謀略の夜 ◆DZllJyXPF2
最初に説明しておくと、雨生龍之介のテンションは最高潮であった。
「く…………COOOOOOOLッ!!!」
此度の殺し合いの舞台となった孤島の南の外れ。
地図上では【F-5】と記されたその場所に建つ神社の境内で、
龍之介は先程見せられた光景に対する興奮を、包み隠さず表現していた。
地図上では【F-5】と記されたその場所に建つ神社の境内で、
龍之介は先程見せられた光景に対する興奮を、包み隠さず表現していた。
「なんつーCOOLなコトやらかしてくれるんだよ、あの紫って女!
殺し合い?このご時世にそんな馬鹿みたいなこと考えるヤツがホントにいるのかよ!
いいねぇいいねぇ!そういうブッとんだ考えって大好きだよ俺!
それに加えて地獄だって?スゲェ!
俺地獄なんて見たことねぇけど、想像してたモンよりずーーーーーっとスッゲェとこみたいじゃん!
何をどうやったら、あんな声で人間が鳴くんだろ……想像しただけでワクワクが止まらねぇや!」
殺し合い?このご時世にそんな馬鹿みたいなこと考えるヤツがホントにいるのかよ!
いいねぇいいねぇ!そういうブッとんだ考えって大好きだよ俺!
それに加えて地獄だって?スゲェ!
俺地獄なんて見たことねぇけど、想像してたモンよりずーーーーーっとスッゲェとこみたいじゃん!
何をどうやったら、あんな声で人間が鳴くんだろ……想像しただけでワクワクが止まらねぇや!」
背負い袋のたまたま入っていた鉄製の扇を振り回して小躍りする青年の姿は、
お気に入りの玩具を手にした子供のように無邪気で、未知の迷宮を発見した冒険家のように好奇心に満ち溢れていた。
死という存在の本質を知りたいがために、心の赴くまま何十人もの人間の命を奪った純真無垢な快楽殺人者。
それが、この殺し合いの地に呼ばれた主従の“主”雨生龍之介である。
お気に入りの玩具を手にした子供のように無邪気で、未知の迷宮を発見した冒険家のように好奇心に満ち溢れていた。
死という存在の本質を知りたいがために、心の赴くまま何十人もの人間の命を奪った純真無垢な快楽殺人者。
それが、この殺し合いの地に呼ばれた主従の“主”雨生龍之介である。
「ああ、生で見たらどうなるってんだろうなぁ……リアルで見てみたいなぁ……!
ん?地獄ってリアルで見るにはやっぱり死ななきゃいけないのか?
そこんとこどうなんだろ、生きたまま地獄だけ見て帰ってくるって出来んのかなぁ……
―――ねぇどう思う、青髭の旦那ぁ?」
ん?地獄ってリアルで見るにはやっぱり死ななきゃいけないのか?
