「…逃げられたか…」
メタナイトは背を向けて逃げていく奴(クリスタル)を後ろ目に言った。
「…ディディー、もういいだろう。起きろ」
「…うーん…」
水を顔面にかけたら簡単に目が覚めた。
水を顔面にかけたら簡単に目が覚めた。
「…貴様はこの二人の死体を外に運び出し埋めてやれ…」
メタナイトは死んでしまった二人に対してせめてもの情けで埋葬してやろうと思っていた。
ディディーはとりあえず無言で頷き、デデデとディクシーの二人を必死こいて担いで外へと歩き出した。
ディディーはとりあえず無言で頷き、デデデとディクシーの二人を必死こいて担いで外へと歩き出した。
メタナイトはこの後どうすべきか考えていた。
─
まずはまだ生きているあの女を起こしてみることにしよう。
「…おい、大丈夫か」
女を少しつついてみた。
女を少しつついてみた。
女はすぐに起き上がった。
「一体なんなんだよ」
「…大した怪我ではないようだな」
「ってかここは何処なんだよ!」
「一体なんなんだよ」
「…大した怪我ではないようだな」
「ってかここは何処なんだよ!」
どうやら寝ぼけているみたいだ。起こしてやるか。
「…これがバトルロワイアルというものだ」
女は突然ハッと気づいたような表情をした。
「そういえばそうだったな。
すまん、少しだけ頭の中を整理させてくれ」
「ああ」
すまん、少しだけ頭の中を整理させてくれ」
「ああ」
2分後、ディディーが戻ってきた。
「終わったよー」
「そうか、ご苦労」
「終わったよー」
「そうか、ご苦労」
「よし、状況は整理できた」
どうやら女も状況を整理できたようだ。
どうやら女も状況を整理できたようだ。
女は自分達の前に歩いてきて言った。
「とりあえずいろいろ聞きたいことはあるんだけど…」
「とりあえずいろいろ聞きたいことはあるんだけど…」
そして互いの間に沈黙が訪れ、再び女は口を開いた。
「お前ら誰なんだよ!!」
聞くのが遅すぎる。よく今まで違和感なく接していたものだ。
だが、あえてつっこまず自己紹介をした。
「私はメタナイトだ。そしてこいつが」
「ディディーだよ!」
「ディディーだよ!」
「ディディー?そういえばディクシーにどこか似ているな。その…知り合いとか何かか?」
「そうだけど…」
「そうだけど…」
「そうか、オレの名前はクマトラ。よろしくな。
そういえばディクシーとクリスタルはどうした?」
そういえばディクシーとクリスタルはどうした?」
「それが…その」
ディディーは突然うつむきだした。
ディディーは突然うつむきだした。
「お、おい、どうしたんだよ。なんか悪いこと言ったならすまない」
「…ディクシーは死んだよ」
ディディーが涙しながら言った。
ディディーが涙しながら言った。
「…は?」
「ディクシーはクリスタルという奴に殺されたんだ」
「ク…クリスタルが!?」
「そうさ。ぼくらが少しでも遅れていたらキミもクリスタルに殺されていたかもしれない」
「ディクシーはクリスタルという奴に殺されたんだ」
「ク…クリスタルが!?」
「そうさ。ぼくらが少しでも遅れていたらキミもクリスタルに殺されていたかもしれない」
「オレが…殺されかけた…クリスタルに…!?」
「そうさ」
「そうさ」
ディディーとクマトラの会話は続いた。
─────
「まさかな。あいつがオレを殺そうとしたとは信じがたい。見間違えたんじゃねえのか?」
そう思いたかった。クリスタルは簡単に人を殺すような奴ではないと、
どうやら目の前にいるディディーとメタナイトの話によると自分は気絶していたようだ。
しかし、どうも気絶する前の記憶が曖昧でよくわからない。
もしかしたら自分はクリスタルにやられて気絶したのかもしれない…
もしかしたら自分はクリスタルにやられて気絶したのかもしれない…
だとしたら………
いや、そう思ってはいけない。
自分はかつての仲間を信じたい。
だが、これは場の問題である。
この場が日常だったら自分はクリスタルを信じることができただろう。
しかし、今の場はバトルロワイアルという名の殺し合いの場なのである。
自分はかつての仲間を信じたい。
だが、これは場の問題である。
この場が日常だったら自分はクリスタルを信じることができただろう。
しかし、今の場はバトルロワイアルという名の殺し合いの場なのである。
ゲームに乗る奴には、
ただひたすら参加者を殺し続ける奴もいれば、
ゲームに乗っていないふりをして信用した相手を利用したり裏をかいて殺したりする奴もいる。
ただひたすら参加者を殺し続ける奴もいれば、
ゲームに乗っていないふりをして信用した相手を利用したり裏をかいて殺したりする奴もいる。
クリスタルはまさしくその仲間の裏をかいて実はゲームに乗っているのかもしれないということになるのだ。
