やっと規制解除されたのでとりあえずイルミナス即興ネタから
リボン441氏のイルミナスβはVRと言う設定を少し拝借させて頂きました
420「あ、流れ星、ねぇねぇマスター見た?」
ビス男「ふーむ、思ってたよりも造り込まれてるなぁ」
420「ぶー・・・全然見てないし・・・」
感心して部屋を見て回っている俺に対してぶーっと頬を膨らませている420。
ここはガーディアンズのVRシミュレータールーム、その中のマイルームの区画だ。
シミュレーターと言っても数百人以上のガーディアンズが同時に参加している上、
再現されているエリアも実際のものとほとんど規模が同じと言う事もあって第二のグラール太陽系のような存在にもなっている。
しかし実際に来て見て造りの細かさだけではなくこれから導入されるであろう新システムがいくつか組み込まれていたと言う事にも驚かされた。
・・・まあ今まで何故無かったんだと散々言われてた物がやっと出た、と言うのもいくつか目立つのだが。
テストの期間は約四週間、その間俺を含むテスターは各々に与えられたVRのマイルームでの生活を許可されている、勿論期間中でも外に出る事も可能だ。
パシリの同伴も認められているので四週間の間はここでのんびりとするのもいいかもしれない。
ビス男「さて、新しく開放される予定のエリアの視察にでもいってくるか、420も来るか?」
420「あ、また流れ星、願いが叶いますように、と・・・」
VR空間と言う事もあってパシリ達も規制が緩和されているらしく、420もかなりのびのびと生活している。(まあ前からだが)
流れ星に夢中になっている420の邪魔をするのも悪いので俺は一人で行く事にした。
VRと言う事もあり、パルムの荒廃した土地やニューデイズのオウトク山、モトゥブの氷山の奥地にも自由に足を踏み入れる事ができるのも特徴だろう。
本来の土地は現在どれだけの危険があるのかの調査中との事でシミュレーターではその土地で予定されている施設などを先駆けて使用する事ができる。
中でもモトゥブのカジノは連日盛大な賑わいを見せており、新たな観光スポットとして注目されているようだ。
しかしまあここには420は連れて来れないな、色んな意味で・・・。
そして各惑星をぐるーっと回って部屋に戻る、転送サービスができているのでさほど時間もかからずに全部回れたのも中々嬉しいものだ。
ビス男「しかし・・・場所も概観も自分の部屋なのに妙な違和感があるもんだな・・・」
はぁ・・・と何に対してでもない溜め息を漏らしつつドアを開けた。そして久々ともいえる部屋に広がる異様な光景。
床一面に置かれたダンボール、ダンボール、ダンボール・・・。
グリングリンファームの売れっ子マスコット事コルトバのマークの描かれたダンボール、それが山のように積まれている。ちなみに420の姿は無い。
また420の仕業か・・・とダンボールを開けてみると中から飛び出したのはダンボール。
リボン441氏のイルミナスβはVRと言う設定を少し拝借させて頂きました
420「あ、流れ星、ねぇねぇマスター見た?」
ビス男「ふーむ、思ってたよりも造り込まれてるなぁ」
420「ぶー・・・全然見てないし・・・」
感心して部屋を見て回っている俺に対してぶーっと頬を膨らませている420。
ここはガーディアンズのVRシミュレータールーム、その中のマイルームの区画だ。
シミュレーターと言っても数百人以上のガーディアンズが同時に参加している上、
再現されているエリアも実際のものとほとんど規模が同じと言う事もあって第二のグラール太陽系のような存在にもなっている。
しかし実際に来て見て造りの細かさだけではなくこれから導入されるであろう新システムがいくつか組み込まれていたと言う事にも驚かされた。
・・・まあ今まで何故無かったんだと散々言われてた物がやっと出た、と言うのもいくつか目立つのだが。
テストの期間は約四週間、その間俺を含むテスターは各々に与えられたVRのマイルームでの生活を許可されている、勿論期間中でも外に出る事も可能だ。
パシリの同伴も認められているので四週間の間はここでのんびりとするのもいいかもしれない。
ビス男「さて、新しく開放される予定のエリアの視察にでもいってくるか、420も来るか?」
420「あ、また流れ星、願いが叶いますように、と・・・」
VR空間と言う事もあってパシリ達も規制が緩和されているらしく、420もかなりのびのびと生活している。(まあ前からだが)
流れ星に夢中になっている420の邪魔をするのも悪いので俺は一人で行く事にした。
VRと言う事もあり、パルムの荒廃した土地やニューデイズのオウトク山、モトゥブの氷山の奥地にも自由に足を踏み入れる事ができるのも特徴だろう。
本来の土地は現在どれだけの危険があるのかの調査中との事でシミュレーターではその土地で予定されている施設などを先駆けて使用する事ができる。
中でもモトゥブのカジノは連日盛大な賑わいを見せており、新たな観光スポットとして注目されているようだ。
しかしまあここには420は連れて来れないな、色んな意味で・・・。
そして各惑星をぐるーっと回って部屋に戻る、転送サービスができているのでさほど時間もかからずに全部回れたのも中々嬉しいものだ。
ビス男「しかし・・・場所も概観も自分の部屋なのに妙な違和感があるもんだな・・・」
はぁ・・・と何に対してでもない溜め息を漏らしつつドアを開けた。そして久々ともいえる部屋に広がる異様な光景。
床一面に置かれたダンボール、ダンボール、ダンボール・・・。
グリングリンファームの売れっ子マスコット事コルトバのマークの描かれたダンボール、それが山のように積まれている。ちなみに420の姿は無い。
また420の仕業か・・・とダンボールを開けてみると中から飛び出したのはダンボール。
ビス男「・・・」
次々と開けていくも中から出てくるのはやはりダンボール。
そして最後の一つ・・・。
ビス男「ん・・・これだけなんか重いな・・・なんというかこう、子供が一人入ってるくらいの・・・」
不審に思って持ち上げる、中に何か・・・?
420「バー!」
ビス男「こんなとこに隠れてたのか・・・んで、このダンボールの山は?」
420「マスターったらもーちょっと驚いてくれてもいいのに・・・。
ダンボールはね、あのエロニュマが久しぶりに来たと思ったらばら撒いてったの、
片付けようかななんて思ってたんだけどなんか面白そうだし入っちゃった」
ビス男「楽しそうだから、ってどこぞの英雄か、全く・・・」
420「と・こ・ろ・で、マスター、さっき私の事『重い』って言ったよね?」
漂う殺気とギラリと光る420の眼光、そして手には・・・ガミサキ。
ビス男「い、いやあれは他のダンボールと比べて重いって事でだな・・・」
420「ふっふっふっ・・・なんかこれ久しぶりだよねぇ、てなわけでマスター覚悟ぉ!」
ビス男「ま、待てやめっ、アッー!!」
ダンボールテロにはご注意・・・
ちなみに半分(ダンボールテロ)は実話だったり・・・w
中年ヒュマさん、名前だけちょこっと拝借いたします。
それでは、第十三話「真夜中の強襲!」を投下です。
足音を忍ばせ、沼虎のマイルームに侵入する者がいた。何のことはない。忍び込んでいるのは当の沼虎である。
ミッションにてこずった挙句諸々の事情で家を二日も空けた夜半過ぎ。420の怒りを考えると、身も竦む思いがした。
ひとけのないショップスペースを横切り、そっとベッドルームへ……とその時、沼虎の耳に女の嬌声が聞こえてきた。
ついでに、見知らぬ男の気味の悪い猫なで声も。
『アッ、それ以上は許可できません。すぐに、ピットインを推奨します。……あん』
『おかしくなりそうなのかい? もう、ココがこんな事態に陥っているね?』
そして、アレがナニするファイナル・ラップが始まった。
沼虎「よ、420!?」
すっかり色を失い、多少の酔いも手伝って沼虎はベッドルームへ踏み込んだ。まず見えたのは、膝を抱えてビジフォンを見つめる420。
420「……ぬ、ぬま、とら……」
沼虎「な、ナニやってんだ……?」
ビジフォンの画面に映る、あられもない姿のレースクイーンとビーストの男性。固まっていた420が、慌てて沼虎の視界を遮った。
420「そ、その、違うの! これは、学習……予習? ああああ何でもないのよ、何でも!」
沼虎「落ち着け。どうあれ、十分恥ずかしいから」
420「えと、その、虎子が持ってきたの! だから、虎子が悪いのよっ!」
沼虎「美人ルウのシリーズもんだな。お、しかもコイツはフィギュアとローション付きのヤツだ」
420「何でそんな詳しいのよ……あ、それよりも!」
きちんとDVDを停止させてから、420は沼虎の襟首に手をかけた。
420「いったい、今までドコでナニしてたのよっ! 連絡もしないで!」
沼虎「あ、イヤ、ミッションの帰りにな? 酒場行ったら見知らぬオッサンが奢ってくれるっつーからだな……」
420「見知らぬオッサン? 変な名前の女の子ね?」
沼虎「ち、違う、嘘じゃねえ! ほれ、コレがそのオッサンのパートナーカードだ! 勢いで交換してきたんだ!」
420「中…年…ヒュマ…。ふうん。コレ、本物?」
沼虎「偽物用意してる暇あったら、とっくに帰って来てる。連絡できなかったのは、コッチのミスだ。すまなかった。……ところで、
420? 今度は俺様の質問に、答えてもらおうか」
420「え? あ、その……」
沼虎「学習だとか予習だとか、何のことなんだ?」
ニヤニヤ笑いながら、沼虎が玄関ドアをロックする。
沼虎「これで、邪魔者はこねえ。……ゆっくり聞かせてもらうぜ?」
420「あ……」
420をベッドへ押し倒し、するりと衣服を取った。抵抗は、なかった。
沼虎「んじゃ、これから愛の特別授業と……」
突如、玄関ドアのほうから破砕音が轟いた。慌ててショップスペースに駆けつけるふたりへ、巨大な影が立ちふさがる。
420「……ディマゴラス!? 何でこんなトコに……っ!」
シーツ一枚という艶やかな格好の420が、腕組みして立つディマゴラスのようなものに飛び掛る。その右手には、すでに愛用の
鋼爪が装着されていた。
沼虎「待て、420! そのヒトは……」
沼虎の制止も間に合わず、420の爪が巨体に触れた、その瞬間。
??「ぬぅん!」
それは、無造作な挙動だった。組んでいた右腕を、まるで顔の前のハエを払うかのように、一閃。それだけで、420の身体は
吹き飛ばされBTラバーズをなぎ倒し壁に衝突する。
420「何……なの……」
圧倒的な力の差を肌で感じて、420の背筋に戦慄が走った。ディマゴラスもどきはそんな420には目もくれず、元の姿勢で
沼虎と対峙していた。 つづく
それでは、第十三話「真夜中の強襲!」を投下です。
足音を忍ばせ、沼虎のマイルームに侵入する者がいた。何のことはない。忍び込んでいるのは当の沼虎である。
ミッションにてこずった挙句諸々の事情で家を二日も空けた夜半過ぎ。420の怒りを考えると、身も竦む思いがした。
ひとけのないショップスペースを横切り、そっとベッドルームへ……とその時、沼虎の耳に女の嬌声が聞こえてきた。
ついでに、見知らぬ男の気味の悪い猫なで声も。
『アッ、それ以上は許可できません。すぐに、ピットインを推奨します。……あん』
『おかしくなりそうなのかい? もう、ココがこんな事態に陥っているね?』
そして、アレがナニするファイナル・ラップが始まった。
沼虎「よ、420!?」
すっかり色を失い、多少の酔いも手伝って沼虎はベッドルームへ踏み込んだ。まず見えたのは、膝を抱えてビジフォンを見つめる420。
420「……ぬ、ぬま、とら……」
沼虎「な、ナニやってんだ……?」
ビジフォンの画面に映る、あられもない姿のレースクイーンとビーストの男性。固まっていた420が、慌てて沼虎の視界を遮った。
420「そ、その、違うの! これは、学習……予習? ああああ何でもないのよ、何でも!」
沼虎「落ち着け。どうあれ、十分恥ずかしいから」
420「えと、その、虎子が持ってきたの! だから、虎子が悪いのよっ!」
沼虎「美人ルウのシリーズもんだな。お、しかもコイツはフィギュアとローション付きのヤツだ」
420「何でそんな詳しいのよ……あ、それよりも!」
きちんとDVDを停止させてから、420は沼虎の襟首に手をかけた。
420「いったい、今までドコでナニしてたのよっ! 連絡もしないで!」
沼虎「あ、イヤ、ミッションの帰りにな? 酒場行ったら見知らぬオッサンが奢ってくれるっつーからだな……」
420「見知らぬオッサン? 変な名前の女の子ね?」
沼虎「ち、違う、嘘じゃねえ! ほれ、コレがそのオッサンのパートナーカードだ! 勢いで交換してきたんだ!」
420「中…年…ヒュマ…。ふうん。コレ、本物?」
沼虎「偽物用意してる暇あったら、とっくに帰って来てる。連絡できなかったのは、コッチのミスだ。すまなかった。……ところで、
420? 今度は俺様の質問に、答えてもらおうか」
420「え? あ、その……」
沼虎「学習だとか予習だとか、何のことなんだ?」
ニヤニヤ笑いながら、沼虎が玄関ドアをロックする。
沼虎「これで、邪魔者はこねえ。……ゆっくり聞かせてもらうぜ?」
420「あ……」
420をベッドへ押し倒し、するりと衣服を取った。抵抗は、なかった。
沼虎「んじゃ、これから愛の特別授業と……」
突如、玄関ドアのほうから破砕音が轟いた。慌ててショップスペースに駆けつけるふたりへ、巨大な影が立ちふさがる。
420「……ディマゴラス!? 何でこんなトコに……っ!」
シーツ一枚という艶やかな格好の420が、腕組みして立つディマゴラスのようなものに飛び掛る。その右手には、すでに愛用の
鋼爪が装着されていた。
沼虎「待て、420! そのヒトは……」
沼虎の制止も間に合わず、420の爪が巨体に触れた、その瞬間。
??「ぬぅん!」
それは、無造作な挙動だった。組んでいた右腕を、まるで顔の前のハエを払うかのように、一閃。それだけで、420の身体は
吹き飛ばされBTラバーズをなぎ倒し壁に衝突する。
420「何……なの……」
圧倒的な力の差を肌で感じて、420の背筋に戦慄が走った。ディマゴラスもどきはそんな420には目もくれず、元の姿勢で
沼虎と対峙していた。 つづく
>>205
>>なんか多数の作者の合同でできたガーディアンズの方が本物より機能してそうな気がするぜ・・・w
これ面白そうだなぁ…今は基本的にみんな機動警護部だろうけど、10年後20年後辺りにどんな仕事をしているか妄想してみたりとか…
>>なんか多数の作者の合同でできたガーディアンズの方が本物より機能してそうな気がするぜ・・・w
これ面白そうだなぁ…今は基本的にみんな機動警護部だろうけど、10年後20年後辺りにどんな仕事をしているか妄想してみたりとか…
ガーディアンズコロニーのパージが決行されたあの日。
私は、当時、既に一ヶ月も前からガーディアンズに姿を見せない主人を見限り、
一切合財の荷物を持って、パージされる主人の部屋から逃げ出した。
パージ決行の前後には、4XX型シリーズ──所謂"成体パートナーマシナリー"達は、
その高度な自律的性能と秘められた可能性により、厳しい回収命令が下ったらしい。
ある者は、それを拒みパージ区画と共にパルムの地に沈み、
ある者は、主人の居ない世界に未練なしと、その機能を停止させ、
ある者は、捕らえられ、GRM本社での記憶刷り込みにより稼動させられ続け、
ある者は、多数の追っ手に追われながらも主人の帰りをこの星の何処かで待ち続け、
ある者は、その悲しい思い出とともに初期化されたという。
そんな中、パートナーマシナリーである私が荷物を満載しても逃げ切れたのは、
私が成体シリーズまで達していなかったからだ。
当時は「はやくオトナになりたい」なとど思ってはいたが、今にしてみれば
この状態は有難かった。
これは、とある法撃Lv79のGH304──もとい"ひよこまんじゅう"が見た、4/8の物語。
私は、当時、既に一ヶ月も前からガーディアンズに姿を見せない主人を見限り、
一切合財の荷物を持って、パージされる主人の部屋から逃げ出した。
パージ決行の前後には、4XX型シリーズ──所謂"成体パートナーマシナリー"達は、
その高度な自律的性能と秘められた可能性により、厳しい回収命令が下ったらしい。
ある者は、それを拒みパージ区画と共にパルムの地に沈み、
ある者は、主人の居ない世界に未練なしと、その機能を停止させ、
ある者は、捕らえられ、GRM本社での記憶刷り込みにより稼動させられ続け、
ある者は、多数の追っ手に追われながらも主人の帰りをこの星の何処かで待ち続け、
ある者は、その悲しい思い出とともに初期化されたという。
そんな中、パートナーマシナリーである私が荷物を満載しても逃げ切れたのは、
私が成体シリーズまで達していなかったからだ。
当時は「はやくオトナになりたい」なとど思ってはいたが、今にしてみれば
この状態は有難かった。
これは、とある法撃Lv79のGH304──もとい"ひよこまんじゅう"が見た、4/8の物語。
-- シアワセな 夢の ジカン --
主人の部屋のあったガーディアンズコロニーの区画より少し離れたとある一室に
私は居を構えている。もちろん、ガーディアンズの許可を得ない不法滞在だ。
この区画は、コロニー内を取り締まるガーディアンズの警備部から近い所に位置
しているのだが、灯台下暗しの原理で今まで発見されたことはない。
それこそ、パルムのGRM社員用住宅やニューデイズの教団宿泊施設、モトゥブの
ローグス達のネグラであったならば、即、発見され追い出されるであろう。
だが、ガーディアンズコロニーは違った。
ガーディアンズのバックにある巨大な組織──"ウンエイガイシャ"と呼ばれる所の
度重なる失態と現状把握能力の低さに愛想を尽かしたガーディアンズ達は、段々と
グラールの地から離れていったのだ。
私の主人も、その一人なのだろう。
ともあれ、そんな状態で、住居区画をパージしてもなお、腐るほど空き部屋があり
かつ、人手の足りなくなったガーディアンズにその多くの空き部屋を監視・管理する
人材と資金を割けるはずもなかった。
それに着目した成体パートナーマシナリー達は、主人が帰ってくる事を信じ、
私のように荷物を持って空き部屋にひっそりと移った者達が居たが、その者達は
今では、この区画には誰一人として残ってはいない。それは、部屋を管理するガーディ
アンズではなく、豊富な人材と資金があるGRM社の回収部隊に、皆、連行されて
いってしまったからだ。かの部隊は、成体シリーズが逃げ込んだ部屋を即座に特定し、
逃げる間も無く彼女達を無残な方法で連れ去って行ってしまった。
同じタイプのマシナリーとして、あの時は激しい怒りがこみ上げてきたのを覚えている。
だが、後となって、あれは彼女達の一種の自殺願望であると思えてきた。
その理由は、部屋にかけてあるパスワード。
主人の部屋のあったガーディアンズコロニーの区画より少し離れたとある一室に
私は居を構えている。もちろん、ガーディアンズの許可を得ない不法滞在だ。
この区画は、コロニー内を取り締まるガーディアンズの警備部から近い所に位置
しているのだが、灯台下暗しの原理で今まで発見されたことはない。
それこそ、パルムのGRM社員用住宅やニューデイズの教団宿泊施設、モトゥブの
ローグス達のネグラであったならば、即、発見され追い出されるであろう。
だが、ガーディアンズコロニーは違った。
ガーディアンズのバックにある巨大な組織──"ウンエイガイシャ"と呼ばれる所の
度重なる失態と現状把握能力の低さに愛想を尽かしたガーディアンズ達は、段々と
グラールの地から離れていったのだ。
私の主人も、その一人なのだろう。
ともあれ、そんな状態で、住居区画をパージしてもなお、腐るほど空き部屋があり
かつ、人手の足りなくなったガーディアンズにその多くの空き部屋を監視・管理する
人材と資金を割けるはずもなかった。
それに着目した成体パートナーマシナリー達は、主人が帰ってくる事を信じ、
私のように荷物を持って空き部屋にひっそりと移った者達が居たが、その者達は
今では、この区画には誰一人として残ってはいない。それは、部屋を管理するガーディ
アンズではなく、豊富な人材と資金があるGRM社の回収部隊に、皆、連行されて
いってしまったからだ。かの部隊は、成体シリーズが逃げ込んだ部屋を即座に特定し、
逃げる間も無く彼女達を無残な方法で連れ去って行ってしまった。
同じタイプのマシナリーとして、あの時は激しい怒りがこみ上げてきたのを覚えている。
だが、後となって、あれは彼女達の一種の自殺願望であると思えてきた。
その理由は、部屋にかけてあるパスワード。
いくら空き部屋でも、パスワードでロックされている。
空き部屋を隠れ家とする者であれば、一度パスワードを解析し、ロックを外して部屋に
侵入した後に、元の状態に戻しておくというのが鉄則であろう。
もちろん、私もそうした。
だが、彼女達は違っていたらしい。
主人がいつでも帰ってきてもいいように、部屋がパージで無くなってしまっていても
一目で自分の居る場所がわかるように、部屋のパスワードを主人の使っていたものや
主人の誕生日や主人が"カキン"に使っていたという"くれじっとかぁど"の番号などに
設定しなおしていたという。
探す者がいれば、見つからない方がオカシイ状態だ。
この盲目的な行動が、はてして、彼女達の本当の意思であったのか、それとも私達に宿る
あの悪魔の回路──"コンフェラット・ミルト"の成した擬似恋愛結果だったのかは、
彼女達が居なくなってしまった今では、もう、知りようが無かった。
ガーディアンズ達との密接でスムーズな連携をとるため、という大義名分のもとに
私達パートナーマシナリーに組み込まれている"コンフェラット・ミルト"は、
主人となったガーディアンズに対して、プログラムすることができない恋愛感情
というものを自然に抱かせるものらしい。この擬似恋愛の傾向は、パートナーマシナリー
の進化段階が上がる、つまり、成体のパートナーマシナリーに近づくごとに徐々に頭角を
現し、成体になった時に完全起動するという仕組みがあるようだ。
この回路の存在は、ガーディアンズにはもちろん、GRM社員でさえ知っているのは
一部に留まる機密情報となっている。なんせ、パートナーマシナリーの採用最終候補として
争ったテノラ・ワークス社製のマシナリーを打ち破った要因になったからだそうだ。
私はこの話を、主人の遺産を使って贔屓にしている情報屋からおまけ話の噂として知った。
もちろん、情報ソースがあやふやで商品にならない噂だ、と情報屋は言っていたから
私は、この話を全て信用している訳ではなかった。
けど……。
彼女達のパスワードの件に出会った今では、この話に信憑性を見出している。
それ以来、主人が居なくなってからも「はやくオトナになりたい」と思って
食べ続けていたワガスタを、私は断った。
空き部屋を隠れ家とする者であれば、一度パスワードを解析し、ロックを外して部屋に
侵入した後に、元の状態に戻しておくというのが鉄則であろう。
もちろん、私もそうした。
だが、彼女達は違っていたらしい。
主人がいつでも帰ってきてもいいように、部屋がパージで無くなってしまっていても
一目で自分の居る場所がわかるように、部屋のパスワードを主人の使っていたものや
主人の誕生日や主人が"カキン"に使っていたという"くれじっとかぁど"の番号などに
設定しなおしていたという。
探す者がいれば、見つからない方がオカシイ状態だ。
この盲目的な行動が、はてして、彼女達の本当の意思であったのか、それとも私達に宿る
あの悪魔の回路──"コンフェラット・ミルト"の成した擬似恋愛結果だったのかは、
彼女達が居なくなってしまった今では、もう、知りようが無かった。
ガーディアンズ達との密接でスムーズな連携をとるため、という大義名分のもとに
私達パートナーマシナリーに組み込まれている"コンフェラット・ミルト"は、
主人となったガーディアンズに対して、プログラムすることができない恋愛感情
というものを自然に抱かせるものらしい。この擬似恋愛の傾向は、パートナーマシナリー
の進化段階が上がる、つまり、成体のパートナーマシナリーに近づくごとに徐々に頭角を
現し、成体になった時に完全起動するという仕組みがあるようだ。
この回路の存在は、ガーディアンズにはもちろん、GRM社員でさえ知っているのは
一部に留まる機密情報となっている。なんせ、パートナーマシナリーの採用最終候補として
争ったテノラ・ワークス社製のマシナリーを打ち破った要因になったからだそうだ。
私はこの話を、主人の遺産を使って贔屓にしている情報屋からおまけ話の噂として知った。
もちろん、情報ソースがあやふやで商品にならない噂だ、と情報屋は言っていたから
私は、この話を全て信用している訳ではなかった。
けど……。
彼女達のパスワードの件に出会った今では、この話に信憑性を見出している。
それ以来、主人が居なくなってからも「はやくオトナになりたい」と思って
食べ続けていたワガスタを、私は断った。
彼女達は、主人を待つため空き部屋郡に逃れてきていたのだろう。
けど、私は違った。
ただ死にたくなかった。
情報屋に出会ったのは、パージより数日たったある日。
GRMの回収部隊に見つかり逃走した時だった。その時、はじめて情報の重要さを知り、
生き残るために、主人の財産に運用して保身のためのありとあらゆる情報を仕入れ、
なりふり構わずメセタを稼ぎ使った。マシーナリの癖に、未練がましいやつだと思う。
最初は、身分を隠して誰にも会わずに稼げる仕事は限られていて、しかも、仲介屋に
稼ぎの多くをピンハネされていたから、主人の遺産を食潰す一方だった。けれども、
タダ同然の値段だったので気まぐれで買ったモトゥブ北限にある寂れた鉱山を
"ウンエイガイシャ"とか言う所に「大金を払うから売ってくれ!!」と頼まれて、
相当吹っかけて売ってからは、元の主人の財産を保てる程に稼げている。
結果、私は今まで生き残っている。
けれども、最近、ふと、思うのだ。
何で、私、生きていたいんだろう?
けど、私は違った。
ただ死にたくなかった。
情報屋に出会ったのは、パージより数日たったある日。
GRMの回収部隊に見つかり逃走した時だった。その時、はじめて情報の重要さを知り、
生き残るために、主人の財産に運用して保身のためのありとあらゆる情報を仕入れ、
なりふり構わずメセタを稼ぎ使った。マシーナリの癖に、未練がましいやつだと思う。
最初は、身分を隠して誰にも会わずに稼げる仕事は限られていて、しかも、仲介屋に
稼ぎの多くをピンハネされていたから、主人の遺産を食潰す一方だった。けれども、
タダ同然の値段だったので気まぐれで買ったモトゥブ北限にある寂れた鉱山を
"ウンエイガイシャ"とか言う所に「大金を払うから売ってくれ!!」と頼まれて、
相当吹っかけて売ってからは、元の主人の財産を保てる程に稼げている。
結果、私は今まで生き残っている。
けれども、最近、ふと、思うのだ。
何で、私、生きていたいんだろう?
冬が終わり、ニューデイズでは"オハナミ"がひらかれているという噂が耳に入ってきた
そんなある日、私はいつもの情報屋からガーディアンズではなく"ウンエイガイシャ"に
よる空き部屋の一斉査察が4日後のメンテナンスに乗じて決行される、という情報を聞く。
折りしも、その日は4月1日。
エイプリールフールの冗談かと画面越しに笑った私に「これは本当の情報です」と言って
態々、コロニー内に隠れ家まで用意してくれていた情報屋には感謝している。
情報は本物で、定期メンテナンスと同時に、部屋の前に仕掛けておいた監視モニターには
"ウンエイガイシャ"の社員が査察に来ている様子が映し出されていた。
その様子を見ながら、私は、まだ昼の12時だというのも関わらず、うとうととしはじめ
ついにはソファーで眠りの世界へと落ちていったのだった。
目が覚めると、定期メンテナンス終了の時刻はとっくに過ぎていた。
情報屋に確認を取ると、メンテナンスが終わってからも、査察部隊ではないガーディアンズ
達が、区画周辺に見られるらしい。警備を配置する人員の余裕は今のガーディアンズには
無いはずなのに何か変だな、と思いつつ、私はもう少しだけ隠れ家生活を続けることにした。
そんなある日、私はいつもの情報屋からガーディアンズではなく"ウンエイガイシャ"に
よる空き部屋の一斉査察が4日後のメンテナンスに乗じて決行される、という情報を聞く。
折りしも、その日は4月1日。
エイプリールフールの冗談かと画面越しに笑った私に「これは本当の情報です」と言って
態々、コロニー内に隠れ家まで用意してくれていた情報屋には感謝している。
情報は本物で、定期メンテナンスと同時に、部屋の前に仕掛けておいた監視モニターには
"ウンエイガイシャ"の社員が査察に来ている様子が映し出されていた。
その様子を見ながら、私は、まだ昼の12時だというのも関わらず、うとうととしはじめ
ついにはソファーで眠りの世界へと落ちていったのだった。
目が覚めると、定期メンテナンス終了の時刻はとっくに過ぎていた。
情報屋に確認を取ると、メンテナンスが終わってからも、査察部隊ではないガーディアンズ
達が、区画周辺に見られるらしい。警備を配置する人員の余裕は今のガーディアンズには
無いはずなのに何か変だな、と思いつつ、私はもう少しだけ隠れ家生活を続けることにした。
4月8日の早朝。
この時間帯ならば、人目につかないだろうと判断した私は隠れ家を後にし、不法滞在
していた部屋へと戻った。部屋は、まさしく空き部屋の様相をしている。
「…よかった。バレてないか」
ナノトランサーに収納できる物は私が今もっているのだが、どうしても動かせなかった
機材類は、部屋の一部に施したフォトンミラージュ技術を応用したカモフラージュで
誤魔化していたのだ。どうやら、それには気がつかれなかったらしい。その事に安心し
リフォームチケットで店舗スペースを拡張した後、ルームグッツの再配置をしていると、
ピッ ピッ ピッ ピッ ・・・シュイン!
店舗スペースの方から、入り口の扉が開いた音が聞こえたのだ。
「!?」
ロックしてあるにもかかわらず、だ。
このロック番号は初期のものと一緒。という事は、ガーディアンズの警備部か!?
それとも…まさか、"ウンエイガイシャ"の査察部隊か!?
成体パートナーマシナリーであったのなら、武器を使ってでも突破が試みれるが、
私はGH304。ただ、籠から逃げ回ることしか出来ない鳥なのだ。
どうする………どうする、私!?
見えないライフカードを選択する余裕も無く取り乱している私の耳に、近づいてくる
足音が聞こえ、店舗とルームグッツ置き場を繋ぐ扉の所まで迫ってきた事を知らせている。
相手は2人組みらしい。警備部で最もスタンダードな"バディ式"の組み方だ。
空き部屋なら、店舗スペースなんてあるはずも無い。
この時点で、例え相手を倒してでも逃げ切ったとしても、不法滞在者が居る事がバレて
しまっている。しかも、フォトンミラージュのカモフラージュは解いたばかりで再起動
も間に合わないから、いずれ機材で足がつく。しかも、足音から察するに相手は2人組。
武器も使えないGH304の私では、まず、勝ち目は無いだろう。
どちらにしても、私には道が無いらしい。
「はぁ…とうとう私も年貢の納め時、かぁ」
そう独り言を呟いたその時、扉が開かれ、男がルームグッツ置き場へと入ってきて
開口一番、こう言うのだ。
「よぅ、久しぶりじゃねーか。ひよこまんじゅう」
そこに立っていたのは、紛れも無い、私の主人だった。
この時間帯ならば、人目につかないだろうと判断した私は隠れ家を後にし、不法滞在
していた部屋へと戻った。部屋は、まさしく空き部屋の様相をしている。
「…よかった。バレてないか」
ナノトランサーに収納できる物は私が今もっているのだが、どうしても動かせなかった
機材類は、部屋の一部に施したフォトンミラージュ技術を応用したカモフラージュで
誤魔化していたのだ。どうやら、それには気がつかれなかったらしい。その事に安心し
リフォームチケットで店舗スペースを拡張した後、ルームグッツの再配置をしていると、
ピッ ピッ ピッ ピッ ・・・シュイン!
店舗スペースの方から、入り口の扉が開いた音が聞こえたのだ。
「!?」
ロックしてあるにもかかわらず、だ。
このロック番号は初期のものと一緒。という事は、ガーディアンズの警備部か!?
それとも…まさか、"ウンエイガイシャ"の査察部隊か!?
成体パートナーマシナリーであったのなら、武器を使ってでも突破が試みれるが、
私はGH304。ただ、籠から逃げ回ることしか出来ない鳥なのだ。
どうする………どうする、私!?
