草原の上に二人の――いや正確には一人と一匹の――男が座っていた。
二人の名はワリオとピグマ。
近くから見れば仲が良さそうに思えるだろう。
だが、その二人の内一人は、もう一人を利用することしか考えては居なかった。
二人の名はワリオとピグマ。
近くから見れば仲が良さそうに思えるだろう。
だが、その二人の内一人は、もう一人を利用することしか考えては居なかった。
「そういえば、ワリオ。一応話しておきたいことがあるんや。」
「ン?何だ?ブリブリしたいのか?」
「ちゃいます。実は昔、ワイにも仲間がおったんや。」
「さっき仲間って言われるのなんて初めてとか言ってなかったか?」
「それは…あまり信用してなかったんや。でもな、今はちゃーんと信用してるんや。」
「そうか…。で、続きは?」
「あぁ、そうや。で、ある時、仲間に裏切られてもうた。捨てられたんや。」
「何ぃ~?そんな奴はオレ様がボコボコにしてやる!」
ワリオが立ちあがったのも無視して、ピグマは続けた。
「そしてな、その裏切った仲間はこのゲームの中に居るんや。」
「分かった!つまり、その仲間とか言う奴らをぶっ倒せば良いんだな!!」
「流石ワリオ、話が早い!そして、その裏切った奴らの名は――――ワリオ!?」
すでにワリオは走り始めていた。意外に鈍足かと思ったが、
一応足は速かったので、すぐにどこかへ消えてしまった。
「なんて奴や…支給品まで置いて…でも、コレはコレでラッキーやな。」
ピグマはワリオの支給品を自分のザックに詰め、
ワリオが走っていった方向に歩き出した。
「ン?何だ?ブリブリしたいのか?」
「ちゃいます。実は昔、ワイにも仲間がおったんや。」
「さっき仲間って言われるのなんて初めてとか言ってなかったか?」
「それは…あまり信用してなかったんや。でもな、今はちゃーんと信用してるんや。」
「そうか…。で、続きは?」
「あぁ、そうや。で、ある時、仲間に裏切られてもうた。捨てられたんや。」
「何ぃ~?そんな奴はオレ様がボコボコにしてやる!」
ワリオが立ちあがったのも無視して、ピグマは続けた。
「そしてな、その裏切った仲間はこのゲームの中に居るんや。」
「分かった!つまり、その仲間とか言う奴らをぶっ倒せば良いんだな!!」
「流石ワリオ、話が早い!そして、その裏切った奴らの名は――――ワリオ!?」
すでにワリオは走り始めていた。意外に鈍足かと思ったが、
一応足は速かったので、すぐにどこかへ消えてしまった。
「なんて奴や…支給品まで置いて…でも、コレはコレでラッキーやな。」
ピグマはワリオの支給品を自分のザックに詰め、
ワリオが走っていった方向に歩き出した。
「うぉおおおお!!」
ワリオは走っていた。…とても変な走り方で。
だが、前方ばかりに気を取られていたワリオは、横から足をかけられて転んだ。
「痛っ!?なんだお前!…ルイージ…!?」
「久しぶりだな、ワリオ…」
ワリオは驚いた。
まさか、きっと復讐に燃えているであろうこの男と出会ってしまうとは。
だが、今はそんなに怒っている訳でもないと考え、
なるべく怒らせないようにワリオはルイージに話しかけた。
ワリオは走っていた。…とても変な走り方で。
だが、前方ばかりに気を取られていたワリオは、横から足をかけられて転んだ。
「痛っ!?なんだお前!…ルイージ…!?」
「久しぶりだな、ワリオ…」
ワリオは驚いた。
まさか、きっと復讐に燃えているであろうこの男と出会ってしまうとは。
だが、今はそんなに怒っている訳でもないと考え、
なるべく怒らせないようにワリオはルイージに話しかけた。
「あ、そうだ!お前、ニンニクを持ってないか?」
ルイージは、予想外の発言に驚き、興味深そうに聞いた。
「ニンニク?そんな物どうするんだ?」
「それがあれば、オレ様はとっても強くなれる!ボウキーとやらだって一発だ!」
答えを聞いたルイージは、ザックを探ると、中から何かを取りだし、言った。
「ニンニク…か。一応持っているが?」
「それだ!それを食わせてくれ!」
