ジャクソン・ダヴィオン元帥からのメッセージ - MechWarrior 5: Mercenaries ストーリWiki | MW5 ストーリWiki

ジャクソン・ダヴィオン元帥からのメッセージ

ジャクソン・ダヴィオン元帥
「司令官、アーダン・ソーテックから報告書を受け取った。私は君たちがサルナで作戦を成功させたと聞いて、賞賛の言葉以外見つからないほどだ。装甲機兵団の待ち伏せとHPGが破壊された件を聞いた時、君たちを死地に送ってしまいどうなるかと思ったが無事で本当に良かった。他のランサーズ隊員たちにも心配をかけてしまったな。サルナに行って直接報告を受けられないのは残念だが、ここティグレスではまだやるべきことがたくさん残っている。この報告書をもって正式なデブリーフィングとする。

コムスターからこのメッセージを受け取るころには、ニュースで「第四次継承権戦争」と呼ばれている我々の侵攻作戦は終了しているはずだ。私が話しているこの瞬間にも、コムスターは五大公家間のすべての敵対関係を終わらせるために交渉を続けている。この交渉がまとまった時、カペラ大連邦国はかつての領土の半分以上を失ったことを認めざるを得ないだろう。そのほとんどはダヴィオン家の征服によって、そしていくらかは2つの共同体の独立によってだ。

最初に分離独立したのはチコノフ共同体だ。チコノフはカペラ大連邦国からの支援を期待していたがシーアンからの物流ルートを断たれ、ダヴィオンの侵略から市民を守るため独立を宣言した。誰が独立の首謀者だと思う？我々の古き友人パーベル・リジックだよ。リジックは逃亡後、エルジンに戻り、この一帯を支配してたが、噂によればチコノフ一帯を支配して「最高領主」を名乗るつもりらしい。もう一方の独立勢力は聖アイブス共同体だ。カペラ大連邦国主そうの娘であるキャンディス・リャオは、父親を見限って自身の直接領域で独立を宣言した。

コムスターはこの独立した勢力が政府を樹立し、各々新しい法律を制定した時点で、正式に新しい国として承認するよう各国に迫っている。この2つの国の動向は注視しなければな。次にサルナのHPGを破壊された件だが、機兵連隊とおぼしき部隊がHPGを破壊したことによってコムスターは恒星連邦に対し激怒し、最終的な責任は我々恒星連邦にあると糾弾、恒星連邦全域に制裁を科したのだ。このため、恒星間通信及び通商が遮断され、多くの恒星連邦領惑星が影響を受けざるえなかった。加えて、ダム大尉が偽の機兵連隊を捕らえた件について報告を受け取るのが遅かったのも災いした。１カ月前にこのことを知っていれば、コムスターの告発に対して防衛手段を講じることができただろう。報告を受け取る前にダヴィオン国王は恒星連邦内の全てのHPGにコムスターのメック警備隊を駐留させることに同意してしまっていたのだ。サルナのHPG破壊における真実を伝えるにしても、今となっては遅すぎる。例え我々に破壊の責任が無いとしてもな。

この制裁は、戦争への協力と相まって、この６か月間、恒星連邦の経済を大混乱に陥れた。もしコムスターが制裁を継続していたら、恒星連邦全体が破錠していたかもしれない。さて、次にこの報告書において最も不愉快な文言を伝えなければならないな......

司令官、恒星連邦は君の部隊との契約を継続するだけの財政的余裕がなくなった。そのため、キャンセル条項を行使し残り4カ月の契約を解除することを通達する。報酬は傭兵審査委員会の契約解除保証金によって賄われる、我々の関係がこんな形で終わってしまうとは....本当にすまない....だが、私にはどうすることもできんのだ。

ケストレル・ランサーズも経済的混乱に伴う予算削減の対象となっている。当分の間、私の指揮権は書類上存在するが、ケストレル・ランサーズの隊員含むほとんどがペドロサ元帥の指揮する第3南十字星部隊に統合され引き続きティグレスに駐留することとなった。恒星連邦の経済が回復するまでの間、ケストレル・ランサーズは敵にとって張子の虎でしかない。

だが、私は諦めない。1からケストレル・ランサーズを立て直した経験があるのだ、だったらもう一度出来るはず。司令官、今回ばかりは君たちから協力を得る事は出来ないが、ケストレル・ランサーズの伝説を守るために君とその隊がしてくれた貢献を私は決して忘れない。我々は必ずや部隊を立て直す、これまで以上に強くな。どうか見ててくれ。

さらばだ、友よ。また会う日まで壮健でな。」

達成報酬

3,200,560 C-Bill
1,000評判
ERｰLレーザー(Tier5)
UAC/5(Tier5)
LRM20+Alt.IV(Tier4)
LB 10-Xオートキャノン(Tier4)
ダブルヒートシンク x10個