たった一日で長文が二つも・・・
実に読み甲斐があったぜ
>>106
45xシリーズは世話焼きだが照れると主人を平気で殴るってのが基本なんだろうかな・・・w
パシリに頼りっぱなしでロリ好き百合好きな変人変態で料理も出来ないなら嫁の貰い手は当分ないんだろうなぁw
>>119
話の途中見ててターミネーターかと思ったが目撃者のラインナップとか最後のやり取りとかが実に面白かった
後本部のメールの最後が割りと投げやりなところとかもよかったw
実に読み甲斐があったぜ
>>106
45xシリーズは世話焼きだが照れると主人を平気で殴るってのが基本なんだろうかな・・・w
パシリに頼りっぱなしでロリ好き百合好きな変人変態で料理も出来ないなら嫁の貰い手は当分ないんだろうなぁw
>>119
話の途中見ててターミネーターかと思ったが目撃者のラインナップとか最後のやり取りとかが実に面白かった
後本部のメールの最後が割りと投げやりなところとかもよかったw
需要も空気も知らないっ!( ゚∀゚)
もはや日記モドキの>>68の続きを投下逃げ
===
ヒュマ「タマぁぁぁぁぁぁ、頼む!頼むぞぉ!」
タマ「うにゃあ…… あんま期待しすぎないでほしー……」
俺の煌めく満面の笑みに、ちょっと腰が引けるタマ。
いや、ヒいているんじゃないぞ!腰が引けてるだけだ!
ヒュマ「これが最後の1回なんだ、今までのファントムメイトは忘れろ!未来さえ見てればどーとでもなる!」
タマ「だ、だってぇ……」
これまでの2度の失敗からか、タマは結果を見るのが相当怖いようだ。
しかし、しかしな!やってみなけりゃ解らない。それがチャレンジャーってもんだろ!?
だから俺はタマに言う。
ヒュマ「いいかタマ、過去の失敗は未来への布石だ。お前もいきなりファントム合成は酷だっただろう。
しかし、しかしだタマ! 今までの失敗は次の成功の為の準備なんだ!大丈夫だ!成功する!」
うひょー、この台詞カッコいいんじゃね?よし、今度チャンスがあったらまた使おう!
でも、でもだ、タマは相変わらず曇った表情だ。
タマ「でも…………」
ヒュマ「でも?」
タマ「でもぉ……もし、失敗したら…………」
ヒュマ「大丈夫だって!気にするな! ……俺は確実に樹海コースだがな」
タマ「ふに゙ゃ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙!!」
いきなりすンごい声で泣くタマ。
ガキのようにわんわんと泣く。いや、猫っぽいからにゃーにゃーか?
ヒュマ「あ、いや、冗談だ!むしろ明日のために樹海をまっすぐ歩きつづけるというか!!」
タマ「ぞれ゙でも゙死゙ぬ゙よ゙ゔゔゔゔゔぅぅぅ」
いかん、不用意に樹海はやっぱり不味かったか。反省しよう。反省。
しかしこのままでは最後の一個の成否が気になる。
樹海に行こうが夜逃げしようが、せめてこの結果を知ってから首を吊りたいものだ。
ヒュマ「わかった。わかったから。樹海はやめておく」
タマ「ふに゙っ ひぐっ ほ、ほんと?」
ヒュマ「ああ。借金もあるしな。まだまだミッドナイト・ランの世話になるわけにはいかんし」
タマ「ゔ、ゔん゙」
どうやら納得したようだ。多分。
よしタマ、早速取り出そうじゃないか!結果を!お前のスペックを見せてくれ!!
もはや日記モドキの>>68の続きを投下逃げ
===
ヒュマ「タマぁぁぁぁぁぁ、頼む!頼むぞぉ!」
タマ「うにゃあ…… あんま期待しすぎないでほしー……」
俺の煌めく満面の笑みに、ちょっと腰が引けるタマ。
いや、ヒいているんじゃないぞ!腰が引けてるだけだ!
ヒュマ「これが最後の1回なんだ、今までのファントムメイトは忘れろ!未来さえ見てればどーとでもなる!」
タマ「だ、だってぇ……」
これまでの2度の失敗からか、タマは結果を見るのが相当怖いようだ。
しかし、しかしな!やってみなけりゃ解らない。それがチャレンジャーってもんだろ!?
だから俺はタマに言う。
ヒュマ「いいかタマ、過去の失敗は未来への布石だ。お前もいきなりファントム合成は酷だっただろう。
しかし、しかしだタマ! 今までの失敗は次の成功の為の準備なんだ!大丈夫だ!成功する!」
うひょー、この台詞カッコいいんじゃね?よし、今度チャンスがあったらまた使おう!
でも、でもだ、タマは相変わらず曇った表情だ。
タマ「でも…………」
ヒュマ「でも?」
タマ「でもぉ……もし、失敗したら…………」
ヒュマ「大丈夫だって!気にするな! ……俺は確実に樹海コースだがな」
タマ「ふに゙ゃ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙!!」
いきなりすンごい声で泣くタマ。
ガキのようにわんわんと泣く。いや、猫っぽいからにゃーにゃーか?
ヒュマ「あ、いや、冗談だ!むしろ明日のために樹海をまっすぐ歩きつづけるというか!!」
タマ「ぞれ゙でも゙死゙ぬ゙よ゙ゔゔゔゔゔぅぅぅ」
いかん、不用意に樹海はやっぱり不味かったか。反省しよう。反省。
しかしこのままでは最後の一個の成否が気になる。
樹海に行こうが夜逃げしようが、せめてこの結果を知ってから首を吊りたいものだ。
ヒュマ「わかった。わかったから。樹海はやめておく」
タマ「ふに゙っ ひぐっ ほ、ほんと?」
ヒュマ「ああ。借金もあるしな。まだまだミッドナイト・ランの世話になるわけにはいかんし」
タマ「ゔ、ゔん゙」
どうやら納得したようだ。多分。
よしタマ、早速取り出そうじゃないか!結果を!お前のスペックを見せてくれ!!
ヒュマ「じゃあ、取り出してくれるな?」
タマ「ゔん゙」
タマ「……」
ヒュマ「ゴクリ」
タマ「ぱ、ぱぱーん!ぱぱーん!」
ヒュマ「きたか!」
タマ「うーーーーん!!」
満面の笑みで頷き、手に持ったファントムを差し出すタマ。
ヒュマ「や、やったな!タマ、偉いぞ!!愛してるぞおおおおおおおおお!!今度一緒にPMナンパに行こうなああああ!!」
タマ「ふにいいいいいいいいいいいい!!」
タマを力いっぱい抱擁して、頭をくしゃくしゃに撫でまわす。
タマは目尻に涙を浮かべながら、凄く嬉しそうだ。
ヒュマ「よし、これさえあれば、ディ・ラガンなどザコよ!」
タマ「うん!! でも、これご主人装備できないよ?」
ヒュマ「………………………………はい?」
タマ「だって、ご主人レンジャーでしょ?レベル12でしょ?」
ヒュマ「………………………………………………………………あ゙」
タマ「………………………………………………………………に゙ゃ」
ヒュマ「………………よし!樹海にいこう!」
タマ「だめ゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙!!」
真っ白になりながら自動歩行で樹海に向かう俺をズボンの裾を引っ張って必死で止めるタマ。
ああ、駄目だよタマぁ、樹海だぜー、木の海だぜー お前泳げるのかー おぼれちゃうぞー。
……ヒュマ郎がファントムを使えるようになるのは何時なんだろうか……
オシマイ
タマ「ゔん゙」
タマ「……」
ヒュマ「ゴクリ」
タマ「ぱ、ぱぱーん!ぱぱーん!」
ヒュマ「きたか!」
タマ「うーーーーん!!」
満面の笑みで頷き、手に持ったファントムを差し出すタマ。
ヒュマ「や、やったな!タマ、偉いぞ!!愛してるぞおおおおおおおおお!!今度一緒にPMナンパに行こうなああああ!!」
タマ「ふにいいいいいいいいいいいい!!」
タマを力いっぱい抱擁して、頭をくしゃくしゃに撫でまわす。
タマは目尻に涙を浮かべながら、凄く嬉しそうだ。
ヒュマ「よし、これさえあれば、ディ・ラガンなどザコよ!」
タマ「うん!! でも、これご主人装備できないよ?」
ヒュマ「………………………………はい?」
タマ「だって、ご主人レンジャーでしょ?レベル12でしょ?」
ヒュマ「………………………………………………………………あ゙」
タマ「………………………………………………………………に゙ゃ」
ヒュマ「………………よし!樹海にいこう!」
タマ「だめ゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙え゙!!」
真っ白になりながら自動歩行で樹海に向かう俺をズボンの裾を引っ張って必死で止めるタマ。
ああ、駄目だよタマぁ、樹海だぜー、木の海だぜー お前泳げるのかー おぼれちゃうぞー。
……ヒュマ郎がファントムを使えるようになるのは何時なんだろうか……
オシマイ
>>90
マザーグース歌いながらドアこじ開ける440テラコワス…。
94の絵で破壊力更にアップ…。
下手な感想を述べるまでもなく続きwktk!!
>>100
プイデレか…、プイデレときたか…、憶えておくぜ…。
45Xシリーズは○○デレの宝庫だな…。
何かと切断好きなペパーまた見たいぜ、頼むぜ。
>>107
投下後の風林火山の潔さにフイタw
105ってあるから何かと思ったら、
前スレでプロキシ規制食らってたのね…。
楽しかったよ、また書いて欲しい。
マザーグース歌いながらドアこじ開ける440テラコワス…。
94の絵で破壊力更にアップ…。
下手な感想を述べるまでもなく続きwktk!!
>>100
プイデレか…、プイデレときたか…、憶えておくぜ…。
45Xシリーズは○○デレの宝庫だな…。
何かと切断好きなペパーまた見たいぜ、頼むぜ。
>>107
投下後の風林火山の潔さにフイタw
105ってあるから何かと思ったら、
前スレでプロキシ規制食らってたのね…。
楽しかったよ、また書いて欲しい。
書いてたらポコきてたw
今日は投下が多くて嬉しいよー。
この作家さんも相変わらずスペック高ぇなぁ…。
樹海はきっと寒いぜ…、気を付けてな…。
帰ってきてまた続き書いてくれよな…。
今日は投下が多くて嬉しいよー。
この作家さんも相変わらずスペック高ぇなぁ…。
樹海はきっと寒いぜ…、気を付けてな…。
帰ってきてまた続き書いてくれよな…。
88の続きを投下です。なんだか周り名作ばかりで気が引けますが……
沼子のマイルーム
ベッドに腰掛ける沼子の膝に、430が取りすがって泣いていた。
430「ごべんな゛ざい゛、ごじゅじんざま゛」
膝の上の頭を、沼子はずっと撫で続けていた。
沼子「いいのよ、430。さっきのは、私が受身を取れなかったのが悪いの。こんなことじゃ、ガーディアンズ失格ね」
430「違い゛ま゛ずッ」
泣き声で言いながら、430は顔を上げた。
430「合成……うまく、いってなくて、それで、わ、わたしのせいで、はさんっ、して、どうしようも、なくて、
ごしゅじんさまに、飛びついたり、して……」
たどたどしく口を動かす430の涙や鼻水を、沼子はハンカチで丁寧に拭った。
沼子「破産? ……そういえば、お金が無くなっていたわね。パルムの病院、検査が多くて治療費がかかるから」
430「ごべん゛な゛ざい゛ー!!!」
いきなり叫ぶ430の迫力に、沼子は少したじろいだ。
沼子「!? ど、どうしたの430」
430「わたしのせいで怪我してごべんなざい゛、わたしのせいで病院にお金かかってごべんなざい゛、わたしのせいで
合成失敗してごべんなざい゛、わたしのせいで頭打ってごべんなざい゛、わたしのせいではさんしてごべんなざい゛、
ろ゛り゛ぬ゛ま゛やさんにみうりさせてごべん゛な゛ざい゛、ア゛ッー!!!」
沼子「ちょ、お、落ち着いて430! それに、どこからそんな知識仕入れてきたの!?」
430「ア゛ッー!!!」
ますます泣き叫ぶ430を、沼子はぎゅっと抱きしめた。
沼子「430、430……、泣かないで。ね? いい子だから」
温かい口調で沼子はささやき、トン、トン、と430の背を優しく叩いた。やがて430の嗚咽がおさまってゆき、激しく
上下していた背中の動きが緩やかになってゆく。
430「ごしゅじん、さま……」
沼子「430、今のあなたにはわからないかも知れないけど、聞いてくれる? 私はずっと、あなたに助けられてきたの。
合成とか戦闘とか、そんなことじゃなく、あなたの笑顔に。あなたが笑ってくれるだけで、私はどんなに辛いことにも
耐えられるの」
見上げてくる430の瞳に、沼子はそっと笑いかけた。
沼子「怪我をしたのは、私のミスなのよ。慎重さが足りなかった。治療費がかかっちゃったのは、あの病院がぼったくりだったから。
合成は……失敗してもいいの。あなたが、合成を楽しんでくれれば、それで。頭を打ったのは、さっきも言ったけど私の不覚。
お金なんか、手元に少しだけあれば充分よ。あとは……聞かなかったことにしておくわ」
430「で、でも……」
沼子「それより、430? ファントムって、たしか四丁仕込んでいたわね?」
430「は、はいっ」
ぴょこん、と430が立ち上がった。
沼子「見せてもらえるかしら? 最後のひとつ」
430「はいっ! ごしゅじんさま」
気負った顔になる430の頭に、沼子は左のてのひらを乗せた。
沼子「言ったでしょう? 楽しくできればそれでいいの」
430の表情から、少し険が取れた。
430「はい……。でも、何だかどきどきします」
沼子「あわてず、ゆっくり開けてみなさい」
優しい声にうなずいて、430は合成キットの中へ指を入れた。成功でも失敗でも、元気よく「ぱぱーん」を。
決意とともに、430は四品目を取り出した。 つづく
沼子のマイルーム
ベッドに腰掛ける沼子の膝に、430が取りすがって泣いていた。
430「ごべんな゛ざい゛、ごじゅじんざま゛」
膝の上の頭を、沼子はずっと撫で続けていた。
沼子「いいのよ、430。さっきのは、私が受身を取れなかったのが悪いの。こんなことじゃ、ガーディアンズ失格ね」
430「違い゛ま゛ずッ」
泣き声で言いながら、430は顔を上げた。
430「合成……うまく、いってなくて、それで、わ、わたしのせいで、はさんっ、して、どうしようも、なくて、
ごしゅじんさまに、飛びついたり、して……」
たどたどしく口を動かす430の涙や鼻水を、沼子はハンカチで丁寧に拭った。
沼子「破産? ……そういえば、お金が無くなっていたわね。パルムの病院、検査が多くて治療費がかかるから」
430「ごべん゛な゛ざい゛ー!!!」
いきなり叫ぶ430の迫力に、沼子は少したじろいだ。
沼子「!? ど、どうしたの430」
430「わたしのせいで怪我してごべんなざい゛、わたしのせいで病院にお金かかってごべんなざい゛、わたしのせいで
合成失敗してごべんなざい゛、わたしのせいで頭打ってごべんなざい゛、わたしのせいではさんしてごべんなざい゛、
ろ゛り゛ぬ゛ま゛やさんにみうりさせてごべん゛な゛ざい゛、ア゛ッー!!!」
沼子「ちょ、お、落ち着いて430! それに、どこからそんな知識仕入れてきたの!?」
430「ア゛ッー!!!」
ますます泣き叫ぶ430を、沼子はぎゅっと抱きしめた。
沼子「430、430……、泣かないで。ね? いい子だから」
温かい口調で沼子はささやき、トン、トン、と430の背を優しく叩いた。やがて430の嗚咽がおさまってゆき、激しく
上下していた背中の動きが緩やかになってゆく。
430「ごしゅじん、さま……」
沼子「430、今のあなたにはわからないかも知れないけど、聞いてくれる? 私はずっと、あなたに助けられてきたの。
合成とか戦闘とか、そんなことじゃなく、あなたの笑顔に。あなたが笑ってくれるだけで、私はどんなに辛いことにも
耐えられるの」
見上げてくる430の瞳に、沼子はそっと笑いかけた。
沼子「怪我をしたのは、私のミスなのよ。慎重さが足りなかった。治療費がかかっちゃったのは、あの病院がぼったくりだったから。
合成は……失敗してもいいの。あなたが、合成を楽しんでくれれば、それで。頭を打ったのは、さっきも言ったけど私の不覚。
お金なんか、手元に少しだけあれば充分よ。あとは……聞かなかったことにしておくわ」
430「で、でも……」
沼子「それより、430? ファントムって、たしか四丁仕込んでいたわね?」
430「は、はいっ」
ぴょこん、と430が立ち上がった。
沼子「見せてもらえるかしら? 最後のひとつ」
430「はいっ! ごしゅじんさま」
気負った顔になる430の頭に、沼子は左のてのひらを乗せた。
沼子「言ったでしょう? 楽しくできればそれでいいの」
430の表情から、少し険が取れた。
430「はい……。でも、何だかどきどきします」
沼子「あわてず、ゆっくり開けてみなさい」
優しい声にうなずいて、430は合成キットの中へ指を入れた。成功でも失敗でも、元気よく「ぱぱーん」を。
決意とともに、430は四品目を取り出した。 つづく
XX07/2/14 08:37
…その部屋は、もう、私の見慣れた部屋ではなくなっていた。
一体どんな力が加わったのか、ロックを無視してこじ開けられたドアは完全に崩壊し、もはやぴくりとも動かない。
その開けっ放しのドアの向こうは、ルームグッツのフロア。
ご主人様が一生懸命に集められた11本のオハナミ。
訪れる人をして感嘆のため息をもらす桜の杜は…、見るも無惨なものだった。
開花環境を保つ為の保護ガラスは根刮ぎ割り砕かれ、床は一面、桜の花びらとガラスの欠片だらけだ…。
「すげぇ音がしたんだよ…、誰かが滅茶苦茶に暴れてるみたいな…」
「なら見に来て止めれば良かっただろ…、どうすんだこれ…」
「来られるかよ…。なんか、おかしかった、変だったんだ、…誰かが、ぶっ壊れたみたいに笑ってた…」
ハリケーンの直撃でも食らったかのようなマイルームの入口近くには、近隣のガーディアンズたちが集まっていた。
近所付き合いをしている連中だ…、見知った顔も多い。
「…あ、おい――」
人垣の外から、ふらふらと…、まるで吸い込まれるかのように部屋の中へと歩いていく私に気付いたのか、
人混みの中の誰かが声を掛け、私に手を伸ばしてきたが…、
「…退けよ」
呆然と呟いた私の言葉に、その手は凍り付いた。動かなくなったその手の下を通り抜け、
私は、誰もがその異質な光景に怯えて立ち入ろうとしないマイルームのドアをくぐる。
ぱき…、ん。
部屋に踏み込んだ一歩が、足下のガラスの欠片を割り砕く。
嫌な予感がした。…虫の知らせとでも言うのだろうか。
この事件が終わるまで、私は「ご主人様のPM」であることを捨てたつもりだったけど…、
どうしても心配になって、…見に来たんだ。
寝坊はしていないだろうか。朝ご飯はちゃんと食べただろうか。…私が突然いなくなって、狼狽えていないだろうか。
この一度だけ確認したらもうここには近付くまいと、女々しい考えに苦笑しながらここまで歩いてきて…、
私が見たものは、惨劇に集まった人垣と、その隙間から見えた…、この光景。
「…どう、して…」
私は一人、マイルームの真ん中で立ち尽くす。
部屋の中には私だけ。私以外誰も部屋には立ち入らない。
…そして…、ご主人様もいない。
真二つに割り砕かれたコタツ。ずたずたに裂かれた壁、天井。ご主人様がささやかなお小遣いを
貯めて集められたニューデイズの置物も、皆容赦なく叩き壊されていた。
まるで…、この部屋が私たちの部屋である為の条件を…、根刮ぎ奪い去るかのように。
ガラスの破片と、置物やコタツの木材と、壁や天井の残骸とを踏み締めて、私は歩く。
ご主人様のデスク。その上に、写真立てが一つ転がっていた。
知ってる。…二人でミズラギの観光地に遊びに行った時に撮った写真。
カメラを向けられたご主人様はカチコチに緊張していて、私は、そんなご主人様の
腕にしがみつきながら、満面の笑顔でピースサインをしている…、そんな写真。
二人の後ろに広がる真っ赤な紅葉が、とても綺麗で…。私とご主人様の、お気に入りの一枚。
写真立てを手に取るなり…、割り砕かれていたガラスがぱらぱらと足下に散らばった。
フレームはガタガタ。立てる為の足も砕けていて、もう写真立てとしての価値を失っている。
でも…、写真は無事だった。
あの日に撮った幸せな景色が…、ズタボロにされた写真立ての中に収まっている。
…感情が…、出てこない。
涙も出ない。声も出ない。今自分が何を思っているのかもわからない。
ただ…、ずきん、ずきん、と、…私の小さな体の、その一番奥が、猛烈に痛い…。
…その部屋は、もう、私の見慣れた部屋ではなくなっていた。
一体どんな力が加わったのか、ロックを無視してこじ開けられたドアは完全に崩壊し、もはやぴくりとも動かない。
その開けっ放しのドアの向こうは、ルームグッツのフロア。
ご主人様が一生懸命に集められた11本のオハナミ。
訪れる人をして感嘆のため息をもらす桜の杜は…、見るも無惨なものだった。
開花環境を保つ為の保護ガラスは根刮ぎ割り砕かれ、床は一面、桜の花びらとガラスの欠片だらけだ…。
「すげぇ音がしたんだよ…、誰かが滅茶苦茶に暴れてるみたいな…」
「なら見に来て止めれば良かっただろ…、どうすんだこれ…」
「来られるかよ…。なんか、おかしかった、変だったんだ、…誰かが、ぶっ壊れたみたいに笑ってた…」
ハリケーンの直撃でも食らったかのようなマイルームの入口近くには、近隣のガーディアンズたちが集まっていた。
近所付き合いをしている連中だ…、見知った顔も多い。
「…あ、おい――」
人垣の外から、ふらふらと…、まるで吸い込まれるかのように部屋の中へと歩いていく私に気付いたのか、
人混みの中の誰かが声を掛け、私に手を伸ばしてきたが…、
「…退けよ」
呆然と呟いた私の言葉に、その手は凍り付いた。動かなくなったその手の下を通り抜け、
私は、誰もがその異質な光景に怯えて立ち入ろうとしないマイルームのドアをくぐる。
ぱき…、ん。
部屋に踏み込んだ一歩が、足下のガラスの欠片を割り砕く。
嫌な予感がした。…虫の知らせとでも言うのだろうか。
この事件が終わるまで、私は「ご主人様のPM」であることを捨てたつもりだったけど…、
どうしても心配になって、…見に来たんだ。
寝坊はしていないだろうか。朝ご飯はちゃんと食べただろうか。…私が突然いなくなって、狼狽えていないだろうか。
この一度だけ確認したらもうここには近付くまいと、女々しい考えに苦笑しながらここまで歩いてきて…、
私が見たものは、惨劇に集まった人垣と、その隙間から見えた…、この光景。
「…どう、して…」
私は一人、マイルームの真ん中で立ち尽くす。
部屋の中には私だけ。私以外誰も部屋には立ち入らない。
…そして…、ご主人様もいない。
真二つに割り砕かれたコタツ。ずたずたに裂かれた壁、天井。ご主人様がささやかなお小遣いを
貯めて集められたニューデイズの置物も、皆容赦なく叩き壊されていた。
まるで…、この部屋が私たちの部屋である為の条件を…、根刮ぎ奪い去るかのように。
ガラスの破片と、置物やコタツの木材と、壁や天井の残骸とを踏み締めて、私は歩く。
ご主人様のデスク。その上に、写真立てが一つ転がっていた。
知ってる。…二人でミズラギの観光地に遊びに行った時に撮った写真。
カメラを向けられたご主人様はカチコチに緊張していて、私は、そんなご主人様の
腕にしがみつきながら、満面の笑顔でピースサインをしている…、そんな写真。
二人の後ろに広がる真っ赤な紅葉が、とても綺麗で…。私とご主人様の、お気に入りの一枚。
写真立てを手に取るなり…、割り砕かれていたガラスがぱらぱらと足下に散らばった。
フレームはガタガタ。立てる為の足も砕けていて、もう写真立てとしての価値を失っている。
でも…、写真は無事だった。
あの日に撮った幸せな景色が…、ズタボロにされた写真立ての中に収まっている。
…感情が…、出てこない。
涙も出ない。声も出ない。今自分が何を思っているのかもわからない。
ただ…、ずきん、ずきん、と、…私の小さな体の、その一番奥が、猛烈に痛い…。
「…ガーディアンズ諜報部だ。この件については諜報部の預かりとなる。各自自室に戻れ。
なおこの件を口外することは許されない。秘匿事項であることを通達する」
部屋の外から、そんな声が聞こえた。
本部に通報した物が野次馬にいたか…。通報対象場所を知った諜報部が出てきたんだろう。
ガーディアンズ一の嫌われ者を前にして、野次馬どもが何か遠慮がちな文句を言っているのが聞こえる。
せいぜいそんなもんだろう。…本気で食って掛かれば明日には免職になる。
諜報部の権限は絶大だ。…殺し屋ども風情が、分不相応にも。
数人の諜報部員が断りもなくマイルームに入ってくるのを背に感じながら…、
私の目は、ふと、近くのビジフォンを見る。
これだけ念入りに、呆れるほど周到に破壊された部屋の中、全くに無傷のビジフォン…。
そこには、私宛のメッセージがあった。
チョコレートを贈りましょう。誰かの手から、誰かの手へ。
焼け付くほど甘いチョコレートを鋼鉄のラッピングで飾って贈りましょう。
今日はバレンタインデー。
だから、私の手から、私たちの世界へ。
とても素敵なショーをご用意しております。お越しになりませんか?
貴方好みの素敵なスイーツもご用意しております。お越しになりませんか?
本日18:00。オロール展望台にてお待ちしております。
「GH-430、現場の確保をする。退室しろ。気が焦るのはわかるが今は――」
諜報部の男が、ビジフォンの前から動かない私の肩に手を掛けた。
私は、す…っ、と右手を振り上げると、
――ドガァッ!!
これ以上ない程固めた拳を、鉄槌の如く、ビジフォンへと振り下ろした。
猛烈な音と共に火花が爆ぜ、モニタはただの板屑に変わる。
「――430!」
「触るな」
私はゆぅらりと振り返る。
私の背中を囲んでいた諜報部の連中が、顔色を失って一歩踏み下がるのが見えた。
「私の体に触るな。私の名を呼ぶな。私に物を言うな。――殺すぞ」
ぞくぞくと、耐え難いほどの怖気が腹から背中へと駆け抜ける。
焼けるほどの寒さ、凍えるほどの熱さ、その二つに、私の、感情という感情が死んでいく。
砂となって崩れる感情が、私の手の中からさらさらとこぼれていく。
何も残らない。でもそれでいい。邪魔なだけだ、コンナモノ。
諜報部としての任務を受けて、色々な物を捨てたつもりだったけど…、
全然足りていなかった。私は馬鹿らしい程に甘かった。そう、まるでチョコレートのように。
大体にして…、捨てる覚悟なんか無かったじゃないか。
終わったら全て元通りにしようなんて…、甘さ以前の問題だ。吐き気がする。
私は多くを持ち過ぎていた。
「殺せ」という、たった一言の命令文があれば良かったんだ。
他の全てはみんな邪魔。無駄なだけ。こんなものは必要ない。
そうだ、そんなもの、全部シンデシマエ。
私は歩き出す。怯えて道をあける諜報部員どもには目もくれず。
机の上、たった一枚無事だった私たちの写真。
ああ、私は、せめてこれだけでも大事に持って行こうと思っていたはずなのに…、
今はもう、…「そんなこと」には興味がなかった。
殺す。殺す、殺す、殺す。殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!
殺してやる――、GH-440!!
なおこの件を口外することは許されない。秘匿事項であることを通達する」
部屋の外から、そんな声が聞こえた。
本部に通報した物が野次馬にいたか…。通報対象場所を知った諜報部が出てきたんだろう。
ガーディアンズ一の嫌われ者を前にして、野次馬どもが何か遠慮がちな文句を言っているのが聞こえる。
せいぜいそんなもんだろう。…本気で食って掛かれば明日には免職になる。
諜報部の権限は絶大だ。…殺し屋ども風情が、分不相応にも。
数人の諜報部員が断りもなくマイルームに入ってくるのを背に感じながら…、
私の目は、ふと、近くのビジフォンを見る。
これだけ念入りに、呆れるほど周到に破壊された部屋の中、全くに無傷のビジフォン…。
そこには、私宛のメッセージがあった。
チョコレートを贈りましょう。誰かの手から、誰かの手へ。
焼け付くほど甘いチョコレートを鋼鉄のラッピングで飾って贈りましょう。
今日はバレンタインデー。
だから、私の手から、私たちの世界へ。
とても素敵なショーをご用意しております。お越しになりませんか?