その言葉を聞くと、ルイージは、ニンニクを投げ捨てて、言った。
「やだね。食わせる理由もないし…どうせ死んでもらうんだからな。」
「な…何でだ!おい、ちょっと待て!分かった!わかっ―――――」
グジュッ…
ルイージがワリオの首にキラーランスを刺すと、
ワリオは何も言わず、そのままガクンと首を下ろし、倒れた。
「…すまない、ワリオ。だけど、これが僕にとってのけじめだから…」
ルイージは、ワリオのまぶたを静かに下ろし、槍を抜くと、最後に呟いた。
「そう言う意味では、知り合いにあったのも…良かったのかもしれないな…。」
そして、ワリオに向かって合掌した後、その決意が変わらないように、
走ってその場を立ち去った。
ルイージは、予想外の発言に驚き、興味深そうに聞いた。
「ニンニク?そんな物どうするんだ?」
「それがあれば、オレ様はとっても強くなれる!ボウキーとやらだって一発だ!」
答えを聞いたルイージは、ザックを探ると、中から何かを取りだし、言った。
「ニンニク…か。一応持っているが?」
「それだ!それを食わせてくれ!」
その言葉を聞くと、ルイージは、ニンニクを投げ捨てて、言った。
「やだね。食わせる理由もないし…どうせ死んでもらうんだからな。」
「な…何でだ!おい、ちょっと待て!分かった!わかっ―――――」
グジュッ…
ルイージがワリオの首にキラーランスを刺すと、
ワリオは何も言わず、そのままガクンと首を下ろし、倒れた。
「…すまない、ワリオ。だけど、これが僕にとってのけじめだから…」
ルイージは、ワリオのまぶたを静かに下ろし、槍を抜くと、最後に呟いた。
「そう言う意味では、知り合いにあったのも…良かったのかもしれないな…。」
そして、ワリオに向かって合掌した後、その決意が変わらないように、
走ってその場を立ち去った。
【一日目/昼】
【名前:ピグマ・デンガー@スターフォックスシリーズ
健康状態:健康
武装:なし
所持品:支給品一式×2 、青酸カリ@現実、ハリセン@スマブラシリーズ、レイガン(残り16発)@スマブラシリーズ(ワリオの支給品)
現在位置:K-8
第一行動方針:一応ワリオを追う。
第二行動方針:出会った参加者にスターフォックス、スターウルフを悪人のように吹き込む
第三行動方針:ワリオより強く、使える参加者を見つけたらそいつに寝返る。
最終行動方針:ゲームで優勝して大金を手に入れる。
備考:K-7に移動中】
【名前:ピグマ・デンガー@スターフォックスシリーズ
健康状態:健康
武装:なし
所持品:支給品一式×2 、青酸カリ@現実、ハリセン@スマブラシリーズ、レイガン(残り16発)@スマブラシリーズ(ワリオの支給品)
現在位置:K-8
第一行動方針:一応ワリオを追う。
第二行動方針:出会った参加者にスターフォックス、スターウルフを悪人のように吹き込む
第三行動方針:ワリオより強く、使える参加者を見つけたらそいつに寝返る。
最終行動方針:ゲームで優勝して大金を手に入れる。
備考:K-7に移動中】
【名前:ルイージ・マリオ@マリオブラザーズ
健康状態:健康
武装:キラーランス@FE
所持品:支給品一式
現在位置:K-6→J-6方向へ移動中
第一行動方針:マリオ優先で探し、殺す。
第二行動方針:知り合いを狙って殺す
第三行動方針:皆殺し
最終行動方針:優勝してデイジーを生き返させる
備考:ニンニクも支給品だったことに気づいてません。】
健康状態:健康
武装:キラーランス@FE
所持品:支給品一式
現在位置:K-6→J-6方向へ移動中
第一行動方針:マリオ優先で探し、殺す。
第二行動方針:知り合いを狙って殺す
第三行動方針:皆殺し
最終行動方針:優勝してデイジーを生き返させる
備考:ニンニクも支給品だったことに気づいてません。】
※現在位置:K-6
【ワリオ@メイドインワリオシリーズ 死亡】
【残り41人】
【残り41人】
※ニンニクはワリオの近くに放置されてます。
※ワリオの支給品は、全てピグマが持っています。
※ワリオの支給品は、全てピグマが持っています。