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ゲームの流れ

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ゲームの流れ

各フェイズ、各ステップの流れと、何ができて何ができないのかを一纏めに説明。

Magic Workstationに於ける優先権について

インスタント・タイミングと呼ばれる優先権について。
優先権はアクティブ・プレイヤーから得て、その後プレイヤーが得ます。
打ち消しや除去、能力の起動など、タイミングを逃すと取り返しが付かなくなることがあります。
口論になったり不愉快な気分でゲームに敗北したりすることになります。
揉め事を避けるためにも、優先権の確認はしっかりと行うことをお勧めします。

幸いMagic Workstationにはマクロチャットがあり、最初から「OK」「OK?」「WAIT!」などが用意されています。
優先権が発生した時や、呪文を唱えた時は、チャットを使って確認を取りましょう。

ゲーム開始前

先攻、後攻の決定

お互いサイコロを振り、数が大きかった方が先攻・後攻の望む方を採れます。
サイコロ以外にも様々な方法がありますが、Magic Workstationではサイコロがやりやすいでしょう。

手札とマリガン

お互い手札となる7枚のカードを引きます。
Magic Workstationでは"Ctrl + M"で引くことができます。

先攻からマリガンを行うかどうかの宣言をします。
Magic Workstationでは"Ctrl + M"でマリガンすることができます。
マリガンは7回まで行うことができます。(7回行うと手札は0枚になります)
先攻がマリガンを行わない宣言をした後、後攻がマリガンを行うかどうかの宣言をします。
後攻がマリガンを行わない宣言をした後、ゲームを開始します。

開始フェイズ

アンタップ・ステップ

このステップはカード能力によって飛ばされる場合がある。
飛ばされた場合、ここに書いてある処理は一切せずに次のステップへ移る。

アンタップ

タップ状態のパーマネントの内、アンタップ可能なものをすべてアンタップします。
Magic Workstationでは"Ctrl + U"ですべてのパーマネントをアンタップできます。

アップキープ・ステップ

このステップはカード能力によって飛ばされる場合がある。
飛ばされた場合、ここに書いてある処理は一切せずに次のステップへ移る。

誘発能力の発生

「アップキープの開始時に」から始まる誘発能力が発生する。

インスタント・タイミング

誘発能力の解決が行われた後、アクティブ・プレイヤーは優先権を得て、プレイヤーは呪文を唱えたり、能力を起動したりできる。

ドロー・ステップ

このステップはカード能力によって飛ばされる場合がある。
飛ばされた場合、ここに書いてある処理は一切せずに次のステップへ移る。

ドロー

アクティブ・プレイヤーはカードを1枚引く。これは起因処理であり、スタックではない。

誘発能力の発生

「ドロー・ステップの開始時に」から始まる誘発能力が発生する。
「追加で2枚引く」は、ドロー・ステップの起因処理の1枚に加えて2枚の合計3枚である。

インスタント・タイミング

誘発能力の解決が行われた後、アクティブ・プレイヤーは優先権を得て、プレイヤーは呪文を唱えたり、能力を起動したりできる。

メイン・フェイズ

誘発能力の発生

「メイン・フェイズの開始時に」から始まる誘発能力を解決する。

ソーサリー・タイミング

メイン・フェイズはソーサリー・タイミングとも呼ばれ、土地カードやソーサリー呪文をプレイできる。
通常、土地は1ターンに1枚しかプレイできない。
また土地とソーサリーはスタックが空のときにしかプレイできない。

戦闘フェイズ

このフェイズはカード能力によって二度行う場合がある。
その場合、ここに書いてある一連の処理を二度行う。

戦闘開始ステップ

インスタント・タイミング

アクティブ・プレイヤーは優先権を得て、プレイヤーは呪文を唱えたり、能力を起動したりできる。
クリーチャーを事前にタップし、攻撃や防御に参加できないようにする最後のチャンスである。

攻撃クリーチャー指定ステップ

攻撃クリーチャーの指定と攻撃先の指定

アクティブ・プレイヤーは、召喚酔いしておらず、アンタップ状態のクリーチャーを攻撃に参加させられる。
また、防御プレイヤーがプレインズ・ウォーカーをコントロールしている場合、
攻撃クリーチャーがプレイヤーを攻撃するのか、プレインズ・ウォーカーを攻撃するのか指定しなければならない。
攻撃先の指定は攻撃クリーチャーごとに行う。
また、これらの指定は起因処理でありスタックではない。

