601 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木)
22:44:35.41 ID:6QrHF2B2
完璧な空調が行き届いているはずの部屋に、嫌な臭いが漂っていた。
「ハハ……、ひ、はぁ、はぁ……、ひひ、ひひひっ、ハハハハハ……っ」
明かりの無いショップスペースに、その男は居た。
荒れた呼吸に混じる、掠れた嘲笑。
顔一面に張り付く、おぞましい程の、――狂気。
「……っぅ、ひっく……、ううう……、うぁあ……」
その狂った嘲笑の元に組み伏せられ、響くことの無い、嗚咽。
男の足下には、一人の少女が横たわっていた。
――正確には、少女ではない。少女の姿をした、……PMだ。
「ハハハ……ッ、恨むなよ? 恨むんなら『そんな機能』を付けちまった、
GRMの変態共を恨むんだなっ!」
ただただ、怯えたように身を丸くし、嗚咽を繰り返すPMの姿は、悲惨だった。
繊細な髪は滅茶苦茶に乱れ、纏っていた衣服は見る影もなくぼろぼろで、
全身……、夥しい量の、男の精液にまみれている。
「ひっ……く……、ごしゅじ……、さま……、ごしゅじ……、さまぁ……」
その言葉が堪らない!!
腹の奥から込み上げてくる劣情に、狂気の顔が、更に歪む。
それはもはや、人の表情ではなかった。理知の無い、本能と狂気だけの、バケモノの顔。
「あーーーーはっはっはっはっはぁっ!
なぁ!? そうやって何回「ご主人様」を呼んだっけなぁ!?
ご主人様助けて! ご主人様助けて! 何回繰り返したっけなぁ!?」
びりびりと空気を裂いて鳴り響くその声は、まるで、鬼が打つ太鼓の音。
数分前までの惨劇が終わり、部屋の隅々の暗闇の中に散っていった狂気が、
その太鼓の音に導かれるように、また再び、ぞわぞわと部屋を支配していく。
「来なかったなぁ!? こぉんな酷ぇ目に遭ってんのになぁ!?
あーーーーーーはははははははは! 可哀想にな! 可哀想にな!」
どこに逃げようというのか。ぼろぼろの体を引きずって動き出すPMに、
男は容赦なく襲い掛かる。残酷に、そして、悠々と。
それはまるで、致死傷を与えた鼠で遊ぶ、猫のよう。
「ひぃいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
髪を掴まれて引き起こされ、PMは絶望的な悲鳴を上げる。
もう嫌だ。もう絶対嫌だ。もうあんなのは嫌だ! 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!
「ごしゅじんさま! ごしゅじんさま! ごしゅじんさまあああああ!」
「あははははははははははははははははははははははははははははは!」
助けが来ないことを、知っている。
男も、そして、当のPMも。
この部屋の持ち主は、もういないのだから。
「助けて……、もうやだ……、やだぁ……、ご主人様ぁああああああああ!」
602 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 22:45:18.29 ID:6QrHF2B2
昨夜、また事件です。
ここ数日で頻発しているPM暴行傷害事件ですが、これで14件目を数えました。
これは、ライセンス更新を拒否して退役したガーディアンズの部屋に忍び込み、
GH-400シリーズに暴行を加えるという、卑劣な犯罪です。
セキュリティロックを解除して侵入しているケースも多く、
退役したガーディアンズの犯行ではないかと指摘する意見も上がっております。
事態を重く見たガーディアンズ本部は、退役したガーディアンズのPMの
回収を急いでいますが、今回の更新で予想以上の引退者が出たことと、
PM自身がマスターの帰参を待ち望み、本部からの帰投命令に従わない場合が多く、
早期回収は難航している模様です。
* * * *
ビジフォンのモニタの向こうで、誰かが何か言っていた。
電気の付いていない部屋の中では、ビジフォンだけが部屋の明かり。
画面が切り替わる度に光がちかちかと瞬いて、ちょっと煩わしい。
……切っとくんだった。でももう面倒臭くて、ビジフォンのとこまで行く気が起きない。
私はご主人様の部屋の隅っこに背中を預け、両足を投げ出して、
倉庫の中から引っ張り出してきた食べ物を適当に口に運んでいた。
あはは、こんなお行儀の悪い食べ方ないよね。
食べてるのだって滅茶苦茶だ。
何千メセタもする鉱石とか、何万メセタもする装備品とか。
それも、一口二口かじってポイ。かじってポイ。……何だか美味しくないし。
でももう良いんだ。
食べ散らかしたアイテムに囲まれながら、私は項垂れる。
こんなお行儀悪い食べ方したって、もう誰にも怒られやしないんだから。
ご主人様はガーディアンズを辞めた。
……本部からは再三の、帰投命令が下ってる。
あんまりにも何度も来るから、私は自分で通信機を破壊した。
退役したガーディアンズのライセンスは、それでもしばらくは保管されるらしい。
その間なら、ご主人様は帰ってくることが出来る。……私はそれを知っていた。
知っていて……、縋ってた。
「今度は、良いマスターに可愛がって貰うんだぞ」
そう寂しそうに言って、最後に頭を撫でてくれた、ご主人様。
そのご主人様が、……また帰ってきてくれるのを。
あはは、馬鹿みたいだ。戻ってくるわけないじゃないか。
もう戻ってこないから、倉庫の中の物、何でも食べて良いよ、って言ったんじゃないか。
……本部に、帰ろう。
朝になったら、本部に帰ろう。そして一番に、初期化して貰おう。
この、幸せだった部屋のこと、明日になったら忘れよう……。
その時、だった。
ピ……、ピッ。
何の音だろう。僅かに感じた疑問が、一瞬で氷解する。
これは――マイルームのロックを外す音!
この部屋のロックは、ご主人様の誕生日!
私は手に持っていた食べ物を投げ出して、大急ぎでドアの前に走る。
ドアの前のモニターに、入力されているナンバーが表示されていく。
2……、そう、1……、うん……!
間違いない! ご主人様だ!
いいんです! 今私が開けます! だから、だから――!
603 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 22:49:51.32 ID:6QrHF2B2
「2」
え……?
何で?
「1」
違うよ……?
ビーッ!!!!!
真っ暗な部屋の中、突如鳴り響いたアラーム音に、びくりと体が跳ねる。
……何で……?
何で……、自分の誕生日……、間違えるんですか……?
ピッ、ピピ、ピッピッピ……、ピ……、ビーッッ!
今度は……、全部、……一つの数字だって、合ってない……。
猛烈な勢いで、今まで聞き流していたニュースの言葉が、よみがえってくる。
ピッ――PM暴行傷害事件――ピピ――退役したガーディアンズの――
ピピピピ――GH-400シリーズに――ピ――暴行を……
ビーーーーーーーーーーーーッッッ!!
「いやぁああああああああああああああああああああああああああ!!」
3度目のアラームが鳴り響いた瞬間に、私は悲鳴を上げていた。
聞いてた! 知ってた! あのニュースのこと!!
でも! 私はご主人様がいなくなったことの方がショックで!
ニュースの出来事なんて、どこか別の世界の話みたいで……!
ピピ、ピ、ピピピピピ、ピピ…… ビーッ!!
下半身に、力が入らない。
私はドアの目の前で、呆然とへたり込んでしまった。
奥のご主人様の部屋に逃げて、ドレッシングルームにでも逃げなきゃ――、
わかってる……! わかってるのに……!
怖くて、怖くて、……体が動いてくれない――。
ピピピピピピピピ、……ビーッ!!
ナンバーを入力する早さが……、どんどん早くなっていく。
滅茶苦茶に打ち込まれる四桁の数字。
まるで何かの警報みたいに鳴り響き続ける、アラームの音。
ビーッッ! 誰か ビーッッ! お願い ビーッッ!