貴方好みの素敵なスイーツもご用意しております。お越しになりませんか?
本日18:00。オロール展望台にてお待ちしております。
「GH-430、現場の確保をする。退室しろ。気が焦るのはわかるが今は――」
諜報部の男が、ビジフォンの前から動かない私の肩に手を掛けた。
私は、す…っ、と右手を振り上げると、
――ドガァッ!!
これ以上ない程固めた拳を、鉄槌の如く、ビジフォンへと振り下ろした。
猛烈な音と共に火花が爆ぜ、モニタはただの板屑に変わる。
「――430!」
「触るな」
私はゆぅらりと振り返る。
私の背中を囲んでいた諜報部の連中が、顔色を失って一歩踏み下がるのが見えた。
「私の体に触るな。私の名を呼ぶな。私に物を言うな。――殺すぞ」
ぞくぞくと、耐え難いほどの怖気が腹から背中へと駆け抜ける。
焼けるほどの寒さ、凍えるほどの熱さ、その二つに、私の、感情という感情が死んでいく。
砂となって崩れる感情が、私の手の中からさらさらとこぼれていく。
何も残らない。でもそれでいい。邪魔なだけだ、コンナモノ。
諜報部としての任務を受けて、色々な物を捨てたつもりだったけど…、
全然足りていなかった。私は馬鹿らしい程に甘かった。そう、まるでチョコレートのように。
大体にして…、捨てる覚悟なんか無かったじゃないか。
終わったら全て元通りにしようなんて…、甘さ以前の問題だ。吐き気がする。
私は多くを持ち過ぎていた。
「殺せ」という、たった一言の命令文があれば良かったんだ。
他の全てはみんな邪魔。無駄なだけ。こんなものは必要ない。
そうだ、そんなもの、全部シンデシマエ。
私は歩き出す。怯えて道をあける諜報部員どもには目もくれず。
机の上、たった一枚無事だった私たちの写真。
ああ、私は、せめてこれだけでも大事に持って行こうと思っていたはずなのに…、
今はもう、…「そんなこと」には興味がなかった。
殺す。殺す、殺す、殺す。殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!
殺してやる――、GH-440!!
区切りで言えば昨日の段階でここまででした…、ちょっと失敗。
ドアを無理矢理こじ開ける、というホラー演出はまたどこかでやりたいと思ってたので、
今回やれて良かったです。…440がやることになるとは思ってませんでしたが…。
>>96さん
保管庫のパシリ暴行モノというのは、置き去りになったパシリのとこに、
ロックのパスワードを無理矢理破って暴行犯がやってくる…、というのでしょうか。
ちょっとぎくりとしてしまいましたw
小ビス子シリーズを書き始める前に、私が単発で落としたものだったので…。
違っていたら恥ずかしい限りですがw
ドアを無理矢理こじ開ける、というホラー演出はまたどこかでやりたいと思ってたので、
今回やれて良かったです。…440がやることになるとは思ってませんでしたが…。
>>96さん
保管庫のパシリ暴行モノというのは、置き去りになったパシリのとこに、
ロックのパスワードを無理矢理破って暴行犯がやってくる…、というのでしょうか。
ちょっとぎくりとしてしまいましたw
小ビス子シリーズを書き始める前に、私が単発で落としたものだったので…。
違っていたら恥ずかしい限りですがw
さて人気作家の後だろうがなんだろうが、今日二度目の投下逃げ。
マシンガックを4回中3個も成功してくれました。タマカワイス( ´∀`)
===
前回のあらすじ
~ファントムは知り合いのfGに20万で引き取ってもらえました。
ヒュマ「ふぃー、ファントムは勿体無かったが、使わなくなったら後でくれるっていうし、借金返済も終わって助かったぜ…」
ヒュマ「さてと、この10万で……」
なーにをかおうっかなーときょろきょろしてる俺。
ふと、ルームグッズ屋が目に止まる。
ヒュマ「……タマを進化させてみるか……」
なんでも422タイプはクソ可愛いらしい。しゅわーちらしい。
俺はルームグッズ屋の扉をくぐった。
~マイルーム
ヒュマ「ただいまー」
タマ「おかえりポコ~」
何時ものように出迎えつつ俺に抱きつくタマ。
ヒュマ「よーしよし。今日は土産だぞ」
タマ「ふにゃ?」
ヒュマ「ほれ、これ。デバイス422だ」
タマ「ふに?」
顔の前に差し出されたデバイスを、くんくんと嗅ぎ、指でちょんちょんとつつくタマ。
ヒュマ「ファントムを売って懐が暖まったからな。たまにはお前も気分転換したいだろ?」
タマ「うん……でもこれ……だいじょーぶなの?」
ヒュマ「まあ、大丈夫なんじゃね? そんな深刻なものでもないだろ。まだ5万あるから元に戻れるデバイス買えるしな」
タマ「ふにぃ…… ご主人は食べたほうがいいの?」
抱きついたまま俺に上目遣いで尋ねるタマ。
ヒュマ「まあ、そーだな。お前がもっとカワユクなりそうだしな……うへへへへへ」
タマ「にぅ………………じゃあ、たべる」
ヒュマ「うむ。よし、喰え」
タマにデバイスを差し出すと、ちょっと悩んでからモギりはじめた。
タマ「モギモギ……」
ヒュマ「……ワクテカ……ワクテカ……」
タマ「うに…………」
ヒュマ「ん?」
タマ「ぅにゃぁぁぁぁ…………」
ヒュマ「お、おい、大丈b……」
マシンガックを4回中3個も成功してくれました。タマカワイス( ´∀`)
===
前回のあらすじ
~ファントムは知り合いのfGに20万で引き取ってもらえました。
ヒュマ「ふぃー、ファントムは勿体無かったが、使わなくなったら後でくれるっていうし、借金返済も終わって助かったぜ…」
ヒュマ「さてと、この10万で……」
なーにをかおうっかなーときょろきょろしてる俺。
ふと、ルームグッズ屋が目に止まる。
ヒュマ「……タマを進化させてみるか……」
なんでも422タイプはクソ可愛いらしい。しゅわーちらしい。
俺はルームグッズ屋の扉をくぐった。
~マイルーム
ヒュマ「ただいまー」
タマ「おかえりポコ~」
何時ものように出迎えつつ俺に抱きつくタマ。
ヒュマ「よーしよし。今日は土産だぞ」
タマ「ふにゃ?」
ヒュマ「ほれ、これ。デバイス422だ」
タマ「ふに?」
顔の前に差し出されたデバイスを、くんくんと嗅ぎ、指でちょんちょんとつつくタマ。
ヒュマ「ファントムを売って懐が暖まったからな。たまにはお前も気分転換したいだろ?」
タマ「うん……でもこれ……だいじょーぶなの?」
ヒュマ「まあ、大丈夫なんじゃね? そんな深刻なものでもないだろ。まだ5万あるから元に戻れるデバイス買えるしな」
タマ「ふにぃ…… ご主人は食べたほうがいいの?」
抱きついたまま俺に上目遣いで尋ねるタマ。
ヒュマ「まあ、そーだな。お前がもっとカワユクなりそうだしな……うへへへへへ」
タマ「にぅ………………じゃあ、たべる」
ヒュマ「うむ。よし、喰え」
タマにデバイスを差し出すと、ちょっと悩んでからモギりはじめた。
タマ「モギモギ……」
ヒュマ「……ワクテカ……ワクテカ……」
タマ「うに…………」
ヒュマ「ん?」
タマ「ぅにゃぁぁぁぁ…………」
ヒュマ「お、おい、大丈b……」
手を伸ばしかけた時突然タマが輝いた。
ぺかーーーーーーーーーーーーーーっ!
ヒュマ「うおおおおおおう!? 目が!目がーーーーーー!!」
まばゆい閃光に目をやられ苦しむ俺。
暫らくして、目をこする俺の耳に声が聞こえた。
???「ふー、やっとなれた~ もー、この服キツイわねぇ……」
徐々に慣れる目でタマを見ると…
そこには見知らぬ女性が立っていた。
身長は俺より少し低いくらい。胸はばいーん。締まる所は締まって、出るところは出る。
うーん、いいスタイルじゃのう…
そんな感じでヨダレを垂らしつつポカーンとしてる俺に、その女性が近寄ってくる。
???「あ、ごしゅじーん。どう?すっごいでしょー?」
なぬ、この声はもしかして…
ヒュマ「お、お前もしかして……タマしゃん?」
タマ「あったりー どお?せくしぃでしょー?」
俺は首を上下にブンブン振る。いやー、まさかここまで化けるとは…
これが422デバイスの威力か……すげえな……
タマ「んふふー でねーーーーーー」
タマがしなを作りながら俺に擦り寄ってくる。
ヒュマ「な、なんでぃ」
タマ「おっきくなったしぃ…………いつもの…………しかえしー!」
ヒュマ「おぶぁ!?」
突然タマが俺の頭を抱き締めて、頭をくしゃくしゃ撫でまくる。
うお、なんだこの力! 抵抗できないじゃないか! 流石レベル23というわけなのか!?
いや、違う!違うぞ!! 力だけじゃない! こ、これはッ!!
タマ「んふふふ~ どお?なでなでされるのきもちいいっしょー?」
ヒュマ「もが!もがもがもが!」
いやタマしゃん、やわからいんですよ、やわらかいんですよええ!
撫でられるのよりも、そっちがアレでナニなんですよ!!!
ふかふか…しあわせ… ああ至福! 普段から撫でまくっておいてよかった!!
ああ、鼻から赤い液体だ止まりませんよ。ぽわーんとしていきますよ。
なるほど、これが天にも昇る気分ってやつでしか…………
タマ「うにゃ? どしたのご主人? ……ごしゅじん?ごしゅじーーーん!」
ぺかーーーーーーーーーーーーーーっ!
ヒュマ「うおおおおおおう!? 目が!目がーーーーーー!!」
まばゆい閃光に目をやられ苦しむ俺。
暫らくして、目をこする俺の耳に声が聞こえた。
???「ふー、やっとなれた~ もー、この服キツイわねぇ……」
徐々に慣れる目でタマを見ると…
そこには見知らぬ女性が立っていた。
身長は俺より少し低いくらい。胸はばいーん。締まる所は締まって、出るところは出る。
うーん、いいスタイルじゃのう…
そんな感じでヨダレを垂らしつつポカーンとしてる俺に、その女性が近寄ってくる。
???「あ、ごしゅじーん。どう?すっごいでしょー?」
なぬ、この声はもしかして…
ヒュマ「お、お前もしかして……タマしゃん?」
タマ「あったりー どお?せくしぃでしょー?」
俺は首を上下にブンブン振る。いやー、まさかここまで化けるとは…
これが422デバイスの威力か……すげえな……
タマ「んふふー でねーーーーーー」
タマがしなを作りながら俺に擦り寄ってくる。
ヒュマ「な、なんでぃ」
タマ「おっきくなったしぃ…………いつもの…………しかえしー!」
ヒュマ「おぶぁ!?」
突然タマが俺の頭を抱き締めて、頭をくしゃくしゃ撫でまくる。
うお、なんだこの力! 抵抗できないじゃないか! 流石レベル23というわけなのか!?
いや、違う!違うぞ!! 力だけじゃない! こ、これはッ!!
タマ「んふふふ~ どお?なでなでされるのきもちいいっしょー?」
ヒュマ「もが!もがもがもが!」
いやタマしゃん、やわからいんですよ、やわらかいんですよええ!
撫でられるのよりも、そっちがアレでナニなんですよ!!!
ふかふか…しあわせ… ああ至福! 普段から撫でまくっておいてよかった!!
ああ、鼻から赤い液体だ止まりませんよ。ぽわーんとしていきますよ。
なるほど、これが天にも昇る気分ってやつでしか…………
タマ「うにゃ? どしたのご主人? ……ごしゅじん?ごしゅじーーーん!」
ガリッ
ヒュマ「んぎゃああああああああああああああああああああ!!」
タマ「あ、おひた」
ヒュマ「な、なんだ!?なにごと!?」
頭がジンジンする。なんだこれ、超痛い。
鏡を見る。そこには、俺の頭にかぶりつくちんまりしたタマの姿。
ヒュマ「おい、タマ、お前なにやっとるんだ」
タマ「ごしゅひんがひかりにおどろいてこけて、きぜつしちゃったから、おこしたの」
ヒュマ「それで、なかなか起きないから頭をかぷっといったわけか」
タマ「うん!」
嬉しそうに微笑むタマ。いや、なんだ、うん……
ヒュマ「やり方はあとで抗議するとして、とりあえず礼はいっておく。まずは離れてくれまいか」
タマ「うん」
すたっと床に下りるタマ。
あー、頭イテェ……
ふとタマを見ると、服装がちょっと変わってる。でもまー、雰囲気はいつものタマのようだ。
ヒュマ「で、どうだ、身体の調子は」
タマ「うーん、たぶんふつー」
ヒュマ「ふつーか。んじゃ、ディ・ラガンでもいって試してみるか」
タマ「うん」
こうして俺は新生タマを連れて、パルムへと向かうのだった。
……惜しかったなあ……ばいーんなタマ……
タマ「うに?どしたの?」
ヒュマ「なんでもないです……エグエグ」
オシマイ
>>132
もろソレですw
怖いけども個人的に好きなシチュエーs
>>95
を見て描いてみる
ttp://www.mithra.to/~psu/uploader/src/psu2533.zip ぱす420
何故パスかけるかって?フフ…それはだね
下手なのもあるけどそれ以上に手書きの字がはずかしいんだぜ!
もろソレですw
怖いけども個人的に好きなシチュエーs
>>95
を見て描いてみる
ttp://www.mithra.to/~psu/uploader/src/psu2533.zip ぱす420
何故パスかけるかって?フフ…それはだね
下手なのもあるけどそれ以上に手書きの字がはずかしいんだぜ!
皆さまの執筆スピードとクオリティにただただ圧倒されるばかりです。
すごいなぁ…
本気で文章が思いつかないので、とりあえずこんなものを投下。
ttp://www.mithra.to/~psu/uploader/src/psu2534.jpg
いつもの光景 inミッションカウンター
ヒュマ子のワンピースが長いのは仕様です。カスタマイズです。
…本当は文章が書きたいんですがー…うー。(苦)
すごいなぁ…
本気で文章が思いつかないので、とりあえずこんなものを投下。
ttp://www.mithra.to/~psu/uploader/src/psu2534.jpg
いつもの光景 inミッションカウンター
ヒュマ子のワンピースが長いのは仕様です。カスタマイズです。
…本当は文章が書きたいんですがー…うー。(苦)
>>136
でかくなった420とか俺の至高の夢をw
ばいーんな420、憧れる・・・w
>>137
食われた、そして増えた・・・w
これは一種のホラーだわ、小ビス子氏のあれとは別の方向でw
>>138
和むなぁこれ・・・w
こうしてみると両方子供だがw
>>139
俺もこの周りの速度には憧れるものがある、俺も練ってる作品は執筆速度遅いし・・・orz
あらすじを大まかに記載しとくといいんだろけどなぁ・・・
さて、またもや捨てポコ氏のネタに感化されての殴り書きを投下
ついでに中年と440もお借りしました
でかくなった420とか俺の至高の夢をw
ばいーんな420、憧れる・・・w
>>137
食われた、そして増えた・・・w
これは一種のホラーだわ、小ビス子氏のあれとは別の方向でw
>>138
和むなぁこれ・・・w
こうしてみると両方子供だがw
>>139
俺もこの周りの速度には憧れるものがある、俺も練ってる作品は執筆速度遅いし・・・orz
あらすじを大まかに記載しとくといいんだろけどなぁ・・・
さて、またもや捨てポコ氏のネタに感化されての殴り書きを投下
ついでに中年と440もお借りしました
それはある日の買い物帰りの事だった。
店主「あーい、やーすいよやすいよー。お、そこのあんちゃんちょっとみてかねぇか?」
ビス男「ん・・・俺の事か?」
店主「おうよ!兄ちゃん見たところガーディアンズみたいだな、てーことはパシリも居たりするねぇ?」
ビス男「あ、あぁ・・・420が居るが・・・」
ショップではなく路上に直接商品を広げている商人のような男が威勢のいい声をかけてくる。
突然話しかけられたのとその勢いとに俺はタジタジだった。
店主「420かぁ、中々渋いねぇ・・・じゃあそんなあんちゃんには、これなんかどうだっ!」
そう言って商人が差し出したもの、それは
ビス男「これは・・・パシリ用の進化デバイス、か?」
店主「おうよ!それもただの進化デバイスじゃぁねぇ。こいつはとあるルートから仕入れた代物でな。
炊事洗濯掃除に買い物は勿論、身長もでっかくなって戦闘のお供に夜のお供まで何でもこなすパーフェクトパシリになるぜ!」
ビス男「ぱ、パーフェクトパシリ・・・」
420「ねぇねぇマスター、どお?おいしい?」
ビス男「あぁ、流石420だな、他じゃこうはいかない」
420「やった~♪それじゃね、これも美味しいんだよ、はい、あ~ん」
ビス男「くそっ、こいつ手ごわいな・・・」
420「レスタッ!マスター、ここは私に任せて!シュワーッチ!」
ビス男「と、飛んだ・・・!」
ビス男「はぁ・・・今日も疲れたし早いとこ寝るか・・・」
420「・・・ねぇマスター、一緒に寝て・・・いい?」
店主「んで、どーよあんちゃん、中々欲しくなって来ただろ!?」
商人の威勢のいい掛け声により淡い妄想から一気に引き戻される。
あれは一種の催眠術?いやそれともあれは俺が望んでいる事なのか・・・。
店主「そうさなぁ・・・本当なら十万と行きたい所だがあんちゃんになら五万、いやおおまけで三万でどうだっ!?」
ビス男「三万・・・」
手持ちのメセタカードを見る、残金は・・・三万とちょっとだ。
店主「お、その顔、欲しい欲しいって言ってる顔だねぇ。
パシリだって主人の役に立ちたいって望んでるはず、ならこのデバイスを是非とも食わせるべきだ!」
ビス男「いや、だが・・・」
店主「あー解った!じゃあこうしよう、あんちゃんの幸せの為だ俺も腹を括ろう!一万、一万でどうだっ!」
ビス男「い、一万・・・かっ」
買った、そう言おうとした瞬間、俺の背後から声がした。
振り向くと遠くにいつぞやの中年のヒューマンと連れの440の姿が見える、何かを大声で叫びながらこっちへと走ってくるようだ。
440「おいおっさん見つけたぞ!あいつだ、あそこに居る!」
中年「でかした、後であたまなでなでしてやるぞぐぁっ・・・」
440「馬鹿ッ!ふざけてる場合か、逃げられちまうだろうが!」
店主「ゲッ、しつこい奴等だな。けどそう簡単には捕まってやらねぇよ!」
商人は並べていた商品を乱暴にかき集めてナノトランサーへと突っ込む。
二人が到着する頃には商人は遠くへと走り去った後だった。
440「あーもうおっさんがとろとろしてるからまた逃がしちまったじゃねぇか・・・」
ビス男「なんだったんだあれは・・・」
中年「おぉ、アンタか久しぶりだな。いやぁ最近追いかけてる詐欺グループの主犯格が居てなぁ、
クバラ品だとか違法なデバイスだとかを売りさばいてるって垂れ込みがあったんで張ってたんだが」
440「おっさんがドジだから逃がした、ちなみに二度目だ」
中年「まあそう言うな、ところでアンタこんなとこで何してたんだ?」
ビス男「いや・・・まあその、買い物の帰りだが」
中年「そうか、まあ最近は変な奴が多いからアンタも気をつけてな。んじゃ420ちゃんにもよろしくな」
440「んじゃ暇な時にも遊びに来いって420に伝えといてくれ」
二人はそういい残すと去っていった。
そしてその場にはポツンと俺だけが残されて居た。
商人の威勢のいい掛け声により淡い妄想から一気に引き戻される。
あれは一種の催眠術?いやそれともあれは俺が望んでいる事なのか・・・。
店主「そうさなぁ・・・本当なら十万と行きたい所だがあんちゃんになら五万、いやおおまけで三万でどうだっ!?」
ビス男「三万・・・」
手持ちのメセタカードを見る、残金は・・・三万とちょっとだ。
店主「お、その顔、欲しい欲しいって言ってる顔だねぇ。
パシリだって主人の役に立ちたいって望んでるはず、ならこのデバイスを是非とも食わせるべきだ!」
ビス男「いや、だが・・・」
店主「あー解った!じゃあこうしよう、あんちゃんの幸せの為だ俺も腹を括ろう!一万、一万でどうだっ!」
ビス男「い、一万・・・かっ」
買った、そう言おうとした瞬間、俺の背後から声がした。
振り向くと遠くにいつぞやの中年のヒューマンと連れの440の姿が見える、何かを大声で叫びながらこっちへと走ってくるようだ。
440「おいおっさん見つけたぞ!あいつだ、あそこに居る!」
中年「でかした、後であたまなでなでしてやるぞぐぁっ・・・」
440「馬鹿ッ!ふざけてる場合か、逃げられちまうだろうが!」
店主「ゲッ、しつこい奴等だな。けどそう簡単には捕まってやらねぇよ!」
商人は並べていた商品を乱暴にかき集めてナノトランサーへと突っ込む。
二人が到着する頃には商人は遠くへと走り去った後だった。
440「あーもうおっさんがとろとろしてるからまた逃がしちまったじゃねぇか・・・」
ビス男「なんだったんだあれは・・・」
中年「おぉ、アンタか久しぶりだな。いやぁ最近追いかけてる詐欺グループの主犯格が居てなぁ、
クバラ品だとか違法なデバイスだとかを売りさばいてるって垂れ込みがあったんで張ってたんだが」
440「おっさんがドジだから逃がした、ちなみに二度目だ」
中年「まあそう言うな、ところでアンタこんなとこで何してたんだ?」
ビス男「いや・・・まあその、買い物の帰りだが」
中年「そうか、まあ最近は変な奴が多いからアンタも気をつけてな。んじゃ420ちゃんにもよろしくな」
440「んじゃ暇な時にも遊びに来いって420に伝えといてくれ」
二人はそういい残すと去っていった。
そしてその場にはポツンと俺だけが残されて居た。
>>137
リトルショップオブホラーズですね
リトルショップオブホラーズですね
>>132
殺意以外全部捨てちゃった430がイタイ…。
なあ、この話、最後はハッピーに終わるんだよな…?
小ビス子に萌えた430が鼻オイル吹く日常が帰ってくるよな…?
今まで何度かシリアスやってたけど、最後は幸せに終わってるもんな…?
頼む、そうあってくれ…orz
>>136
誰の後でも気にせず投下したもん勝ちなんだぜ。
楽しみにしてる人間もいるんだからな。
とりあえず樹海に行かなくて済んだのか…。
頭にかぶりついてるタマに萌えた。すげーがっぷりいってんだろなw
>>142
クバラデバイスはロクなことないからな…。
実際食わせてたらどうなってたんだろ。
やっぱりロクなことにならないんだろうけど、一万なら買ってしまいそうだw
夢を買うような気持ちでw
殺意以外全部捨てちゃった430がイタイ…。
なあ、この話、最後はハッピーに終わるんだよな…?
小ビス子に萌えた430が鼻オイル吹く日常が帰ってくるよな…?
今まで何度かシリアスやってたけど、最後は幸せに終わってるもんな…?
