→「そのまま運用する」「改装する」「専用設計する」「既存仕様を派生させる」「後継機」
- ワンオフ
最終更新:2009年05月18日 02:33