激流に身を任せ同化できない ◆vXS8JEboks



男は焦っていた。少なくとも今までの人生において経験した事の無い類の焦りだ。
それも仕方が無い事。男の存在していた世界では絶対に経験しようがない危機。
なぜなら―――――――






「アカン!アカンて!このままだとホンマにシャレにならnてガbボgゴフbブハbg」






この男、ニコラス・D・ウルフウッドのいた世界では砂と銃弾とロクデナシは掃いて捨てるほどいても
水、それもこんな巨大な水たまり――巷では湖とか言うらしい――など存在する程もなく。
つまり泳げるわけもなく。
その類稀な戦闘能力でも現状ではバタ足すら怪しく。
いくら相手の技や癖や呼吸を覚えても敵が大自然では役に立たず。何回か死にかければ別かもしれないが。

一言でいえば――溺れかけていた。



【E-7/湖/一日目/深夜】

【ニコラス・D・ウルフウッド@トライガン・マキシマム】
[状態]:溺れかけ
[装備]:無し
[道具]:基本支給品、不明支給品0~3
[思考・状況]
1:なんとかして岸まで辿り着く。

[備考]※溺れています。第一回放送までに救助されないと溺死する可能性が高いです。
   ※参戦時期は次回以降の書き手さんにお任せします。


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最終更新:2012年12月06日 04:06