頼む、そうあってくれ…orz
>>136
誰の後でも気にせず投下したもん勝ちなんだぜ。
楽しみにしてる人間もいるんだからな。
とりあえず樹海に行かなくて済んだのか…。
頭にかぶりついてるタマに萌えた。すげーがっぷりいってんだろなw
>>142
クバラデバイスはロクなことないからな…。
実際食わせてたらどうなってたんだろ。
やっぱりロクなことにならないんだろうけど、一万なら買ってしまいそうだw
夢を買うような気持ちでw
「うーん、あの子一体何を…」
いつもの飯店。ヒュマ助は少し悩んでいる様子。
「どしたの、ヒュマ助?」
後ろから怪訝そうな顔で歩み寄る422。手には提げる途中なのか食器の山。
「いや、さっき魚をさばく道具を借りに来た430ちゃんがね…」
「あぁ、あの妙に目つき鋭い…」
思い出して少々怖かったのだろうか、ちょっと怯えた様子で答える422。
「でも、あの子がどうしたの…?」
「んと、魚さばくって聞いたからてっきり刺身包丁とか使うと思ったんだ…」
そういって、またうーん…と考え出すヒュマ助。
「何よー、何が不思議なの?教えてよー!」
食器は近くに置いて、ヒュマ助の首へじゃれ付く422。少々不満そうな顔になる。
「それがさ、大きさがキロ単位だっていうからさ…」
「キロ単位って、魚の大きいの2~3キロになるよ?」
そういって、最近見につけた料理知識で答える422。
「いや、それがね…?」
「だから、何よー?」
「『250kgだ』…って言ったんだよ…あの子」
「に、250………」
「うん…あの子、ジョギリサイズのが欲しいっていって…」
絶句、ギロチンサイズの刃で…
「一体、何をさばくつもりなんだろ…」
「く、クジラ…じゃない?」
飯店に、ヒュマ助と422の悩む声が吸い込まれていった。
いつもの飯店。ヒュマ助は少し悩んでいる様子。
「どしたの、ヒュマ助?」
後ろから怪訝そうな顔で歩み寄る422。手には提げる途中なのか食器の山。
「いや、さっき魚をさばく道具を借りに来た430ちゃんがね…」
「あぁ、あの妙に目つき鋭い…」
思い出して少々怖かったのだろうか、ちょっと怯えた様子で答える422。
「でも、あの子がどうしたの…?」
「んと、魚さばくって聞いたからてっきり刺身包丁とか使うと思ったんだ…」
そういって、またうーん…と考え出すヒュマ助。
「何よー、何が不思議なの?教えてよー!」
食器は近くに置いて、ヒュマ助の首へじゃれ付く422。少々不満そうな顔になる。
「それがさ、大きさがキロ単位だっていうからさ…」
「キロ単位って、魚の大きいの2~3キロになるよ?」
そういって、最近見につけた料理知識で答える422。
「いや、それがね…?」
「だから、何よー?」
「『250kgだ』…って言ったんだよ…あの子」
「に、250………」
「うん…あの子、ジョギリサイズのが欲しいっていって…」
絶句、ギロチンサイズの刃で…
「一体、何をさばくつもりなんだろ…」
「く、クジラ…じゃない?」
飯店に、ヒュマ助と422の悩む声が吸い込まれていった。
どうも。ワンサウの最後がハッピーエンドであってほしいヒュマ助作者です。
マグロ解体ショーの日、道具を借りていった後の飯店の様子ネタですw
いつか、私も長編を書きたいような…ワンサウ様のを見ていると
自分が書いて果たして皆様の目にかなうかが、怪しまれます。
公開できる作品を、書ければいいですね…。
それでは。また
マグロ解体ショーの日、道具を借りていった後の飯店の様子ネタですw
いつか、私も長編を書きたいような…ワンサウ様のを見ていると
自分が書いて果たして皆様の目にかなうかが、怪しまれます。
公開できる作品を、書ければいいですね…。
それでは。また
ニューデイズの辺境トトウリに細々と伝わる伝統行事を基とし
妙な曲解と融合を経て出来上がったイベント、”パシリ送り”
推進力を持たない人工衛星にPMだけを乗せ
宇宙空間を彷徨わせるといったものである
本来は、ルームに飾るグッズの一つであるヒナドールに
一年間の全ての不浄を込めて川に流し浄化するとともに
息災を願うというような意味合いであるが
ヒナドールを飾る習慣もないとあるガーディアンが
ショウガツ明けで気の緩んでるPMの折檻として行った行為が由来という説もある
因みに、現在では本当にPMを乗せるのではなくPMを模した人形を乗せる事で
PM愛護団体の非難と人工衛星のコストダウンを図っている
今は実際にPMを流すガーディアンはいない・・・・・・はずである
妙な曲解と融合を経て出来上がったイベント、”パシリ送り”
推進力を持たない人工衛星にPMだけを乗せ
宇宙空間を彷徨わせるといったものである
本来は、ルームに飾るグッズの一つであるヒナドールに
一年間の全ての不浄を込めて川に流し浄化するとともに
息災を願うというような意味合いであるが
ヒナドールを飾る習慣もないとあるガーディアンが
ショウガツ明けで気の緩んでるPMの折檻として行った行為が由来という説もある
因みに、現在では本当にPMを乗せるのではなくPMを模した人形を乗せる事で
PM愛護団体の非難と人工衛星のコストダウンを図っている
今は実際にPMを流すガーディアンはいない・・・・・・はずである
ぱぱーん、バットエンドです→数日後→実はこっちが正規の話ですw
とかやっちゃったりしてくれたら俺は失神する(゚∀゚)
とかやっちゃったりしてくれたら俺は失神する(゚∀゚)
129の続きを投下です。
沼子のマイルーム
430「ぱぱーんっ!」
気合一閃、430は中身を引き抜いた。指に触れた感触から、430はすでに中身が何であるかを知っていた。
Aライフルの最高峰、ファントムである。たった一丁だけれど、完成したのだ。引き出し、掲げる指に力が篭る。
瞬間、ドゥッと、くぐもった音が鳴った。間を置かず、沼子の背後にある共有ボックスにフォトンが着弾、大きな穴が開いた。
430「ア゛ッー!」
手に力を入れすぎた。銃把を握る指が、トリガーを引いていた。
真っ白になりかける430の視界の中で、沼子がゆっくり前のめりに倒れてくる。
430「ごしゅじんさま!」
完成したファントムを放り出し、沼子の身体を何とか支える430。
二発目の銃声は、その直後に響いた。
取り落とした拍子に、暴発してしまったらしい。フォトンの銃弾は、まるで狙ったように先ほど開いた共有ボックスの穴に飛び込んだ。
430「ア゛ッー!」
共有ボックスが爆発し、派手に炎を吹き出した。紅蓮の炎は沼子のマイルームをひと舐めにして、あっという間に拡がっていった。
衝撃で倒れた430だったが、痛みはそれほど感じなかった。支えていた沼子の身体も一緒に倒れて、430に覆いかかっていた。
430「ごしゅじんさま……?」
背に回した手に、べっとりと沼子の血が付いていた。
430「ア゛ッー! ごしゅじんさまー!」
パニックに陥る430の頭を静めたのは、三度目の爆発だった。
共有ボックスに収納してあったバーントラップGが、熱風のあおりを受けて誤作動したのだ。もはや、爆心地は見る影も無い。
430「に、にげなきゃ……」
沼子の下から脱出し、430は立ち上がる。室温が、危険域を超えてさらに上昇していた。
430「失礼します、ごしゅじんさま」
沼子を仰向けに寝かせて、抱き上げた430は駆け出した。玄関を出ると同時に、炎が勢いを増した。
通行人A「な、何だ? 燃えてる…火事だ、火事だアッー!」
通行人B「ひ、人が倒れているぞ! メディーック、メディーック!」
轟音に驚いた野次馬が集まってくるのをよそに、430は沼子の身体をチェックし始めた。
どうやら一発目の銃弾は沼子の長い耳の下をわずかに逸れ、黒いおかっぱ髪の端をわずかに焦がしただけのようだった。雪のように白い肌には傷一つなく、
430はほうっと息を吐き出した。
430「よかった……」
つぶやき、430は固まった。そっとうしろを振り向く。
430「ア゛ッ……」
無残に焼け落ちる、ラッピーのオブジェ。お気に入りの場所も何もかもが、全て灰になってゆく。
430「ご、ごじゅじ……ア゛ッ……」
いつもの癖で泣きつこうとして沼子を見ると、苦しそうな顔で横たわっている。
衛生兵「けが人、確保!これより医務室へ搬送する!」
430「ア゛ッー! ごしゅじんさまー!」
男「おっと、きみはこっちだ」
後を追おうとした430の肩を、見知らぬ男がぐいとつかんだ。
男「きみは、彼女のパートナーマシナリーだね? 話を聞かせてもらおうか。なに、大人しく喋れば、すぐにご主人様に会える」
半ば放心状態の430は、なすすべもなく男に引きずられていった。 つづく
沼子のマイルーム
430「ぱぱーんっ!」
気合一閃、430は中身を引き抜いた。指に触れた感触から、430はすでに中身が何であるかを知っていた。
Aライフルの最高峰、ファントムである。たった一丁だけれど、完成したのだ。引き出し、掲げる指に力が篭る。
瞬間、ドゥッと、くぐもった音が鳴った。間を置かず、沼子の背後にある共有ボックスにフォトンが着弾、大きな穴が開いた。
430「ア゛ッー!」
手に力を入れすぎた。銃把を握る指が、トリガーを引いていた。
真っ白になりかける430の視界の中で、沼子がゆっくり前のめりに倒れてくる。
430「ごしゅじんさま!」
完成したファントムを放り出し、沼子の身体を何とか支える430。
二発目の銃声は、その直後に響いた。
取り落とした拍子に、暴発してしまったらしい。フォトンの銃弾は、まるで狙ったように先ほど開いた共有ボックスの穴に飛び込んだ。
430「ア゛ッー!」
共有ボックスが爆発し、派手に炎を吹き出した。紅蓮の炎は沼子のマイルームをひと舐めにして、あっという間に拡がっていった。
衝撃で倒れた430だったが、痛みはそれほど感じなかった。支えていた沼子の身体も一緒に倒れて、430に覆いかかっていた。
430「ごしゅじんさま……?」
背に回した手に、べっとりと沼子の血が付いていた。
430「ア゛ッー! ごしゅじんさまー!」
パニックに陥る430の頭を静めたのは、三度目の爆発だった。
共有ボックスに収納してあったバーントラップGが、熱風のあおりを受けて誤作動したのだ。もはや、爆心地は見る影も無い。
430「に、にげなきゃ……」
沼子の下から脱出し、430は立ち上がる。室温が、危険域を超えてさらに上昇していた。
430「失礼します、ごしゅじんさま」
沼子を仰向けに寝かせて、抱き上げた430は駆け出した。玄関を出ると同時に、炎が勢いを増した。
通行人A「な、何だ? 燃えてる…火事だ、火事だアッー!」
通行人B「ひ、人が倒れているぞ! メディーック、メディーック!」
轟音に驚いた野次馬が集まってくるのをよそに、430は沼子の身体をチェックし始めた。
どうやら一発目の銃弾は沼子の長い耳の下をわずかに逸れ、黒いおかっぱ髪の端をわずかに焦がしただけのようだった。雪のように白い肌には傷一つなく、
430はほうっと息を吐き出した。
430「よかった……」
つぶやき、430は固まった。そっとうしろを振り向く。
430「ア゛ッ……」
無残に焼け落ちる、ラッピーのオブジェ。お気に入りの場所も何もかもが、全て灰になってゆく。
430「ご、ごじゅじ……ア゛ッ……」
いつもの癖で泣きつこうとして沼子を見ると、苦しそうな顔で横たわっている。
衛生兵「けが人、確保!これより医務室へ搬送する!」
430「ア゛ッー! ごしゅじんさまー!」
男「おっと、きみはこっちだ」
後を追おうとした430の肩を、見知らぬ男がぐいとつかんだ。
男「きみは、彼女のパートナーマシナリーだね? 話を聞かせてもらおうか。なに、大人しく喋れば、すぐにご主人様に会える」
半ば放心状態の430は、なすすべもなく男に引きずられていった。 つづく
なんてドジを(つД`)
>>149
ここまでくるともはやドジと言うより全自動災害発生装置・・・w
ここまでくるともはやドジと言うより全自動災害発生装置・・・w
たまらん!>>137の絵がたまらん!w
そして今日も需要があろうがなかろうがネタの続く限り投下逃げ( ゚∀゚)ノシ
今回はあるボス戦で実際に起こった奇跡を元にしました。
信じる信じないはあなたの自由!w
===
~前回のあらすじ~
ヒュマ「乳を返せ!!( ゚Д゚)ノ」
タマ「かえせー!( ゚ω゚)ノ」
そんなこんなでおなじみとなった草原の支配者ミッション(C)。
相変わらず近寄ってくる敵に手付をする俺。
そして
腕のナックルをくるくる回してチャージ。そして放つ。
タマ「しゅしゅっ!」
一撃で吹っ飛ばされ、粉砕されるヴァーラやコルドバ。
すげえ、前にもましてパワーが上がってやがる……
俺にできるのはタマに近づく敵をライフルで足止めするくらい。
タマ「どおご主人? あたしつよいっしょー?」
ヒュマ「いやー、驚きだな。まさかここまでハイスペックになるとは……」
タマ「んふふー、ほめてほめてー」
ヒュマ「うむ、凄いぞタマ!」
頭をくしゃくしゃと撫でまくる。
タマ「うにー えへへー」
ヒュマ「よし、いくぞディ・ラガン戦だ!」
タマ「PP回復した?」
ヒュマ「当たり前だ!」
タマ「んじゃれっつごー!!」
ヒュマ「おー!」
あれ?どっちが主人ですか?
そうして始まったディラガン戦。
いつもようにタマが近接で殴り、俺が遠距離から弱点を狙撃する。
しかし、今日のラガンは違っていた。
今度の木曜になれば、しばらくラガンは自宅で謹慎。
ソニ…じゃない、大いなる自然の営みから、導き出された「1ヶ月自宅謹慎」という非情な答え。
彼が悪いんじゃない。ちょっと、ドロップとかがウマーだっただけなんだ。
そう、彼は怒っていた。
何時もより激しいラガンの猛攻に押される俺とタマ。
スタアトを忘れてきたのが痛すぎた。
衝撃波を放ち、倒れるタマに駆け寄る俺。するとラガンが飛び立つ。
そして今日も需要があろうがなかろうがネタの続く限り投下逃げ( ゚∀゚)ノシ
今回はあるボス戦で実際に起こった奇跡を元にしました。
信じる信じないはあなたの自由!w
===
~前回のあらすじ~
ヒュマ「乳を返せ!!( ゚Д゚)ノ」
タマ「かえせー!( ゚ω゚)ノ」
そんなこんなでおなじみとなった草原の支配者ミッション(C)。
相変わらず近寄ってくる敵に手付をする俺。
そして
腕のナックルをくるくる回してチャージ。そして放つ。
タマ「しゅしゅっ!」
一撃で吹っ飛ばされ、粉砕されるヴァーラやコルドバ。
すげえ、前にもましてパワーが上がってやがる……
俺にできるのはタマに近づく敵をライフルで足止めするくらい。
タマ「どおご主人? あたしつよいっしょー?」
ヒュマ「いやー、驚きだな。まさかここまでハイスペックになるとは……」
タマ「んふふー、ほめてほめてー」
ヒュマ「うむ、凄いぞタマ!」
頭をくしゃくしゃと撫でまくる。
タマ「うにー えへへー」
ヒュマ「よし、いくぞディ・ラガン戦だ!」
タマ「PP回復した?」
ヒュマ「当たり前だ!」
タマ「んじゃれっつごー!!」
ヒュマ「おー!」
あれ?どっちが主人ですか?
そうして始まったディラガン戦。
いつもようにタマが近接で殴り、俺が遠距離から弱点を狙撃する。
しかし、今日のラガンは違っていた。
今度の木曜になれば、しばらくラガンは自宅で謹慎。
ソニ…じゃない、大いなる自然の営みから、導き出された「1ヶ月自宅謹慎」という非情な答え。
彼が悪いんじゃない。ちょっと、ドロップとかがウマーだっただけなんだ。
そう、彼は怒っていた。
何時もより激しいラガンの猛攻に押される俺とタマ。
スタアトを忘れてきたのが痛すぎた。
衝撃波を放ち、倒れるタマに駆け寄る俺。するとラガンが飛び立つ。
ラガン「しゃがーーーーーーーー!!」
ヒュマ「ぬおおおう!?」
降りかかるラガンの炎のブレス。
ヒュマ「あぢ!!あぢぢぢ!!」
タマ「!!ごしゅじん!!上!!うえーーーーーーー!」
ヒュマ「あ?」
上空から降ってくる巨躯。 しまった!メイトが間に合わない!?
どっっすーーーーーーーーーーーーーん
ヒュマ「ぎゃああああああああああああああああああああ!!!」
タマ「ご、ごしゅじーーーーーーん!!」
ヒュマ「あ…あとは……頼んだ……ぞっ!」(がくっ)
地に伏せる俺(死んだふり)。いつもならすぐにロビーに戻るのだが、
再びラガンと戦って勝てる保証はない…っていうか、ラガン物凄く怒り狂ってるじゃんか……
とりあえずここはタマに任せてみよう。こいつでも駄目ならきっぱり諦めるさ…
タマ「フーーーーーーーッ!! よくもご主人をーーーーーーーっ!!」
あ、怒ってる。嬉しいなあ、俺のために怒ってくれるのかタマ。可愛いぞ!健気だぞ!
ラガンの猛攻を、奴の横腹に張り付きつつナックルで攻めるタマ。
しかしラガンはびくともしない。やっぱり俺がやられるのが早すぎたか…すまんタマ。
すぐに黄色くなるタマのゲージ。すぐさまタマが杖に持ち替えて回復。
すげーな。お前本当にPMなのか? 的確に戦闘をこなしすぎるぞ…
タマ「よ゙ぐも゙ーー!! えっぐ! ごの゙ーーーー!! ひっく! バカラガンーーーーー!!」
あ、タマが泣いてる… むう、これはちょっと可哀想だったかもしれないなあ…
俺一人でも結構大変なラガンにタマ一人で戦わせたわけだが…
うーむ、すまんタマ。お前の主人は酷い奴でした… あとでB武器食わせてあげるよ……
ラガン「ガオーーーーーーーーー!!」
横腹に位置取るタマに灼熱のブレス。
タマ「あうううううう!!」
真っ赤に燃やされるタマ。スリップダメージがタマのHPを削っていく。その残量、残り1!
トドメとばかりにラガンが巨躯をはいずらせ、タマを押しつぶそうとする。
ああ、駄目だこりゃ… よし、一緒にロビーに帰ろうな……
と、その時だった。
ヒュマ「ぬおおおう!?」
降りかかるラガンの炎のブレス。
ヒュマ「あぢ!!あぢぢぢ!!」
タマ「!!ごしゅじん!!上!!うえーーーーーーー!」
ヒュマ「あ?」
上空から降ってくる巨躯。 しまった!メイトが間に合わない!?
どっっすーーーーーーーーーーーーーん
ヒュマ「ぎゃああああああああああああああああああああ!!!」
タマ「ご、ごしゅじーーーーーーん!!」
ヒュマ「あ…あとは……頼んだ……ぞっ!」(がくっ)
地に伏せる俺(死んだふり)。いつもならすぐにロビーに戻るのだが、
再びラガンと戦って勝てる保証はない…っていうか、ラガン物凄く怒り狂ってるじゃんか……
とりあえずここはタマに任せてみよう。こいつでも駄目ならきっぱり諦めるさ…
タマ「フーーーーーーーッ!! よくもご主人をーーーーーーーっ!!」
あ、怒ってる。嬉しいなあ、俺のために怒ってくれるのかタマ。可愛いぞ!健気だぞ!
ラガンの猛攻を、奴の横腹に張り付きつつナックルで攻めるタマ。
しかしラガンはびくともしない。やっぱり俺がやられるのが早すぎたか…すまんタマ。
すぐに黄色くなるタマのゲージ。すぐさまタマが杖に持ち替えて回復。
すげーな。お前本当にPMなのか? 的確に戦闘をこなしすぎるぞ…
タマ「よ゙ぐも゙ーー!! えっぐ! ごの゙ーーーー!! ひっく! バカラガンーーーーー!!」
あ、タマが泣いてる… むう、これはちょっと可哀想だったかもしれないなあ…
俺一人でも結構大変なラガンにタマ一人で戦わせたわけだが…
うーむ、すまんタマ。お前の主人は酷い奴でした… あとでB武器食わせてあげるよ……
ラガン「ガオーーーーーーーーー!!」
横腹に位置取るタマに灼熱のブレス。
タマ「あうううううう!!」
真っ赤に燃やされるタマ。スリップダメージがタマのHPを削っていく。その残量、残り1!
トドメとばかりにラガンが巨躯をはいずらせ、タマを押しつぶそうとする。
ああ、駄目だこりゃ… よし、一緒にロビーに帰ろうな……
と、その時だった。
タマ「ゔに゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙ これがあれば、負けないポコーーーーーーーーー!!」
ラガンの身体がタマをすり抜ける。タマの頭上には空間の渦。そしてそこから現われるシュトゥルムバスター。
タマ「いっけーーーーーーーーーーー!!」
飛び交うミサイル。炸裂する爆風。
ラガン「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA」
轟音と共に崩れ落ちるラガンの巨躯。
俺は、呆然と赤く染まったその光景を見ていたのだった。
タマ「フー フー」
肩で息をするタマが、レスタで回復をする。
そして、倒れる俺の傍に走ってきた。
タマ「ゔぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ん゙!! ごじゅじーん゙!ごじゅじーん゙!!」
涙と鼻水でぐしゃぐしゃの顔のタマ。うーむ、いやすまん。今すぐロビーに戻るからな。
―野営基地
タマ「ゔあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ん゙!!」
顔から液体をいろいろ出しながら俺にしがみ付くタマ。
ヒュマ「いや、悪かったって。それにしてもよく一人で頑張ったな。偉いぞ」
うーむ、罪悪感……
タマ「え゙ら゙ぐな゙ん゙でな゙い゙も゙お゙お゙お゙お゙ん゙ あ゙だじ、びどり゙でだだがっ゙でも゙
ぜん゙ぜん゙え゙ら゙ぐな゙ん゙でな゙い゙も゙お゙お゙お゙お゙ん゙!!」
ヒュマ「ど、どーしてだよ、一人でディ・ラガン倒せたんだぞ? 偉いじゃないか、凄いじゃないか!」
しかし泣き止まないタマ。一体なんだってんだ。
タマ「だっ゙で、だっ゙で、パジリ゙ばびどり゙でづよ゙ぐだっ゙でい゙み゙な゙い゙も゙ん゙」
ヒュマ「はあ?」
さっぱりわからん。
タマ「パ…パジリ゙ばね゙、ごじゅ゙じん゙どい゙っ゙じょ゙でづよ゙ぐな゙い゙どだめ゙な゙の゙。だがら゙だめ゙な゙の゙ーーーー!!」
ラガンの身体がタマをすり抜ける。タマの頭上には空間の渦。そしてそこから現われるシュトゥルムバスター。
タマ「いっけーーーーーーーーーーー!!」
飛び交うミサイル。炸裂する爆風。
ラガン「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA」
轟音と共に崩れ落ちるラガンの巨躯。
俺は、呆然と赤く染まったその光景を見ていたのだった。
タマ「フー フー」
肩で息をするタマが、レスタで回復をする。
そして、倒れる俺の傍に走ってきた。
タマ「ゔぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ん゙!! ごじゅじーん゙!ごじゅじーん゙!!」
涙と鼻水でぐしゃぐしゃの顔のタマ。うーむ、いやすまん。今すぐロビーに戻るからな。
―野営基地
タマ「ゔあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ん゙!!」
顔から液体をいろいろ出しながら俺にしがみ付くタマ。
ヒュマ「いや、悪かったって。それにしてもよく一人で頑張ったな。偉いぞ」
うーむ、罪悪感……
タマ「え゙ら゙ぐな゙ん゙でな゙い゙も゙お゙お゙お゙お゙ん゙ あ゙だじ、びどり゙でだだがっ゙でも゙
ぜん゙ぜん゙え゙ら゙ぐな゙ん゙でな゙い゙も゙お゙お゙お゙お゙ん゙!!」
ヒュマ「ど、どーしてだよ、一人でディ・ラガン倒せたんだぞ? 偉いじゃないか、凄いじゃないか!」
しかし泣き止まないタマ。一体なんだってんだ。
タマ「だっ゙で、だっ゙で、パジリ゙ばびどり゙でづよ゙ぐだっ゙でい゙み゙な゙い゙も゙ん゙」
ヒュマ「はあ?」
さっぱりわからん。
タマ「パ…パジリ゙ばね゙、ごじゅ゙じん゙どい゙っ゙じょ゙でづよ゙ぐな゙い゙どだめ゙な゙の゙。だがら゙だめ゙な゙の゙ーーーー!!」
む……そういうことか……
パシリはあくまで主人をサポートするものであって、
パシリ一人で自立できるくらいの力を持っていても、なんの意味もないってことか……
こいつが、雨の中あの路地裏で、新しい主人をじっと待っていたのはこれか。
タマにはタマなりの、「パシリの定義」みたいなのがあって、こいつはそれを遵守したいわけか。
ヒュマ「よしよし、わかった。もう一人で戦わせたりしないから、な? だからもう泣き止め」
タマ「うぐっ えぐ ひぐっ ゔ、ゔん゙」
ヒュマ「よーしよし。じゃあ、プリン喰いにいこう。5つくらいは喰っていいぞ」
タマ「うん…ひっく… ねえ、ご主人……」
そろそろ収束に向かい始めたタマが、唐突に尋ねてくる。
ヒュマ「なんだ?」
タマ「あたし…………ひとりは、やだからね? えっく……」
まったく……可愛いのはいいんだが、難しいな、パシリってのは……
ヒュマ「ああ、大丈夫だって。ほれ、いくぞ」
タマをおぶってシティへの道を行く。
タマは、いつのまには背中で眠りに落ちていた。
ふぅ、ガーディアンズってのも大変だな……
俺は溜息を一つ、赤く彩られた大空に放つ。
とりあえず、俺の目標はタマのレベルを超えることだな。
……それがPMシステム的に馬鹿な目標だということを俺が知るのは、もう少し後のことだった。
オシマイ
パシリはあくまで主人をサポートするものであって、
パシリ一人で自立できるくらいの力を持っていても、なんの意味もないってことか……
こいつが、雨の中あの路地裏で、新しい主人をじっと待っていたのはこれか。
タマにはタマなりの、「パシリの定義」みたいなのがあって、こいつはそれを遵守したいわけか。
ヒュマ「よしよし、わかった。もう一人で戦わせたりしないから、な? だからもう泣き止め」
タマ「うぐっ えぐ ひぐっ ゔ、ゔん゙」
ヒュマ「よーしよし。じゃあ、プリン喰いにいこう。5つくらいは喰っていいぞ」
タマ「うん…ひっく… ねえ、ご主人……」
そろそろ収束に向かい始めたタマが、唐突に尋ねてくる。
ヒュマ「なんだ?」
タマ「あたし…………ひとりは、やだからね? えっく……」
まったく……可愛いのはいいんだが、難しいな、パシリってのは……
ヒュマ「ああ、大丈夫だって。ほれ、いくぞ」
タマをおぶってシティへの道を行く。
タマは、いつのまには背中で眠りに落ちていた。
ふぅ、ガーディアンズってのも大変だな……
俺は溜息を一つ、赤く彩られた大空に放つ。
とりあえず、俺の目標はタマのレベルを超えることだな。
……それがPMシステム的に馬鹿な目標だということを俺が知るのは、もう少し後のことだった。
オシマイ
我輩はPMである。名前はタロウ。
カウンターの前で変化した我輩を前に、このやろうは口をあけたまま固まりやがった。
おい、何とかいったらどうだこのやろう。
なんならもう一度チュートリアルを受けさせてやろうか。
頭に伸ばしてきたこのやろうの手を払いのけながら、我輩は真面目に説明を続けた。
右に左にうろうろ歩き回るこのやろうが鬱陶しい。あつかいに困ってるのか、ざまをみろ。
やおら目の前に座ったこのやろうが首をもたげ、我輩はようやく理解した。
なるほど、いろんな角度から見ていたわけだなこのやろう。
我輩はたったいま、戦闘に参加できると説明したばかりなのだがな。
生えた足は飾りなんかではないことを、その身に教えてやるぞ。
む、なぜ天井が正面にあるのだ。
我輩は不思議に思ったが、頭とボディの背面を床に打ち付けて状況を把握した。
このやろうの顔面に膝を叩き込もうとした我輩だったが、簡単に言えば転んだらしい。
慣らし運転は必要だったか。いや、それ以前に浮いてられないのかこのボディは。
なんという退化だ。
後ろ手を付いて呆然としているこのやろうとは目を合わせたくない。
我輩は急いで立ち上がると居住まいをただした。
文句あるのかこのやろう。
このセットしてある基板をモノメイト専用にしてやろうか。
このやろうは名前をつけなおそうとしたが、我輩は全力で拒否してやった。
我輩はPMである。名前はタロウ。
このやろう、さっき我輩のを見てなかっただろうな。
--------------
以上であります。
パシリメインの超短編、ニヤリとしていただけたなら幸いです。
カウンターの前で変化した我輩を前に、このやろうは口をあけたまま固まりやがった。
おい、何とかいったらどうだこのやろう。
なんならもう一度チュートリアルを受けさせてやろうか。
頭に伸ばしてきたこのやろうの手を払いのけながら、我輩は真面目に説明を続けた。
右に左にうろうろ歩き回るこのやろうが鬱陶しい。あつかいに困ってるのか、ざまをみろ。
やおら目の前に座ったこのやろうが首をもたげ、我輩はようやく理解した。
なるほど、いろんな角度から見ていたわけだなこのやろう。
我輩はたったいま、戦闘に参加できると説明したばかりなのだがな。
生えた足は飾りなんかではないことを、その身に教えてやるぞ。
む、なぜ天井が正面にあるのだ。
我輩は不思議に思ったが、頭とボディの背面を床に打ち付けて状況を把握した。
このやろうの顔面に膝を叩き込もうとした我輩だったが、簡単に言えば転んだらしい。
慣らし運転は必要だったか。いや、それ以前に浮いてられないのかこのボディは。
なんという退化だ。
後ろ手を付いて呆然としているこのやろうとは目を合わせたくない。
我輩は急いで立ち上がると居住まいをただした。
文句あるのかこのやろう。
このセットしてある基板をモノメイト専用にしてやろうか。
このやろうは名前をつけなおそうとしたが、我輩は全力で拒否してやった。
我輩はPMである。名前はタロウ。
このやろう、さっき我輩のを見てなかっただろうな。
--------------
以上であります。
パシリメインの超短編、ニヤリとしていただけたなら幸いです。
ツンボケGJw
ニヤリどころか口角が戻らないぞこのやろう。
…は!この状態で接客すれば、作り笑顔が苦手な俺もハイパーなんじゃ?
ニヤリどころか口角が戻らないぞこのやろう。
…は!この状態で接客すれば、作り笑顔が苦手な俺もハイパーなんじゃ?
