CIRCLE RHYTHM ~光の空のクオリア~ ◆YhwgnUsKHs





 スーツの男がぐらっと倒れ、一部が破壊された劇場前の丘の向こうへ転がり落ちていく。
 そんな光景を、古手梨花は隣に居る、まさに男を射撃した当人、ウルフウッドを共に見ていた。その顔は、人を助けた割にはあまり明るくは見えない。それも仕方ない。
なにせ、同行者が人を殺したその瞬間を見てしまったのだから。

「ニコ、ラス……」
「どう見たかて、加害者はアイツや。アイツは、ワイのよー見た面しとった。アレは、狂っておって、かつ人殺しが楽しい顔や」

 対してウルフウッドは冷静に、冷徹な表情を変えずにデザートイーグルの銃口を下ろした。

「さ、あの坊主、助けるんやろ?」
「え…ええ……もしかしたら、レナを見たかもしれないし」

 梨花は何とか気丈に答え、ウルフウッドと共に丘を駆け上がっていった。


 2人がここに着いたのは少し前。
 赤コートの女とレナがいるはずのここに来た時、響き渡ったのは爆音だった。その方向に行くと、ガラス張りが無残にも崩壊し、ガラス片を待ち切らし、一部が爆弾を
放りなげたのかというくらい吹っ飛んでいるロビー、そしてその近くでバズーカを抱えた男と、そいつに踏み潰されている少年の姿だった。
 しばらく物陰で様子を見た後、ウルフウッドはすかさず銃口を向け、引いた。梨花には何も言わなかった。あの男が梨花の知り合いである可能性はないのだから。



「おい、大丈夫か坊主」
「お、お兄さんと……君が助けてくれたの?」
「みぃ、僕は何もしてないのです」
「この期に及んでキャラ作りかいな…………こらあかんな。完全に折れとる」


 梨花が少年の相手をしている間に、ウルフウッドは屈んで少年の足を見てみた。ズボンをまくり、足を見る。歪んだ足、欝血、完全に折れてしまっている。
(仕方あらへん。その辺で松葉杖代わりになるもんでも捜したるか。ったくめんどい)

 一方、梨花の姿を見た少年、レッドは何やらはっとした顔をした。

「『みぃ』に、『僕』……それに、長い髪の女の子?」
「!?」

 梨花の反応は速かった。すぐにレッドに近づいて詰め寄る。

「だ、誰から、誰から僕のことを聞いたのです!?」
「レ、レナだよ。レナの友達の古手梨花、でいいんだよね?」
「そ、そうです! そうなのです!」

 梨花は嬉しくて何度も頷いてしまった。
 やはりレナはここにいる。しかもこの少年とはかなり深い情報を交換しているらしい。そして、この少年は見るからに危害を加えそうな人格には見えない。つまり、その少年と親密そうなレナもまた、人に危害を加える方針ではないことだ。少しだけ、ほんの少しだけ雛見沢症候群を危惧していた梨花にとってそれは希望に満ちた推測だった。


「で、レナは!? レナはどこにいるのです!?」
「レナは……多分劇場の――!?」


 と、突然レッドが顔をしかめた。
 何なんだ、と梨花は思ったが、次の瞬間、とてつもない異臭を鼻に感じた。おそらくこれにレッドはいち早く気づいたのだ。




「な、何この匂い!」
「なんやこの腐った卵のよーな匂いは!……まさかっ」

 ウルフウッドも同様のようで顔を顰めて鼻をつまんでいたが、何かに気づいたような顔をした。


 だが、その反応は――遅かった。



「うああああああ!!」



 突然、何かが2人に突っ込んできた。
 梨花はおろか、ウルフウッドに対抗できる手段はない。なにせ、その何かが近すぎた。目の前の相手が。
 背中の機械を輝かせ、自分たち目掛けて猛スピードで突っ込んできたその何かが。