誘発能力の発生

「攻撃するたび」から始まる誘発能力が発生する。
誘発能力の発生は攻撃クリーチャーが1体指定されるたびに行う。
クリーチャーが死亡しないように、再生や軽減の能力を起動したり付与したりする最後のチャンスである。

インスタント・タイミング

アクティブ・プレイヤーは優先権を得て、プレイヤーは呪文を唱えたり、能力を起動したりできる。
インスタント・タイミングは攻撃クリーチャーが1体指定されるたびに発生する。

ブロッククリーチャー指定ステップ

アクティブ・プレイヤーが攻撃クリーチャーを指定してきた場合、
プレイヤーはこのステップでアンタップ状態のクリーチャーをブロッククリーチャーを指定できる。
ブロックする際、ブロッククリーチャーがどの攻撃クリーチャーをブロックするのか宣言する。
複数のブロッククリーチャーが、同じ攻撃クリーチャーをブロックする場合、
どのブロッククリーチャーからダメージを割り振るのか宣言する。(ダメージ割り振り順の宣言)
また、これらの指定と宣言は起因処理でありスタックではない。

誘発能力の発生

「ブロックされた状態になるたび」「ブロックするたび」から始まる誘発能力が発生する。
誘発能力の発生はブロッククリーチャーが1体指定されるたびに行う。

インスタント・タイミング

アクティブ・プレイヤーは優先権を得て、プレイヤーは呪文を唱えたり、能力を起動したりできる。
インスタント・タイミングはブロッククリーチャーが1体指定されるたびに発生する。

戦闘ダメージ・ステップ

戦闘によるダメージを一斉に与える。
ダメージ割り振り順の宣言は、「どのようにダメージを分散させるか」であって「どの順番に戦闘を行うか」ではない。

誘発能力の発生

「ダメージを与えるたび」「ダメージを与える場合」「ダメージが与えられるたび」「ダメージが与えられる場合」などから始まる誘発能力が発生する。
これらの能力は上記通り、複数のクリーチャーからブロックされたとしても、
処理的には一度しかダメージを受けていないので、一度しか発生しない。

死亡の起因処理と誘発能力の発生

致死ダメージを負ったクリーチャーの死亡、プレイヤーが優先権を得る前に墓地に送られる起因処理である。
「ダメージが与えられるたび」「ダメージが与えられる場合」などの誘発能力が発生した後墓地に送られる。
その後「死亡した場合」「墓地に置かれる場合」「戦場から離れるとき」などの誘発能力が発生する。

インスタント・タイミング

アクティブ・プレイヤーは優先権を得て、プレイヤーは呪文を唱えたり、能力を起動したりできる。

戦闘終了ステップ

誘発能力の発生

「戦闘終了時に」から始まる誘発能力が発生する。

インスタント・タイミング

アクティブ・プレイヤーは優先権を得て、プレイヤーは呪文を唱えたり、能力を起動したりできる。

戦闘後メイン・フェイズ

ソーサリー・タイミング

土地カードやソーサリー呪文をプレイできる。
通常、土地は1ターンに1枚しかプレイできないため、戦闘前メイン・フェイズにプレイしていた場合、土地はプレイできない。
また土地とソーサリーはスタックが空のときにしかプレイできない。

最終フェイズ

終了ステップ

誘発能力の発生

「終了ステップの開始時に」から始まる誘発能力が発生する。

インスタント・タイミング

アクティブ・プレイヤーは優先権を得て、プレイヤーは呪文を唱えたり、能力を起動したりできる。

クリンナップ・ステップ

手札の上限の処理

各プレイヤーの手札のカード枚数が上限枚数を超えていた場合、プレイヤーはいずれかのカードを捨て、上限以内に調整しなければならない。
これは起因処理であり、スタックではない。

ダメージの取り除き

戦闘や呪文、能力によってダメージを負っていたクリーチャーのダメージをすべて取り除く。
これは起因処理であり、スタックではない。

ターン限定効果の終了

「ターン終了時まで」と限定された効果が終了する。
これは起因処理であり、スタックではない。

誘発能力の発生

何らかのカード効果により、クリンナップ・ステップで誘発能力が発生した場合、それを発生させる。

インスタント・タイミング

誘発能力が発生した場合にのみ、アクティブ・プレイヤーは優先権を得て、プレイヤーは呪文を唱えたり、能力を起動したりできる。

処理の繰り返し

誘発能力が発生し、状況が変化した場合、クリンナップ・ステップの処理をもう一度行う。
これは誘発能力が発生しなくなるまで続行する。

ターンの終了

(繰り返し後)誘発能力が発生しなかった場合、アクティブ・プレイヤーのターンを終了する。

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