流れを無視し投下
「そのまま進んめばコントロールルームです」
『了解』
近くの岩場の穴に452の声が響く。
その声は周囲には荒野以外何もないため通信機越しの主人以外誰も聞くものはいない。
携帯ビジフォンに映るマップの光点を確認しながら主人の周りにあるカメラなどの機器をハックし麻痺させる。
有線タイプはできないが無線タイプは送受信の電波に紛れ込めば何とかなるためそれをを見つけては無効化させる。
『…到着した』
「了解。ではそこにある――」
『だがここは本当にコントロールルームか?』
452の指示を疑問の声がさえぎる。
「なにかトラブルでも?」
『ああ。ここはどう見たってただの倉庫にしか見えん』
「……どうやら支給されたマップデーターが古いか間違っていたかしたようね」
箱を開ける音や中身をあさる音を聞きながらため息をつき頭を抑える。
『そのようだな。ではコントロールセンターを自力で見つけるしかないか…』
452はある案を思いついたがこの方法は個人的にあまり好きではなかった。
時計を見るとあまり時間がない。
「近くに敵キャストかマシナリーはいる?」
『さっき倒した奴ならいるが?』
「わかったわ。それならこれから指示を出すからそれにしたがってやって頂戴」
『了解』の返事を聞くとその案を実行するために主人に指示を出した。
『――これでいいのか?』
「えぇ、ちょっと待ってて……」
そして目を携帯用のビジフォンを経由して主人の下へと意識を飛ばした。
黒キャス男は通路の気配を探りながら先程倒した女キャストを見る。
頭からはコードが延びておりそのコードは小さな四角い箱につながっていた。
「…!」
すると完全に機能停止したはずの女キャストが動き出した。
すぐさま体が反応しおかしな行動を起こしたらすぐに打てるようにする銃を構える。
「まって、私よ。体の反応が遅いから戦闘には参加できないけど敵に怪しまれず探索ぐらいはできるわ」
女キャストは両手を挙げる。
声は違うが雰囲気が自分のよく知っているものだと気づくと構えを解いた。
「……はじめからはやらなかったんだな」
「あまりこれは好きじゃないの。電波が届くところ限定だし、体の反応も遅いしね…。それに下手に攻撃を受ければフィードバックで元の方がダメージを受けかねないの」
「……そうか」
452はため息をつき体の反応を確かめるかのように腕や手を開いたり閉じたりする。
本人の言うとおり好きではないのかあまり気乗りしないといった感じであった。
「……」
「……」
ふと二人はなんとなく目が合いそのまま見詰め合っていた。
互いにフルフェイスのヘッドタイプのため表情は読むことはできないがどことなく気まずい空気があたりに漂う。
「と、とにかくいきましょう」
「了解」
まるで恥ずかしいことをごまかすかのように声を上げ、目的の場所があるところへと進んだ。
「そのまま進んめばコントロールルームです」
『了解』
近くの岩場の穴に452の声が響く。
その声は周囲には荒野以外何もないため通信機越しの主人以外誰も聞くものはいない。
携帯ビジフォンに映るマップの光点を確認しながら主人の周りにあるカメラなどの機器をハックし麻痺させる。
有線タイプはできないが無線タイプは送受信の電波に紛れ込めば何とかなるためそれをを見つけては無効化させる。
『…到着した』
「了解。ではそこにある――」
『だがここは本当にコントロールルームか?』
452の指示を疑問の声がさえぎる。
「なにかトラブルでも?」
『ああ。ここはどう見たってただの倉庫にしか見えん』
「……どうやら支給されたマップデーターが古いか間違っていたかしたようね」
箱を開ける音や中身をあさる音を聞きながらため息をつき頭を抑える。
『そのようだな。ではコントロールセンターを自力で見つけるしかないか…』
452はある案を思いついたがこの方法は個人的にあまり好きではなかった。
時計を見るとあまり時間がない。
「近くに敵キャストかマシナリーはいる?」
『さっき倒した奴ならいるが?』
「わかったわ。それならこれから指示を出すからそれにしたがってやって頂戴」
『了解』の返事を聞くとその案を実行するために主人に指示を出した。
『――これでいいのか?』
「えぇ、ちょっと待ってて……」
そして目を携帯用のビジフォンを経由して主人の下へと意識を飛ばした。
黒キャス男は通路の気配を探りながら先程倒した女キャストを見る。
頭からはコードが延びておりそのコードは小さな四角い箱につながっていた。
「…!」
すると完全に機能停止したはずの女キャストが動き出した。
すぐさま体が反応しおかしな行動を起こしたらすぐに打てるようにする銃を構える。
「まって、私よ。体の反応が遅いから戦闘には参加できないけど敵に怪しまれず探索ぐらいはできるわ」
女キャストは両手を挙げる。
声は違うが雰囲気が自分のよく知っているものだと気づくと構えを解いた。
「……はじめからはやらなかったんだな」
「あまりこれは好きじゃないの。電波が届くところ限定だし、体の反応も遅いしね…。それに下手に攻撃を受ければフィードバックで元の方がダメージを受けかねないの」
「……そうか」
452はため息をつき体の反応を確かめるかのように腕や手を開いたり閉じたりする。
本人の言うとおり好きではないのかあまり気乗りしないといった感じであった。
「……」
「……」
ふと二人はなんとなく目が合いそのまま見詰め合っていた。
互いにフルフェイスのヘッドタイプのため表情は読むことはできないがどことなく気まずい空気があたりに漂う。
「と、とにかくいきましょう」
「了解」
まるで恥ずかしいことをごまかすかのように声を上げ、目的の場所があるところへと進んだ。
流れを無視して投下しました…
>77の続き
というか第二話みたいな感じ
452が思いっきりゴース○ハックまがいな事をやっていますが
そこはあえて言及せずにお願ぇしますお代官様(誰
次はバトルを書けたらいいなぁ…
>77の続き
というか第二話みたいな感じ
452が思いっきりゴース○ハックまがいな事をやっていますが
そこはあえて言及せずにお願ぇしますお代官様(誰
次はバトルを書けたらいいなぁ…
158「いらっさーいませ!(・∀・)ニヤニヤ」
客 「えっと…、何にしようかな。」
158「(・∀・)ニヤニヤ」
客 「…?」
158「いえ、お気になさらずにごゆっくりどうぞw(・∀・)ニヤニヤ」
客 「は…はぁ…、じゃあこのスケドで。」
158「分かりました、スケープドールですね(・∀・)ニヤニヤ」
客 「は…はい…。」
158「(・∀・)ニヤニヤ」
客 「………。」
158「(・∀・)ニヤニヤ」
客 「え…っと……」
158「?(・∀・)ニヤニヤ」
客 「このメセタ…」
158「?(・∀・)ニヤニヤ」
客 「あ…、あー……そ、そこにいるPM、か、可愛いですね。」
158「どうもw(・∀・)ニヤニヤ」
客 「それでえっと…、スケドを…」
158「?w(・∀・)ニヤニヤ」
客 「えっと…、何にしようかな。」
158「(・∀・)ニヤニヤ」
客 「…?」
158「いえ、お気になさらずにごゆっくりどうぞw(・∀・)ニヤニヤ」
客 「は…はぁ…、じゃあこのスケドで。」
158「分かりました、スケープドールですね(・∀・)ニヤニヤ」
客 「は…はい…。」
158「(・∀・)ニヤニヤ」
客 「………。」
158「(・∀・)ニヤニヤ」
客 「え…っと……」
158「?(・∀・)ニヤニヤ」
客 「このメセタ…」
158「?(・∀・)ニヤニヤ」
客 「あ…、あー……そ、そこにいるPM、か、可愛いですね。」
158「どうもw(・∀・)ニヤニヤ」
客 「それでえっと…、スケドを…」
158「?w(・∀・)ニヤニヤ」
440「おっさんにはGRM製を用意しておいたぞ」
そう言って一丁の短銃を差し出す440。
中年ヒュマ「パイソン!生きていたのか!…じゃなかった…パイソンか」
持っていた煙草を口にくわえ、それを受け取る中年ヒュマ。
中年ヒュマ「おっ…これは……」
440「どうだ?」
中年ヒュマ「鏡のように磨き上げたフォトンケージ…強化リアクターだ」
中年ヒュマ「更に本体との接続をタイトにして威力を上げてある」
中年ヒュマ「サイトシステムもオリジナル、サムセイフティも指を掛け易く延長してある…」
中年ヒュマ「トリガーも滑り止めグルーブの付いたロングタイプだ」
中年ヒュマ「グラインダー強化に…ハイグリップ用に付け根を削りこんだトリガーガード」
中年ヒュマ「それだけじゃない。ほぼ全てのパーツが入念に吟味されカスタム化されている」
その短銃の素晴らしさに感嘆し、賛辞を送る中年ヒュマ。
チャキッ
部屋に設置された射撃用簡易ターゲットに向かって銃を構え、引き金を引く。
カチッ
ボッ
しかし、銃口から出たのはフォトンの弾ではなく、バンフォトンの火。
銃口から可愛く飛び出した火で440が口にくわえた煙草に火を付ける。
440「げほっ!げほっ!…けふっ…おぇっ…まっずぅ………気に入ったか?」
中年ヒュマ「………」
そう言って一丁の短銃を差し出す440。
中年ヒュマ「パイソン!生きていたのか!…じゃなかった…パイソンか」
持っていた煙草を口にくわえ、それを受け取る中年ヒュマ。
中年ヒュマ「おっ…これは……」
440「どうだ?」
中年ヒュマ「鏡のように磨き上げたフォトンケージ…強化リアクターだ」
中年ヒュマ「更に本体との接続をタイトにして威力を上げてある」
中年ヒュマ「サイトシステムもオリジナル、サムセイフティも指を掛け易く延長してある…」
中年ヒュマ「トリガーも滑り止めグルーブの付いたロングタイプだ」
中年ヒュマ「グラインダー強化に…ハイグリップ用に付け根を削りこんだトリガーガード」
中年ヒュマ「それだけじゃない。ほぼ全てのパーツが入念に吟味されカスタム化されている」
その短銃の素晴らしさに感嘆し、賛辞を送る中年ヒュマ。
チャキッ
部屋に設置された射撃用簡易ターゲットに向かって銃を構え、引き金を引く。
カチッ
ボッ
しかし、銃口から出たのはフォトンの弾ではなく、バンフォトンの火。
銃口から可愛く飛び出した火で440が口にくわえた煙草に火を付ける。
440「げほっ!げほっ!…けふっ…おぇっ…まっずぅ………気に入ったか?」
中年ヒュマ「………」
すまない、MGSネタなんだ
MGS3の公式にあるおまけムービーの「アメリカ製」を見ると幸せになれる…か?
>>90>>132
いよいよ物語も終盤戦に突入か
しかし中年ヒュマがどんどんスネークのように…w
MGSファンとしては嬉しい事態なんだぜ?
>>106
このほんわかした雰囲気はヒュマ助作者様に似てるな、と思ったら本当にそうだった
この主人のスペックの高さにやられたぜ
>>140
もう少しで誘惑に負けそうだったビス男にフイタ
…最近どうも酒を酌み交わすおっさんとビス男の画が脳内に浮かんでくる
そんな訳でいつか借りるかもしれないんだぜ
>>149
これはもはや兵器
MGS3の公式にあるおまけムービーの「アメリカ製」を見ると幸せになれる…か?
>>90>>132
いよいよ物語も終盤戦に突入か
しかし中年ヒュマがどんどんスネークのように…w
MGSファンとしては嬉しい事態なんだぜ?
>>106
このほんわかした雰囲気はヒュマ助作者様に似てるな、と思ったら本当にそうだった
この主人のスペックの高さにやられたぜ
>>140
もう少しで誘惑に負けそうだったビス男にフイタ
…最近どうも酒を酌み交わすおっさんとビス男の画が脳内に浮かんでくる
そんな訳でいつか借りるかもしれないんだぜ
>>149
これはもはや兵器
>>163
普通に笑ったが、元ネタを見たらもっと幸せになったんでアドレスを置き逃げするんだぜ。
ttp://jpn01.konami.co.jp/movie/mgs3/movie_c_madeinusa.swf
にしてもこれを真似るためだけに煙草を吸って咽せてる440が可愛杉。
普通に笑ったが、元ネタを見たらもっと幸せになったんでアドレスを置き逃げするんだぜ。
ttp://jpn01.konami.co.jp/movie/mgs3/movie_c_madeinusa.swf
にしてもこれを真似るためだけに煙草を吸って咽せてる440が可愛杉。
>>155
422は単騎でラガン倒すなどとそんなまさか・・・いや420の進化系ならあるいは・・・?w
>>156
膝蹴りかまそうとして仰向けに倒れるとは器用な
人型に進化したばっかりだとやっぱみんなそうなったりすんのかなぁ・・・w
>>159
小さな四角い箱を読んで[´・ω・`]←これを思い浮かべてしまった・・・w
>>163
このネタ好きだったなぁ・・・w
しかし何気にMGSだけじゃなくMGPのネタも混ざってるのが細かいな・・・w
422は単騎でラガン倒すなどとそんなまさか・・・いや420の進化系ならあるいは・・・?w
>>156
膝蹴りかまそうとして仰向けに倒れるとは器用な
人型に進化したばっかりだとやっぱみんなそうなったりすんのかなぁ・・・w
>>159
小さな四角い箱を読んで[´・ω・`]←これを思い浮かべてしまった・・・w
>>163
このネタ好きだったなぁ・・・w
しかし何気にMGSだけじゃなくMGPのネタも混ざってるのが細かいな・・・w
イベント開催で盛り上がってくる前に、出し逃していた分を投下。
色々あってタイミングを逃したけど、微妙にバレンタインシーズンネタです。
たまには重くない話を書こうと思ったのに、内容はともかくまた文字ばっかりになってしまった。。。
色々あってタイミングを逃したけど、微妙にバレンタインシーズンネタです。
たまには重くない話を書こうと思ったのに、内容はともかくまた文字ばっかりになってしまった。。。
※このSSは必要に応じてPSU-WikiのGH44xの台詞一覧などを併用しつつご覧下さい。
ttp://psu.fei-yen.jp/wiki/html/DB2FA5D1A1BCA5C8A5CAA1BCA5DEA5B7A5CAA5EAA1BC2FGH44X.html
「あ~ら 弱そうですね~」
二月上旬、冬とは言え昼下がりなら割と暖かい。
私とご主人様はラフォン草原で凶暴化した原生生物を鎮圧して回っていた。
「……」
「あら 痛かったかしら」
ツイングラブターの直撃を受けたポルティが倒れた。
「…随分変わったなぁ」
不意にご主人様の声が聞こえて、振り向く。
ご主人様はクレアソードでポルティの群を凪ぎ払っていた。
4体のエネミーを意識してまとめて斬る事で剣の修行になる、ということらしい。
ガーディアンズがトルネードブレイクの4体当てを認可してくれればあの武器ももっと役に立つのに…
そんな事を思いつつ、ご主人様の援護に駆けつける。
「私のほうが可愛いですから」
また一匹、ポルティを沈める。
「いやまぁ、ポルティと比較してもな…」
ご主人様が軽く苦笑しながら残りのポルティを一掃した。
「お見事です。えーと、今何かおっしゃってました?」
「あ、いや、お前も随分変わったなぁ、と思ってな」
ひとまず付近のエネミーも居なくなったので、武器を降ろす。
「そうですか?」
「ああ、戦闘能力も随分上がったし、後はやっぱり発言が随分強気になったというか何というか」
「ありがとうございます、でも後半は言語辞書の問題ですので…別に本質的に変わったわけではありませんよ」
戦闘能力について褒められるのは素直に嬉しい。ご主人様の役に立てていると言うことなのだから。
ttp://psu.fei-yen.jp/wiki/html/DB2FA5D1A1BCA5C8A5CAA1BCA5DEA5B7A5CAA5EAA1BC2FGH44X.html
「あ~ら 弱そうですね~」
二月上旬、冬とは言え昼下がりなら割と暖かい。
私とご主人様はラフォン草原で凶暴化した原生生物を鎮圧して回っていた。
「……」
「あら 痛かったかしら」
ツイングラブターの直撃を受けたポルティが倒れた。
「…随分変わったなぁ」
不意にご主人様の声が聞こえて、振り向く。
ご主人様はクレアソードでポルティの群を凪ぎ払っていた。
4体のエネミーを意識してまとめて斬る事で剣の修行になる、ということらしい。
ガーディアンズがトルネードブレイクの4体当てを認可してくれればあの武器ももっと役に立つのに…
そんな事を思いつつ、ご主人様の援護に駆けつける。
「私のほうが可愛いですから」
また一匹、ポルティを沈める。
「いやまぁ、ポルティと比較してもな…」
ご主人様が軽く苦笑しながら残りのポルティを一掃した。
「お見事です。えーと、今何かおっしゃってました?」
「あ、いや、お前も随分変わったなぁ、と思ってな」
ひとまず付近のエネミーも居なくなったので、武器を降ろす。
「そうですか?」
「ああ、戦闘能力も随分上がったし、後はやっぱり発言が随分強気になったというか何というか」
「ありがとうございます、でも後半は言語辞書の問題ですので…別に本質的に変わったわけではありませんよ」
戦闘能力について褒められるのは素直に嬉しい。ご主人様の役に立てていると言うことなのだから。
「はは……まぁお前自身が満足しているなら問題ない。ちょっと泣き損だったな」
「なっ…!みなさん どんどんいきましょ」
自分の顔が熱を持つのを感じ、強引に誤魔化して前に進む。
パートナーマシナリーの進化デバイスは性格まで変える。
カタログの類にはそう書かれていて、私は自分が自分でなくなるのではないかと随分気にした。
というか、怖くなって泣いてしまった。でも、ご主人様の優しさに包まれ、元気を取り戻した。
……という感動的なエピソードがあったというのに、
結局変化したのは武器、PA、服装、それに声帯データと対になった発言辞書のデータセットだけだった。
別に人格に変化があるわけではない。
確かに端から見れば声と発言が違えば性格が変わったように見えるかも知れないが…まやかしだ。
ご主人様も分かっていて冗談半分で言っているのだ。もうっ、GRMめっ。
…とはいえ、GH440からGH441に進化したのは良かったと思っている。
やはり大きいのは武器だ。
いや、武器自体は、ネックだったショットガンも土壇場でシッガ・ボマが配布されていたので
GH440時代と比べて大きな差はない。
武器に装填されているバレットの変化が大きかった。
GH441型のショットガンに装填されているのは『バラタ・チャンムガ』。
ガーディアンズ研究開発部で新たに開発されたバレットで、まだ一般ガーディアンズには解放されていない。
装備に最適化されて設計されているPMは安定性が高いためか、
我々はこういった未解放PAやら新型武器やらを結構先行投入されている。
一部、主人にPA教えろとか武器貸せとか言われて困っているPMも居るようだけど…。
さて、この『バラタ・チャンムガ』、他のPAにはない『魅了』という特殊効果を持っている。
この効果にかかった者は一定時間の間攻撃者に言葉の通り魅了され、他の物が目に入らなくなる。
手当たり次第に近くの物を攻撃し始める『混乱』とはまた少し違った効果だ。
まずはショットガンの5発の弾丸を敵の群にばらまき、魅了効果にかけ、
まるで…というか実際にハートを振りまいて私に寄ってくるモンスター達を、
ショットガンやツインハンドガン、時には槍で仕留めていく。
攻撃しやすいし、それに、敵を引き付けることでご主人様の負担を大きく減らせる。
これで、この間みたいに私がまごついている間にご主人様が傷つくなんて事が少しでも減ってくれれば…。
…。
……誘惑してはトドメを指すって、私って『悪い女』って奴なのかしら?
ごめんなさいね~♪
なんて呟いてみたりして。いや決してノリノリだったわけでは。
「なっ…!みなさん どんどんいきましょ」
自分の顔が熱を持つのを感じ、強引に誤魔化して前に進む。
パートナーマシナリーの進化デバイスは性格まで変える。
カタログの類にはそう書かれていて、私は自分が自分でなくなるのではないかと随分気にした。
というか、怖くなって泣いてしまった。でも、ご主人様の優しさに包まれ、元気を取り戻した。
……という感動的なエピソードがあったというのに、
結局変化したのは武器、PA、服装、それに声帯データと対になった発言辞書のデータセットだけだった。
別に人格に変化があるわけではない。
確かに端から見れば声と発言が違えば性格が変わったように見えるかも知れないが…まやかしだ。
ご主人様も分かっていて冗談半分で言っているのだ。もうっ、GRMめっ。
…とはいえ、GH440からGH441に進化したのは良かったと思っている。
やはり大きいのは武器だ。
いや、武器自体は、ネックだったショットガンも土壇場でシッガ・ボマが配布されていたので
GH440時代と比べて大きな差はない。
武器に装填されているバレットの変化が大きかった。
GH441型のショットガンに装填されているのは『バラタ・チャンムガ』。
ガーディアンズ研究開発部で新たに開発されたバレットで、まだ一般ガーディアンズには解放されていない。
装備に最適化されて設計されているPMは安定性が高いためか、
我々はこういった未解放PAやら新型武器やらを結構先行投入されている。
一部、主人にPA教えろとか武器貸せとか言われて困っているPMも居るようだけど…。
さて、この『バラタ・チャンムガ』、他のPAにはない『魅了』という特殊効果を持っている。
この効果にかかった者は一定時間の間攻撃者に言葉の通り魅了され、他の物が目に入らなくなる。
手当たり次第に近くの物を攻撃し始める『混乱』とはまた少し違った効果だ。
まずはショットガンの5発の弾丸を敵の群にばらまき、魅了効果にかけ、
まるで…というか実際にハートを振りまいて私に寄ってくるモンスター達を、
ショットガンやツインハンドガン、時には槍で仕留めていく。
攻撃しやすいし、それに、敵を引き付けることでご主人様の負担を大きく減らせる。
これで、この間みたいに私がまごついている間にご主人様が傷つくなんて事が少しでも減ってくれれば…。
…。
……誘惑してはトドメを指すって、私って『悪い女』って奴なのかしら?
ごめんなさいね~♪
なんて呟いてみたりして。いや決してノリノリだったわけでは。
…それにしても、モンスターの愛情表現はどうやら『攻撃』らしいのが困りものだ。
コルトバみたいに―痛っ―体当たりならまだ―痛っ―分かるが、
今戦って―いたっ―いるヴァーラの場合は―イタっ―、こんな風に爪を振り上げ
だから痛いってばッ!
どしゅん!う゛ぁー…
ショットガンのゼロ距離射撃を下腹部に受けたヴァーラが悶えながら沈む。
ふう。
いくらモテても、ヴァーラじゃ願い下げね。顔、コワいし。
この他にも、パルチザンで接近戦も出来るようになったし、レスタの回復量も引き上げられた。
HP/リストレイトのおかげでご主人様に回復して貰う頻度も減ったし、進化して良かったと思う。
それに台詞に関しても、ちょっと高飛車な感があるのを除けば不満があるわけではない。
(……今何か、赤い殺気を感じたような…)
というか、所詮こんな物は『標準設定』というだけなので、
その気になれば使わないことも可能だ。普段から自由な言葉遣いで会話しているわけだし。
ただ、データセットを使う方がCPUの負担を軽く出来るので、戦闘中はこちらを使うことにしている。
その上で、440時代のデータセットはちょっと落ち着きがない感があるから新しい方。
441版だと声帯データが大人っぽくなるのは素直に嬉しいし…
「これがパートナーの実力よっ」
何より、この台詞が大好きだ。あの時ご主人様が言ってくれた、
『無理に変わる必要なんか無い。…お前は俺の大切なパートナーだよ』
という言葉をつい思い出してしまう。
「441、どうした、にやにやして」
「なっ…!みなさん どんどんいきましょ」
あ、これ二回目だった。
コルトバみたいに―痛っ―体当たりならまだ―痛っ―分かるが、
今戦って―いたっ―いるヴァーラの場合は―イタっ―、こんな風に爪を振り上げ
だから痛いってばッ!
どしゅん!う゛ぁー…
ショットガンのゼロ距離射撃を下腹部に受けたヴァーラが悶えながら沈む。
ふう。
いくらモテても、ヴァーラじゃ願い下げね。顔、コワいし。
この他にも、パルチザンで接近戦も出来るようになったし、レスタの回復量も引き上げられた。
HP/リストレイトのおかげでご主人様に回復して貰う頻度も減ったし、進化して良かったと思う。
それに台詞に関しても、ちょっと高飛車な感があるのを除けば不満があるわけではない。
(……今何か、赤い殺気を感じたような…)
というか、所詮こんな物は『標準設定』というだけなので、
その気になれば使わないことも可能だ。普段から自由な言葉遣いで会話しているわけだし。
ただ、データセットを使う方がCPUの負担を軽く出来るので、戦闘中はこちらを使うことにしている。
その上で、440時代のデータセットはちょっと落ち着きがない感があるから新しい方。
441版だと声帯データが大人っぽくなるのは素直に嬉しいし…
「これがパートナーの実力よっ」
何より、この台詞が大好きだ。あの時ご主人様が言ってくれた、
『無理に変わる必要なんか無い。…お前は俺の大切なパートナーだよ』
という言葉をつい思い出してしまう。
「441、どうした、にやにやして」
「なっ…!みなさん どんどんいきましょ」
あ、これ二回目だった。
……
「お、ラッピーか」
不意に行く手の茂みから、希少種であるラッピーが飛び出してきた。
その数の少なさからガーディアンズでは殺すことを避けるよう指示されている一方、
会えるのは幸運の証として『幸せの鳥』等と呼ばれていたりもする。
で、普段のラッピーは黄色い鳥だが、今回はピンク色で全身ハートマークに彩られていた。
何かイベントと関係があるらしいが私は良く知らない。
ていうか、これは…
「かっ …私のほうが可愛いですから」
「今日は運が良いのかも知れないな…ん?今何か言いかけたか?」
「何でもありませんッ」
危ない危ない、思わず台詞を間違えそうになってしまった。アレ子供っぽいからなぁ。
とりあえず手近なラッピーを一体見定め、一定距離を保ったままで周りを回る。
綺麗なピンクだなぁ…ふかふかだし、ハートも相まって顔もいつもよりも可愛く見える。
可愛い……。
きゅいっ
と、ここで横からの鳴き声に視線を向けると、他のラッピーが横に立つご主人様を突っついている。
「ふむ、残念ながら敵は敵、か」
ご主人様が再びクレアソードを構える。
そうだ、ぼーっとしている場合じゃなかった。
ラッピーと言えど凶暴化している以上、戦わないと。
ばしゅん
間近なラッピーにショットガンを放つ。流れ弾が奥のラッピーにも当たったようだ。
あ、一発で魅了効果が入った。ハートばらまいてる。
……。
あの……。
ピンク色のラッピーが…ハートをばらまきながら寄ってくるんです……。
しかも複数なんです……二匹です……。
……これは……。
「お、ラッピーか」
不意に行く手の茂みから、希少種であるラッピーが飛び出してきた。
その数の少なさからガーディアンズでは殺すことを避けるよう指示されている一方、
会えるのは幸運の証として『幸せの鳥』等と呼ばれていたりもする。
で、普段のラッピーは黄色い鳥だが、今回はピンク色で全身ハートマークに彩られていた。
何かイベントと関係があるらしいが私は良く知らない。
ていうか、これは…
「かっ …私のほうが可愛いですから」
「今日は運が良いのかも知れないな…ん?今何か言いかけたか?」
「何でもありませんッ」
危ない危ない、思わず台詞を間違えそうになってしまった。アレ子供っぽいからなぁ。
とりあえず手近なラッピーを一体見定め、一定距離を保ったままで周りを回る。
綺麗なピンクだなぁ…ふかふかだし、ハートも相まって顔もいつもよりも可愛く見える。
可愛い……。
きゅいっ
と、ここで横からの鳴き声に視線を向けると、他のラッピーが横に立つご主人様を突っついている。
「ふむ、残念ながら敵は敵、か」
ご主人様が再びクレアソードを構える。
そうだ、ぼーっとしている場合じゃなかった。
ラッピーと言えど凶暴化している以上、戦わないと。
ばしゅん
間近なラッピーにショットガンを放つ。流れ弾が奥のラッピーにも当たったようだ。
あ、一発で魅了効果が入った。ハートばらまいてる。
……。
あの……。
ピンク色のラッピーが…ハートをばらまきながら寄ってくるんです……。
しかも複数なんです……二匹です……。
……これは……。
「かっ かわいい!!」
思わず叫ぶ私にご主人様が反応する。
そして冷静な突っ込み。
「…441、台詞が戻ってるぞ」
あ。
「可愛いけど 敵は敵! 容赦しないで下さい」
「それはもっと違うだろ…」
「えー、あう…」
「まぁ、遊ぶなら程々にな」
ご主人様はやれやれと言った感じで笑っている。
だって可愛いんだもの……だって……許可がでたから、暫く遊ぼう。
言い訳しようかと思ったが、すでに私のメインCPUはほぼ全ての処理能力をラッピーに傾けていた。
その場に座り込み、ラッピーのお相手。
きゅいきゅい、きゅいきゅい、ぴーぴー
拝啓、星霊様。今日もラフォン草原は平和です。私は幸せです。
思わず叫ぶ私にご主人様が反応する。
そして冷静な突っ込み。
「…441、台詞が戻ってるぞ」
あ。
「可愛いけど 敵は敵! 容赦しないで下さい」
「それはもっと違うだろ…」
「えー、あう…」
「まぁ、遊ぶなら程々にな」
ご主人様はやれやれと言った感じで笑っている。
だって可愛いんだもの……だって……許可がでたから、暫く遊ぼう。
言い訳しようかと思ったが、すでに私のメインCPUはほぼ全ての処理能力をラッピーに傾けていた。
その場に座り込み、ラッピーのお相手。
きゅいきゅい、きゅいきゅい、ぴーぴー
拝啓、星霊様。今日もラフォン草原は平和です。私は幸せです。
……
『チカラをお貸しください~』と自動反応しかけて、ふと我に返る。
15分ぐらい経ったのだろうか。
いくら防御型で自己修復機能搭載でも、二体のエネミーに突つかれ続けては回復が追いつかないのか、
私の耐久値はイエローゾーンまで落ち込んでいた。
気が付いてみれば髪の毛もめちゃくちゃだ。シールドラインがなかったら服やリボンも酷かったんだろうなぁ…。
潮時、かな。
とりあえず立ち上がってセプタラを取り出し、3回レスタ。良しOK。
さて、後は今もなお突っついてくるこのラッピー達……
うーん、どうしよう、魅了効果とは関係なく、敵は敵なんだよなぁ…。
私もガーディアンズだから、仕事は果たさないといけないし…。
ぱんぱん
「やっちゃいましたっ」
仕方なくバレットマスターで一撃加えると、ラッピーは一瞬倒れ、地面に逃げていった。
動けるみたいで良かった…ごめんね~。
それにしても可愛かったなぁ。ミッションでラッピーに会えると本当に幸せだ。
ご主人様にそれとなく伝えてみたらラッピーに会えるミッション増やしてくれるだろうか。
……てっ!そういえばご主人様は?!