「ぼ、坊主!?」
「あ、あなたっ!?」

 まさか騙しうちだったのか、そう2人は思った。




 だが、彼らに何かが突き刺さったり、危害が加えられることは、なかった。


 その何か、レッドがしたのは、たった一つ。


 2人を、思いっきり突き飛ばしたことだけ。手元の自分のデイパックを押し付けて。


 レッドよりも小さな体躯の梨花は当然だが、大柄なウルフウッドまでその力に耐え切れなかったのは、飛行は出来ずとも光を力に変換したX-Wiの推力と、膝を突いた不安定な体勢と、レッドの渾身の力によるもの。
 かくして、2人は後ろに倒れ、丘から転げ落ちていく。



 2人は見た。転げ落ちながら、自分達に攻撃を起こしたのかと疑った少年を。



 すまなそうに、でも、しょうがない、とでも言いたげな苦笑い。そんな顔をしながら、手をこちらへ伸ばしたまま、わずかに滞空した少年を――




 そして





 その姿は、閃光の中へ消えた。




 *****




『庇われた奴は、一度死ぬ』



 フィーロさんに言われた言葉だ。



 なら、俺はあの2人を殺しちゃった、のかな?



 でも――他に何も考えられなかった。少し顔を傾けたらラッドって人がバズーカを2人に向けてるのが見えたら。



 馬鹿だよなぁ。自分の命を守る、って決めたのに。




 やっぱり、俺、そういうの似合わなかったみたいだ――ごめん、イエロー。



 レナ、チョッパー、グラハムさん、そして――イスカンダルのおじさん。ごめん。俺はもう、ここまでみたいだ。



 でも、皆は頑張ってくれ。ギラーミンなんかに、負けないでくれ。



 ピカ、フッシー、ニョロ、ゴン、プテ、ギャラ、ブイ――お前らは、どうしてるんだろうな? マサラタウンにいるのかな? それとも、ここにいるのか? こっちだと、いやだなあ。



 でも、どっちでも――ごめん。俺、お前らのトレーナーなのに――



 もし、お前たちを大事にしてくれる人と、お前たちが出会えたら――任せられるんだけど、な――











 いたら、いいなあ――――そんな、人が――――







 *****






「あ、ああああああっ!」



 一瞬で、とてつもない光が丘の向こうから迸った。丘の一部を抉り、光と熱を周囲に放出する光の帯。
 それが、一瞬で、レッドの全身を呑みこんだ。小さな獲物を喰らう大蛇のように。


 梨花とウルフウッドが転がり落ちるのが止まり、二人がすぐに立ち上がったときには、もう何もできることはなかった。


 ごろ、ごろと梨花の目の前に何かが丘を転げ落ちてきた。まるで蓮根か大根が2本分のように見える、なにか。


「あ、うう、ああああ!」


 それを見て、梨花は目を見開き、口を手で抑えた。もれそうな何かを必死でとどめようとして。


 それは、レッドの両腕だった。
 突き出していたせいで光の飲み込まれなかった肘から先。右腕の手首には包帯が巻かれ、手にはグローブが巻かれた生々しい腕。切断面は焦げており、嫌なにおいが漂ってきた。


「っっっ!!」


 梨花が両腕に目を放せない間に、ウルフウッドは丘を見上げた。
 丘の頂点は抉れ、周辺の生えていた草の一部は無残に黒焦げになっている。
 そして、その抉れたところの縁に……黒焦げの人形みたいなものが1つ、倒れ伏せていた。


 それがレッドの成れの果てであると、ウルフウッドは理解した。滞空していたそれが地に落ちて、そのショックで炭化した腕が脆くも砕け、両腕が落ちてきたのだと。
 ぎり、と歯がぎしりなる。
 誰だ、誰が――





「おいおいおい……このガキにはグラハム坊やの事を聞きたかったんだぜ? 俺が狙ったのはそこの黒スーツだってえのによお」



「なんや、と」


 それは完全に胸を射抜いたはずの男の声だった。防弾チョッキだったはずがない。間違いなく血も確認した。そのはずなのに。
 だが、そんなウルフウッドに『間違い』という答えを突きつけるかのように、抉れた丘に、丘の向こうからそれは姿を現した。


