大武拓人

「クソ！何でこうなった……考えても仕方……！」
「良いから、俺は行く」

大武拓人(おおたけたくと)は、隼による日本のライトノベル警察官から逃げたら異世界に到着しましたの主人公である。

概要

物語のスタートが突然警察に追跡されている真っ最中という登場で読者の度肝を抜いた。
学生であるとかサラリーマンであるとかいった情報は開示されておらず、外見もあまり描写されていないため人物像は少々掴みにくい。性格はややお調子者でいて、状況への適応も早く頭が回る様子。
転移先のグリュック王国、第四王女のメアリー・アンダーソンその他とともにいろいろと仲良く過ごしていくことになる。

嫌いな食べ物はキュウリ。匂いも味も触感もすべて嫌いで、異世界にキュウリがないならラッキーというほど嫌悪している。が、キュウリはその世界にも存在したようだ

交友関係

メアリー・アンダーソン

警察から逃げた先でぶっ倒れた拓人を保護した心優しき王女。グリュック王国の第四王女だが、王位継承権などは低く、住まう屋敷も姉などと比較しても小さいようである(あくまでも相対的にであり、日本人の拓人からしてみれば十分でかかった)。
帰りの遅れた拓人を心配して泣きかけるなど、拓人に思いを寄せているような描写が多い。

アリス

第二話でチンピラに絡まれ、敗北しかけた拓人を助けた少女。魔族。アリスのことを知らないチンピラも、声をかけられただけで恐怖を抱くほどの気迫がある。
またその際、拓人のポッケに銀のブレスレットをこっそり突っ込んだ人物。どうやらそのブレスレットは神話級に位置するほどのとんでもない代物であるようだ。
その後もよく拓人を街に連れ出してデートをしたり、魔法を教えたりしてくれる。

炎の一発で数十匹のワイバーンを消し炭にするなど、戦闘能力もずば抜けている様子。
その時に拓人にどや顔を向けるなど、かわいらしい一面もある。

デートの終わりに拓人にピアスを渡した。このピアスは拓人が窮地に陥るとアリスがそれを分かるというもので、迷惑がかかるからと他人を頼りにくい拓人を守るものらしい。

関連項目

• 隼