ご主人様! どちらにおられますか~
振り向いてみると、ご主人様は道端の大きな岩に寄りかかって座り、こっちを見ていた。
私が気が付いたのを見ると、軽く手を振ってくれる。
どうやらずっと眺めていたらしい。う、うーん…なんか恥ずかしい。。。
『チカラをお貸しください~』と自動反応しかけて、ふと我に返る。
15分ぐらい経ったのだろうか。
いくら防御型で自己修復機能搭載でも、二体のエネミーに突つかれ続けては回復が追いつかないのか、
私の耐久値はイエローゾーンまで落ち込んでいた。
気が付いてみれば髪の毛もめちゃくちゃだ。シールドラインがなかったら服やリボンも酷かったんだろうなぁ…。
潮時、かな。
とりあえず立ち上がってセプタラを取り出し、3回レスタ。良しOK。
さて、後は今もなお突っついてくるこのラッピー達……
うーん、どうしよう、魅了効果とは関係なく、敵は敵なんだよなぁ…。
私もガーディアンズだから、仕事は果たさないといけないし…。
ぱんぱん
「やっちゃいましたっ」
仕方なくバレットマスターで一撃加えると、ラッピーは一瞬倒れ、地面に逃げていった。
動けるみたいで良かった…ごめんね~。
それにしても可愛かったなぁ。ミッションでラッピーに会えると本当に幸せだ。
ご主人様にそれとなく伝えてみたらラッピーに会えるミッション増やしてくれるだろうか。
……てっ!そういえばご主人様は?!
ご主人様! どちらにおられますか~
振り向いてみると、ご主人様は道端の大きな岩に寄りかかって座り、こっちを見ていた。
私が気が付いたのを見ると、軽く手を振ってくれる。
どうやらずっと眺めていたらしい。う、うーん…なんか恥ずかしい。。。
駆け寄ろうとして、足下で何かが動いたのが目に入る。
足下にあったのは、ラッピーの羽根。
ふわふわで触り心地も良いし、色も綺麗だ…
ピンクのラッピーなのに何で黄色いのかちょっと気になるけど、持って帰ろうかな。
これ持ってたら、いつかまた会えるかなぁ……。
...
..
.
.
……
ラッピー・アムレ「絶対また会ってやるっぴ!」
ラッピー・ドクタ「こらこら、大声出すと傷に障るっぴ」
ラッピー・アムレ「そんな事言われても、あんなに美味しそうな物は初めて見たのだっぴ!」
ラッピー・ドクタ「美味しそうって…いくら何でもお腹こわすっぴよ……」
ラッピー・アムレ「それも本望だっぴ!絶対あのパシリを見つけだすのだっぴ!」
ラッピー・ドクタ「分かった分かった……とにかく今は大人しく寝てろっぴ…」
ラッピー・アムレ「誰がなんと言おうと、僕は絶対あのショットガンを奪って食べてやるのだっぴぃぃぃ~~~!!」
おしまい。
足下にあったのは、ラッピーの羽根。
ふわふわで触り心地も良いし、色も綺麗だ…
ピンクのラッピーなのに何で黄色いのかちょっと気になるけど、持って帰ろうかな。
これ持ってたら、いつかまた会えるかなぁ……。
...
..
.
.
……
ラッピー・アムレ「絶対また会ってやるっぴ!」
ラッピー・ドクタ「こらこら、大声出すと傷に障るっぴ」
ラッピー・アムレ「そんな事言われても、あんなに美味しそうな物は初めて見たのだっぴ!」
ラッピー・ドクタ「美味しそうって…いくら何でもお腹こわすっぴよ……」
ラッピー・アムレ「それも本望だっぴ!絶対あのパシリを見つけだすのだっぴ!」
ラッピー・ドクタ「分かった分かった……とにかく今は大人しく寝てろっぴ…」
ラッピー・アムレ「誰がなんと言おうと、僕は絶対あのショットガンを奪って食べてやるのだっぴぃぃぃ~~~!!」
おしまい。
…と言う訳で前々スレ>>508のエピローグ+αでした、と(うは、一ヶ月前…)。
台詞ネタは440・441が戦ってるのを見たことないと分かり難くて申し訳ない。
にしても、進化後の事なんて知らないであの話書いたのに、
いざ進化してみたらエピローグに使えそうな要素満載でびびったのぜ…。
でもやっぱり、結局中身は440。
自分で書いてるから当たり前かも知れないけど、ラッピー・ドクタ(医者)が凄い頭に浮かんで困る…
台詞ネタは440・441が戦ってるのを見たことないと分かり難くて申し訳ない。
にしても、進化後の事なんて知らないであの話書いたのに、
いざ進化してみたらエピローグに使えそうな要素満載でびびったのぜ…。
でもやっぱり、結局中身は440。
自分で書いてるから当たり前かも知れないけど、ラッピー・ドクタ(医者)が凄い頭に浮かんで困る…
149の続きを投下です。
クライズ・シティ1F ロビー
ガーディアンズ宿舎に続く扉が開き、一人の男が一体のパシリを引きずりながら現れた。引きずられるGH-430には、どこか生気がない。
しっかりした足取りで、男はエレベーターホールへ歩いてゆく。その様子をちらと眺めた一人の沼男が、自然な足取りで後を追い始めた。
男「さっさと歩け」
430をせきたてる声には、一片のいたわりもない。エレベーターに入る二人のすぐ後に、沼男は身を滑り込ませた。
男「何だ、貴様は」
沼男「通りすがりのニューマンプロトランザー。略して沼虎さまだ」
にやりと笑う沼虎。何かを言おうとした男の身体が、そのままの姿勢で凍りついた。
沼虎「事情は知らねえけどよ、よくないと思うぜ? 他人んトコのパシリを勝手に連れ歩くってのは」
4Fに着いたエレベーターの中から、沼虎が430の手を引いて駆け出した。
男「ま、待て…」
氷漬けから解放された男がドアに手をかけたところで、再び凍結した。
沼虎のマイルーム
沼虎のパートナーマシナリー、GH420は不機嫌だった。散々クバラ散弾銃を合成させられて、その上に斧の合成まですることになった。
それだけならまだしも、肝心の沼虎は「じゃ、たのむわ」とだけ言い残しダグオラ・シティの酒場へ行ってしまった。
420「あの甲斐性なしのバカ虎っ……帰ってきたら、文句のひとつでも言ってやるんだから!」
そんな420が待ち受けているところへ、ぐったりした430を抱えた沼虎が帰ってきた。
420「ちょっと、こんな時間まで何やってたのよバカ虎っ! しかも、女の子のお持ち帰り!? まったく、ヒトに合成頼んどいて
どーいう神経してんのよ!」
沼虎「ああ、悪い悪い。そう怒んなよ。ホレ、土産も買ってきたことだし」
わめき散らす420の口に、沼虎が何かを突っ込んだ。
420「なっ……もぎ……もぎ……っっっ!!」
言いかけた420が、口から火を吹き出した。
沼虎「バーニング・スパイシアってんだ。スパイシアを極カラにしたやつ。どーだ、うまいだろ」
420「なんっっっっっっってことすんのよバカ虎!!!」
軽く飛翔刃連斬を叩き込み、沼虎の落下に合わせて閃転貫斬牙を食らわせる。転がって悶絶する沼虎の襟首を捕まえ、さらに容赦ないコンボをぶちまける420。
一分ともたず、沼虎はK.Oされた。
420「さっさとそこの娘を、お店に帰してきなさい!!」
ボロ雑巾のようになった沼虎を蹴り出しながら、420が叫ぶ。あまりの大音量に、430がびくっと身を震わせた。
420「なによ、あんたも素直に着いて来てんじゃないわよ! 沼虎には、あたしっていうパートナーがちゃんといるんだから! あんたなんか、
お遊びの、気まぐれのお持ち帰りなんだから!」
430を怒鳴りつけた直後、420は後悔していた。この子に怒っても、どうしようもない。悪いのは、全部あのバカ虎なのだから。
420「あ……」
430「ア゛ッー! ごべんな゛ざい゛ー!」
やつあたりしてしまったことを謝ろうとした矢先、目の前の430がいきなり泣き始めた。
沼虎「おいおい、ダメじゃねえか。こんなチビを泣かしちゃ」
420「誰・の・せ・い・だ! このバカ虎あぁっっ!!」
さっきのよりもさらに凄絶なコンボを叩き込む420。肉を乱打する鈍い音と430の泣き叫ぶ声が、マイルームに響き渡る。
沼虎のマイルームに静寂が訪れるのは、当分先のことになりそうだった。 つづく
クライズ・シティ1F ロビー
ガーディアンズ宿舎に続く扉が開き、一人の男が一体のパシリを引きずりながら現れた。引きずられるGH-430には、どこか生気がない。
しっかりした足取りで、男はエレベーターホールへ歩いてゆく。その様子をちらと眺めた一人の沼男が、自然な足取りで後を追い始めた。
男「さっさと歩け」
430をせきたてる声には、一片のいたわりもない。エレベーターに入る二人のすぐ後に、沼男は身を滑り込ませた。
男「何だ、貴様は」
沼男「通りすがりのニューマンプロトランザー。略して沼虎さまだ」
にやりと笑う沼虎。何かを言おうとした男の身体が、そのままの姿勢で凍りついた。
沼虎「事情は知らねえけどよ、よくないと思うぜ? 他人んトコのパシリを勝手に連れ歩くってのは」
4Fに着いたエレベーターの中から、沼虎が430の手を引いて駆け出した。
男「ま、待て…」
氷漬けから解放された男がドアに手をかけたところで、再び凍結した。
沼虎のマイルーム
沼虎のパートナーマシナリー、GH420は不機嫌だった。散々クバラ散弾銃を合成させられて、その上に斧の合成まですることになった。
それだけならまだしも、肝心の沼虎は「じゃ、たのむわ」とだけ言い残しダグオラ・シティの酒場へ行ってしまった。
420「あの甲斐性なしのバカ虎っ……帰ってきたら、文句のひとつでも言ってやるんだから!」
そんな420が待ち受けているところへ、ぐったりした430を抱えた沼虎が帰ってきた。
420「ちょっと、こんな時間まで何やってたのよバカ虎っ! しかも、女の子のお持ち帰り!? まったく、ヒトに合成頼んどいて
どーいう神経してんのよ!」
沼虎「ああ、悪い悪い。そう怒んなよ。ホレ、土産も買ってきたことだし」
わめき散らす420の口に、沼虎が何かを突っ込んだ。
420「なっ……もぎ……もぎ……っっっ!!」
言いかけた420が、口から火を吹き出した。
沼虎「バーニング・スパイシアってんだ。スパイシアを極カラにしたやつ。どーだ、うまいだろ」
420「なんっっっっっっってことすんのよバカ虎!!!」
軽く飛翔刃連斬を叩き込み、沼虎の落下に合わせて閃転貫斬牙を食らわせる。転がって悶絶する沼虎の襟首を捕まえ、さらに容赦ないコンボをぶちまける420。
一分ともたず、沼虎はK.Oされた。
420「さっさとそこの娘を、お店に帰してきなさい!!」
ボロ雑巾のようになった沼虎を蹴り出しながら、420が叫ぶ。あまりの大音量に、430がびくっと身を震わせた。
420「なによ、あんたも素直に着いて来てんじゃないわよ! 沼虎には、あたしっていうパートナーがちゃんといるんだから! あんたなんか、
お遊びの、気まぐれのお持ち帰りなんだから!」
430を怒鳴りつけた直後、420は後悔していた。この子に怒っても、どうしようもない。悪いのは、全部あのバカ虎なのだから。
420「あ……」
430「ア゛ッー! ごべんな゛ざい゛ー!」
やつあたりしてしまったことを謝ろうとした矢先、目の前の430がいきなり泣き始めた。
沼虎「おいおい、ダメじゃねえか。こんなチビを泣かしちゃ」
420「誰・の・せ・い・だ! このバカ虎あぁっっ!!」
さっきのよりもさらに凄絶なコンボを叩き込む420。肉を乱打する鈍い音と430の泣き叫ぶ声が、マイルームに響き渡る。
沼虎のマイルームに静寂が訪れるのは、当分先のことになりそうだった。 つづく
乱打される沼虎ワラタw
「…私は、PMに感情を与えるのは反対です」
「反対する理由を聞こうか。…主任」
「彼女たちはマシナリです! キャストではないんですよ!
未だ生存に権利のない彼女たちに「感情」とはあまりに酷過ぎる!」
「まさしく感情論だね。…君はそれでも技術者の端くれか?
『感情効果による性能向上』。現実を見たまえ。この数値は無視出来る値かね?」
「しかしながら…ッ」
「テノラ社が開発したマシナリは、我が社のPMの性能の上を行く。
PMの性能向上はこの数年頭打ちだ。…動作の効率化だけではもうどうにもならん。
このままでは確実にシェアを奪われるぞ?
そうなれば、現在ガーディアンズに配備されているPMと、今なお生産ラインを埋めるPMと、
併せて一万体を超える『君たちの娘』は、どうなるね?
感情論を振りかざすのであれば、…物言わぬ『彼女たち』へも感情を向けてはどうかね?」
「…私たちが…、現行のPMに、テノラ社製マシナリを越える性能を与えることが出来れば…、
感情機能による性能向上に頼る必要はないでしょう…?」
「無論だ。――それが可能であるのならね」
「半年です。…半年猶予を下さい…。必ず…、越えてみせますから…!」
「長すぎる。三ヶ月だ」
「そんな――!」
「主任。君は優秀な技術者だが、まずは企業人としての常識を身に付けるべきだな。
話は以上だ。…三ヶ月後の報告に期待しているよ」
「感情効果による性能向上ですって…!?
泣いたり、怒ったり、笑ったりするということが…、そんなくだらないことに使われてたまるか…!
そんなことの為に心を与えるなんて、私には出来ない! そんなことは許さない!」
「私は…! 私の『娘たち』に、そんなことの為に笑って欲しいなんて思わない!」
私の母親の記憶は…、おおむねこの頃に縛られる。
もっともっと以前からの記憶もあるだろうに、…それがあまりにも、焼き付いてしまったからだろう。
母はラボに籠もりきりとなり、滅多に家には帰ってこなくなった。
時折ふらりと帰ってきては、やはり寝る間も惜しんで研究に没頭していた。
声を掛けようにも…、やつれきった母の顔は、まるで鬼のように歪んでいて…、
私は怖くて、母に何も言葉を掛けることが出来なかった…。
「強度計算からやり直させなさい…、こんな数値では駄目よ…」
「しかし主任…! この数値でさえ、現在のGRMの最高水準の二ランクも上なんです!
これ以上の数値はどう足掻いても見込めません!」
「…なら、その強度計算の資料を全部私に寄越しなさい。…私が引き継ぐわ」
「無茶を言わんでください主任! いくら貴方でも…!」
「貴方たちが出来ないというから私がやるの!」
父は早くに死んだ。
私の家は、私と母の二人きり。…母はGRMの技術主任を務めており、それなりに裕福な家だったと思う。
母の仕事は忙しく、長く家を空けることもあったが、仕事を終えて帰ってくる母は、
とても優しく、明るく、ユーモアに溢れ、――私は母が大好きだった。
スクールのテストでとった100点を見せるたび、顔をくしゃくしゃにして喜んでくれる母を見るのが大好きで、
私は遮二無二勉強に打ち込んだ。…母が笑ってくれるからだ。
私の家は幸せだった。何事も上手くいっていた。…幸せだったんだ。
母が変わったのは、PM研究についてからしばらく経った後だった。
順風満帆に思えたPM研究は、性能向上が頭打ちになっていたこともあり、随分前から暗礁に乗り上げたのだ。
それに追い打ちを掛けるかのように感情回路導入の問題が持ち上がり、…母の顔からは明るさと余裕が消えた。
当時の私は十六歳。…物を思うにはあまりにも幼すぎた。
私がこの歳に至るまで、仕事と家庭と、その危ういバランスを必死で保ち、
私という存在に母がどれだけ腐心していてくれたか。
そのことに気付けなかった私は…、
次第に、私という存在を無視して仕事に没頭する母に…、寂しさと悲しさと、憎悪を覚えるようになっていった。
「反対する理由を聞こうか。…主任」
「彼女たちはマシナリです! キャストではないんですよ!
未だ生存に権利のない彼女たちに「感情」とはあまりに酷過ぎる!」
「まさしく感情論だね。…君はそれでも技術者の端くれか?
『感情効果による性能向上』。現実を見たまえ。この数値は無視出来る値かね?」
「しかしながら…ッ」
「テノラ社が開発したマシナリは、我が社のPMの性能の上を行く。
PMの性能向上はこの数年頭打ちだ。…動作の効率化だけではもうどうにもならん。
このままでは確実にシェアを奪われるぞ?
そうなれば、現在ガーディアンズに配備されているPMと、今なお生産ラインを埋めるPMと、
併せて一万体を超える『君たちの娘』は、どうなるね?
感情論を振りかざすのであれば、…物言わぬ『彼女たち』へも感情を向けてはどうかね?」
「…私たちが…、現行のPMに、テノラ社製マシナリを越える性能を与えることが出来れば…、
感情機能による性能向上に頼る必要はないでしょう…?」
「無論だ。――それが可能であるのならね」
「半年です。…半年猶予を下さい…。必ず…、越えてみせますから…!」
「長すぎる。三ヶ月だ」
「そんな――!」
「主任。君は優秀な技術者だが、まずは企業人としての常識を身に付けるべきだな。
話は以上だ。…三ヶ月後の報告に期待しているよ」
「感情効果による性能向上ですって…!?
泣いたり、怒ったり、笑ったりするということが…、そんなくだらないことに使われてたまるか…!
そんなことの為に心を与えるなんて、私には出来ない! そんなことは許さない!」
「私は…! 私の『娘たち』に、そんなことの為に笑って欲しいなんて思わない!」
私の母親の記憶は…、おおむねこの頃に縛られる。
もっともっと以前からの記憶もあるだろうに、…それがあまりにも、焼き付いてしまったからだろう。
母はラボに籠もりきりとなり、滅多に家には帰ってこなくなった。
時折ふらりと帰ってきては、やはり寝る間も惜しんで研究に没頭していた。
声を掛けようにも…、やつれきった母の顔は、まるで鬼のように歪んでいて…、
私は怖くて、母に何も言葉を掛けることが出来なかった…。
「強度計算からやり直させなさい…、こんな数値では駄目よ…」
「しかし主任…! この数値でさえ、現在のGRMの最高水準の二ランクも上なんです!
これ以上の数値はどう足掻いても見込めません!」
「…なら、その強度計算の資料を全部私に寄越しなさい。…私が引き継ぐわ」
「無茶を言わんでください主任! いくら貴方でも…!」
「貴方たちが出来ないというから私がやるの!」
父は早くに死んだ。
私の家は、私と母の二人きり。…母はGRMの技術主任を務めており、それなりに裕福な家だったと思う。
母の仕事は忙しく、長く家を空けることもあったが、仕事を終えて帰ってくる母は、
とても優しく、明るく、ユーモアに溢れ、――私は母が大好きだった。
スクールのテストでとった100点を見せるたび、顔をくしゃくしゃにして喜んでくれる母を見るのが大好きで、
私は遮二無二勉強に打ち込んだ。…母が笑ってくれるからだ。
私の家は幸せだった。何事も上手くいっていた。…幸せだったんだ。
母が変わったのは、PM研究についてからしばらく経った後だった。
順風満帆に思えたPM研究は、性能向上が頭打ちになっていたこともあり、随分前から暗礁に乗り上げたのだ。
それに追い打ちを掛けるかのように感情回路導入の問題が持ち上がり、…母の顔からは明るさと余裕が消えた。
当時の私は十六歳。…物を思うにはあまりにも幼すぎた。
私がこの歳に至るまで、仕事と家庭と、その危ういバランスを必死で保ち、
私という存在に母がどれだけ腐心していてくれたか。
そのことに気付けなかった私は…、
次第に、私という存在を無視して仕事に没頭する母に…、寂しさと悲しさと、憎悪を覚えるようになっていった。
「どういうことよ…! どういうこと…! どうしてテノラに出来ることがGRMに出来ないの!?」
「落ち着いてください主任!」
「一から設計を組み直すわよ。どこかに何か原因があるに決まってる…!」
「…感情回路の導入を…、するべきです…」
「――何て言ったの…?」
「感情回路の導入をするべきです! PMが現状を超える方法は他にはない!
主任! 貴方以外の全員が、もうそれに気付いているんですよ!」
「言ったはずよ! 私は性能向上を目的とした感情回路の導入なんて認めない!」
帰宅したときの母の生活は、日に日にすさんでいった。
取り憑かれたように仕事をする傍らで…、浴びるほどに酒を飲む。
肌は土色に染まり、目は虚ろで、――もう、私など見えてはいないようだった。
家の中ですれ違っても目も合わせない。当然会話なんて無い。
私の家は…、二人で住む、独りぼっちの空間になっていた。
私は知っていた。
母が、PMを「娘」と呼んで、その研究に全てを費やしていることを。
母さん…、母さん…、ここにいるよ…?
母さんの娘は、ここにいるんだよ…?
どうして私を見てくれないの…? どうして何も言ってくれないの…?
母さん、母さん。…私ね、スクールで一番優秀になったのよ…?
先生方も皆仰って下さるの。このスクールから貴方のような天才を輩出することは、この上ない誉れだ、って。
私ね、母さんみたいな優秀な技術者になりたかった。
誰もがその才能に憧れて、誰もがその才能に敬服する、貴方のような技術者に。
そう、「なりたかった」。
今はもう違う。
『私は、お前のような奴にだけは、…なりたくない』
「どうしたの! どうしてラインが止まっているの!」
「…もう、限界なんですよ…!」
「何を言っているの…? ああ、それよりこれを見て! 夕べ家で仕上げてきたの!
この計算式でなら、PMの出力を…」
「もう限界だっつってんのがわかんねェのかよアンタはァッ!
今のこのラインから生まれてくるPMを見たか!?
過剰出力に耐えきれず、起動二分で自壊してしまうPM!
テクニックの制御が効かず、自らをも標的として自爆してしまうPM!
情報処理能力の欠陥から、接触したCPUの全てを破壊してしまうPM!
そんなのが十体に一体は生まれてくるんだ!
10%だぞ!? 総数の10%が欠陥品だなんて、誰がどう見たって異常だろう!」
「…だ、だから、この計算式でなら…」
「誰もがアンタが好きだった! 誰もがアンタに憧れてた!
だから誰も言わなかった! 言えなかったんだ! あんまりにも悲し過ぎて!」
「何、を…」
「アンタが持ってくる…、計算式も…! 図面も…!
もうずっと前から…、狂ってんですよ…!
滅茶苦茶だ…、ガキが見たって値がズレてるのがわかるくらいだ…!
主任…、主任…!
何でこんなことになっちまったんですか!?
俺たちは大事な娘を育てていたんじゃないんですか!?
もう見てらんねぇんですよ!
イカレちまったアンタも! イカレて生まれてくる俺たちの娘も!
どうにかしてくださいよ…、頼むから…どうにか…、してくださいよ…」
そう。
母は、極度のストレスと過度の過労から…、とうに精神を患っていた。
「落ち着いてください主任!」
「一から設計を組み直すわよ。どこかに何か原因があるに決まってる…!」
「…感情回路の導入を…、するべきです…」
「――何て言ったの…?」
「感情回路の導入をするべきです! PMが現状を超える方法は他にはない!
主任! 貴方以外の全員が、もうそれに気付いているんですよ!」
「言ったはずよ! 私は性能向上を目的とした感情回路の導入なんて認めない!」
帰宅したときの母の生活は、日に日にすさんでいった。
取り憑かれたように仕事をする傍らで…、浴びるほどに酒を飲む。
肌は土色に染まり、目は虚ろで、――もう、私など見えてはいないようだった。
家の中ですれ違っても目も合わせない。当然会話なんて無い。
私の家は…、二人で住む、独りぼっちの空間になっていた。
私は知っていた。
母が、PMを「娘」と呼んで、その研究に全てを費やしていることを。
母さん…、母さん…、ここにいるよ…?
母さんの娘は、ここにいるんだよ…?
どうして私を見てくれないの…? どうして何も言ってくれないの…?
母さん、母さん。…私ね、スクールで一番優秀になったのよ…?
先生方も皆仰って下さるの。このスクールから貴方のような天才を輩出することは、この上ない誉れだ、って。
私ね、母さんみたいな優秀な技術者になりたかった。
誰もがその才能に憧れて、誰もがその才能に敬服する、貴方のような技術者に。
そう、「なりたかった」。
今はもう違う。
『私は、お前のような奴にだけは、…なりたくない』
「どうしたの! どうしてラインが止まっているの!」
「…もう、限界なんですよ…!」
「何を言っているの…? ああ、それよりこれを見て! 夕べ家で仕上げてきたの!
この計算式でなら、PMの出力を…」
「もう限界だっつってんのがわかんねェのかよアンタはァッ!
今のこのラインから生まれてくるPMを見たか!?
過剰出力に耐えきれず、起動二分で自壊してしまうPM!
テクニックの制御が効かず、自らをも標的として自爆してしまうPM!
情報処理能力の欠陥から、接触したCPUの全てを破壊してしまうPM!
そんなのが十体に一体は生まれてくるんだ!
10%だぞ!? 総数の10%が欠陥品だなんて、誰がどう見たって異常だろう!」
「…だ、だから、この計算式でなら…」
「誰もがアンタが好きだった! 誰もがアンタに憧れてた!
だから誰も言わなかった! 言えなかったんだ! あんまりにも悲し過ぎて!」
「何、を…」
「アンタが持ってくる…、計算式も…! 図面も…!
もうずっと前から…、狂ってんですよ…!
滅茶苦茶だ…、ガキが見たって値がズレてるのがわかるくらいだ…!
主任…、主任…!
何でこんなことになっちまったんですか!?
俺たちは大事な娘を育てていたんじゃないんですか!?
もう見てらんねぇんですよ!
イカレちまったアンタも! イカレて生まれてくる俺たちの娘も!
