ロボコップ

劇場公開版

  • 1987年公開。「ターミネーター」と並ぶ80年代B級映画の傑作。勧善懲悪ヒーローものかと思ったら脳天ぶち抜き・人体グチャグチャなど、ポール・ヴァーホーヴェン監督お得意のグロがトラウマを残すことになる。
  • 90年に「2」、93年に「3」、そして2014年にリメイクが公開されるが、空飛ぶロボコップよりスマートなロボコップより、このガッチリした無骨なロボコップがすき。常に相手を見ないででっかいオート9をぶっ放すロボコップがすき。ベビーフードみたいな味のする栄養剤を飲んでるのかと思いきや、本当にベビーフードを食ってたロボコップがすき。

ディレクターズ・カット版

  • ヴァーホーヴェン監督がグロを盛り込みすぎたせいで公開時にカットせざるを得なくなったシーンを復活させたバージョン。
    • 基本的に、「X-rate(日本で言うところのR指定)に指定されると興行収入が落ちる」ため、刺激の強いシーンは劇場公開でカットしソフトでお披露目、というのが定番だが、それにしても刺激が強すぎる。
    • ところでどうしてこんなにグロいのかと思ったら、監督曰く「そういうのを映さないとリアルじゃない」とのこと。なーるほど…か?

主な相違点

  • ED-209(でっかい警備ロボ)のお披露目会、にて、ED-209が暴走しオムニ社社員を殺してしまうシーンが長くなった。
  • マーフィー(ピーター・ウェラー)が警官に殺害されるシーンにて、マーフィーが直接映るシーンが長くなった他、頭を撃ち抜かれるシーン、ルイス(ナンシー・アレン)がマーフィーの亡骸の前で悲しむシーンが長くなった。
  • クラレンス(カートウッド・スミス)の死亡シーンがクローズアップに。

アメリカTV放映版

  • 基本TV放映版のカットの違いまで網羅すると大変なので割愛しているが、本作は特別面白いので紹介。
  • アメリカでTV放映する際は放送コードの関係から、卑語や残虐シーンをカットする、またはセリフやシーンを変えた別バージョンに差し替えることがままある。
    • 本作でもシーンの差し替えが行われている。例えばクラレンスが吐く血反吐がチューインガムになってるなど。
  • その中で最も面白いのが、エミール(ポール・マクレーン)が車にひかれてバラバラになるシーンの差し替え。
    • なんとクラレンスはエミールを轢かないでよける。しかもその後は普通に映画が進むのでエミールは放置されるのだ。
    • こちらが問題の差し替えシーン。是非ご覧いただきたい。

主な相違点

  • 上記動画参照。放送コードに引っかかるシーンを撮りなおしている。

ソフト化情報

  • 現在発売されているDVDのうち、「ロボコップ(特別編)」には劇場公開版、「ロボコップ ディレクターズ・カット」にはディレクターズ・カット盤が収録されている。
    • また、「新生アルティメット・エディション」を初めとした2枚組DVDには両方が同時収録されている。
  • 現行Blu-rayは「吹替の帝王」(日本語吹替に特化したBlu-rayシリーズ)を含めすべてディレクターズ・カット版が収録されている。

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最終更新:2017年06月18日 19:07
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