そこんとこどうなんだろ、生きたまま地獄だけ見て帰ってくるって出来んのかなぁ……
―――ねぇどう思う、青髭の旦那ぁ?」
散々1人ではしゃぎまわっていた龍之介は、ふっと浮かんだ疑問に答えを求めて後ろを振り返る。
振り返った先……神社の賽銭箱の側に、1人の男が立っていた。
雲を突くような長身に漆黒のローブを纏い、浮世離れした雰囲気を持つ土気色の顔をした男。
両生類を思わせる大きな瞳が、時折何かの思考に気難しげに細められる。
振り返った先……神社の賽銭箱の側に、1人の男が立っていた。
雲を突くような長身に漆黒のローブを纏い、浮世離れした雰囲気を持つ土気色の顔をした男。
両生類を思わせる大きな瞳が、時折何かの思考に気難しげに細められる。
青髭の旦那と呼ばれたこの人物こそが、龍之介の“従”キャスターという名で名簿に記されている男だ。
その真の名をジル・ド・レェ。
英仏百年戦争のフランス軍の元帥にして、黒魔術と悪魔召喚に心酔した“聖なる怪物(モンストル・サクレ)”
聖杯の奇跡によって呼び出された、魔術師の英霊(サーヴァント)である。
もっとも、龍之介は旦那のことを従者だなんて全く思っていない。
それどころか、自分が彼から学んだ素晴らしき死と恐怖の哲学を考えれば、龍之介の方こそ彼の弟子と呼ぶべきかもしれないのだ。
その真の名をジル・ド・レェ。
英仏百年戦争のフランス軍の元帥にして、黒魔術と悪魔召喚に心酔した“聖なる怪物(モンストル・サクレ)”
聖杯の奇跡によって呼び出された、魔術師の英霊(サーヴァント)である。
もっとも、龍之介は旦那のことを従者だなんて全く思っていない。
それどころか、自分が彼から学んだ素晴らしき死と恐怖の哲学を考えれば、龍之介の方こそ彼の弟子と呼ぶべきかもしれないのだ。
そんな従者であり師匠でもあるこの男は、先程から一冊の「本」を手にしたまま何かをブツブツと呟いている。
支給された背負い袋から取り出された本には、龍之介もよく見覚えがあった。
元々、青髭の旦那の持っていた本―――彼が不思議な術を行使する時に使用する、人の皮膚によって装丁された書物である。
どうにも気になり、龍之介は彼の傍らに寄っていく。
支給された背負い袋から取り出された本には、龍之介もよく見覚えがあった。
元々、青髭の旦那の持っていた本―――彼が不思議な術を行使する時に使用する、人の皮膚によって装丁された書物である。
どうにも気になり、龍之介は彼の傍らに寄っていく。
「なぁ旦那、さっきから何かもごもご呟いてるけどどうしたの?
その本って旦那がいっつも持ってる奴だよねぇ……なんかおかしなことでもあった?」
「おかしな事……そうですね」
その本って旦那がいっつも持ってる奴だよねぇ……なんかおかしなことでもあった?」
「おかしな事……そうですね」
ぎょろり、とキャスターの視線が龍之介に向けられる。
「確信は深く持てませんが……少しばかり、試してみた方がよいのでしょう。
リュウノスケ、少し下がっていてください」
「えー?」
リュウノスケ、少し下がっていてください」
「えー?」
怪訝な顔をしながらも龍之介が後ろへ下がったのを見ると、キャスターは手にした書物を広げた。
細長い指がページを捲り、目当てらしき場所で、その指が止まる。
細長い指がページを捲り、目当てらしき場所で、その指が止まる。
「■■■■、■■■■■■■■―――」
龍之介には上手く聞き取れない、聞き取れたとしても意味を理解することはできないであろう言葉。
唯一理解できたのは、キャスターがいつも怪物を呼び出す時に紡ぐ呪文……ということだけ。
唯一理解できたのは、キャスターがいつも怪物を呼び出す時に紡ぐ呪文……ということだけ。
キャスターの手にする書物から溢れ、夜気を震わせる異能の波。
魔書とその持主たるキャスターから放たれる、常人には知られることのない「魔力」の奔流。
その迸る力を受け……キャスターの目の前、境内の石畳の上に赤黒い異物が湧き出る。
極限まで濃縮された血の様な色をしたそれは、うねり、膨れ上がり、異形の姿と変貌を遂げ―――
魔書とその持主たるキャスターから放たれる、常人には知られることのない「魔力」の奔流。
その迸る力を受け……キャスターの目の前、境内の石畳の上に赤黒い異物が湧き出る。
極限まで濃縮された血の様な色をしたそれは、うねり、膨れ上がり、異形の姿と変貌を遂げ―――
ごぽり。
と、呼び出されようとしていた異形が揺らぐ。
赤黒い表面が沸騰するように沸き立つと、ぶるぶると震え………爆ぜた。
ぶしゅう、と大きな音を立て、生命になりそこなった肉塊が破裂する。
