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モラルとセキュリティ

関連項目

ネチケット チェーンメール デジタル万引き ライセンス サイバーテロ ファイル共有ソフト u-Japan 不正アクセス行為の禁止等に関する法律
個人情報の保護に関する法律 デジタル著作権管理 知的財産権 違法コピー スパイウェア 統合脅威管理 アンチウイルスソフトウェア アンチスパイウェア
オンラインスキャン クラッカー コンピュータセキュリティ 改竄 ハッカー フィッシング SQLインジェクション 辞書攻撃
情報セキュリティポリシー DoS攻撃 ファイアーウォール セキュリティホール コンピュータウイルス 個人情報漏洩 情報倫理 Winny
暴露ウイルス マルウェア


 ポイントと解説
 ☆ ソフトウェアライセンスとは何かを説明することができる
  • 校内でのウィルス対策ソフトやoffice等の業務に使うソフトウェアのライセンス契約について、本数や期限を把握する。通常は1台のPCに1本のソフトウェアしかインストールできない。
  • 著作者は、再配布や改造に対して一定の規定を定めている場合が多い。フリーウェアであっても著作権は放棄されていないので、2次利用等には注意を要する。
☆ 情報モラルの必要性と、ネチケットとはなにかを説明することができる
  • ネチケット・・・ネット利用者が守るべき倫理的基準。メールやWWWなどを利用する際に守るべき最低限のルールをまとめたもの。一般社会でも通用する常識的なエチケットのほかに、チェーンメールの禁止や大容量メール配信の禁止、文字コードの制限なども含まれる。
☆☆ 情報リテラシーとは何かを説明することができる
  • 情報リテラシー・・・大量の情報の中から必要なものを探し出し、組み合わせたり加工したりして、意思決定したり結果を表現したりするための知識や技能をさす。一般に情報を使いこなす能力のこと。
Q1 電子メールにファイルを添付して送付するときの注意事項とは?
Q2 電子メールの返信や転送するときの注意事項にはどんなものがあるの?
Q3 パソコン室にある画像編集ソフトを職員端末にインストールしても問題ないでしょうか?
法令

 ポイントと解説
 ☆ 情報化社会において守るべきルールやマナー、権利(知的所有権等)について知っている
  • デジタル著作物はコピーしても品質劣化がないため、インターネットの普及により、違法な配布・交換などが増えている。
☆☆ 情報に関する関係法令(個人情報保護法等)について説明することができる
  • 不正アクセス禁止法・・・他人のユーザIDやパスワードの使用、セキュリティ上の弱点を攻撃してのPCの不正利用、データやプログラムの改ざん等を禁じている。システム管理者は防御する義務もある。
  • 個人情報保護法・・・行政や事業者に対し、取得や保存・利用に関する義務や、違反時の罰則などを定めている。
  • 個人情報保護条例・・・自治体が制定する、個人情報の保護に関する条例も把握しておく。
☆☆ 個人情報やプライバシーの保護の重要性、情報の改ざん・破壊の危険性を説明することができる
  • 個人情報には氏名、住所、電話番号、生年月日、顔写真、メールアドレス等、個人を特定できる情報が含まれる。収集目的の特定、目的外の収拾・取扱の禁止、収集手段および目的の公表、不正な手段による取得の禁止、保護に必要な措置を講じること、本人の同意を得ない第三者への譲渡の禁止などの義務が課される。
  • 個人利用であっても、著作者の許諾を得ない配布・交換などは違法行為である。
Q1 レンタル店から借りてきたDVDをコピーして授業で使っても問題ないですか?
Q2 学校のホームページで児童生徒の写真を掲載する場合の注意事項は?
Q3 学校のホームページにある掲示板にインターネット上のニュース記事をコピーして貼り付けしても問題ないでしょうか?
不正プログラム