どうにかしてくださいよ…、頼むから…どうにか…、してくださいよ…」
そう。
母は、極度のストレスと過度の過労から…、とうに精神を患っていた。
数ヶ月ぶりに母は帰ってきた。
仕事の合間にではなく…、数ヶ月ぶりに、休む為に。
でももう、その数ヶ月で、私の家は滅茶苦茶だった。――私たち親子の関係は。
母は日がな一日、窓から空を眺めていて…、
時折、思い出したかのように、腕に抱いたスケッチブックにペンを走らせる。
食事を運ぶ為に部屋を訪れた私は、ある時、ふと、そのスケッチブックを目にした。
そのスケッチブックに描かれるのは…、壊れた心で母が夢見る娘の姿。
そう。それは私ではなく…、PMの姿。
母の前に食事を置く手が震えていた。
心が片端から重く冷たく凍り付いていく。
まだどうにか頑張っていける、と、根拠もなしに信じていた気持ちが、音を立てて崩れ落ちた瞬間だった。
…こんな母親、…いなくなってしまえばいい。
…母が作ったパートナーマシナリーなんて、…みんな地獄に堕ちたらいい。
心には、力がある。
PMが期待値以上の性能を発揮するように。
――数ヶ月後、私はそれを思い知った。
その日、たまたまふらりと外出した母は…、交通事故で死んだ。
即死だったらしい。あまりにもあっけなく、母はいなくなった。
「いなくなってしまえばいい」と望んだ私の願いを叶えるように。
研究チームにおいて、唯一の「感情回路導入否定派」だった母がいなくなり、
GRMはすんなりとPMへの感情回路導入を決定した。
その決定がPMを、まさしく地獄に突き落としたのだと知ったのは、私が二十五になった時。
何の因果か…、GRMのPM開発部門に携わることになった私は…、
そこで地獄を見た。
心は感情を生み、感情は力になる。PMは格段の進化を遂げたが、GRMはそれより更に上を要求した。
その要求がもたらしたものは、より強い感情を生む為の、実験だ。
偽りの優しさ、偽りの愛情、偽りの思慕。…見ている者の心を磨り潰すような、人外の実験。
それだけじゃない。感情とは負に傾いても力を発揮するものだから。
拷問、虐待、陵辱、…ありとあらゆる肉体的、精神的暴行。
そして、度を超したそれらによって破壊されたPMの…、あまりにも粗末な破棄…。
彼女らは心と体を絞り尽くされて感情を吐き出し、
その「データ」は解析されて、新しく生まれる彼女らの血肉となって、
PMは、ガーディアンズという「実地実験場」へと納品されていく。
GRMはもう、PMを「生活支援マシナリ」して見てはいなかった。
GRMは、極秘ながら、PMに「人型兵器」としての完成を望んでいることを、…知った。
――私が望んだからだ。
――私が、母さんなんかいなくなればいいと、そう望んだからだ…。
――私が、PMなんか地獄に堕ちたらいいと、そう望んだからだ…。
仕事の合間にではなく…、数ヶ月ぶりに、休む為に。
でももう、その数ヶ月で、私の家は滅茶苦茶だった。――私たち親子の関係は。
母は日がな一日、窓から空を眺めていて…、
時折、思い出したかのように、腕に抱いたスケッチブックにペンを走らせる。
食事を運ぶ為に部屋を訪れた私は、ある時、ふと、そのスケッチブックを目にした。
そのスケッチブックに描かれるのは…、壊れた心で母が夢見る娘の姿。
そう。それは私ではなく…、PMの姿。
母の前に食事を置く手が震えていた。
心が片端から重く冷たく凍り付いていく。
まだどうにか頑張っていける、と、根拠もなしに信じていた気持ちが、音を立てて崩れ落ちた瞬間だった。
…こんな母親、…いなくなってしまえばいい。
…母が作ったパートナーマシナリーなんて、…みんな地獄に堕ちたらいい。
心には、力がある。
PMが期待値以上の性能を発揮するように。
――数ヶ月後、私はそれを思い知った。
その日、たまたまふらりと外出した母は…、交通事故で死んだ。
即死だったらしい。あまりにもあっけなく、母はいなくなった。
「いなくなってしまえばいい」と望んだ私の願いを叶えるように。
研究チームにおいて、唯一の「感情回路導入否定派」だった母がいなくなり、
GRMはすんなりとPMへの感情回路導入を決定した。
その決定がPMを、まさしく地獄に突き落としたのだと知ったのは、私が二十五になった時。
何の因果か…、GRMのPM開発部門に携わることになった私は…、
そこで地獄を見た。
心は感情を生み、感情は力になる。PMは格段の進化を遂げたが、GRMはそれより更に上を要求した。
その要求がもたらしたものは、より強い感情を生む為の、実験だ。
偽りの優しさ、偽りの愛情、偽りの思慕。…見ている者の心を磨り潰すような、人外の実験。
それだけじゃない。感情とは負に傾いても力を発揮するものだから。
拷問、虐待、陵辱、…ありとあらゆる肉体的、精神的暴行。
そして、度を超したそれらによって破壊されたPMの…、あまりにも粗末な破棄…。
彼女らは心と体を絞り尽くされて感情を吐き出し、
その「データ」は解析されて、新しく生まれる彼女らの血肉となって、
PMは、ガーディアンズという「実地実験場」へと納品されていく。
GRMはもう、PMを「生活支援マシナリ」して見てはいなかった。
GRMは、極秘ながら、PMに「人型兵器」としての完成を望んでいることを、…知った。
――私が望んだからだ。
――私が、母さんなんかいなくなればいいと、そう望んだからだ…。
――私が、PMなんか地獄に堕ちたらいいと、そう望んだからだ…。
「ねぇ?」
「なぁに、おかあさん」
「妹がいたら、嬉しい?」
「いもぉと? うん。あたしいもぉとほしい。いたらすごいうれしい。
えへへ、あたしおねぇちゃん」
「母さんね。いつかね、新しいマシナリを作ろうと思うの。
それは何でも出来るマシナリだけれど…、私は、人の側にあってこそのマシナリにしたい。
今はまだまだ私の想像の中だけでね、何一つ形になんかなってないけれど…、
一緒にご飯を食べたり、一緒に本を読んだり、一緒に笑ったり出来るマシナリよ。
何でも出来るけど…、それは別にすごいことじゃなくて、それはすごく、当たり前のことで…。
家族のようなマシナリなの」
「うむぅ…、よくわかんない」
「あはは! そうか、よくわからんかぁ…。
母さんねぇ…、思うんだ。人の心は人が癒してくれる。
父さんはいなくなってしまったけど、私には貴方がいてくれた。
でも世の中には…、全て無くしてしまう人だって大勢いるのよ。
そんな人の心を一生懸命癒してくれて…、それでいて、自分も幸せを感じられる。
そんな、家族のような…、私にとって貴方のような、そんなマシナリがいたら、
きっと幸せなことだと思うんだ…」
「うむぅ…、やっぱりよくわかんない」
「よぉし、ならわかりやすく言ってあげよう。
そりゃあもー、可愛くて可愛くて仕方ない妹を生んであげる!
だから貴方はりーーーーーーっぱなお姉ちゃんになりなさい!」
「うんー! あたし、りっぱなおねぇちゃんになるー!」
「あははははははははははははははははははははははっ!」
忘れていた言葉を思い出すのは、いつだってこんな時だ。もう全部手遅れになった後だ…。
母は、優秀なマシナリが作りたかったんじゃない…。
その為に、病んでまで研究に没頭していたんじゃない…。
母は、最後まで、PMの心を「兵器」に売り渡したくなかったんだ…。
母の遺品で、たった一つだけ処分出来なかったスケッチブック。
怖くて怖くて…、ただの一度もめくったことのなかったその全てを、私はその日、初めて見た。
数式や文字、細部設計の図面、PMの外観デザイン。
それらが書き連ねられたスケッチブックの最後のページには…、
母が理想として夢に描いたPMと遊ぶ…、幼い頃の私の笑顔と…、
それを笑ってで見守る母の姿が…、描かれていた…。
母がPMを「娘」と呼ぶのは当然だったんだ。
…だってそれは、私の妹だったから。
母は、ずっと私への罪悪感に苛まれていたんだ。
…幼い私と約束したこの夢の絵を、現実にすることが出来ないと知ったから。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
おかあさん、ごめんなさい。おかあさん、おかあさん、おかあさん!
スケッチブックにぽたぽたと涙を落としながら、
どれだけ謝っても、どれだけおかあさんと繰り返しても…、
もうこの部屋には、…私以外の誰もいなかった…。
「なぁに、おかあさん」
「妹がいたら、嬉しい?」
「いもぉと? うん。あたしいもぉとほしい。いたらすごいうれしい。
えへへ、あたしおねぇちゃん」
「母さんね。いつかね、新しいマシナリを作ろうと思うの。
それは何でも出来るマシナリだけれど…、私は、人の側にあってこそのマシナリにしたい。
今はまだまだ私の想像の中だけでね、何一つ形になんかなってないけれど…、
一緒にご飯を食べたり、一緒に本を読んだり、一緒に笑ったり出来るマシナリよ。
何でも出来るけど…、それは別にすごいことじゃなくて、それはすごく、当たり前のことで…。
家族のようなマシナリなの」
「うむぅ…、よくわかんない」
「あはは! そうか、よくわからんかぁ…。
母さんねぇ…、思うんだ。人の心は人が癒してくれる。
父さんはいなくなってしまったけど、私には貴方がいてくれた。
でも世の中には…、全て無くしてしまう人だって大勢いるのよ。
そんな人の心を一生懸命癒してくれて…、それでいて、自分も幸せを感じられる。
そんな、家族のような…、私にとって貴方のような、そんなマシナリがいたら、
きっと幸せなことだと思うんだ…」
「うむぅ…、やっぱりよくわかんない」
「よぉし、ならわかりやすく言ってあげよう。
そりゃあもー、可愛くて可愛くて仕方ない妹を生んであげる!
だから貴方はりーーーーーーっぱなお姉ちゃんになりなさい!」
「うんー! あたし、りっぱなおねぇちゃんになるー!」
「あははははははははははははははははははははははっ!」
忘れていた言葉を思い出すのは、いつだってこんな時だ。もう全部手遅れになった後だ…。
母は、優秀なマシナリが作りたかったんじゃない…。
その為に、病んでまで研究に没頭していたんじゃない…。
母は、最後まで、PMの心を「兵器」に売り渡したくなかったんだ…。
母の遺品で、たった一つだけ処分出来なかったスケッチブック。
怖くて怖くて…、ただの一度もめくったことのなかったその全てを、私はその日、初めて見た。
数式や文字、細部設計の図面、PMの外観デザイン。
それらが書き連ねられたスケッチブックの最後のページには…、
母が理想として夢に描いたPMと遊ぶ…、幼い頃の私の笑顔と…、
それを笑ってで見守る母の姿が…、描かれていた…。
母がPMを「娘」と呼ぶのは当然だったんだ。
…だってそれは、私の妹だったから。
母は、ずっと私への罪悪感に苛まれていたんだ。
…幼い私と約束したこの夢の絵を、現実にすることが出来ないと知ったから。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
おかあさん、ごめんなさい。おかあさん、おかあさん、おかあさん!
スケッチブックにぽたぽたと涙を落としながら、
どれだけ謝っても、どれだけおかあさんと繰り返しても…、
もうこの部屋には、…私以外の誰もいなかった…。
…ストミの影響でしょうか、私はかなりGRMに「悪役」を求めているようです…。
その結果が生み出してしまったのが今回の話…、という流れです。
かなりしんどい話ですが、あくまで「小ビス子ワールド」の出来事です。
PSUの裏が実際にはこんなんでないことを、切に祈ります…。
その結果が生み出してしまったのが今回の話…、という流れです。
かなりしんどい話ですが、あくまで「小ビス子ワールド」の出来事です。
PSUの裏が実際にはこんなんでないことを、切に祈ります…。
俺の目に迸る文才が光の早さでうぉっまぶしっ
悲しすぎるぜ…(´;ω;`)ブワッ
悲しすぎるぜ…(´;ω;`)ブワッ
小ビス子氏スゲーーーな!!
何か読んでて吸い込まれる感じだ。
そして、脳内で文章に対する景色が浮かんでくる。
何か幼稚な感想でスマナイが素直な感想。
続き超wktk!!
何か読んでて吸い込まれる感じだ。
そして、脳内で文章に対する景色が浮かんでくる。
何か幼稚な感想でスマナイが素直な感想。
続き超wktk!!
>>177
この430にはある種の人をひきつける能力があるようだ・・・
ただよってきた人間が片端から不幸になっていくが・・・w
>>183
実際のところGRMはストーリーで怪しいとこがある+ソニチの影響で自然と敵になるんだよなぁ・・・w
この辺のストーリーは小ビス子ワールドの話と言わずに似たような構図はほかのみんなにもあるかも
この430にはある種の人をひきつける能力があるようだ・・・
ただよってきた人間が片端から不幸になっていくが・・・w
>>183
実際のところGRMはストーリーで怪しいとこがある+ソニチの影響で自然と敵になるんだよなぁ・・・w
この辺のストーリーは小ビス子ワールドの話と言わずに似たような構図はほかのみんなにもあるかも
空中に紫色の不気味な光を帯びたオンマゴウグが1体。
「雷が来るぞ!気をつけろ!!」
1人のガーディアンズの声が響く。
その瞬間、轟く雷鳴。
「うわあ!!」 「レスタっ!」
1人のキャストが逃げ遅れ、雷が直撃した。
…が、傷はほとんど無い。
落雷の直後、即座に唱えられた、ある者のレスタのおかげだ。
「た、助かった!…って、うわああ!!」
安堵したのも束の間、キャストは再び驚きの声を上げる。
いつの間にか地面に降りていた、オンマゴウグの左手が
今まさに、キャストに向かって一直線で振り下ろされようとしていた。
「ふせてくださいー!」
響くのは、先ほどレスタを唱えた者の、まっすぐな声。そして。
―――――――― 一閃。
鋭い光の矢が、オンマゴウグの左手ど真ん中を貫いた。
もちろん、正確に当たったとしても「矢」だから、威力はあまり無い。
オンマゴウグが怯んで動きが一瞬止まった。それだけ。
――――――――――― だけど 私にはそれだけで十分。
422「しゅわーーーーーーーーーーーーーっち!!!」
勢い良く助走をつけて飛び込んだ私は、自分の何倍も大きいオンマゴウグに
最っ大のパワーをこめた『拳』を叩き込んだ。
…クリティカルヒット。
オンマゴウグは悔しそうな声を上げながら、崩れ去った。
その声が、ミッションの終了を告げた。
「雷が来るぞ!気をつけろ!!」
1人のガーディアンズの声が響く。
その瞬間、轟く雷鳴。
「うわあ!!」 「レスタっ!」
1人のキャストが逃げ遅れ、雷が直撃した。
…が、傷はほとんど無い。
落雷の直後、即座に唱えられた、ある者のレスタのおかげだ。
「た、助かった!…って、うわああ!!」
安堵したのも束の間、キャストは再び驚きの声を上げる。
いつの間にか地面に降りていた、オンマゴウグの左手が
今まさに、キャストに向かって一直線で振り下ろされようとしていた。
「ふせてくださいー!」
響くのは、先ほどレスタを唱えた者の、まっすぐな声。そして。
―――――――― 一閃。
鋭い光の矢が、オンマゴウグの左手ど真ん中を貫いた。
もちろん、正確に当たったとしても「矢」だから、威力はあまり無い。
オンマゴウグが怯んで動きが一瞬止まった。それだけ。
――――――――――― だけど 私にはそれだけで十分。
422「しゅわーーーーーーーーーーーーーっち!!!」
勢い良く助走をつけて飛び込んだ私は、自分の何倍も大きいオンマゴウグに
最っ大のパワーをこめた『拳』を叩き込んだ。
…クリティカルヒット。
オンマゴウグは悔しそうな声を上げながら、崩れ去った。
その声が、ミッションの終了を告げた。
「お疲れ様!」「お疲れー」
皆で声を掛け合う。そして。
422「御主人ーー!お疲れ様です!」
私は、まだ弓をかかえたままの御主人の所へダッシュした。
そう。さっきの矢を放ったのは、他でもない私の御主人だ。
ヒュマ子「おつかれさまですー。すごかったですよ、422っ。」
私の身長にあわせてしゃがんでくれた御主人は、私の頭をやさしく撫でてくれた。
緩んだ顔のまま、御主人を見あげる。
…さっきまでの御主人とおんなじ人とは思えないなぁー。
御主人は2つの顔を持っている。…いや、人格がかわる、とかではなく。
1つは普段の顔。もう1つは…ガーディアンズの顔。
普段はのほほーんとして、とてもおとなしそうな御主人だけど
おしごとをしている時の御主人は、すごくまっすぐで的確にうごいて…
そう、カッコイイんです。
初めて御主人と一緒にミッションをするガーディアンズは、たいていその意外性に驚きます。
…けど、ミッションが終わると、やっぱりいつもののほほん御主人なんだよね。ふしぎ。
「…おい。」
突然回りが影で暗くなった。
御主人のさらに上を見上げると、そこには先ほどのキャスト。
むぅ。このキャスト、ミッション前に
「こんな奴がいたら、ミッションクリアランクが下がるだろ!」と
御主人を追い出そうとしたキャスト。
…まだ何か文句あるんですか。そしたら今度は大声だけじゃなくて手ぇ出しますよ?
ナックルをキュっと構える。
…が、その後続いたキャストの言葉に、私はナックルを下ろした。
「…悪かったよ。見た目で判断して。あんた、すごいんだな。」
ヒュマ子「いえいえっ。お役にたてたのでしたら幸いですよー。」
「もし、また危険なミッションに当たったら、あんたを頼りにさせてもらうよ。
だから、もしあんたも助けが必要な時は、遠慮なく呼んでくれ。」
ヒュマ子「はいい、ありがとうございますー!
わたしでよろしければ、いつでもお手伝いさせていただきますよっ。」
…実は、これも良くあるやり取り。
最初は御主人を認めてくれなかった人も、最後はちゃんと認めてくれるようになるんだよね。
こういう縁がきっかけで、御主人の所にはたびたびヘルプの声がかかる。
あまり表立ってはいないけど、実は御主人、かなりの人の信頼を得ているんだよね。
きっと御主人は意識はしていないと思うんだけど。これはたぶん人徳ってやつ?なんだろうなぁ。
…ただ、最近知らない間に人脈が広がっている事も多いんだよね。
変なお友達がふえていないか、422はすこーし心配なのですよ?
…ま、こうやって御主人が認められることは
マシーナリー…少なくとも私にとっては、なによりも1番嬉しい事なんだよね。
えへへ。
皆で声を掛け合う。そして。
422「御主人ーー!お疲れ様です!」
私は、まだ弓をかかえたままの御主人の所へダッシュした。
そう。さっきの矢を放ったのは、他でもない私の御主人だ。
ヒュマ子「おつかれさまですー。すごかったですよ、422っ。」
私の身長にあわせてしゃがんでくれた御主人は、私の頭をやさしく撫でてくれた。
緩んだ顔のまま、御主人を見あげる。
…さっきまでの御主人とおんなじ人とは思えないなぁー。
御主人は2つの顔を持っている。…いや、人格がかわる、とかではなく。
1つは普段の顔。もう1つは…ガーディアンズの顔。
普段はのほほーんとして、とてもおとなしそうな御主人だけど
おしごとをしている時の御主人は、すごくまっすぐで的確にうごいて…
そう、カッコイイんです。
初めて御主人と一緒にミッションをするガーディアンズは、たいていその意外性に驚きます。
…けど、ミッションが終わると、やっぱりいつもののほほん御主人なんだよね。ふしぎ。
「…おい。」
突然回りが影で暗くなった。
御主人のさらに上を見上げると、そこには先ほどのキャスト。
むぅ。このキャスト、ミッション前に
「こんな奴がいたら、ミッションクリアランクが下がるだろ!」と
御主人を追い出そうとしたキャスト。
…まだ何か文句あるんですか。そしたら今度は大声だけじゃなくて手ぇ出しますよ?
ナックルをキュっと構える。
…が、その後続いたキャストの言葉に、私はナックルを下ろした。
「…悪かったよ。見た目で判断して。あんた、すごいんだな。」
ヒュマ子「いえいえっ。お役にたてたのでしたら幸いですよー。」
「もし、また危険なミッションに当たったら、あんたを頼りにさせてもらうよ。
だから、もしあんたも助けが必要な時は、遠慮なく呼んでくれ。」
ヒュマ子「はいい、ありがとうございますー!
わたしでよろしければ、いつでもお手伝いさせていただきますよっ。」
…実は、これも良くあるやり取り。
最初は御主人を認めてくれなかった人も、最後はちゃんと認めてくれるようになるんだよね。
こういう縁がきっかけで、御主人の所にはたびたびヘルプの声がかかる。
あまり表立ってはいないけど、実は御主人、かなりの人の信頼を得ているんだよね。
きっと御主人は意識はしていないと思うんだけど。これはたぶん人徳ってやつ?なんだろうなぁ。
…ただ、最近知らない間に人脈が広がっている事も多いんだよね。
変なお友達がふえていないか、422はすこーし心配なのですよ?
…ま、こうやって御主人が認められることは
マシーナリー…少なくとも私にとっては、なによりも1番嬉しい事なんだよね。
えへへ。
422「疲れましたねー。」
ヒュマ子「ですねー。本当におつかれですよー。
じゃあ、おしごともおわりましたし、どこかのカフェで休憩しましょうかっ。」
422「やったあ!賛成で…」
ピピピピピピ
私の言葉をさえぎって、通信機の呼び出し音がなった。
422「…ヘルプですね。」
ヒュマ子「…ヘルプですねー…
422、ごめんです。お茶はもうすこしだけがまんしてくださいー…」
422「問題ないですよ、お仕事ですから。それよりも急ぎましょう!」
ヒュマ子「ありがとうですよー!そですね、いそぎましょうっ。」
ヒュマ子「おまたせさまですー!」
「ようー、助かるぜ!
紹介するよ。これが今話していた例のヒュマ子とそのマシーナリー。」
ヒュマ子「どもも、はじめまし…」
422「誰が『これ』ですかーー!」
「……ごめんなさい。失礼だけど、あなた本当にガーディアンズなの…?」
ヒュマ子「ええ、一応そうなんですよー。」
422「御主人はれっきとしたガーディアンズですっ!」
男の人が御主人の頭の上にぽん、と手を置いた。
「そうなんだよー。こいつ、見た目はこんなんだけど、実力は俺の保障済みだぜ!」
422「誰が『こいつ』ですか!!
誰がっ!『見た目はこんなん』なんですかーーー!!」
ヒュマ子「422ー、今のはほめらたんですよっ。うれしいことじゃないですか~。」
422「ほめ方がなってないんですーーーーーーーーーーーーーー!!!」
ごめすっ。
「いでええぇぇ!!」
ボディに一撃、拳をねじ込みました。
天 誅 で す 。
まぁ、御主人のレスタでばっちり治りますから。ご安心をー。
いつもあまり代わり映えしない毎日。
だけど、その変わらない毎日が…いまはそれなりに楽しかったりもする。
これって「幸せ」っていうんだよね。きっと。
ヒュマ子「ですねー。本当におつかれですよー。
じゃあ、おしごともおわりましたし、どこかのカフェで休憩しましょうかっ。」
422「やったあ!賛成で…」
ピピピピピピ
私の言葉をさえぎって、通信機の呼び出し音がなった。
422「…ヘルプですね。」
ヒュマ子「…ヘルプですねー…
422、ごめんです。お茶はもうすこしだけがまんしてくださいー…」
422「問題ないですよ、お仕事ですから。それよりも急ぎましょう!」
ヒュマ子「ありがとうですよー!そですね、いそぎましょうっ。」
ヒュマ子「おまたせさまですー!」
「ようー、助かるぜ!
紹介するよ。これが今話していた例のヒュマ子とそのマシーナリー。」
ヒュマ子「どもも、はじめまし…」
422「誰が『これ』ですかーー!」
「……ごめんなさい。失礼だけど、あなた本当にガーディアンズなの…?」
ヒュマ子「ええ、一応そうなんですよー。」
422「御主人はれっきとしたガーディアンズですっ!」
男の人が御主人の頭の上にぽん、と手を置いた。
「そうなんだよー。こいつ、見た目はこんなんだけど、実力は俺の保障済みだぜ!」
422「誰が『こいつ』ですか!!
誰がっ!『見た目はこんなん』なんですかーーー!!」
ヒュマ子「422ー、今のはほめらたんですよっ。うれしいことじゃないですか~。」
422「ほめ方がなってないんですーーーーーーーーーーーーーー!!!」
ごめすっ。
「いでええぇぇ!!」
ボディに一撃、拳をねじ込みました。
天 誅 で す 。
まぁ、御主人のレスタでばっちり治りますから。ご安心をー。
いつもあまり代わり映えしない毎日。
だけど、その変わらない毎日が…いまはそれなりに楽しかったりもする。
これって「幸せ」っていうんだよね。きっと。
>>183
「お前は私の子などではない、科学の子なのだ!」
とか
「人間の生み出したくだらないもの全てを、越えて飛べ!」
とか言い出しそうな良い母親ですねっ。
GBAアトム終わったとこだったからマジ泣きしちゃったんだぜ…
「お前は私の子などではない、科学の子なのだ!」
とか
「人間の生み出したくだらないもの全てを、越えて飛べ!」
とか言い出しそうな良い母親ですねっ。
GBAアトム終わったとこだったからマジ泣きしちゃったんだぜ…
どもも、84こと138です。
「和んだ」のお言葉が凄くうれしかったです。ありがとうございます~!
思わず舞い上がって再び作品投下。
庶民派ガーディアンズとそのマシーナリーのおはなし。
最近はとてもかわいい422が多い中で
私の作品ではいまいちかわいく書くことができていない422…ごめんね。orz
「和んだ」のお言葉が凄くうれしかったです。ありがとうございます~!
思わず舞い上がって再び作品投下。
庶民派ガーディアンズとそのマシーナリーのおはなし。
最近はとてもかわいい422が多い中で
私の作品ではいまいちかわいく書くことができていない422…ごめんね。orz
「あー!また私のおやつ勝手に食べた!」
「こんなミッションへっちゃらですよ!」
「あとちょっとで夕飯できますよー」
「ご主人様ってなんか…良いにおい…」
「このデバイス食べても私は私のままですよね…?」
「無茶しないでよっ!私がどれだけ心配したと思ってるのよ!!」
「明日も、来年も、十年先も…ずっと隣にいますから…」
俺とこいつは確かな何かで結ばれていると信じていた。
だが、その確信は何気ない会話で蝕まれてゆく。
――――――――――
数日前
「なぁ、もしもだ。もしも俺達のPMの感情が偽りの物だとしたらどうする?」
ホルテスシティのカフェで、馴染みのキャストが俺に問いかける。
「…どういう意味だ?」
「だから、PMが日頃から笑ったり、泣いたり、ドジ踏んだり、
そういう行動が全部、そうなるように造られていたとしたらどうする、って聞いたんだ」
言葉の意味をゆっくりと理解しながら、自分のPMに当てはめて考えてみる。
「…もし、そうだとしたらPMを造ったヤツは天才だな」
あまりイメージがわかず、適当に流す。
コイツはキャストのくせに、よく感情だとか存在意義だとか、精神的な物についての考察をよくしたがるのだ。
「ハァ…俺はいたって真面目に聞いてるつもりなんだがな」
息が出る口もないのに、溜め息をつくふりの動作がやけにヒューマンくさい。
「いいか?俺が見たところ、主人を嫌っているPMは皆無だ」
お前が見たところだけかもしれんぞ。
「『好き』のレベルの違いはあっても、好いていることには変わりないよな」
そう言われて、俺はPMとの食卓での出来事を思い出す。
ほっぺたについたご飯粒とってやったら、やけに顔赤くしてやんの。
…そういえば、俺はどのくらいPMに好かれて…
「だが、その『好き』があらかじめ設定されているものだとしたら。
主人を好きになるようにプログラムされているとしたら。
生産ラインで腕や足を接続するのと同じレベルで、感情が組み込まれているとしたら」
………。
………。
………。
「この、オカルト好きめ」
「やっぱりそうなるか…。信じらんないよなぁ、あんな幸せそうに笑ってんのが造られた感情だなんて」
GRM本社から出てくるガーディアンズとPMのカップル。食用の武器でも買って貰ったんだろうか。
PMは、見ているこっちまで微笑みたくなるような、満面の笑みだ。
「こんなミッションへっちゃらですよ!」
「あとちょっとで夕飯できますよー」
「ご主人様ってなんか…良いにおい…」
「このデバイス食べても私は私のままですよね…?」
「無茶しないでよっ!私がどれだけ心配したと思ってるのよ!!」
「明日も、来年も、十年先も…ずっと隣にいますから…」
俺とこいつは確かな何かで結ばれていると信じていた。
だが、その確信は何気ない会話で蝕まれてゆく。
――――――――――
数日前
「なぁ、もしもだ。もしも俺達のPMの感情が偽りの物だとしたらどうする?」
ホルテスシティのカフェで、馴染みのキャストが俺に問いかける。
「…どういう意味だ?」
「だから、PMが日頃から笑ったり、泣いたり、ドジ踏んだり、
そういう行動が全部、そうなるように造られていたとしたらどうする、って聞いたんだ」
言葉の意味をゆっくりと理解しながら、自分のPMに当てはめて考えてみる。
「…もし、そうだとしたらPMを造ったヤツは天才だな」
あまりイメージがわかず、適当に流す。
コイツはキャストのくせに、よく感情だとか存在意義だとか、精神的な物についての考察をよくしたがるのだ。
「ハァ…俺はいたって真面目に聞いてるつもりなんだがな」
息が出る口もないのに、溜め息をつくふりの動作がやけにヒューマンくさい。
「いいか?俺が見たところ、主人を嫌っているPMは皆無だ」
お前が見たところだけかもしれんぞ。
「『好き』のレベルの違いはあっても、好いていることには変わりないよな」
そう言われて、俺はPMとの食卓での出来事を思い出す。
ほっぺたについたご飯粒とってやったら、やけに顔赤くしてやんの。
…そういえば、俺はどのくらいPMに好かれて…
「だが、その『好き』があらかじめ設定されているものだとしたら。
主人を好きになるようにプログラムされているとしたら。
生産ラインで腕や足を接続するのと同じレベルで、感情が組み込まれているとしたら」
………。
………。
………。
「この、オカルト好きめ」
「やっぱりそうなるか…。信じらんないよなぁ、あんな幸せそうに笑ってんのが造られた感情だなんて」
GRM本社から出てくるガーディアンズとPMのカップル。食用の武器でも買って貰ったんだろうか。
PMは、見ているこっちまで微笑みたくなるような、満面の笑みだ。
――――――――――
「ただいまー」
「おかえりなさーい。今日はどうでした?」
いつも通りのやり取り。いつも通りの会話。
しかし、今日はあの話を聞いた影響か、会話にちょっとした非日常を入れてみることにした。
「なぁ…」
俺はPMの両肩に手を置き、目の高さを合わせ、真剣な眼差しで問う。多分真剣に見えてるはずだ。
「お前、俺の事、好き?」
………。
「な、ななな、いきな、いきなり何をっっっ」
少しの間をおいてから、真っ赤に染まるPMの顔。かわいぃなオイ。
尚も真剣に見つめる俺。PMは顔を真っ赤にしながらも、しょうがなく口を開く。
「そ、そりゃぁ……好き…です………よ」
まぁ、そうだろうな。
「その『好き』は、どのくらいの『好き』なんだ?」
「えぇ………」
顔がバンフォトン光のように赤くなり、困り果てた様子のPM。もう泣きそうだ。うーん、たまらん。
『偽りの物だとしたら』
「愛して……いますよ」
『プログラムされているとしたら』
「…そうか」
俺はそれを聞くとあっさり手を離し、着替えに行く。恋人同士ならキスに繋がりそうな雰囲気だったけどな。
「えっ?…えっ?」
後ろを見てないので、PMの表情は分からない。
だがきっと、それだけかよ、という顔をしてるに違いない。あぁ、それだけなんだよ。
…俺の中で、PMを見る目が少しずつ変わり始める。
「ただいまー」
「おかえりなさーい。今日はどうでした?」
いつも通りのやり取り。いつも通りの会話。
しかし、今日はあの話を聞いた影響か、会話にちょっとした非日常を入れてみることにした。
「なぁ…」
俺はPMの両肩に手を置き、目の高さを合わせ、真剣な眼差しで問う。多分真剣に見えてるはずだ。
「お前、俺の事、好き?」
………。
「な、ななな、いきな、いきなり何をっっっ」
少しの間をおいてから、真っ赤に染まるPMの顔。かわいぃなオイ。
尚も真剣に見つめる俺。PMは顔を真っ赤にしながらも、しょうがなく口を開く。
「そ、そりゃぁ……好き…です………よ」
まぁ、そうだろうな。
「その『好き』は、どのくらいの『好き』なんだ?」
「えぇ………」
顔がバンフォトン光のように赤くなり、困り果てた様子のPM。もう泣きそうだ。うーん、たまらん。
『偽りの物だとしたら』
「愛して……いますよ」
『プログラムされているとしたら』
「…そうか」
俺はそれを聞くとあっさり手を離し、着替えに行く。恋人同士ならキスに繋がりそうな雰囲気だったけどな。
「えっ?…えっ?」
後ろを見てないので、PMの表情は分からない。
だがきっと、それだけかよ、という顔をしてるに違いない。あぁ、それだけなんだよ。
…俺の中で、PMを見る目が少しずつ変わり始める。
中年ヒュマの作者が小ビス子氏の作品に影響を受けて単発を書くとこうなるんだぜ
急に書きたくなって書いたもんだから、色々おかしいところがあるかもしれない、と先に言い訳
>>164
リンク貼りヌリガトウ
笑ってくれた人がいて良かったぜ
>>165
MPOネタに気付いてくれるとは!