沸き立つ血液が溢れ、血煙となって辺りに流れ出る。
赤黒い表面が沸騰するように沸き立つと、ぶるぶると震え………爆ぜた。
ぶしゅう、と大きな音を立て、生命になりそこなった肉塊が破裂する。
沸き立つ血液が溢れ、血煙となって辺りに流れ出る。
「うわ……」
別にスプラッタな物には慣れっこだが、むせかえる血の臭いに顔をしかめる龍之介。
キャスターはその光景に「ふむ」と頷き手にした本をぱたりと閉じた。
キャスターはその光景に「ふむ」と頷き手にした本をぱたりと閉じた。
「やはり、そうですか。
……ヤクモユカリ、と言いましたか。なかなか厄介な真似をしてくれる」
「え?あの、旦那……1人で納得しないでほしいんだけど……
どういうことか説明してくんない?」
……ヤクモユカリ、と言いましたか。なかなか厄介な真似をしてくれる」
「え?あの、旦那……1人で納得しないでほしいんだけど……
どういうことか説明してくんない?」
小首を傾げる龍之介に、キャスターは穏やかな笑みを作って振り返る。
「リュウノスケ、私がこの書物をいつも何に使っているか覚えていますか?」
「とーぜん、旦那が怪物呼びだしたり、不思議なチカラ使う時に読んでる本でしょ?」
「ええ、その通り。この魔書は我が盟友が遺してくれた物。
これにより私は自らの魔力を気にすることなく、数々の秘術を使いこなすことができる」
「とーぜん、旦那が怪物呼びだしたり、不思議なチカラ使う時に読んでる本でしょ?」
「ええ、その通り。この魔書は我が盟友が遺してくれた物。
これにより私は自らの魔力を気にすることなく、数々の秘術を使いこなすことができる」
しかし、とキャスターは言葉を途切れさせ、表情を歪める。
「―――忌々しいことに、この魔書になんらかの細工が施されているのです。
普段のように書から無限の魔力を引き出すことができず、術自体にも枷が掛けられている。
……十中八九、あのユカリという者の仕業でしょう。」
普段のように書から無限の魔力を引き出すことができず、術自体にも枷が掛けられている。
……十中八九、あのユカリという者の仕業でしょう。」
苦々しげに語るキャスターに、龍之介は彼の言った事を反芻する。
一拍、二拍の沈黙の後、龍之介は驚愕して慌てふためいた。
一拍、二拍の沈黙の後、龍之介は驚愕して慌てふためいた。
「えっ……つまり、いつもみたいに怪物呼びだすとか、真っ二つになっても死なない様にするとか……
あの力、使えなくなっちゃったの!?」
「完璧に使えない、という訳ではありません。
記された術には使える物もありますし、私自身の魔力を書に送り込めば、ある程度は行使することができるでしょう。
幾分普段より劣った力になることは避けられませんし、消費する私自身の魔力も少なくはないでしょうが……ね」
あの力、使えなくなっちゃったの!?」
「完璧に使えない、という訳ではありません。
記された術には使える物もありますし、私自身の魔力を書に送り込めば、ある程度は行使することができるでしょう。
幾分普段より劣った力になることは避けられませんし、消費する私自身の魔力も少なくはないでしょうが……ね」
そんな、と悲しそうにうなだれる龍之介に、キャスターは申し訳なさそうな顔を向ける。
子供のおねだりを聞いてあげられない親の様に優しげなその笑みは、異形の怪物を操る魔術師としての側面は一片も感じられなかった。
子供のおねだりを聞いてあげられない親の様に優しげなその笑みは、異形の怪物を操る魔術師としての側面は一片も感じられなかった。
「すみません、リュウノスケ……この異様な戦いの地では、私の力を存分に振るうことはできない。
普段の力さえあれば、すぐさま他の主従達を皆殺しにすることも可能なのですが……」
「……やだな、そんな事言わないでよ旦那」
普段の力さえあれば、すぐさま他の主従達を皆殺しにすることも可能なのですが……」
「……やだな、そんな事言わないでよ旦那」
謝罪の言葉に、慌てて龍之介は顔を上げて弁解する。
「そもそも、俺がいっつも旦那に頼りっぱなしなのが駄目なんだしさ。
細工されちゃったもんはどうしようもないし、仕方ないよ。
何とかして細工を解くか、旦那の負担が少なくて済むように俺が頑張ればいいんだよ」
「ありがとうございます、リュウノスケ。
幸いにも術を使う術は、私自身の魔力を使う以外にも手段は残されている。
いつものように贄の血肉を介して召喚の呪詛を紡げば、多少は負担を軽減する事が出来るでしょう」
「ニエ?贄……ああ!それって死体のことね!