ビーッッ! 気付いて ビーッッ! 助けて ビーッッ!
ビーッ! 良い子にします ビーッッ! わがままなんか言いません ビーッ!!
好き嫌いもしま ビーッッ! せんから ビーッッ! だから ビーッッ! どうか ビーッッ!
「……ごしゅじん、さま、たすけ、て……」
――ピロン。
くすくす、ねぇ、君、課金は、……済んだ?
604 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 22:52:18.95 ID:Uffa8u3i
パシリ「本部、SUVウェポン起動申請」
本部「倫理的におk」
605 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 22:55:21.34 ID:2FE6Z3hc
>>600
いや、そっちに持っていくのが正解だったな・・・
俺が未熟だったよ。
>>601-603
こえええええええええ
脅迫だよ、これは。
606 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/02(木) 22:56:40.13 ID:T3MwIfdD
>>602-603
GH-101「いやぁぁぁぁ!!襲わないでぇぇぇぇ!!!!」
607 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 22:57:22.49 ID:j20D2EfO
でも課金はSEGAがするんだよな
って思ったら全然恐くなくなっちまった
608 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:03:58.28 ID:pEMv15jc
>601-603
ちょ、テラコワス!!!
だが、素晴らしい!
>606
おまwwww球っころ慎めwwwww
609 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:07:11.13 ID:gRW0fWAH
素でびびった
610 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:09:57.43 ID:uyKiY2D9
ゾクっとしちゃった
女キャラしかいないが、ちゃんと金払ってて良かったぁ
611 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:10:22.28 ID:eJtiNnl3
なんと言うか
文章の書き方が巧いんだろうな
まさか引き込まれるとは思わなかった
612 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:12:21.01 ID:yIAMBKMe
300番台までの方が可愛いと思う俺はここにいちゃいけないんだろうか?
613 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:14:59.21 ID:6QrHF2B2
>>607
ぎゃーす! そうでした、正しくは納金でしたね……orz
ツメで誤った……。うはぅ。
ちなみにまだ金払ってません。……無事かな、私の430……。
614 名前:キャス子とパシリ1/3[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:21:13.11 ID:rt5aCQcT
440「お帰りなさい、ご主人様。」
キャス子「報告を。」
440「はい。メイガライン光24%、スタッフが完成しています。あとはモノメイト4つです。」
キャス子「モノメイトだけ受け取る。残りは倉庫へ。」
440「…了解しました。」
キャス子「今回のミッションで32個の素材を拾得した。これでなにか作れるか?」
440「基盤がありませんので不可能です。」
キャス子「わかった。では明日のミッションまでメンテナンスを。左腕に欠損がある。パーツの交換を。」
440「…了解です。」
ベッドにうつ伏せになり、腕を投げ出す。
440がパーツの交換をしている間、ぼんやりと今日のことを頭の中で整理していた。
今日のミッションで一緒だったガーディアンズとそのPMの行動は理解不能だった。
キャストなのに無駄な行動が多い。ハリボテで中に人間が入ってると思ったがスキャンの結果やはりキャストであった。
そして彼のPM。なぜか彼の方が命令されている。なぜ主従関係が逆転しているのだろう。
さらにPMは戦闘行動中にもかかわらず最適な行動をとらず、自ら主人を危機的状況に追い込んでいる節があった。
あまつさえ手にした杖で直接主人に攻撃。なぜかシールドラインを貫通し直撃、幸い頭部パーツ欠損ですんだようだ。
他のメンバーはそのやりとりを見て笑っていた。一歩間違えれば大惨事になりかねないのに。
やはりヒューマン(ついでにこのキャストも)の思考は理解できない。
しかし大切なところはそこではない。同行したライア教官に、言われた言葉がリピートする。
「…お前もルウもあれぐらい砕けてくれると助かるんだけどな。そういやお前のとこのパシリはどうだ?楽しい奴か?」
…なぜ私が?なぜ私にそんな質問を?
楽しいも何もコレは機材だ。任務達成の為のサポートをするためのモノだ。
やっぱりビーストの思考も理解できない
615 名前:キャス子とパシリ2/3[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:21:48.94 ID:rt5aCQcT
「腕パーツメンテ、終わりました。」
不意に声をかけられる。
「…ああ、ありがとう。」
「え…ご主人様?…今…なん…て…?」
…なんだって?…私は今なんと言った?
「あ…いや…その、なんでもない。」
「そ…そうですか…。メンテは終わりました。これからはもう少し慎重に戦ってください。
パーツ交換できるとはいえ、無茶な戦い方は控えてください。」
「そうか、余計な仕事の増加はよくないか。他の行動に支障をきたすようであれ…」
「…そうじゃないです!」
言葉をさえぎって440が叫ぶ。
驚いた。でも叫んだ本人も驚いた顔をしている。
「あ…あの…ごめんなさい…そうじゃないんです…。仕事…増えるのはかまわないんです。
でも…私……私…もうこれ以上…ご主人様がボロボロになる姿…みたくないんです!」
「……。」
なぜこの子にはこれほどの感情の起伏があるんだろう…
ぽろぽろと涙をこぼすのを見て、この子の故障を疑った。しかし同時に別の問題に気がついた。
…私は今。「この子」といったか?
「…私が最初に参加した戦闘でも、ずっとかばってくれて…それでも私、やられちゃって…結局迷惑ばかりかけて…
…でも…戦いは駄目でもせめて…せめて合成だけでもって思っても……いつもいつもうまくいかなくて……ほんとに駄目で…」
「私は…なにしても駄目で…ご主人様の役に立てなくて…
いつもいつもぼろぼろになって帰ってくるご主人様の力になれなくて…悔しくて……」
そう言うと彼女は涙でぐしょぐしょの顔を手で覆い、黙ってしまった。
616 名前:キャス子とパシリ3/3[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:22:22.43 ID:rt5aCQcT
しばらく沈黙が続いた。
気がつくと私は膝を折り、彼女の頭をなでていた。
「…え…ご主人…様?」
「…いい?人には役割があるの。同じ機械の体だからわかるよね?
他の人は、交換することができない。でも私達はそれができる。だから矢面に立つの。わかる?」
「…でも!」
「あなたにはね、私にできないことができる。たしかに…たいしたものは作れないけど立派に合成だってできる。
それに、修理だってしてくれる。だから私は安心して任務につくことができるの。」
今修理したての左手で、顔をそっとなでる。
「…ぅ……。」
「だから、もう泣かないで。かわいい顔が台無しだよ?」
気がつくと私はわんわん泣く彼女を抱きしめていた。
そしてもうひとつ気づいた。
…あれ?私、口調が…?
「私、ずっと、ご主人様と普通にお話したかったんです…。」
「そうだったの…。」
「でも…今日はちゃんとお話できて、すっごくうれしいです!これからも、たくさんお話してくれますか?」
「え…それは…その……難しい…」
「がんばりましょう!2人ならきっとできますよ!私はご主人様のパートナーなんですから!
これはどの仕事よりも大事な役割です!」
「そう…だね。」
数ヵ月後、妙に人間くさいキャストとパシリの2人組が噂になるのはまた別のお話で。
617 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:35:27.86 ID:2FE6Z3hc
男「くらえ!フォトン布団!」
敵「ぐおお!夏はレイフォトンで涼しく、
冬はバンフォトンで暖かい!!」(←よくわかんないけどダメージ)
パシリ「お前、それ武器じゃねーって言ってんじゃん・・・」
男「だって他の武器はみんな強化失敗したから・・・」
パシリ「・・・・・・」
男「そんな暗い顔すんなよ。
フォトン布団のPA見せてやるから」
パシリ「えっ、そんなのあるの!?」
男「今夜、ベッドの上でな」
パシリ「下ネタかよ」
618 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:43:15.25 ID:eJtiNnl3
>>617
敵「ぐおお!夏はレイフォトンで涼しく、
冬はバンフォトンで暖かい!!」(←よくわかんないけどダメージ)
このセリフ、俺の友人にそっくりでワロタwww
619 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:48:05.62 ID:2FE6Z3hc
俺には友達がいないから人違いだな。
620 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:57:30.31 ID:gRW0fWAH
>>618
>>619にダメージ!!