 ポイントと解説
 ☆ コンピュータウィルスとは何か知っている
  • ウィルス、ワーム、トロイの木馬等の種類や感染ルート等について把握する。
☆☆ コンピュータウィルスの種類と予防・対策方法を説明することができる
  • 学校内のPCにインストールされているウィルス対策ソフトの種類や有効期限について確認する。ウィルスだけでなく、無断で個人情報を収集しているスパイウェアにも対応しているものを導入する。
  • ウィルスを検知するパターンはワクチンソフトメーカーによって更新され、インターネットなどを経由して取得できる。また定期的にウィルスチェック(スキャン)を行う設定になっているか確認する。
Q1 不正プログラムにはどんなものがありますか?
Q2 感染するとどうなるのですか?
Q3 何をすると感染するのですか?
Q4 感染したようなんですが、どうしたら良いでしょうか?
Q5 インターネットにつないでなければ大丈夫ですよね?
Q6 電子メールの添付ファイルで注意することとは?
不正アクセス

 ポイントと解説
 ☆ セキュリティの必要性(不正アクセス、コンピュータウィルス等)について説明することができる
  • サーバ内の重要なファイルに誰でもアクセスできるようになっていないか確認する。アクセスする場合やファイルを開く場合には必ずパスワードを掛けるよう徹底する。
☆ セキュリティ対策(IDとパスワード等)の機密保持方法を説明することができる
  • IDとパスワードの管理を行う係を決め、漏洩等がないようPC内には置かないようにする。職員についても管理を徹底するよう促す。特に異動に伴う変更や引継ぎの際には注意する。
Q1 職員端末のIDとパスワードが全員共通ですが、問題ないですか?
Q2 児童生徒端末から職員サーバーの内容は見られる可能性はないでしょうか?
対策

 ポイントと解説
 ☆ 校内での情報管理体制について説明することができる
  • 情報管理部(係)の設置と校内の情報管理規定(電磁的情報取扱要領)に則った処理を行う。セキュリティポリシー(情報セキュリ
ティに関する基本方針)を明示にする。児童生徒がインターネットを利用する際の方針についても整備する。
☆☆ セキュリティホールとは何か、その対策方法を説明することができる
  • セキュリティホール(ソフトウェア上の欠陥)を放置しておくと、悪意のあるユーザに不正にコンピュータを操作されてしまう可能性
がある。使用しているOSやブラウザのバージョンを確認し、修正プログラムがインストールされているか確認する。
Q1 学校のウィルス対策ソフトってどんなもの?
Q2 不正プログラム対策にはどんなものがありますか?
Q3 画面右下のビックリマークは何ですか?
Q4 個人認証の方法にはどのようなものがあるでしょうか?
確認問題にチャレンジする
モラルとセキュリティーQ&A
情報モラル

Q1 電子メールにファイルを添付して送付するときの注意事項とは?

A1:電子メールにファイルを添付する場合の主な注意事項は次のとおりです。
○ファイルサイズ
送付先のネットワーク環境などが違うことから、添付するファイルサイズは一般的に1MB以内が望ましいと言われています。仮に、これ以上の添付ファイルを送りたい場合には事前に相手先のネットワーク環境を確認してから送るのがマナーと言えます。
○ファイル形式
メールの添付ファイルから不正プログラムへの感染が多いことから、EXE等の実行ファイル形式よりも一般的なファイル形式のものの方が良いでしょう。
○ファイル名
普段からやりとりしている相手先であっても、「とりあえず付けたような」ファイル名にすることは良くありません。例えば学校や市町村役場等でやりとりする添付ファイルでも、「1」や「文書」などファイル名から判断できないものを送付すると、受信側ではファイル名を付け直して保存するという手間が発生します

