怖い…怖い…
あんな化け物が居るなんて…
死にたく…死にたくない…っ
あんな化け物が居るなんて…
死にたく…死にたくない…っ
派手な格好のこの少年、サトシは、"ただの人間"だった。
そう、人間。
猫、犬、狐、鳥、亀、豚、鼠etc...
このバトルには妙な生物がいっぱい来ていた。
様々のポケモンを見てきたが、感じが違う。
あれは、きっと自分で自分のみを守り"殺し合い"をしてきた奴らだ。
今思えば、ピカチュウだってそうだ。
自分はただ、ピカチュウに命令して、応援しているだけだ。
…そんなことを考えていると涙が出てくる。
「ピカチュウ…っ…何処に居るんだよ…!」
猫、犬、狐、鳥、亀、豚、鼠etc...
このバトルには妙な生物がいっぱい来ていた。
様々のポケモンを見てきたが、感じが違う。
あれは、きっと自分で自分のみを守り"殺し合い"をしてきた奴らだ。
今思えば、ピカチュウだってそうだ。
自分はただ、ピカチュウに命令して、応援しているだけだ。
…そんなことを考えていると涙が出てくる。
「ピカチュウ…っ…何処に居るんだよ…!」
そんな時、一つの声が聞こえた。
懐かしい、優しい声。
『…間違っている。サトシとカスミも…』
「タケシ!?この近くにいるのか!」
声が聞こえる方向、それは、自分が逃げてきた道。
だが、サトシはそんなこと構わなかった。
タケシが居る。その気持ちだけで、足が勝手に動いた。
「ははっ!タケシが、タケシが生きてる!」
サトシは気づいていなかった。
興奮して、うさぎずきんが落ちたこと、自分の声で、タケシの最後の声がかき消されたこと。
だが、それはある意味で良いことだった。
きっと、タケシの最後の言葉を、銃声を聞いてしまったら、自殺するかもしれない。
「今行くぞタケシ…ん?」
サトシはすぐにでも行こうと思ったが、目の前にザックが落ちているのを見て、立ち止まる。
「これは…さっきの奴が捨てた物か…?」
サトシは少し考え込んだが、すぐに結論が出た。
落ちているザックから支給品を移し替える。
懐かしい、優しい声。
『…間違っている。サトシとカスミも…』
「タケシ!?この近くにいるのか!」
声が聞こえる方向、それは、自分が逃げてきた道。
だが、サトシはそんなこと構わなかった。
タケシが居る。その気持ちだけで、足が勝手に動いた。
「ははっ!タケシが、タケシが生きてる!」
サトシは気づいていなかった。
興奮して、うさぎずきんが落ちたこと、自分の声で、タケシの最後の声がかき消されたこと。
だが、それはある意味で良いことだった。
きっと、タケシの最後の言葉を、銃声を聞いてしまったら、自殺するかもしれない。
「今行くぞタケシ…ん?」
サトシはすぐにでも行こうと思ったが、目の前にザックが落ちているのを見て、立ち止まる。
「これは…さっきの奴が捨てた物か…?」
サトシは少し考え込んだが、すぐに結論が出た。
落ちているザックから支給品を移し替える。
「ふぅ。今度こそ、今行くぞ、タケ…ぐぁあっ…!」
サトシの背中に、鉛がめり込み、倒れる。
サトシの背中に、鉛がめり込み、倒れる。
「これでクリスタルを狙う奴が一人減った…。」
岩の後ろから一人の男が現れる。
「待っててくれ、クリスタル…今、助けに行くから…」
その男――パンサー・カルロッソが後ろに振り向き、歩き出そうとした瞬間、
死んだはずのサトシが静かに起きあがる。
その手には、十得ナイフと、誰かの武器、サバイバルナイフが、強く強く、血がにじみ出るほど握られていた。
「なっ…お前死んだんじゃ…」
最初は左手に、次は服をナイフの刃が掠める。
「クソッ!死んでたまるか!!」
パンサーも応戦しようとするが、傷を付けられた右手はバランスを崩し、
サトシの十得ナイフに当たり、ナイフが半円を描きながら吹っ飛ぶ。
「ぐぅ…っくそっ!待ってろピカチュウ!」
