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モブサイコ100
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モブサイコ100
あらすじ
主人公である影山茂夫(通称:モブ)は世界最強の超能力を持っていながら、特殊な力に頼らない“普通の青春”に憧れていた。
インチキ霊能力者・霊幻新隆の下で除霊バイトに勤しむ地味な生活を送っていたモブだったが、様々な人や霊との交流を通して互いに影響し合いながら変わっていく……。
レビュー
『ワンパンマン』を生み出したONE氏のもうひとつの代表作。
- 大きな破綻なく組み立てられたテンポの良いストーリー
- 厚みのある過去と人間味を持った魅力的なキャラクターたち
- 声を出して笑える秀逸なギャグシーン
- 道徳的かつ説教臭くないメッセージ性
- 手に汗握る白熱の超能力バトル
これら全てが16巻にギュッと詰まった、非常にエンターテインメント性の高い一作。
超能力者と、悪霊と、そのどちらでもない普通の人、それぞれの力や価値観がぶつかり合うことで、地味で暗かったモブの人生が彩られていく様がドラマチックに描かれている。
ギャグとシリアスがお互いを邪魔せず物語に絶妙な緩急を生んでおり、一度読み始めるとぐいぐい引き込まれて止まらない。
絵で敬遠されがちなONE氏だが“漫画を描く力”は高く、スラスラ読ませるためのコマ割りがしっかりしており、バトルシーンではその派手さと臨場感に夢中になること請け合い。
第一印象から受けるイメージや序盤の雰囲気に見合わず、バトル漫画には必須とも言える王道的な胸熱展開もしっかり押さえられている。
第一印象から受けるイメージや序盤の雰囲気に見合わず、バトル漫画には必須とも言える王道的な胸熱展開もしっかり押さえられている。
一言では言い表せない多様な要素と魅力を備えた本作だが、バトルのみ、もしくはギャグのみを目的として読んでも充分に満足できるだろう。
総評
重厚な人間ドラマを下敷きとした上で添えられたオカルト要素がスパイスとして非常に良い味を出している。
漫画を構成するあらゆる要素が高いレベルで融合した平成の超能力漫画の傑作。
漫画を構成するあらゆる要素が高いレベルで融合した平成の超能力漫画の傑作。
ストーリー | ☆☆☆☆☆5 |
キャラクター | ☆☆☆☆☆5 |
バトル | ☆☆☆☆☆5 |
ギャグ | ☆☆☆☆☆5 |
オススメ度 | ☆☆☆☆☆5 |
本作は、当wikiの傑作四天王のひとつに選ばれています。
テレビアニメ
監督:立川譲
キャラクターデザイン:亀田祥倫
音楽:川井憲次
アニメーション制作:ボンズ
メインキャスト:伊藤節生、櫻井孝宏、大塚明夫、入野自由、松岡禎丞
配信サイト:dアニメストア、dTV、Netflix、FOD、U-NEXT、Abemaプレミアム
キャラクターデザイン:亀田祥倫
音楽:川井憲次
アニメーション制作:ボンズ
メインキャスト:伊藤節生、櫻井孝宏、大塚明夫、入野自由、松岡禎丞
配信サイト:dアニメストア、dTV、Netflix、FOD、U-NEXT、Abemaプレミアム
原作の良さをそのまま活かした非常にハイクオリティなアニメーションとなっており、こちらもオススメ。