621 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 00:24:05.45 ID:3NKEVmi4
ちょっと遅れたけど>>575、新作をありがとう。
やっぱこの箱可愛いですよ。俺男だけどねウヒヒ。
622 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 00:28:56.56 ID:cOVqYK8B
このスレ良スレ
笑えるわー
623 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 00:30:54.10 ID:3xytVfj/
>>575の箱の願いが届いたなw
624 名前:1/3[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 00:33:10.67 ID:PV/mdRRb
少し用事が出来ましたので、二日ほどルームを離れます。
倉庫端末としてスペアの私を用意しておきました、倉庫や食事
はそちらを利用してください。
ミッションから帰ってビジフォンを確認するとPMのメールが
あった。今いるPMは店舗用のスペアタイプらしい。確かに喋り
も抑揚がまったくないし、最終段階に進化した際に送ったリボン
もしていないし変だとは思ったが、それよりも留守にするような
用事とはなんだろう。スペアにオリジナルの場所を尋ねても
コネクションロストしているため分からないという。まあいい、
二日待ってから事情を聞くとしよう。
それよりも妙な噂を聞くようになった。
ひとつはPMが急に少しの間居なくなるというもの。もうひとつ
はコロニーのSEEDフォームを討伐している際、数種類のPMと
SEEDフォームが戯れていた、というもの。
前者は噂にはならないまでも以前から報告されていた事例
だったが、後者はごく最近に伝わってきた内容だ。といっても、
一握りの高ランクガーディアンズの、さらに一握りが見たという
かなり不確かな情報のため、よくある怪談話みたいなものとして
広まっているそうだ。
毎日ラフォン平原を走り回っている私にとって、その噂はとても
魅力的なものだった。明日はコロニーを徹底して周ることにする。
625 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 00:36:05.12 ID:1IS5nhai
ふむ、誕生プレゼントオチかな?
626 名前:2/3[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 00:43:28.40 ID:PV/mdRRb
起床後、手早く身支度を整えて日課であるビジフォンのメールをチェックする。
各企業の新製品一覧などの広告の中に、不可思議なメールを見つけた。フレンド
からのメールだったのだが、ただ一文「少し話がしたい」としか書いていなかい。
返信したのはいいのだが「詳しくは会って話す」としかシンプルメールで答えない
彼女に、不信感が募る。通常はふざけた文章が彼女の売りだったはずだが、何か
重大な事件でも起こったのだろうか。湖畔公園で落ち合うことを承諾し、武具類の
メンテナンスをしてマイルームを出る。今日はコロニー探索は無理かもしれない。
湖畔公園の水辺近くに彼女は座っていた。馬鹿でかいマスクをすっぽり被った
長身長キャストなど彼女ぐらいしかいない。挨拶を交わすと彼女は地面を指差す。
何かあるのか見てみると、地面に文字が書かれていた。
「総統府と通信可能なものはすべて排除してほしい」
朝のメールのやり取りを思い出し、納得する。情報が漏れないようにするため
だったわけだ。いよいよもって怪しい。
装備用のナノトランサーと電源供給を絶った通信機器を置き、周囲に誰もいない
ことを確認して指で合図をする。
「助かる、ありがとう」
「一体どうしたの、総統府に記録を残さないようになんて」
「それが、ちょっとね…」
彼女は言いよどんでいる。ここに来て、私に聞かせていいものなのか迷って
いるのだろう。小さく開いた穴から視覚センサがこちらを見る。私は微笑んでうなずいた。
627 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 00:44:16.47 ID:py7NseHq
総統府と聞くと他星系(ラグオル)しか思い浮かばん
あ、総督府か
628 名前:3/3[] 投稿日:2006/11/03(金) 00:45:31.19 ID:PV/mdRRb
「一週間前、だったかな、ちょっとパニックになってて、時間認識が曖昧に
なっているんだけど…PMが総統府に連行されたんだ」
「え、何の通達もなしに?」
「うん、スペアタイプも一緒に連れて行かれて、必死に食い下がったんだ
けど、総統命令だって言われて…」
彼女はPMを溺愛していた。それはもう、傍からみたら姉妹だと思うぐらい
親しい間柄だった。そのつながりが、突然絶たれたらしい。
「しばらく呆然として、気づいたら新しいPMが支給されてて、でも、新しい
PMはあの子じゃないから…総統府に何度説明を要求しても、まったく
取り合ってくれないし。
そんなときに、あの噂を聞いたの」
「噂…PMがSEEDフォームと戯れてるとか言うあれ?」
「それもだけど、数日間居なくなるっていうのも。連行される前に、何度か
あったんだ。それと、たまたまコロニーのミッションを受けてたフレンドが、
独りで歩く私のPMを見たっていうんだ。私のPMの特徴、知ってるでしょ?
それがあったって」
彼女のPMは、他の同型PMと見分けがつくよう、特別なチューニングを
おこなっていた。といっても、頭の上に結び目がつくようにリボンを巻いて
いただけなのだが。ちなみに、私のPMは右側の髪をリボンで結んでいる。
「あの子に事情を聞こうとしたんだけど、覚えてないって言って。それで無理
には聞かなかったんだけど、その次の日に連行されて…調べてみたら、
他にも私と同じような人が居るみたいなんだ。それと、これは特殊なルート
から聞いた話なんだけど…」
私は無言でうなずく。乗りかかった船だ、拒否してもどうにもならない。
「以前、HIVEがまだあったときに、キャストにSEEDが寄生したっていう事例
があるみたいなの。AフォトンがSEEDを招いている、っていうのはもう知っている
でしょ?PMに使われている大容量ナノトランサーのもとはAフォトンだから、
それがもしかしたら関係あるんじゃないかな、って」
「でも、それを総統府が知ったとしたら、通告なしに連行なんてしないでPMを
全部回収しそうだけど…」
「うん、普通はそうすると思うんだけど…」
それきり彼女は黙ってしまった。納得はしていないのに、キャストであるがゆえに、
すでに終わってしまったことだと諦めているのだろう。
「…何で、さっきの話を私にしようと思ったの?」
「あ、ごめん、迷惑だったよね。でも、PMが好きな人には聞いておいてほしかったんだ。
今日でもう、会えなくなるし、ね」
「会えなくなるって、もしかしてガーディアンズ辞めちゃったの?」
「うん、あの子が居ない部屋での生活なんて、もう出来ないから…」
「そっか…」
彼女の気持ちが分かるなどとは思わない。私はヒューマンで、彼女はキャストだ。
しかし、悲しいという思いは、確かにある。
「…うん、ありがと、気をつけるね。どこに住んでるの?メールぐらいはしてくれるんでしょう?」
「うん、ホルテス・シティの郊外にこれから引っ越すところ。詳しいことが決まったらメールするよ」
「わかった、暇があったら遊びに行くから」
「待ってるよ…あ、もうこんな時間だ、ごめんね、長々と話しちゃって」
「気にしないで、今日は特に用事なかったから。よっ、と」
ナノトランサーと通信機器を装備しなおし、それじゃあと手を上げ、別れる。
「気をつけてね」
「うん、じゃあ、またね」
629 名前:4/3[] 投稿日:2006/11/03(金) 00:48:03.12 ID:PV/mdRRb
翌日、PMは何事もなく帰ってきた。フレンドからもPMに関する
話は特になく、各社の新製品に必要な合成材料の下見に行って
いただけらしい。内心ほっとした。
そして、彼女が殺された。
報道では、彼女が引っ越したあたりに偶然エンドラム機関が利用
していた施設があり、そこに隠れ潜んでいた残存兵がガーディアンズ
時代の彼女を知っていた。居場所を特定されたと思い焦った残存兵が
発砲し、民間人用シールドラインしか装備していなかった彼女は弾丸を
防御できず、結果復元不可能な状態になった、という内容だった。
そんなことが起こりうるはずがない。
ビジフォンを見ると彼女のメールが届いていた。引越し先の住所と、
いつでも来てね、という言葉が書いてあった。ビジフォンが滲む。
喉が詰まる。こぶしを強く握る。
「あの、どうしたんですか?」
私の異常な声を感知したのだろう、ショップをスペアに任せ、PMが
私に駆け寄ってくる。同型だった彼女のPMを思い出した。近づいた
小さな体躯を抱きしめ、私は泣き続けた。
守ろうと誓う。たとえ全てのガーディアンズを敵に回したとしても。
長すぎた。しかもパシリあんまり関係なくてすまん。
630 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 01:08:31.20 ID:YDJDew+/