クリスタルには悪いが、今はディディーの話を信用することにする。
当の本人がいないのだから。
当の本人がいないのだから。
だが…
「ディディー、オレはクリスタルを最後まで信じたいと思っているぜ」
【H-5/昼】
【仲間を探し隊:メタナイト&ディディー&クマトラチーム】
共通思考
廃校に行き、上記の仲間を探す。廃校で上記の仲間と合流、もしくは発見出来なかった場合、病院に向かう。
【仲間を探し隊:メタナイト&ディディー&クマトラチーム】
共通思考
廃校に行き、上記の仲間を探す。廃校で上記の仲間と合流、もしくは発見出来なかった場合、病院に向かう。
【名前:クマトラ@MOTHERシリーズ】
健康状態:頭部負傷、左胸が少し痛い(戦闘には影響は無い)、PP消費中
武装:コルト・ハイウェイパトローマン@実在兵器/残り0発(予備弾1発)
所有物:支給品一式×3、イサカM37@実在兵器/弾切れ、シャトー・ロマーニ@ゼルダの伝説ムジュラの仮面(残り250cc)、ナマクラヤイバー@マリオストーリー(装備していない)、リュカの服、武器0~3(本人確認済み)
現在位置:H5
基本行動方針:リュカたちを探す
第一行動方針:クリスタルを信じたいけれど今は警戒する
第二行動方針:ディディー、メタナイトと共に行動
第三行動方針:もう誰も悲しませたくない
第四行動方針:リュカたちを探す
第五行動方針:リュカから学校の事を聞き出す
最終行動方針:ゲームを潰す】
備考:クリスタルをマーダーと認識していますが、そうでないで欲しいと思っています。
健康状態:頭部負傷、左胸が少し痛い(戦闘には影響は無い)、PP消費中
武装:コルト・ハイウェイパトローマン@実在兵器/残り0発(予備弾1発)
所有物:支給品一式×3、イサカM37@実在兵器/弾切れ、シャトー・ロマーニ@ゼルダの伝説ムジュラの仮面(残り250cc)、ナマクラヤイバー@マリオストーリー(装備していない)、リュカの服、武器0~3(本人確認済み)
現在位置:H5
基本行動方針:リュカたちを探す
第一行動方針:クリスタルを信じたいけれど今は警戒する
第二行動方針:ディディー、メタナイトと共に行動
第三行動方針:もう誰も悲しませたくない
第四行動方針:リュカたちを探す
第五行動方針:リュカから学校の事を聞き出す
最終行動方針:ゲームを潰す】
備考:クリスタルをマーダーと認識していますが、そうでないで欲しいと思っています。
【名前:メタナイト@星のカービィシリーズ
健康状態:良好、若干不安。
装備:コキリの剣@ゼルダの伝説 時のオカリナ
所持品:支給品一式
現在位置:H5
思考:精神を保てている奴だけじゃない筈だ……。
第一行動方針:これからどうすべきか考える。
第二行動方針:クマトラには悪いがクリスタルに警戒する。
第三行動方針:上記の仲間、もしくは脱出の為に必要な技術を持つ仲間を探す。
第四行動方針:廃校に仲間と合流、もしくはいなかった場合、病院に向かう。
最終行動方針:ゲームからの脱出
備考:参戦しているのはゲーム版のメタナイトです。クリスタルをマーダーと認識しています】
健康状態:良好、若干不安。
装備:コキリの剣@ゼルダの伝説 時のオカリナ
所持品:支給品一式
現在位置:H5
思考:精神を保てている奴だけじゃない筈だ……。
第一行動方針:これからどうすべきか考える。
第二行動方針:クマトラには悪いがクリスタルに警戒する。
第三行動方針:上記の仲間、もしくは脱出の為に必要な技術を持つ仲間を探す。
第四行動方針:廃校に仲間と合流、もしくはいなかった場合、病院に向かう。
最終行動方針:ゲームからの脱出
備考:参戦しているのはゲーム版のメタナイトです。クリスタルをマーダーと認識しています】
【名前:ディディーコング@ドンキーコングシリーズ
健康状態:腹部負傷
装備:海賊のお守り
所持品:支給品一式
現在位置:H5
思考:
第一行動方針:クマトラの言葉に疑問。
第二行動方針:こうなったらクリスタル本人に聞くしかない(だが警戒するに変わりなし)。
第三行動方針:まだ見ぬ上記の仲間を探す。
第四行動方針:廃校に仲間と合流、もしくはいなかった場合、病院に向かう。
最終行動方針:ゲームからの脱出
備考:クリスタルをマーダーと認識しています】
健康状態:腹部負傷
装備:海賊のお守り
所持品:支給品一式
現在位置:H5
思考:
第一行動方針:クマトラの言葉に疑問。
第二行動方針:こうなったらクリスタル本人に聞くしかない(だが警戒するに変わりなし)。
第三行動方針:まだ見ぬ上記の仲間を探す。
第四行動方針:廃校に仲間と合流、もしくはいなかった場合、病院に向かう。
最終行動方針:ゲームからの脱出
備考:クリスタルをマーダーと認識しています】