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E98射撃」を以下のとおり復元します。
*弓兵(射撃)

**作戦

【地形】
・攻撃するときは敵より高所に位置をとる。
・岩や丘がある場合は、その場所を確保。橋頭堡とする。
・偽装用ネットを使う。
・皮膚に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。
・木々に紛れて歩兵による伏撃が可能
・密度の高い森林地の場合、大型の敵はつっかえるため行動の邪魔が出来る。歩兵ならば小さいので、活動に支障がない
・機動力はあまりないが歩兵であれば、この地形でも踏破可能
・切り立った岩場や崖に追いつめて敵の行動範囲を狭める。
・高所より岩や木材を落として敵の分断を図る。
・岩崩れや雪崩に注意する。また、敵を上手く誘いこみ、敵は巻き込ませる。

【陣形】
・敵に対して多数で攻撃を行う。敵1に対して2人以上で攻撃できるように位置をとる。
・敵に後背から攻撃されないように味方同士で背中を向け合って後方を守る。
・攻撃班は可能なら友軍の攻撃から隠れている敵を側面、背面から奇襲する。

【体術】
・フェイントを挟んで相手の構えを崩してから攻撃する。
・相手の目線、体捌き、ポジションから間合いや攻撃のタイミングをはかる。
・目や鼻、こめかみ、あご、首、喉、鳩尾、急所を狙って攻撃する。
・攻防の流れの中で相手の無防備な部分を見極めて一撃を当てる。
・相手の懐に飛び込む際は防御を意識しつつ相手の急所を狙う。
・相手が飛び込んできた際は体全体を攻撃線からはずして防御する。
・相手の打撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。
・相手の攻撃の軌道を見極め、上段・中段・下段受けを状況によって使い分ける。
・攻撃を受けた際は相手の近くから離脱するか、攻撃を続行するかを選択する。
・反撃の際は防御したら即座に突く、蹴る、打つなどして攻撃する。
・初撃で相手の動きを止めた後、続けて突き・蹴りなどで攻撃を続ける。
・基本的な攻撃の技術を応用し、連続して技を繰り出すようにする。
・相手が前に進んでくる勢いを利用し、脚を払ってバランスを崩し、次の攻撃につなげる。
・力がない者は敏捷性・スピード・タイミング・バランス感覚を最大限に利用する。
・単純なスピードだけでなく、攻守のタイミングを常に意識する。
・一度に倒しきれないほど多数の敵は、前衛の負荷を超えない範囲で、少しずつおびき出して倒す。
・打突に体重を乗せるためには脇を締め、腰の回転を意識する
・力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから)
・相手の勢いを意識する
・相手との間合いを意識する
・自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する
・決めたと思っても気を抜かない
・打撃を行うさい、姿勢が崩れるほどの体重をかけないこと
(体が流れるため、打ち終わりに自分の姿勢が崩れるため)
・即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持すること
・打撃は、相手に当たったらすぐに引く(姿勢維持と打撃力が上がるという効果がある)
・合図を使って連携して動く
・ターゲットの選定は武術の心得がある者が行う

【装備】
魔法使い経験者が多く、弓矢に付与された魔力を最大限に活かすことができる。


**参戦RP


**応援RP
ちゃき@るしにゃん王国「いいぞ!おれのハートも打ち抜いてくれ!」

**SS


**射撃支援

#ref(http://www.kotonet.com/~gamechaki/bbsl/data/IMG_000310.jpg)

絵:南無@るしにゃん王国

***当たりますように
 クレールとテルはただ弓兵部隊について歩いている訳ではない。皆が弓に弦を張り、準備をしているその間、つがえられる一矢一矢に祝福を与えるのも、大事なお役目である。

──魔の力 理の力 世界を統べる数多の法則よ
森に住まう汝らの鏡像 森妖精の末裔たる我らは
りの森をよびよせて世界の守りとせんことを冀う──

「……」
「どうしましたか?」
 手元の一矢に祝福をかけていた、クレールが首を傾げる。
「いえ」
 もにもにと一緒に真似して唱えながら、テルはもう1つの矢を手に取った。
「きっと勝てますよね」
 テルの小さな声に、クレールはいつもの笑顔でにっこりと頷いた。
「矢筒に詰める準備はできたアルよ〜! いつでも準備万端アル」
「ちょ! アンコ! それ俺の矢筒だぞ!」
 駆け寄って来たスゥ・アンコの後ろから、はやてが追いかけてくるのが見えて、クレールとテルは顔を見合わせて少しだけ笑った。