>>601ー603
更新済ませてたフレから、読めと言われて読んだ。
やめろよ、マジやめてくれよ…。恐すぎるよ…。
631 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 01:08:32.60 ID:vwXou274
陰謀系か
632 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 01:12:55.40 ID:YDJDew+/
sage忘れてた…orz
脳筋してくる…。
633 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 01:18:29.24 ID:py7NseHq
>>630
遅いよ
今更慌てて納金しても、留守の間にベッドの下になんか入り込んでるかもしれないし
634 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 01:24:35.59 ID:wMCdk6/M
>>633
それって納金し続けてもいつの間にか入り込んでるかも知れないじゃん
635 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 01:25:50.42 ID:9MvdGEgu
ああ、ゴキブリとか入り込んでるかもな
636 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 01:30:08.25 ID:aPlDSj7l
>男「うーん、うーん。布団のフォトン部分が
> 眩しくて寝れないよー」
この男に萌えました。
637 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 01:33:14.70 ID:MfSKmXuv
ドラ周回 100週。相変わらずバカな事をやったものだ。確かに金と経験値は
入ったがもうフラフラだった。こんな事をしているのには理由がある。
そう、ガーディアンズどもが真っ先に行うパートナーマシーナリーことパシリ育成である。
一説によると人々から効率よく金をを絞り取る為の政府の陰謀であり、裏には S E G A という名の
秘密組織があるらしいと、フォックス・モルダー という名の男が言っていた。
いつもそこら辺でうろうろしている眼鏡かけた長髪と、背の低いおっさんと、イラン人みたいな男達も
陰謀がどうとか行っていたのでもしかすると本当なのかもしれない。
パートナーマシーナリは、キャストに近い知能を持ちある程度人格を認められているので
主人と一緒に引退するケースが多々ある。また元々パシリのAIが持ち主にシンクロし過ぎる為、
他者への流用する事が極めて難しい事も一因している。ガーディアンズの仕事は突き詰めれば
はSEED及びSEEDが憑依した生命体を殺戮する仕事であるのでどうしても精神面でのケアが必要になる。
その一躍を担っているのがパシリでもある。
まぁ話を戻そう。
部屋に戻るとヒヨコの姿になったパシリが浮かんでいた。お世辞にも可愛らしいとは言えない。むしろ何となく
不気味だ。
「お帰りなさい。お疲れのようですね。」
異形の鳥が帰ってきた俺に声をかけた。
「ああ、ただいま。今日は戦利品がたんまりあるから倉庫にしまってくれ」
戦利品を片っ端から出して倉庫に入れる。余ったものは共有倉庫に突っ込んだ。こうしておけば親類の者が
預かってくれる。そういえばあいつの顔は一度も見た事がないのは何故だろう。しかし向こうも時々合成に成功
した装備を入れてくれるので多分敵ではなさそうだ。
「どうだ?もう食えるか?」
試しに合成で出来たスタッフを食べさせようとしたが、まだ食べられないらしい。
Lv79。パラメータのバーは90%位だ。モノを食べるからには排泄するだろうがコイツは何故排泄しないのだろう。
そもそもトイレってこの部屋にあったっけ?俺どこで糞とか小便しているんだろう?俺いつもどこで飯食ってる
んだっけ?暇になると色々な疑問が湧いてきてノイローゼになりそうなのでとりあえず時間つぶしに展望台まで
行ってくる事にした。
638 名前:637[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 02:05:05.82 ID:MfSKmXuv
リニアライン通路の前まで来たとき、一人の女が手を振っているのが見えた。
ガーディアンズに同時期に入隊した奴だ。ここ 一週間程モトゥブで狩りをすると云っていたが、
話を聞くと、彼女もパシリ育成の為に餌を与えに戻ったらしい。彼女は一足先にパシリを完成させていた。
彼女が呼ぶと、彼女の後ろから420がもじもじしながら現われた。
「こんにちは」
ぺこりと頭を下げる。
「わーかわいいねぇ」
他のガーディアンが声をかける。なんとなく誉められて彼女も嬉しそうだった。今回初めて戦いに連れて行くらしい
との事でついていく事にした。通路Cだったのと、ヒューガ氏を含むそれなりのレベルのハンターが3人もいるので、
420があまり活躍する機会はなかったが、それでも一生懸命戦いに加わっていた。
「やっぱりいいなぁ。」
陰謀だろうがなんだろうが構わない。やっぱり自分の所有できるものが一緒だとモティベーションが違う。
展望台で4人で景色を眺めた後、一人バーで酒盛りをした。もう当分は餌代をあまり意識しなくていいので、
少々財布の紐が緩む。散々飲んだ後俺はふらつく足のままディスクを大量に買い込んで部屋に戻った。
「Level Up !」
5枚目のディスクを食べ終えると、ヒヨコはそう言って震え出しやがて光に包まれた。
光が収まるとそこには念願だった 450 の姿があった。
あまりの嬉しさに 450 を抱き上げて部屋中を走り回った。450は不思議そうな、だが嬉しそうな顔をしながら
俺を見つめていた。
639 名前:637[] 投稿日:2006/11/03(金) 02:47:09.92 ID:MfSKmXuv
とりあえず450をテーブルに座らせてみる。
キャストの女より遥かにかわいらしい。自分が苦労して育てたのだから余計にかわいいというのもある。
相変わらず450はニコニコしてこちらを見ているが、観察していると450が以外にかなりスタイルが良い事に
気が付いた。俺は酔っていた。しかも部屋には2人だけ。
俺は普段かけないルームロックをかけると 450 の側に行きそっと髪を撫でた。パシリGH-4xx はヒューマンに
かなり近いようにできており、触った感触も通常の肌と区別がつかない。体温もある。
450をやさしく抱き上げると、先程との様子と違う事に気が付いたのかきょとんとした顔でこちらを見ている。
俺は450をベットの上に寝かせると、唇を重ねた。
「あっ・・・」
450がか弱い声を上げたが、その口は俺に塞がれた。5分位そのままだったろうか。ゆっくりと唇を離すと
450の口が名残惜しそうに追った。俺を見る眼が潤んでいるように見えた。キャストと結婚した友人の事を
ふと思い出した。もう一度唇を重ねる。450はまるで待っていたかのように俺の頭に腕を回した。俺はそのまま
450の上着をゆっくりと脱がせ始めた。450もそれに応じるように体を動かす。
紫の上着がベットから落ちる。もう一度顔を外して見つめると450ははずかしそうにうつむいた。
今度は服の両肩に手をかけてゆっくりと脱がせてゆく。450の乳房が露になると両腕で恥かしそうに隠した。
しかしその手を優しく、しかし強い意志をもって外す。抵抗はなかった。むしろそれを望んでいたように思える。
450の、その体の大きさにしては豊満な乳房には、形の良い小さな、だがはっきりとした乳輪とつんと上に向いた
乳首があった。すこし指で乳首をもて遊びなならがもう片方に乳首の先端に舌を這わす・・・。
「ああっ」
一気に服を脱がすと450は観念したような声を上げた。全裸で、ブーツだけ履いている状態で足を開かせる。
人間そっくりにつくられたその陰部はひくひくと蠢き、白っぽい粘液を吐き出している。
450 恥かしい格好をさせられ観念したように顔を横に向けた。
その姿に俺の理性は完全に吹っ飛び、このときから1日中、何度も450を犯し続けたけた。
640 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:06:26.29 ID:C2gO06pA
一言言わせてもらおうか、きめぇwwwww
641 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:10:03.61 ID:q8bh2ia5
18禁スレへお願いします
642 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:10:50.65 ID:MbEAn4uT
ここまでの流れを見る限り、ここの住人は下ネタ(ギャグとして)までならともかく
エロは求めていない感じだな。下手って訳でもないから、もっと受けるスレ(板)を探すと良いよ。>>637
643 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 03:12:12.05 ID:Qd5KkOot
官能小説かよ!