見えないライフカードを選択する余裕も無く取り乱している私の耳に、近づいてくる
足音が聞こえ、店舗とルームグッツ置き場を繋ぐ扉の所まで迫ってきた事を知らせている。
相手は2人組みらしい。警備部で最もスタンダードな"バディ式"の組み方だ。
空き部屋なら、店舗スペースなんてあるはずも無い。
この時点で、例え相手を倒してでも逃げ切ったとしても、不法滞在者が居る事がバレて
しまっている。しかも、フォトンミラージュのカモフラージュは解いたばかりで再起動
も間に合わないから、いずれ機材で足がつく。しかも、足音から察するに相手は2人組。
武器も使えないGH304の私では、まず、勝ち目は無いだろう。
どちらにしても、私には道が無いらしい。
「はぁ…とうとう私も年貢の納め時、かぁ」
そう独り言を呟いたその時、扉が開かれ、男がルームグッツ置き場へと入ってきて
開口一番、こう言うのだ。
「よぅ、久しぶりじゃねーか。ひよこまんじゅう」
そこに立っていたのは、紛れも無い、私の主人だった。
「なっ…なっ…!?」
思考が凍り付いて動かない。体も凍りついたようで、羽ばたきを忘れてしまっている。
「ったく。久々に会った主人に、そんな挨拶はねーだろ?」
地面で冷たく凍り付いている私を、その暖かい胸に抱き上げた主人は、私の知っている
いたずらっ子のような笑顔でそう言ったのだ。
「どう、して…ここに?」
ワケがわからない。
戻ってこない主人が戻ってきているのは、ナゼ?
「んん。ああ。前の部屋がパージされて無くなった、ってガーディアンズの担当の奴が
言うもんだから途方にくれてたんだ。そしたら、昔、よく使っていた情報屋と偶々
会って、ここにお前が居るって情報をくれたんだ。相当、吹っかけられたんだぜ?」
情報屋も主人を待っていたんだ。だから、いつか戻ってくると信じて私を匿い、
マシナリーである私に対して親身に相談に乗ってくれたんだ。
「そうじゃない!! なんで、ここに戻って来れたんだって聞いてるのよ」
「あー、お前知らなかったのか? なんだか、今"ウンエイガイシャ"って所が
"いるみなす"とかいう脅威に立ち向かうための色々とテストをしたいから、
現役引退を問わず参加するガーディアンズを募集してるんだっつーの。
で、その"いるみなす"ってやつのテスト期間の間は、ガーディアンズのライセンス
更新料金が要らないんだとさ。だから、俺も戻ってこれたってワケ」
「そ、そんな話…私は情報屋から聞いてないわ!!」
「まぁ、言ってはいないんですけどね」
と、主人の影からもう一人の男が顔を出す。
情報屋だった。
思考が凍り付いて動かない。体も凍りついたようで、羽ばたきを忘れてしまっている。
「ったく。久々に会った主人に、そんな挨拶はねーだろ?」
地面で冷たく凍り付いている私を、その暖かい胸に抱き上げた主人は、私の知っている
いたずらっ子のような笑顔でそう言ったのだ。
「どう、して…ここに?」
ワケがわからない。
戻ってこない主人が戻ってきているのは、ナゼ?
「んん。ああ。前の部屋がパージされて無くなった、ってガーディアンズの担当の奴が
言うもんだから途方にくれてたんだ。そしたら、昔、よく使っていた情報屋と偶々
会って、ここにお前が居るって情報をくれたんだ。相当、吹っかけられたんだぜ?」
情報屋も主人を待っていたんだ。だから、いつか戻ってくると信じて私を匿い、
マシナリーである私に対して親身に相談に乗ってくれたんだ。
「そうじゃない!! なんで、ここに戻って来れたんだって聞いてるのよ」
「あー、お前知らなかったのか? なんだか、今"ウンエイガイシャ"って所が
"いるみなす"とかいう脅威に立ち向かうための色々とテストをしたいから、
現役引退を問わず参加するガーディアンズを募集してるんだっつーの。
で、その"いるみなす"ってやつのテスト期間の間は、ガーディアンズのライセンス
更新料金が要らないんだとさ。だから、俺も戻ってこれたってワケ」
「そ、そんな話…私は情報屋から聞いてないわ!!」
「まぁ、言ってはいないんですけどね」
と、主人の影からもう一人の男が顔を出す。
情報屋だった。
「もし、言ってしまったら、君は期待して待っていたのかい?」
「ばっ、馬鹿を言うな!!! 私は、主人なんか帰ってこないってとっくに踏ん切りが……」
あまりの大声に、ぷるぷると震える一ダースのウォーキング・パノン軍団を見ながら
情報屋は私の言葉をさえぎる。
「でしたら、何故、情報を得るのにルームグッツや武器を換金しなかったのです?
ずいぶんと前から貴方は武器を餌としては食べなくなりましたし、進化しないという
事は、貴方には武器は扱えない。ルームグッツだって逃げる時の邪魔になる。
どうして、取っておいたのです?」
「そ、それは……か、換金する手間が惜しかっただけよ」
…違う。
「それに、態々、こんな警備部のすぐ近くの区画に不法滞在をしなくても、もっと目の
届かない深層の住居区画があったでしょうに。けれど、貴方はリスクを負ってまで、
何故、この区画にこだわったのです?」
「別に……何処に住もうが私の勝手ですっ」
…違う!
「強情な所は主人似ですか……。では、後ひとつだけ。GRM社による成体パートナー
マシナリーの捕獲が終了した今、法撃Lv79の貴方は何故、機能的に便利で有利な
GH4XXシリーズに進化しなかったのです? 」
「アンタのした回路の話が怖かったからだよ…」
…これはホント。だけど、チガウ!!
私は、私はっ!!
刹那、主人の腕がきつく私を抱きしめた。
「ごめんな……」
上から落ちてくる涙の雫にうたれた私の頬に、自身の涙の筋が通るまで
時間は要らなかった。
武器やルームグッツを売らなかったのは、いつか主人が帰ってくると心のどこかで
期待していたから。
リスクを犯してまで警備部近くの区画に滞在し続けたのは、その区画一帯で統一されて
いるパスワードが、主人の使っていたと一緒だったから。
成体パートナーマシナリーにならなかったのは、強まったコンフェラット・ミルトが
私をコワシテしまうかもしれなかった事が怖かったからだ。
それと、もうひとつ………約束があったから。
「ばっ、馬鹿を言うな!!! 私は、主人なんか帰ってこないってとっくに踏ん切りが……」
あまりの大声に、ぷるぷると震える一ダースのウォーキング・パノン軍団を見ながら
情報屋は私の言葉をさえぎる。
「でしたら、何故、情報を得るのにルームグッツや武器を換金しなかったのです?
ずいぶんと前から貴方は武器を餌としては食べなくなりましたし、進化しないという
事は、貴方には武器は扱えない。ルームグッツだって逃げる時の邪魔になる。
どうして、取っておいたのです?」
「そ、それは……か、換金する手間が惜しかっただけよ」
…違う。
「それに、態々、こんな警備部のすぐ近くの区画に不法滞在をしなくても、もっと目の
届かない深層の住居区画があったでしょうに。けれど、貴方はリスクを負ってまで、
何故、この区画にこだわったのです?」
「別に……何処に住もうが私の勝手ですっ」
…違う!
「強情な所は主人似ですか……。では、後ひとつだけ。GRM社による成体パートナー
マシナリーの捕獲が終了した今、法撃Lv79の貴方は何故、機能的に便利で有利な
GH4XXシリーズに進化しなかったのです? 」
「アンタのした回路の話が怖かったからだよ…」
…これはホント。だけど、チガウ!!
私は、私はっ!!
刹那、主人の腕がきつく私を抱きしめた。
「ごめんな……」
上から落ちてくる涙の雫にうたれた私の頬に、自身の涙の筋が通るまで
時間は要らなかった。
武器やルームグッツを売らなかったのは、いつか主人が帰ってくると心のどこかで
期待していたから。
リスクを犯してまで警備部近くの区画に滞在し続けたのは、その区画一帯で統一されて
いるパスワードが、主人の使っていたと一緒だったから。
成体パートナーマシナリーにならなかったのは、強まったコンフェラット・ミルトが
私をコワシテしまうかもしれなかった事が怖かったからだ。
それと、もうひとつ………約束があったから。
その後。
主人が居なくなってから今までの事を堰を切ったように話し始めた私を、主人は抱き抱えた
ままの姿勢で聞いてくれている。私は休み無く口を開き、主人は時々相槌を打ちながら、
黙って聞いていてくれた。
私のヒートアップも一段落したところで、今や、正式に主人の部屋となった私の不法滞在
部屋にプレゼント宅配の業者が来て、荷物をダン・ボールの中へと格納する音が聞こえる。
どうやら、このサービスも例の"いるみなす"に関係する動きらしい。送り主を見てみると、
「感動の再会に邪魔者は消えますね」と言って、あの後、すぐ退出した情報屋からだった。
プレゼントの宛名は私になっていて「注文して代金まで頂いていたにも関わらず、配送が
遅れて申し訳ありません」との添え書きがある。
「何だろう? 私、頼んだ覚えはないんだけどなぁ」
そう不審がる私をよそに、主人は
「ぱぱっとあけちゃおーぜ!」
と、包みに手をかける。中から出てきたのは、大量のワガスタだった。
「これ…」
よくよくメッセージを見ると、日付が大分前のものとなっている。
そうだ。私が「はやくオトナになりたい」と思っていたあの頃に、情報屋を介して注文して
いた餌用ワガスタ。どういう縁か、それが今頃になって届いたのだ。
(ぐきゅるるるるる~)
主人が居なくなってから今までの事を堰を切ったように話し始めた私を、主人は抱き抱えた
ままの姿勢で聞いてくれている。私は休み無く口を開き、主人は時々相槌を打ちながら、
黙って聞いていてくれた。
私のヒートアップも一段落したところで、今や、正式に主人の部屋となった私の不法滞在
部屋にプレゼント宅配の業者が来て、荷物をダン・ボールの中へと格納する音が聞こえる。
どうやら、このサービスも例の"いるみなす"に関係する動きらしい。送り主を見てみると、
「感動の再会に邪魔者は消えますね」と言って、あの後、すぐ退出した情報屋からだった。
プレゼントの宛名は私になっていて「注文して代金まで頂いていたにも関わらず、配送が
遅れて申し訳ありません」との添え書きがある。
「何だろう? 私、頼んだ覚えはないんだけどなぁ」
そう不審がる私をよそに、主人は
「ぱぱっとあけちゃおーぜ!」
と、包みに手をかける。中から出てきたのは、大量のワガスタだった。
「これ…」
よくよくメッセージを見ると、日付が大分前のものとなっている。
そうだ。私が「はやくオトナになりたい」と思っていたあの頃に、情報屋を介して注文して
いた餌用ワガスタ。どういう縁か、それが今頃になって届いたのだ。
(ぐきゅるるるるる~)
「あ…」
進化しないように、と、PM専用燃料だけで過してきた私は、はしたなくもお腹を鳴らして
しまう。それを察したのか、主人が私を手から離し、宙に浮かせて言うのだ。
「さてさて。俺も久しぶり餌やりがしたくなったなー。ちょうどいいから、食べさせても
いいか?」
「主人は私の主人なんですから、良いも悪いもなんでしょ。ほら、食べてあげるから、
ぱぱっと差し出してよね」
あ゛ー、もう。素直じゃないな、私。
「へいへい。ほれ、あーん」
「ばっ…じ、自分で食べれますからっ」
そういいつつも、私は主人の差し出すワンドラを口に収める。
「昔は、よく"たべさせてー"って言って可愛いかったっつーのに…もしや、反抗期?」
「(もぎ)反抗期とかじゃなくって、ほら、あの、その」
「ほれ、もひとつお食べー」
「(もぎもぎ)そ、そう。私、法撃79だから、もうすぐ進化して、」
「咀嚼というか、もぎるペースが速くなったな、お前。まぁ、まだまだ沢山あるからなー」
「(もぎもぎもぎ)オトナ…つまり、成体になるんです。いつまでも子ども扱いは、」
「いやいや、いつまでたってもお前は俺の子供みたいなものだぜ」
子供みたいなもの、か。愛されてる反面、なんだかちょっとショックだなぁ。
「(もぎもぎもぎ…もぎ)子供みたいなもの、ですか…」
「あ、いや、その……そういう意味じゃないんだ。えーとだなぁ」
私は期待して、次の言葉を待った。
もぎもぎ。
だけど、その続きはなかなか聞けず、とうとう後1本でLvが80になる所まで来てしまった。
ワンドラを配給する手が止まり、主人は真剣な目つきをして私を聞く。
「…なぁ、ひよこまんじゅう。お前が進化するたびに、俺がプレゼントをあげてた事とか
まだ覚えてるか?」
私の機械の心臓が、とくん、と強く打たれる。
頭は痺れて、言葉が出てこない。
言いたい! 私は、私は…
「いや、まぁ、覚えていないならいいんだ。」
そして、私の口に最後のワンドラが入り、直後、まばゆい光が私を包み込んだ。
進化しないように、と、PM専用燃料だけで過してきた私は、はしたなくもお腹を鳴らして
しまう。それを察したのか、主人が私を手から離し、宙に浮かせて言うのだ。
「さてさて。俺も久しぶり餌やりがしたくなったなー。ちょうどいいから、食べさせても
いいか?」
「主人は私の主人なんですから、良いも悪いもなんでしょ。ほら、食べてあげるから、
ぱぱっと差し出してよね」
あ゛ー、もう。素直じゃないな、私。
「へいへい。ほれ、あーん」
「ばっ…じ、自分で食べれますからっ」
そういいつつも、私は主人の差し出すワンドラを口に収める。
「昔は、よく"たべさせてー"って言って可愛いかったっつーのに…もしや、反抗期?」
「(もぎ)反抗期とかじゃなくって、ほら、あの、その」
「ほれ、もひとつお食べー」
「(もぎもぎ)そ、そう。私、法撃79だから、もうすぐ進化して、」
「咀嚼というか、もぎるペースが速くなったな、お前。まぁ、まだまだ沢山あるからなー」
「(もぎもぎもぎ)オトナ…つまり、成体になるんです。いつまでも子ども扱いは、」
「いやいや、いつまでたってもお前は俺の子供みたいなものだぜ」
子供みたいなもの、か。愛されてる反面、なんだかちょっとショックだなぁ。
「(もぎもぎもぎ…もぎ)子供みたいなもの、ですか…」
「あ、いや、その……そういう意味じゃないんだ。えーとだなぁ」
私は期待して、次の言葉を待った。
もぎもぎ。
だけど、その続きはなかなか聞けず、とうとう後1本でLvが80になる所まで来てしまった。
ワンドラを配給する手が止まり、主人は真剣な目つきをして私を聞く。
「…なぁ、ひよこまんじゅう。お前が進化するたびに、俺がプレゼントをあげてた事とか
まだ覚えてるか?」
私の機械の心臓が、とくん、と強く打たれる。
頭は痺れて、言葉が出てこない。
言いたい! 私は、私は…
「いや、まぁ、覚えていないならいいんだ。」
そして、私の口に最後のワンドラが入り、直後、まばゆい光が私を包み込んだ。
『ねーねー。つぎのしんかをしたら、こんどはなにをくれるのー?』
あれは、私がGH202からGH304へ進化した日の事。
202へ進化した時は、お祝いにウォーキング・パノンをもぎもぎさせてくれ、
304へ進化した時は、お祝いにコメツタラックをもぎもぎさせてくれた主人に
私は、450に進化した時に何がもらえるのか、聞いたのだ。
『えすぶきなのかな? えすぶきなのかな?』
あの時、武器の価値などまったく解らないで味で判断していた私にとって、
A武器の味はとてつもなく甘美なものだった。さぞ、S武器も美味しいに
違いない。だが、主人は苦笑いしながら
『ったく、S武器はさすがに無理だっつーの』
と言っていた。今考えれば、あのコメツタラックだって、主人が全財産を
かき集めた後、友人に頼み込んで値切るに値切って買ってきてくれた物なのだ。
そんな事も知らず、『ぶぅー』とした顔をした私に、主人はこう言った。
『次に進化したら、いよいよお前もオトナなんだぞ。まぁ、S武器以外
だったら、何でもお祝いにくれてやるよ』
『わーい。しゅじんだいすきっ』
『ああ、俺もだよ。で、オトナな扱いがして欲しいお前は、何が欲しいんだよ?』
私が当時思っていたオトナの認識は、今思えば、赤面ものの間違いだった。
『だったら、しゅじんのりっぱなものでオトナにしてー』
『ぶっ………お、お前、そんな台詞を何処で………』
『しゅじんのベットのしたにあった、ちいさいにゅーまんさんがはだかで
おとこのひとといっしょに"たいそう"しているほんに、かいてたー』
当時の私には、あれが"体操"しているように見えたらしい。
そのお願いの言葉は、好きな人に言うものだと当時の私は認識していた。
今思えば、あの本は、結構犯罪のニオイがする……。
『……だ、駄目だ。それ以外にしなさい』
『やーだもん。わたし、きめたんだもーん』
『駄 目 だ っ つ ー の ! ! 倫理的におkじゃなくなるだろ!!』
『えー。うそついたら、はりまんぼんで10000だめーじって、しゅじん
いってたよね? だったら、いま"ろくおん"したかいわを、しゅじんの
おともだちにきいてもらって、はりまんぼんを…』
『だぁぁぁぁぁ!! やめろ、やめて、やめてください……。そんな事をしたら
俺の心がはりまんぼんでハートブレイクのオーバーキルだっつーの』
『だったら、やくそく、だよ?』
『ったく。わかった、わかった。進化した時に、もう一度聞くから、進化後
10秒以内にお前が約束を思い出さなかったら、その約束は無効だからな』
『いいよー、だ。わたし、ちゃんとおぼえてるもんっ』
録音されたテープは、あれ以来、一度も再生される事はなかったが、
今でも、大事に私の中にしまってあるのだ。
あれは、私がGH202からGH304へ進化した日の事。
202へ進化した時は、お祝いにウォーキング・パノンをもぎもぎさせてくれ、
304へ進化した時は、お祝いにコメツタラックをもぎもぎさせてくれた主人に
私は、450に進化した時に何がもらえるのか、聞いたのだ。
『えすぶきなのかな? えすぶきなのかな?』
あの時、武器の価値などまったく解らないで味で判断していた私にとって、
A武器の味はとてつもなく甘美なものだった。さぞ、S武器も美味しいに
違いない。だが、主人は苦笑いしながら
『ったく、S武器はさすがに無理だっつーの』
と言っていた。今考えれば、あのコメツタラックだって、主人が全財産を
かき集めた後、友人に頼み込んで値切るに値切って買ってきてくれた物なのだ。
そんな事も知らず、『ぶぅー』とした顔をした私に、主人はこう言った。
『次に進化したら、いよいよお前もオトナなんだぞ。まぁ、S武器以外
だったら、何でもお祝いにくれてやるよ』
『わーい。しゅじんだいすきっ』
『ああ、俺もだよ。で、オトナな扱いがして欲しいお前は、何が欲しいんだよ?』
私が当時思っていたオトナの認識は、今思えば、赤面ものの間違いだった。
『だったら、しゅじんのりっぱなものでオトナにしてー』
『ぶっ………お、お前、そんな台詞を何処で………』
『しゅじんのベットのしたにあった、ちいさいにゅーまんさんがはだかで
おとこのひとといっしょに"たいそう"しているほんに、かいてたー』
当時の私には、あれが"体操"しているように見えたらしい。
そのお願いの言葉は、好きな人に言うものだと当時の私は認識していた。
今思えば、あの本は、結構犯罪のニオイがする……。
『……だ、駄目だ。それ以外にしなさい』
『やーだもん。わたし、きめたんだもーん』
『駄 目 だ っ つ ー の ! ! 倫理的におkじゃなくなるだろ!!』
『えー。うそついたら、はりまんぼんで10000だめーじって、しゅじん
いってたよね? だったら、いま"ろくおん"したかいわを、しゅじんの
おともだちにきいてもらって、はりまんぼんを…』
『だぁぁぁぁぁ!! やめろ、やめて、やめてください……。そんな事をしたら
俺の心がはりまんぼんでハートブレイクのオーバーキルだっつーの』
『だったら、やくそく、だよ?』
『ったく。わかった、わかった。進化した時に、もう一度聞くから、進化後
10秒以内にお前が約束を思い出さなかったら、その約束は無効だからな』
『いいよー、だ。わたし、ちゃんとおぼえてるもんっ』
録音されたテープは、あれ以来、一度も再生される事はなかったが、
今でも、大事に私の中にしまってあるのだ。
収束した光の真ん中に立っているのは、漆黒の衣装を身に纏っい、黒く艶やかな
ショートカットに天使の輪を映した少女だった。目を閉じ、凛とした表情を
見ていると、まるで天使のように見えてくる。
その天使が目を開き、俺に飛びついてきた。
「忘れるはず無いわよ! あの日の約束だって、ちゃんと覚えているんだからっ」
とっくに忘れ去られたと思っていた、あの日のちょっと恥ずかしい約束を
今でも彼女は覚えてくれていた事が嬉しくて、優しく、強く、抱きしめる。
「好きだ」
それしか言えなかった。
「ずっとほったらかしにして酷い主人だったろうな。けど、お前がどう思おうが、
俺はお前が好きだ」
聞いてて恥ずかしすぎる台詞。だけど、これが今の俺の本心だ。
すると、その柔らかく小さな手を広げ、俺の頬をぺちっと挟み、彼女は言うのだ。
「………まったく、女の子に二度も恥をかかせないでよ。10秒以内に言ったんだから、
あの日の約束のもの、私にちょうだい……」
俺は、愛おしい彼女のほのかに赤い唇に自らを重ねながら、その小さな体躯を抱えた
ままに、背後のベッドへと、ゆっくりと倒れていくのだった。
(倫理的におkではないので、自主規制)
私がオトナに進化した日の翌日の昼まで、私と主人は同じベットで泥のように眠って
しまっていた。それこそ、そのまま、一緒に溶けて混ざってしまいそうな泥のように。
私が目を覚ましても、主人はまだすやすやと寝息を立てている。
まるで夢のようなシアワセな時間だったなぁ、とか思いつつ、オトナだコドモだとか
言っている割には可愛い寝顔をしていた主人にでこちゅーをして私はベットを這い出る。
と、そこへ、来客を告げる控えめなノックが聞こえてきた。
「は、はい。今出ますので、少々お待ちをー」
と、言いながら、脱いだことはあるが着たことのない慣れない漆黒のドレスを
手繰り寄せながら、返事をすると
「ああ、起こしてしまってすいませんね。身支度はごゆっくり」
と、情報屋の声が扉越しに聞こえてきた。
ショートカットに天使の輪を映した少女だった。目を閉じ、凛とした表情を
見ていると、まるで天使のように見えてくる。
その天使が目を開き、俺に飛びついてきた。
「忘れるはず無いわよ! あの日の約束だって、ちゃんと覚えているんだからっ」
とっくに忘れ去られたと思っていた、あの日のちょっと恥ずかしい約束を
今でも彼女は覚えてくれていた事が嬉しくて、優しく、強く、抱きしめる。
「好きだ」
それしか言えなかった。
「ずっとほったらかしにして酷い主人だったろうな。けど、お前がどう思おうが、
俺はお前が好きだ」
聞いてて恥ずかしすぎる台詞。だけど、これが今の俺の本心だ。
すると、その柔らかく小さな手を広げ、俺の頬をぺちっと挟み、彼女は言うのだ。
「………まったく、女の子に二度も恥をかかせないでよ。10秒以内に言ったんだから、
あの日の約束のもの、私にちょうだい……」
俺は、愛おしい彼女のほのかに赤い唇に自らを重ねながら、その小さな体躯を抱えた
ままに、背後のベッドへと、ゆっくりと倒れていくのだった。
(倫理的におkではないので、自主規制)
私がオトナに進化した日の翌日の昼まで、私と主人は同じベットで泥のように眠って
しまっていた。それこそ、そのまま、一緒に溶けて混ざってしまいそうな泥のように。
私が目を覚ましても、主人はまだすやすやと寝息を立てている。
まるで夢のようなシアワセな時間だったなぁ、とか思いつつ、オトナだコドモだとか
言っている割には可愛い寝顔をしていた主人にでこちゅーをして私はベットを這い出る。
と、そこへ、来客を告げる控えめなノックが聞こえてきた。
「は、はい。今出ますので、少々お待ちをー」
と、言いながら、脱いだことはあるが着たことのない慣れない漆黒のドレスを
手繰り寄せながら、返事をすると
「ああ、起こしてしまってすいませんね。身支度はごゆっくり」
と、情報屋の声が扉越しに聞こえてきた。
初めての着替えをなんとか成功させ、扉の前に立ちロックを解除すると、
「さくや は おたのしみ でした ね」
開口一番そういうものだから、咄嗟にフォイエをお見舞いしてやった。
が、情報屋は意にも介さず正面から直撃を受け……無傷で立っている。
「ハジメテにしては、なかなかの威力。ですが、私のソリマインドを装着した
ストームライン炎50%を突破するには、まだまだ修行が必要ですね」
「……次は丸焦げにしてやる。で、用件は何? 主人なら、まだ寝ているんだけど」
と、自分の肩越しに親指でベッドルームの方向を指す。だが、情報屋は首を振り、
「いえいえ。今日は貴方に話があって来たのですよ」
と言いながら、パルムのカフェの無料食事チケットを一枚、私に手渡した。
「ん? 話なら、今、ここで聞くけど?」
情報屋と私が今ここにいるのだから、わざわざ、パルムまで行く必要は無い。
「私は昼食がまだでしたから、お話ついでに食事でもと。なに、お得意様を
とって喰いやしませんよ」
そういいつつ、目は笑っていない。この情報屋が真剣な話をする時は、必ず
食事をしながら、がスタイルなのだ。
「わかったわよ。主人にちょっと書置きしてくるから、扉の外で待ってて」
そう言って部屋に戻った私はビジフォンに"すぐもどってくるからねっ"と書置きを残す。
そして、ふとベットを振り返り、主人の可愛らしい寝顔を見て、本日二度目の
でこちゅーをしてから、部屋を後にするのだった。
「さくや は おたのしみ でした ね」
開口一番そういうものだから、咄嗟にフォイエをお見舞いしてやった。
が、情報屋は意にも介さず正面から直撃を受け……無傷で立っている。
「ハジメテにしては、なかなかの威力。ですが、私のソリマインドを装着した
ストームライン炎50%を突破するには、まだまだ修行が必要ですね」
「……次は丸焦げにしてやる。で、用件は何? 主人なら、まだ寝ているんだけど」
と、自分の肩越しに親指でベッドルームの方向を指す。だが、情報屋は首を振り、
「いえいえ。今日は貴方に話があって来たのですよ」
と言いながら、パルムのカフェの無料食事チケットを一枚、私に手渡した。
「ん? 話なら、今、ここで聞くけど?」
情報屋と私が今ここにいるのだから、わざわざ、パルムまで行く必要は無い。
「私は昼食がまだでしたから、お話ついでに食事でもと。なに、お得意様を
とって喰いやしませんよ」
そういいつつ、目は笑っていない。この情報屋が真剣な話をする時は、必ず
食事をしながら、がスタイルなのだ。
「わかったわよ。主人にちょっと書置きしてくるから、扉の外で待ってて」
そう言って部屋に戻った私はビジフォンに"すぐもどってくるからねっ"と書置きを残す。
そして、ふとベットを振り返り、主人の可愛らしい寝顔を見て、本日二度目の
でこちゅーをしてから、部屋を後にするのだった。
「お待たせしました。コルトバフォアの包み上げローゼム風仕立てと、グラス
アッサシンの香草焼ウェルダムと、双頭龍肉カレーと、特濃コルトバミルクで
御座います。では、ごゆっくり」
パルムの青い空のもと、私と情報屋はオープンカフェの端に陣取り、運ばれてきた
料理に手を付け始めた。
「で、話ってなにさ?」
ちぅちぅとストローでミルクを飲みながら情報屋の方を見ると、物凄い勢いで料理が
口へと消えていく様相が見れた。いつみても、豪快な食べっぷりである。
「ええ……。彼が戻ってきたからには、この"いるみなす"の事についてキチンと説明
しなければならないと思いまして、ね」
「んーと、なんだか、ガーディアンズだか政府だかがやっているキャンペーンみたい
なもので、それのおかげで主人が戻ってこれた、って言ってたやつでしたっけ?」
「そうなんですけど、これを見てもらえますか?」
そう言いながら、情報屋はWebの情報が記載されている一枚の電子ペーパーを私に見せる。
アッサシンの香草焼ウェルダムと、双頭龍肉カレーと、特濃コルトバミルクで
御座います。では、ごゆっくり」
パルムの青い空のもと、私と情報屋はオープンカフェの端に陣取り、運ばれてきた
料理に手を付け始めた。
「で、話ってなにさ?」
ちぅちぅとストローでミルクを飲みながら情報屋の方を見ると、物凄い勢いで料理が
口へと消えていく様相が見れた。いつみても、豪快な食べっぷりである。
「ええ……。彼が戻ってきたからには、この"いるみなす"の事についてキチンと説明
しなければならないと思いまして、ね」
「んーと、なんだか、ガーディアンズだか政府だかがやっているキャンペーンみたい
なもので、それのおかげで主人が戻ってこれた、って言ってたやつでしたっけ?」
「そうなんですけど、これを見てもらえますか?」
そう言いながら、情報屋はWebの情報が記載されている一枚の電子ペーパーを私に見せる。
「お待たせしました。コルトバフォアの包み上げローゼム風仕立てと、グラス
アッサシンの香草焼ウェルダムと、双頭龍肉カレーと、特濃コルトバミルクで
御座います。では、ごゆっくり」
パルムの青い空のもと、私と情報屋はオープンカフェの端に陣取り、運ばれてきた
料理に手を付け始めた。
「で、話ってなにさ?」
ちぅちぅとストローでミルクを飲みながら情報屋の方を見ると、物凄い勢いで料理が
口へと消えていく様相が見れた。いつみても、豪快な食べっぷりである。
「ええ……。彼が戻ってきたからには、この"いるみなす"の事についてキチンと説明
しなければならないと思いまして、ね」
「んーと、なんだか、ガーディアンズだか政府だかがやっているキャンペーンみたい
なもので、それのおかげで主人が戻ってこれた、って言ってたやつでしたっけ?」
「そうなんですけど、これを見てもらえますか?」
そう言いながら、情報屋はWebの情報が記載されている一枚の電子ペーパーを私に見せる。
アッサシンの香草焼ウェルダムと、双頭龍肉カレーと、特濃コルトバミルクで
御座います。では、ごゆっくり」
パルムの青い空のもと、私と情報屋はオープンカフェの端に陣取り、運ばれてきた
料理に手を付け始めた。
「で、話ってなにさ?」
ちぅちぅとストローでミルクを飲みながら情報屋の方を見ると、物凄い勢いで料理が
口へと消えていく様相が見れた。いつみても、豪快な食べっぷりである。
「ええ……。彼が戻ってきたからには、この"いるみなす"の事についてキチンと説明
しなければならないと思いまして、ね」
「んーと、なんだか、ガーディアンズだか政府だかがやっているキャンペーンみたい
なもので、それのおかげで主人が戻ってこれた、って言ってたやつでしたっけ?」
「そうなんですけど、これを見てもらえますか?」
そう言いながら、情報屋はWebの情報が記載されている一枚の電子ペーパーを私に見せる。
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なお、仮想空間内試験(以下、イルミナストライアル)に参加した際に発生する
ガーディアンズの疑似体験データは、現実のグラールに存在するキャラクターに影響する
ことはありません。
---------------------------------------------------------------------------------
なに、これ?
---------------------------------------------------------------------------------
また、イルミナストライアル期間終了後、イルミナストライアル内での出来事に関する記憶
は削除され、「現実のグラール世界」での記憶やステータスへの継続する事はできません。
---------------------------------------------------------------------------------
これって、どういう?
---------------------------------------------------------------------------------
2007年4月5日(木)の定期メンテナンス時に、現在の「現実のグラール世界」での
ガーディアンズのキャラクターデータを、イルミナストライアル専用データとしてコピー
します。現実のグラールでの貴方をトレースしたキャラクターデータで、イルミナス
トライアルに参加することが可能です。
---------------------------------------------------------------------------------
わたしは、いったい?
