参議 等(さんぎのひとし)
後撰集 恋
浅茅生(あさぢふ)の を野の篠原 しのぶれど
あまりてなどか 人の恋しき
あまりてなどか 人の恋しき
茅萱(ちがや)のはエル寂しい野原の篠竹、その「しの」ではないが、私は忍んで耐えていたけど、その思いが余ってしまい、どうしてこんなにあなたが恋しいのだろうか。
あさぢふとは背の低い茅(かや)。
を野は、お母さんなどの「お」の「を」である。(謎)
を野は、お母さんなどの「お」の「を」である。(謎)
古今和歌集によみ人しらずの本歌がある。
本歌
浅茅生の を野の篠原 しのぶれど
人知るらめや いふひとなしに(あの人は知るだろうか、
誰も言わないのに。)
浅茅生の を野の篠原 しのぶれど
人知るらめや いふひとなしに(あの人は知るだろうか、
誰も言わないのに。)
違うのは「あまりて」
恋心のあまりと、有り余る雑草のかけで本歌よりも優れている。