644 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:13:07.41 ID:py7NseHq
637へアンカー付けるとなると、
求めてる住人の居る板もスレも無さそうな気がする
オナヌー乙だし
645 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:14:49.18 ID:mg+tVy1A
>>639で
>>219になるわけだな
646 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 03:25:31.24 ID:6GapiiB+
フォトン布団wwwwww
セガもこういうアイテム出してPAとかつけりゃもちっと許されるのにな
647 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:26:30.36 ID:9MvdGEgu
エロはただエロイってだけで話の中身が無いパターンが多いからなぁ
面白いならエロだろうがホラーだろうが鬱だろうが歓迎だぜ
648 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:39:15.74 ID:yx8762Hp
なんでそんなに叩くんだ
別にいいだろエロでも
嫌ならスルーでいいじゃないか
投下排除みたいなことはやめようぜ
649 名前:564[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:43:11.09 ID:betY0Qkk
>>637
ちょwwww自分の事全然わかってねぇwwwwww
578でとりあえず終わらせたんだけど、まだ続き書いていいかな?
実際佳境から最後までがgdgdで、てけとーなのと
これじゃああまりにも訳が分からないし、かわいそうなので
一応そのためにENDは入れてないんだけど・・・
反応あればうpしようと思います
650 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:43:18.54 ID:GlZqk+ap
待ち望んでたエロSSで全部読みたいのに投下の邪魔は勘弁して欲しいぜ
651 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:43:36.54 ID:WaEq3Wtc
つまりラブラブレズは皆大好きって事でおk?
652 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:53:46.79 ID:wMCdk6/M
「ラッピーか。久しぶりに見るな」
「…………、」
「どうした、440」
「い、いえ。別に何も」
「ふむ」
(ラッピー歩く)
「――!」
「……どうした?」
「い、いえいえ。別に、なんでも――」
(ラッピー飛ぶ)
「ほう」
「…………、か、」
「か?」
「っ、か、片付けます!」
「……で、何故泣いている」
「…………いえ、別に」
「そう言うなら人の服を掴んでいるその手を離せ」
「…………」
「服が濡れたら乾かすのはお前だぞ」
「…………」
「……分からん」
653 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 04:19:50.95 ID:HG4MTooX
パシリ「ほうぅ、こういうことを言えばご主人様に想いが伝わるのね!」
―――
パシリ「放棄しないでっ・・私たち・・もうツインバスターズなんだから・・・!」
男「お前はまた変な物を見ただろう」
654 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 04:41:27.34 ID:/jZoW9if
○月△日
今日もむかついたからハンマテリックを3本全部モノメイトにしてやった
ご主人様が「なんでええええこれで累計9回目だよおおおお」と言いながら私を強制終了させた
明日もモノメイトにしてやる
655 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:15:59.21 ID:YwGlyr3w
>>649
今んとこ、>>590…ですよね?多分
もし続きがあるなら、俺はぜひ読みたいですが
656 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:21:51.29 ID:q8bh2ia5
こんな二人もいたっていう事で>>590で終わりでも素敵だなと個人的には思う
ガーディアン×パシリの数だけストーリーがあるってことで
657 名前:ジャーンジャーンジャーンげえっ288[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:29:06.41 ID:uzWDxc1l
ここの方はちょっとえちぃのはあまり求められてないきはしますよね
今回は私のオリジナルで。少し長めなので日を分けて投下します
えちぃのはないよ~
『はぁ。ここが私の部屋か…。』
少し疲れた、しかしよく透る声で男はつぶやいた。
『確かパートナー何とかからしっかりした説明を受けろという話だったが…』
部屋を見渡してみる。殺風景な部屋だ。奥にはベッドらしいものが少し見えている。
奇怪な物体「あ、ご主人様ですね!」
ボール状の…しかも浮いている奇怪な物体がこちらに近づいてきた。
『うおっ。何だお前は』
奇怪な物体「何だとは何ですか。ご主人様の色々なサポートをさせていただく
パートナーマシーナリーです」
少しだけ得意げな様子(?)を見せるその物体。
『ああ、お前か説明をしてくれるというのは。えーっと、ぱーとなぁ・・・まーしー?』
まーしー?「…マシーナリーです。先ほど言ったとおり説明だけではなく、
今後はご主人様のパートナーとして色々頑張ります!」
『そ、そうか。宜しく頼む。ボール』
ボール?「ごしゅじんさまーーーっ!!」
耳を劈くようなやつの声。
『うおっ。うるさっ』
ボール?「も~う。ボールなんてひどいですっ。私にはちゃ~んとした名前が…まだありません。
型番しかありません…。ご主人様、私に名前を付けてください」
『名前をつける…もうしたくなかったな…分かった。少し考えよう』
『よし決まった』
ボール_「はやっ」
その間数秒。
『ボール。ボールだ』
きっぱりと言ってのける。
ボール?「えーーーっ;;ご主人様ぁ…何と言うか愛情が感じられません…」
『会ったばかりで何を言うのだ…機械なんだろう?そういうことが分かるのか?』
ボール?「機械といっても生体部品だって多く使われていますし、食事だって…。
でもご主人様が本当にお決めになったなら、私は何も言えません」
『一度決めたらずっとなのか?』
少しだけ、思い直そうかとも思ってが…
ボール?「いいえ、いつでも任意に変える事が出来ます」
『決定』
ボール「はやっ」
こうして私はガーディアンズとして新たな人生を踏み切った。
ガーディアンズになるためにさまざまな訓練を行った。
やれば出来るものだ。私はもう力を手に入れている。
自分くらいは守れるだけの…。しかしまだそれでは足りない。
自分を許すわけにはいかない。同じ思いを誰にもさせたくない…。…建前かもな。
658 名前:ジャーンジャーンジャーンげえっ288[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:30:43.45 ID:uzWDxc1l
『ヒューガ君?といったか』
ヒューガ?「え、ええ。僕は貴方の教官のヒューガですが…説明は聞いていましたか?」
『あ、ああ。すまないな。いや、教官に失礼だな。すみませんでした』
ヒューガ「ははは。気にしないで下さい。ヒューガで結構ですよ」
気さくそうで、それでいてしっかりとした印象を受ける奴だ。
『そ、そうか。若いのにしっかりしているな』
ヒューガ「僕と同期の…実力も僕以上の人がいたんですが、目上の教官でも
おっさん呼ばわりでしたよ。ははっ」
『ははは。…いたという事は今は…』
少し呟いてしまったが、聞こえてしまったようだ。
ヒューガ「あ、別に気を使わなくていいですよ。ここには居ないだけで…
僕は信じてますから。…話がそれてしまいましたね。
今までの事は大丈夫ですか?」
『ああ。問題ない』
ヒューガ「いい飲み込みの早さですね。早速、依頼されているフリーミッションを
解決しに行きましょう。今も困っている人はたくさん居ます。
必要ならば、僕も参戦しますから、いつでも呼んでください」
『了解した。しかし先ほどの模擬戦闘でのあれ程の剣技…頼もしい限りだな』
ヒューガ「…それでも僕は…何も出来なかった…最大の危機に。そして今も…」
俯いて自分に言うような…そんな言葉をはくヒューガ。慌てて私に向き直る。
ヒューガ「…さて、僕はもう行きますね」
『人それぞれ…力があっても、出来なかった事というのはあるものなのだな…』
ヒューガの背中を見送りつつ私も独りごちし、その場を立ち去った。
ボール「お分かりになりましたか?私の育成方法」
『それは分かったが、本当に何でもいいのか?ミッション中に手に入れたもので』
ボール「ええ。大丈夫です。先ほど説明したとおり、種類によって私の成長が違ってきます。
モニタを見ながら、必要だと思う機能を備えたタイプに育成する事をお勧めします」
『了解した。早速フリーミッションとやらに行ってくる。今も困っている人々がいるのだろう?』
ボール「ええ…。原生生物凶暴化や色々な事件が…。どうかお気をつけて」
成長か…あのボールが…正直何かを育てるというのももうしたくはないが…
しかし必要だと思う機能というのも少し分からんな…。
そんなことを考えているうちにミッションカウンターに着いた。
さて…害虫駆除といくか…!