今度は左手に持っているサバイバルナイフで、パンサーを刺そうとする。
パンサーは尚も、サトシに銃口を向け、弾を撃ち続ける。
が、全く倒れない。弾は確実に胸に当たった筈なのに。
「何故、何故倒れない!ぐぁあっ!!」
今度はこっちの番、と言わんばかりに、サトシのナイフが肩に刺さる。
と、それとともに、サトシはゆっくりと倒れた。
「くっ…ぅぐ…。今度こそ、死んだか…?」
全く動かず、血が出ているところを見ると、もう死んだのだろう。
パンサーは、肩のナイフを抜くと、サトシの弾が当たったところに触ってみる。
「硬い…やはり防弾チョッキ…。まぁ一応、この防弾チョッキは貰っていくぞ。」
パンサーは、死んだその亡骸から防弾チョッキを奪い取ると、それを着る。
そして、サトシが持っていた支給品を全てザックに詰め込み、歩き出す。
――――次に現れるのは、天使か、悪魔か。
岩の後ろから一人の男が現れる。
「待っててくれ、クリスタル…今、助けに行くから…」
その男――パンサー・カルロッソが後ろに振り向き、歩き出そうとした瞬間、
死んだはずのサトシが静かに起きあがる。
その手には、十得ナイフと、誰かの武器、サバイバルナイフが、強く強く、血がにじみ出るほど握られていた。
「なっ…お前死んだんじゃ…」
最初は左手に、次は服をナイフの刃が掠める。
「クソッ!死んでたまるか!!」
パンサーも応戦しようとするが、傷を付けられた右手はバランスを崩し、
サトシの十得ナイフに当たり、ナイフが半円を描きながら吹っ飛ぶ。
「ぐぅ…っくそっ!待ってろピカチュウ!」
今度は左手に持っているサバイバルナイフで、パンサーを刺そうとする。
パンサーは尚も、サトシに銃口を向け、弾を撃ち続ける。
が、全く倒れない。弾は確実に胸に当たった筈なのに。
「何故、何故倒れない!ぐぁあっ!!」
今度はこっちの番、と言わんばかりに、サトシのナイフが肩に刺さる。
と、それとともに、サトシはゆっくりと倒れた。
「くっ…ぅぐ…。今度こそ、死んだか…?」
全く動かず、血が出ているところを見ると、もう死んだのだろう。
パンサーは、肩のナイフを抜くと、サトシの弾が当たったところに触ってみる。
「硬い…やはり防弾チョッキ…。まぁ一応、この防弾チョッキは貰っていくぞ。」
パンサーは、死んだその亡骸から防弾チョッキを奪い取ると、それを着る。
そして、サトシが持っていた支給品を全てザックに詰め込み、歩き出す。
――――次に現れるのは、天使か、悪魔か。
【午前/G-11】
【名前:パンサー・カルロッソ@スターフォックス
健康状態:軽傷
武装:防弾チョッキ マシンガン/残り130発@スターフォックスシリーズ ポケッチ@ポケモンシリーズ
所持品:支給品一式×3
現在位置:G-11 G-10に移動中
第一行動方針:出会った者は殺す。
第二行動方針:ウルフとレオンも殺す?
最終行動方針:クリスタルを優勝させる。
備考:右腕はあまり使えないかもしれません。】
【名前:パンサー・カルロッソ@スターフォックス
健康状態:軽傷
武装:防弾チョッキ マシンガン/残り130発@スターフォックスシリーズ ポケッチ@ポケモンシリーズ
所持品:支給品一式×3
現在位置:G-11 G-10に移動中
第一行動方針:出会った者は殺す。
第二行動方針:ウルフとレオンも殺す?
最終行動方針:クリスタルを優勝させる。
備考:右腕はあまり使えないかもしれません。】
【サトシ@ポケモン
健康状態:死亡確認
所持品:サバイバルナイフ
現在位置:G-11 】
健康状態:死亡確認
所持品:サバイバルナイフ
現在位置:G-11 】
※サバイバルナイフ・十得ナイフは放置されてます。
※ザックはガノンドロフが捨てた物です。
※ウサギずきんは森の中です。見つけるのは難しいでしょう。
※ザックはガノンドロフが捨てた物です。
※ウサギずきんは森の中です。見つけるのは難しいでしょう。