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on the Moon

最終更新:

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
55 :名前はまだ無い :06/03/19 16:46:44 ID:fiPaZmxm
ふいんき(ry重視で書いてみました。
雰囲気中心にアドバイスお願いします。

「on the Moon」
「私ってなんで物になっちゃったのかしら? 貴方の物であれる事は嬉しい事なの。でも、でも何だか嫌なの。物じゃ嫌なの」
 月明かりの中、桃色の少女がベッドの上で横になりながら呟いた。
 彼女のの横に座っていた黄色の青年は彼女に視線を移す。
 頬には鮮やかな赤のアスタリスク。右腕には彼女が彼の所有物である事を示す「C-03」という文字が見えた。
「別に俺はお前の事を物なんて思っちゃいねぇよ。証拠にお前をしぃって呼んでるだろ? 」
「うん。そうなんだけどね。でもね、モララー、私は―――」
 ハァ。
 彼の大きなため息が彼女の小さな声をかき消した。
「なら、行くか。俺もう疲れたんだ。追われるのに」
 予想外の言葉に彼女は彼を見る。
 彼は穏やかな顔をしながら月を眺めていた。
 彼女も体を起こして月を眺める。
 丸い丸い、青白く光る月。
 なんだかずっと眺めていたら涙が溢れそうな気がした。だから彼女は月から顔を逸らした。
「貴方なんか好きにならなければ良かった。貴方も私を好きにならなければ良かったのに。そうすれば貴方が私を抱えて逃げ出す必要も無かったのに。貴方が追われる、命を狙われる必要も無かったのに」
 月から視線を逸らした筈なのに彼女の目からは涙が溢れた。
 彼は静かに彼女の腕を抱く。
「お前は悪く無い。親父が狂ってるんだ。お前を物としか見なかった奴らが狂ってるんだ」
「仕方無いよ。私は賤しい身分の人間で―――」
「五月蝿い! 」
 彼の叫び声。
 彼女を一回ビクリと震わせ、彼の叫び声は夜の街に響いて後に消えていった。
「違う。それは違う。答えは分かってる、俺が。分かってるんだ。一番悪いのは俺だ。お前をちゃんと護ってやれない俺なんだ。奴らと真っ向から戦う事を恐れて逃げ出した俺なんだ」
 さっきの声とは正反対の酷く小さく、弱弱しい声だった。
 彼女は彼の顔へとゆっくり視線を移す。
 泣いていた。
 彼女が見る初めての彼の弱い部分だった。
 彼女は彼を抱きしめようと、彼の腕から一回するりと抜けようとする。
 しかし寸前で肩を彼に強い力で掴まれた。
「行くな。俺を置いて行かないでくれ」
 頬を伝う涙を、自分が見せている弱い部分を恥じる事も忘れて彼は彼女に縋り付く。
 彼女は彼を抱き返して、また一滴涙を、さっきのとは少し違う温かい涙を流しながら笑った。
「やめてよ。もっと好きになっちゃうよ、貴方の事」

 月明かりの下、二人は涙を流しながらも幸せそうな顔をして、街の大きなホテルの最上階から月を目指して飛んで行った。

56 :55:06/03/19 16:47:47 ID:fiPaZmxm
改行するの忘れた。orz
「on the Moon」は題名です。すみませんでした。

57 :名前はまだ無い :06/03/19 23:19:14 ID:FrlX34UX
>>54
善と悪がハッキリ別れている
わかりやすいと言えばわかりやすいが はっきり言って陳腐
もっと読者の度肝を抜くような個性的な要素を絡めていかないと読者が飽きると思う

>>55
少なくとも本板のほうに投稿されてる作品より上手いと思う
構成力も表現力も高い ただ、数箇所読み難い場所があった
一度 書いた文章を音読されてみてはどうだろうか

58 :55:06/03/21 11:21:39 ID:w8DERD8/
>>57
アドバイス有難う御座いました。
実際に音読してみました。結構読み難い箇所がありました。これから活かしていける様に頑張ろうと思います。
沢山の褒め言葉も有難う御座いました。とても励みになります。

61 :名前はまだ無い :06/03/25 21:11:13 ID:vSc4x9ao
>>55
強いて言うなら、しぃの設定が分かりにくかったかも。
アンドロイドかなとも思ったけど、奴隷っぽい扱いとか?

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