「まあ、やっちまった物は仕方ねえ。グラハム坊やに関しては後回しだ。さっきはよくもやってくれたなあ、黒スーツ野郎!」


 白いスーツに大きなバズーカを抱えた、狂気の形相を浮かべた男。それが、平然と立っていた。
 彼が持つバズーカからは煙が上がっている。ガス入りの風貝を装填する事でそれを相手向けて噴射してそのガスに炎を引火させ相手を焼きつくす”燃焼砲(バーンバズーカ”。それがラッドが先ほど放ち、レッドの命を奪った一撃だった。
 そこまでの理屈はウルフウッドも知らない。だが、ラッドが撃った一撃がレッドを殺した。それだけは彼の言葉からも確実な事だ。

 そして、ラッドの風貌で気になる点がもう一つ。
 ラッドの容貌は、胸のスーツこそ穴が開いているものの、そこから見える肌にはふさがりかけた傷しか見えず、噴出して服についたはずの血すら見当たらない。

 いままで数多くの戦場を経験してきたウルフウッドも、その様子には驚愕するしかなかった。

(どういうことや……まさか、コイツもあの……いや、それじゃあ血まで消えてることの説明がつかん)

 再生については思い当たる節もある。だが、それだけでは説明しきれない。



 だが、一つだけ確かな事があるならば。





「…………やっちまった物は仕方ねえ、か。……随分軽く言えるもんやな」

 激怒はしない。激情はぶつけない。
 ただ、静かに懐のデザートイーグルを握った。
 それで、ウルフウッドの意志表明は充分だった。

 それを見て、ラッドは笑みを更に深くする。嬉しそうで、楽しそうで、狂った顔を。


「いいぜぇ、来いよ」


 ウルフウッドの銃口が自分に向かれる前に、彼は口を開く。


 言いたいことを言い尽くし、そして、狂いのままに殺していく為に。



        ♪ ♪ ♪
        『←Past―』


【幻想曲(ファンタジア) ~カズマ~】



 前へ。ただ、前へ進むだけだ。



 グラハムを再起不能と判断した俺は、残りの2人を追って走り出した。
 だが、あの鹿だかなんだかよくわからない奴はかなり足が速かった。ただ追っただけじゃ追いつけねえ。ラストブリットで飛んでも、距離は高が知れてる。
 なら、諦めんのか? んなわけに行くかよ。
 腹が痛む? 左肩が痛む? だからどうした。俺は、こんなところで潰れてるわけにはいかねえんだよ。


 俺はデイパックを取り出した。本当なら、こんな道具になんざ頼りたくねえ。ましてや、こんな……兄貴に思い切り嫌味を言われそうな道具を。
 ……いや、もうそんなことはねえか。
 兄貴はもう……死んだ。金髪野郎を殴りぬいた後に聞いた放送で、もうそれは聞いていた。


 お前には速さが足りない……か。
 ならよ、こんな道具で速さを補う俺は、きっとアンタからすりゃ最低なんだろうな。
 でもな、今はそんなの聞いてられねえ。


 俺は、デイパックから取り出した『チータローション』とか言うのを足に塗ると、まだ中身の残った容器をそこらへんの林にぶん投げた。
 あんなもん、2回も使ってたまるかよ。今回きりだ。


 そして、俺は走り出した。とてつもない速さで。


 アンタの速さは、こんな借りもんじゃあなかったよな。
 ちっ、これですら届いてないなんざ、アンタはどんだけ速かったんだ。どんな風に周りを見てたんだ。







 速すぎて、周りが何も見えやしねえ。





 しばらく走り続けると、建物が見えてきた。3階建てくらいはありそうな建物。


 その前に、奴らがいた。間違いねえ。鹿みてえな奴と、白服の女!なぜか鹿はちっちゃくなっててその鹿は死んだみてえに力を失って、それを白服女が必死に引っ張っているみたいだ。
 放送で誰か大事な奴でも死んだか? あのグラハムは呼ばれてなかった(もっとも放送と同じくらいに死んだかもしれねえからわかんねえけど)から、別の奴か。