659 名前:ジャーンジャーンジャーンげえっ288[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:31:58.46 ID:uzWDxc1l
プシュー。どさっ…
???「!?ご主人様っ!!ひどいお怪我じゃないですか!!」
『はぁ…はぁ…一応一つ終わらせてきた。確かにアレはいくら倒してもきりがないくらいだな。
ガーディアン人口が増えつつあるのもわかるな…』
ボール「ヒューガさんが付いていながら、こんなお怪我を…」
凄い慌てようなボール。所詮はボールなので見た目的には
普段ゆらゆら揺れているのが激しく揺れている程度の変わり様だが。
『いや、ヒューガは呼んでない』
驚いた様子のボール。慌てて聞き返す
慌てているボール「ど、どうしてですか!?危険なのはご説明したとおりで…」
私はその言葉をさえぎる
『初回で人に頼っていられるものか。つっ…モノメイトももう少し携帯すべきだったな』
今治療用具を持ってきます!といい浮遊していくボール。
あんな手で細かい作業どうやってするのだ…
そんなくだらない事を考えながら私は意識を失った。
『うん…何だ…どこだここは…』
???「あなたっ!逃げましょうっ!これでは時間の問題だわ!」
???「パパ…怖いよー…」
???「分かっている!しかし何故こんな所に…原生生物がこんなに…!!」
『…やめろ…!またこれか!!いい加減にやめてくれ!』
???「全員で外に出ればたちまちヴァーラの群れに囲まれてしまうだろう…
私が囮になり、そして助けも求めにいく!通信手段はないしな…」
ヴァーラ達の無闇矢鱈な暴力はその家の電源、設備をことごとく破壊していた
???「そんな…私達も…」
???「ダメだ!お前達は絶対に死なせない…!私なら大丈夫だ。信じていてくれ」
『行くな…行くなぁぁぁぁぁ!!!!』
660 名前:ジャーンジャーンジャーンげえっ288[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:33:30.37 ID:uzWDxc1l
『行くな…行くなぁぁぁぁぁ!!!!』
???「キャァーーッ!!??」
『うおっまぶしっ』
天井のライトの光に思わずその声より先に驚いてしまった私。慌てて声の主を見る。
青いボールが浮いている。
『誰だお前は』
青いボール「ボールですっ!そんな事よりご主人様、具合はどうでしょうか?」
心配そうな様子(?)で私の顔を覗き込む青いボール
『…自分でボールといって虚しくないか?』
虚しいボール「ご、ご主人様がつけたんでしょうっ!;;その様子ならもう大丈夫そうですねっ!」
『ああ…ひどい夢見だったがな。しかし何故青いんだ?』
ボール「ご主人様がミッションで手に入れておいたものを頂きました。そして成長したのです。
ちゃんと私への食べ物は”えさ用”と書かれたものに入っていましたので;;」
『そういえば私は帰ってすぐ気を失ったのか…まだまだ甘いな…くそっ…』
ボール「甘いとかいうことじゃありません!命の危険が常に付きまとうのですよ?
ガーディアンズというのは。今度は絶対に無茶しないで下さい!
どうか命は粗末にしないで下さい…』
ボールの割りに凄い気迫で私を見つめて言う。
『分かった分かった…しかしいくらでも代わりは居るだろうがな…ははっ』
少し自嘲気味に笑う。疲れているからだろうか…。
ボール「代わりなんか居ません!私のご主人様は、貴方です!見栄やプライド、
過信なんかで自分を更に危険な状況にして欲しくないです…」
そう言い放つボール。機械の癖に…ということは頭から離れてしまうほど
真剣そのものだった。
『…心配させてすまなかったな』
その呟きを聞いてまた少し慌てるボール
ボール「あ、あう…。すみません、さっきまで倒れていたというのにこんな事いったり…
お疲れでしょう?」
『少しな…でも…すまないな。ありがとう』
ボール「…。お礼なんかは…ご主人様が無事でほんとによかった…」
『もう少し眠ったら、また行ってくる。今度は準備万端、でな』
ボール「無理はダメですよ?ゆっくり休んでくださいね」
『あの夢の続きを見なければいいがな…ああ、そうだ…』
ボール「はい?何でしょうか」
『今は少し姿変わったから、名前変えるか』
とたんに嬉しそうな様子でよってくる青いボール。とても奇怪だ。
『そうだなあ…』
私の顔を覗き込むように、その答えを待ちかねているボール。
『あおぼう』
ボール「・・・」
途端に明らかな落胆を示すボール。ちょっとショックなのか、少し揺れが早い。
あおぼう?「…決定しますか?」
『決定』
あおぼう「はやっ」
私は少し他人を遠ざけすぎていたかもな…所詮私がしようとしていることは
偽善には違いないだろうが…次は…
そしてゆっくりと私は。ゆっくりと眠りについていった。
再びお目汚しを~。続きはまた今度に~…
661 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:43:49.18 ID:Pn0m5Uz7
オフのストーリー以下。才能ないよ。
読んでないけど
662 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 05:47:31.78 ID:mpCQOJsq
gdgdな文だったので途中でみるのやめた
663 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:51:24.25 ID:uzWDxc1l
>>661
読む価値もないのは重々承知しているつもりです…(笑)
お目汚しだとは思っていますが、ほぼ自己満足に近いところもありますからね…
なら書き込むなよという事ですけどね(汗)
しかし私のはともかく。他の方のは一見の価値あるものは多いと思いますよ?