Q2 電子メールの返信や転送するときの注意事項にはどんなものがあるの?
A2:
法令

Q1 ?
不正プログラム

Q1 不正プログラムにはどんなものがありますか?
A1:不正プログラムとは、次の3つの機能別に分類でき、少なくとも1つの機能を備えたものです。
(機能別分類)
●自己伝染機能・・・自分や他のパソコンにコピーを作るなど、自分自身を増殖させる
●潜伏機能・・・感染してもすぐに症状を出さず、パソコンやプログラムにしばらく潜伏する
●発病機能・・・一定の潜伏期間を経過したあとにさまざまな症状を引き起こす
また、主に次のような種類のものがあります。
【ファイル感染型ウィルス】・・・ 「狭義のウィルス」とも言い、普通のプログラム(ファイル)に悪いプログラムが寄生して媒体を通じて広がります。
【ワーム】・・・ネットワークに接続しているだけで感染し、自動的に自己増殖して拡散します。
【トロイの木馬】・・・正当なプログラムに偽装して、不正アクセスのための裏口(バックドア)などを作りますが、自己増殖はしません。
【ボット】・・・コンピュータをネットワークを通じて遠隔操作するもので、感染していることに気付きにくいと言われています。
【スパイウェア】・・・コンピュータに保存されている個人情報等を外部に送信するもので、商用目的のものもあって悪用目的のものと区別が難しく気付きにくいと言われています。
最近の不正プログラムは上記機能を併せ持った複合タイプのものが主流となっています。
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Q2 感染するとどうなるのですか?
A2:ウイルスの種類によって様々な症状があります。「インターネットに接続すると有料サイトの案内になってしまった」というものから、最近では「パソコンの中のファイルを勝手に知らない相手に送信する」「知らないうちに勝手に迷惑メールを大量に送ってしまう」「キーボードで入力している文字が外部に漏れてしまう」など重大な問題になりかねないものが増えております。

Q3 何をすると感染するのですか?
A3:学校現場で考えられる不正プログラムの感染経路には次の物があります
  • インターネット(悪質サイトや偽サイトでURLをクリックした場合など)
  • 電子メール(主に添付ファイルですが、本文を開くだけで感染するプレビュー感染型もあります)
  • 外部媒体(特に最近はUSBメモリ経由のものが多くなっています)
  • セキュリティーホール(OSなどのアップデートをしていないことが原因です)

Q4 感染したようなんですが、どうしたら良いでしょうか?
A4:ウィルス対策ソフトで対処が不可能な場合まずは、感染の被害を広げないためにネットワークケーブルと外部記憶媒体等を取り外す必要があります。その後、情報管理主任と学校長に対応を相談したうえで契約業者に連絡をして除去作業と端末を再利用できるように復旧してもらう必要があります。場合によっては有料作業になったり、データ復旧不可能になる場合もあります。保守契約等の確認もあらかじめしておきましょう。

Q5 インターネットにつないでなければ大丈夫ですよね?
A5:インターネットに繋がっていないパソコンはアップデートもされておらず、セキュリティーホールだらけということになります。成績データはインターネットに繋いでないパソコンならば安全かというと、必ずしもそうとも言えません。インターネット以外の媒体から感染して、インターネット以外の方法で外部に情報漏えいする可能性もあります。

Q6 電子メールの添付ファイルで注意することとは?
A6:電子メールなどに添付されるファイルには、主に次のようなものがあります。
この中の、「exe」はexecute(実行する)の意味で、.exe
の拡張子(ファイルの種類を表すもの)がついたファイルは、そのファイル単体で何らかの機能を実行するプログラムです。これを実行形式ファイルといいますが、「.exe」の他に、「.bat」「.cmd」「.com」などといった拡張子がついているファイルも実行形式ファイルです。実行形式ファイルは、実行するために必要なプログラム等が
PC にインストールされていなくても、クリックするだけで実行されます。
これに対して、例えば、WordファイルやExcelファイルは、Microsoft WordやMicosoft
Excelのようなアプリケーションプログラムがインストールされていないと開くことはできません。
これら実行形式ファイルをクリックすると、自動的にプログラムが起動します。つまりそのファイルがウィルスであった場合には、この瞬間に感染ということになります。したがって、見慣れないタイトルのついた実行形式ファイルが送られてきたら、クリックせずに削除しましょう。
今ではメールで送られてきた実行形式ファイルは開かないというのが常識です。
また、さらに悪質なものになると、「.doc」「.txt」「.xls」などの拡張子がついているように見せかけ、あたかも実行形式ファイルでないように偽装したものもありますので、一見して実行形式ファイルでないと思っても、やはり注意する必要があるでしょう。
プログラムの種類を表す拡張子は表示するように設定しておきましょう。
不正アクセス