オッケーオッケー!なら話は簡単だ!いつもの様に何人かちょちょいっと引っ掛けて、ズパッとやっちゃえばいいんだろ!
真正面からの殺しは苦手だけど、お人好しそうなのを騙すのなら大得意だし……なんとかなるって、旦那!」
細工されちゃったもんはどうしようもないし、仕方ないよ。
何とかして細工を解くか、旦那の負担が少なくて済むように俺が頑張ればいいんだよ」
「ありがとうございます、リュウノスケ。
幸いにも術を使う術は、私自身の魔力を使う以外にも手段は残されている。
いつものように贄の血肉を介して召喚の呪詛を紡げば、多少は負担を軽減する事が出来るでしょう」
「ニエ?贄……ああ!それって死体のことね!
オッケーオッケー!なら話は簡単だ!いつもの様に何人かちょちょいっと引っ掛けて、ズパッとやっちゃえばいいんだろ!
真正面からの殺しは苦手だけど、お人好しそうなのを騙すのなら大得意だし……なんとかなるって、旦那!」
ぽんぽんと安心させるようにキャスターの肩を叩き、笑いかける龍之介。
その姿を見、キャスター自身も安堵の笑みを浮かべて微笑んだ。
その姿を見、キャスター自身も安堵の笑みを浮かべて微笑んだ。
―――全くもって余談だが、雨生龍之介とキャスター“ジル・ド・レェ”
この2人は第四次聖杯戦争において、1,2を争うほどに強い絆によって結ばれたペアである。
龍之介はキャスターを自らの狂った感性の共感者、ひいては殺人の師と仰ぎ。
それ対してキャスターは、特異な世界観・哲学を持つ龍之介に対し敬意を評す。
王道な主従の繋がりではなく、倫理の楔から外れた異常者達に生まれる同族としての繋がり。
それこそが2人の間に、奇妙奇天烈な絆を作り上げていた。
この2人は第四次聖杯戦争において、1,2を争うほどに強い絆によって結ばれたペアである。
龍之介はキャスターを自らの狂った感性の共感者、ひいては殺人の師と仰ぎ。
それ対してキャスターは、特異な世界観・哲学を持つ龍之介に対し敬意を評す。
王道な主従の繋がりではなく、倫理の楔から外れた異常者達に生まれる同族としての繋がり。
それこそが2人の間に、奇妙奇天烈な絆を作り上げていた。
キャスターの顔から悲しみの色が消えたのを見ると、龍之介はよし、と気合を入れるように声をあげた。
「まずは当面の方針が決まった所でさぁ、これからどうする?旦那。
やっぱ、俺達以外の人間皆殺しにしちゃう感じ?」
「勿論、と言いたいところですが……少しばかり、様子を見た方がよさそうです。
私達以外にもどんな人間がいるか分かりませんし、できれば私の魔力も温存したい。
……何よりあのユカリという者の言った事、それがが全て真実かどうかは疑わしい。
戦の礼儀を知らない相手に、律儀に約束を守る気があるかどうかも怪しいものです。
それに我が盟友の書物に手を加える程の異能の術……それがある以上、侮ってかかれる相手ではない」
「あー、そりゃそうだ……そう考えるとムカツクよねぇ、あの女。
こっちの都合も考えないで勝手に呼び出しやがってさぁ、せっかく旦那がスッゲーお祭り騒ぎの企画立ててたのに」
やっぱ、俺達以外の人間皆殺しにしちゃう感じ?」
「勿論、と言いたいところですが……少しばかり、様子を見た方がよさそうです。