 わりぃな。手前らの都合には付き合ってられねえんだよ。


 チータローションの効果が切れたらしく、一気に勢いが弱まった。だが、もうここまでくれば充分だった。


「抹殺のぉおおおおおおお!!」


 シェルブリットと共に、宙に浮かぶ奴ら向けて突撃する。
 白服の女が俺の姿を見て、驚いた顔をしたが、すかさず鹿を抱えて横に跳んだ。


 別に構いやしねえ。これは……単に、怒りが収まらねえだけだ。借り物の力を使っちまった、俺自身に。



「ラストブリットォオオオオオオ!!」


 拳は、奴らの背後にあった、建物のガラスも突き破り、その内部の壁に、直撃した。


 ドオッ、という爆音。
 壁がへこみ、ひび割れ、辺りにあったテーブルやらソファーやらが衝撃で宙を舞い、バラバラになった。


 俺はそんなもんに目もくれず、床に足を着くと、建物の中から奴らを見やった。
 2人とも、その目は信じられないものでも見ている様子だ。そりゃそうだよな。俺が居るなら、グラハムはどうなったんだ、って話だ。

 だが、俺は答えるつもりはねえ。

 ただ、言いたいことは言っておく。



        ♪ ♪ ♪
       『―Same Time―』


【交響曲(コンチェルト) ~そして全ては劇場と○へ~】







劇場のロビーは酷い有様だった。


北劇場は爆発によりガラスが全て割れ、今だ煙が上がっている。


南劇場はシェルブリットによりロビー中の物が余波を受け、壁には酷い皹が広がっている。




その劇場に、1人男が居る。


男はバズーカを抱え、白いスーツに身を包み狂笑を浮かべていた。


男は新たに右腕に鎧を形成し、敵意を瞳に宿していた。


男の前には、2人の人影がある。
それぞれ男女の組み合わせだった。


長い髪の少女は両腕を前に恐怖に震え、
黒スーツの男は何も言わず白スーツの男に銃口を向けた。



男であるトナカイは放送による影響を抱えたまま敵を見据え、
白服の少女は目の前の敵にあらゆる思考を巡らせた。



殺意を向ける男は、口を開いた。



「そのガキがグラハム坊やを知っていようが」



「てめえらが脱出したくて集まっていようが」


「「俺にとってはどうでもいいことだ」」


「俺がやることはたった一つなんだからよぉ!」


「俺がやることは何もかわらねえ」




「「単純に」」




「殺す!!」
男はバズーカを敵に向けた。



「目の前の壁をぶっ壊す」

男は右腕を敵に向けた。



そして、男は告げる。
容赦なく、慈悲もなく。




「だからよぉ!」



「さあ、いくぜ……」





「始めようぜ!殺し合いを!」
    「始めるぜ……覚悟決めろ!」













かくして
戦いは始まる。

北で。


南で。






役者は




                                                          カズマ。
竜宮レナ。
トニートニー・チョッパー。


そして、残る役者は――。





        ♪ ♪ ♪
         『???』





【神曲(ディビーナコメイディア) ~アーチャー(ギルガメッシュ)~】




「さて――いつ始まるか」






 我は中央劇場音楽ホールの座席、1番見取りの良い座席に陣取っていた。
 見下ろす先には、舞台、その奥に巨大なパイプオルガンがある。
 ほほう、中々に良い代物のようだ。音も確認しておきたいが、おそらくはかなり良好な調律を施されていると見える。一曲旋じてみるのもまた面白い。