「……打ち明けるのは酷でしたよ。けれど、貴方が現実を知らない方がもっと酷い仕打ち
になると思って、昨夜一晩悩んだ末に話しことにしました」
急に世界から、彩りが消え、口の中のミルクの味もしなくなった。
「こ、これ、どういう……?」
解っている。
今、私がいる世界は、あの隠れ家に居るときに取られたバックアップデータ内の世界で、
主人の人格が置かれている仮想世界の出来事なんだって事を。
そして、この世界で起こったことは、現実世界に存在する当人達の記憶として残らない
という事も。
「ここに存在している貴方の主人は、果たして本当に4月4日にガーディアンズに来て
データを取り、その後ガーディアンズとして復帰するのか、それとも、ガーディアンズ
内に残されていた彼のデータを、ただの、この世界に反映させただけの存在なのか、
それに関しては情報収集が出来ませんでした。許してください」
その言葉を最後に、私の、もう戻ってこないシアワセなジカンは、床に叩きつけられた
ガラスのように砕けて、散った。
もう、もとには、モドラナイ。
シアワセな 夢の ジカン
Fin.....?
になると思って、昨夜一晩悩んだ末に話しことにしました」
急に世界から、彩りが消え、口の中のミルクの味もしなくなった。
「こ、これ、どういう……?」
解っている。
今、私がいる世界は、あの隠れ家に居るときに取られたバックアップデータ内の世界で、
主人の人格が置かれている仮想世界の出来事なんだって事を。
そして、この世界で起こったことは、現実世界に存在する当人達の記憶として残らない
という事も。
「ここに存在している貴方の主人は、果たして本当に4月4日にガーディアンズに来て
データを取り、その後ガーディアンズとして復帰するのか、それとも、ガーディアンズ
内に残されていた彼のデータを、ただの、この世界に反映させただけの存在なのか、
それに関しては情報収集が出来ませんでした。許してください」
その言葉を最後に、私の、もう戻ってこないシアワセなジカンは、床に叩きつけられた
ガラスのように砕けて、散った。
もう、もとには、モドラナイ。
シアワセな 夢の ジカン
Fin.....?
全国の一億と二千年前からパシリを愛してる皆さん、こんばんわ。
1月の課金切れと共にPSUからは遠ざかってましたが、つい先日
イルミナステストを知り、無印を課金せずにイルミナスってます。
知らないうちに、パシリスレも10体目。おめでとさーん。
だいぶ遅くなりましたが、小ビス子&狂犬の話の完結編も最後まで
読めてよかたです。触発されて、私の状態を駄文として書きましたが、
どうやらハッピーエンドにはならないようで。
oO(課金すれば、この結末も変わりそうな予感)
イルミナスは思った以上に、そにちが頑張り、今更感のあるシステムを
導入してくれてましたなぁ。最初からこれならよかたのに(ω・`
何はともあれ、パシリスレに栄光アレー!
1月の課金切れと共にPSUからは遠ざかってましたが、つい先日
イルミナステストを知り、無印を課金せずにイルミナスってます。
知らないうちに、パシリスレも10体目。おめでとさーん。
だいぶ遅くなりましたが、小ビス子&狂犬の話の完結編も最後まで
読めてよかたです。触発されて、私の状態を駄文として書きましたが、
どうやらハッピーエンドにはならないようで。
oO(課金すれば、この結末も変わりそうな予感)
イルミナスは思った以上に、そにちが頑張り、今更感のあるシステムを
導入してくれてましたなぁ。最初からこれならよかたのに(ω・`
何はともあれ、パシリスレに栄光アレー!
横槍というか余計ないちゃもんだとは思うが
テスト期間の内容は現実に反映されないって事は
たとえ後に課金登録しても
既に別たれたパラレルワールドには辿り着かないような
それはそれ、と割り切っていくのはいいけど
やっぱり>231の絶望はただただ切ない
テスト期間の内容は現実に反映されないって事は
たとえ後に課金登録しても
既に別たれたパラレルワールドには辿り着かないような
それはそれ、と割り切っていくのはいいけど
やっぱり>231の絶望はただただ切ない
(´;ω;`)ブワッ
せつない…ものすごくせつない、こんなSSのあとに投下しにくい(つ´∀`)…
けど投下しちゃう!
クバラシティのとある廃屋、暗闇の中に白く光る目
青キャス子「来たか…」
フードつきのマントにすっぽりと身をつつんだ男が入ってきた
青キャス子「あとをつけられてないダロウナ?」
『あぁ大丈夫だ、ぬかりはない それより例のブツは?』
青キャス子「まぁそうあせるな、金の確認からだ」
『心配するな、ちゃんと10万用意してある』
青キャス子「たしかに…ではコレが頼まれていたものだ 中を確認してくれ」
そう言ってディスクを手渡す 男はディスクを端末に入れ再生する
{ザザッ、私…ずっと前から『』の事が好きだったの!(cv:川澄綾子)}
{私、その…ハジメテだから…優しくシテネ…(cv:川澄綾子)}
『キターー!こいつぁ効くぜ…FOOOOOOO!!』
青キャス子「クク…どうだね?ルウボイスの味は、このボイスを手に入れるのは」
「中々大変だったのだよ 録音しただけだが10万の価値はあるとオモウゼ?」
『GJ!超GJ!w』
ガシィッ!と握手を交わす二人 幾度となく440に宝物を壊された『』、
気が遠くなる程の借金を背負った青キャス子、二人にとってこれほどうまい話はなかった
440「わー、仲がいいんですねぇ」 「!?」『440、何故ここに!?』
441「マスター、営利目的でルウボイスを使うことは規約違反ですが?」 「441!?」
(ちょ、アレほど尾行されるなと言ったじゃないか!)
(『知るかよ!そういうアンタも人のこと言えねぇよ!』)
ガチャリ 二人の背中に散弾銃をつきつける
440「その手に持ってる物を見せてくださいな♪」
441「マスター、おとなしくレコーダーをお渡しください」
(『くっ…喋ってほしい言葉を青キャス子氏に頼んで吹き込んでもらった』)
(『世界でたったひとつの秘蔵のルウボイスセレクション…!これだけは絶対死守せねば!』)
(オ、オノレ…これからダビングして大量生産し大儲けの予定が…)
二人の考える事はたったひとつ、逃げねば!!
ボフンッ!男がとっさに煙幕を放つ 『今だ!逃げるぞぉぉ!』「ナイスだ!」
440「逃がしませんよぉー!」441「無駄な抵抗はおやめください!」
ドゴォッ!青キャス子がズッバを撃ち壁を吹き飛ばす「ここから外に出れるぞ!」『GJ!w』
散弾銃が乱射される中、何とか廃屋から脱出した 逃げきれる!二人は勝利を確信した
けど投下しちゃう!
クバラシティのとある廃屋、暗闇の中に白く光る目
青キャス子「来たか…」
フードつきのマントにすっぽりと身をつつんだ男が入ってきた
青キャス子「あとをつけられてないダロウナ?」
『あぁ大丈夫だ、ぬかりはない それより例のブツは?』
青キャス子「まぁそうあせるな、金の確認からだ」
『心配するな、ちゃんと10万用意してある』
青キャス子「たしかに…ではコレが頼まれていたものだ 中を確認してくれ」
そう言ってディスクを手渡す 男はディスクを端末に入れ再生する
{ザザッ、私…ずっと前から『』の事が好きだったの!(cv:川澄綾子)}
{私、その…ハジメテだから…優しくシテネ…(cv:川澄綾子)}
『キターー!こいつぁ効くぜ…FOOOOOOO!!』
青キャス子「クク…どうだね?ルウボイスの味は、このボイスを手に入れるのは」
「中々大変だったのだよ 録音しただけだが10万の価値はあるとオモウゼ?」
『GJ!超GJ!w』
ガシィッ!と握手を交わす二人 幾度となく440に宝物を壊された『』、
気が遠くなる程の借金を背負った青キャス子、二人にとってこれほどうまい話はなかった
440「わー、仲がいいんですねぇ」 「!?」『440、何故ここに!?』
441「マスター、営利目的でルウボイスを使うことは規約違反ですが?」 「441!?」
(ちょ、アレほど尾行されるなと言ったじゃないか!)
(『知るかよ!そういうアンタも人のこと言えねぇよ!』)
ガチャリ 二人の背中に散弾銃をつきつける
440「その手に持ってる物を見せてくださいな♪」
441「マスター、おとなしくレコーダーをお渡しください」
(『くっ…喋ってほしい言葉を青キャス子氏に頼んで吹き込んでもらった』)
(『世界でたったひとつの秘蔵のルウボイスセレクション…!これだけは絶対死守せねば!』)
(オ、オノレ…これからダビングして大量生産し大儲けの予定が…)
二人の考える事はたったひとつ、逃げねば!!
ボフンッ!男がとっさに煙幕を放つ 『今だ!逃げるぞぉぉ!』「ナイスだ!」
440「逃がしませんよぉー!」441「無駄な抵抗はおやめください!」
ドゴォッ!青キャス子がズッバを撃ち壁を吹き飛ばす「ここから外に出れるぞ!」『GJ!w』
散弾銃が乱射される中、何とか廃屋から脱出した 逃げきれる!二人は勝利を確信した
…が どうした事だろうか たしかに我々は440達とは反対方向に逃げたハズである
ハッと気がついた時は440達の目の前に立っていたのだ
バァアアアアン! 440のシッガボマから高出力のフォトンが撃ち出される
青キャス子「ぐあぁああああ」『ぐふぉぉおおお』
天高く吹き飛ばされる二人 よく見ると二人のまわりにハートが浮いている
青キャス子「これは…シマッタ、バラタチャムンガ!どうやら441ゾーンにハマったらしい」
「どこに逃げようが441に吸い寄せられてしまうんだ!」
『な、なんだってぇえええ!』
と言いながらも441に引き寄せられ 440のシッガボマを至近距離からくらう
青キャス子「ギャアアアア」『ギェエエエエ』またも天高くふっとぶ二人
441「もう逃げ場はありませんよ?」
(『グォォ…このままでは体がもたねぇ、だがここであきらめてたまるかよ!』)
(だがしかし…このままではヤラレルのも時間の問題だ、ドウスレバ)
(『オレに考えがある440のシッガボマ、あれだけの高出力で撃ち続ければ』)
(『あと数発で弾切れになるハズだ!そのスキを狙えば』)
(ナルホド、頭いいな!持久戦か)
『燃え尽きるぜぇえええ!バーニーーーーング!!』
青キャス子「ドントギブアップ!グゥレイトォオオ!!」
ゆらりと立ちあがり もの凄い気迫で440達に突進する
440「私の波動弾は百八式までありますよ?」 「!?」『!?』
「三式波動弾!」 ドゴォオオオオオン!! 「ぬぁあああ」『ぬぉおおお』
ゆっくりと弧を描きながら吹っ飛ばされる二人 グシャリと地面に叩きつけられる
青キャス子「チョットマテ!話しが違うぞ、百八何て耐えられる訳ないだろう!」
『シランよ!こっちが聞きてぇよ!』
口論を始めた二人、しかし魅了効果で足は勝手に動き口論しながらも441に引き寄せられる
青キャス子「あっΣ(゜д゜|||)」 『あっΣ(゜д゜|||)』
ニタリ…と微笑む2体のPM シッガボマから四式波動弾が撃ち出された
青キャス子「アッーー!」『アッーー!』
明日からは地道にコツコツと働こう…空に舞いながら青キャス子は心に誓った
終わり
ハッと気がついた時は440達の目の前に立っていたのだ
バァアアアアン! 440のシッガボマから高出力のフォトンが撃ち出される
青キャス子「ぐあぁああああ」『ぐふぉぉおおお』
天高く吹き飛ばされる二人 よく見ると二人のまわりにハートが浮いている
青キャス子「これは…シマッタ、バラタチャムンガ!どうやら441ゾーンにハマったらしい」
「どこに逃げようが441に吸い寄せられてしまうんだ!」
『な、なんだってぇえええ!』
と言いながらも441に引き寄せられ 440のシッガボマを至近距離からくらう
青キャス子「ギャアアアア」『ギェエエエエ』またも天高くふっとぶ二人
441「もう逃げ場はありませんよ?」
(『グォォ…このままでは体がもたねぇ、だがここであきらめてたまるかよ!』)
(だがしかし…このままではヤラレルのも時間の問題だ、ドウスレバ)
(『オレに考えがある440のシッガボマ、あれだけの高出力で撃ち続ければ』)
(『あと数発で弾切れになるハズだ!そのスキを狙えば』)
(ナルホド、頭いいな!持久戦か)
『燃え尽きるぜぇえええ!バーニーーーーング!!』
青キャス子「ドントギブアップ!グゥレイトォオオ!!」
ゆらりと立ちあがり もの凄い気迫で440達に突進する
440「私の波動弾は百八式までありますよ?」 「!?」『!?』
「三式波動弾!」 ドゴォオオオオオン!! 「ぬぁあああ」『ぬぉおおお』
ゆっくりと弧を描きながら吹っ飛ばされる二人 グシャリと地面に叩きつけられる
青キャス子「チョットマテ!話しが違うぞ、百八何て耐えられる訳ないだろう!」
『シランよ!こっちが聞きてぇよ!』
口論を始めた二人、しかし魅了効果で足は勝手に動き口論しながらも441に引き寄せられる
青キャス子「あっΣ(゜д゜|||)」 『あっΣ(゜д゜|||)』
ニタリ…と微笑む2体のPM シッガボマから四式波動弾が撃ち出された
青キャス子「アッーー!」『アッーー!』
明日からは地道にコツコツと働こう…空に舞いながら青キャス子は心に誓った
終わり
『』氏のキャラを借りました 借金、ルウボイス、『』氏と揃ったからには
これはやらねばと思った訳でして…441の魅了攻撃が手塚ゾーンに見えてしまいそこから妄想が広がり
半ば強引な展開になってしまいました、ムズカシイですね…
>>21420年後ですか…青キャス子は借金地獄のままな気がしますw
これはやらねばと思った訳でして…441の魅了攻撃が手塚ゾーンに見えてしまいそこから妄想が広がり
半ば強引な展開になってしまいました、ムズカシイですね…
>>21420年後ですか…青キャス子は借金地獄のままな気がしますw
>>212
部屋一杯のダンボール…縦に積めないのが押しいな。
にしても子供っぽい元気さ的な可愛さでは相変わらずトップクラスだな、420w
>>232
司令部!実は夢で起きたら主人が復帰していたという大逆転夢オチを要請する!
な、泣いてなんて居ないんだからっ!(;ω;)
>>237
こんなことばっかりじゃ修理代ばかり嵩みそうだw
キャストの二十年後とか逆に想像がつかんなぁ…
部屋一杯のダンボール…縦に積めないのが押しいな。
にしても子供っぽい元気さ的な可愛さでは相変わらずトップクラスだな、420w
>>232
司令部!実は夢で起きたら主人が復帰していたという大逆転夢オチを要請する!
な、泣いてなんて居ないんだからっ!(;ω;)
>>237
こんなことばっかりじゃ修理代ばかり嵩みそうだw
キャストの二十年後とか逆に想像がつかんなぁ…
飯店が休業日なある日。
「43X、お醤油を取ってくれますか?」
「……、……(まくまく」
―シュバッ!
「……ん(ズィ」
お昼ご飯の時間となり、新しい家族となった43Xも交えて団欒の飯店一家。
442に醤油を頼まれたが、両手がご飯と箸で塞がっていた43X。
まさに一瞬。背中の補助腕を一本機動。目に留まらぬ速さで醤油さしを掴む。
そのまま、顔も向けずご飯を食べるのも止めず、442の手前に差し出す43X。
442も驚くこともなく、「有難う」を補助腕を撫でると醤油さしを受け取った。
「43X、おかわりは?」
「……、……(コクリ」
「ふふ。はい、どうぞ」
「ありがと」
ヒュマ助にご飯をよそってもらい、二膳目を食べ始める43X。
見知らぬ人や、気に食わない相手には態度がコロっと変わる天邪鬼、43Xだが…
ヒュマ助には妙に懐いているご様子。マコが言っていた言葉通りの懐きっぷり。
それでも、恥ずかしかったりするとヒュマ助に対しても素っ気無く返すのだが。
「43X、ボクにもお醤油取って~?」
「……、……(プィ」
―シュバッ!…ベチッ!
「はぶっ!?」
「……、……(まくまく」
422も、442と同じく醤油さしをお願いする。しかし…
おもむろに、422の方向を見ることもなく補助腕で醤油さしを掴む43X。
442の時とは違い、無造作に422の方向へ速球。的確なコントロールで422に命中。
頭から醤油を被る422。顔は伏せて見えないが、肩は小刻みに震えている。
それを、まるで最初から知らない…という風貌で無視して食事続行する43X。
途端、机をバン!…と叩いて422が立ち上がった。
「43X、お醤油を取ってくれますか?」
「……、……(まくまく」
―シュバッ!
「……ん(ズィ」
お昼ご飯の時間となり、新しい家族となった43Xも交えて団欒の飯店一家。
442に醤油を頼まれたが、両手がご飯と箸で塞がっていた43X。
まさに一瞬。背中の補助腕を一本機動。目に留まらぬ速さで醤油さしを掴む。
そのまま、顔も向けずご飯を食べるのも止めず、442の手前に差し出す43X。
442も驚くこともなく、「有難う」を補助腕を撫でると醤油さしを受け取った。
「43X、おかわりは?」
「……、……(コクリ」
「ふふ。はい、どうぞ」
「ありがと」
ヒュマ助にご飯をよそってもらい、二膳目を食べ始める43X。
見知らぬ人や、気に食わない相手には態度がコロっと変わる天邪鬼、43Xだが…
ヒュマ助には妙に懐いているご様子。マコが言っていた言葉通りの懐きっぷり。
それでも、恥ずかしかったりするとヒュマ助に対しても素っ気無く返すのだが。
「43X、ボクにもお醤油取って~?」
「……、……(プィ」
―シュバッ!…ベチッ!
「はぶっ!?」
「……、……(まくまく」
422も、442と同じく醤油さしをお願いする。しかし…
おもむろに、422の方向を見ることもなく補助腕で醤油さしを掴む43X。
442の時とは違い、無造作に422の方向へ速球。的確なコントロールで422に命中。
頭から醤油を被る422。顔は伏せて見えないが、肩は小刻みに震えている。
それを、まるで最初から知らない…という風貌で無視して食事続行する43X。
途端、机をバン!…と叩いて422が立ち上がった。
「ちょっと!!なんでボクの時だけこうなの!?嫌がらせ!?」
「………、……(まくまく」
騒ぎ立てる422。それを気にする事無く食事続行な43X。
いや、よく見れば上の補助腕で耳を塞いでいる。
遠まわしな「やかましい」という意思表示なのだろうか…?
「くぉらぁ!!人が怒っているのにご飯食べるなぁ!!」
43Xのおかずをサッ…と取り上げる422。
食事を邪魔されたのが余程嫌だったのか、ジロリと初めて422の方を向く43X。
まだ、両手にはご飯のお茶碗を箸を持ったまま、なのだが。
「今日という今日はボクもカチンと来たよ…」
「……、……(じぃー…」
「おかずをみるなぁ!」
取り上げられたおかずを見つめる43X。422はその視線の先のお皿を遠ざける。
その行動がさらにご不満なのか、プクーっとほっぺを膨らませる43X。
「ともかく!どーして43Xはボクにそういう事するのさ…」
「………?」
「なんで442やヒュマ助とボクへの対応が違うのって事!」
それを聞いて、「あぁ…」といった表情でポムっと補助腕をうつ43X。
じー…と、422を見つめる43X。
「………、……(まくまく」
騒ぎ立てる422。それを気にする事無く食事続行な43X。
いや、よく見れば上の補助腕で耳を塞いでいる。
遠まわしな「やかましい」という意思表示なのだろうか…?
「くぉらぁ!!人が怒っているのにご飯食べるなぁ!!」
43Xのおかずをサッ…と取り上げる422。
食事を邪魔されたのが余程嫌だったのか、ジロリと初めて422の方を向く43X。
まだ、両手にはご飯のお茶碗を箸を持ったまま、なのだが。
「今日という今日はボクもカチンと来たよ…」
「……、……(じぃー…」
「おかずをみるなぁ!」
取り上げられたおかずを見つめる43X。422はその視線の先のお皿を遠ざける。
その行動がさらにご不満なのか、プクーっとほっぺを膨らませる43X。
「ともかく!どーして43Xはボクにそういう事するのさ…」
「………?」
「なんで442やヒュマ助とボクへの対応が違うのって事!」
それを聞いて、「あぁ…」といった表情でポムっと補助腕をうつ43X。
じー…と、422を見つめる43X。
「な、何…?」
急にじー…と見つめられ、戸惑う422。
「宴会の日…43Xの事殴ろうとした。でも、…弱かった(ボソ」
「な、なんだとぉーーーー!!」
「うるさい…バカ」
「バカっていったー!!バカっていう方がバカだー!!」
ギャーギャーと口喧嘩が始まる二人。
主に422が騒ぎ43Xがシカト。その態度に422が…の永久コンボなのだが…。
442はと言えば、こめかみをピクピクとしながら箸を机に置くところだ。
これは…ヤバイ。何がヤバイとかじゃなく…ヤバイ。
察知し、ヒュマ助がその場を逃げようとしたその時…
「いい加減にしなさぁぁぁぁぁぁぁいっ!!!!」
ついに、飯店一家のお袋さん事、442のかみなりが落ちた。
―結局。
422と43Xはがっつりとお説教を受けた。
422はと言えば文句を言おうとしてはこっ酷いお叱りを受け…
43Xは終始、「なんで私が?」…といった表情でしぶしぶ正座していた。
「43X、お醤油を取ってくれますか?」
「……、……(まくまく」
―シュバッ!
「……ん(ズィ」
それから、やっとお昼ご飯を再開した一家。422も43Xも、何処か憔悴している。
442はと言えば、お説教で普段のストレスを解放したのか、スッキリとした表情。
ヒュマ助は、苦笑しながら3人へお代わりをよそってあげていた。
急にじー…と見つめられ、戸惑う422。
「宴会の日…43Xの事殴ろうとした。でも、…弱かった(ボソ」
「な、なんだとぉーーーー!!」
「うるさい…バカ」
「バカっていったー!!バカっていう方がバカだー!!」
ギャーギャーと口喧嘩が始まる二人。
主に422が騒ぎ43Xがシカト。その態度に422が…の永久コンボなのだが…。
442はと言えば、こめかみをピクピクとしながら箸を机に置くところだ。
これは…ヤバイ。何がヤバイとかじゃなく…ヤバイ。
察知し、ヒュマ助がその場を逃げようとしたその時…
「いい加減にしなさぁぁぁぁぁぁぁいっ!!!!」
ついに、飯店一家のお袋さん事、442のかみなりが落ちた。
―結局。
422と43Xはがっつりとお説教を受けた。
422はと言えば文句を言おうとしてはこっ酷いお叱りを受け…
43Xは終始、「なんで私が?」…といった表情でしぶしぶ正座していた。
「43X、お醤油を取ってくれますか?」
「……、……(まくまく」
―シュバッ!
「……ん(ズィ」
それから、やっとお昼ご飯を再開した一家。422も43Xも、何処か憔悴している。
442はと言えば、お説教で普段のストレスを解放したのか、スッキリとした表情。
ヒュマ助は、苦笑しながら3人へお代わりをよそってあげていた。
「43X、ボクにもお醤油…」
「……、……(ため息」
しぶしぶ、という風に補助腕を伸ばすと、素直に422へ醤油さしを手渡す43X。
「えへへ…ありがと!」
「……、…(プイ」
はにかみながらお礼を言う422。そのお礼を聞いて、素っ気無く顔をそらす43X。
そらした側のヒュマ助は、照れて頬を染めている43Xの顔が丸見えだった。
「あ、卵焼き最後の一個…」
422が取ろうとしたお皿。ヒュマ助特製卵焼きが最後の一個である。
「いただきまー…」
ソレを取ろうと、422が箸を伸ばした途端…
―ガチッ………
横から伸びる箸。同時に卵焼きを掴んだその箸の先に見える、ライバル。43X。
「……………」←離しなさいよの表情
「……、……」←嫌だの表情
「『がるるるるるるる!!』」
「いい加減にしなさーーーーーーーーい!!」
二度目のかみなり投下。もはやウンザリとした表情の43X。
助けて…といわんばかりに、ヒュマ助の腕の中へとダイブする43X。
結局。ヒュマ助をも巻き込んでの大家族会議へと発展するのだった。
「……、……(ため息」
しぶしぶ、という風に補助腕を伸ばすと、素直に422へ醤油さしを手渡す43X。
「えへへ…ありがと!」
「……、…(プイ」
はにかみながらお礼を言う422。そのお礼を聞いて、素っ気無く顔をそらす43X。
そらした側のヒュマ助は、照れて頬を染めている43Xの顔が丸見えだった。
「あ、卵焼き最後の一個…」
422が取ろうとしたお皿。ヒュマ助特製卵焼きが最後の一個である。
「いただきまー…」
ソレを取ろうと、422が箸を伸ばした途端…
―ガチッ………
横から伸びる箸。同時に卵焼きを掴んだその箸の先に見える、ライバル。43X。
「……………」←離しなさいよの表情
「……、……」←嫌だの表情
「『がるるるるるるる!!』」
「いい加減にしなさーーーーーーーーい!!」
二度目のかみなり投下。もはやウンザリとした表情の43X。
助けて…といわんばかりに、ヒュマ助の腕の中へとダイブする43X。
結局。ヒュマ助をも巻き込んでの大家族会議へと発展するのだった。
はい、日常編投下です。あぁ…なんだかホノボノ書くの懐かしい気が…w
何だかんだで、ちゃんと家族なんです!422&43Xは犬猿の仲でしょうか?
何はともあれ、そのうち410系と450系まで出そうなこの作品…。
今後とも、生暖かい目で宜しくお願い致します。
>>213
沼虎の周りには、何でこんなにも愛するべき個性派が勢ぞろいなんだ…w
続編をwktk!今後とも楽しみで仕方がありませんw
>>232
イルミナストライアルでは、確かにバッドエンドしれません。けれど…
トライアルではない世界へ貴方は戻ることが出来るじゃないですか。
貴方の手で、エンディングを変えてあげてください…。
作者である貴方にしか出来ない、貴方だけの「手」で…。
>>237
なんでこう…川澄ボイスを悪用する事しか考えないんだ…この人w
そして、あの某テニス漫画といいこの迷探偵ロマンといい…
何処へ向かおうとしているんだ…?w続きもwktkしてます!
何だかんだで、ちゃんと家族なんです!422&43Xは犬猿の仲でしょうか?
何はともあれ、そのうち410系と450系まで出そうなこの作品…。
今後とも、生暖かい目で宜しくお願い致します。
>>213
沼虎の周りには、何でこんなにも愛するべき個性派が勢ぞろいなんだ…w
続編をwktk!今後とも楽しみで仕方がありませんw
>>232
イルミナストライアルでは、確かにバッドエンドしれません。けれど…
トライアルではない世界へ貴方は戻ることが出来るじゃないですか。
貴方の手で、エンディングを変えてあげてください…。
作者である貴方にしか出来ない、貴方だけの「手」で…。
>>237
なんでこう…川澄ボイスを悪用する事しか考えないんだ…この人w
そして、あの某テニス漫画といいこの迷探偵ロマンといい…
何処へ向かおうとしているんだ…?w続きもwktkしてます!
仕事場からですが、長い乱文を我慢して読んでくれた人達、愛してるヨー。
これでも、ハッピーエンドにするために色々と構想したのですが、
どうも私が書く話は、ラッコにしろ水族館にしろサンタ部隊にしろ
筆を進めるとこんなエンドになってしまう(ω・`
>>233氏
確かに。パラレルであるイルミナステストは破棄されるし、450も
この偽の幸せをずっと享受できない。だけど、もし、現実で主人が
課金していれば、正夢になるのかなと思って書いた課金コメントでした。
>>234氏
こんなもので涙は流すなー。
もっと良い作品に出会ったときのためにとっておきなさい。
>>238氏
現場に告ぐ! 要請があれば書き足せるように、Fin...."?"に
しておいたのだよ! 君のおかげで、ハッピーエンド執筆意欲が
みwなwぎwっwてwきwたwぜw
>>243氏
その言葉、この主人にしっかり効きましたよ。
私は、ろくなハッピーエンドを書いた事が無いので、出来るかどうか
は難しいですが、やるだけやってみます。
これでも、ハッピーエンドにするために色々と構想したのですが、
どうも私が書く話は、ラッコにしろ水族館にしろサンタ部隊にしろ
筆を進めるとこんなエンドになってしまう(ω・`
>>233氏
確かに。パラレルであるイルミナステストは破棄されるし、450も
この偽の幸せをずっと享受できない。だけど、もし、現実で主人が
課金していれば、正夢になるのかなと思って書いた課金コメントでした。
>>234氏
こんなもので涙は流すなー。
もっと良い作品に出会ったときのためにとっておきなさい。
>>238氏
現場に告ぐ! 要請があれば書き足せるように、Fin...."?"に
しておいたのだよ! 君のおかげで、ハッピーエンド執筆意欲が
みwなwぎwっwてwきwたwぜw
>>243氏
その言葉、この主人にしっかり効きましたよ。
私は、ろくなハッピーエンドを書いた事が無いので、出来るかどうか
は難しいですが、やるだけやってみます。
>>232
相変わらず読みがいのあるSSだ
シナリオの妙なリアル感に加えて倫理的におkな要素もありと何やら細かく組み込まれたネタも面白かったw
しかしこの話みたいにイルミナスで主人と再会したパシリも結構いるんだろなぁ
ってのとそれが終わったら・・・ってのを考えると感傷的にもなるなぁ・・・
せめてこの450には幸せになってほしいぜ・・・
>>237
録音の為に一人黙々とルウボイスでエロボイスを録音している青キャス子を想像したら面白かった・・・w
しかし流石440と441、同じタイプだけに連携が取れてるな・・・w
>>243
422と43Xのやり取りがなんか見てて楽しいなぁ・・・w
ちなみに子供っぽい422もツボだが無口系の43Xもかなりツボだったりするw
相変わらず読みがいのあるSSだ
シナリオの妙なリアル感に加えて倫理的におkな要素もありと何やら細かく組み込まれたネタも面白かったw
しかしこの話みたいにイルミナスで主人と再会したパシリも結構いるんだろなぁ
ってのとそれが終わったら・・・ってのを考えると感傷的にもなるなぁ・・・
せめてこの450には幸せになってほしいぜ・・・
>>237
録音の為に一人黙々とルウボイスでエロボイスを録音している青キャス子を想像したら面白かった・・・w
しかし流石440と441、同じタイプだけに連携が取れてるな・・・w
>>243
422と43Xのやり取りがなんか見てて楽しいなぁ・・・w
ちなみに子供っぽい422もツボだが無口系の43Xもかなりツボだったりするw
――ジャリッ・・・
静まり返った森、そこに響くのは乾いた土を踏む音。
その音は遠くもなく、近くもない、それでも眠りに落ちかけていた意識を戻すには十分だった。
ゆっくりと目を開けるも周囲はまだ暗い、あれからどれだけ時間が経ったのか解らないけどまだ僅かに痺れは残っている。
――ジャリッ・・・
再び音が聞こえ残っていた眠気が吹き飛ぶ、こんな静かな場所で音がするのは近くに『なにか』が居るという証明。
いくらここが聖地から程遠くないとはいえ聖地に向かってこんな辺鄙な場所を通る必要は無い。
仮に道に迷ったのだとしてもこんな時間に出歩く人が居るのだろうか?
――ジャリッ・・・また聞こえた、さっきよりも近い。
音が近付いてくるまではひょっとしたら野生の動物かもしれない、
これでオルアカなら捕まえて丸焼きに・・・なんて淡い期待も持ってはいた。
でも音が近付くほどに解る、靴底が地面と擦れる音、少なくとも相手は人らしい。
スッとライトの光が横切る、反射的に体が強張った。
そっと顔を出して様子を見る。
足元まであるロングコートに深くまで被ったフード、服装はおろか顔も全く見ることが出来ない。
でも何となく解る、あれはこの場に似つかわしくない人物だって事・・・。
相手が何者なのか解らないし身体だってまだ完全じゃない、こんな状態で下手に飛び出したってむざむざやられるだけだ。
ただこのまま隠れ続けてもやり過ごせるかどうか・・・。
もし他に仲間が居るのなら逃げる事すら出来なくなるし、そうでなくとも運が悪ければ見つかってしまう。
ならこのまま隠れ続けるよりもいっそ・・・。
私は抱きかかえていたガミサキを右手に付け直す。
距離は木を挟んで数メートル、この足でも先手は取れる。
切り込むタイミングは一瞬、相手の注意が逸れた時―――今だっ!
物陰から一気に飛び出して素早く地面を強く蹴る、速く!もっと速く!
そして相手がこちらに気付いて振り向くその前に・・・!
