グリュック王国

グリュック王国は、による日本のライトノベル警察官から逃げたら異世界に到着しましたに登場し、本作の主な舞台となる架空の国家。

概要

主人公大武拓人が転移した先の国。その世界では名を知らぬ人はいないくらいの大きな国家である。
拓人はその第四王女メアリー・アンダーソンに拾われた。

国を挙げてのお祭り『王国祭』があるらしい。拓人もそのお祭り関連でいろいろと奔走し、エナなどと知り合うことになる。

住人

作品に登場しているのは以下の人物。

メアリー・アンダーソン

第四王女。そのため王位継承権は低いらしい。

腰まで伸びた青い髪、モデル顔負けの容姿を持つ。

作中では、異世界に転移して右も左もわからぬ主人公大武拓人の手助けをしている。屋敷に住まわせたり、この世界について説明したりなど。そうしているうち、拓人に好意を抱いているようだ。
屋敷は小さいとは言いつつもメイド数十人、部屋数十個を擁する大邸宅である。王族の中では相対的に小さいということらしい。メイドなども含め、どうやら女性しかいないようだ。1:4というこの世界の男女比率も要因ではあるとのこと。

アン

メアリー・アンダーソンのお屋敷のメイドさん。
大武拓人の外出時の付き添いをしたり、荷物を持ったりとしっかりしたメイドである。

エナ

貧乏な商人。

小学生と間違われるくらいの低身長だが、れっきとした大人。そのため身長は若干コンプレックス。
黒髪ポニーテール、白いブラウス、黒のワンピースがいつものスタイル。

日用品、道具などを売る店を営んでおり、王国祭で使うものを集めるために買い物をしていた大武拓人と出会った。
その時は空腹で倒れかけており、拓人が水と焼き鳥をあげて元気になった。
靴、ナイフ、上着など採取用のグッズを一通り揃えて銀貨九枚という破格の値段で販売しているが、その安さゆえ収入もほぼなく、死にかけ生活を毎日送っているらしい。利益がない→ご飯がない→店で倒れたまま→客が寄り付かなくなる→利益がない……というスパイラル状態だったようだ。

実は店舗を複数所有しており、客がそれぞれの場所に来るたびに転移魔法でテレポートしているらしい。サンズ

王国祭

グリュック王国で行われる大規模な祭り。全三日間で、それぞれ『採取』『狩猟』『宴』が行われる。

元ネタ

実は北海道に『グリュック王国』の名前を冠するテーマパークが存在した。中世ドイツとグリム童話をモチーフにしたもので、1989年から2007年まで経営されていた。
詳細はWikipediaなどを参照のこと。

関連項目


最終更新:2025年07月16日 10:28