 まあ、それを行うのは……事態次第だがな。


 我の隣に従者圭一は居らん。先の放送のあと、小便と行って出て行った。ククッ、わかりやすい奴だ。ミオンとかいう女が呼ばれていたな。いや、あるいは……まあいい、そこは今は考えないでおいてやろう。
 そういえばあのクーガーという男も死んだか。奴も我を楽しませてくれると思ったが……いや、むしろ無傷だったあの男が4時間程度で死に至ったというその経過もまた知りたいものだな。

 今頃は何をしているのか。仲間を失った悲哀に暮れているか、レナという仲間を捜しているか、我を恐れてどこにも行けずにいるのか。


 我はどれでも構わん。なぜなら、圭一はどう転んだとて、『何か』に巻き込まれるに違いないのだ。
 防音設備如きでサーヴァントである我の聴覚を遮れるものか。全く阻害されぬわけではないが、壁に触れていれば振動等は充分感知可能だ。
 北の劇場で爆発、南の劇場で衝撃、か。面白そうな連中が集まってきているようだな。あの下女がどちらにいるか、いないか……それも面白い。

 そして、この様な状況で圭一がどう動くか――それこそが我の目撃したき事よ。

 たしかに我は奴とその仲間を脱出させることに吝かではない。だが、それは奴が我の認めるに足る存在であった場合だ。
 奴の『人を信じる力』、それが果たしてどれ程のものか、どれ程までに耐え切れるのか、どれほどまでに強いのか、それを我は見たいのだ。
 小便如きに荷物をほとんど持たせたままやったのもそれ故だ。誰かに奪われたとて構わん。その後そいつを処断してから取り戻せば良いだけのことだ。


 我を頼りここへと戻るか?
 全てに怯え隠れ潜むか?
 仲間を捜して劇場内を走るか?
 暴れまわる無法者に立ち向かうか?
 全てを放棄し逃げ去るか?


 どれでも構わん。ああ、どれでも構わん!
 さあ、見せてみよ圭一! お前が従者で、凡愚な雑種で終わるかどうか!
 我を楽しませよ。我を享楽させよ。我にその力を見せてみよ!
 我は待とうぞ。お前が動くその時まで。



 さあ……観劇を、始めよう。






        ♪ ♪ ♪



【最終楽章(フィナーレ)     ???】




    奏でるのは   誰?






【レッド@ポケットモンスターSPECIAL  死亡】
【残り33人】





【E-3道路/1日目 日中】

グラハム・スペクター@BACCANO!】
[状態]:疲労(大) ダメージ(中) 青いツナギ姿(いくらか傷) 腕に○印  気絶?
[装備]:無毀なる湖光@Fate/Zero 包帯 小型レンチ
[道具]:支給品一式、(一食分、水1/10消費。うち磁石は破損)、スペアポケット@ドラえもん、かぁいい服
海楼石の網@ONEPIECE
[思考・状況]
1:レナ・チョッパーを助けるため、カズマを追う。
2:ウソップを殺した者を壊す。
3:イスカンダルに敵意。
4:殺し合い自体壊す
5:ラッドの兄貴と合流、兄貴がギラーミンを決定的に壊す!
6:イスカンダルの勧誘は断固拒否。
※レッドたちがクレアを信用していることを知りません。
※『○』同盟の仲間の情報を聞きました。
※疲労により倒れましたが、気絶したのか意識がまだあるのかはわかりません。