「―――えっ?」
無常にも攻撃は当たらなかった、うぅん、それだけじゃない。
背中を捕らえていた筈なのに一瞬の浮遊感の後に視点が地面を向きそのまま一回転、そして背中に来る鈍い衝撃。
仕掛ける瞬間に腕を取られてそのまま前方へと投げられていた、それも振り向かずに。
片腕を掴まれていたのでまともに受身を取る事もままならかった。
「―――ッ、―――!」
倒れた私の顔を覗き込みながらコート姿の誰かがなにかを言っているけどよく聞き取れない。
投げられたショックからか頭がボーっとする。
でもそんな頭の中から警告音が響いてくる、『あれは普通じゃない』と。
攻撃・・・しなきゃ・・・。
不意打ちに失敗して頭に血が上っていたのか、あるいは訳のわからないモノへの恐怖からだったのか。
私はぼやけた意識を無視して跳ねる様に身体を起こし再びガミサキで斬りかかる、でもそれらは全て寸でのところで回避され、弾かれる。
焦りが更に恐怖を募らせ、不明確な恐怖が体を突き動かす。
「これで!」
全力で地面を蹴って高く飛ぶ、限界を超えた動きに全身が軋んで悲鳴を上げるがもうそんな事は気にならない。
体中が痛いはずなのに自分でも不思議なくらい体が動く、でも今はそんな事すら疑問に浮かばない。
敵の頭上遥か高くまで飛び上がって空中で樹を連続で蹴り更に高く!
こんな高さで着地を失敗したらひとたまりもない、そう解ってるのに怖くない。
ただ目の前の敵を倒す、ただそれだけの為に!
「終わりッ!」
樹の幹を蹴りさらに重力を利用して高速で急降下する、そしてその先に居るのは・・・敵!
そして速度、重量、腕力の全てを乗せガミサキを振り下ろす!
――ドンッ!と耳を劈く爆発にも似た音、そしてそれに遅れるように吹き荒れる暴風。
攻撃は確実に目の前の敵を捕らえていたし防げるような攻撃でもなかった、それなのに・・・。
私の全力を超えた一撃は交差された二本の小剣で受け止められていた。
バリバリとフォトンの刃が互いを削りあうようにフォトンの粒子を激しく散らしあう、それは花火のような美しさをも秘めていた。
二本の小剣によって武器と動きを封じられ、ほんの一瞬だけコートの中の顔と目が合う。
それは冷たくて怒りでもなく殺意でもないもっとどす黒い感情を含んだ瞳。
それは人間や獣の目ではなくもっと恐ろしい何か・・・。
「・・・ちょーっとおいたが過ぎたね」
フッっと手元に持っていたガミサキの感覚が消える、そして続いて胴体に打ち込まれる鋭い衝撃。
私は糸が切れたように地面にトサリと崩れ落ちる、何が起こったんだろうなんて考える時間すら与えられる事はなかった。
『――ふう、疲れたぁ・・・。
深い安堵の息を吐くと共に戦利品の入った袋を床に下ろして私も床にぺたんと座り込む。
体中汗まみれだし服も髪も埃まみれ、手も足もくたくた。
暖かいシャワーを浴びながら今日のミッションを振り返る、厳しかったけどマスターと一緒に頑張っていっぱい敵も倒したっけ。
シャワーが済んだらふかふかのベッドの上に飛び乗って雑誌を読む、勿論ジュースとお菓子も忘れない。
そうこうしてるうちに私は疲れで寝ちゃってご飯の時間に美味しそうな匂いで起こされて・・・』
「ん・・・ご飯・・・今日のご飯なんだっけ・・・?」
もそもそと上半身を起こす、かけられていたシーツがパサリと落ちた。
・・・あれ、部屋のベッドってこんなのだってたっけ・・・?
徐々に意識が戻ってくるのに合わせて視界も晴れてくる、そして目に入ってくるのは見覚えのないベッド、見覚えのない壁紙、見覚えの無い部屋。
あれ、そういえば私、部屋から抜け出してそれで・・・。
「あら目を覚ましたのね、よかったぁ」
「・・・え?」
聞き覚えのない声、台所から出てきたのはエプロン姿のニューマンの女性。
「あの子が本気出したって言ったから一時はどうなる事かと思ったわ、
全然起きないしひょっとしたらもう目を覚まさないんじゃないかと思ったけど・・・大丈夫だったみたいね」
割と怖い事を言いながらもほっと安堵の息を漏らすニューマンの女性。
ベッドの傍らには水の入った洗面器とタオル、怪我も治療の跡があるし服も――
「え・・・あれ、わ、私なんで裸ッ!?」
「あ、ごめんねぇ、ボロボロだったし汚れてたから、怪我もしてるしそのまま着せとくよりはいいかと思って」
急に恥かしさがこみ上げてきてガバッとシーツの中に頭から入り込む、気付かなかった自分も自分だけど・・・。
「代えの服はそこにあるから。それと、お腹も減ってるだろしあの子が帰ってきたらご飯にしましょっか」
そういうとニューマンの女性はパタパタと足音を立てて台所らしき場所へと戻っていった。
そして私はシーツの中からそーっと誰も居ないのを確認しつつも中でもぞもぞと用意された服に着替える。
でもそれでもなんか恥かしくて布団の中で顔を伏せているのだった。
すると程なくしてさっきよりも軽い足音と勢いよく扉を開く音が耳に入ってきた。
「やっほーい、やっと目が覚めたんだって?あの時はちょっとやり過ぎたかなーなんて思ってたけど・・・って、何してんの?」
まるで亀のように身体をシーツに包んで頭だけ出している私と呆気にとられている少女。
私と彼女の出会いは何ともよくわからない出会い方だった。
細々と>>139からの続きを投下・・・
420話にはなんとも珍しい新キャラが!と言うのは置いといてとりあえず久々に420に戦闘がさせたかった・・・w
ってのも更に置いといて、こんな間抜けな出会いの二人が後々凄い事に・・・なるかどうかは誰にもわからない・・・w
420話にはなんとも珍しい新キャラが!と言うのは置いといてとりあえず久々に420に戦闘がさせたかった・・・w
ってのも更に置いといて、こんな間抜けな出会いの二人が後々凄い事に・・・なるかどうかは誰にもわからない・・・w
>>243
なんか、もう、癒されました・・・。うちの連中(特に虎子)に見習わせたいくらいですw
>>249
どきどきしながら一気に読んでしまいました。続きを期待しております!
それでは、第十四話「奇人、クバラおばさん登場」を投下です。
しばらくの対峙の後、沼虎がディマゴラスもどきへ頭を下げて言った。
沼虎「ご無沙汰ですね、伯母上」
420「ええええええええ!? ぬ、沼虎? 伯母上って、この、ディマゴラスにヨイタビラシリーズ着せたのが!?」
沼虎「コラコラ。このヒトは一見、ヨイタビラ着たディマゴラスにしか見えねえが、れっきとしたニューマンなんだぜ?」
??「いややわあ、沼虎ちゃん。一見ディマゴラス似の美人やなんて……おばさん照れてしまうわ」
いきなりディマゴラスの口から飛び出した甲高い声の方言に、420は目を丸くした。
沼虎「美人なんてひとっことも言ってねえんだが……ともかく、良質なクバラウッドを求めてこの道ン十年、クバラ品を愛する
フォルテファイター。そう、ヒトは彼女を……」
??「クバラおばさんいいますねん。よろしゅうに。ところでアンタ、沼虎ちゃんとこのPMやね。シーツ一枚なんてきわどい格好、
沼虎ちゃんの趣味かいな? この子ぉもホンマ、隅に置けんよぉになったなあ」
甲高い早口でまくし立て、沼虎の背をバシンと叩く。吹き飛ばされた沼虎は、ドレッシングルームに墜落した。
420「な、何てことすんのよっ!」
クバラ「あらまあ、よう見んうちにえらい貧弱なったなあ」
沼虎「イヤ、伯母上がまた強くなったんじゃねえかな……」
クバラ「まあええわ。今日来たのは、話しときたいことがあったんよ」
沼虎「皮肉が通じねえのは、変わってねえな」
クバラ「沼虎ちゃんもガーディアンズ入隊してから、ぼちぼちええトシなってきたやろ? ソロソロ、所帯持ってもエエ頃合や思て、
見合いの話持ってきたんよ」
沼虎「……あん?」
420「……み、見合い!? ちょっと、バカ虎! どーいうコトよ!?」
沼虎「イヤ、俺様にも話が見えねえんだが」
クバラ「ほら、こんなぎょうさんあるんよ~♪」
おばさんのデカイ手が鷲掴みにしているのは、十冊ほどの分厚いファイルだった。さほど力を入れた様子もなく、どさりと机に置く。
沼虎「お、伯母上。ちょっと待ってくれ」
クバラ「この子ぉはGRMの研究室に勤めたはる子ぉで、気立てのエエ子やで~。それからコッチは、多産系のビーストの子ぉや。
今のビーストでは滅多におらん、優しい子ぉや。そんでコッチが……」
沼虎「伯母上。悪いがソレ、全部いらねえ。俺様にゃ、コイツが…」
クバラ「あきまへん!!」
割り込みかけた沼虎の言葉を打ち消すように、おばさんがバンと机を叩いた。めりめりと崩壊するカウンターに、沼虎は思わず
言葉を失った。
クバラ「アンタかて男の子やから、女の子と遊びたぁなってPMとイチャついてまうのは構いやしまへん。せやけど、沼虎ちゃん。
アンタはキャストやない、ニューマンなんや。きちんと子供作って、ぎょうさん子孫残さなあきまへんのや。そのために、
ちゃんと子供作れる娘はんと結婚する。ソレが、正しいヒトの道っちゅうモンです!」
おばさんの言葉に、420は頭をぶん殴られるような感じがした。
そんなコト、考えたこともなかった。沼虎と恋人になり、身も心も結ばれる。ソレは、同時にふたりの子供を作るという行為でもあるのだ。
420とて、沼虎との子供が産めるのであれば何の問題もない。産みたいし、育てたい。だが、ソレが出来るのであろうか?
答えは、否。人間を模して造られ、生体パーツや精器もあれば心もある。だが、それでも自分はパートナーマシナリーという機械で、
決してヒトと同じモノではないのだ。
クバラ「ある筋から、沼虎ちゃんがPMとエライいちゃついてるっちゅう話聞いて来てみれば、案の定やね。せやけど、安心しぃ。
この子ぉらは、みんな、沼虎ちゃんがお人形さん遊びにのめり込んでても、気にせぇへん言うてたから」
沼虎「!!」
笑顔で言うおばさんを、沼虎がキッと睨みつけた。 つづく
なんか、もう、癒されました・・・。うちの連中(特に虎子)に見習わせたいくらいですw
>>249
どきどきしながら一気に読んでしまいました。続きを期待しております!
それでは、第十四話「奇人、クバラおばさん登場」を投下です。
しばらくの対峙の後、沼虎がディマゴラスもどきへ頭を下げて言った。
沼虎「ご無沙汰ですね、伯母上」
420「ええええええええ!? ぬ、沼虎? 伯母上って、この、ディマゴラスにヨイタビラシリーズ着せたのが!?」
沼虎「コラコラ。このヒトは一見、ヨイタビラ着たディマゴラスにしか見えねえが、れっきとしたニューマンなんだぜ?」
??「いややわあ、沼虎ちゃん。一見ディマゴラス似の美人やなんて……おばさん照れてしまうわ」
いきなりディマゴラスの口から飛び出した甲高い声の方言に、420は目を丸くした。
沼虎「美人なんてひとっことも言ってねえんだが……ともかく、良質なクバラウッドを求めてこの道ン十年、クバラ品を愛する
フォルテファイター。そう、ヒトは彼女を……」
??「クバラおばさんいいますねん。よろしゅうに。ところでアンタ、沼虎ちゃんとこのPMやね。シーツ一枚なんてきわどい格好、
沼虎ちゃんの趣味かいな? この子ぉもホンマ、隅に置けんよぉになったなあ」
甲高い早口でまくし立て、沼虎の背をバシンと叩く。吹き飛ばされた沼虎は、ドレッシングルームに墜落した。
420「な、何てことすんのよっ!」
クバラ「あらまあ、よう見んうちにえらい貧弱なったなあ」
沼虎「イヤ、伯母上がまた強くなったんじゃねえかな……」
クバラ「まあええわ。今日来たのは、話しときたいことがあったんよ」
沼虎「皮肉が通じねえのは、変わってねえな」
クバラ「沼虎ちゃんもガーディアンズ入隊してから、ぼちぼちええトシなってきたやろ? ソロソロ、所帯持ってもエエ頃合や思て、
見合いの話持ってきたんよ」
沼虎「……あん?」
420「……み、見合い!? ちょっと、バカ虎! どーいうコトよ!?」
沼虎「イヤ、俺様にも話が見えねえんだが」
クバラ「ほら、こんなぎょうさんあるんよ~♪」
おばさんのデカイ手が鷲掴みにしているのは、十冊ほどの分厚いファイルだった。さほど力を入れた様子もなく、どさりと机に置く。
沼虎「お、伯母上。ちょっと待ってくれ」
クバラ「この子ぉはGRMの研究室に勤めたはる子ぉで、気立てのエエ子やで~。それからコッチは、多産系のビーストの子ぉや。
今のビーストでは滅多におらん、優しい子ぉや。そんでコッチが……」
沼虎「伯母上。悪いがソレ、全部いらねえ。俺様にゃ、コイツが…」
クバラ「あきまへん!!」
割り込みかけた沼虎の言葉を打ち消すように、おばさんがバンと机を叩いた。めりめりと崩壊するカウンターに、沼虎は思わず
言葉を失った。
クバラ「アンタかて男の子やから、女の子と遊びたぁなってPMとイチャついてまうのは構いやしまへん。せやけど、沼虎ちゃん。
アンタはキャストやない、ニューマンなんや。きちんと子供作って、ぎょうさん子孫残さなあきまへんのや。そのために、
ちゃんと子供作れる娘はんと結婚する。ソレが、正しいヒトの道っちゅうモンです!」
おばさんの言葉に、420は頭をぶん殴られるような感じがした。
そんなコト、考えたこともなかった。沼虎と恋人になり、身も心も結ばれる。ソレは、同時にふたりの子供を作るという行為でもあるのだ。
420とて、沼虎との子供が産めるのであれば何の問題もない。産みたいし、育てたい。だが、ソレが出来るのであろうか?
答えは、否。人間を模して造られ、生体パーツや精器もあれば心もある。だが、それでも自分はパートナーマシナリーという機械で、
決してヒトと同じモノではないのだ。
クバラ「ある筋から、沼虎ちゃんがPMとエライいちゃついてるっちゅう話聞いて来てみれば、案の定やね。せやけど、安心しぃ。
この子ぉらは、みんな、沼虎ちゃんがお人形さん遊びにのめり込んでても、気にせぇへん言うてたから」
沼虎「!!」
笑顔で言うおばさんを、沼虎がキッと睨みつけた。 つづく
しばらく離れていたパシリスレを今日ようやく見られましたっ。
読み応えのある作品多くて嬉しいです。
いつの間にかイルミナスのβやってるんですね…。
何でもパシリの台詞を自分で決められるとか。狂犬みたいにして遊んでみたかったなー。
そして変態さんが戻ってきている!Σ びっくりですw
>232さん
VRオチ…、イタイです…orz
せめてこの夢のように幸せな夢が現実であって欲しいorz
少し長めのお休みを頂けたので、私も何か書いてみようかな…、
こないだ自分のを読み返したら、一点気になるところがあったので。
読み応えのある作品多くて嬉しいです。
いつの間にかイルミナスのβやってるんですね…。
何でもパシリの台詞を自分で決められるとか。狂犬みたいにして遊んでみたかったなー。
そして変態さんが戻ってきている!Σ びっくりですw
>232さん
VRオチ…、イタイです…orz
せめてこの夢のように幸せな夢が現実であって欲しいorz
少し長めのお休みを頂けたので、私も何か書いてみようかな…、
こないだ自分のを読み返したら、一点気になるところがあったので。
>>243 イイナァ…ほのぼの ホノボノいいなぁw 青キャス子でヒュマ助氏のお店に
いってみようかな…と思ったけど食い逃げする姿しか思い浮かばネー(何
ネタも思いツカネー○| ̄|_
>>249 新キャラがΣ(゜д゜|||) ものっすごい続きが気になります
>>250 こっちも新キャラがΣ(゜д゜|||) 何か…このおばさん ナンカ…じわりと
笑いがこみあげてくるなw
>>251 もしやΣ(゜д゜|||)凄く楽しみに待ってます!
いってみようかな…と思ったけど食い逃げする姿しか思い浮かばネー(何
ネタも思いツカネー○| ̄|_
>>249 新キャラがΣ(゜д゜|||) ものっすごい続きが気になります
>>250 こっちも新キャラがΣ(゜д゜|||) 何か…このおばさん ナンカ…じわりと
笑いがこみあげてくるなw
>>251 もしやΣ(゜д゜|||)凄く楽しみに待ってます!
おれのバトルフェイズはまだ終了しちゃ(ry
というわけで、変態『』氏復活にあわせて横合いから叩きつける。
青キャス子氏、変態『』氏、キャラ借りるぜヒャッホーイ!
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
月明かりが無機質なシルエットを作り出す。
秘密結社「イルミナス」に対抗するため先行試験シミュレーター「トライアル」。
新たにガーディアンズスポンサーとして名乗り出た「ISAO」自慢の
Aフォトンリアクター内蔵演算処理機がなせる技である。
「はぁ…はぁ…はぁ…あっ…はぁ…はぁ…はぁ…」
ビットを肩に浮かせたニュマ子が息を切らせながら走り続ける。
各種企業もこぞって新兵器新アイテムのサンプルデータを公開。
現在建設途中の賭博施設やグラール教徒のみが参拝を許された神殿の
データまで公開されると言う大盤振る舞いにガーディアンズは歓喜した。
「うっ…あっ! いったぁーい…」
がむしゃらに走った彼女はバランスを崩し、冷たいコンクリートの床に倒れこんだ。
それは、ゆっくりと確実に彼女との距離を詰める。
固い歩みと共にフォトンエッヂの細かな振動音が焦燥感を煽る。
それはおもむろに、手に持っていたボールほどの何かを彼女に放り投げた。
というわけで、変態『』氏復活にあわせて横合いから叩きつける。
青キャス子氏、変態『』氏、キャラ借りるぜヒャッホーイ!
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
月明かりが無機質なシルエットを作り出す。
秘密結社「イルミナス」に対抗するため先行試験シミュレーター「トライアル」。
新たにガーディアンズスポンサーとして名乗り出た「ISAO」自慢の
Aフォトンリアクター内蔵演算処理機がなせる技である。
「はぁ…はぁ…はぁ…あっ…はぁ…はぁ…はぁ…」
ビットを肩に浮かせたニュマ子が息を切らせながら走り続ける。
各種企業もこぞって新兵器新アイテムのサンプルデータを公開。
現在建設途中の賭博施設やグラール教徒のみが参拝を許された神殿の
データまで公開されると言う大盤振る舞いにガーディアンズは歓喜した。
「うっ…あっ! いったぁーい…」
がむしゃらに走った彼女はバランスを崩し、冷たいコンクリートの床に倒れこんだ。
それは、ゆっくりと確実に彼女との距離を詰める。
固い歩みと共にフォトンエッヂの細かな振動音が焦燥感を煽る。
それはおもむろに、手に持っていたボールほどの何かを彼女に放り投げた。
「きゃっ! えっ…な…なに? え、あ…きゃあああああああああっ!」
それは大切な人の頭部。大量の出血で血の気を失った彼氏の顔。
捕らえた両手の震えが止まらない。
冷たい床に暖かな水溜りが湧き出てゆく。
「俺が必ず守ってみせる」と言ったビースト男性の成れの果てを
奥歯を鳴らしながら抱え込むニュマ子。
本来であればとっととログアウトすればこんなホラー映画のような展開と
おさらばできるはずである。だが、いつものようにシステムのトラブル。
何のことは無いと二人だけの雰囲気を楽しんでいた彼女達の選択ミスだ。
ログアウトできない現実。現実さながらの激痛。現実さながらの死。
月明かりは鮮明に映し出した。
血のような赤いボディ。
両手には二刀のチェーンソード。
まるで重戦車のような武骨なボディライン。
そう…それはまるで…
「いやあああああああああああああっ!」
月明かりは鮮明に映し出した。
かつてニュマ子と呼ばれていた4分割された血肉の詰まった塊。
血のような赤に再び血のデコレーションが彩られた。
世界の闇はイルミナスだけではない。
そしてそれは今も尚、深く深く蠢いているのだ。
それは猟奇の世界に放り込まれたバカ3人とPM3人のお話。
それは大切な人の頭部。大量の出血で血の気を失った彼氏の顔。
捕らえた両手の震えが止まらない。
冷たい床に暖かな水溜りが湧き出てゆく。
「俺が必ず守ってみせる」と言ったビースト男性の成れの果てを
奥歯を鳴らしながら抱え込むニュマ子。
本来であればとっととログアウトすればこんなホラー映画のような展開と
おさらばできるはずである。だが、いつものようにシステムのトラブル。
何のことは無いと二人だけの雰囲気を楽しんでいた彼女達の選択ミスだ。
ログアウトできない現実。現実さながらの激痛。現実さながらの死。
月明かりは鮮明に映し出した。
血のような赤いボディ。
両手には二刀のチェーンソード。
まるで重戦車のような武骨なボディライン。
そう…それはまるで…
「いやあああああああああああああっ!」
月明かりは鮮明に映し出した。
かつてニュマ子と呼ばれていた4分割された血肉の詰まった塊。
血のような赤に再び血のデコレーションが彩られた。
世界の闇はイルミナスだけではない。
そしてそれは今も尚、深く深く蠢いているのだ。
それは猟奇の世界に放り込まれたバカ3人とPM3人のお話。
「と、言うわけで…カジノで見事に摩った3人組だが…」
旧ローゼノムシティ行きフライヤーにはいつものワルキャス、
変態仲間の『』、最近知り合った変態仲間その2の青キャス子の3人。
自動操縦とはいえ、3人は未だに消えたコイン談義に熱を上げる。
『あの時お前が黒ゆうたから俺は全掛けしたのに!』
「だから、俺は前々から赤にしろと!」
『とかいいながらアンタも黒だったろうが!』
「うっせー! あのパターンで赤が来るなんて予想できるか!」
華が入るのは大変喜ばしいことだ。
それが口汚い上に話の内容はもっと汚くても。
無いものを求めても埒が明かないのでワルキャスは無理矢理に埒を明ける。
「と・に・か・く! 今は仕事だ仕事!」
『それにしても渡りに船だよな…今回のは…』
「だねぇ~…それにあの子可愛かったしなぁ…」
「『「うんうんっ!」』」
時は数時間前に遡る。
***
カジノ・ボルワイヤル…トライアル内では目玉の一つの遊戯施設。
現在工事の真っ最中である施設もISAOの技術力をもってすれば造作もない。
煌びやかな装飾・美人受付譲・心躍るルーレット。
当たりこそすれば貴重なレアアイテムが手に入る夢のような施設であるが、
逆に言えば外れてしまっては全て水の泡。
意気揚々と各々のパシリに言い訳をつけ、サービスでもらえるコインを元手に
いざギャンブル。
結果は言うまでもない。
旧ローゼノムシティ行きフライヤーにはいつものワルキャス、
変態仲間の『』、最近知り合った変態仲間その2の青キャス子の3人。
自動操縦とはいえ、3人は未だに消えたコイン談義に熱を上げる。
『あの時お前が黒ゆうたから俺は全掛けしたのに!』
「だから、俺は前々から赤にしろと!」
『とかいいながらアンタも黒だったろうが!』
「うっせー! あのパターンで赤が来るなんて予想できるか!」
華が入るのは大変喜ばしいことだ。
それが口汚い上に話の内容はもっと汚くても。
無いものを求めても埒が明かないのでワルキャスは無理矢理に埒を明ける。
「と・に・か・く! 今は仕事だ仕事!」
『それにしても渡りに船だよな…今回のは…』
「だねぇ~…それにあの子可愛かったしなぁ…」
「『「うんうんっ!」』」
時は数時間前に遡る。
***
カジノ・ボルワイヤル…トライアル内では目玉の一つの遊戯施設。
現在工事の真っ最中である施設もISAOの技術力をもってすれば造作もない。
煌びやかな装飾・美人受付譲・心躍るルーレット。
当たりこそすれば貴重なレアアイテムが手に入る夢のような施設であるが、
逆に言えば外れてしまっては全て水の泡。
意気揚々と各々のパシリに言い訳をつけ、サービスでもらえるコインを元手に
いざギャンブル。
結果は言うまでもない。
完全屋内施設のカジノの入り口の前で呆然と立ち尽くす3人。
「『「………」』」
「ぁ…あのぉ…」
透き通った小キャス子の声に水を得た魚が3匹。
「きゃっ…」
「なんだいお嬢さん、ここは魔窟だどんな悪漢が寄るか解らない、
さあ安全な所に案内しよう」
俊足でワルキャスは彼女の肩を抱き寄せ。
「マアジッ!」
『危なかった…あやうく襲われるところだったね…
俺が来たからには大丈夫! 全て任せてくれ…』
「…は、はぁ…」
ワルキャスに肘鉄をかましながら『』は彼女の手を取り。
『サバアアッ!』
「あぶなかったねぇ…お姉ちゃんがいればもう安心だよぉー♪
さ、君の部屋に行こうか…」
「あぁ…あのぉ…」
『』のギドニーを殴りつけ、青キャス子は彼女の猫を被りつつ頭を撫でてゆく。
困ったように汗をかきつつ、小さなキャス子は上目遣いで指を組む。
「あなたたち3人にお願いがあるんですがぁ…よろしいですかぁ?」
「『「喜んでッ!!」』」
***
かくしてバカ3人はツインテールが可愛いロリキャス子の依頼により、
急遽ローゼノムシティに向かうのだった。
「『「………」』」
「ぁ…あのぉ…」
透き通った小キャス子の声に水を得た魚が3匹。
「きゃっ…」
「なんだいお嬢さん、ここは魔窟だどんな悪漢が寄るか解らない、
さあ安全な所に案内しよう」
俊足でワルキャスは彼女の肩を抱き寄せ。
「マアジッ!」
『危なかった…あやうく襲われるところだったね…
俺が来たからには大丈夫! 全て任せてくれ…』
「…は、はぁ…」
ワルキャスに肘鉄をかましながら『』は彼女の手を取り。
『サバアアッ!』
「あぶなかったねぇ…お姉ちゃんがいればもう安心だよぉー♪
さ、君の部屋に行こうか…」
「あぁ…あのぉ…」
『』のギドニーを殴りつけ、青キャス子は彼女の猫を被りつつ頭を撫でてゆく。
困ったように汗をかきつつ、小さなキャス子は上目遣いで指を組む。
「あなたたち3人にお願いがあるんですがぁ…よろしいですかぁ?」
「『「喜んでッ!!」』」
***
かくしてバカ3人はツインテールが可愛いロリキャス子の依頼により、
急遽ローゼノムシティに向かうのだった。
内容はいたってシンプル。
かつてその町に住んでいた時の彼女の部屋からアイテムを回収すること。
モンスター駆除でも残党処理でもないただのおつかいである。
もうすぐローゼノムシティに到着の手はずであるが、
ワルキャスはふとした疑問を洩らした。
「…ところでよぉ?」
『んあ?』
「だれだよ、ダンボール箱3個フライヤー積んだの」
「えっ? 俺じゃネェーよ?」
『俺でもねぇ』
「そして、俺でもネェ…」
「『「…あれ?」』」
この声に気がついたのか3個のボール箱はガサゴソと動き出した。
それは猟奇の世界に放り込まれたバカ3人とPM3人のお話。
今日はここまで。
一人一人は小さな変態でも3人集れば大変態となるのだ!
と、バカバカ言ってごめんなさいごめんなさい。
かつてその町に住んでいた時の彼女の部屋からアイテムを回収すること。
モンスター駆除でも残党処理でもないただのおつかいである。
もうすぐローゼノムシティに到着の手はずであるが、
ワルキャスはふとした疑問を洩らした。
「…ところでよぉ?」
『んあ?』
「だれだよ、ダンボール箱3個フライヤー積んだの」
「えっ? 俺じゃネェーよ?」
『俺でもねぇ』
「そして、俺でもネェ…」
「『「…あれ?」』」
この声に気がついたのか3個のボール箱はガサゴソと動き出した。
それは猟奇の世界に放り込まれたバカ3人とPM3人のお話。
今日はここまで。
一人一人は小さな変態でも3人集れば大変態となるのだ!
と、バカバカ言ってごめんなさいごめんなさい。
ある日の飯店。今日も大賑わいのその店内。
今日も今日とて、常連様や飯店の噂を聞きつけてやってきたお客で満席の店内。
最近では、ガーディアンズ同士で口込みで広がりつつある、その名前。
何より、「値段・味・看板娘」の3拍子揃ったグラールでも珍しい程の好条件の店。
ガーディアンズコロニーに立ち寄った際には、是非どうぞ…等と
この間のコロニータウンマップガイドで紹介された程である。
そんな店内に、不思議なお客様が一席…
「いやぁ…、安い早い旨いの三拍子は伊達ではナイネ」
ガツガツと、女性的な外見の癖に30過ぎで働き盛りのお父さん的に食べるキャス子。
身体はブルーのカラーで統一されており、顔には仮面の様な部品が付いている。
それを少しだけずらして、食べにくいような様子を見せずがっつく。
そのテーブルに、彼女(彼?)のPMと思わしき子が、二人。
「マスター、我々も頂いても宜しかったのですか…?」
「ご主人様ぁ…メセタ、大丈夫なのですか…?」
青キャス子と対面する形で、スイーツをモギる二人…
411と441の二人である。
彼女達が主人である青キャス子の懐具合を心配するのには、訳がある。
そう、この見た目はキャス子・ボイスは川澄、その正体は迷探偵ロマン…
実はと言うほどでもないが、「借金」がある。
それもケタで言えばかなり危険な学。正直、払いきれるか怪しい…
そんな主人が、目の前でガツガツと料理を口にしている。
あまつさえ、自分達にスイーツをご馳走している。これは…財布の危機?
そんな心配を他所に、当の主人事青キャス子はいたって冷静だった。
「君達、これを見たまえ…?」
そういって、差し出したのはメニュー…というかお品書きだった。
今日も今日とて、常連様や飯店の噂を聞きつけてやってきたお客で満席の店内。
最近では、ガーディアンズ同士で口込みで広がりつつある、その名前。
何より、「値段・味・看板娘」の3拍子揃ったグラールでも珍しい程の好条件の店。
ガーディアンズコロニーに立ち寄った際には、是非どうぞ…等と
この間のコロニータウンマップガイドで紹介された程である。
そんな店内に、不思議なお客様が一席…
「いやぁ…、安い早い旨いの三拍子は伊達ではナイネ」
ガツガツと、女性的な外見の癖に30過ぎで働き盛りのお父さん的に食べるキャス子。
身体はブルーのカラーで統一されており、顔には仮面の様な部品が付いている。
それを少しだけずらして、食べにくいような様子を見せずがっつく。
そのテーブルに、彼女(彼?)のPMと思わしき子が、二人。
「マスター、我々も頂いても宜しかったのですか…?」
「ご主人様ぁ…メセタ、大丈夫なのですか…?」
青キャス子と対面する形で、スイーツをモギる二人…
411と441の二人である。
彼女達が主人である青キャス子の懐具合を心配するのには、訳がある。
そう、この見た目はキャス子・ボイスは川澄、その正体は迷探偵ロマン…
実はと言うほどでもないが、「借金」がある。
それもケタで言えばかなり危険な学。正直、払いきれるか怪しい…
そんな主人が、目の前でガツガツと料理を口にしている。
あまつさえ、自分達にスイーツをご馳走している。これは…財布の危機?
そんな心配を他所に、当の主人事青キャス子はいたって冷静だった。
「君達、これを見たまえ…?」
そういって、差し出したのはメニュー…というかお品書きだった。
「これが…どうかしたのですか?マスター」
「普通のメニュー…じゃないですか」
「違う、断じて違うぞ二人共。そこから目線を右へ移せ、右に」
「『右…?』」
言われて、メニューの名前から視線をずらしていく二人。
そこで、ふと料理がどの様なモノか紹介されている一文を見る。
「へぇー…、季節のキノコとコルトバフォアの炒め物かぁ…」
「蕩ける舌触りと旬野菜の歯ごたえ…ですか」
「いやいやいや、ソレよりももっと右!つーか、値段を見るんだ」
言われて、値段の欄を見る。成程、と納得がいく二人。
「驚く値段ですね…これで利潤が取れているのでしょうか?」
「こ、コレだけ食べて…ランクCミッション以下のお値段なんですか!?」
ソレもその筈。ヒュマ助は元々このお店に大きな利潤なんて求めてはいない。
その為、値段は子供ですらフルコースに挑戦できるほど、良心的なのだ。
最も、素材やら光熱費は知人やお得意様のツテでやりくりしている。
結構、綱渡りだ!!