いや、本当ネタの宝庫なんだ、MGSは
セリフに魅力がありすぎるんだぜ
>>183
サブストーリーなのに読み応えが半端じゃない件
本当に細部まで設定が行き届いていて素晴らしいんだぜ
文章から見るに、主任が限界に挑戦したときの失敗作が、万に一つ失敗しなかったものがワンオブサウザンドなのか
そこに感情が組み込まれてしまったがために…
勝手な解釈なんで違ってたら恥ずかしいんだぜ
急に書きたくなって書いたもんだから、色々おかしいところがあるかもしれない、と先に言い訳
>>164
リンク貼りヌリガトウ
笑ってくれた人がいて良かったぜ
>>165
MPOネタに気付いてくれるとは!
いや、本当ネタの宝庫なんだ、MGSは
セリフに魅力がありすぎるんだぜ
>>183
サブストーリーなのに読み応えが半端じゃない件
本当に細部まで設定が行き届いていて素晴らしいんだぜ
文章から見るに、主任が限界に挑戦したときの失敗作が、万に一つ失敗しなかったものがワンオブサウザンドなのか
そこに感情が組み込まれてしまったがために…
勝手な解釈なんで違ってたら恥ずかしいんだぜ
うおおおお!!!?
なんかすげえ勢いで増えてるじゃねえか!!
…読みたいけど明日も仕事だから寝るよママン…。
なんかすげえ勢いで増えてるじゃねえか!!
…読みたいけど明日も仕事だから寝るよママン…。
感情age
>>191
車に乗ると人格が変わる人みたいだ・・・w
そのギャップがある種のカリスマになってるんかなw
>>194
>顔がバンフォトン光のように赤くなり、困り果てた様子のPM。もう泣きそうだ。うーん、たまらん。
想像してかわえぇなぁと思った・・・w
パシリの感情が全て操作されたものだとしたらパシリが可哀想だよなぁ
でも傾向こそ決められててもそこからの感情が自由ならパシリにとって主人と一緒に居るのは幸せな事だろうな
車に乗ると人格が変わる人みたいだ・・・w
そのギャップがある種のカリスマになってるんかなw
>>194
>顔がバンフォトン光のように赤くなり、困り果てた様子のPM。もう泣きそうだ。うーん、たまらん。
想像してかわえぇなぁと思った・・・w
パシリの感情が全て操作されたものだとしたらパシリが可哀想だよなぁ
でも傾向こそ決められててもそこからの感情が自由ならパシリにとって主人と一緒に居るのは幸せな事だろうな
さて昨日から始まったばかりだが炎の絶対防衛線ネタを適当に殴り書きしたので投下
と言ってもミッションには全くと言って関係の無い話だが・・・w
封印装置の一斉起動による合の時の後、それまで消極的だったSEEDの活動が急激に活発化。
結果、パルム、ニューデイズ、モトゥブの三惑星は僅か一夜にして惑星の半分近くを掌握され大規模な炎侵食が広まった。
何故このことをもっと早く予見できなかったのかというマスコミに対し、ガーディアンズ上層部は現在究明中と答えたが各地の被害続出でもはやそれどころではなかった。
惑星全体を覆う巨大な侵食に対しては同盟軍の爆撃も効果を成さず、このグラールの危機ともいえる大規模侵食の浄化はガーディアンズが請け負う事となる。
太陽系同盟会議の末ガーディアンズのオーベル・ダルカン総裁は2/22日時点の侵食状況を最終防衛ラインと決定、ミッション名を『炎の絶対防衛線』と名付けた。
『―――ニューデイズの浄化率は現在二十%に達しており現在各惑星でもガーディアンズによる浄化作業を進めています。
今日のグラールチャンネル5、ヘッドラインニュースはここまで。ニュースキャスターはハルでした、バイバ~イ』
グラールチャンネル5で定期的に浄化ミッションの報告が行われている。
これによると現在パルムの浄化作業が遅れているとのことだがあそこの侵食状況は凄まじい、数人掛りで当たらない事には難しいだろう。
俺はモトゥブが故郷と言うこともありモトゥブのミッションを重点的にこなしていた。
420もただ敵を殲滅すると言うだけの単純なミッションなので嬉しそうに戦っている。
420「とりゃとりゃとりゃー!ふー、ざっとこんなもんね」
ビス男「・・・決めてるとこ悪いが足元気をつけろよ?」
420「え?・・・あ、服がっ!あついあついあつい、マスター助けて~!!」
ビス男「全く、だから注意してやったのに・・・」
グラール系の危機だというのに危機感が湧かないのは一概にこいつのせいなのかもしれない・・・。
ビス男「さてと、俺は報告があるから先帰っててくれ」
420「は~い、お土産忘れないでね」
ビス男「・・・報告だって言ってるだろ」
420は足早に帰っていった。当然俺の言葉なんて聞こえてないんだろうな・・・。
ガーディアンズ本部には報告のほかにもう一つ用事があった、バンフォトンの交換だ。
なんでも対炎侵食SEEDの研究の為に大量に使う為に集めているらしい、
ただし無償でと言うわけではなく個数に応じて様々なアイテムと交換してもらえる。
まあかくいう俺も置物を一つ交換してもらって部屋に置いているわけだが。
と言ってもミッションには全くと言って関係の無い話だが・・・w
封印装置の一斉起動による合の時の後、それまで消極的だったSEEDの活動が急激に活発化。
結果、パルム、ニューデイズ、モトゥブの三惑星は僅か一夜にして惑星の半分近くを掌握され大規模な炎侵食が広まった。
何故このことをもっと早く予見できなかったのかというマスコミに対し、ガーディアンズ上層部は現在究明中と答えたが各地の被害続出でもはやそれどころではなかった。
惑星全体を覆う巨大な侵食に対しては同盟軍の爆撃も効果を成さず、このグラールの危機ともいえる大規模侵食の浄化はガーディアンズが請け負う事となる。
太陽系同盟会議の末ガーディアンズのオーベル・ダルカン総裁は2/22日時点の侵食状況を最終防衛ラインと決定、ミッション名を『炎の絶対防衛線』と名付けた。
『―――ニューデイズの浄化率は現在二十%に達しており現在各惑星でもガーディアンズによる浄化作業を進めています。
今日のグラールチャンネル5、ヘッドラインニュースはここまで。ニュースキャスターはハルでした、バイバ~イ』
グラールチャンネル5で定期的に浄化ミッションの報告が行われている。
これによると現在パルムの浄化作業が遅れているとのことだがあそこの侵食状況は凄まじい、数人掛りで当たらない事には難しいだろう。
俺はモトゥブが故郷と言うこともありモトゥブのミッションを重点的にこなしていた。
420もただ敵を殲滅すると言うだけの単純なミッションなので嬉しそうに戦っている。
420「とりゃとりゃとりゃー!ふー、ざっとこんなもんね」
ビス男「・・・決めてるとこ悪いが足元気をつけろよ?」
420「え?・・・あ、服がっ!あついあついあつい、マスター助けて~!!」
ビス男「全く、だから注意してやったのに・・・」
グラール系の危機だというのに危機感が湧かないのは一概にこいつのせいなのかもしれない・・・。
ビス男「さてと、俺は報告があるから先帰っててくれ」
420「は~い、お土産忘れないでね」
ビス男「・・・報告だって言ってるだろ」
420は足早に帰っていった。当然俺の言葉なんて聞こえてないんだろうな・・・。
ガーディアンズ本部には報告のほかにもう一つ用事があった、バンフォトンの交換だ。
なんでも対炎侵食SEEDの研究の為に大量に使う為に集めているらしい、
ただし無償でと言うわけではなく個数に応じて様々なアイテムと交換してもらえる。
まあかくいう俺も置物を一つ交換してもらって部屋に置いているわけだが。
俺はミッション報酬で420の為のおやつを片手に部屋に戻った。
だが扉を開けてみるも店番をしているはずの420の姿は無い。先に戻っているように言った筈だが妙だな・・・。
隣の部屋の扉を開けてみる目に飛び込んであるのは交換してもらった置物。
昔人気のあったバーニングレンジャーと言うゲームのポスターらしい、このゲームのテーマ歌は俺も気に入っている。
っとそうだ、420を探さないと・・・。と部屋に入った瞬間聞こえてきたのは420の歌声だった。
420「こだい~か~らうけつ~いだ~、しんか~にきらめくまち~へダ~イブ、ぼうちょ~しつづけるデ~タのうみおよ~いで~♪」
声のする方向にあるのはバーニングレンジャーのポスター。
何気なく横に回りこんでみる。あ、居た・・・。
ビス男「・・・何してんだ?」
420「あ、マスターおかえり~」
三角に立てられたバーニングレンジャーのポスター、その隙間に入り込んで420はくつろいでいた。
雑誌にお菓子、お気に入りのクッションまで持ち込んでいる、昼寝するならベッドがあると言うのに。と言うかそもそも店番サボってるんだが・・・。
ビス男「全く、よくそんな子供みたいな真似出来るな・・・ただの隙間じゃないかそれ」
420「そんなこと言って羨ましいんでしょ~、なんならマスターも入る?結構落ち着くんだよ~」
ビス男「ふっ、俺がそんな子供っぽい真似する訳が・・・」
・・・
ビス男「おー・・・こ、これは・・・」
420「ねー・・・いーでしょ?」
ビス男「・・・まるでテントの様な程よい狭さにカマクラのような安心感、そしてコタツのような暖かさまである。これは確かに落ち着くな・・・」
と、そんな事をしていると。
プシュー、扉の開く音が聞こえた。
ワルキャス「おーっす・・・ってなにやってんだ?」
ビス男「よぉ、一緒に入るか?結構落ち着くぞ」
・・・・・・
ワルキャス「あー・・・」
ビス男「いー・・・」
420「うー・・・」
こんな時でもグラールは案外平和なのかもしれない。
ポスターの中への入り方
1.まずポスターを置く場所の位置に立つ(方向と位置の調整を忘れずに)
2.ポスターを置く
3.ポスターが置かれる前に座る
4.色々な視点から見て出来上がり[`・ω・]b
後ラストのワルキャス氏の登場は実話から引っ張ってきたものだったり・・・w
1.まずポスターを置く場所の位置に立つ(方向と位置の調整を忘れずに)
2.ポスターを置く
3.ポスターが置かれる前に座る
4.色々な視点から見て出来上がり[`・ω・]b
後ラストのワルキャス氏の登場は実話から引っ張ってきたものだったり・・・w
177の続きを投下です。
沼虎のマイルーム
ベッドの上には、泣き疲れた430と殴り疲れた420が、仲良く肩を並べて眠っていた。
暗い室内に、ビジフォンの明りがほのかに点る。浮かび上がるのは、満身創痍の沼虎の顔だった。
沼虎「いてて……、ったく、マイルームでパシリに殴り倒されて意識不明とか、ガーディアンズとしてありえねえよな……」
冗談のような口調でつぶやきながら、沼虎はビジフォンの操作を続ける。
420「ん……んん……」
かすかな明りとキーを叩く電子音に、420はうっすらと目を開いた。
沼虎「あ、起こしちまったか。悪い」
420「むぅ……バカ虎ぁ、こんな夜中に何見てんのよ……。また、いかがわしい映像とかじゃないでしょうね?」
目をこすりながら訊ねる420に、沼虎は振り返ってにやりと笑う。
沼虎「それは、もう十分も前に終わった。今やってんのは、ハッキング」
あっさりと言う沼虎に、420も笑顔で答える。
420「その画像全部消去するか、三途の川を渡るか好きなほうを選んで?」
沼虎「おいおい、目がマジだぞ420? 安心しろ、半分は冗談だ」
420「それで? どこにハッキングしてんのよ。そういうの、犯罪行為よ?」
沼虎「そこの430な、実はちょいとワケありっぽいんだ」
420「訳あり? あんたがいかがわしい店から連れてきたんじゃないの?」
沼虎「俺も、そこまでバカじゃねえよ。かわいこちゃんとよろしーくやる時にゃ、お前の見えないところでだ」
みなまで言う前に、420の鉄拳が沼虎のわき腹にえぐり込むようにヒット。ビジフォンに集中していた沼虎はもんどりうって悶絶した。
420「そーいうことは、隠れてやってもダメ!!!」
沼虎「ぐおお! か、可愛げのある妄想じゃねえか! どこがいけねえ」
420「あんたが言うと、ウソに聞こえないの。それで?」
沼虎「え? あ、ああ。そこの430がな? 見るからに危ねえ男に連れ去られそうになってたところを、通りかかった俺が華麗なトラップさばきで」
420「余計な脚色しないでいーの。それで、この子助けたのとハッキングするのと、どういう関係があるのよ」
沼虎「その男が何者で、どういう目的があるのか。そいつを調べるために本部のデータベースをちょいと拝借させてもらおうってわけだ」
420「…ガーディアンズ本部にハッキング? 正気? まさか、さっきのコンボが変なとこに入って頭が……可哀想なことに……?」
哀れみの視線を向けてくる420に、沼虎は軽いでこピンをぶつけた。
沼虎「おいおい、俺を誰だと思ってる? この沼虎さまにかかれば、ガーディアンズ公安部のホストコンピュータなんぞあっという間に……」
ビジフォンに向き直り、操作を再開した沼虎の動きが止まった。
420「どうしたの? 公安に、お下劣な絵でも置いてあったの?」
沼虎「いや、見つかった。今さっき、逆探知されちまったとこだな。きっと殴り飛ばされてた間にやられたらしい。ハハハ」
420「見つかった……って、どーすんのよこのバカ虎!」
420が沼虎の首を締め上げた時、玄関のドアが勢いよく音を立てた。
男「開けろ! 公安課だ! ハッキング容疑で、貴様の身を拘束する!」
420「あ゛あああ、どうしよう」
頭を抱えてへたり込む420。その横で、思案のポーズを取りながらニヤニヤしている沼虎。そして、
430「すぅ…すぅ…ごしゅじん、さま…ア゛ッ……」
ベッドの上では、430がかわいらしい寝返りをうっていた。 つづく
沼虎のマイルーム
ベッドの上には、泣き疲れた430と殴り疲れた420が、仲良く肩を並べて眠っていた。
暗い室内に、ビジフォンの明りがほのかに点る。浮かび上がるのは、満身創痍の沼虎の顔だった。
沼虎「いてて……、ったく、マイルームでパシリに殴り倒されて意識不明とか、ガーディアンズとしてありえねえよな……」
冗談のような口調でつぶやきながら、沼虎はビジフォンの操作を続ける。
420「ん……んん……」
かすかな明りとキーを叩く電子音に、420はうっすらと目を開いた。
沼虎「あ、起こしちまったか。悪い」
420「むぅ……バカ虎ぁ、こんな夜中に何見てんのよ……。また、いかがわしい映像とかじゃないでしょうね?」
目をこすりながら訊ねる420に、沼虎は振り返ってにやりと笑う。
沼虎「それは、もう十分も前に終わった。今やってんのは、ハッキング」
あっさりと言う沼虎に、420も笑顔で答える。
420「その画像全部消去するか、三途の川を渡るか好きなほうを選んで?」
沼虎「おいおい、目がマジだぞ420? 安心しろ、半分は冗談だ」
420「それで? どこにハッキングしてんのよ。そういうの、犯罪行為よ?」
沼虎「そこの430な、実はちょいとワケありっぽいんだ」
420「訳あり? あんたがいかがわしい店から連れてきたんじゃないの?」
沼虎「俺も、そこまでバカじゃねえよ。かわいこちゃんとよろしーくやる時にゃ、お前の見えないところでだ」
みなまで言う前に、420の鉄拳が沼虎のわき腹にえぐり込むようにヒット。ビジフォンに集中していた沼虎はもんどりうって悶絶した。
420「そーいうことは、隠れてやってもダメ!!!」
沼虎「ぐおお! か、可愛げのある妄想じゃねえか! どこがいけねえ」
420「あんたが言うと、ウソに聞こえないの。それで?」
沼虎「え? あ、ああ。そこの430がな? 見るからに危ねえ男に連れ去られそうになってたところを、通りかかった俺が華麗なトラップさばきで」
420「余計な脚色しないでいーの。それで、この子助けたのとハッキングするのと、どういう関係があるのよ」
沼虎「その男が何者で、どういう目的があるのか。そいつを調べるために本部のデータベースをちょいと拝借させてもらおうってわけだ」
420「…ガーディアンズ本部にハッキング? 正気? まさか、さっきのコンボが変なとこに入って頭が……可哀想なことに……?」
哀れみの視線を向けてくる420に、沼虎は軽いでこピンをぶつけた。
沼虎「おいおい、俺を誰だと思ってる? この沼虎さまにかかれば、ガーディアンズ公安部のホストコンピュータなんぞあっという間に……」
ビジフォンに向き直り、操作を再開した沼虎の動きが止まった。
420「どうしたの? 公安に、お下劣な絵でも置いてあったの?」
沼虎「いや、見つかった。今さっき、逆探知されちまったとこだな。きっと殴り飛ばされてた間にやられたらしい。ハハハ」
420「見つかった……って、どーすんのよこのバカ虎!」
420が沼虎の首を締め上げた時、玄関のドアが勢いよく音を立てた。
男「開けろ! 公安課だ! ハッキング容疑で、貴様の身を拘束する!」
420「あ゛あああ、どうしよう」
頭を抱えてへたり込む420。その横で、思案のポーズを取りながらニヤニヤしている沼虎。そして、
430「すぅ…すぅ…ごしゅじん、さま…ア゛ッ……」
ベッドの上では、430がかわいらしい寝返りをうっていた。 つづく
ちょwハッキングとか、沼虎すげぇーwwww
すぐに人を殴る420もイイネ
すぐに人を殴る420もイイネ
期待age
>>201
既に430がいてもいなくてもどっちでもよくなってる件
既に430がいてもいなくてもどっちでもよくなってる件
1
「ん…んん~……」
目覚め。まどろむ意識。ぼんやりとした視界。
私は無意識に、手を伸ばす。あるはずの時計の辺りへ…
サリッ………
サラサラと妙に手触りの良い何かが指先へふれる。
あまりの優しい手触りに、何かをそっと撫でてみる。
「ぁ……ぅ………」
掠れる声。照れたような、可愛い音色。
私の好きな、ペパーの声………
意識が覚醒する。視界は段々と定まり、見上げる天井は何時もの白。
むくりと上半身を起こす。伸ばした手のほうを見る。
「…………っ」
私の手の下で、俯く451。頭に添えられた私の手が、今もそっと撫で続ける。
「おはよう…ペパー」
撫でたまま、笑顔で私のPMへ挨拶を送る。
その声に、ハっとしたように私から飛びのく451。
顔は真っ赤に染まり、私を震える目で見つめている。
「ど、どうしたの……?」
あまりの驚愕ぶりに、今度は私が慌てる。
「……な、何でも…」
「ははーん、もしかして…」
私の言葉に、一瞬ビクリとする451。
「撫でられて嬉しかったんでしょ?でしょ?」
「○☆×□△!!!?」
言葉にならない声。耳までさくらんぼのように紅く染まる。可愛いなぁ…w
「もー、可愛いなぁwそうならそうと言ってよーwほら、もう一回撫で…」
―ゴキッ!!
「~~~~~~~!!?!?」
私の手首が逆間接……。今朝も、うん。いつもどおりの朝ね!
「ん…んん~……」
目覚め。まどろむ意識。ぼんやりとした視界。
私は無意識に、手を伸ばす。あるはずの時計の辺りへ…
サリッ………
サラサラと妙に手触りの良い何かが指先へふれる。
あまりの優しい手触りに、何かをそっと撫でてみる。
「ぁ……ぅ………」
掠れる声。照れたような、可愛い音色。
私の好きな、ペパーの声………
意識が覚醒する。視界は段々と定まり、見上げる天井は何時もの白。
むくりと上半身を起こす。伸ばした手のほうを見る。
「…………っ」
私の手の下で、俯く451。頭に添えられた私の手が、今もそっと撫で続ける。
「おはよう…ペパー」
撫でたまま、笑顔で私のPMへ挨拶を送る。
その声に、ハっとしたように私から飛びのく451。
顔は真っ赤に染まり、私を震える目で見つめている。
「ど、どうしたの……?」
あまりの驚愕ぶりに、今度は私が慌てる。
「……な、何でも…」
「ははーん、もしかして…」
私の言葉に、一瞬ビクリとする451。
「撫でられて嬉しかったんでしょ?でしょ?」
「○☆×□△!!!?」
言葉にならない声。耳までさくらんぼのように紅く染まる。可愛いなぁ…w
「もー、可愛いなぁwそうならそうと言ってよーwほら、もう一回撫で…」
―ゴキッ!!
「~~~~~~~!!?!?」
私の手首が逆間接……。今朝も、うん。いつもどおりの朝ね!
うぅ、痛いなぁ…もぅ。
まだ痛む手首を擦りながら、朝食の為に部屋を出る。
キッチンでは、エプロン姿で朝食の準備をする451の姿。
心なしか、まだほっぺたが赤い…かも。
「おはよう、451」
改めて、もう一度ちゃんと挨拶をする。
「…っ、お、お早う御座います」
あー、もう、やっぱり照れてるみたい。うん、可愛いよねぇ…うふふふ
席について、配膳された朝食に目をやる。
そこで、いつもと違うその内容に気が付く。
「あれ…?目玉焼きが目玉二つ…?」
サイズも少し大きい。二つ分使ったのかな…?
「食事中です。黙って食べて下さい」
そっけない。相変わらずの態度で私の方を見ることなく私を注意する451。
「でも、私だけおっきいの食べるのはちょっと…」
―ガスッ!!
「みぎゃぁぁぁ!!!!?」
「黙って食べて下さい…」
脛蹴られた!!テーブルの下で的確な角度のロー!まさに死角からの強襲!!
痛い、なんか食事中断出来る位痛い…痣残るかと思うくらい痛い…
私がうずくまって脛を抱えている間にも、黙々と食事を続ける451。
あれ…?でも、なんかほっぺの赤いのが広がってる?
「うぅぅぅ…」
「唸ってないで、さっさと食事を済ませて下さい」
あれ?恥ずかしいのかな?妙な早口。そしてそっぽ。
「ふふふ、あはははw」
何故だろう?この子なりな優しさと嬉しさの表現を、垣間見た感じがする。
「な、何を笑って…食事中ですよ!?」
口の端に卵の黄身くっつけて、そんな風に怒っても怖くないですよーだ…w
そう思い、451の唇に指を伸ばす。
指先でスっと黄身を拭くと、それを私の口へ持っていく。
「な、ちょ…!?」
―チュッ………
「ん、美味しい♪」
「~~~~~~~~~~!!?!?///////」
―ゴスッ!!!!
「はぶっ!?」
鋭利な角度からのストレート。私の鳩尾に、綺麗に腕が吸い込まれる。
肺から空気が一気に抜ける。競りあがる嘔吐感。うん、確実に決まった……
「ごめ…ペパ……」
―バタン……
「あ、主!?ちょ、大丈夫ですか!?主っ!!主ぃぃぃぃぃ!?」
霞む意識の中で、451のあせる声が聞こえた気がした。
まだ痛む手首を擦りながら、朝食の為に部屋を出る。
キッチンでは、エプロン姿で朝食の準備をする451の姿。
心なしか、まだほっぺたが赤い…かも。
「おはよう、451」
改めて、もう一度ちゃんと挨拶をする。
「…っ、お、お早う御座います」
あー、もう、やっぱり照れてるみたい。うん、可愛いよねぇ…うふふふ
席について、配膳された朝食に目をやる。
そこで、いつもと違うその内容に気が付く。
「あれ…?目玉焼きが目玉二つ…?」
サイズも少し大きい。二つ分使ったのかな…?
「食事中です。黙って食べて下さい」
そっけない。相変わらずの態度で私の方を見ることなく私を注意する451。
「でも、私だけおっきいの食べるのはちょっと…」
―ガスッ!!
「みぎゃぁぁぁ!!!!?」
「黙って食べて下さい…」
脛蹴られた!!テーブルの下で的確な角度のロー!まさに死角からの強襲!!
痛い、なんか食事中断出来る位痛い…痣残るかと思うくらい痛い…
私がうずくまって脛を抱えている間にも、黙々と食事を続ける451。
あれ…?でも、なんかほっぺの赤いのが広がってる?
「うぅぅぅ…」
「唸ってないで、さっさと食事を済ませて下さい」
あれ?恥ずかしいのかな?妙な早口。そしてそっぽ。
「ふふふ、あはははw」
何故だろう?この子なりな優しさと嬉しさの表現を、垣間見た感じがする。
「な、何を笑って…食事中ですよ!?」
口の端に卵の黄身くっつけて、そんな風に怒っても怖くないですよーだ…w
そう思い、451の唇に指を伸ばす。
指先でスっと黄身を拭くと、それを私の口へ持っていく。
「な、ちょ…!?」
―チュッ………
「ん、美味しい♪」
「~~~~~~~~~~!!?!?///////」
―ゴスッ!!!!
「はぶっ!?」
鋭利な角度からのストレート。私の鳩尾に、綺麗に腕が吸い込まれる。
肺から空気が一気に抜ける。競りあがる嘔吐感。うん、確実に決まった……
「ごめ…ペパ……」
―バタン……
「あ、主!?ちょ、大丈夫ですか!?主っ!!主ぃぃぃぃぃ!?」
霞む意識の中で、451のあせる声が聞こえた気がした。
…手首に続いてお腹も痛い。
結局、朝ごはんも痛みのせいで味も解らないまま終わる。
心残りといえば…あの特性二目焼きの味だけは、ちゃんと味わいたかった…
「………、………」
451といえばシュンと萎んじゃっている。
何時もそっけないあの子が、今日は輪をかけてそっけない。
話しかけても答えないどころか、妙に離れる。
「手、繋ぎたいのに…」
―ドゲシッ!!
「あぃたっ!?」
「………っ、……」
前言撤回。また膝の裏を蹴る…(涙。こういうことに関して至近距離。
でも今日は直ぐに遠ざかるヒット&アウェイ。うん、ちょっと切ない…
結局、こうしてミッションの終了まで口も聞いてくれないまま。
うん、私頑張れ…。全力の遠ざかりっぷりに本気で涙でそうだけど、頑張れ…
「いい天気ねー…」
そういって、ミッション終了エリア付近の草むらに腰掛ける。
451も、おずおずといつもより数歩下がった位置まで近づいてくる。
「休憩しましょ?451もつかれちゃったでしょうし」
「…いえ、私は……」
「じゃぁ、私が疲れたの。ほら…、一緒に座って」
しぶしぶ、といった感じで私よりちょっと離れたいいちに腰掛ける451。
私が話しかけようとしているのが解るのか、そうそうに胸元から本を一冊。
ささっと本を開き、続きを読み始めてしまう451。
あぅ…此処までされるなんて…そ、そんなに話しかけて欲しくないの…?