【E-5劇場・北劇場北口前/1日目 日中】

【ラッド・ルッソ@BACCANO!】
[状態]:全身裂傷(小)、腹部に傷(中)、胸に銃創、全て再生中 不死者化
[装備]:ワイパーのバズーカ@ワンピース、風貝(装填中)@ワンピース
[道具]:基本支給品一式
[思考・状況]
 1:黒スーツの男(ウルフウッド)を殺す。子供(梨花)は…?
 2:あのギラーミンとかいう糞野郎をぶっ殺す。
 3:そのためにこの会場にいるやつを全員殺す。とにかく殺す。
 4:クーガー、ラズロ、御坂は殺す。
 5:ギラーミンが言っていた『決して死ぬ事のない不死の身体を持つ者』(不死者)は絶対に殺す。
 6:宇宙人(ミュウツー)は出来れば最後の最後で殺す。
 7:左腕が刀になる女(ブレンヒルト)も見付けたら殺す。 詩音はまあどうでもいい。
 8:ギラーミンが言っていた『人間台風の異名を持つ者』、『幻想殺しの能力を持つ者』、『概念という名の武装を施し戦闘力に変える者』、『三刀流という独特な構えで
世界一の剣豪を目指す者』に興味あり。
 9:グラハムについて少し気になる。
【備考】
 ※麦わらの男(ルフィ)、獣耳の少女(エルルゥ)、火傷顔の女(バラライカ)を殺したと思っています。
 ※自分の身体の異変に気づきましたが、不死者化していることには気付いてません。


【古手梨花@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:健康 レッドの死にショック
[装備]:なし
[道具]:支給品一式×2、インデックスの修道服@とある魔術の禁書目録、ミッドバレイのサクソフォン(内蔵銃残弾100%)@トライガン・マキシマム、
    蓮の杖@とある魔術の禁書目録、二重牙@トライガン・マキシマム、レッドの両腕(包帯と○印あり)、絶縁グローブ(軽く焦げ)@ポケットモンスターSPECIAL
[思考・状況]
 1:そんな…
 2:必ず生き残る。
 3:圭一達を見つける。
 4:安全な場所に行きたい。
 ※王の財宝の使い方(発動のさせ方)を分かっていません。(説明書もありません)
 ※ウルフウッドを信頼、けどちょっとむかつく。
 ※電車に誰か(橘あすか)が乗っているのに気づきました真紅に気づいたかどうかは不明です。
 ※サクソフォンの内蔵銃に気付いていません。
 ※スタープラチナに適正を持っています。僅かな時間ですが時止めも可能です。
 ※スタープラチナを使えないことに気付きました。落としたことには気付いてません。
 ※ルフィと情報交換しました。
 ※レナが劇場にいるという情報を得ました。
 ※レッドのデイパックを持っています。まだ中身は確認していません。


【ニコラス・D・ウルフウッド@トライガン・マキシマム】
[状態]:強い怒りと悲しみ
[装備]:デザートイーグル50AE(7/8 予備弾30)
[道具]:基本支給品(地図と名簿は二つずつ)、SPAS12(使用不能)チーゴの実×3@ポケットモンスターSPECIAL
    シェンホアのグルカナイフ@BLACK LAGOON、○印のコイン
[思考・状況]
 1:目の前の男を殺す。
 2:古手梨花を守る。
 3:ヴァッシュとの合流、リヴィオとの接触。
 4:ジュンを殺害した者を突き止め、状況次第で殺す。
 5:武器を手に入れる、出来ればパ二ッシャー
 ※ルフィと情報交換しました。
 ※自身が梨花の事を名前で読んでる事に気づいていません。
 ※○印のコインの意味は不明です。使い道があるのかもしれませんし、ないのかもしれません。
 ※ラッドの再生がミカエルの眼の改造技術に起因するものではないかと推測を立てています。