「わかったかネ?自炊するのと大差ない額で、数倍のボリューム…」
「その上、栄養管理やメニュー選びの苦労から解放される…と」
「凄いです!そこまでご主人様は考えていらっしゃったのですね!」
褒められ、得意げな青キャス子。大皿を平らげてさらにご満悦である。
さて…と、お会計を済ませようと懐のメセタを確認して一瞬固まる青キャス子。
ソレを見て、二人のPMが怪訝な顔で聞いてきた。
「普通のメニュー…じゃないですか」
「違う、断じて違うぞ二人共。そこから目線を右へ移せ、右に」
「『右…?』」
言われて、メニューの名前から視線をずらしていく二人。
そこで、ふと料理がどの様なモノか紹介されている一文を見る。
「へぇー…、季節のキノコとコルトバフォアの炒め物かぁ…」
「蕩ける舌触りと旬野菜の歯ごたえ…ですか」
「いやいやいや、ソレよりももっと右!つーか、値段を見るんだ」
言われて、値段の欄を見る。成程、と納得がいく二人。
「驚く値段ですね…これで利潤が取れているのでしょうか?」
「こ、コレだけ食べて…ランクCミッション以下のお値段なんですか!?」
ソレもその筈。ヒュマ助は元々このお店に大きな利潤なんて求めてはいない。
その為、値段は子供ですらフルコースに挑戦できるほど、良心的なのだ。
最も、素材やら光熱費は知人やお得意様のツテでやりくりしている。
結構、綱渡りだ!!
「わかったかネ?自炊するのと大差ない額で、数倍のボリューム…」
「その上、栄養管理やメニュー選びの苦労から解放される…と」
「凄いです!そこまでご主人様は考えていらっしゃったのですね!」
褒められ、得意げな青キャス子。大皿を平らげてさらにご満悦である。
さて…と、お会計を済ませようと懐のメセタを確認して一瞬固まる青キャス子。
ソレを見て、二人のPMが怪訝な顔で聞いてきた。
「あの…ご主人様?」
「どうか致しましたか?マスター…?」
青キャス子が、ハッ…と顔を上げる。首をブンブンふって、作り笑い。
「だ、大丈夫デスヨ?エェ、モチロン…」
「ご自慢の川澄ボイスが裏返ってますよ…?マスター…」
「げほんげほん…。いや、き、君達は先に出ていなさい。会計を済ませてくるヨ…」
二人を強引にお店の外で待つように促すと、青キャス子は意を決してレジへ進む。
会計を済ませようとするのに気づいて、看板娘の一人がレジへ小走りに駆ける。
マニアックにもニューディズ伝統の衣装、カッポウギに身を包んだPM…442である。
「お会計は、~メセタになります」
「フ…ッ、ツリはいらん!ではサラバDA!!」
叫んでメセタをレジへ放ると、ダッシュで店のドアを開けてそのまま走り去る。
442がポカーンとしつつ、我を思い出し慌てて金額を確認すると…
明らかに…「足りない」。
「く、食い逃げです!!」
442の声が店内へ響く。その声に、ピクリと反応する小さな二つの影。
「どうしたの…?食い逃げって…」
奥から店主のヒュマ助が出てくる。しかし、その声を遮って飛び出す影が二つ。
「ヒュマ助!ボクがいって食い逃げ犯とっ捕まえてくるね!」
「ヒュマ助…、43Xは頑張るからな」
ヒュマ助が静止する暇もなく、まるで風の様に青キャス子の出て行った戸を抜ける二人。
一瞬の出来事。しかし、何時もの事。常連も二人の活躍を期待している様子。
「だ、大丈夫でしょうか…?」
「んと、心配だから僕もいくよ…お店、宜しくね?」
しぶしぶ、エプロンを442へ手渡すと、ヒュマ助も二人を追って店の戸を抜けた。
「どうか致しましたか?マスター…?」
青キャス子が、ハッ…と顔を上げる。首をブンブンふって、作り笑い。
「だ、大丈夫デスヨ?エェ、モチロン…」
「ご自慢の川澄ボイスが裏返ってますよ…?マスター…」
「げほんげほん…。いや、き、君達は先に出ていなさい。会計を済ませてくるヨ…」
二人を強引にお店の外で待つように促すと、青キャス子は意を決してレジへ進む。
会計を済ませようとするのに気づいて、看板娘の一人がレジへ小走りに駆ける。
マニアックにもニューディズ伝統の衣装、カッポウギに身を包んだPM…442である。
「お会計は、~メセタになります」
「フ…ッ、ツリはいらん!ではサラバDA!!」
叫んでメセタをレジへ放ると、ダッシュで店のドアを開けてそのまま走り去る。
442がポカーンとしつつ、我を思い出し慌てて金額を確認すると…
明らかに…「足りない」。
「く、食い逃げです!!」
442の声が店内へ響く。その声に、ピクリと反応する小さな二つの影。
「どうしたの…?食い逃げって…」
奥から店主のヒュマ助が出てくる。しかし、その声を遮って飛び出す影が二つ。
「ヒュマ助!ボクがいって食い逃げ犯とっ捕まえてくるね!」
「ヒュマ助…、43Xは頑張るからな」
ヒュマ助が静止する暇もなく、まるで風の様に青キャス子の出て行った戸を抜ける二人。
一瞬の出来事。しかし、何時もの事。常連も二人の活躍を期待している様子。
「だ、大丈夫でしょうか…?」
「んと、心配だから僕もいくよ…お店、宜しくね?」
しぶしぶ、エプロンを442へ手渡すと、ヒュマ助も二人を追って店の戸を抜けた。
「待ぁぁぁぁてぇぇぇぇぇ!!」
「………、……(獲物を狙う蜘蛛の目」
ダッシュで通路を逃げる青キャス子とPM二人。
その後ろから、楽しそうに追っかけてくる422と、もはやしとめる気全開の43X。
何気に、422は全力ダッシュ、43Xはまるで蜘蛛の様に壁や天井を蹴って走る。
正直、テロリストもはだしで逃げ出す恐怖の大追撃。無垢な悪魔と噂の殺人機。
走り続ける青キャス子とPM二人は、必死だった。
「マスター…っ!やっぱり足りなかったんですか!!」
「フ…男には黙して語れぬ秘密の一つや二つあるモノなのだよ?解る?コレ」
「ただの食い逃げじゃないですかぁぁぁぁ!!どうしてこうなるんですかぁぁぁ!!」
呆れ顔でも後ろを振り返れない441。もはや涙目の411。
どう考えても相手の方が早い…ていうか、あの43X不気味な速度なんですけど…!?
青キャス子はその場で急ブレーキ。懐からナックルを取り出す。
「マスター!?何を…」
「いいから行けっ!お前達は先に逃げるんだ!!」
「ご、ご主人様…」
「早く走れっ!!私が必ず食い止めて見せル!」
格好いい事言っていますが、この犯人…食い逃げ中です。
「お…?止まった」
422も急ブレーキ。後数歩と言う距離でナックルを構えて対峙する。
その時、PM二人の背後の排気ダクトの金網がガシャーンと音を立てて飛ぶ。
そのダクトから、シュタっと着地する異形の影。補助腕全展開中の43X。
さり気無く、服の埃をはたいて落とすと、腕を持ち上げ構える。
まさに、前門の虎…後門の狼!青キャス子達にも緊張がはしった。
「………、……(獲物を狙う蜘蛛の目」
ダッシュで通路を逃げる青キャス子とPM二人。
その後ろから、楽しそうに追っかけてくる422と、もはやしとめる気全開の43X。
何気に、422は全力ダッシュ、43Xはまるで蜘蛛の様に壁や天井を蹴って走る。
正直、テロリストもはだしで逃げ出す恐怖の大追撃。無垢な悪魔と噂の殺人機。
走り続ける青キャス子とPM二人は、必死だった。
「マスター…っ!やっぱり足りなかったんですか!!」
「フ…男には黙して語れぬ秘密の一つや二つあるモノなのだよ?解る?コレ」
「ただの食い逃げじゃないですかぁぁぁぁ!!どうしてこうなるんですかぁぁぁ!!」
呆れ顔でも後ろを振り返れない441。もはや涙目の411。
どう考えても相手の方が早い…ていうか、あの43X不気味な速度なんですけど…!?
青キャス子はその場で急ブレーキ。懐からナックルを取り出す。
「マスター!?何を…」
「いいから行けっ!お前達は先に逃げるんだ!!」
「ご、ご主人様…」
「早く走れっ!!私が必ず食い止めて見せル!」
格好いい事言っていますが、この犯人…食い逃げ中です。
「お…?止まった」
422も急ブレーキ。後数歩と言う距離でナックルを構えて対峙する。
その時、PM二人の背後の排気ダクトの金網がガシャーンと音を立てて飛ぶ。
そのダクトから、シュタっと着地する異形の影。補助腕全展開中の43X。
さり気無く、服の埃をはたいて落とすと、腕を持ち上げ構える。
まさに、前門の虎…後門の狼!青キャス子達にも緊張がはしった。
「もう鬼ごっこはおしまい?食い逃げさん」
422が挑発。ナックルをあわせて打ち鳴らすと、ファイティングポーズ。
「お前ら、…お金払え(ジロ」
補助腕が禍々しくうごめき、獲物を捕らえようと舌なめずりをする様に動かす43X。
「そこの二人は逃がして貰おうか?」
青キャス子が呟く。422がフっと微笑む。
「自分が相手をするから?逃がせって…?」
「あぁ、そうだ。不服かネ…?」
「上等…(ニヤ」
422は微笑むと、サっと通路を開ける。青キャス子が二人を行くように促す。
「おぃ、…422(ギロリ」
何甘い事言ってるんだ。そういわんばかりの睨み付けに、苦笑する422。
「ごめんね、43X。でもね…」
お互いに近づきあい、拳をガチっと一度打ち鳴らす。青キャス子も微笑む(仮面だけど
「拳で語り合う我ら拳闘士には…ギャラリーも言葉もいらんのダヨ」
「そういう…事っ!!」
互いにズッパの構え、そして拳を打ち合いだす二人。まさに高速の乱打戦。
バカ二人。互いに拳に己をかけてのオラ無駄ラッシュ。互いに一歩も譲らない。
それを見つめていた43Xが、わなわな…と肩を震わせていた。
422が挑発。ナックルをあわせて打ち鳴らすと、ファイティングポーズ。
「お前ら、…お金払え(ジロ」
補助腕が禍々しくうごめき、獲物を捕らえようと舌なめずりをする様に動かす43X。
「そこの二人は逃がして貰おうか?」
青キャス子が呟く。422がフっと微笑む。
「自分が相手をするから?逃がせって…?」
「あぁ、そうだ。不服かネ…?」
「上等…(ニヤ」
422は微笑むと、サっと通路を開ける。青キャス子が二人を行くように促す。
「おぃ、…422(ギロリ」
何甘い事言ってるんだ。そういわんばかりの睨み付けに、苦笑する422。
「ごめんね、43X。でもね…」
お互いに近づきあい、拳をガチっと一度打ち鳴らす。青キャス子も微笑む(仮面だけど
「拳で語り合う我ら拳闘士には…ギャラリーも言葉もいらんのダヨ」
「そういう…事っ!!」
互いにズッパの構え、そして拳を打ち合いだす二人。まさに高速の乱打戦。
バカ二人。互いに拳に己をかけてのオラ無駄ラッシュ。互いに一歩も譲らない。
それを見つめていた43Xが、わなわな…と肩を震わせていた。
「ウザぃ…」
43Xの呟きを、411と441は聞いていた。そう、二人の事など43Xの目には入ってなかった。
今や標的は犬猿の仲である422であり、それ以上に青キャス子である。
それこそ、自分を無視して勝手な事をする二人に、もはや43Xはプッツンであった。
「オラァ!!」
「無駄ァ!!」
―ガッ…キィン!!
互いに最後のストレートを放ち、間合いを取る二人。
見れば、422は無傷だが青キャス子鉄仮面にちょっとした傷が付いていた。
「パワーは互角、ラッシュの早さではキミが上か…」
「へへ…。ボク、久しぶりにワクワクしてきちゃった…♪」
「ほほほ、それでこそ…戦う価値があるナ…」
二人で、何だかアホな語り合いをしている422&青キャス子。
互いを称えあい、フフフ…と笑い合う青キャス子の後ろから、忍び寄るあの影…
「名前を教えてもらおうか…?私は…そうだナ、迷探偵ロマンとでも」
「ボク?そうだね…にゃんぽこ仮面だっ!!」
何処からか猫帽子を取り出すと、装着する422。
「おぉ!それでこそ我が好敵手!!では次は…へ?」
アレなやり取りをする青キャス子が、ひょいっと持ち上げられる。
その青キャス子の下には、不機嫌全開の顔の43Xがいた…。
43Xの呟きを、411と441は聞いていた。そう、二人の事など43Xの目には入ってなかった。
今や標的は犬猿の仲である422であり、それ以上に青キャス子である。
それこそ、自分を無視して勝手な事をする二人に、もはや43Xはプッツンであった。
「オラァ!!」
「無駄ァ!!」
―ガッ…キィン!!
互いに最後のストレートを放ち、間合いを取る二人。
見れば、422は無傷だが青キャス子鉄仮面にちょっとした傷が付いていた。
「パワーは互角、ラッシュの早さではキミが上か…」
「へへ…。ボク、久しぶりにワクワクしてきちゃった…♪」
「ほほほ、それでこそ…戦う価値があるナ…」
二人で、何だかアホな語り合いをしている422&青キャス子。
互いを称えあい、フフフ…と笑い合う青キャス子の後ろから、忍び寄るあの影…
「名前を教えてもらおうか…?私は…そうだナ、迷探偵ロマンとでも」
「ボク?そうだね…にゃんぽこ仮面だっ!!」
何処からか猫帽子を取り出すと、装着する422。
「おぉ!それでこそ我が好敵手!!では次は…へ?」
アレなやり取りをする青キャス子が、ひょいっと持ち上げられる。
その青キャス子の下には、不機嫌全開の顔の43Xがいた…。
「へ!?ちょ、な、エ…?」
青キャス子は43Xの補助腕に持ち上げられながら、わたわたと逃れようと暴れる。
しかし、蜘蛛の糸に絡められた獲物が如く、そのもがきも無駄に終わった。
「43X!?」
担ぎ上げたまま、壁に打ち出していたワイヤーを使って上に跳ぶ43X。
補助腕が青キャス子を逆さに担ぎ、足を、腕を、そして本来の腕が首を抱える。
完全にロック。高さは通路の最上段までに差し掛かる。そして…
「…死ね(ボソ」
仮面越しに聞こえた声。青キャス子は身体にかかった落下のGに気が付く。
「こ、この技はっ!!」
「ゲェーーーーーー!?」
―ガズゥゥゥゥ……ン
物凄い落下物の音を響かせ、43Xは青キャス子を抱えて地面へ落下した。
そして、その落下の衝撃全てが担がれし青キャス子の極められた間接へ響く。
「あれは…違法レスラー『KUBARA』の必殺…『KUBARAバスター』!!」
422が叫ぶ。ピクピクと痙攣する青キャス子をポイっと捨てる43X。そして一言…
「お前、重い…(ペッ」
疲れた…といった顔で青キャス子を踏みつけながら411&441確保へ歩き出す43X。
一発KO…。先ほどまでの乱打とかシチュ完全無視なクバラの洗礼だった。
青キャス子は43Xの補助腕に持ち上げられながら、わたわたと逃れようと暴れる。
しかし、蜘蛛の糸に絡められた獲物が如く、そのもがきも無駄に終わった。
「43X!?」
担ぎ上げたまま、壁に打ち出していたワイヤーを使って上に跳ぶ43X。
補助腕が青キャス子を逆さに担ぎ、足を、腕を、そして本来の腕が首を抱える。
完全にロック。高さは通路の最上段までに差し掛かる。そして…
「…死ね(ボソ」
仮面越しに聞こえた声。青キャス子は身体にかかった落下のGに気が付く。
「こ、この技はっ!!」
「ゲェーーーーーー!?」
―ガズゥゥゥゥ……ン
物凄い落下物の音を響かせ、43Xは青キャス子を抱えて地面へ落下した。
そして、その落下の衝撃全てが担がれし青キャス子の極められた間接へ響く。
「あれは…違法レスラー『KUBARA』の必殺…『KUBARAバスター』!!」
422が叫ぶ。ピクピクと痙攣する青キャス子をポイっと捨てる43X。そして一言…
「お前、重い…(ペッ」
疲れた…といった顔で青キャス子を踏みつけながら411&441確保へ歩き出す43X。
一発KO…。先ほどまでの乱打とかシチュ完全無視なクバラの洗礼だった。
「ま、まだよぉーーー!」
いきなり、411と441へ歩み寄る43Xの前にムクリと起き上がった青キャス子が立ちはだかる。
「しぶとぃ…(ボソ」
「411と441はやらせん…!(ビシィ」
またか…とウンザリな表情で補助腕を構える43X。
先ほどのダメージがまるで無いかのような、青キャス子。
むしろ43Xも含めてコイツら…ノリノリである(43Xはやっている自覚は無い)。
そして…
「ちょっとー!43Xっ!ボクの出番を横取りしないでよっ!!」
変な所で張り合おうとする、422。完全に割って入れないでいる、411&441。
そして、またもや最初と同じく43Xと422にはさまれ、対峙しあう青キャス子。
「2:1で来い…。そろそろ…決着をつけようジャナイカ」
「そうだね…43X(チラ」
「……、…(プイ」←知るかバカ、といった表情。
一瞬の静寂、そして…
「勝負は一瞬!萌えるぜバーニーーーーング!!」
全力のズッパ。一瞬、422の目から完全に霞んで消える速さでの踏み込み。
422が驚きに拳を交差して構える。43Xも腕を振り上げそれを追う。
食らう…誰もがそう思った、その時。
いきなり、411と441へ歩み寄る43Xの前にムクリと起き上がった青キャス子が立ちはだかる。
「しぶとぃ…(ボソ」
「411と441はやらせん…!(ビシィ」
またか…とウンザリな表情で補助腕を構える43X。
先ほどのダメージがまるで無いかのような、青キャス子。
むしろ43Xも含めてコイツら…ノリノリである(43Xはやっている自覚は無い)。
そして…
「ちょっとー!43Xっ!ボクの出番を横取りしないでよっ!!」
変な所で張り合おうとする、422。完全に割って入れないでいる、411&441。
そして、またもや最初と同じく43Xと422にはさまれ、対峙しあう青キャス子。
「2:1で来い…。そろそろ…決着をつけようジャナイカ」
「そうだね…43X(チラ」
「……、…(プイ」←知るかバカ、といった表情。
一瞬の静寂、そして…
「勝負は一瞬!萌えるぜバーニーーーーング!!」
全力のズッパ。一瞬、422の目から完全に霞んで消える速さでの踏み込み。
422が驚きに拳を交差して構える。43Xも腕を振り上げそれを追う。
食らう…誰もがそう思った、その時。
―ビィィィ…ン
「へっ…?」
青キャス子がピタっと止まった。もがいても前に進めず完全にズッパ体勢で空中へ静止。
見れば、うっすらキラキラと光るワイヤーが、青キャス子をグルグル巻きにしていた。
「さっきのKUBARAバスターに使った…足場用のワイヤー…」
「……、…バカ?(ため息」
思わず、ニマァ…とする422と呆れ顔の43Xが、前後からスタスタと歩み寄る。
「えーと、もう一回…駄目?」
「駄ぁー目♪」
「ほら、私今動けないし…ネ?」
「…知るか、バカ(プイ」
前後で補助腕とナックル腕をグルングルンと回して準備する二人。
間には、ワイヤーで簀巻き状態の無防備な青キャス子。
狙いは首。奪うは鉄仮面。普段犬猿の二人が、初めて目でアイコンタクト。
「『飯店式マスクジエンドォォォォォォ!!』」
―ドゴォ!!
「ギャバン!!?!?」
完全にキまった…。無防備な咽喉への一撃。腕が前後から首筋を挟み込む。
すさまじい衝撃に青キャス子の周りのワイヤーがちぎれ、青キャス子が浮く。
その顔から、鉄の仮面が静かに音を立てて、コロニーの床へ転がった。
「へっ…?」
青キャス子がピタっと止まった。もがいても前に進めず完全にズッパ体勢で空中へ静止。
見れば、うっすらキラキラと光るワイヤーが、青キャス子をグルグル巻きにしていた。
「さっきのKUBARAバスターに使った…足場用のワイヤー…」
「……、…バカ?(ため息」
思わず、ニマァ…とする422と呆れ顔の43Xが、前後からスタスタと歩み寄る。
「えーと、もう一回…駄目?」
「駄ぁー目♪」
「ほら、私今動けないし…ネ?」
「…知るか、バカ(プイ」
前後で補助腕とナックル腕をグルングルンと回して準備する二人。
間には、ワイヤーで簀巻き状態の無防備な青キャス子。
狙いは首。奪うは鉄仮面。普段犬猿の二人が、初めて目でアイコンタクト。
「『飯店式マスクジエンドォォォォォォ!!』」
―ドゴォ!!
「ギャバン!!?!?」
完全にキまった…。無防備な咽喉への一撃。腕が前後から首筋を挟み込む。
すさまじい衝撃に青キャス子の周りのワイヤーがちぎれ、青キャス子が浮く。
その顔から、鉄の仮面が静かに音を立てて、コロニーの床へ転がった。
「ちょ、ちょっと…二人とも!!お客様になんてことを…!!」
その時、崩れ落ちる青キャス子の後ろから、ヒュマ助がやっと追いついてきた。
振り返る422と43Xは、「あ…」と言った表情でそれを見つめる。
「まったく、捕まえてくるとか言ってやってる事は残虐超人じゃないか…」
そういって、倒れている青キャスを抱き起こすヒュマ助。
「大丈夫ですか…?ウチの子が失礼を…」
その時、ハっとした411の脳裏に青キャス子あの言葉が蘇っていた。
(ん?あぁ素顔を見られたら見たヤツを殺すか愛さねばならんのダヨ)
「い、いけない…!!」
時すでに遅し。今や、目を覚ました青キャス子は、抱きかかえるヒュマ助を見つめていた。
真っ白な髪、肌、瞳…機械的な美しさを持つ女性の顔が、そこにあった。
「み、見てしまったノダナ…(ポッ」
「よかった、無事だったんですね…。あ、これ落し物ですよ(カポッ」
「へっ…?あ、こ、コリャドウモ…」
流れ完全無視。殺すも愛するも、この鈍感店主には通用しない…
明日には、青キャス子が仮面を外して訪ねて来ても、気づけないだろう。
当の本人も、青キャス子の素顔を見たことなど既に忘れたように…
43Xと422へお叱りモード。モチロン、442の様なキツイのではなく、諭す系の説教だが。
その時、崩れ落ちる青キャス子の後ろから、ヒュマ助がやっと追いついてきた。
振り返る422と43Xは、「あ…」と言った表情でそれを見つめる。
「まったく、捕まえてくるとか言ってやってる事は残虐超人じゃないか…」
そういって、倒れている青キャスを抱き起こすヒュマ助。
「大丈夫ですか…?ウチの子が失礼を…」
その時、ハっとした411の脳裏に青キャス子あの言葉が蘇っていた。
(ん?あぁ素顔を見られたら見たヤツを殺すか愛さねばならんのダヨ)
「い、いけない…!!」
時すでに遅し。今や、目を覚ました青キャス子は、抱きかかえるヒュマ助を見つめていた。
真っ白な髪、肌、瞳…機械的な美しさを持つ女性の顔が、そこにあった。
「み、見てしまったノダナ…(ポッ」
「よかった、無事だったんですね…。あ、これ落し物ですよ(カポッ」
「へっ…?あ、こ、コリャドウモ…」
流れ完全無視。殺すも愛するも、この鈍感店主には通用しない…
明日には、青キャス子が仮面を外して訪ねて来ても、気づけないだろう。
当の本人も、青キャス子の素顔を見たことなど既に忘れたように…
43Xと422へお叱りモード。モチロン、442の様なキツイのではなく、諭す系の説教だが。
あg
結局、ヒュマ助は青キャス子の素性や借金についてを聞くと、苦笑していた。
食い逃げの事も、強く咎める事もなく、警備部へも通報しないと言った。
そればかりか、条件を飲めば青キャス子達にまかないを提供するとまで言っている。
どの条件とは…
「まぁ…コレくらいはしなければ男が廃るナ」
―ジャブジャブ…
「マスター…最初からこうすればよかったじゃないですか」
―ジュワー…
「話の解る店主さんで、良かったですねぇ…ご主人様」
―トントントン…
3人がいる場所は、飯店の裏方こと…厨房の一箇所。
青キャス子は皿洗い。441は炒め物。411は材料を切っている。
そう、手伝ってくれれば何時でもまかないを出す、と言う条件だった。
さらに、バイト代まで出ると言うのだから、青キャス子にとっては渡りに船だった。
「こらー、バイトー。サボらないでさっさとやるー!」
422が注文を伝えがてら、喋っている青キャス子達へちゃちゃを入れる。
「それが終わったら、今日はおしまいですからね?」
客席から下げてきたお皿を流し台へ置きながら、厨房監督事442が微笑む。
「うーむ、いっそ就職も考えるべきかも知れんネ…」
「『それは…どうでしょう…?』」
二人のPMにツッコミを入れられながら、青キャス子はしぶしぶ皿を洗い続けるのだった。
食い逃げの事も、強く咎める事もなく、警備部へも通報しないと言った。
そればかりか、条件を飲めば青キャス子達にまかないを提供するとまで言っている。
どの条件とは…
「まぁ…コレくらいはしなければ男が廃るナ」
―ジャブジャブ…
「マスター…最初からこうすればよかったじゃないですか」
―ジュワー…
「話の解る店主さんで、良かったですねぇ…ご主人様」
―トントントン…
3人がいる場所は、飯店の裏方こと…厨房の一箇所。
青キャス子は皿洗い。441は炒め物。411は材料を切っている。
そう、手伝ってくれれば何時でもまかないを出す、と言う条件だった。
さらに、バイト代まで出ると言うのだから、青キャス子にとっては渡りに船だった。
「こらー、バイトー。サボらないでさっさとやるー!」
422が注文を伝えがてら、喋っている青キャス子達へちゃちゃを入れる。
「それが終わったら、今日はおしまいですからね?」
客席から下げてきたお皿を流し台へ置きながら、厨房監督事442が微笑む。
「うーむ、いっそ就職も考えるべきかも知れんネ…」
「『それは…どうでしょう…?』」
二人のPMにツッコミを入れられながら、青キャス子はしぶしぶ皿を洗い続けるのだった。
GJ
懐かしいネタに大満足
だが
クロスボンバーとマスク・ジ・エンドの違いにだけは突っ込ませてもらおう!
懐かしいネタに大満足
だが
クロスボンバーとマスク・ジ・エンドの違いにだけは突っ込ませてもらおう!
>>249
続編待っておりました!思わずこんなの書き上げてしまう位で…w
続きを待ってます。wktkで
>>250
ほのぼのしてもらって悪いが、ギャグなんだぜ…?w
そのうち、沼虎様にもお店に来て欲しいと思っておりますよ。はい。
是非、43Xにちょっかいだしてプイされて下さい!w
>>252
うん、勝手にキャラを借りてしまったんだ…すまない。
新ネタっていうしね…謝って許してもらおうとは思っていない。
とりあえず、長編並みの長さで書いてしまったんだ…w
もう、やりたかった「阿修羅バスター」ネタ出来て、満足だ…(吐血
>>257
wktkですよ…!キャスト3人+PMの展開。これは期待です…w
シリアスに終わるのか…やっぱりギャグなのか…今後も見逃せない!
と、最後の1シーンが仕事でPC閉じて書き込むの遅れた作者でしたーorz
続編待っておりました!思わずこんなの書き上げてしまう位で…w
続きを待ってます。wktkで
>>250
ほのぼのしてもらって悪いが、ギャグなんだぜ…?w
そのうち、沼虎様にもお店に来て欲しいと思っておりますよ。はい。
是非、43Xにちょっかいだしてプイされて下さい!w
>>252
うん、勝手にキャラを借りてしまったんだ…すまない。
新ネタっていうしね…謝って許してもらおうとは思っていない。
とりあえず、長編並みの長さで書いてしまったんだ…w
もう、やりたかった「阿修羅バスター」ネタ出来て、満足だ…(吐血
>>257
wktkですよ…!キャスト3人+PMの展開。これは期待です…w
シリアスに終わるのか…やっぱりギャグなのか…今後も見逃せない!