結局、朝ごはんも痛みのせいで味も解らないまま終わる。
心残りといえば…あの特性二目焼きの味だけは、ちゃんと味わいたかった…
「………、………」
451といえばシュンと萎んじゃっている。
何時もそっけないあの子が、今日は輪をかけてそっけない。
話しかけても答えないどころか、妙に離れる。
「手、繋ぎたいのに…」
―ドゲシッ!!
「あぃたっ!?」
「………っ、……」
前言撤回。また膝の裏を蹴る…(涙。こういうことに関して至近距離。
でも今日は直ぐに遠ざかるヒット&アウェイ。うん、ちょっと切ない…
結局、こうしてミッションの終了まで口も聞いてくれないまま。
うん、私頑張れ…。全力の遠ざかりっぷりに本気で涙でそうだけど、頑張れ…
「いい天気ねー…」
そういって、ミッション終了エリア付近の草むらに腰掛ける。
451も、おずおずといつもより数歩下がった位置まで近づいてくる。
「休憩しましょ?451もつかれちゃったでしょうし」
「…いえ、私は……」
「じゃぁ、私が疲れたの。ほら…、一緒に座って」
しぶしぶ、といった感じで私よりちょっと離れたいいちに腰掛ける451。
私が話しかけようとしているのが解るのか、そうそうに胸元から本を一冊。
ささっと本を開き、続きを読み始めてしまう451。
あぅ…此処までされるなんて…そ、そんなに話しかけて欲しくないの…?
静かに時間が流れる。音もなく、いい天気。風も優しく吹いてくる。
頭上に見える流れていく雲を見つめながら、私はため息をつく。
隣を見れば、そっけない姿勢は崩さず、読書にふけるペパーミントの姿。
「ねぇ…ペパー…」
「すみません、静かにして頂けませんか…?」
「あぅ…ご、ごめんね…」
うー…やっぱり何時もと同じかそれ以上のそっぽ向き。
「本当に…ごめんね…」
トサっと四肢を投げ出して、草むらに寝転がり、空を見つめた。
切れることなく続く、雲の群れ。私は、目を閉じる。
「ねぇ…ペパー…」
451の方は向かないで、横になった姿勢でそのまま続ける。
「私…貴方の主人失格かな…」
「……っ!?な……」
今、あの子はそっけなくそっぽ向いているのかもしれない。きっとそうだ…
「私、いっつも貴方を怒らせてばかりだもの…」
嫌われても仕方ないよね…と、呟いて思う。
本当に嫌われていて、あの子に主従だからとムリを聞かせてはいないか?…と。
「ごめんね…ごめんね…」
何だか、無性に悲しかった。私は今、泣いてしまっているのかもしれない。
「それでもね…」
ずっと言いたかった。言わずにおいた言葉が、自然と口にされる。
「貴方が傍にいてくれて…ペパーと一緒にいれて…良かった」
段々と、意識が薄くなる。風の音、草の香り、心地よい日差し。
静かに閉じた瞳が、重く閉ざされた感じに変わる。全身に広がっていく、疲労感。
そうだ、一眠りしよう。たとえ、目を覚ました時…隣に誰もいなくても…。
頭上に見える流れていく雲を見つめながら、私はため息をつく。
隣を見れば、そっけない姿勢は崩さず、読書にふけるペパーミントの姿。
「ねぇ…ペパー…」
「すみません、静かにして頂けませんか…?」
「あぅ…ご、ごめんね…」
うー…やっぱり何時もと同じかそれ以上のそっぽ向き。
「本当に…ごめんね…」
トサっと四肢を投げ出して、草むらに寝転がり、空を見つめた。
切れることなく続く、雲の群れ。私は、目を閉じる。
「ねぇ…ペパー…」
451の方は向かないで、横になった姿勢でそのまま続ける。
「私…貴方の主人失格かな…」
「……っ!?な……」
今、あの子はそっけなくそっぽ向いているのかもしれない。きっとそうだ…
「私、いっつも貴方を怒らせてばかりだもの…」
嫌われても仕方ないよね…と、呟いて思う。
本当に嫌われていて、あの子に主従だからとムリを聞かせてはいないか?…と。
「ごめんね…ごめんね…」
何だか、無性に悲しかった。私は今、泣いてしまっているのかもしれない。
「それでもね…」
ずっと言いたかった。言わずにおいた言葉が、自然と口にされる。
「貴方が傍にいてくれて…ペパーと一緒にいれて…良かった」
段々と、意識が薄くなる。風の音、草の香り、心地よい日差し。
静かに閉じた瞳が、重く閉ざされた感じに変わる。全身に広がっていく、疲労感。
そうだ、一眠りしよう。たとえ、目を覚ました時…隣に誰もいなくても…。
どれだけ眠ってしまったのだろう?
少しだけ冷たさをはらむ風に、頬を撫でられている。
薄めに写る空は、既に西日の紅に染まり、大分時間がたった事を私に悟らせる。
「ん………?」
不思議な感覚。背中は地面の冷たい感触なのに、首は優しく支えられている。
頬に感じる暖かな感覚。柔らかく、弾力のある下地。何より…
「ペパー…?」
あの子の匂いがする、気がした。
―パチリ……
目を開けると、目の前に本を片手にした451の姿が見える。
でも、いつもと違う。何が違うのか…?
―あぁ、そうだ。距離…。
「目が覚めましたか?主」
別段、振り向くことなく…本に視線を向けながら、そっけなく呟く。
いつもどおりの451。でも、いつもよりちょっとだけ近い二人の距離。
「あ…お、おはよう…」
私は言葉を返す。そうか、首筋に感じるこれは…451の膝枕…
「今はもう夕刻です」
そういって、本をパタンと閉じる451。
「気持ち良さそうに、お休みになられていましたね」
あ…、俯いた。多分、顔が赤いのを私に見せないようにする為。
「勝手ながら、そのままでは首を痛めてしまいそうでしたので…」
そういって、そっと私の頬に手を添える。
「…迷惑、でしたか?」
俯かず、恥ずかしそうな眼差しで、見つめ返された。
「そ、そんな事…無い」
今度は私が、顔をそらす番かも、しれない。
少しだけ冷たさをはらむ風に、頬を撫でられている。
薄めに写る空は、既に西日の紅に染まり、大分時間がたった事を私に悟らせる。
「ん………?」
不思議な感覚。背中は地面の冷たい感触なのに、首は優しく支えられている。
頬に感じる暖かな感覚。柔らかく、弾力のある下地。何より…
「ペパー…?」
あの子の匂いがする、気がした。
―パチリ……
目を開けると、目の前に本を片手にした451の姿が見える。
でも、いつもと違う。何が違うのか…?
―あぁ、そうだ。距離…。
「目が覚めましたか?主」
別段、振り向くことなく…本に視線を向けながら、そっけなく呟く。
いつもどおりの451。でも、いつもよりちょっとだけ近い二人の距離。
「あ…お、おはよう…」
私は言葉を返す。そうか、首筋に感じるこれは…451の膝枕…
「今はもう夕刻です」
そういって、本をパタンと閉じる451。
「気持ち良さそうに、お休みになられていましたね」
あ…、俯いた。多分、顔が赤いのを私に見せないようにする為。
「勝手ながら、そのままでは首を痛めてしまいそうでしたので…」
そういって、そっと私の頬に手を添える。
「…迷惑、でしたか?」
俯かず、恥ずかしそうな眼差しで、見つめ返された。
「そ、そんな事…無い」
今度は私が、顔をそらす番かも、しれない。
「主、そろそろ…」
見れば、夕闇が迫ってきている。大分眠ってしまったのだろう。
―だけど……
「もすこしだけ…」
「主…」
子供を見つめるような、優しい眼差し。そこでもたげる私の意地悪な心。
「ふともも、気持ちいいし…」
―スリスリ…
「なっ…!?」
「いいにおいー……」
顔を足の間へ挟まるように向きを変えようとする、しかし…
―サッ…
「はぶっ…!?」
咄嗟に立ち上がられてしまう。向きを変えたせいで、鼻から地面に落ちる。
痛い…地味に鼻が潰れそう…。鼻血出てない?出てない…?私?
「全く…」
呆れたようなため息。そして、私の傍まで歩み寄ってくる。
「あいたたたた…」
鼻を押さえて顔を上げる私。そんな私の傍まで歩み来る451。
追撃かもしれない。私は、ハッっと顔を上げる。しかし…
「大丈夫ですか…?主」
そこにあったのは、追撃のパンチでも、攻撃のキックでもない…
呆れた笑顔の、451の手。
そっと、その手に私の手を重ねる。スっと立ち上がらせてくれる451。
「帰りますよ」
そっけなく、振り返って歩き出す451。だけど…
―手は決して…離してくれなかった。
見れば、夕闇が迫ってきている。大分眠ってしまったのだろう。
―だけど……
「もすこしだけ…」
「主…」
子供を見つめるような、優しい眼差し。そこでもたげる私の意地悪な心。
「ふともも、気持ちいいし…」
―スリスリ…
「なっ…!?」
「いいにおいー……」
顔を足の間へ挟まるように向きを変えようとする、しかし…
―サッ…
「はぶっ…!?」
咄嗟に立ち上がられてしまう。向きを変えたせいで、鼻から地面に落ちる。
痛い…地味に鼻が潰れそう…。鼻血出てない?出てない…?私?
「全く…」
呆れたようなため息。そして、私の傍まで歩み寄ってくる。
「あいたたたた…」
鼻を押さえて顔を上げる私。そんな私の傍まで歩み来る451。
追撃かもしれない。私は、ハッっと顔を上げる。しかし…
「大丈夫ですか…?主」
そこにあったのは、追撃のパンチでも、攻撃のキックでもない…
呆れた笑顔の、451の手。
そっと、その手に私の手を重ねる。スっと立ち上がらせてくれる451。
「帰りますよ」
そっけなく、振り返って歩き出す451。だけど…
―手は決して…離してくれなかった。
結局、仲直りも出来た…のかな?
私の作った夕飯を食べて、一緒にお風呂は要ろうとして…蹴られて。
そして、こうして隣で一緒に眠る。何時もの夜だ。
「ペパー」
「何ですか?主」
怪訝そうに、私に抱き締められた形で語る451。
絶対向き合って眠ってくれないのは、この間の唇事件が原因かも…
「明日も、頑張ろうね…」
呟いて、瞳を閉じる。睡魔は直ぐ私の四肢を絡めとり、心を夢心地へと誘う。
「御意…」
そっと、抱きとめる私の手に、あの子の手が添えられる。
私は、きっと幸せ者なのだ。
こうして、呼べば答えてくれる子が、ずっと傍に居てくれるのだから…。
目を覚ませば、もう朝というモノ。
夢を見たのかさえ、定かではない。むしろ、今が夢なのかも解らない。
解るのは、この両の手のひらに感じる、マシュマロのような感触。
「あはー……柔らかー………」
―ボギッ…
「いぃぃぃぃだだだだっ!?」
思いっきり、両手の指の全てを逆方向に捻られる。
「主…」
う、しまった…また寝ぼけてペパーに粗相を…
と、そこで、ふいに痛みが消える。
「全く、毎度毎度、飽きない人ですね…」
そういって、キまっていた指を緩める451。私のほうへ向き直り、一言。
「お早う御座います」
「ぇ、あ…お、おはよう!」
慌てて挨拶を返すと、「はい、お早う御座います」を改めて挨拶される。
何時もと同じ朝。だけど、これからは少しだけ、前と違うかもしれない。
はにかむペパーの笑顔だけは、相変わらずの可愛らしさだけど。
私の作った夕飯を食べて、一緒にお風呂は要ろうとして…蹴られて。
そして、こうして隣で一緒に眠る。何時もの夜だ。
「ペパー」
「何ですか?主」
怪訝そうに、私に抱き締められた形で語る451。
絶対向き合って眠ってくれないのは、この間の唇事件が原因かも…
「明日も、頑張ろうね…」
呟いて、瞳を閉じる。睡魔は直ぐ私の四肢を絡めとり、心を夢心地へと誘う。
「御意…」
そっと、抱きとめる私の手に、あの子の手が添えられる。
私は、きっと幸せ者なのだ。
こうして、呼べば答えてくれる子が、ずっと傍に居てくれるのだから…。
目を覚ませば、もう朝というモノ。
夢を見たのかさえ、定かではない。むしろ、今が夢なのかも解らない。
解るのは、この両の手のひらに感じる、マシュマロのような感触。
「あはー……柔らかー………」
―ボギッ…
「いぃぃぃぃだだだだっ!?」
思いっきり、両手の指の全てを逆方向に捻られる。
「主…」
う、しまった…また寝ぼけてペパーに粗相を…
と、そこで、ふいに痛みが消える。
「全く、毎度毎度、飽きない人ですね…」
そういって、キまっていた指を緩める451。私のほうへ向き直り、一言。
「お早う御座います」
「ぇ、あ…お、おはよう!」
慌てて挨拶を返すと、「はい、お早う御座います」を改めて挨拶される。
何時もと同じ朝。だけど、これからは少しだけ、前と違うかもしれない。
はにかむペパーの笑顔だけは、相変わらずの可愛らしさだけど。
変わり者主人とPMネタ、2回目です。
相変わらずの変人奇人ぷりの主人と、急所狙い全開の451。
如何だったでしょうか?甘くないですよね…!…多分。
ヒュマ助ネタは現在製作中です。
もしかしたら、この主人と飯店メンバーが出会うこともある…かも?
このアホ430作者様の作品も、かなりPMさんが可愛いですね。
430に続いて420。ちょっと暴力的なのは愛嬌として魅力に数えましょうw
では、チラシ裏でした。
相変わらずの変人奇人ぷりの主人と、急所狙い全開の451。
如何だったでしょうか?甘くないですよね…!…多分。
ヒュマ助ネタは現在製作中です。
もしかしたら、この主人と飯店メンバーが出会うこともある…かも?
このアホ430作者様の作品も、かなりPMさんが可愛いですね。
430に続いて420。ちょっと暴力的なのは愛嬌として魅力に数えましょうw
では、チラシ裏でした。
>>202
沼虎がこっからどうするのか楽しみだ
420は直感で動くタイプなんだろうな、だから口より先に手が出る・・・w
>>212
これは最終的に451が折れるのが先か主人が懲りるのが先か、ってとこだな
どっちも簡単には崩れなさそうだが今のとこ主人が優勢か?w
しかしまあタフな主人だなぁ・・・普通なら病院にいくような怪我しても普通にしてるしw
沼虎がこっからどうするのか楽しみだ
420は直感で動くタイプなんだろうな、だから口より先に手が出る・・・w
>>212
これは最終的に451が折れるのが先か主人が懲りるのが先か、ってとこだな
どっちも簡単には崩れなさそうだが今のとこ主人が優勢か?w
しかしまあタフな主人だなぁ・・・普通なら病院にいくような怪我しても普通にしてるしw
魂の限り叫びたい。ペパー可愛い!!! さて、201の続きを投下です。
沼虎のマイルーム
420「どーすんのよ!?」
沼虎「まあ待て……」
420「何ストーリーモードのピンク頭みたいなこと言ってんのよ! ああ、もうおしまいだー」
男「こら、無駄な抵抗はやめて、ここから出て来い!」
沼虎「心配ねえって。こんなこともあろうかと、買ってきたんだよ、コレを」
そう言って沼虎が取り出したのは、一枚のコンフューズトラップだった。
420「ちょっと、トラップ使ってどーすんのよ! 攻撃仕掛けたら指名手配されても文句言えないのよ!?」
沼虎「まあ聞けって。コイツは一見何の変哲もないコンフューズトラップだが、実はクバラ品だ。ダメージはねえんだが、
相手の記憶を二、三日ぶん吹っ飛ばすってえ代物なんだぜ」
弾んだ口調で説明しながら、沼虎が嬉々としてトラップを仕掛ける。
420「あのね、バカ虎。外のうるさいおじさんがどーにかなったところで、ハッキング失敗の記録とかはバッチリ残るんじゃないの?」
沼虎「記録の改ざんくらい、ワケねーよ。もともと誰かさんに殴られなきゃ、見つかることもなかったんだがな……よし、完成だ」
立ち上がった沼虎が、420の肩に手を置いた。
沼虎「おら、ちょっと下がってろ。結構広範囲に威力あるらしいからな」
男「居るのはわかってるんだ! 早く開けないと、強行突破するぞ!」
沼虎「はいはいっと。あんま事を急ぎすぎると、若い娘にもてないぜ、あんた」
軽口を叩きながら、沼虎がルームのロックを解いた。プシューと音を立てて、玄関のドアが開く。そこへ立っていたのは、昼間にトラップで
氷漬けにしたあの男だった。
男「あ、貴様は……」
入り口に突っ立って叫ぶなり、なぜか男は横ざまに吹っ飛んでいった。
沼虎「……あり? どーなってんだ?」
420「あんたのトラップじゃないの?」
問いかける420に答えを返そうとして、沼虎は表情を引き締めた。
沼虎「やべえ気配だ……何か来るぞ!」
声と同時に、沼虎はナノトランサーからハンドガンを引き抜いた。入り口に照準を合わせ、トリガーを三度引いた。
??「!!!」
ちらりと見えた人影が、正面玄関から飛びのいた。その隙に沼虎はドアを閉め、さらにロックを掛けた。
420「ちょっと、何なのよ今の……」
沼虎「さあな、わからん。何だか、とてつもない殺気だったが……公安のおっさんは、大丈夫かな?」
420「っ! 沼虎!」
緊迫した声で420が叫んだ。沼虎も、はっと息をのんだ。
420「ドアが……溶けてく!」
硬質な素材でできたドアが、まるで飴細工のように溶け落ちる。ひたひたと足音を立てて、何者かが近づいてくる。
侵入者の姿を見たとき、沼虎と420は完全にパニクった。
沼虎「う、うわ! オルトトルとオキクドールを構えたスタアラが入ってきた!」
420「何言ってんのよバカ虎! スタアラとオキク持ったオルトトル……あれ?」
??「ふたりとも、不正解ね。……そんなことはどうでもいいわ」
灰色の着物に黒のおかっぱ頭の女が、おどろおどろしい声で問いかけてくる。
??「あなたたち……このPMを知っているわね?」
単衣の胸元から、女は一枚の写真を取り出しふたりに突き出した。 つづく
沼虎のマイルーム
420「どーすんのよ!?」
沼虎「まあ待て……」
420「何ストーリーモードのピンク頭みたいなこと言ってんのよ! ああ、もうおしまいだー」
男「こら、無駄な抵抗はやめて、ここから出て来い!」
沼虎「心配ねえって。こんなこともあろうかと、買ってきたんだよ、コレを」
そう言って沼虎が取り出したのは、一枚のコンフューズトラップだった。
420「ちょっと、トラップ使ってどーすんのよ! 攻撃仕掛けたら指名手配されても文句言えないのよ!?」
沼虎「まあ聞けって。コイツは一見何の変哲もないコンフューズトラップだが、実はクバラ品だ。ダメージはねえんだが、
相手の記憶を二、三日ぶん吹っ飛ばすってえ代物なんだぜ」
弾んだ口調で説明しながら、沼虎が嬉々としてトラップを仕掛ける。
420「あのね、バカ虎。外のうるさいおじさんがどーにかなったところで、ハッキング失敗の記録とかはバッチリ残るんじゃないの?」
沼虎「記録の改ざんくらい、ワケねーよ。もともと誰かさんに殴られなきゃ、見つかることもなかったんだがな……よし、完成だ」
立ち上がった沼虎が、420の肩に手を置いた。
沼虎「おら、ちょっと下がってろ。結構広範囲に威力あるらしいからな」
男「居るのはわかってるんだ! 早く開けないと、強行突破するぞ!」
沼虎「はいはいっと。あんま事を急ぎすぎると、若い娘にもてないぜ、あんた」
軽口を叩きながら、沼虎がルームのロックを解いた。プシューと音を立てて、玄関のドアが開く。そこへ立っていたのは、昼間にトラップで
氷漬けにしたあの男だった。
男「あ、貴様は……」
入り口に突っ立って叫ぶなり、なぜか男は横ざまに吹っ飛んでいった。
沼虎「……あり? どーなってんだ?」
420「あんたのトラップじゃないの?」
問いかける420に答えを返そうとして、沼虎は表情を引き締めた。
沼虎「やべえ気配だ……何か来るぞ!」
声と同時に、沼虎はナノトランサーからハンドガンを引き抜いた。入り口に照準を合わせ、トリガーを三度引いた。
??「!!!」
ちらりと見えた人影が、正面玄関から飛びのいた。その隙に沼虎はドアを閉め、さらにロックを掛けた。
420「ちょっと、何なのよ今の……」
沼虎「さあな、わからん。何だか、とてつもない殺気だったが……公安のおっさんは、大丈夫かな?」
420「っ! 沼虎!」
緊迫した声で420が叫んだ。沼虎も、はっと息をのんだ。
420「ドアが……溶けてく!」
硬質な素材でできたドアが、まるで飴細工のように溶け落ちる。ひたひたと足音を立てて、何者かが近づいてくる。
侵入者の姿を見たとき、沼虎と420は完全にパニクった。
沼虎「う、うわ! オルトトルとオキクドールを構えたスタアラが入ってきた!」
420「何言ってんのよバカ虎! スタアラとオキク持ったオルトトル……あれ?」
??「ふたりとも、不正解ね。……そんなことはどうでもいいわ」
灰色の着物に黒のおかっぱ頭の女が、おどろおどろしい声で問いかけてくる。
??「あなたたち……このPMを知っているわね?」
単衣の胸元から、女は一枚の写真を取り出しふたりに突き出した。 つづく
新展開ktnkr!
これは………wktk
イベントがあまりにも糞なので暇だ
だから小説書く
だから小説書く
214の続きを投下です。
沼虎のマイルーム
抱き合ってふるえる二人の目の前に突き出された写真。
沼虎「悪霊退散、悪霊退散、怨霊もののけ困ったときは……ああ、やっぱこないだのパシリ送りん時に、オキク詰め込んだのが
マズかったんだ……」
420「だ、だからあたしはやめときなさいって言ったのよ! だのにあんたは『可愛いオキクにゃ旅させろって、故郷のコトワザがある』
とか訳のわかんないこと言って! どーまんせーまんどーまんせーまん……え? ちょっと、沼虎」
至近距離からショートアッパーをぶちかまし、420が沼虎を引き剥がした。
沼虎「ぐあ……420、シャレにならねえ、ソコは……」
420「ちょっと、悶絶してないで見てみなさいよ! コレってもしかして、あの子のことじゃない?」
転げまわる沼虎をけたぐり、首をつかんでオキクモドキの持つ写真の前に引っ張り上げる。
沼虎「あん? ……お、こりゃたしかにあのチビだ」
満面に笑顔をたたえて蝶々を追いかける430。その被写体は、沼虎が連れて来たあの430だった。
沼虎「この写真の430って、もしかして……」
口を開きかけた沼虎の背後から声が上がった。
430「ごしゅじんさまッ!」
??「!! 430!」
スタアラとオルトトルが、沼子の手からガチャリと落ちた。沼虎の横を駆け抜けた430が、沼子に飛びつく。430に押し倒され、
沼子が尻餅をついた。
430「ごじゅじんざばあ゛ぁあああ!」
沼子「430……」
うれし泣きに泣きぬれるふたりの足元で、カチリと何かが音を立てた。
沼虎&420「ア゛ッー!」
コンフューズトラップックが発動し、爆発とともにドドメ色の煙があたりにたちこめる。
沼子「4…3…0…」
430「ご、しゅじん、さま……」
爆心地にいたふたりが倒れ、
420「この、バカ虎ぁ……」
沼子に近づいていた420もしっかりと巻き込まれて倒れた。
沼虎「コンフューズっつーか、どっちかってえとスリープトラップに近いモンがあるな、こりゃ。ま、そーいったアバウトさが、クバラ品なんだろうけどな」
一人だけちゃっかりとガスマスクを装着した沼虎が、くぐもった声で言って肩をすくめた。
沼虎「……もしかして、やっかいなことになりそうかもなぁ」
倒れたまま熟睡する三人を見下ろし、沼虎はわりと気楽な口調でつぶやいた。 つづく
おまけ 沼子のマイルーム
ライア「ここだね、爆発のあったガーディアンズ宿舎は」
入り口から中を覗き込むライア。その背後に、影のように立つPC。
ライア「いったい、誰がやったんだ……見てみな、部屋の中が滅茶苦茶だよ」
てくてくと不用意に部屋に入るライア。すぐ後を、PCが早足で追う。
ライア「ん? これは……」
ベッドがあったと思われる場所の近くに落ちていたものに、ライアは無用心に手を伸ばした。
ライア「この長銃……ファントムだね。まだ使える」
落ちていたファントムを、ライアは無造作に自分のナノトランサーへと収納した。
ライア「この部屋の手がかりは、こんなもんだね。よし、本部へ戻るよ、PC」
ろくに調べもせず宣言するライア。
お辞儀をするPCを従えて、ライアは部屋を出て行った。
沼虎のマイルーム
抱き合ってふるえる二人の目の前に突き出された写真。
沼虎「悪霊退散、悪霊退散、怨霊もののけ困ったときは……ああ、やっぱこないだのパシリ送りん時に、オキク詰め込んだのが
マズかったんだ……」
420「だ、だからあたしはやめときなさいって言ったのよ! だのにあんたは『可愛いオキクにゃ旅させろって、故郷のコトワザがある』
とか訳のわかんないこと言って! どーまんせーまんどーまんせーまん……え? ちょっと、沼虎」
至近距離からショートアッパーをぶちかまし、420が沼虎を引き剥がした。
沼虎「ぐあ……420、シャレにならねえ、ソコは……」
420「ちょっと、悶絶してないで見てみなさいよ! コレってもしかして、あの子のことじゃない?」
転げまわる沼虎をけたぐり、首をつかんでオキクモドキの持つ写真の前に引っ張り上げる。
沼虎「あん? ……お、こりゃたしかにあのチビだ」
満面に笑顔をたたえて蝶々を追いかける430。その被写体は、沼虎が連れて来たあの430だった。
沼虎「この写真の430って、もしかして……」
口を開きかけた沼虎の背後から声が上がった。
430「ごしゅじんさまッ!」
??「!! 430!」
スタアラとオルトトルが、沼子の手からガチャリと落ちた。沼虎の横を駆け抜けた430が、沼子に飛びつく。430に押し倒され、
沼子が尻餅をついた。
430「ごじゅじんざばあ゛ぁあああ!」
沼子「430……」
うれし泣きに泣きぬれるふたりの足元で、カチリと何かが音を立てた。
沼虎&420「ア゛ッー!」
コンフューズトラップックが発動し、爆発とともにドドメ色の煙があたりにたちこめる。
沼子「4…3…0…」
430「ご、しゅじん、さま……」
爆心地にいたふたりが倒れ、
420「この、バカ虎ぁ……」
沼子に近づいていた420もしっかりと巻き込まれて倒れた。
沼虎「コンフューズっつーか、どっちかってえとスリープトラップに近いモンがあるな、こりゃ。ま、そーいったアバウトさが、クバラ品なんだろうけどな」
一人だけちゃっかりとガスマスクを装着した沼虎が、くぐもった声で言って肩をすくめた。
沼虎「……もしかして、やっかいなことになりそうかもなぁ」
倒れたまま熟睡する三人を見下ろし、沼虎はわりと気楽な口調でつぶやいた。 つづく
おまけ 沼子のマイルーム
ライア「ここだね、爆発のあったガーディアンズ宿舎は」
入り口から中を覗き込むライア。その背後に、影のように立つPC。
ライア「いったい、誰がやったんだ……見てみな、部屋の中が滅茶苦茶だよ」
てくてくと不用意に部屋に入るライア。すぐ後を、PCが早足で追う。
ライア「ん? これは……」
ベッドがあったと思われる場所の近くに落ちていたものに、ライアは無用心に手を伸ばした。
ライア「この長銃……ファントムだね。まだ使える」
落ちていたファントムを、ライアは無造作に自分のナノトランサーへと収納した。
ライア「この部屋の手がかりは、こんなもんだね。よし、本部へ戻るよ、PC」
ろくに調べもせず宣言するライア。
お辞儀をするPCを従えて、ライアは部屋を出て行った。
記憶は消えたけど、430(と430の作ったファントム)が一応無事でこの沼子的には万々歳だろうか。
にしてもストミわらたw
にしてもストミわらたw
間が結構開いちゃいましたが久々に投下します。
ネタが思いついたときしか書けないので、みなさまの執筆速度には驚かされるばかりです。
ついつい読み手にまわってしまい、ますます自分が書くのが遅れますw
ネタが思いついたときしか書けないので、みなさまの執筆速度には驚かされるばかりです。
ついつい読み手にまわってしまい、ますます自分が書くのが遅れますw