私達以外にもどんな人間がいるか分かりませんし、できれば私の魔力も温存したい。
……何よりあのユカリという者の言った事、それがが全て真実かどうかは疑わしい。
戦の礼儀を知らない相手に、律儀に約束を守る気があるかどうかも怪しいものです。
それに我が盟友の書物に手を加える程の異能の術……それがある以上、侮ってかかれる相手ではない」
「あー、そりゃそうだ……そう考えるとムカツクよねぇ、あの女。
こっちの都合も考えないで勝手に呼び出しやがってさぁ、せっかく旦那がスッゲーお祭り騒ぎの企画立ててたのに」
頷く龍之介に、弟子を導くようにキャスターが続ける。
「ええ、そのことは残念という他ありません。
しかし、かの地で宴を催せなかった事を嘆く必要は無い……
多少難易度は上がりますが、ここでも同じような宴を催せばいい」
「おお!さっすが旦那!こんな時でもCOOLな事する気満々じゃん!」
しかし、かの地で宴を催せなかった事を嘆く必要は無い……
多少難易度は上がりますが、ここでも同じような宴を催せばいい」
「おお!さっすが旦那!こんな時でもCOOLな事する気満々じゃん!」
目を輝かせる龍之介に、キャスターは気を良くした様に笑いながら言葉を続ける。
「まずは我が軍勢を呼び出す為の贄の捕獲。私達の安全の為にも、これは最優先で行うべきでしょう。
それと並行し、あのヤクモユカリの情報を集めるとしましょう。
ここには少なからぬ参加者がおり、またこの地をあの者が用意したのなら、なんらかの痕跡も残っているはず。
どのような力を持っているか、あの者の元へ至る方法はあるのか、何が目的でこの殺し合いを行うのか……なんでも良い。
状況把握は、戦に勝利する道への重要な足がかりとなるのですからね」
それと並行し、あのヤクモユカリの情報を集めるとしましょう。
ここには少なからぬ参加者がおり、またこの地をあの者が用意したのなら、なんらかの痕跡も残っているはず。
どのような力を持っているか、あの者の元へ至る方法はあるのか、何が目的でこの殺し合いを行うのか……なんでも良い。
状況把握は、戦に勝利する道への重要な足がかりとなるのですからね」
何か質問は?という視線を龍之介に向け、キャスターはそこで言葉を止めた。
「うん、よく分かったよ旦那。
言いなりになるのも気に食わないし、あの女を出し抜く方法も探さなくちゃな!」
「ええ、その通り……我らが従う理由はなく、道理もない。
相手が手段を選ばないのですから、こちらも選ぶ必要はありません。
―――それでは、」
言いなりになるのも気に食わないし、あの女を出し抜く方法も探さなくちゃな!」
「ええ、その通り……我らが従う理由はなく、道理もない。
相手が手段を選ばないのですから、こちらも選ぶ必要はありません。
―――それでは、」
魔術師はニコリと聖者のような笑みを浮かべ、マスターへ告げた。
「我らが求める至上の殺戮、神へ見せつける嗜虐と絶望の宴の為に。
参りましょうか、リュウノスケ」
「合点だぜ、青髭の旦那!
俺がアンタについてくのに、つまんねぇ許可なんかいるもんか!」
参りましょうか、リュウノスケ」
「合点だぜ、青髭の旦那!