【E-5劇場・南劇場南口ロビー/1日目 日中】

【カズマ@スクライド】
【状態】:COOL 疲労(大) 全身に負傷 砂鉄まみれ 右腕に痛みと痺れ 右目の瞼が上がらない 右頬に小さな裂傷(アルターで応急処置済み)
     腹部と頬に打撃ダメージ、脇腹(打撃痕も)と左肩に銃創 シェルブリット発動中
【装備】:桐生水守のペンダント(チェーンのみ)、スタンドDISC『サバイバー』@ジョジョの奇妙な冒険
【道具】:基本支給品一式×4(食料を3食分、水を1/3消費したペットボトル×2、)、不明支給品(0~4)、聖剣グラム@終わりのクロニクル
    モンスターボール(ピカ)@ポケットモンスターSPECIAL、君島邦彦の拳銃@スクライド
【思考・状況】
1:ロストグラウンドに戻り、かなみを助ける。そのために優勝する
2:目の前の2人を倒す。
3:ギラーミンを殴り飛ばす
4:ムカつく連中をぶん殴る。(ゼロ:誰かはよく分かっていない、仗助:死亡を知らない、クレア、レヴィ
5:次に新庄、伊波と出会ったら……
6:メカポッポが言っていた、レッド、佐山、小鳥遊に興味。
※ループには気付いていません
※参戦次期原作20話直後。
※相手の部位が光ったり濁ったりすることについて疑問を抱きました。


【チーム名:○同盟(レナ組)】
1:主催者の打倒。
2:二チームに分かれ、それぞれで『ノルマ』(仲間集め、殺し合いに乗った者の討伐を、計三人以上行う)を達成する。
3:出会い、信用した相手に印のこと(腕に○の印を描き、その上に包帯等を巻く)を教える。
4:劇場にいるはずの仲間の捜索
5:サングラスにスーツの男(無常)、クロコダイル、サカキ、アーチャー、ミュウツー、片目の男(カズマ)を警戒。クレアという女性を信用(グラハム以外)
6:ラッドについては微妙(グラハムの兄貴分という情報はあります)。


竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:健康 私服 右腕に○印 
[装備]: 包帯 二重牙@トライガン・マキシマム
[道具]:支給品一式(一食分、水1/10消費)、ドライヤー
[思考・状況]
0:???
1:目の前のカズマに対応する
2:レッド、イスカンダルを捜す。
3:グラハム
4:部活メンバーと合流したい(ただし、積極的に探すかは保留)
5:何とかして首輪を外したい
6:イスカンダルの勧誘は保留。
※『○』同盟の仲間の情報を聞きました。
※第2回放送を聞いたことによる具体的な影響は後続の書き手に任せます。


トニートニー・チョッパー@ONE PIECE】
[状態]:健康 腕に○印 深い悲しみ 疲労(小)
[装備]:なし 包帯
[道具]:支給品一式(一食分、水1/10消費) タケコプター@ドラえもん、 タオル、救急箱
[思考・状況]
1:???
2:ルフィ……?
3:目の前のカズマに対応
4:レッド、イスカンダルを捜す?
5:仲間と会いたい
6:グラハムの様子を見る。(別れている為現在実行不能)
7:ギラーミンを倒し、脱出する。
8:イスカンダルの臣下になるかはとりあえず拒否。
※レナからはあまり情報を受けていません。圭一たちについての情報は知りません。
※参戦時期はCP9編以降。
※『○』同盟の仲間の情報を聞きました。
※第2回放送を聞いたことによる具体的な影響は後続の書き手に任せます。




【E-5劇場・中央劇場内音楽ホール3階席/1日目 日中】
【ギルガメッシュ@Fate/Zero】
[状態]:肩と腹に刺し傷(小・回復中)、不死(不完全)
[装備]:王の財宝(の鍵剣)、黒のライダースーツ、劇場のパンフレット
[道具]:必滅の黄薔薇@Fate/Zero(王の財宝内)
[思考・状況]
 基本行動方針:主催を滅ぼし、元の世界に帰還する。必要があれば他の参加者も殺す。
 0:圭一とその仲間を脱出させる。ただし、圭一の価値を認められた場合。
 1:騒乱を利用して圭一の価値を見定める。
 2:他の参加者をけしかけてバラライカを殺す。可能ならレナ達も。
 3:自分を楽しませ得る参加者を見定める。
 4:ゾロ、佐山に興味。梨花とウルフウッドについては当面様子見。
 5:圭一が自分のクラスを知っていた事に関しては・・・?
 6:宝具は見つけ次第我が物にする。天地乖離す開闢の星、天の鎖があれば特に優先する。
[備考]
 ※不死の酒を残らず飲み干しましたが、完全な不死は得られませんでした。
  具体的には、再生能力等が全て1/3程度。また、首か心臓部に致命傷を受ければ死にます。
 ※会場が自然にループしていることを把握しました。
 ※悪魔の実能力者がカナヅチという弱点を知っています。
 ※本編での経験から、螺湮城教本を手に入れる気にはならなかったようです。
 ※クーガーには強い印象を受けていますが、橘あすかのことは忘れました。
 ※文中台詞の"山猫"とはクーガーのことです。
 ※圭一の仲間が劇場に向かうということを聞きました。
 ※銃火器にはもう対処できます。