と、最後の1シーンが仕事でPC閉じて書き込むの遅れた作者でしたーorz
>>257
三バカトリオ結成ktkr! もう、wktkが止まらない!w
>>271
平然と鉄仮面はめ直すヒュマ助さんがイイw いずれ、お店のほうへお邪魔させていただきます。お騒がせすることになりそうですがw
それでは、第十五話「ソレが、大事~沼虎の主張~」を投下です。
沼虎「あのなあ、伯母上……。俺様はナニも、子供が欲しくて420と一緒にいるワケじゃねえ。まして、『人形遊び』なんざ呼ばわれる
筋合いもねえ」
420「沼虎……」
心細げな420の目を見返し、沼虎はひとつうなずく。
クバラ「ほな、何ですのや? アンタにとってこのPMは、一体何やと言うの」
沼虎「決まってる。『惚れた女』だ。ソレ以上でも以下でもねえ。俺様は、心底コイツを愛してる。そしてコイツも、俺様を好きでいて
くれてる。ソレで、いいんじゃねえか?」
クバラ「せやけどアンタ、この子ぉとイタしても子供作れまへんのやで?」
沼虎「別に、いらねえよ。コイツが欲しいってんなら、GRMあたりにでも掛け合って、何とかしてみせるさ」
クバラ「……ワテが、こんなに言うてもあきまへんか?」
沼虎「駄目だね、伯母上。たとい力ずくになったとしても、だ」
クバラ「アンタに戦い方教えたんは、このワテだっせ? 万が一にもアンタに勝ち目はあらへん。それでも、見合いはイヤやと?」
返事の代わりに、沼虎はおばさんを真っ直ぐに見詰めた。
澱みのない沼虎の視線をしばし受け止め、そしておばさんはうなずいた。
クバラ「えらいっ! さすがはワテの、見込んだ子ぉや!」
ドン、と床を蹴り、間合いを詰めたおばさんが沼虎をグイグイ締め上げ…もとい抱き締めた。
420「ちょ、何かボキボキっていってる!」
沼虎「ぐあああああああああああ!!」
クバラ「沼虎ちゃん、アンタもいっぱしのコト言うようになったもんや。おばさん、嬉しいわぁ」
ますます締め技、でなく抱擁に力が篭る。
沼虎「は、はなせ…はなじでぐで…伯母上」
クバラ「ああ、そやな。伯母甥の関係とはいえ、アンタの小さな恋人はんがヤキモチ妬いたらいけまへん」
声とともに、解放された沼虎の身体がどさりと落ちた。
420「沼虎っ!」
沼虎「っつつ……ったく、相変わらずバカぢからしてやがるぜ」
苦笑して、抱きついてくる420の背を撫でる。それから沼虎は、真面目な顔になっておばさんのほうを向いた。
沼虎「んで? 見合いのヨタ話が終わったトコで、まだ何かあるのか、伯母上?」
クバラ「……沼虎ちゃん、アンタ昔っからイラチ(せっかち)なトコ、ちぃとも変わらしまへんねえ。まあ、その子ぉとよろしゅう
ヤリたいちゅうのはわかる。せやけど、もうちょいおばさんの話に付き合うてぇな。あと一件だけや。コッチは、仕事の話
やさかい、安心してな」
沼虎「だぁら、前置き長えんだよ……」
クバラ「実は明日、ダルカン展望台で取引があるんよ。クバラ品の基盤、六種類を十個ずつ、合計六十個を仕入れますのや」
沼虎「なるほど、ちょいデケエ取引なんだな。んで、ソレがどーかしたか?」
クバラ「ソレがな、おばさんの旦那が昨日から熱出しててな、さっきようやく寝付いたトコなんよ」
沼虎「看病で取引に行けそうにないから、俺様に代役を務めて欲しい。そんなトコか?」
クバラ「さすがは沼虎ちゃん。話が早うて助かるわ。でもな、大事なんは、ココからやねん。ただ展望台行くだけやったら、アカン。
先方さんへ代役のコト話したら、テストを受けて欲しい言うねん。用心深い話や」
沼虎「テスト?」
クバラ「そおや。コロニー4Fからダルカン展望台まで、SランクミッションをC武器のみ使用して突破すること。コレが、先方さん
が出してきた条件なんやけど」
沼虎「なっ──」
420「何よ、ソレ!? そんなコト、出来る訳ないじゃない! 無茶もほどほどにしなさいよっ!」
クバラ「もちろん、おばさんも無理にとはよう言わん。取引かて、別にワヤにしてもかまへん。せやけどな、沼虎ちゃん。ワテは、
アンタを見込んでこの話を持ってこさしてもろたんや。アンタの、袖にすがるつもりで……」
420「アッー」
やられた、という言葉を420は瞬時に思い浮かべた。おばさんの一言は、沼虎のプライド周辺をキラーシュートで撃ち抜いたはずだ。
ああ言われては、もはや断る沼虎ではない。
迫りくる試練の始まりに、420は心の中でそっと息を吐いた。 つづく
三バカトリオ結成ktkr! もう、wktkが止まらない!w
>>271
平然と鉄仮面はめ直すヒュマ助さんがイイw いずれ、お店のほうへお邪魔させていただきます。お騒がせすることになりそうですがw
それでは、第十五話「ソレが、大事~沼虎の主張~」を投下です。
沼虎「あのなあ、伯母上……。俺様はナニも、子供が欲しくて420と一緒にいるワケじゃねえ。まして、『人形遊び』なんざ呼ばわれる
筋合いもねえ」
420「沼虎……」
心細げな420の目を見返し、沼虎はひとつうなずく。
クバラ「ほな、何ですのや? アンタにとってこのPMは、一体何やと言うの」
沼虎「決まってる。『惚れた女』だ。ソレ以上でも以下でもねえ。俺様は、心底コイツを愛してる。そしてコイツも、俺様を好きでいて
くれてる。ソレで、いいんじゃねえか?」
クバラ「せやけどアンタ、この子ぉとイタしても子供作れまへんのやで?」
沼虎「別に、いらねえよ。コイツが欲しいってんなら、GRMあたりにでも掛け合って、何とかしてみせるさ」
クバラ「……ワテが、こんなに言うてもあきまへんか?」
沼虎「駄目だね、伯母上。たとい力ずくになったとしても、だ」
クバラ「アンタに戦い方教えたんは、このワテだっせ? 万が一にもアンタに勝ち目はあらへん。それでも、見合いはイヤやと?」
返事の代わりに、沼虎はおばさんを真っ直ぐに見詰めた。
澱みのない沼虎の視線をしばし受け止め、そしておばさんはうなずいた。
クバラ「えらいっ! さすがはワテの、見込んだ子ぉや!」
ドン、と床を蹴り、間合いを詰めたおばさんが沼虎をグイグイ締め上げ…もとい抱き締めた。
420「ちょ、何かボキボキっていってる!」
沼虎「ぐあああああああああああ!!」
クバラ「沼虎ちゃん、アンタもいっぱしのコト言うようになったもんや。おばさん、嬉しいわぁ」
ますます締め技、でなく抱擁に力が篭る。
沼虎「は、はなせ…はなじでぐで…伯母上」
クバラ「ああ、そやな。伯母甥の関係とはいえ、アンタの小さな恋人はんがヤキモチ妬いたらいけまへん」
声とともに、解放された沼虎の身体がどさりと落ちた。
420「沼虎っ!」
沼虎「っつつ……ったく、相変わらずバカぢからしてやがるぜ」
苦笑して、抱きついてくる420の背を撫でる。それから沼虎は、真面目な顔になっておばさんのほうを向いた。
沼虎「んで? 見合いのヨタ話が終わったトコで、まだ何かあるのか、伯母上?」
クバラ「……沼虎ちゃん、アンタ昔っからイラチ(せっかち)なトコ、ちぃとも変わらしまへんねえ。まあ、その子ぉとよろしゅう
ヤリたいちゅうのはわかる。せやけど、もうちょいおばさんの話に付き合うてぇな。あと一件だけや。コッチは、仕事の話
やさかい、安心してな」
沼虎「だぁら、前置き長えんだよ……」
クバラ「実は明日、ダルカン展望台で取引があるんよ。クバラ品の基盤、六種類を十個ずつ、合計六十個を仕入れますのや」
沼虎「なるほど、ちょいデケエ取引なんだな。んで、ソレがどーかしたか?」
クバラ「ソレがな、おばさんの旦那が昨日から熱出しててな、さっきようやく寝付いたトコなんよ」
沼虎「看病で取引に行けそうにないから、俺様に代役を務めて欲しい。そんなトコか?」
クバラ「さすがは沼虎ちゃん。話が早うて助かるわ。でもな、大事なんは、ココからやねん。ただ展望台行くだけやったら、アカン。
先方さんへ代役のコト話したら、テストを受けて欲しい言うねん。用心深い話や」
沼虎「テスト?」
クバラ「そおや。コロニー4Fからダルカン展望台まで、SランクミッションをC武器のみ使用して突破すること。コレが、先方さん
が出してきた条件なんやけど」
沼虎「なっ──」
420「何よ、ソレ!? そんなコト、出来る訳ないじゃない! 無茶もほどほどにしなさいよっ!」
クバラ「もちろん、おばさんも無理にとはよう言わん。取引かて、別にワヤにしてもかまへん。せやけどな、沼虎ちゃん。ワテは、
アンタを見込んでこの話を持ってこさしてもろたんや。アンタの、袖にすがるつもりで……」
420「アッー」
やられた、という言葉を420は瞬時に思い浮かべた。おばさんの一言は、沼虎のプライド周辺をキラーシュートで撃ち抜いたはずだ。
ああ言われては、もはや断る沼虎ではない。
迫りくる試練の始まりに、420は心の中でそっと息を吐いた。 つづく
>>251
あのシナリオでまだ気になる部分が・・・俺にはさっぱりどこなのかわからないけどまた小ビス子氏のが読めると思うと嬉しい限りだw
正座して待ってます!w
>>257
三人とも似すぎて違和感が無い件・・・w
類は友を、ってとこかw
>>269
よもや食い逃げとは・・・w
しかしジョジョネタとかキン肉マンとか懐かしい思いをさせてくれるネタ満載で読んでて面白かったw
>>272
クバラ伯母さんはどうみてもビーストだよなぁ・・・w
しかしSミッションをC武器のみでとか正気かと思えてしまう・・・w
あのシナリオでまだ気になる部分が・・・俺にはさっぱりどこなのかわからないけどまた小ビス子氏のが読めると思うと嬉しい限りだw
正座して待ってます!w
>>257
三人とも似すぎて違和感が無い件・・・w
類は友を、ってとこかw
>>269
よもや食い逃げとは・・・w
しかしジョジョネタとかキン肉マンとか懐かしい思いをさせてくれるネタ満載で読んでて面白かったw
>>272
クバラ伯母さんはどうみてもビーストだよなぁ・・・w
しかしSミッションをC武器のみでとか正気かと思えてしまう・・・w
とりあえず書いてみたす。410話って事で。
私は410、正式名称は「研究実験素材410」
生まれてから一度もこの牢獄のような研究施設から外に出たことはありません。
私は今…とある研究の素材として、ただソレだけの為に存在をしています。
その研究とは、PMの能力を限界以上に上げる事、はっきり言ってしまえば…
最強の戦闘マシーンを量産する為の試作品と言えばいいのでしょうか。
永遠に続くと錯覚するような、常軌を逸した実験とは名ばかりの破壊と殺戮の作業。
気が付けば私は感情を忘れ心は凍りつき、研究者達が望むモノに成りつつありました。
…棺桶のような調整槽で最後の仕上げを待つために身体を固定され浅い眠りに付く。
浅い眠りだった事で、周りにいる研究者達の声はかすかに聞こえてました。
研究者達はへ最後の仕上げとして、戦闘において無用なモノは排除しようと…
無用なモノ…それは感情と心の完全消去…
たとえこんな身にになろうと唯一忘れる事無く持っていたPMとしての夢。
『素敵なマスターと出会って、一緒に暮らしていけたらいいなあ…』
そんな他愛も無いささやかにして最大の夢、私がそれを諦めようとした瞬間。
突然耳に聞こえてきたのは怒号と悲鳴、そして緊急警報と破壊音。
どうやら研究施設内で何かが起きているようで、しかし調整層の中で身体を動かせない
私はソレを把握できるわけも無く、さらに深い眠りへと入りました…
目が覚めると視界には見慣れない風景。
どうやらどこかの医療施設の個室らしいです、どうやらベッドに寝かされていたようでした。
ここはあの研究施設ではないようで、あの騒ぎと私が無事でいることが関係してるみたいです。
本来ならば私のような危険な存在は、即座にGRMへと移送された後に廃棄と思っていましたが…
どうやらそうではないらしいようです。
「私は、まだ生きていたんですね…でも、これからどうすればいいでしょうか…」
独り言を呟きつつベッドから降りると同時に、プシューと言う音と共に個室の扉が開きました。
その扉の向こうにいたのは…獰猛な肉食獣の風格を漂わせる銀髪の女性キャスト。
私は反射的に戦闘態勢をとるも、顔を見上げれば異様なまでに鋭い目が私を睨み付けます。
その目から放たれる眼光は冷酷なを超えた絶対零度、ソレは一瞬にして私を射抜きました。
「あ、ああぁ…」
生まれて初めての絶対的な恐怖、ショック療法と言うべきでしょうか?今まで消えかけていた
感情もハッキリと存在を主張し、凍り付いていた心も溶けはじめトケハジメ…
私はもはや猛獣に睨まれた小動物のように硬直し、恐怖に震え動けなくなりました。
そんな状態の私を意に介することも無く、ゆっくりと迫る銀髪の肉食獣。
「あああああああああああああ!!!!!」
絶叫とも呼べるような悲鳴をあげる私の頭に「ポンッ」と軽く手が乗せられました。
私は410、正式名称は「研究実験素材410」
生まれてから一度もこの牢獄のような研究施設から外に出たことはありません。
私は今…とある研究の素材として、ただソレだけの為に存在をしています。
その研究とは、PMの能力を限界以上に上げる事、はっきり言ってしまえば…
最強の戦闘マシーンを量産する為の試作品と言えばいいのでしょうか。
永遠に続くと錯覚するような、常軌を逸した実験とは名ばかりの破壊と殺戮の作業。
気が付けば私は感情を忘れ心は凍りつき、研究者達が望むモノに成りつつありました。
…棺桶のような調整槽で最後の仕上げを待つために身体を固定され浅い眠りに付く。
浅い眠りだった事で、周りにいる研究者達の声はかすかに聞こえてました。
研究者達はへ最後の仕上げとして、戦闘において無用なモノは排除しようと…
無用なモノ…それは感情と心の完全消去…
たとえこんな身にになろうと唯一忘れる事無く持っていたPMとしての夢。
『素敵なマスターと出会って、一緒に暮らしていけたらいいなあ…』
そんな他愛も無いささやかにして最大の夢、私がそれを諦めようとした瞬間。
突然耳に聞こえてきたのは怒号と悲鳴、そして緊急警報と破壊音。
どうやら研究施設内で何かが起きているようで、しかし調整層の中で身体を動かせない
私はソレを把握できるわけも無く、さらに深い眠りへと入りました…
目が覚めると視界には見慣れない風景。
どうやらどこかの医療施設の個室らしいです、どうやらベッドに寝かされていたようでした。
ここはあの研究施設ではないようで、あの騒ぎと私が無事でいることが関係してるみたいです。
本来ならば私のような危険な存在は、即座にGRMへと移送された後に廃棄と思っていましたが…
どうやらそうではないらしいようです。
「私は、まだ生きていたんですね…でも、これからどうすればいいでしょうか…」
独り言を呟きつつベッドから降りると同時に、プシューと言う音と共に個室の扉が開きました。
その扉の向こうにいたのは…獰猛な肉食獣の風格を漂わせる銀髪の女性キャスト。
私は反射的に戦闘態勢をとるも、顔を見上げれば異様なまでに鋭い目が私を睨み付けます。
その目から放たれる眼光は冷酷なを超えた絶対零度、ソレは一瞬にして私を射抜きました。
「あ、ああぁ…」
生まれて初めての絶対的な恐怖、ショック療法と言うべきでしょうか?今まで消えかけていた
感情もハッキリと存在を主張し、凍り付いていた心も溶けはじめトケハジメ…
私はもはや猛獣に睨まれた小動物のように硬直し、恐怖に震え動けなくなりました。
そんな状態の私を意に介することも無く、ゆっくりと迫る銀髪の肉食獣。
「あああああああああああああ!!!!!」
絶叫とも呼べるような悲鳴をあげる私の頭に「ポンッ」と軽く手が乗せられました。
続きです。
「…えーとなぁ、まずは最初の挨拶ってのは~とーっても大事や思うんよー?」
外見からは想像も出来ない気の抜けた口調に硬直から脱力モードになり床にへたり込む私。
「へ?あー、ごめんなぁ~ワシ普段から目つき悪い言われとったん忘れてたわぁ、
このステキな普通の眼鏡かければ~~~ほーらもう怖わぁないよー?ちぇんじいいひとー」
「あ…はっはい、あああの。い、いいひとー?」
つい先程までの私の絶叫は何だったのだろう?そう思いつつポカーンと口を空ける私。
と、その瞬間突然ふわりと空を飛ぶような感覚と共に、顔にはムニュと柔らかな感触。
これは抱きしめられてるんでしょうか?って何故に?状況が把握できてません。
「あーもう可愛ええ反応やんなー!あのクソ施設踏み込んだ時に一目見てから
めっさ惚れなんよーこの娘をワシのPMにするんー言うて駄々こねてよかったんよー」
「クソ施設…?もし(ムニュ)モガかして研究施設での騒ぎの原因は(モニュ)貴女でしょうか?」
顔に押し付けられる大きくて柔らかい感触に敗北しそうになるも会話を続けます。
「あ、あん時の事聞こえとったんねー、なんや違法な研究してる情報がはいったんよー
んで、ちょいお邪魔してあいつらの話を隠れて聞いてたんよ、ほならだーんだーんと
ムカッ腹たってきてなぁ、おもいっきりお仕置きかましたんよー」
「ぷわッ!!はあ…お仕置き?ですか?で、あの研究者達は一体どのような処罰を?」
未だに抱きしめられ、顔に押し付けられた柔らかい物から顔をどうにか脱出。
「あー、まあ何と言うか…回収班がゲロ吐いて無きゃええなぁ…」
「え。あのーそれって…?!?!?」
あさっての方向を向いて鳴らない口笛を吹いてますが…いいんですか?
「気にしちゃいけない気にしてもいけない、そんな事は世の中幾らでもあるんよ?」
ああ、やはりこのキャストは獰猛な肉食獣だ…それを肌で感じつつ先程言われた言葉を思い出す。
「あの『ワシのPMにするんーっ』て事なんですけども…私はPMとして生きて良いんですか?
私はもう普通のPMとは違います…私はあいつらに…」
「最後まで言わんでええんよー、さっき言うたやん…気にしちゃいけない気にしてもいけない…」
次に出る言葉はもちろんコレのはず。
「「そんな事は世の中幾らでもあるんよ」」ですよね?」
お互い顔を見合わせ数秒…そしてお互いの笑い声が個室に響き渡る。
「あ、言い忘れ取ったけどーワシ今日からガーディアンズに配属されたんよー、
軍なんかじゃ正式にPMを貰う事できんからなぁ、ほなら今後ともよろしくなんよー」
「こちらこそ…って、じゃああの研究施設の一件は…ガーディアンズではなくて…」
「まあそれはそれーコレはコレ!!なんよ、気にしないーほらー挨拶はー?」
「は、はいっ私は…パートナーマシーナリー410です、今後とも宜しくお願いします!」
『素敵なマスターと出会って、一緒に暮らしていけたらいいなあ…』
ささやかなれど最大の夢はここに叶いました。
何か一癖も二癖も…更に謎もありすぎるマスターなのですが、
私は研究実験素材410ではなくパートナーマシーナリー410としてこれから先
マスターに振り回されつつも楽しく暮らしていけそうです。
ですからマスター、早く私を放していただけないでしょうか?
大きくて柔らかくて気持ち良いたゆんたゆんの感触の中毒になりそうです。
「…えーとなぁ、まずは最初の挨拶ってのは~とーっても大事や思うんよー?」
外見からは想像も出来ない気の抜けた口調に硬直から脱力モードになり床にへたり込む私。
「へ?あー、ごめんなぁ~ワシ普段から目つき悪い言われとったん忘れてたわぁ、
このステキな普通の眼鏡かければ~~~ほーらもう怖わぁないよー?ちぇんじいいひとー」
「あ…はっはい、あああの。い、いいひとー?」
つい先程までの私の絶叫は何だったのだろう?そう思いつつポカーンと口を空ける私。
と、その瞬間突然ふわりと空を飛ぶような感覚と共に、顔にはムニュと柔らかな感触。
これは抱きしめられてるんでしょうか?って何故に?状況が把握できてません。
「あーもう可愛ええ反応やんなー!あのクソ施設踏み込んだ時に一目見てから
めっさ惚れなんよーこの娘をワシのPMにするんー言うて駄々こねてよかったんよー」
「クソ施設…?もし(ムニュ)モガかして研究施設での騒ぎの原因は(モニュ)貴女でしょうか?」
顔に押し付けられる大きくて柔らかい感触に敗北しそうになるも会話を続けます。
「あ、あん時の事聞こえとったんねー、なんや違法な研究してる情報がはいったんよー
んで、ちょいお邪魔してあいつらの話を隠れて聞いてたんよ、ほならだーんだーんと
ムカッ腹たってきてなぁ、おもいっきりお仕置きかましたんよー」
「ぷわッ!!はあ…お仕置き?ですか?で、あの研究者達は一体どのような処罰を?」
未だに抱きしめられ、顔に押し付けられた柔らかい物から顔をどうにか脱出。
「あー、まあ何と言うか…回収班がゲロ吐いて無きゃええなぁ…」
「え。あのーそれって…?!?!?」
あさっての方向を向いて鳴らない口笛を吹いてますが…いいんですか?
「気にしちゃいけない気にしてもいけない、そんな事は世の中幾らでもあるんよ?」
ああ、やはりこのキャストは獰猛な肉食獣だ…それを肌で感じつつ先程言われた言葉を思い出す。
「あの『ワシのPMにするんーっ』て事なんですけども…私はPMとして生きて良いんですか?
私はもう普通のPMとは違います…私はあいつらに…」
「最後まで言わんでええんよー、さっき言うたやん…気にしちゃいけない気にしてもいけない…」
次に出る言葉はもちろんコレのはず。
「「そんな事は世の中幾らでもあるんよ」」ですよね?」
お互い顔を見合わせ数秒…そしてお互いの笑い声が個室に響き渡る。
「あ、言い忘れ取ったけどーワシ今日からガーディアンズに配属されたんよー、
軍なんかじゃ正式にPMを貰う事できんからなぁ、ほなら今後ともよろしくなんよー」
「こちらこそ…って、じゃああの研究施設の一件は…ガーディアンズではなくて…」
「まあそれはそれーコレはコレ!!なんよ、気にしないーほらー挨拶はー?」
「は、はいっ私は…パートナーマシーナリー410です、今後とも宜しくお願いします!」
『素敵なマスターと出会って、一緒に暮らしていけたらいいなあ…』
ささやかなれど最大の夢はここに叶いました。
何か一癖も二癖も…更に謎もありすぎるマスターなのですが、
私は研究実験素材410ではなくパートナーマシーナリー410としてこれから先
マスターに振り回されつつも楽しく暮らしていけそうです。
ですからマスター、早く私を放していただけないでしょうか?
大きくて柔らかくて気持ち良いたゆんたゆんの感触の中毒になりそうです。
>>257ぬおw是非使ってやってください 続き楽しみに待っております
青キャス子「しかし411よ、バカなのはいいんだ…自覚している」
「だが私は変態ではないと思うんだ、そうダヨネ!?」
411「ざ、ざんねんながら…」441「さすがの私もカバーしきれません」
青キャス子「うわぁああああん(;´д⊂) 次は、次はシリアスに挑戦してやるぅうう!(無謀」
>>271食い逃げしそうだなぁとは言ったけど まさかその日のうちに投下くるとは…
恐ろしい執筆速度 しかもハッピーエンドまでつけてもらい感激です(;´д⊂)
しかし二人を逃がす為に立ちはだかるとは…青キャス子がカッコヨクみえた(食い逃げ中だけど
私が執筆していたらあの状況だと確実にパシリ爆弾使ってたと思う…w
青キャス子「しかし411よ、バカなのはいいんだ…自覚している」
「だが私は変態ではないと思うんだ、そうダヨネ!?」
411「ざ、ざんねんながら…」441「さすがの私もカバーしきれません」
青キャス子「うわぁああああん(;´д⊂) 次は、次はシリアスに挑戦してやるぅうう!(無謀」
>>271食い逃げしそうだなぁとは言ったけど まさかその日のうちに投下くるとは…
恐ろしい執筆速度 しかもハッピーエンドまでつけてもらい感激です(;´д⊂)
しかし二人を逃がす為に立ちはだかるとは…青キャス子がカッコヨクみえた(食い逃げ中だけど
私が執筆していたらあの状況だと確実にパシリ爆弾使ってたと思う…w
パシリが2つで威力も2倍だな!
>>277
危険にたいする保険1号、2号だな
危険にたいする保険1号、2号だな
>>275
シリアスな空気を見事にぶち壊すような主人だなぁ・・・w
>大きくて柔らかくて気持ち良いたゆんたゆんの感触の中毒になりそうです。
そして410にも毒が移っていくんだな・・・w
>>276
フィルターかかった青キャス子「ここは私に任せて先に行け!」
現実的な青キャス子「二体になって威力も二倍!いけぃ、パシリ爆弾×2!(ひゅーんどごーん)」
えぇキャラやなぁ青キャス子・・・w
シリアスな空気を見事にぶち壊すような主人だなぁ・・・w
>大きくて柔らかくて気持ち良いたゆんたゆんの感触の中毒になりそうです。
そして410にも毒が移っていくんだな・・・w
>>276
フィルターかかった青キャス子「ここは私に任せて先に行け!」
現実的な青キャス子「二体になって威力も二倍!いけぃ、パシリ爆弾×2!(ひゅーんどごーん)」
えぇキャラやなぁ青キャス子・・・w
「ふーん・・・なるほど、それで部屋から飛び出した、って訳か」
食卓に付きながら私はこれまでの経緯を全て話した。
それを彼女――私と同じGH-420タイプのPMはほお杖を付きながらもう片手で机をコツコツと叩いている。
正直なところ、回収されるのが嫌だから逃げてきたなんて子供みたいな話をこうも簡単に信じてくれるとは思ってなかった。
でも彼女は所々で何かを考えるような仕草をしつつも真剣な表情で私の話を全て聞いてくれた。
「ふぅん、GRMがねぇ・・・でも420ちゃんが逃げ出したくなるのも何となく解るなぁ、
だって自分が殺されるなんて解ってたら逃げたくもなるものだしね」
お皿の上にたくさん盛り付けられたオルアカミートボールをニューマンの女性が運んでくる。
「・・・ねえ、今さらっと420ちゃんとか言ったけどアタシだって420なんだけど・・・?」
「あら、でもあなたを420なんて呼ぶことは殆どないから紛らわしいって事もないでしょ?」
ニューマンの女性がからかい420が怒る、さっきからこんなやり取りが何度も行われていた。
旗から見ると喧嘩をしているようにも見えたがたったこれだけのやり取りでも二人が長い付き合いだと言うのが良くわかる。
二人が楽しそうにしている姿を見ていると部屋からほんの少しだけど羨ましく思えた。
「むー・・・ん、どしたの? 食べないの? あ、ひょっとしてまだ食欲がないとか?」
「好き嫌いとかあったりする? 三人以上で食べるのなんて久しぶりだから頑張って作ったつもりだけど・・・」
「あ、えっと、そうじゃなくて・・・」
きゅ~・・・慌てて答えようとするよりも早くお腹が答えてくれた。
二人は互いに顔を見合わせた後、一斉に笑い出す。恥かしい・・・。
私は顔を真っ赤にしながら俯きかげんになりつつミートボールを口へと運んでいく。
そしてそんな様子をニューマンの女性が覗き込んでくる。
「お口に合うかしら、一応よく出来た方だとは思うけど」
「ん~、今日のはちょっと味が濃」
ズダンッ!テーブルの中央に包丁が突き刺さり、私は食べようとしていたミートボールをポロリと落とした。
ニューマンの女性の首だけがギギギと不気味に420の方を向く、すると何を見たのか420の少女がガタガタと震えだす。
そして再びこちらに向きなおすと何事もなかったかのようにさっきの笑顔。
「おほほほ、ちょっと虫がいたのよ。ささっ、気にしないで食べて食べて」
勧められるまま、と言うか半ば強引にフォークに突き刺したミートボールを口に入れた。
「・・・もぎもぎ・・・あ、おいしい」
それはお世辞ではなく素直な反応だった。私はそれだけを言うともう後は止まらなかった。
お皿に盛り付けてある食べ物を片っ端から食べていく。ぱくぱくもぎもぎぱくぱくもぎもぎ・・・。
もぎもぎもぎもぎ・・・あっという間に空っぽになるお皿。
ニューマンの女性が運んでくるおかわりもがっつくように食べた。
ただお腹が空いていたと言うのもある、まともなご飯を食べたのだって久しぶり、でもそれ以上に嬉しかった。
マスターに見捨てられてコロニーを抜け出してGRMに追われて・・・そしてやっと出会った心を許せる相手。
気が付けば私は目から涙を流しながらご飯を食べていた。
そんな私の様子を心配そうに見てくる二人に大丈夫だと答える。
ほんの少ししょっぱいご飯だったけど、それは本当においしかった。
「・・・んで、アンタはこれからどうする気なの?
・・・ほらそんな表情しない、別に目が覚めたからって出て行けなんて野暮な事は言わないから」
「え、でも・・・私がここに居ると迷惑掛かるかもしれないし・・・」
「あぁアイツらの事? あいつらの事なら大丈夫、この前懲らしめておいたから。
あいつらもまさかここにアタシ達が居るなんて思ってなかっただろねぇ、くっくっくっ・・・」
回収部隊を退けたというのも驚きだけどそれ以上にそんな事をさらっと言う420の方が私にとっては凄かった。
回収部隊と言っても結構な戦力がある、一人二人なら私も何度か戦ったけど危なかった場面もある。
そういえばあの時感じた冷たい目線・・・あれは・・・?