Q1 職員端末のIDとパスワードが全員共通ですが、問題ないですか?
不正アクセスを防ぐための最も一般的な方法がログインパスワードです。学校端末は端末導入時の設定そのままだと、全員が共通のパスワード設定であったりすることがあります。端末やサーバーで機密情報を扱う最近では、職員ごと別々のユーザー登録とパスワードの設定により、ファイルへのアクセス権限を設定する必要があります。また、トラブルが発生した時にもどの職員端末かの特定もできます。なお、個々のパスワード設定にした場合は万が一の紛失や忘失のためにも責任者が一括で管理した方が良いでしょう。
なお、より強力な不正アクセス対策としてBIOSのパスワード設定というものもあります。BIOSとはWindowsが起動する前に動く最初のプログラムで、ここにパスワードをかけておくと不正アクセスに対しては非常に強力になります。

Q2 児童生徒用端末から職員サーバーの内容は見られる可能性はないでしょうか?
児童生徒用端末と職員端末をネットワーク上分離する最も一般的な方法が「VLAN」という仕組みです。
VALN(仮想LAN)は、スイッチという機器を使って学校内部の物理的には同じネットワークを別々のネットワークに分離するというものです。
対策

Q1 学校のウィルス対策ソフトってどんなもの?
A1:学校にある複数台のネットワークコンピュータを安全に利用する場合は、サーバーはもちろんクライアントそれぞれにウィルス対策ソフトが入っていることが望ましいです。
有名なソフトでは、次のものがあります。
  • トレンドマイクロ社:ウィルスバスター
  • シマンテンック社:ノートンインターネットセキュリティー
複数台の端末をクライアントサーバー方式で運用する学校では、ウィルスバスターコーポレートエディションなどの製品を利用することが多いです。
このような製品では、学校にある端末すべての感染状況やアップデート状況などを管理することができます。

Q2 不正プログラム対策にはどんなものがありますか?
A1:不正プログラムと戦う10箇条は次のとおりです。
①OSやアプリケーションは最新状態にする
②不正プログラム対策ソフトを最新状態にする
③不正プログラムの定期的なフルスキャン
④見知らぬメール(特に添付ファイル)は無視する
⑤メールのURLは安易にクリックしない
⑥安易にプログラムをダウンロードしない
⑦見知らぬ(不審な)HPには近づかない
⑧管理不備のパソコンで機密情報を扱わない
⑨万一に備えてバックアップを定期的に行う
⑩情報流出に備え、重要なデータは暗号化する

Q3 画面右下のビックリマークは何ですか?
Windowsのプログラムにあるセキュリティー上の弱点を「セキュリティーホール」と言って、定期的に更新(アップデート)することで弱点を補強することができます。

OSのバージョンによっても違う表示になりますが、ビックリマークはアップデートを促す表示です。アップデートをしないOSはセキュリティーホール(不正プログラムの進入する穴)だらけということになります。
学校では、忙しい時に再起動が伴うアップデートは時間がかかるので敬遠されがちですが、不正プログラム対策に欠かせないものです。

Q4 個人認証の方法にはどのようなものがあるでしょうか?
個人認証の方法は次のようにそれぞれ比較できます。
確認問題にチャレンジする
 


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最終更新:2009年01月28日 20:44
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