【E-5劇場・中央劇場?/1日目 日中】

前原圭一@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:疲労(小)、頭部にたんこぶ×2、頬に痛み、右足に銃創(止血済み)
[装備]:デザートイーグル(残弾数2/6)
[道具]:双眼鏡(支給品はすべて確認済)、不死の酒(完全版)(空)、基本支給品×2、ゾロの地図、黄金の鎧@Fate/Zero(上半身部分大破)、ヤマハV-MAX@Fate/zero
[思考・状況]
 基本行動方針:仲間を助けて脱出したい
 1:???
 2:切嗣についてアーチャーには漏らさないようにする?
 3:切嗣、佐山のグループと早く合流したい?(切嗣のことをそれなりに信用してます)
 4:万が一のときに覚悟が必要だ
 5:魔法使い……?
[備考]
 ※時系列では本編終了時点です
 ※アーチャーの真名を知りません。
 ※クロコの名前、カナヅチという弱点を知りました。
 ※橘あすかと真紅と簡単に情報交換し、
  新たに彼らの仲間等(翠星石、クーガー、チョッパー、ハクオロアルルゥカルラ、ルフィ)と、
  要注意人物(カズマ、水銀燈、バラライカ、ラッド)の情報を得ました。
  また、ゾロと蒼星石が彼らの(間接的、直接的な)知人であることを知りました。
 ※切嗣の推測とあすか達との情報交換から、会場のループについては把握しています。
 ※バラライカの姿を確認しました。名前は知りません。
 ※バラライカからレッド、グラハム、チョッパーの名前を聞きました。
 ※第2回放送を聞いたことによる具体的な影響は後続の書き手に任せます。
 ※圭一の具体的な居場所は後続の書き手に任せます。中央劇場以外の場所にいる可能性もあります。



 ※劇場の構成は以下の通り。
  『北劇場、中央劇場、南劇場の3つの劇場館で構成されている。
   それぞれ円形で、劇場自体の大きさは、中央>北>南の順に大きい。
   劇場及びホールにはそれぞれ四方向に出入り口が存在する。
   北劇場南口と中央劇場北口、中央劇場南口と南劇場北口は連絡通路で繋がっている。
   劇場及びホールには防音設備が備わっており、よほどの轟音でない限り、各劇場で起こった音は他の劇場には聞こえない。
   ホールの外には簡易的な売店や休憩所、ロビーが存在する。
   ホールの内訳は、北劇場が演劇ホール、中央劇場が音楽ホール、南劇場が和風舞台』



※E-3にチータローション(使用可能回数残り1回)@ドラえもんが放置されています。
 ※E-4北劇場北口の一部がバズーカの直撃を受けました。ガラスの破片が散在しており、煙も上がっています。
 ※E-4南劇場南口のロビーがシェルブリットにより破壊されました。劇場自体への影響は不明です。

【チータローション@ドラえもん】
ジョルノ・ジョバァーナに支給。
足に塗る事で脚力を高め、人に見えないほどの速度を出すことが出来る。
ロワ内では制限されており、脚力がいくらか増強される程度で見えないほどではない。走った分の疲労は軽減される。使用可能回数は2回のみ。


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最終更新:2012年12月05日 02:07