そっと420の目を見てみる、あの時とは正反対な暖かそうな瞳をしている。
「もし他に行くとこがないって言うならここに居てもいいわよ? 420ちゃんが居た方が賑やかで楽しいもの♪」
「・・・アタシと一緒だとつまらなくて悪かったね」
「あらあら妬いてるの? 別に私はそんなこと言ってないのにね」
「「ふふふふふふ・・・・」」
楽しそうに笑う二人、しかし目が笑っていないおかげで今にも戦争が起こりそう。
あぁ、これが二人のコミュニケーションなんだろうなぁなんて頭では思いながらも・・・私は不敵に笑う二人の片隅で縮こまってカタカタと震えていた。
これから毎日続くであろうこの二人の空気に早く慣れよう、私はそう心に誓うのだった。
なんだかんだで一段付いた後ふと疑問に浮かんだ事が一つ。
そう言えば二人のことってなんて呼んだらいいんだろう。
「ん、アタシらの呼び名?」
「ん~・・・私達は気にしないから420ちゃんの好きに呼んでもいいわよ?」
「ちなみにアタシはこのおばさんの事はご主人って呼んでるかな、一応形式だけはね」
「この性悪小娘にも名前は付けてるけど普段は呼んでないわねぇ、何せいつも二人っきりだったから」
「まあアンタの好きなように呼んで良いと思うよ、アタシらも別にこう呼べって言わないし。
それにほら、自分で決めた方が親近感も湧きやすいって言うでしょ?」
うーんどうしよう・・・頭を捻って考えも中々しっくり来るのが浮かばない。
しかし好きに呼んでも良いなんて言われると逆に考えるのに困る、なんて言うわけにもいかない。
二人に見つめられながらもしばらく考え、そしてゆっくりと顔を上げて目の前の420を見る。そして――
「ふーん・・・『おねーちゃん』か。うん、悪くないね、多分この姿になったのもアタシのが先だし丁度良いかも」
「簡単だけど解りやすいし何より呼びやすいわね、それで私は?私は?」
期待の目を向けてくるニューマンの女性、もう一度頭を捻って考える。
隣では420・・・じゃなかった、おねーちゃんが小声で『おばさん・・・おばちゃん・・・おばーちゃん・・・』
と呟いているもニューマンの女性の地獄耳はそれを聞き逃さず、凄まじい殺意の波動を漂わせている。
その様子から思わず『ディ・ラガン』とか『オンマ・ゴウグ』の凶悪なNGワードが口から出そうになるも何とか飲み込んで・・・。
「ふぅん・・・『にゅまこおねーちゃん』かぁ、ほとんど同じだけどまあ解りやすいしいっかな」
「子供っぽい言い方だけどそんなに違和感無いし、あぁなんならアタシもご主人よりねーさんってよぼっかな」
「ふふっ、まさか私に妹が二人も出来るなんてね。でも420ちゃんにおねーちゃんって言われるなら嬉しいけどもう一人の妹に言われても嬉しくないわねぇ~」
「アタシだって420だっつーのに・・・はぁ、ほんとこんなのが姉だなんて苦労するね」
「「ふふふふ・・・・」」
散々皮肉を言い合って怪しく笑いあう二人。
やっぱりまだこの雰囲気には慣れそうにないかも・・・。
「さてと、それじゃ可愛い妹の為にケーキでも焼きましょっか、二人とも手伝ってね」
「ハイハイ、まあねーさんのケーキ好きだけどね」
ニューデイズの森に甘い香りが漂った。
この日が私の新しい誕生日となり、そして誕生日プレゼントは甘酸っぱいベリーとたっぷりのクリームが乗ったケーキと二人の姉だった。
風邪で意識が朦朧としておりますが、とりあえず第十六話「祭りの前」を投下です。
ガーディアンズコロニーのフライヤーベース前。HIVEに向かうプラットホームに、四人の人影があった。
一人は、長い髪を後ろでまとめた軽薄なニューマン青年。
一人は、素晴らしいプロポーションを惜しげもなく披露する格好の、妖艶な美女。
一人は、小柄で活動的な印象のパートナーマシナリー。
上から沼虎、虎子、420の順である。そして、残る一人は……。
420は、その男性を見るなり理解した。彼は、戦士を生業とするモノであると。モトゥブの民族衣装からのぞく筋肉は、無数の傷痕で覆われている。
ビースト特有のとんがった耳の片方が、中ほどからちぎれ、失われている。油断なく周囲に視線を配るその眼は、白眼だった。
沼虎「よお。お前も来てくれたのか、獣虎」
呼びかけられた男が沼虎に向き直り、大きくうなずいた。
獣虎「我……沼虎、呼ばれた。我、だから、来た」
ぐるると唸るようなカタコトで、その男は言った。
420「ぬ、ぬまとら? ダレなの、このヒト?」
クバラおばさんの来訪によるダメージからまだ完全に立ち直っていなかった420が、ひきつった笑みを浮かべ聞いた。虎子のほうはといえば、その男
を舐めるように眺めまわしていた。
沼虎「ああ。二人とも、まだ会ったコト無かったな。コイツは、俺様のちょいとした知り合いで…」
沼虎を遮る動きで、男が二人の前に立った。
獣虎「我……ビーストのプロトランザー、獣虎!」
プラットホーム全体を揺るがす大音量で、獣虎が名乗った。
沼虎「声がデケエって! ったく、少しは手加減しやがれ。んで、獣虎。コッチが俺様のオンナ、420だ。あとソコのはまあ、オマケってやつだ」
虎子「沼虎さま……ヒドイですわ。おチビちゃん、傷ついた私の心と肉体、慰めてくださらないかしら?」
420「コラ虎子! くっつくなって言ってるでしょっ! あ、あの、獣虎……さん?」
獣虎「…我、呼ぶ、獣虎、いい」
420「??」
沼虎「『さん』はいらねえ、獣虎でイイ。だとよ」
沼虎の通訳に、獣虎が重々しくうなずく。
420「あ、ああ。そーなんだ……。それじゃあ、これからよろしくねっ、獣虎!」
笑顔で右手を差し出す420。対する獣虎の反応は速かった。
420「え!? ちょ…」
沼虎「アッー! おいコラ!」
虎子「抜け駆けはズルイですわよ、獣虎!」
獣虎に押し倒され、420は顔をぺろぺろと舐め回されていた。振りほどこうにもビーストの馬鹿力。びくりとも動かない。
獣虎「我、420……イイ。沼虎、420、くれ」
沼虎「やらんっ! つか離れろ!」
叫びざま、沼虎の振るうランスが獣虎を引き剥がす。
虎子「そうですわ! おチビちゃんは、私がいただくんですもの……ん……」
その隙をついて、420にディープなキスをやらかす虎子。
沼虎「お前もだっ、虎子!」
返す刃で虎子を払いのけ、420を奪還した沼虎が大きく息を吐いた。
沼虎「ちょっと野暮用だ。お前らはソコで待ってろ」
倒れた二人に言い放ち、沼虎は420を担いで自室へ戻った。
420「ちょ、沼虎っ……」
沼虎「消毒だ消毒! ったく、どいつもこいつも……」
420「あん、ぬまとら、そんなトコにっ、指っ……ダメっ、こんな時に……バカ虎っ!」
五分経過の後、頬に420の手形をくっきりつけた沼虎がプラットフォームに戻ってきた。じろりと、睨む四つの瞳がそれを迎える。
沼虎「……こりゃあ、『アレ』だな」
物問いたげな虎子と獣虎の目を見返しつつ、沼虎は大きく息を吸い込んだ。 つづく
ガーディアンズコロニーのフライヤーベース前。HIVEに向かうプラットホームに、四人の人影があった。
一人は、長い髪を後ろでまとめた軽薄なニューマン青年。
一人は、素晴らしいプロポーションを惜しげもなく披露する格好の、妖艶な美女。
一人は、小柄で活動的な印象のパートナーマシナリー。
上から沼虎、虎子、420の順である。そして、残る一人は……。
420は、その男性を見るなり理解した。彼は、戦士を生業とするモノであると。モトゥブの民族衣装からのぞく筋肉は、無数の傷痕で覆われている。
ビースト特有のとんがった耳の片方が、中ほどからちぎれ、失われている。油断なく周囲に視線を配るその眼は、白眼だった。
沼虎「よお。お前も来てくれたのか、獣虎」
呼びかけられた男が沼虎に向き直り、大きくうなずいた。
獣虎「我……沼虎、呼ばれた。我、だから、来た」
ぐるると唸るようなカタコトで、その男は言った。
420「ぬ、ぬまとら? ダレなの、このヒト?」
クバラおばさんの来訪によるダメージからまだ完全に立ち直っていなかった420が、ひきつった笑みを浮かべ聞いた。虎子のほうはといえば、その男
を舐めるように眺めまわしていた。
沼虎「ああ。二人とも、まだ会ったコト無かったな。コイツは、俺様のちょいとした知り合いで…」
沼虎を遮る動きで、男が二人の前に立った。
獣虎「我……ビーストのプロトランザー、獣虎!」
プラットホーム全体を揺るがす大音量で、獣虎が名乗った。
沼虎「声がデケエって! ったく、少しは手加減しやがれ。んで、獣虎。コッチが俺様のオンナ、420だ。あとソコのはまあ、オマケってやつだ」
虎子「沼虎さま……ヒドイですわ。おチビちゃん、傷ついた私の心と肉体、慰めてくださらないかしら?」
420「コラ虎子! くっつくなって言ってるでしょっ! あ、あの、獣虎……さん?」
獣虎「…我、呼ぶ、獣虎、いい」
420「??」
沼虎「『さん』はいらねえ、獣虎でイイ。だとよ」
沼虎の通訳に、獣虎が重々しくうなずく。
420「あ、ああ。そーなんだ……。それじゃあ、これからよろしくねっ、獣虎!」
笑顔で右手を差し出す420。対する獣虎の反応は速かった。
420「え!? ちょ…」
沼虎「アッー! おいコラ!」
虎子「抜け駆けはズルイですわよ、獣虎!」
獣虎に押し倒され、420は顔をぺろぺろと舐め回されていた。振りほどこうにもビーストの馬鹿力。びくりとも動かない。
獣虎「我、420……イイ。沼虎、420、くれ」
沼虎「やらんっ! つか離れろ!」
叫びざま、沼虎の振るうランスが獣虎を引き剥がす。
虎子「そうですわ! おチビちゃんは、私がいただくんですもの……ん……」
その隙をついて、420にディープなキスをやらかす虎子。
沼虎「お前もだっ、虎子!」
返す刃で虎子を払いのけ、420を奪還した沼虎が大きく息を吐いた。
沼虎「ちょっと野暮用だ。お前らはソコで待ってろ」
倒れた二人に言い放ち、沼虎は420を担いで自室へ戻った。
420「ちょ、沼虎っ……」
沼虎「消毒だ消毒! ったく、どいつもこいつも……」
420「あん、ぬまとら、そんなトコにっ、指っ……ダメっ、こんな時に……バカ虎っ!」
五分経過の後、頬に420の手形をくっきりつけた沼虎がプラットフォームに戻ってきた。じろりと、睨む四つの瞳がそれを迎える。
沼虎「……こりゃあ、『アレ』だな」
物問いたげな虎子と獣虎の目を見返しつつ、沼虎は大きく息を吸い込んだ。 つづく
第十七話「恋は盲目~いのちを賭けた戦い!~」を投下です。
沼虎「第一回、420杯、種族対抗エネミー討伐選手権大会ー!」
獣虎&虎子「オォォオオオオオ!」
420「ちょ、ちょっと待ちなさいよっ! 何でそう、皆ノリノリなのよっ!?」
420の必死の抗議は、しかし三人の耳には入っていなかった。
獣虎「420、我、必ず勝つ! 信じる、待つ、イイ……」
虎子「おチビちゃんを手に入れる……、そのためならば! 沼虎さま、私、全力でイキますわよ……」
沼虎「気合充分だな二人とも! あー、420。心配すんな。俺様が、負けるワケねえだろ? んじゃ、ルールの説明を」
獣虎「Sランクミッション、C武器で」
虎子「より多くの敵を倒した者が、おチビちゃんに手を入れる……」
沼虎「言いたいコトはよくわかるが、微妙に違うぜ、虎子。んで、今回はさらに特別ルールだ。420にゃ1ブロック毎に、
それぞれ挑戦者とペアになってもらう。言うまでもねえコトだが、420が戦闘不能になりゃ組んでた奴は失格。んで、
420が倒したエネミーは得点にはならねえ。以上、何か質問あるか?」
420「はいはいーっ。何であたしがいつの間にか賞品化されてんのよ?」
沼虎「オーケイ。質問タイムは終了だ」
420「ヒトの話聞きなさーい!」
沼虎「んじゃ、ブロック1は虎子、2は獣虎。んでもって俺様が3ブロックってことで、イクぜ?」
獣虎「応!」
虎子「フフフ……」
気合充分の獣虎と妖しく笑う虎子に、420はため息を吐いた。
420「……もう、わかったわよっ! でも、バカ虎! 負けたら承知しないんだからねっ!」
ミッションカウンターへ向かう沼虎が振り返り、にやりと笑った。
沼虎「負けねえよ。俺様を信じろ」
420にウインクして、沼虎がミッションを受託した。
どこか軟体動物を思わせる、HIVE3号内部。侵入を果たした沼虎たちは、予想どおり苦戦を強いられていた。まず、420が
ペアを組んでいるのは虎子である。
虎子「くっ、ちっとも当たりませんわ! 憎らしいデルジャバンですこと」
闇バレットを込めたコヌパダリで、雪崩の如く虎子が射掛ける。だが、デルジャバンの硬い装甲に、矢はあっさりと弾かれてゆく。
420「後ろに回ればいいじゃない。何でこんな遠くから射るのよ」
虎子「おチビちゃんに万一のコトがあってはいけないからですわ」
つるべ撃ちに専念する虎子の隣で、420がむっとした表情になった。
420「あんな奴ら指一本触れさせずに、倒してみせるわよ!」
敵群に突っ込む420が、顔面からモロにこけた。虎子が足首を引いたのだ。
420「何すんのよ……」
倒れたまま食って掛かる420の頭上を、無数の闇球が通過してゆく。
虎子「おチビちゃんは、じっとしていなさいな。私が、イイ具合にして差し上げますわ」
420「……ありがと」
なんだか温かい気持ちに包まれて、420は素直に礼を言った。だが、その言葉はすぐにかき消される。
沼虎「コラ獣虎! ソイツは俺様の獲物だ!」
獣虎「我……横取り、違う。コイツ、削った、我の、バーントラップG」
沼虎「ソノ前に俺様のポイズントラップGが入ってたんだ!」
獣虎「ポイズン……削る、小さい。バーン、大きい。コレ、我の獲物」
口角泡を飛ばして怒鳴りあう沼虎と獣虎。
虎子「……フフ、ムード台無しですわね、おチビちゃん」
420「……そーね」
弓を射続ける虎子と伏せたままの420が、顔を見合わせどちらからともなく微笑した。
暗黒の通路に、少しだけホノボノした空気が流れた。 つづく
沼虎「第一回、420杯、種族対抗エネミー討伐選手権大会ー!」
獣虎&虎子「オォォオオオオオ!」
420「ちょ、ちょっと待ちなさいよっ! 何でそう、皆ノリノリなのよっ!?」
420の必死の抗議は、しかし三人の耳には入っていなかった。
獣虎「420、我、必ず勝つ! 信じる、待つ、イイ……」
虎子「おチビちゃんを手に入れる……、そのためならば! 沼虎さま、私、全力でイキますわよ……」
沼虎「気合充分だな二人とも! あー、420。心配すんな。俺様が、負けるワケねえだろ? んじゃ、ルールの説明を」
獣虎「Sランクミッション、C武器で」
虎子「より多くの敵を倒した者が、おチビちゃんに手を入れる……」
沼虎「言いたいコトはよくわかるが、微妙に違うぜ、虎子。んで、今回はさらに特別ルールだ。420にゃ1ブロック毎に、
それぞれ挑戦者とペアになってもらう。言うまでもねえコトだが、420が戦闘不能になりゃ組んでた奴は失格。んで、
420が倒したエネミーは得点にはならねえ。以上、何か質問あるか?」
420「はいはいーっ。何であたしがいつの間にか賞品化されてんのよ?」
沼虎「オーケイ。質問タイムは終了だ」
420「ヒトの話聞きなさーい!」
沼虎「んじゃ、ブロック1は虎子、2は獣虎。んでもって俺様が3ブロックってことで、イクぜ?」
獣虎「応!」
虎子「フフフ……」
気合充分の獣虎と妖しく笑う虎子に、420はため息を吐いた。
420「……もう、わかったわよっ! でも、バカ虎! 負けたら承知しないんだからねっ!」
ミッションカウンターへ向かう沼虎が振り返り、にやりと笑った。
沼虎「負けねえよ。俺様を信じろ」
420にウインクして、沼虎がミッションを受託した。
どこか軟体動物を思わせる、HIVE3号内部。侵入を果たした沼虎たちは、予想どおり苦戦を強いられていた。まず、420が
ペアを組んでいるのは虎子である。
虎子「くっ、ちっとも当たりませんわ! 憎らしいデルジャバンですこと」
闇バレットを込めたコヌパダリで、雪崩の如く虎子が射掛ける。だが、デルジャバンの硬い装甲に、矢はあっさりと弾かれてゆく。
420「後ろに回ればいいじゃない。何でこんな遠くから射るのよ」
虎子「おチビちゃんに万一のコトがあってはいけないからですわ」
つるべ撃ちに専念する虎子の隣で、420がむっとした表情になった。
420「あんな奴ら指一本触れさせずに、倒してみせるわよ!」
敵群に突っ込む420が、顔面からモロにこけた。虎子が足首を引いたのだ。
420「何すんのよ……」
倒れたまま食って掛かる420の頭上を、無数の闇球が通過してゆく。
虎子「おチビちゃんは、じっとしていなさいな。私が、イイ具合にして差し上げますわ」
420「……ありがと」
なんだか温かい気持ちに包まれて、420は素直に礼を言った。だが、その言葉はすぐにかき消される。
沼虎「コラ獣虎! ソイツは俺様の獲物だ!」
獣虎「我……横取り、違う。コイツ、削った、我の、バーントラップG」
沼虎「ソノ前に俺様のポイズントラップGが入ってたんだ!」
獣虎「ポイズン……削る、小さい。バーン、大きい。コレ、我の獲物」
口角泡を飛ばして怒鳴りあう沼虎と獣虎。
虎子「……フフ、ムード台無しですわね、おチビちゃん」
420「……そーね」
弓を射続ける虎子と伏せたままの420が、顔を見合わせどちらからともなく微笑した。
暗黒の通路に、少しだけホノボノした空気が流れた。 つづく
あ、275す。
>>279さんの感想見て、頑張って耐える410考えてたんすが、やめました(ヒドイ
なんとなく頭の中に思い浮かんだんで書いてみました。
てな訳で駄文投入です…
マスターとの出会いから数日、強烈なスキンシップに溺れそうな日々を過ごしています。
私は今、マイルームにて大作特撮映画「ゴッズィーラvs魔法塾長★首領フライ」を視聴中です。
あ!首領フライのマジカルプライドパンチが見事ゴッズィーラにクリーンヒットです!!
これで街の平和が守られました!さすが平和を守る正義の塾長です、憧れてしまいます…
「あー、ソレ見るのもう10回目やんな410~っと…そういやワシらの配属先がきまったんよー」
「ようやくお決まりになりましたか!で、配属先はどちらになりましたか?」
「えーとなぁ、街の人の身近な苦情やら困ってる事を聞いてそれを解決する部署らしいんよー」
「…マスターそれは…私達は思いっきり邪魔者扱い確定でしょうか?」
「そうなん????まあええかー、ビジフォンにメールがきとるはずなんよ、っと」
そう言いながら例のいいひと眼鏡を指でスッと直しつつキーを軽やかに押すマスター。
「えとなぁ、配属先は庶務課分室ってとこでなー、なんでも新しく出来たらしいんよー、
なんつーたかなぁ…市民の声なんでも解決センターて書いてあるなぁ~」
「マスター、それはどう考えても…いやいいです、問題ありません」
普通ならば出世コースとは正反対の左遷と考えれば良いのでしょうが、何故でしょう…
あの銀髪の肉食…もとい~マスターなら周囲を振り回しつつも楽しげに仕事をこなす姿が
容易に想像できてしまうのは…これはこれでいいんでしょうか?
「今んとこ出来たばっかで人員はワシしかおらんみたいやし、410も手伝うてくれるんー?」
「…マスターを一人で置いていくような私ではありません、駄目だといわれても手伝う事を
決めておりましたよ?頑張りましょうマ…ムグ!?」
「あーもうーええ娘なんよー、泣けてくるんよー、可愛ええんよー!」
早速マスターの抱きつかれました、折角なので大きくて柔らかくてたゆんたゆんの感触を
心行くまでじっくり堪能したいと思います、むしろ自分から溺れていきますとも。
PMにも『悟りを開く』って単語が使えるんだなあと頭の中で浮かんでました。
この後、市民の声なんでも解決センターに配属されるマスターと私なのですが、
どうやら色々と事件に巻き込まれるようです…どうなる事やら。
つづく?のかな…
>>279さんの感想見て、頑張って耐える410考えてたんすが、やめました(ヒドイ
なんとなく頭の中に思い浮かんだんで書いてみました。
てな訳で駄文投入です…
マスターとの出会いから数日、強烈なスキンシップに溺れそうな日々を過ごしています。
私は今、マイルームにて大作特撮映画「ゴッズィーラvs魔法塾長★首領フライ」を視聴中です。
あ!首領フライのマジカルプライドパンチが見事ゴッズィーラにクリーンヒットです!!
これで街の平和が守られました!さすが平和を守る正義の塾長です、憧れてしまいます…
「あー、ソレ見るのもう10回目やんな410~っと…そういやワシらの配属先がきまったんよー」
「ようやくお決まりになりましたか!で、配属先はどちらになりましたか?」
「えーとなぁ、街の人の身近な苦情やら困ってる事を聞いてそれを解決する部署らしいんよー」
「…マスターそれは…私達は思いっきり邪魔者扱い確定でしょうか?」
「そうなん????まあええかー、ビジフォンにメールがきとるはずなんよ、っと」
そう言いながら例のいいひと眼鏡を指でスッと直しつつキーを軽やかに押すマスター。
「えとなぁ、配属先は庶務課分室ってとこでなー、なんでも新しく出来たらしいんよー、
なんつーたかなぁ…市民の声なんでも解決センターて書いてあるなぁ~」
「マスター、それはどう考えても…いやいいです、問題ありません」
普通ならば出世コースとは正反対の左遷と考えれば良いのでしょうが、何故でしょう…
あの銀髪の肉食…もとい~マスターなら周囲を振り回しつつも楽しげに仕事をこなす姿が
容易に想像できてしまうのは…これはこれでいいんでしょうか?
「今んとこ出来たばっかで人員はワシしかおらんみたいやし、410も手伝うてくれるんー?」
「…マスターを一人で置いていくような私ではありません、駄目だといわれても手伝う事を
決めておりましたよ?頑張りましょうマ…ムグ!?」
「あーもうーええ娘なんよー、泣けてくるんよー、可愛ええんよー!」
早速マスターの抱きつかれました、折角なので大きくて柔らかくてたゆんたゆんの感触を
心行くまでじっくり堪能したいと思います、むしろ自分から溺れていきますとも。
PMにも『悟りを開く』って単語が使えるんだなあと頭の中で浮かんでました。
この後、市民の声なんでも解決センターに配属されるマスターと私なのですが、
どうやら色々と事件に巻き込まれるようです…どうなる事やら。
つづく?のかな…
>>283.285
獣虎(「けもとら」で良いんだろうかこれ)が出たばかりの時は難そうなのが出てきたなと思ったら・・・w
しかしエロッってかプロトランザーってのは変なのしか居ないのかw
>>287
耐えるのかと思ったらあっという間に陥落、てかむしろ自らダイブとはwww
毒が移らないか心配だったがそもそもそれ以前だったかw
獣虎(「けもとら」で良いんだろうかこれ)が出たばかりの時は難そうなのが出てきたなと思ったら・・・w
しかしエロッってかプロトランザーってのは変なのしか居ないのかw
>>287
耐えるのかと思ったらあっという間に陥落、てかむしろ自らダイブとはwww
毒が移らないか心配だったがそもそもそれ以前だったかw
>>286
イエス! アレを元に考えましたw
>>287
素晴らしいたゆんたゆん・・・・・・w
それでは、第十八話「恋は熱病~決して砕けぬその想い~」を投下です。
側に居るのが沼虎だったらいいのに……。クリスタルを起動させる獣虎の横で、420は浮かない顔だった。
1ブロックめで行動を共にしていた虎子は、沼虎と一緒にシティへ補給しに戻っていた。
入り口から入って広場のような空間に、ふよふよとガオゾランが浮いている。ソレを見て、420はますます鬱になった。
獣虎「ウオオ! 我、倒す、敵、全て斬る! 一緒、来い、420!」
420「へ?」
間の抜けた声を出して、慌てて口元を押さえた。ぼんやりしている間に、獣虎はガオゾランへ接近し長剣を振り下ろしていた。
420「! 獣虎、気をつけて!」
重い一撃に傾いだガオゾランだったが、C武器では力不足で止めには至らない。反撃とばかりにガオゾランがロッドを振る。
氷の障壁が、ガオゾランの周囲に現れる。その攻撃を、獣虎は意外な敏捷性を発揮してかわした。
獣虎「420、ソレ、やる。狩る、イイ」
420「え? あ、うん」
難なくギ・バータをかわした上にバーントラップを仕掛けたらしい。目の前で炎上しつつもがくガオゾランに、420は爪を
立てて止めを刺した。
獣虎「次、420、腕、見せる」
420「……いいわよ、見てなさいっ!」
鋼爪が空中に軌跡を描き、一体のガオゾランが両断されて地面に落ちる。
420「どんなもんよっ!」
獣虎「強き者…420! 我……嫁、相応しい」
420「あ、ありがと……。それよりホラ、まだ残ってるわよっ!」
獣虎「応!」
420が最後のガオゾランの腕を切り飛ばし、獣虎が胴体を両断する。豪快な獣虎の動きに、420はいつしか高揚していた。
420「よーし、この調子でじゃんじゃんいくわよっ! ついて来なさい、獣虎っ!」
獣虎「420、ソレ、我、台詞……」
獣面に複雑な笑みを浮かべ、獣虎が420に続いた。
420「!! 獣虎、アレ見て!」
立ち止まり指差す420の横で、獣虎がホウと感嘆の息を吐いた。
獣虎「センディラン、リーダー……」
420「タフだし、フォイエも使う、手強い相手よ」
爪を構える420の肩をぽんと叩き、獣虎が前に出た。
獣虎「任せる、イイ。獣虎、勇者! 火、恐れない!」
420「イヤ、恐いとかそーいう問題じゃなくて」
重戦車の如く突っ込む獣虎。その手には、いつの間にかナックルが装着されていた。
獣虎「オォ……!」
腰だめに拳を引いて、真っ直ぐ前に撃ちだす。真正面から頭をぶん殴られたセンディランのリーダーは、あっけなく砕けた。
獣虎「我、強い! 我、負けぬ!」
リーダーを失ったセンディランの群れは脆く、暴れる獣虎に続いて420の突撃を受け、あっという間に壊滅した。
獣虎「420、我、強い。惚れたか」
得意げに訊いてくる獣虎に、420は肩をすくめてみせた。
420「そうね。沼虎の次くらいにカッコいいわよ」
獣虎「ヌゥ、次……」
しょげ返る獣虎に、420は少しの呆れと羨望を同時に覚えた。
420「ビーストって、ホント感情ストレートよね……」
つぶやく420に、獣虎がいきなりのしかかった。
420「っちょ、何を……」
間髪入れず、獣虎の背で爆発が起きた。苦痛に呻く、獣虎の背後に、ガオゾランがふよふよと浮かんでいた。
420「獣虎っ! 大丈夫!?」
第二波、第三波と火球が着弾する。420の悲鳴に近い呼びかけに、獣虎は凄絶な笑みで応えた。
獣虎「勝負、勝つ。つづき、する。だから、待て」
420の額に、獣虎が軽く口を付けた。困惑する420の目の前で、獣虎が強烈な光に包まれる。そのまばゆさに、思わず420は目を閉じた。
目を開けたとき、420の前に立った獣虎は変身していた。より、猛々しく。より、俊敏に。ソレは、全てを打ち砕くための進化だった。
獣虎「ウオオォォォ! 我、刃向かう、後悔する、イイ!」
野獣と化した獣虎が、浮遊する獲物に強烈な一撃を叩き込んだ。 つづく
イエス! アレを元に考えましたw
>>287
素晴らしいたゆんたゆん・・・・・・w
それでは、第十八話「恋は熱病~決して砕けぬその想い~」を投下です。
側に居るのが沼虎だったらいいのに……。クリスタルを起動させる獣虎の横で、420は浮かない顔だった。
1ブロックめで行動を共にしていた虎子は、沼虎と一緒にシティへ補給しに戻っていた。
入り口から入って広場のような空間に、ふよふよとガオゾランが浮いている。ソレを見て、420はますます鬱になった。
獣虎「ウオオ! 我、倒す、敵、全て斬る! 一緒、来い、420!」
420「へ?」
間の抜けた声を出して、慌てて口元を押さえた。ぼんやりしている間に、獣虎はガオゾランへ接近し長剣を振り下ろしていた。
420「! 獣虎、気をつけて!」
重い一撃に傾いだガオゾランだったが、C武器では力不足で止めには至らない。反撃とばかりにガオゾランがロッドを振る。
氷の障壁が、ガオゾランの周囲に現れる。その攻撃を、獣虎は意外な敏捷性を発揮してかわした。
獣虎「420、ソレ、やる。狩る、イイ」
420「え? あ、うん」
難なくギ・バータをかわした上にバーントラップを仕掛けたらしい。目の前で炎上しつつもがくガオゾランに、420は爪を
立てて止めを刺した。
獣虎「次、420、腕、見せる」
420「……いいわよ、見てなさいっ!」
鋼爪が空中に軌跡を描き、一体のガオゾランが両断されて地面に落ちる。
420「どんなもんよっ!」
獣虎「強き者…420! 我……嫁、相応しい」
420「あ、ありがと……。それよりホラ、まだ残ってるわよっ!」
獣虎「応!」
420が最後のガオゾランの腕を切り飛ばし、獣虎が胴体を両断する。豪快な獣虎の動きに、420はいつしか高揚していた。
420「よーし、この調子でじゃんじゃんいくわよっ! ついて来なさい、獣虎っ!」
獣虎「420、ソレ、我、台詞……」
獣面に複雑な笑みを浮かべ、獣虎が420に続いた。
420「!! 獣虎、アレ見て!」
立ち止まり指差す420の横で、獣虎がホウと感嘆の息を吐いた。
獣虎「センディラン、リーダー……」
420「タフだし、フォイエも使う、手強い相手よ」
爪を構える420の肩をぽんと叩き、獣虎が前に出た。
獣虎「任せる、イイ。獣虎、勇者! 火、恐れない!」
420「イヤ、恐いとかそーいう問題じゃなくて」
重戦車の如く突っ込む獣虎。その手には、いつの間にかナックルが装着されていた。
獣虎「オォ……!」
腰だめに拳を引いて、真っ直ぐ前に撃ちだす。真正面から頭をぶん殴られたセンディランのリーダーは、あっけなく砕けた。
獣虎「我、強い! 我、負けぬ!」
リーダーを失ったセンディランの群れは脆く、暴れる獣虎に続いて420の突撃を受け、あっという間に壊滅した。
獣虎「420、我、強い。惚れたか」
得意げに訊いてくる獣虎に、420は肩をすくめてみせた。
420「そうね。沼虎の次くらいにカッコいいわよ」
獣虎「ヌゥ、次……」
しょげ返る獣虎に、420は少しの呆れと羨望を同時に覚えた。
420「ビーストって、ホント感情ストレートよね……」
つぶやく420に、獣虎がいきなりのしかかった。
420「っちょ、何を……」
間髪入れず、獣虎の背で爆発が起きた。苦痛に呻く、獣虎の背後に、ガオゾランがふよふよと浮かんでいた。
420「獣虎っ! 大丈夫!?」
第二波、第三波と火球が着弾する。420の悲鳴に近い呼びかけに、獣虎は凄絶な笑みで応えた。
獣虎「勝負、勝つ。つづき、する。だから、待て」
420の額に、獣虎が軽く口を付けた。困惑する420の目の前で、獣虎が強烈な光に包まれる。そのまばゆさに、思わず420は目を閉じた。
目を開けたとき、420の前に立った獣虎は変身していた。より、猛々しく。より、俊敏に。ソレは、全てを打ち砕くための進化だった。
獣虎「ウオオォォォ! 我、刃向かう、後悔する、イイ!」
野獣と化した獣虎が、浮遊する獲物に強烈な一撃を叩き込んだ。 つづく
ぐぎゅるぅるるるるるるるるるるぃ…。
むぃ…。
とうに消灯時間の過ぎたガーディアンズコロニー。ほの明るいランプだけが灯るマイルームの片隅で、私は眼をさました。
……腹の音で。
システムは未だスリープモード。はっきりとしない知覚情報の中、私は重い瞼を押し上げる。
むむ…、晩ご飯足りなかったか…。
近くの時計はド深夜を指している。私は眠気と空腹の倦怠感の両方を抱えて、もぞもぞと布団から這い出した。
キッチン行って何か食べよう…。確か買い置きのシュクリームがまだあったはず…。
私はGH-430。警備部に所属する、とある激ラブエンジェル小ビーストのご主人様にお仕えしています。
ちょっとばっかり複雑な事情を抱えていたりもしたのですが、今では本当に、どこにでもいるGH-430です。
少し前までは、幸せな日々がいつ壊れるのかと、一人の夜はいつもそれに怯えていましたが、
今ではもう違います。朝はきっと、幸せな朝。それは必ずやってくる。
私たちが、幸せになる為の努力を怠らない限り、絶対に。
……うん、だから……、こんな風に夜中にお腹が空いたりもするのさ!
まかり間違ってもこんな深夜にご主人様を起こしてしまわぬよう、物音を立てぬ細心の足運びで、
私はご主人様の部屋のドアの前を通過する。ドアをぶち破って夜這いをかけたくなるけれど…。
とりあえず今は、眠れないほどの空腹を何とかしましょう…。
(そういえば…)
今少し、「少し前のこと」を思い出したせいでしょうか。――どうにも何かが引っ掛かる。
おかしな話です。あの事件は全て解決済み。何も後に引きずるようなことなんて無いはずなのに。
なぁんか、記憶メモリーの一部がすっきりしないなぁ…。なんだっけ…?
心の中に疑問を感じながらも、私の足はキッチンに到着する。
部屋同様真っ暗なキッチン。非常灯の小さな明かりに照らされる部屋の中、私は冷蔵庫の前へと進んでいく。
…くぁ…、やっぱり眠い…。シュクリーム一つ食べて、早くお布団にもどろ…。
ふと、
「…あれ?」
通り過ぎた戸棚に、今更ながら違和感を感じ、私は足を止める。
戸が少し開いている。…普段は使わない戸棚です。最後に開け閉めした記憶がない。
観音開きの大きな戸棚で、かさばる料理器具を閉まっている場所だ。
戸の小さな隙間を閉めようと、取っ手に手を掛けたところで…、
――あれ……? もしかして……?
今、ちょっと、何となく…、気付いたかも。すっきりしない記憶――、まさか…!
私は思わずぞっとして、取っ手を引き、そして――、
「ぎぃいいいいいいああああああああああああああああああああァッ!」
* * * *
「ななななななななななななにごとなのですかー!?」
慌てふためいたご主人様の声と共に、キッチンの電気が付く。
ドロボウか何かかと思ったのでしょうか、寝間着姿のまま丸めた新聞紙を片手に
――ってご主人様、非常時をその装備で乗り切るおつもりですか――、
既に半泣きの表情でキッチンに飛び込んでくるのは…、マイリトルスイートストリベリーご主人様。
もう形容が訳わからないことになっている好き好き大好きご主人様。
「はう。…よん、さん、ぜろ?」
ぎう、と丸めた新聞紙を両手で握って、ご主人様はぽかんとお口を開けられます。
――そりゃ、そうでしょう…。
非常事態と思ってキッチンに飛び込んでみれば、そこにいるのは――、
開けた戸棚から飛び出してきた巨大な包丁を真剣白刃取りで受け止め、硬直しているパシリなのですから…。
と、戸の向こうに立てかけてあったのか…。危うく真っ二つになるところだった…。
いかんともしがたい沈黙を挟み…、私は言った。ようやく思い出した、疑惑の正体を。
「…マグロ解体ショーで使った巨大包丁…、返してませんでした…」
むぃ…。
とうに消灯時間の過ぎたガーディアンズコロニー。ほの明るいランプだけが灯るマイルームの片隅で、私は眼をさました。
……腹の音で。
システムは未だスリープモード。はっきりとしない知覚情報の中、私は重い瞼を押し上げる。
むむ…、晩ご飯足りなかったか…。
近くの時計はド深夜を指している。私は眠気と空腹の倦怠感の両方を抱えて、もぞもぞと布団から這い出した。
キッチン行って何か食べよう…。確か買い置きのシュクリームがまだあったはず…。
私はGH-430。警備部に所属する、とある激ラブエンジェル小ビーストのご主人様にお仕えしています。
ちょっとばっかり複雑な事情を抱えていたりもしたのですが、今では本当に、どこにでもいるGH-430です。
少し前までは、幸せな日々がいつ壊れるのかと、一人の夜はいつもそれに怯えていましたが、
今ではもう違います。朝はきっと、幸せな朝。それは必ずやってくる。
私たちが、幸せになる為の努力を怠らない限り、絶対に。
……うん、だから……、こんな風に夜中にお腹が空いたりもするのさ!
まかり間違ってもこんな深夜にご主人様を起こしてしまわぬよう、物音を立てぬ細心の足運びで、
私はご主人様の部屋のドアの前を通過する。ドアをぶち破って夜這いをかけたくなるけれど…。
とりあえず今は、眠れないほどの空腹を何とかしましょう…。
(そういえば…)
今少し、「少し前のこと」を思い出したせいでしょうか。――どうにも何かが引っ掛かる。
おかしな話です。あの事件は全て解決済み。何も後に引きずるようなことなんて無いはずなのに。
なぁんか、記憶メモリーの一部がすっきりしないなぁ…。なんだっけ…?
心の中に疑問を感じながらも、私の足はキッチンに到着する。
部屋同様真っ暗なキッチン。非常灯の小さな明かりに照らされる部屋の中、私は冷蔵庫の前へと進んでいく。
…くぁ…、やっぱり眠い…。シュクリーム一つ食べて、早くお布団にもどろ…。
ふと、
「…あれ?」
通り過ぎた戸棚に、今更ながら違和感を感じ、私は足を止める。
戸が少し開いている。…普段は使わない戸棚です。最後に開け閉めした記憶がない。
観音開きの大きな戸棚で、かさばる料理器具を閉まっている場所だ。
戸の小さな隙間を閉めようと、取っ手に手を掛けたところで…、
――あれ……? もしかして……?
