福島ユナイテッドFC
- 所属リーグ:明治安田生命J3リーグ(2014年から)
- 公式ホームページ
- 運営組織:株式会社AC福島ユナイテッド(代表取締役会長/須佐尚康、代表取締役社長/鈴木勇人)
- ホームタウン:福島市・会津若松市・伊達市・国見町・桑折町・川俣町を中心とする全県
- 活動地域:福島県
- スタジアム:とうほう・みんなのスタジアム(入場可能数:*6464人)
- クラブマスコット:-
- クラブカラー:赤、黒、黄
- 胸スポンサー:サカイ産業
- 背中スポンサー:プロスペクト/福島県
- サプライヤー:ヒュンメル
- クラブの沿革:
2002年/Jリーグ入会を目指すサッカーチームをつくるため「福島夢集団」を結成
2004年/サッカーチーム福島夢集団JUNKERS(ユンカース)を創設
2005年/福島県社会人リーグ3部西ブロック参加。NPO法人福島夢集団を設立
2006年/福島県社会人リーグ2部昇格。東北社会人リーグ2部南所属
FCペラーダ福島に運営譲渡
2007年/東北社会人リーグ2部南ブロック参加
2008年/株式会社フクシマスポーツマネジメント設立。クラブ名を「福島ユナイテッドFC」に改称
2009年/東北社会人リーグ1部昇格
2011年/株式会社AC福島ユナイテッドに営業権譲渡
2012年/全国地域サッカーリーグ決勝大会準優勝
2013年/JFL参加。Jリーグ準加盟クラブとなる
2014年/Jリーグ入会。
明治安田生命J3リーグ参加。東日本大震災に伴う原発事故の影響による風評払拭活動から福島ユナイテッドFC農業部をスタート。
2002年、日韓ワールドカップ開催がきっかけとなり「福島県にJリーグチームを作ろう!」を合言葉に福島市で福島夢集団が結成された。
2004年にはクラブチーム「ユンカース」が結成され翌年から県リーグに参加、また運営組織の福島夢集団もNPO法人に認可された。
2006年、県内のスタジアムに関連してある動きがあった。
JA全農福島がフロンターレの公式試合をあづま陸上競技場を誘致するのにJリーグ側が改修を指示している動きに便乗し福島夢集団は福島市の協力を要請する署名活動を行った。
結果、予定を大幅に上回る署名を福島市に提出して市側もこれを了承、当初あづま陸上競技場の改修はピッチだけ(J側からの要望)だったがスタンドをも
J1加盟基準まで改修が可能になった事で福島夢集団は準加盟申請を決意するに至った。
そこへ、この一連の運動に感銘を受けた、創部25年の歴史を持つ同好会型のアマチュアクラブで、東北リーグ2部南に所属する「FCペラーダ福島」の代表から運営譲渡の申し出があり、福島夢集団はこの申し出を受諾、2007年からはFCペラーダ福島をトップチーム、ユンカースをサテライトチームとする新体制となった。
また2007年から選手兼監督として湘南-水戸の時崎悠選手とプロ契約した。
ユンカースが創部からS級監督枠で確保している資金からのプロ契約でこれによりS級監督は昇格がかかる2011年までに時崎氏に取得してもらう方針とのこと。
なお、時崎氏はすでにC級ライセンスを取得しており、11年までにS級ライセンスの取得は可能。
2007年1月、予定通りJリーグ準加盟申請を行ったが、経営面の不安を指摘され残念ながら承認されなかった。
成績面でも同リーグに所属する
ビアンコーネ福島との直接対決に敗れ2位に終わり、1部への昇格を逃すこととなった。この年は運営、成績の両面で足踏みを余儀なくされた1年だったと言える。
2008年は東北リーグ2部南ブロックを全勝で終え、2部優勝決定戦で
盛岡ゼブラを抑え優勝。ようやく1部昇格を果たした。
2009年はリーグ戦を
グルージャ盛岡と優勝争いを繰り広げ11勝3分の勝ち点36と完全に五分の成績だったが、得失点差わずか1の差で優勝を逃した。地域決勝をかけて臨んだ全社も2回戦でYSCCに敗れた。しかし天皇杯では2回戦で
セレッソ大阪を破る「ジャイアントキリング」を達成した。
2010年はシーズン途中で資金繰りがショートするおそれがあると「緊急事態宣言」が出され県民、企業、サポーターに対し、さらなる支援を呼び掛けた。東北社会人リーグ1部では、最終節まで首位を走るが最終節に2位グルージャ盛岡との直接対決に敗れ2年連続で得失点差で2位という成績に終わった。しかし敗者復活に掛ける全国社会人サッカー選手権大会でベスト4に入り地域決勝大会のチケットを手に入れた。地域決勝大会では昇格候補の
カマタマーレ讃岐・
AC長野パルセイロと同グループという死のグループに組まれグループリーグ3位に終わった。
(なおカマタマーレ讃岐・AC長野パルセイロは昇格を決めた)
2011年は昨年の緊急事態宣言を受けて運営会社が福島県財界が中心となったAC福島ユナイテッドに運営会社が変わり心機一転JFL昇格を目指そうとした矢先、東日本大震災による福島第一原子力発電所事故の影響で多くの選手が退団した。また福島県内での試合が禁止されるが他県でホームの試合を開催する事を条件に東北リーグの参加を認められた。(2011年に東北リーグに参加した福島県内のチームは福島ユナイテッドのみ)
2012年はリーグ戦で優勝、全社、地域決勝共に準優勝となりJFL昇格を果たす。また天皇杯では2回戦で
ヴァンフォーレ甲府、3回戦で
アルビレックス新潟を破り2009年以来の「ジャイアントキリング」を達成した。
最終更新:2023年08月02日 15:26