「あれは…人間…!!」
白い体に尻尾が生えたような生物、ミュウツーは隠れていた。
早朝に起きて山の中に入ると、早速現れた人間。
どう考えても人間だが、その手には血が付いたバットがある。
普通の人間だったら警戒してもう少し様子を見るだろう。
だが、生憎ミュウツーにそのような感情は持ち合わせてない。
手のひらに黒い球体をためると、その人間に向かって発射させる。
「…! 誰!?」
その人間、少女は紙一重で避けると、驚いたようにこちらを向きながらそう叫ぶ。
「こちらに気づかずに避けるとは…手加減無しで殺すしかないようだ。」
ミュウツーはそう言うと、テレポートでアシュリーの背後に回り、もう一発撃つ。
これなら確実に殺すことが出来る。
――――だが、その球体は当たらず、近くの木に当たり破裂する。
「当たらない…?何故避けられる…」
それもその筈であった。
なぜなら、アシュリーは先ほどの戦いから、感覚が鋭くなっている。
ミュウツーは人間を甘く見ていた。
そして、このバトルロワイアルを。
「危ない危ない…。」
アシュリーは本を取り出すと、ミュウツーの周りに火がつき、ミュウツーを包むように燃えさかる。
「うぐぉおおおお…!!!」
ミュウツーは火の中で倒れ、アシュリーは、ミュウツーの支給品だけ盗ると、ザックも燃やす。
そして、ミュウツーの武器らしき物を取り出したとき、ミュウツーが火の中から脱出し、叫ぶ。
白い体に尻尾が生えたような生物、ミュウツーは隠れていた。
早朝に起きて山の中に入ると、早速現れた人間。
どう考えても人間だが、その手には血が付いたバットがある。
普通の人間だったら警戒してもう少し様子を見るだろう。
だが、生憎ミュウツーにそのような感情は持ち合わせてない。
手のひらに黒い球体をためると、その人間に向かって発射させる。
「…! 誰!?」
その人間、少女は紙一重で避けると、驚いたようにこちらを向きながらそう叫ぶ。
「こちらに気づかずに避けるとは…手加減無しで殺すしかないようだ。」
ミュウツーはそう言うと、テレポートでアシュリーの背後に回り、もう一発撃つ。
これなら確実に殺すことが出来る。
――――だが、その球体は当たらず、近くの木に当たり破裂する。
「当たらない…?何故避けられる…」
それもその筈であった。
なぜなら、アシュリーは先ほどの戦いから、感覚が鋭くなっている。
ミュウツーは人間を甘く見ていた。
そして、このバトルロワイアルを。
「危ない危ない…。」
アシュリーは本を取り出すと、ミュウツーの周りに火がつき、ミュウツーを包むように燃えさかる。
「うぐぉおおおお…!!!」
ミュウツーは火の中で倒れ、アシュリーは、ミュウツーの支給品だけ盗ると、ザックも燃やす。
そして、ミュウツーの武器らしき物を取り出したとき、ミュウツーが火の中から脱出し、叫ぶ。
「お前の攻撃では私は殺せない…"自己再生"」
ミュウツーの体が白く光ると、燃えていた部分の火が消えて、火傷の痕が消えていく。
そして、ミュウツーは何度もシャドーボールを撃つ。
1発、2発、3発と、連続で撃ち続ける。
が、当たらなかった。それどころか、アシュリーは、その攻撃を普通に避けている。
「そんな攻撃、当たらないよ…。」
アシュリーにとっては純粋に思ったことを言ったのだが、ミュウツーにはそれも挑発に聞こえた。
「怒れば怒るほど攻撃が適当になってるよ?」
遂にミュウツーは怒りが絶頂に達した。
そして、その黒い球体をどんどん膨らませていく。
「…貴様のような愚かな人間には、どんな理由があろうとも当たる様にしなければならないようだな…」
そのまま、全ての力を込めて、撃つ。
アシュリーはと言うと、説明書を読みながら、指揮棒のような物を振っていた。
ミュウツーの体が白く光ると、燃えていた部分の火が消えて、火傷の痕が消えていく。
そして、ミュウツーは何度もシャドーボールを撃つ。
1発、2発、3発と、連続で撃ち続ける。
が、当たらなかった。それどころか、アシュリーは、その攻撃を普通に避けている。
「そんな攻撃、当たらないよ…。」
アシュリーにとっては純粋に思ったことを言ったのだが、ミュウツーにはそれも挑発に聞こえた。
「怒れば怒るほど攻撃が適当になってるよ?」
遂にミュウツーは怒りが絶頂に達した。
そして、その黒い球体をどんどん膨らませていく。
「…貴様のような愚かな人間には、どんな理由があろうとも当たる様にしなければならないようだな…」
そのまま、全ての力を込めて、撃つ。