#ref(http://gamechaki.kotonet.com/tellur/98yumi.jpg)
絵と文 テル@るしにゃん王国


***断腸の思い。決意。

それは、戦争への準備中の話。

職業4の参謀に着替えるべく、南無とスゥ・アンコが指定された参謀服に着替えている時であった。

「あ、アンコちゃん。……その、あの………っ。」

何かに気づいた南無が、それはもう、とても言い辛そうにアンコの方を見つめる。
弱弱しい態度、小さな声はいつもの事故に、それはそれは慣れた様子で、アンコは首を傾げた。

「何アルか。相変わらずはっきりしない男アルな。」
「こ、心は女の子だもの! …そ、そうじゃなくてね。あのね。…その……胸が――。」

それはもう、遠慮がちに、そ、と胸の方をちらりと見る。
基本的にナイス・バディで通っているスゥ・アンコではあるが、真実は胸パッドでサイズを誤魔化している。
欠かさず、寝る時にも身に着けている筈のそのパッドが、今はなく、実に慎ましいものだった。

「そんな訳ないアルよー。胸が縮むなんて、そんな事ある訳ないアル。嫌アルなー。南無ってば頭までおかしくなっちゃったアルか?」

にっこり。目を細め、唇の端を上げて可愛らしく笑うアンコではあるが、その影には明らかに殺意のオーラが滲み出ていた。
そう、これについては一切触れるな、という意思が強く、強く、南無には感じられた。

(せ、折角教えてあげたのに……っ。)

そう思いながらも、その殺意の波動に目覚めたアンコから逃げ出す為に、着替えも途中に早々と部屋から出て行く南無。
かるく涙目だった彼を見送った後、一人、溜息を付く。

「今回だけアルよ。うちの国が最初で最後の活躍のチャンス。和弓の弦を引くには、でかい乳はただの邪魔アル。」
「それに、戦闘中は皆、勝つ事に集中して乳なんか見てないアル。…この戦い、るしにゃん王国の威信にかけて、絶対絶対、負けられないアルよ。大丈夫、乳はきっと誤魔化せる筈アルよ。」

そう、一人呟きながら、至急されたるしにゃん国特製の弓を、ぎゅ、と握り締めた。


――るしにゃんが目立つ、という事は、それはつまり、自分の乳の無さが露呈される事になる、というのは、その時のアンコには予想外のものだった。
#ref(http://www.kotonet.com/~gamechaki/bbsl/data/IMG_000313.jpg)


絵と文:スゥ・アンコ@るしにゃん王国


***緊張と不安。

敵が、視界の中に入る。ぐ、と緊張感が高まる。空気があきらかに変わった事が、隊全体に伝わった。

こくん。唾を飲み込む。
ぐ。弓を握り締めるその手に汗が滲むのがわかる。

弓兵、という、その存在そのものを得たばかりのるしにゃん王国部隊は、初陣、そして初の活躍の可能性に緊張していた。
(うまく出来るだろうか。)
(どうせ我が国の事。肝心なところでトチってしまうのではないか。)
基本的にネガティブが売りのるしにゃん王国国民は、長年の地味生活にすっかり内気になりきってしまっていた。
嫌な空気というものは連鎖するもので、あっという間に、部隊全体にそのネガティブオーラは広まってしまった。


「てめーら、何暗い事考えてやがる! むずかしい事考える暇があったら、さっさとその手に持ってるもんを敵に向けろッ!」

しかし、その空気を、勇ましい声で打ち破った人間が、いた。
長い間、世界忍者で日の目をみない生活が続いていた、はやて、その人物だった。

「失敗する事考えたって、どーにかなるわけじゃねーだろ! だったら今は!ただ!撃ちまくるしかねーだろ!」

そう、少年故の、よく通る声は隊全体に響き渡る。
まだ、隊の中では幼い部類に入るその少年に叱咤された事で、ぐ、と気合が篭る。

そう。悩んでいる暇はないのだ。敵はもう目の前にまで迫っている。
何もしなければ、ただ己の命が費えるのを見つめるだけになってしまうのだ。

だから。今は。るしにゃん王国民、魔法使いも、技族も、皆の知恵を込めたその弓を握ろう。矢を構えよう。
そう決意した隊の皆は、次々に攻撃に備え、配置に付き、弓を構えていく。

「そうそう。それでいいアルよー。さあ。敵はワタシたちの間合いに入ったアル。一世一代の大部隊、皆で輝いてみせるアル!」

そう笑顔で皆に告げた、スゥ・アンコに向けて、

「今まで呑気に黙ってたてめーが指揮んじゃねーよ!!」

思わず怒りマークも頭につけて、怒鳴り散らかすはやてであった。

#ref(http://www.kotonet.com/~gamechaki/bbsl/data/IMG_000311.jpg)

絵と文:スゥ・アンコ@るしにゃん王国

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