ぜひご覧アレ~
664 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:52:52.49 ID:eep1HKEN
別にエロSSあってもいいじゃないか
良い話、怖い話、エロなんでも来い来い。
665 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:55:12.33 ID:q8bh2ia5
>>661-662が言う程じゃないと思う
時間帯によっちゃ単に八つ当たりでレスつけるのもいるから気にしちゃダメだぜ
666 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:57:22.41 ID:+DtAwhL8
>>649
こういうとこに投下すると下手に続きを書くか否か凄い悩むよね
下手に前のである意味完結してると特に
俺も267の続きを書くかどうか迷ってる
667 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:03:07.71 ID:GlZqk+ap
バンバン投下するといいと思う
正直感想や雑談レス読み飛ばしてるし
668 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:08:43.55 ID:e6ydFAoL
コテ外せば多少は読む気になるかもな
669 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:09:26.23 ID:pwgG0XkG
ネタや普通の話は此処でいいとして
18禁ネタは
ファンタシースターユニバースのエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157960314/
でいいんじゃないかなぁと
俺は両方いける口だけど一応棲み分けをしておいた方が良いんじゃないかと思うんでね
670 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 06:12:23.26 ID:mE7fwbij
パシリからの呼ばれ方は呼び捨てがいいよな
敬語だけど名前だけは呼び捨て、これ最強。
671 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:18:28.58 ID:/jZoW9if
それ何てセイバー
672 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:23:36.56 ID:q8bh2ia5
>>670
440 「オキク、起きてください。」
オキク「倫理的におk!あんたたち!倫理的におk!サーセンwwwww」
440 「テンションゲージが起床時の常識限界を超えています。どうか落ち着いて下さい。」
オキク「あっんっもう~朝からゲンキなんだからっ☆このオオカミさん、めっ♪」
440 「オキク、いい加減にして下さい。」
オキク「ああ、おはよう。毎朝これをやらんと目が覚めんのでな。」
440 「キャストの異常行動ほど他人が見ていて不安になるものはありません。」
オキク「また・・・アタイの体の事を言うのかいっ?!アタイだって、アタイだって好きでこんな体になったんじゃ・・・!」
440 「付き合いきれません。早く食事を済ませて下さい。」
オキク「あ!今同じキャストなのにどうして私とこの個体はこうも行動特性が違うのだろうって考えたでしょ!」
440 「考えました。厳密には貴方のパートナーになってから頻繁に考えさせられています。」
オキク「倫理的におk!サーセンwwwwwww」
こんな感じか
673 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:25:10.17 ID:HFvLY0Ki
78%の成功率で失敗する
俺のバカパシリを誰かレイプしてやってくれ
俺が許す
674 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:26:03.41 ID:uzWDxc1l
>>668
あった方が時間無駄にしたくない方のためにと思ったんですが…ガクッ
ちょっと気分を害す方が多すぎるような気がしてきたので(汗)一生ROMっときますorz
675 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:30:43.29 ID:3NKEVmi4
>>674
そこまで過剰反応されるのもアレだけど、コテの名前が少々おテンキすぎた。
目に付いたのはそれだけ。新作投下は18禁スレですれば良いと思う。氏のSSを好いてくれてる人も居るみたいだし。
676 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:43:44.63 ID:q8bh2ia5
440 「それより今日はお願いしたい事があります、オキク。」
オキク「セックスしたいなんて言わないで!」
440 「その調子でお願いします。」
オキク「はい?」
440 「別のガーディアンから依頼が来ています。
合成性能の悪いパートナーマシナリーに教育的指導を施してほしいとの事です。」
オキク「き、教育的シドウって…もしかして胸を締め付ける様なハッピー・ジュースに溢れた彼女のリョウナフリザシを強引にヒラギセンバすると
全身にプラズマシュートが走って俺のピスタトルがライジングストライクっていう例のアレか!」
440 「指導対象はこのマシナリーです。私は部屋の外に出て待機しています。」
673 「依頼主だ。俺も外で待っている。よろしく頼む。(プシュー」
410 「なんなんですか?ここ?私どうして連れてこられたんですか?」
オキク「ピッ。(ガチャ)」
410 「なんでカギを閉めるんですかー?!」
無理、テンションが上がらない
>>673ごめん
677 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:47:13.63 ID:Qj7vHtbD
>>674
いやいや、>>668はひとつの意見であって、総意って訳でも無いんだから、
わざわざ外したり、一生ROMったりとかしなくていいと思うんだぜ?
「こういう意見もあるかー」程度に思っておけばいいんじゃないかと。
一々、各個人の言う通りにしてたらきりがないし、感想は人それぞれ。
まぁ、>>674がそう固く決めたんだったら、何も言わないけどね。
俺としては、>>657-660は面白かったよ、続きも気になるし!
だから、やめて欲しくはないな。
このまま終わられたら、なんかスッキリしなくて困る!って、俺個人の意見だがw
678 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:56:22.26 ID:e6ydFAoL
確かに続きは気になる。いろんな意味で
679 名前:219(1/5)[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 07:00:39.23 ID:TePrg5Vm
男 「よし、それじゃ行くか、忘れ物無いか?」
パシリ 「どこかの変態じゃあるまいし、抜かりはありません」
男 「・・・あのさ・・・だからその変態って言うのは・・・」
パシュ~・・・・・・ガチョン!
扉を閉めロックする、なんか聞こえた気もするが気にしない
今日はご主人様と一緒に任務だ
なんでもパルム平原のSEEDに汚染された原生生物を鎮圧しにいくらしい
日々散々酷使しておいて戦闘にまでかりだされるのだからパシリはやっていられない
・・・・・・まぁ家で合成してるより戦闘の方がましかな・・・
なにより・・・
男 「お姉さ~~ん!!僕と一緒にボッガ・ダンガしませんか!?」
お姉さん「え・・?あの・・・ボッガ・ダンガって・・・あの・・・?」
男 「ああ分かりませんか、なに、大丈夫、僕が手取り足取り教えてあげますよ」
お姉さん「あ・・・ちょ、ちょっと・・・何・・・」
男 「さあ、あそこのホテルで僕のグロームバスターをぶるぉ!!!!」
愛用のシッガ・アムザが火を吹く
パシリ 「お姉さん、お怪我はありませんか?」
お姉さん「あ、ありがとう・・・あの、あなたは・・・」
パシリ 「通りすがりのPMです名乗る程の物ではありません、では・・・」
お姉さん「あ・・・・・」
変態を引きずりシャトル乗り場を目指す
この変態を家の外でも見張れるのだから良しとしよう
・・・・・・・・・・・・・・・
シャトルとフライヤーを乗り継ぎパルム平原に到着する
途中変態が大事な物(アナウンサー・ハル、ドキドキ☆水着写真集)を忘れたから戻ろうと言い出したが却下して連れてきた
男 「はぁ・・・俺のハルちゃん・・・」
パシリ 「そんなもの持ち歩かないでください変態」
男 「・・・はぁ・・・」
写真集を忘れたのが結構ショックだったのか何も言い返してこない
家族の写真を持ち歩くガーディアンズは多いが
アイドルの写真集を肌身離さず持ち歩くのはこの変態くらいだろう
パシリ 「ほら、しっかりしてください、そろそろ危険区域ですよ」
男 「ぬ・・・・」
680 名前:219(1/5)[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 07:01:20.38 ID:TePrg5Vm
ぐってりしながらもナノトランサーから武器を取り出す
パシリ 「・・・・・・・やっぱそれなんですね」
男 「・・・お前が合成成功しないからだろ」
ご主人様の武器「ハリセン」は私が合成成功した数少ない装備の一つだ
なんでよりによってこんなのがと思ったがこれが意外と強い
ご主人様が「ハリセンとかねーよwwww」とか言ってどうせなら強化屋でドゴォォォォンさせてしまおうとしていたが
何の因果か+10まで成功してしまったせいで手放すに手放せなくなっている
神々しい輝きを放つハリセンを手に凄い微妙な顔をしてとぼとぼ帰ってきたのを覚えている
パシリ 「まぁ・・・強いんだから良いじゃないですか」
男 「うん・・・まぁな・・・」
ギャアアアアオ!!