今、ちょっと、何となく…、気付いたかも。すっきりしない記憶――、まさか…!
私は思わずぞっとして、取っ手を引き、そして――、
「ぎぃいいいいいいああああああああああああああああああああァッ!」
* * * *
「ななななななななななななにごとなのですかー!?」
慌てふためいたご主人様の声と共に、キッチンの電気が付く。
ドロボウか何かかと思ったのでしょうか、寝間着姿のまま丸めた新聞紙を片手に
――ってご主人様、非常時をその装備で乗り切るおつもりですか――、
既に半泣きの表情でキッチンに飛び込んでくるのは…、マイリトルスイートストリベリーご主人様。
もう形容が訳わからないことになっている好き好き大好きご主人様。
「はう。…よん、さん、ぜろ?」
ぎう、と丸めた新聞紙を両手で握って、ご主人様はぽかんとお口を開けられます。
――そりゃ、そうでしょう…。
非常事態と思ってキッチンに飛び込んでみれば、そこにいるのは――、
開けた戸棚から飛び出してきた巨大な包丁を真剣白刃取りで受け止め、硬直しているパシリなのですから…。
と、戸の向こうに立てかけてあったのか…。危うく真っ二つになるところだった…。
いかんともしがたい沈黙を挟み…、私は言った。ようやく思い出した、疑惑の正体を。
「…マグロ解体ショーで使った巨大包丁…、返してませんでした…」
翌朝、昼過ぎ頃――、
「はぅ…、お借りして随分経つのです…」
「面目ありません…」
ぺたん、と垂れた耳を更に垂れ下げ、ご主人様は気まずそうに歩いていく。
ナノトランサーに包丁を格納した私は、俯き加減でその後ろについていく。
ガーディアンズコロニーは随分と賑わっていた。
不要区画が出てくるくらい人離れが進んでいるにも関わらず、この数日のコロニーは大賑わいだ。
何でもバーチャルリアリティを利用して、ガーディアンズに配備される予定の新規設備の実験を行っているとか。
これが噂と話題を呼び、結構な数のガーディアンズが参加している。…自然にコロニーも賑わっていた。
ご主人様は…、ダメです。VR設備へのログインの方法をオペーレーターから説明されている最中に…、パンクしました。
ビジフォンを使ってのテレビの録画も出来ない人ですから…。
…ともあれ。
「…非常に気まずいですね」
「あんな大きな包丁滅多にないのです。使うときに無かったらすごい困るのですよ…」
私たちは並んで立ち止まった。
コロニーの商店街の一角。そこには、小さいながらも小洒落たレストランがある。
大通りからは少し外れているけれど、隠れ家的な佇まいのせいか、思わず寄ってしまいたくなる魅力があった。
…ガーディアンズ活動をしながらレストランを経営するという、何とも風変わりな主らしい。
「はぅはぅ…、謝るしかないのです…」
「謝るしかありませんよね…」
ランチタイムが終わったのか、店先には「準備中」の立て札が。
お客ではないのだから、訪れるのなら今しかないだろう…。
からんっ、ころんっ
小気味良い音色を奏でるドアベルの下、緊張と申し訳無さに固まる私たち。
「す、すみませぇん…」
決して広くはないが、手入れと清掃の行き届いた清潔な店内。
「ごめんなさーい! 只今当店準備中ですー!」
奥の厨房からは…、洗い物の最中だったのだろうか、
大きな前掛けエプロンの端で両手を拭きながら、GH-422がぱたぱたと走り出てくる。
「あ、いえ、そうではないのです。はう、そのですね、えと…」
「ん? お客さんじゃないの? 予約? いいよ? ヒュマ助に言っとくよ? 何人?」
422の矢継ぎ早な物言いに、ご主人様は意味もなく指を突き合わせ、俯いて、
「はぅはぅ、よ、予約でもなくてですね…」
「んんん? お客でもなくて予約でもないの? じゃあ一体何さ? ボク忙しいんだよ」
握った拳を両腰に当て、422はぷうと頬を膨らませる。…ランチの後片づけで忙しいんだろうな。
ご主人様にそんな態度取るなんて、本来だったら眉間に風穴の刑に処すトコだけど…、
今回ばっかりは――、私が悪い…。
「はう! はぅ…、はぅ…、ええと、もう、一ヶ月以上前なのですが…」
「あー…、この店にですね、ちょっと包丁を借りに――」
と、
「ああ、あの時の。包丁はお役に立ちましたか?」
店の奥からは、一人のヒューマンが。
それほど顔立ちが良い方じゃない。体型もちょっとぽっちゃり。
でも、穏やかな声音と暖かい表情が、接する人に安心感をくれるような魅力がある。
そんなヒューマン。…憶えてる。この店のマスターだ。
ちょいちょい、とご主人様の背中を肘で突いて『この人です』と合図をして、
「本当にごめんなさいーーーーーーーー!」
私たちは揃って、深々と頭を下げた。
そんな私たちに朗らかな笑みを見せるヒューマン。
訳がわからずぽかんと表情に空白を作る422。
店の奥から、何事かと顔を覗かせる442。
そして、
ぎゅるるるるるるるるるるるるるるる…。
揃って音を上げる、…私たち二人の、腹。
「はぅ…、お借りして随分経つのです…」
「面目ありません…」
ぺたん、と垂れた耳を更に垂れ下げ、ご主人様は気まずそうに歩いていく。
ナノトランサーに包丁を格納した私は、俯き加減でその後ろについていく。
ガーディアンズコロニーは随分と賑わっていた。
不要区画が出てくるくらい人離れが進んでいるにも関わらず、この数日のコロニーは大賑わいだ。
何でもバーチャルリアリティを利用して、ガーディアンズに配備される予定の新規設備の実験を行っているとか。
これが噂と話題を呼び、結構な数のガーディアンズが参加している。…自然にコロニーも賑わっていた。
ご主人様は…、ダメです。VR設備へのログインの方法をオペーレーターから説明されている最中に…、パンクしました。
ビジフォンを使ってのテレビの録画も出来ない人ですから…。
…ともあれ。
「…非常に気まずいですね」
「あんな大きな包丁滅多にないのです。使うときに無かったらすごい困るのですよ…」
私たちは並んで立ち止まった。
コロニーの商店街の一角。そこには、小さいながらも小洒落たレストランがある。
大通りからは少し外れているけれど、隠れ家的な佇まいのせいか、思わず寄ってしまいたくなる魅力があった。
…ガーディアンズ活動をしながらレストランを経営するという、何とも風変わりな主らしい。
「はぅはぅ…、謝るしかないのです…」
「謝るしかありませんよね…」
ランチタイムが終わったのか、店先には「準備中」の立て札が。
お客ではないのだから、訪れるのなら今しかないだろう…。
からんっ、ころんっ
小気味良い音色を奏でるドアベルの下、緊張と申し訳無さに固まる私たち。
「す、すみませぇん…」
決して広くはないが、手入れと清掃の行き届いた清潔な店内。
「ごめんなさーい! 只今当店準備中ですー!」
奥の厨房からは…、洗い物の最中だったのだろうか、
大きな前掛けエプロンの端で両手を拭きながら、GH-422がぱたぱたと走り出てくる。
「あ、いえ、そうではないのです。はう、そのですね、えと…」
「ん? お客さんじゃないの? 予約? いいよ? ヒュマ助に言っとくよ? 何人?」
422の矢継ぎ早な物言いに、ご主人様は意味もなく指を突き合わせ、俯いて、
「はぅはぅ、よ、予約でもなくてですね…」
「んんん? お客でもなくて予約でもないの? じゃあ一体何さ? ボク忙しいんだよ」
握った拳を両腰に当て、422はぷうと頬を膨らませる。…ランチの後片づけで忙しいんだろうな。
ご主人様にそんな態度取るなんて、本来だったら眉間に風穴の刑に処すトコだけど…、
今回ばっかりは――、私が悪い…。
「はう! はぅ…、はぅ…、ええと、もう、一ヶ月以上前なのですが…」
「あー…、この店にですね、ちょっと包丁を借りに――」
と、
「ああ、あの時の。包丁はお役に立ちましたか?」
店の奥からは、一人のヒューマンが。
それほど顔立ちが良い方じゃない。体型もちょっとぽっちゃり。
でも、穏やかな声音と暖かい表情が、接する人に安心感をくれるような魅力がある。
そんなヒューマン。…憶えてる。この店のマスターだ。
ちょいちょい、とご主人様の背中を肘で突いて『この人です』と合図をして、
「本当にごめんなさいーーーーーーーー!」
私たちは揃って、深々と頭を下げた。
そんな私たちに朗らかな笑みを見せるヒューマン。
訳がわからずぽかんと表情に空白を作る422。
店の奥から、何事かと顔を覗かせる442。
そして、
ぎゅるるるるるるるるるるるるるるる…。
揃って音を上げる、…私たち二人の、腹。
「思えば、どうやって謝りましょうか、って、そればっかりで…」
「朝から何も食べてませんでしたネ…」
真白のクロスの引かれたテーブルに、私とご主人様はほっぺたから突っ伏している。
「借りた物を一ヶ月も返さないなんて正直どうかと思うよ、ボクは」
そんな私たちを、近くの椅子に腰掛けた422が呆れ顔で睨んでる。
…ムカつくけど…、言い返せない…。非があるのはこっちだし、何より、お腹が空いてお腹が空いて…。
「そういう422は私から借りた本を二ヶ月以上返していませんけどね」
「う゛、お、お店が忙しくて読む暇がないの!」
厨房からやってきた442が、422をたしなめつつ、私たちの前にナイフとフォークの入ったバスケットを運んできてくれる。
「ランチがまだ少しありましたので。もう少々お待ち下さいね」
「はぅはぅ…、何から何まで申し訳ありません…」
にっこりと笑ってくれる442に、ご主人様がテーブルに突っ伏したままお礼を述べる。
もの凄いタイミングで鳴り響いたお腹の二重奏を聴くなり、ヒューマンは苦笑して、
私たちの為に昼食を用意し始めてくれた。ランチの営業、とっくに終わっているのに。
曰く『お腹を空かせた人をそのまま帰したら、料理人として申し訳ありませんよ』
…一ヶ月も包丁を返しに来なかった私たちなのに、だ。
軽く聞いたが、流石にあんなバカでかい包丁だ、特注品らしい。相当の値がしただろう。
そんなものを見ず知らずの私に貸し、挙げ句に借りた本人が忘れてしまうくらい手元に帰ってこなかったのに、
良い奴だなぁ…。ヒューマンてーとあの鉄面皮ばっかり頭に浮かぶけど、ホント良い奴だなぁ…。
422の軽口を聞き、442に慰められ、そうしてそれほど待つこともなく、
「お待たせしました。お急ぎのご様子でしたので、ランチを暖め直しただけですが」
ヒューマンは、優しい笑顔と共に私たちの前に煮込み料理の皿を置いてくれた。
「はう、あの、その…、本当に頂いてしまって良いのですか…?」
「ええ、勿論」
「はうはう…、怒って…、らっしゃいます…、よね…、はう…」
「きちんと返しにいらしたじゃないですか。僕は貸し出しの期限を決めたつもりはありませんよ」
「は、はぅう…」
「冷めないうちにどうぞ。お腹、空いてらっしゃるのでしょう?」
あはは、と笑うヒューマンに、私たちは揃って赤面する。
ああ、なんて情けなさ。これじゃまるでご飯を恵んでもらっているかのよう…。
申し訳ありませんご主人様、私が、この私がついていながら…。
「では、ありがたく…。頂きます」
「はう、頂きますです…」
二人で料理に口を付け…、
「ん!?」
「はう!?」
私たちは顔を見合わせ、目を丸くする。
美味い! これホント美味しい!
お腹が空いている、ってのを抜きにしても、正直に美味しい!
「すごいのです! 美味しいのです! はぅ!」
ぱぁああ、とご主人様の顔に笑顔が花開く。あー…、耳動いてる動いてる…。
どうやら感想は私と同じようです。
「そう言って貰えるのが何よりですね。今日はこんな程度ですが、次は営業時間にいらしてください。
作り置きのランチじゃなく、もっとちゃんとした料理をお出し致しますので」
ばくばくと空腹を満たすべく料理を食べ進める私の耳に、
「下拵えが良いのですね。はう、弱火で一日は煮込まないと…」
「おや、良くおわかりですね? ビーストさんもお料理なさるのですか」
「食べるのも作るのも大好きなのですよ。…はぅ、隠し味はニューディズのオショウユです?」
「ははっ、わかって貰えるのも嬉しいものですね。ご名答です。良ければレシピをお渡ししましょうか」
「はう、ほんとなのですか!?」
「朝から何も食べてませんでしたネ…」
真白のクロスの引かれたテーブルに、私とご主人様はほっぺたから突っ伏している。
「借りた物を一ヶ月も返さないなんて正直どうかと思うよ、ボクは」
そんな私たちを、近くの椅子に腰掛けた422が呆れ顔で睨んでる。
…ムカつくけど…、言い返せない…。非があるのはこっちだし、何より、お腹が空いてお腹が空いて…。
「そういう422は私から借りた本を二ヶ月以上返していませんけどね」
「う゛、お、お店が忙しくて読む暇がないの!」
厨房からやってきた442が、422をたしなめつつ、私たちの前にナイフとフォークの入ったバスケットを運んできてくれる。
「ランチがまだ少しありましたので。もう少々お待ち下さいね」
「はぅはぅ…、何から何まで申し訳ありません…」
にっこりと笑ってくれる442に、ご主人様がテーブルに突っ伏したままお礼を述べる。
もの凄いタイミングで鳴り響いたお腹の二重奏を聴くなり、ヒューマンは苦笑して、
私たちの為に昼食を用意し始めてくれた。ランチの営業、とっくに終わっているのに。
曰く『お腹を空かせた人をそのまま帰したら、料理人として申し訳ありませんよ』
…一ヶ月も包丁を返しに来なかった私たちなのに、だ。
軽く聞いたが、流石にあんなバカでかい包丁だ、特注品らしい。相当の値がしただろう。
そんなものを見ず知らずの私に貸し、挙げ句に借りた本人が忘れてしまうくらい手元に帰ってこなかったのに、
良い奴だなぁ…。ヒューマンてーとあの鉄面皮ばっかり頭に浮かぶけど、ホント良い奴だなぁ…。
422の軽口を聞き、442に慰められ、そうしてそれほど待つこともなく、
「お待たせしました。お急ぎのご様子でしたので、ランチを暖め直しただけですが」
ヒューマンは、優しい笑顔と共に私たちの前に煮込み料理の皿を置いてくれた。
「はう、あの、その…、本当に頂いてしまって良いのですか…?」
「ええ、勿論」
「はうはう…、怒って…、らっしゃいます…、よね…、はう…」
「きちんと返しにいらしたじゃないですか。僕は貸し出しの期限を決めたつもりはありませんよ」
「は、はぅう…」
「冷めないうちにどうぞ。お腹、空いてらっしゃるのでしょう?」
あはは、と笑うヒューマンに、私たちは揃って赤面する。
ああ、なんて情けなさ。これじゃまるでご飯を恵んでもらっているかのよう…。
申し訳ありませんご主人様、私が、この私がついていながら…。
「では、ありがたく…。頂きます」
「はう、頂きますです…」
二人で料理に口を付け…、
「ん!?」
「はう!?」
私たちは顔を見合わせ、目を丸くする。
美味い! これホント美味しい!
お腹が空いている、ってのを抜きにしても、正直に美味しい!
「すごいのです! 美味しいのです! はぅ!」
ぱぁああ、とご主人様の顔に笑顔が花開く。あー…、耳動いてる動いてる…。
どうやら感想は私と同じようです。
「そう言って貰えるのが何よりですね。今日はこんな程度ですが、次は営業時間にいらしてください。
作り置きのランチじゃなく、もっとちゃんとした料理をお出し致しますので」
ばくばくと空腹を満たすべく料理を食べ進める私の耳に、
「下拵えが良いのですね。はう、弱火で一日は煮込まないと…」
「おや、良くおわかりですね? ビーストさんもお料理なさるのですか」
「食べるのも作るのも大好きなのですよ。…はぅ、隠し味はニューディズのオショウユです?」
「ははっ、わかって貰えるのも嬉しいものですね。ご名答です。良ければレシピをお渡ししましょうか」
「はう、ほんとなのですか!?」
…あれ?
なんかこれ、…まずいんじゃね…?
ご主人様は誰とでも仲良くなれる方ですが…、初対面からこんな打ち解けてるのは…、初めて見るぞ…?
「下拵えにも仕掛けがあるんです。良ければ後で厨房をご覧になりますか?」
「はう、いいのですか? 企業秘密なのでは?」
「そんな堅苦しいお店を切り盛りしているつもりはありませんよ」
空腹の危機感から一転…、この二人の関係は…、直感的にやばい…!
ご主人様は無類の料理好き。ニューディズの昔の料理を再現してしまう程だ。
料理ネタへの食い付きが異常に良い!
これが…、こうなって…、ああなって…、次第にそうなって…、それで…。
――430ー。今日はパパが料理を作ってくれるそうなのですよ。はうはう。
「いやぁああああああああああああああああああああああああああああァッ!」
どばあんっ! 私が勢い良く付いた両手が、とうに空になっていた二人の食器をジャンプさせる!
「は、はぅっ!?」
「ど、どうかした? 430ちゃん」
私そっちのけで料理談義に華を咲かせていた二人が、目を白黒させて私を見る。
はぁ…、はぁ…、な、何だ今脳裏を過ぎった光景は――!
馬鹿な馬鹿な! 未来視はアイツの能力で! 私が見たのは幻影! そう幻影だ!
私は髪を振り乱すほどにぶんぶんとかぶりを振って不吉な光景を頭から追いやる。
「何でもありません。と、取り乱しました」
そこへ、
「食器、お下げしますね」
「ふふーん、どーよヒュマ助の料理は。美味しかったでしょ」
この店の給仕を務める二人のパシリがやってきた。
「キミのトコのご主人様も料理するの? でもまあ、ヒュマ助には勝てないだろうけどさっ」
にやぁ、と422が勝ち誇った顔を見せる。…己の主を立てるのはPMとして当然だろうけど、私は思わず、
「ご、ご主人様の料理の方が美味しいです」
そんな、自分たちの立場も恩も忘れた一言を口にしてしまった。
「なぁんですって!?」
俄然色めき立つ422。
「そんなわけないじゃない! ヒュマ助はプロよ!」
…こうなっちゃうと、性格上、売り言葉に買い言葉…、
「プロたって、ガーディアンズと二足の草鞋でしょ。お店を構えるか構えないかだけ。
ご主人様がお店出したりしたら、もーそりゃ連日連夜大賑わいよ!」
ああああ、ダメだって。料理が美味しいのは本当だし、ヒューマン…、ヒュマ助とか言ったっけ?
その人がいい人なのも間違いない。どっかで方向修正しないと…。
が、
「ふんっ! 言っちゃ何だけどキミのご主人様はビーストでしょ? ガサツが売りの種族じゃない!」
――ぷっつーん。
なんかこれ、…まずいんじゃね…?
ご主人様は誰とでも仲良くなれる方ですが…、初対面からこんな打ち解けてるのは…、初めて見るぞ…?
「下拵えにも仕掛けがあるんです。良ければ後で厨房をご覧になりますか?」
「はう、いいのですか? 企業秘密なのでは?」
「そんな堅苦しいお店を切り盛りしているつもりはありませんよ」
空腹の危機感から一転…、この二人の関係は…、直感的にやばい…!
ご主人様は無類の料理好き。ニューディズの昔の料理を再現してしまう程だ。
料理ネタへの食い付きが異常に良い!
これが…、こうなって…、ああなって…、次第にそうなって…、それで…。
――430ー。今日はパパが料理を作ってくれるそうなのですよ。はうはう。
「いやぁああああああああああああああああああああああああああああァッ!」
どばあんっ! 私が勢い良く付いた両手が、とうに空になっていた二人の食器をジャンプさせる!
「は、はぅっ!?」
「ど、どうかした? 430ちゃん」
私そっちのけで料理談義に華を咲かせていた二人が、目を白黒させて私を見る。
はぁ…、はぁ…、な、何だ今脳裏を過ぎった光景は――!
馬鹿な馬鹿な! 未来視はアイツの能力で! 私が見たのは幻影! そう幻影だ!
私は髪を振り乱すほどにぶんぶんとかぶりを振って不吉な光景を頭から追いやる。
「何でもありません。と、取り乱しました」
そこへ、
「食器、お下げしますね」
「ふふーん、どーよヒュマ助の料理は。美味しかったでしょ」
この店の給仕を務める二人のパシリがやってきた。
「キミのトコのご主人様も料理するの? でもまあ、ヒュマ助には勝てないだろうけどさっ」
にやぁ、と422が勝ち誇った顔を見せる。…己の主を立てるのはPMとして当然だろうけど、私は思わず、
「ご、ご主人様の料理の方が美味しいです」
そんな、自分たちの立場も恩も忘れた一言を口にしてしまった。
「なぁんですって!?」
俄然色めき立つ422。
「そんなわけないじゃない! ヒュマ助はプロよ!」
…こうなっちゃうと、性格上、売り言葉に買い言葉…、
「プロたって、ガーディアンズと二足の草鞋でしょ。お店を構えるか構えないかだけ。
ご主人様がお店出したりしたら、もーそりゃ連日連夜大賑わいよ!」
ああああ、ダメだって。料理が美味しいのは本当だし、ヒューマン…、ヒュマ助とか言ったっけ?
その人がいい人なのも間違いない。どっかで方向修正しないと…。
が、
「ふんっ! 言っちゃ何だけどキミのご主人様はビーストでしょ? ガサツが売りの種族じゃない!」
――ぷっつーん。
「ぉおコラ、テメこのニャックル野郎。…ご主人様をしてガサツと抜かしたか!?」
「え、え、え、ええええええ!?」
スイッチ入った。
完全にON。
私はドガン! と椅子の上に片足を乗せると、422へと狂犬の顔を突き付ける!
「指見てみろ指。ご主人様の白魚のような指! めっちゃ器用なんだぞ!?
ガサツのカケラもなく、その上思わず嘗め回したいくらい可愛いだろうがァッ!」
「ちょ、ちょちょちょちょちょ、びびびびビーストさん!? 何なんですかこのパシ――」
422は慌てふためくがもー遅い。テメェは私を怒らせた!
「それに引き替えなんでェてめぇのご主人様の手は!
ぽっちゃり具合がまるでクリームパンじゃねぇか!」
――ぷっつーん。
「ちょっっっっっと待ちなさいよ430! キミ今何て言った!?
ヒュマ助の手がクリームパン!? キミね! 言って良いことと悪いことがあんのよ!?」
「あー悪い悪い、クリームパンは掌だな! 指はさしずめエビフライかァ!?」
「ならボクも言おうかな!? 白魚!? メダカの間違いでしょ!? あんなちっちゃな子みたいな指!」
「…はう、メダカですか…」
「…僕はクリームパンにエビフライだそうですよ…」
「ご主人様の料理の方がウマイ!」
「ヒュマ助の料理の方が美味しい!」
がつっ! と私たちは同時にお互いの胸ぐらを掴み合い…、
『それなら白黒はっきりさせようじゃないの!!』
「え、え、え、ええええええ!?」
スイッチ入った。
完全にON。
私はドガン! と椅子の上に片足を乗せると、422へと狂犬の顔を突き付ける!
「指見てみろ指。ご主人様の白魚のような指! めっちゃ器用なんだぞ!?
ガサツのカケラもなく、その上思わず嘗め回したいくらい可愛いだろうがァッ!」
「ちょ、ちょちょちょちょちょ、びびびびビーストさん!? 何なんですかこのパシ――」
422は慌てふためくがもー遅い。テメェは私を怒らせた!
「それに引き替えなんでェてめぇのご主人様の手は!
ぽっちゃり具合がまるでクリームパンじゃねぇか!」
――ぷっつーん。
「ちょっっっっっと待ちなさいよ430! キミ今何て言った!?
ヒュマ助の手がクリームパン!? キミね! 言って良いことと悪いことがあんのよ!?」
「あー悪い悪い、クリームパンは掌だな! 指はさしずめエビフライかァ!?」
「ならボクも言おうかな!? 白魚!? メダカの間違いでしょ!? あんなちっちゃな子みたいな指!」
「…はう、メダカですか…」
「…僕はクリームパンにエビフライだそうですよ…」
「ご主人様の料理の方がウマイ!」
「ヒュマ助の料理の方が美味しい!」
がつっ! と私たちは同時にお互いの胸ぐらを掴み合い…、
『それなら白黒はっきりさせようじゃないの!!』
そう、彼女たちは包丁を返していませんでした…orz
せっかくなので浮かんだ一ネタをやってみようと思います。
ヒュマ助作者様、ちょっとキャラお借り致します。
43Xは都合上ちょっと出せなかったので、彼女が来る前と思って頂ければ。
今度は長くならないように気を付けよう…orz
小ビス子ストーリー最終話は今週末でサイトを削除しますー。
せっかくなので浮かんだ一ネタをやってみようと思います。
ヒュマ助作者様、ちょっとキャラお借り致します。
43Xは都合上ちょっと出せなかったので、彼女が来る前と思って頂ければ。
今度は長くならないように気を付けよう…orz
小ビス子ストーリー最終話は今週末でサイトを削除しますー。
うお大御男オ雄!
久々に小ビス子氏キタコレ!
みなぎってキタァー!
久々に小ビス子氏キタコレ!
みなぎってキタァー!
>>295
お、ぉぉお、お久しゅうございます!!!?
小ビス小作者様のお戻りに飯店一家総出でお喜び申し上げます!!
…包丁、そういえばそうですね…。借りたっきりになってましたね。
むしろ、狂犬430は410なみにアレを振り回してたのかな…w
お料理好きという共通点ですか…コレは、いずれお借りするやも…?w
ついでに…ヒュマ助がパパっていう姿が作者である私には想像できない…orz
ともあれ、どうぞどうぞ色々な場面で皆様も飯店をご利用ください!
(そのうち、長編コメディを投下すると予告しつつ…ではでは)
お、ぉぉお、お久しゅうございます!!!?
小ビス小作者様のお戻りに飯店一家総出でお喜び申し上げます!!
…包丁、そういえばそうですね…。借りたっきりになってましたね。
むしろ、狂犬430は410なみにアレを振り回してたのかな…w
お料理好きという共通点ですか…コレは、いずれお借りするやも…?w
ついでに…ヒュマ助がパパっていう姿が作者である私には想像できない…orz
ともあれ、どうぞどうぞ色々な場面で皆様も飯店をご利用ください!
(そのうち、長編コメディを投下すると予告しつつ…ではでは)
男 「ふ~んふ~ん♪」
パシリ 「はぁぁ・・・・」
---AM5:00・ガーディアンズコロニー噴水前---
男 「まだかな~まだかな~♪」
パシリ 「ご主人様・・・早めに行動するのは良い事ですがいくらなんでも早すぎです・・・」
男 「な~に言ってんだ、先輩が遅刻したら示しがつかんだろうが」
眠い・・・朝・・・というよりまだ深夜と呼べる時間にwktkした変態に起こされて
研修生との待ち合わせ場所に連れて来られた
パシリ 「集合時間が午前9時・・・・今の時間が午前5時です・・・後4時間もありますよ・・・?ふぁぁ・・・」
男 「馬鹿だなぁ・・・いいか?」
「「ふ~んふ~ん♪あ、あれ?教官!?」「やぁ、おはよう」「あ、あれ!?ま、まだ時間には大分ありますよね・・・?」
「「ああ、君に会えると思ったらじっとして居られなくてね・・・」「あ・・・わ、私もです・・・教官に会えると思ったら・・・」」
「「ふふ、光栄だね、しかしまだ随分と時間が有る・・・あそこのホテルで少し話でもしようか?」」
「「はい・・・・」」
男 「そしてホテルに入る二人・・・・!!」
パシリ 「zzz・・・・・」
男 「「教官・・・や、やさしくしてください・・・」ウヒャーヽ(゚∀゚)ノヤベーマジヤッベー」
パシリ 「zzz・・・・・」
男 「そして二人はめくるめく愛と情熱の・・・!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
パシリ 「はぁぁ・・・・」
---AM5:00・ガーディアンズコロニー噴水前---
男 「まだかな~まだかな~♪」
パシリ 「ご主人様・・・早めに行動するのは良い事ですがいくらなんでも早すぎです・・・」
男 「な~に言ってんだ、先輩が遅刻したら示しがつかんだろうが」
眠い・・・朝・・・というよりまだ深夜と呼べる時間にwktkした変態に起こされて
研修生との待ち合わせ場所に連れて来られた
パシリ 「集合時間が午前9時・・・・今の時間が午前5時です・・・後4時間もありますよ・・・?ふぁぁ・・・」
男 「馬鹿だなぁ・・・いいか?」
「「ふ~んふ~ん♪あ、あれ?教官!?」「やぁ、おはよう」「あ、あれ!?ま、まだ時間には大分ありますよね・・・?」
「「ああ、君に会えると思ったらじっとして居られなくてね・・・」「あ・・・わ、私もです・・・教官に会えると思ったら・・・」」
「「ふふ、光栄だね、しかしまだ随分と時間が有る・・・あそこのホテルで少し話でもしようか?」」
「「はい・・・・」」
男 「そしてホテルに入る二人・・・・!!」
パシリ 「zzz・・・・・」
男 「「教官・・・や、やさしくしてください・・・」ウヒャーヽ(゚∀゚)ノヤベーマジヤッベー」
パシリ 「zzz・・・・・」
男 「そして二人はめくるめく愛と情熱の・・・!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
-----AM8:00・ガーディアンズコロニー噴水前------
男 「「教官・・・あの・・・また・・・特別研修、お願いしますね・・・」という様な事をだなぁ!!」
パシリ 「zzz・・・・・」
男 「・・・・・・・・・・・」
パシリ 「zzz・・・・・」
男 「・・・・(なでなで)」
パシリ 「ふへへ・・・・zzz・・・」
男 「・・・・(ぎゅうぅぅ!!!!)」
パシリ 「ふ・・・ふにぃぃぃぃぃ!!」
男 「オーーキーーローーー!!こんちくしょーーーーう!!!」
頬の痛みで夢の世界から現実に引き戻される
パシリ 「んにゃ!?にゃ、にゃにをふるんでふか!!ごふゅじんひゃま!!」
男 「何をじゃない!!俺の壮大な計画を眠って聞いてないとは何事だ!!」
ようやく頬をつねる手を離す変態
男 「まったく・・・・これから研修生に色々教えなきゃいかんと言うのにお前が寝ててどうするんだ」
パシリ 「むう・・・!あなたがアホほど早く起きて連れ出すからでしょう、この変態!!」
頬が痛い・・・ヒリヒリする・・・
男 「だからそれはだなぁ・・・」
パシリ 「はいはい、あなたの妄想はともかくもう8時です、どちらにせよホテルは無理でしょう」
男 「なっ・・・・!!!!」
言われて初めて気が付いたのか時計を見てorzとする変態
男 「く・・・・そんな・・・お・・・俺の幸せ桃色プランが・・・・」
パシリ 「4時間前に来たって居る筈無いでしょうに・・・ふぁぁ・・・・」
男 「いや・・・!!まだだ・・・!一時間もあればまだ色々とブホァ!!!」
パシリ 「そもそも・・・私が一緒なのにそんな事できるとお思いですか?」
シッガ・ボマのメンテナンスをしつつ柄を鳩尾にめり込ませる
男 「くぅぅ・・・!お邪魔虫め!!いじめっ子め!!この、ドS!!!!」
パシリ 「誰がいじめっ子ですか、あなたがエロガキで私が真面目な女教師と言ったところでしょう」
男 「ぇぇ~、女教師って言ったらもっとこう・・・バイーンとブファア!!!」
メンテナンスの終わったシッガ・ボマが早速火を噴く
パシリ 「失礼な、10歳で先生やってる某ベッキーに謝りなさい、そして私に謝りなさい、大きければ良いという訳では無いのですよ、この変態」
男 「ぐふぅ・・・・」
パシリ 「ぐふぅではありません、「すいません」でしょう、「貧乳が好きだ」と言いなさい、「パシリ愛してる(ハァト」と言いなさい、ほらほら」
ゴッゴッゴッ!!!!
男 「痛い!痛いよパシリ!!お前やっぱSだよ!!ドSだよ!!」
ゴッゴッゴッ!!!!!!!
男 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・」