劇場公開版
- 1988年公開。日本では未公開だったが、日曜洋画劇場にて「地獄のマッド・コップ」という題で放送されて以降話題となる。
- 暴漢に殺されたがその後蘇り、人々を殺していく「マニアック・コップ」をアッシュ…じゃなかったブルース・キャンベルと「カリフォルニア・ドールズ」の片方、ローレン・ランドンが追う話。
- 二人もそうだが、トム・アトキンス(「リーサル・ウェポン」の冒頭で飛び降りる売春婦のお父さん、って言っても印象薄)、リチャード・ラウンドトゥリー(「黒いジャガー」)といった有名なんだかそうじゃないんだかわからない人がたが出演するのも特徴。
- そのわりに、シャア、アラレちゃん、悟空、一人2役やっちゃうチョイ役でもマスオさんという豪華な声優陣が吹き替えしてるのも有名。
- なお、ブルース・キャンベル出演ということもあり、サム・ライミ監督がゲスト出演している。
日本版テレビ放送バージョン
- で、前述の「地獄のマッド・コップ」。実は本国からの要請により、日本オリジナルのシーンを追加している。
- 主にマニアック・コップ対策に手を焼く市長とその秘書がらみのシーン。ついでに本編でマニアック・コップの資料をくれるそろそろ定年の警察官が登場する。
主な相違点
- 市長と秘書の一連のシーンの追加。
- マニアック・コップによる3番目の殺人の後、マニアック・コップに対する対策を話し合うシーン。
- マクレーがマニアック・コップの情報をメディアに発表した後、市長がマニアック・コップに関する声明を発表しようとするシーン。
- ジャック(ブルース・キャンベル)が妻殺しの容疑で逮捕された後、その事を市長が発表するシーン。
- マニアック・コップが自らの過去を回想するシーンの後、資料室付の警察官が市長に呼ばれ、マニアック・コップの正体を教えるシーン。
- 本編で茶髪だった警察官が白髪になってるというミスつき。
↑本編のおじさん。
- ジャックとテレサ(ローレン・ランドン)が警察署から逃げ出した後、市長と秘書がトイレで話し合うシーン。
- テレサが警察署に向かったシーンの後、市長が聖パトリック祭の出席を拒むシーン。
- マニアック・コップが死んだと聞き、安堵するシーン(エンディング)
- 本編では生死不明のような終わり方であったが、このエンディングでは…(以下反転)市長のもとにマニアック・コップが現れ、市長を殺害する…。
ソフト情報
- 日本版の追加シーンはキングレコード盤DVD、ハピネット盤DVD・Blu-ray、はたまた海外版にも特典として収録されている。
- 2014年に発売されたハピネット盤Blu-rayでは、劇場公開版と日本版テレビ放送バージョンを選択できる。
- 日本版テレビ放送バージョンはHDの本編映像(16:9)に、SDのテレビ版追加シーン(4:3)が適宜追加、音声は日本語吹替のみとなっている。
- なお、注意してほしいのが、Blu-rayにも同時発売されたDVDにも追加シーンは収録されているが、本編に挿入された形で見られるのはBlu-rayのみであり、しかも特典としての追加シーンは英語音声+日本語字幕で収録されているので、このシーンの日本語吹替はBlu-rayでしか聞けない。
- 羽佐間道夫による軽妙な吹き替えを楽しみたい人はBlu-rayを買いましょう。
最終更新:2015年09月06日 18:42