ファイジェオ・アロードカスター

ファイジェオ・アロードカスターは、くろこげめろんの創作に登場するキャラクター。初出はシドニーステップ?

概要

赤いマフラーが特徴的な少年で、年齢は十四。
その若さに見合わず非常に物事をドライに見る考えの持ち主で、後述の経歴が大きく関係している。

本編ではエクセプショナル?と共にアルドヴァノンへ向かい、バイクでグレマディーザの数千キロを走破した。
希死念慮の持ち主で、アルドヴァノンに行く理由も穏やかな死を迎えるため。

経歴

本編開始前に長編ライトノベルのネタになりそうな人生を送っていたとのこと。

貴族家の中でも騎士の名門であるアロードカスター家の長男として生まれ、小さい頃から剣術漬けで育った将来有望な跡継ぎ。
しかし『戴冠の祝福』の儀式にて、ファイジェオが大ハズレの祝福を引いた挙げ句、弟が遥かに強力な祝福を授かったために一斉に手のひらを返され、僻地に追放される。

その後、いろいろあって弟らを含むかなりの人数に復讐を果たし(これのせいで一晩でアロードカスター家の半数が死亡した)、急遽当主として迎え入れられる。
復讐自体は法で認められた正当な決闘により行ったもののようで、罪には問われないらしい。策謀で陥れようにも、ファイジェオが強すぎるため実行に移せていないのだとか。

もっともファイジェオ本人からするとそんな家の当主などまっぴらごめんであり、財力はあるためいくらかいいように使ってはいるが戻るつもりはないとのこと。

復讐という人生の大目標を遂げてしまったがためにファイジェオは生きる意味を失い、さらに人間の醜さに絶望したためにシドニーステップ?の一件に至った。

魔法

固有魔法は『数百万天の赤紫陽花(スターリーシップ・ハイドランジア)』。
詳細は述べられていないため分かっていないが、発動中は大剣が炎で赤く燃え上がる。その火は舞い散る赤紫陽花のようと形容される美しいもの。エクセプショナル曰く『フゼイがある』。
おそらく武器に炎を纏わせるといったふうな強化系の能力であろう。

揺心熔結(プラグ・マ・パティア)

ファイジェオの大剣。
握っていない状態から瞬時に出現する描写があり、亜空間収納関連の機能があるかもしれない。
名前の由来は『プラグマ』と『アパテイア』だろうか。どちらもギリシャ語の語句で、それぞれ『行い』と『不動心』を指す。

外見

Kuru⁵によってデザインが投稿されている。
ボサボサの黒い髪は半分だけバックにまわしており、また後ろ髪の一部だけは白い。
瞳は分かりにくいが青/紫となっており、ハイライトはない。
頬には赤いパーツのようなものがある。

白い服・黒いズボンで、ぼやぼやの赤いマフラーが特徴。マフラーはファイジェオの魔法の炎が『朧のよう』と形容されるのにも通じるところがある。

関連項目




最終更新:2025年10月08日 11:02