俺がアンタについてくのに、つまんねぇ許可なんかいるもんか!」
笑い合う主従はとても平和で、キャスターの時代錯誤な衣装を除けばどこにでもありそうな光景だった。
彼らの人となりを知らなければ、ここが殺し合いの地でなければ、違和感のないものだった。
彼らの人となりを知らなければ、ここが殺し合いの地でなければ、違和感のないものだった。
ただ、神社の石畳の中央に色濃くその痕跡を残す、生命になりそこねたおぞましい肉塊が。
ここが殺戮の地であり、彼らが紛れもない異常な存在であることを、血の香りと共に物語っていた。
ここが殺戮の地であり、彼らが紛れもない異常な存在であることを、血の香りと共に物語っていた。
【F-5/神社/1日目-深夜】
【主:雨生龍之介@Fate/Zero】
[主従]:キャスター@Fate/Zero
[状態]:健康、令呪3画
[装備]:鉄扇@うたわれるもの、背負い袋(基本支給品、不明支給品x2)
[方針/行動]
基本方針:青髭の旦那に付いていく。
1:旦那が怪魔を呼ぶ為の生贄を探す。
2:八雲紫についての情報を集める。
3:殺せる相手は、いつも通り楽しく殺す。
※参戦時期は巨大海魔召喚の直前です。
※名簿未確認。
【主:雨生龍之介@Fate/Zero】
[主従]:キャスター@Fate/Zero
[状態]:健康、令呪3画
[装備]:鉄扇@うたわれるもの、背負い袋(基本支給品、不明支給品x2)
[方針/行動]
基本方針:青髭の旦那に付いていく。
1:旦那が怪魔を呼ぶ為の生贄を探す。
2:八雲紫についての情報を集める。
3:殺せる相手は、いつも通り楽しく殺す。
※参戦時期は巨大海魔召喚の直前です。
※名簿未確認。
【F-5/神社/1日目-深夜】
【従:キャスター@Fate/Zero】
[主従]:雨生龍之介@Fate/Zero
[状態]:魔力消費(小)
[装備]:螺湮城教本@Fate/Zero
[方針/行動]
基本方針:殺し合いを盛り上げつつ、八雲紫を出し抜く術を探す。
1:怪魔を呼ぶ為の生贄を探す。
2:八雲紫についての情報を集める。
3:螺湮城教本の制限を解きたい。
※参戦時期は巨大海魔召喚の直前です。
※名簿未確認。ジャンヌ(セイバー)が参戦していることに気付いていません。
【従:キャスター@Fate/Zero】
[主従]:雨生龍之介@Fate/Zero
[状態]:魔力消費(小)
[装備]:螺湮城教本@Fate/Zero
[方針/行動]
基本方針:殺し合いを盛り上げつつ、八雲紫を出し抜く術を探す。
1:怪魔を呼ぶ為の生贄を探す。
2:八雲紫についての情報を集める。
3:螺湮城教本の制限を解きたい。
※参戦時期は巨大海魔召喚の直前です。
※名簿未確認。ジャンヌ(セイバー)が参戦していることに気付いていません。
【螺湮城教本(プレラーティーズ・スペルブック)@Fate/Zero】
人間の皮膚で装丁された書物。深海の水魔の類を召喚し使役できる。
呪文が記されているだけの紙の束ではなく、それ自体が大容量の魔力炉を備えている。
キャスターはこれから呪文を読み取って行使するのではなく、魔力の発動源であるこれを自在に使役する。
作中では表紙を裂かれても復元したことから、ある程度の自己再生能力を持つと思われる。
人間の皮膚で装丁された書物。深海の水魔の類を召喚し使役できる。
呪文が記されているだけの紙の束ではなく、それ自体が大容量の魔力炉を備えている。
キャスターはこれから呪文を読み取って行使するのではなく、魔力の発動源であるこれを自在に使役する。
作中では表紙を裂かれても復元したことから、ある程度の自己再生能力を持つと思われる。
ロワ内では以下の制限を受けている。
- 使用可能な魔術は「怪魔の召喚」と「治癒」のみ。
- 怪魔の召喚には、使用者の魔力消費(大)を必要とする。
- 生贄(死体や人体の一部等)を使用することにより、魔力消費を軽減する事が可能。
- 召喚された怪魔が倒された場合、その怪魔を生贄として新たな怪魔を召喚することは可能。ただし魔力を必要とする。
- 怪魔の大きさは成人男性と同程度。
- 治癒魔術の魔力消費は治す怪我の度合いによって変わる。ただし致命傷を治す事はできない。
| 前:血まみれ 女王 クレイモア: | 投下順に読む | 次:幻燈蝶蛾銀河帝国 |
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| キャスター |