アシュリーはと言うと、説明書を読みながら、指揮棒のような物を振っていた。
なんだ?体が勝手に動く。先ほどまで地面についていた足は、どんどん離れていく。
そして、先ほど居た人間は見当たらない…
私は死んだのか…?そんな馬鹿な…。
高い…下に見えるのは島?あの地図の形をした…
空を浮かんでいるのか?あの女か…あの女がやったのか…
「ふん…良いだろう。貴様を見つけ、必ず殺してやる…!」
そして、先ほど居た人間は見当たらない…
私は死んだのか…?そんな馬鹿な…。
高い…下に見えるのは島?あの地図の形をした…
空を浮かんでいるのか?あの女か…あの女がやったのか…
「ふん…良いだろう。貴様を見つけ、必ず殺してやる…!」
* * * * * *
「本当に飛んでいった…。」
アシュリーは、説明書を読んで半信半疑ながら、驚いていた。
説明書に書いてあったのは、風の唄という風向きを変える唄と、疾風の唄という風に乗って移動する唄だった。
とりあえず疾風の唄を振ってみたらこの通り。
ミュウツーは飛んでいき、黒い球体は消えてしまった。
そして、戦いを2度も経験することにより、アシュリーはだんだん理解できた。
一つは、何かに恨みを持つ者が誰かを狙うこと、
そしてもう一つは武器には攻撃型だけでなく、色々なタイプの物があること。
アシュリーは、説明書を読んで半信半疑ながら、驚いていた。
説明書に書いてあったのは、風の唄という風向きを変える唄と、疾風の唄という風に乗って移動する唄だった。
とりあえず疾風の唄を振ってみたらこの通り。
ミュウツーは飛んでいき、黒い球体は消えてしまった。
そして、戦いを2度も経験することにより、アシュリーはだんだん理解できた。
一つは、何かに恨みを持つ者が誰かを狙うこと、
そしてもう一つは武器には攻撃型だけでなく、色々なタイプの物があること。
――――そして、人を傷つけることの楽しさを。
【名前:アシュリー@メイドインワリオ
健康状態:健康
武装:風のタクト@ゼルダの伝説 風のタクト/残り4回
所持品:支給品一式×2、ホームランバット@スマブラ、エルファイアー@ファイアーエムブレム 紋章の謎/残り3回
現在位置:エリア5・E-10
第一行動方針:ゲームに乗る。
第二行動方針:ミュウツーと再会したくない。
第三行動方針:知り合いには会いたくない。
最終行動方針:知り合いに自分のことがばれたら殺す。
備考:少しずつ方針が変わってます。】
健康状態:健康
武装:風のタクト@ゼルダの伝説 風のタクト/残り4回
所持品:支給品一式×2、ホームランバット@スマブラ、エルファイアー@ファイアーエムブレム 紋章の謎/残り3回
現在位置:エリア5・E-10
第一行動方針:ゲームに乗る。
第二行動方針:ミュウツーと再会したくない。
第三行動方針:知り合いには会いたくない。
最終行動方針:知り合いに自分のことがばれたら殺す。
備考:少しずつ方針が変わってます。】
【名前:ミュウツー@ポケットモンスター
健康状態:少し火傷 激怒
武装:なし
所持品:なし
現在位置:エリア5上空(ワープする場所は不明)
第一行動方針:誰かが居たら容赦なしに殺す!!
第二行動方針:あの女の居た所に戻る!
第三行動方針:あの女を殺す!!!
最終行動方針:人間は全員殺す!!!
備考:かなり怒ってます。誰かに会ったら… ミュウツーのザックは燃えて消えました。】
健康状態:少し火傷 激怒
武装:なし
所持品:なし
現在位置:エリア5上空(ワープする場所は不明)
第一行動方針:誰かが居たら容赦なしに殺す!!
第二行動方針:あの女の居た所に戻る!
第三行動方針:あの女を殺す!!!
最終行動方針:人間は全員殺す!!!
備考:かなり怒ってます。誰かに会ったら… ミュウツーのザックは燃えて消えました。】
【風のタクト@ゼルダの伝説 風のタクト】
風や昼夜を操ったりする指揮棒(タクト)。
一応叩いたり刺したりすることも出来る。今回は、
風の唄:風の向きを変えたり、風を強くする。
疾風の唄:自分、相手をどこかのエリアにワープする。
島の外にはワープできない。ワープする場所は不明。
今回は全部で5回使える。
風や昼夜を操ったりする指揮棒(タクト)。
一応叩いたり刺したりすることも出来る。今回は、
風の唄:風の向きを変えたり、風を強くする。
疾風の唄:自分、相手をどこかのエリアにワープする。
島の外にはワープできない。ワープする場所は不明。
今回は全部で5回使える。