ダイヤモンドちゃんのラブリー亭
40人程度が入ることができる中規模の冒険者の酒場
木製で堅牢な印象を受ける店の外見からは考えられないほど、内装はアチコチがコテコテにデコられている。
確かな裏取りと、丁寧な仕事ぶりで有名で、初心者向け(LV5程度まで)の依頼が多く集まってくる。
こうした仕事が回ってくるのも、亭主の"ダイヤモンド"の非常に広い人脈があるためと言われているが、当人曰く「オトメのヒ・ミ・ツ」だそうである。
名物は、「ダイヤモンドちゃん特製きらきらグリーンカレー」
亭主:ジョン"ダイヤモンド"スミス(人間)
本人曰く、ルキスラ帝国で一番かわいい漢女(オトメ)
大柄で筋肉質な体つきをものともせず、めっちゃイカしたコスメをキめている。
非常に人懐っこく、大概の人と仲良くなれるため(本人談)、酒場の店主を天職とし、今日もイケメンを探している。
その明るい人柄からか、他人の酒場の壁を破壊しても、盗賊ギルドの兄貴を踏みつぶしても何故か「ダイヤモンドちゃんだから」で流されている。
好みのタイプは「小柄で食べちゃいたくなるような坊や」
特技は尻の筋肉でスタッフを真っ二つにすること。
- 「あぅ~ら!!よく来たわね〰!!おしりの筋肉がス・テ・キ❤」
- 「ジ"ョ"ン"んん????ダ・イ・ヤ・モ・ン・ド・ちゃん!よ。間違えたらオシオキよぉん」
- 「依頼は簡単❤ゴブリンをぜ~んぶやっつければいいわぁん」
ラルカ(人間)
気弱で引っ込み思案の10歳程度に見える少女。
とある邪神を召喚するための苗床にされていた経験があり、苗床化の影響で少なくとも1年間は言葉すらしゃべることができなかった。また、全身が人間にもかかわらず褐色に変色し、あちこちに隠しようのないアザの後が見える。
その影響のため他人に意思を示すのが極端に苦手で、自分の意見を伝える時は「袖をひっぱる」「じっと瞳を覗き込む」「うしろをついてまわる」「(いっそのこと)抱きつく」「手紙にする」等の行動を取る
事件収束後、本人の希望でダイヤモンド亭に引き取られる。
ダイヤモンド亭では、リハビリも兼ねてホール担当として働いている。見た目を気にする彼女を気遣ってか、ダイヤモンドちゃんがアザをメイクで誤魔化したことが始まりで、本人も化粧を覚え始めている。たまに失敗したりする。
冒険者は見た目をほとんど気にしないので、マイナス評価はほとんどなく、彼女は物静かで仕事熱心な看板娘として評判が高い。
また、危機感が麻痺している(彼女は危険であることは理解している)ため、普通なら恐怖で動けない時でも冷静に立ち回ることができ、同世代の少女たちから、リーダー的立場を手に入れつつある様子(あるスカウトの報告)
邪神の苗床化の影響で、彼女はとある邪教の知識を深く理解している。
高位神官クラスの秘術なら見ただけで看破することができるが、本人は邪教を信仰していないため使用することができない。
- 「...んっ(エールを渡しながら)」
- 「わたしは、こわくない」
- 「これ...くれるの?えへへ(満開スマイル)」
3人のダイヤモンドちゃんの下僕
女王様。他の2人をこき使うがダイヤモンドちゃんには頭があがらない
バカ。
機械いじりが得意、女の子が好き。
大地の余徳亭
lv5までの冒険者をターゲットとしている「冒険者の店」。
若い冒険者が入りやすいよう意識しており、レストランやカフェのような雰囲気。一般市民がご飯を食べにくることも多い。
ニンジンやカブが沢山入った「根菜のスープ」が名物。
資金源は仲介料、店の売り上げなど。
ラムネをロックで飲める稀有な店。
亭主:ピーター(タビット)
あわてんぼうで快活なタビット。
自分の過去を話したがらないため詳しいことは不明だが、タビットとしては珍しく冒険者上がりの亭主。
噂話では、ソーサラーとして活躍した過去があるらしい。魔術師ギルドと太い繋がりがあるようだ。
カウンターの奥は、タビットの身長に合わせて上げ底になっている。
- 「やあ、いらっしゃい!何か食べるかい?それとも仕事を探しにきたのかな」
黒猫さんたちの気まぐれ亭
少し特殊な盗賊ギルド。
ルキスラのスラム街の外れにある酒場。黒猫を数匹放し飼いにしている。カウンターの奥にいかついオッサンが立っているが、実は店主ではない。
店主は黒猫に扮したミアキス「シャノア」であり、いつもは黒猫の状態で店内で適当に寛いでいる。このことは殆どの客は知らない。
カウンター横にVIPルームがあり、ここで依頼の詳細を話すことになる。
店に来た行き倒れやホームレス、さらには犯罪者にも衣食住と職を与えて社会へ送り出すことで有名。
この活動により、盗賊ギルドの一種と考えられる。政府としては犯罪者を捕まえたいのだが、結果として真っ当な仕事に就いた犯罪者を大量に輩出しているため、強硬策を実行できず、容認している状態。
シャノアもこれを分かっており、政府とつながりを持っている状態。
スラムの外れにあり、元(?)犯罪者などもよく訪れる店のため、そういった怪しい客が様々な「噂話」を持ち込む。シャノアは黒猫状態で噂を聞いて回るため、様々な情報を持っている。
また、世話になった礼として、マジック
アイテムなどを店に納める者もいるため、様々な物品が地下に保管されている。また、人手として働いてくれる者もいるだろう。
資金源はマジックアイテム、店の売り上げ。
依頼は主にスラム街のトラブル解決だが、ルキスラの危機であれば犯罪であろうと依頼する。犯罪の場合、政府に打診して見逃してもらうことがほとんど。
亭主:シャノア(ミアキス)
ミアキスの女性で、いつも猫の状態で過ごしている。
「黒猫さんたちの気まぐれ亭」の黒猫に交じりながら、酒場で交わされる噂話を聞いて情報を収集する。
ミアキスであることを隠しているため、人目に付く場所では交易共通語を話さない。
必要に駆られない限り、人型にならない。服を持ち合わせていないので、人型になるときは裸になってしまうが、別に本人はそれを恥ずかしがったりしない。猫だもの。
- 「あら、よく来てくれたわね。たまには飲んでいったら?」
- 「話を聞けば、後には戻れないわ。それでもいいのね?」
- 「今更怖気づいたのかしら?これはルキスラの平和のために必要なことなのよ」
7色の鱗亭
最終更新:2018年10月14日 21:37