男 「・・・!」
ご主人様の顔が引き締まる、汚染された原生生物・・・敵だ
男 「援護しろ、行くぞ!」
パシリ 「はい」
男 「はぁ!!」
スパァァァァン!!!!
パシリ 「・・・・・・・」
男 「せぇい!!!」
スパァァァン!!!!スパァァァァァァァン!!!!!
・・・・・・
やっぱ合成頑張らないとなぁと改めて思いながら
ハリセンを片手に奮戦する変態を薄目で見つめつつ援護していく
スパァァァァン!!
・・・・・・
しかしこうして見ていると我が主人ながら見事だ
敵の攻撃を最小限の動きでかわし、流れるように敵にツッコミ・・・もとい攻撃を浴びせていく
防具も私の作ったカールラインだと言うのに敵の攻撃を恐れず冷静に対処し、次々と敵を沈めていく・・・・ハリセンで・・・
681 名前:219(3/5)[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 07:01:52.05 ID:TePrg5Vm
スパァァァァァァァァン!!!
男 「ふう・・・」
パシリ 「今ので最後ですね、ミッション成功です、お疲れ様でした」
男 「おう、いやはや今日も俺はかっこ良かったねぇ」
パシリ 「そうですね、なかなか良いツッコミでした」
男 「あ~うんそうだね、ハリセンだしね、ってなんでやね~ん!!」
パシリ 「・・・・・・・・・・・・・・・」
男 「・・・・・・・・・・・・・・・」
男 「・・・・・・・あの、その・・・・なんていうか、ごめんなさい・・・」
パシリ 「・・・・・・・」
男 「・・・・・ん?なんだ?妙な顔して、怪我でもしたか?」
パシリ 「いえ・・・・そうではないのですが・・・」
男 「んじゃなんだよ?まだ写真集の事でなんかあるのか?」
パシリ 「・・・・・・あの、ご主人様?」
男 「お・・・?なんだよ・・・?」
パシリ 「ご主人様は他のガーディアンズの方から装備を買われないのですか?」
男 「それ、前に言っただろ?・・・お前の作った物のが良いって・・・」
パシリ 「それは・・・ありがたいというか、あれなのですが・・・」
パシリ 「ですが、今のご主人様ならもっと良い装備ができるはずです、
装備が強くなればもっと戦闘も楽になりますし、そしたら生活とかももっと・・・」
男 「いや・・・でもこれ結構強いぞ・・・不本意だが・・・」
ご主人様がハリセンを手に微妙な顔をして言う
パシリ 「そっちは・・・まぁ・・・そうですが・・・」
パシリ 「でも・・・防具の方は・・・」
男 「ああ、これか・・・」
ご主人様の防具は未だカールラインだ
何度かメイガラインを作ろうとしたが悉く失敗し
とりあえずこれをと言う事で作った物だ
男 「ん~でもまぁこれでも結構強度あるし・・・」
確かにそうだ、いかにカールラインといえども生身と比べれば全身防弾ベストを着込んでいるほど防御力が上がるのだ
どこぞの馬鹿がエアボードで車道に飛び出し車に跳ねらた事故があったが
シールドラインをつけていたおかげで軽症で済んだらしい
支給品とはいえカールラインも立派なシールドライン、生半可な攻撃じゃびくともしない
682 名前:219(4/5)[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 07:02:23.80 ID:TePrg5Vm
パシリ 「でも・・・上位の物なら強度ももっと上がりますし・・・」
男 「ん~・・・まぁそれはそうなんだが・・・」
男 「ほれ、「心頭滅却すれば火もまた涼し」って言うだろ?」
パシリ 「・・・・それは根性でなんとかするという事ですか?」
男 「馬鹿を言うな、俺は「マッスルトレーナー」を二日で投げた男だぞ」
マッスルトレーナーはご主人様が通販で買ったトレーニングマシンだ
一日5分、一ヶ月続ければマッスルボディ、これでビーチの美女を独り占め!!!
という謳い文句につられ買ったのだが買ってから三日目には「だるい」とやらなくなり
今や倉庫の中で埃を被っている
パシリ 「根性も無いんじゃ・・・なおさらだめじゃないですか・・・」
男 「だから俺の根性じゃなくて・・・」
ポン
ご主人様が私の頭に手を乗せる
パシリ 「・・・・・?」
男 「お前が守ってくれると思えばどんな攻撃も怖くないさ」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
パシリ 「~~~~~~~んななななああなあななあああ!!」
バキャア!!!
男 「おぶぅ!!!」
パシリ 「なあなあなな何を言ってるんですか!!この変態!!!」
男 「何って・・・だから俺は・・・」
パシリ 「うるさい!!氏ね!!この!変態!!ド変態!!!」
男 「あだ!こら、やめろ!!いた!痛い!ごめん!!ごめんなさい!!」
・・・・・・・・・・・・・
683 名前:219(5/5)[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 07:03:12.41 ID:TePrg5Vm
・・・・・・・・・・・・・
男 「うう・・・なんで俺がこんな目に・・・」
パシリ 「自業自得です・・・この変態・・・」
男 「なんだよ~~・・・俺なんか変な事言ったか・・・?」
パシリ 「・・・・・・はぁ」
普段は変態のくせして時折あんなセリフをはいてくるからこの変態は油断できない
しかも意味を深く考えずにさらっと言うものだから尚更性質が悪い
パシリ 「ですが・・・気持ちがどうとか言っても・・・やはり危険です・・・」
男 「フォトンは使用者の精神、心に応じて効果が左右されるんだ、お気に入りの奴のが良いだろ?」
パシリ 「ですが・・・・」
男 「なんだ?心配してくれるのか?」
パシリ 「んな!?わ、私は・・・別に・・・」
男 「ま、心配なら頑張って合成成功させてくれよな」
パシリ 「・・・・・・・・・はぁ」
やはり私が作った物意外はつける気は無いらしい
うれしいやらプレッシャーがかかるやら
まったく、手間のかかるご主人様だ・・・・
でも・・・お前が守ってくれると思えばどんな攻撃も怖くない・・・か・・・
私、信頼されてるのかな・・・?
いやいやいや・・・どんな攻撃でも~~とか言ってるんだから・・・それ以上・・・・?
さりげなくご主人様に寄り添いながら帰路につく
パシリ 「ふん、ふ~ん・・・♪」
男 「なんだ?ニヤニヤして・・・なんか良い事でもあったか?」
パシリ 「別に、なんでもありませんよ、変態」
男 「・・・だから・・・む!!」
突然ご主人様が戦闘時の様に真剣な顔で振り返る
何事かと思いご主人様が見ている方を見てみると
ミニスカートの女性がスカートを押さえて恥ずかしそうに周囲を見回していた
男 「白か・・・きつそうな外見に似合わず清純派・・・フフフフフ・・・」
パシリ 「・・・・・・・」
バキィ!!!!
男 「うぶぁ!!」
684 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 07:24:43.33 ID:Qj7vHtbD
219氏キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
いつもながら面白いwww変態ワロスwwww
GJ!!!
685 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 08:05:02.43 ID:eep1HKEN
>>679-683氏
よく面白いネタ思いつくな~GJ!!
686 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 08:10:41.49 ID:6H28q6r2
私はパシリなんだがご主人様が残念な事に基板/クレアダブルスを持ってきたので「お前それで良いのか?」と言うと「何いきなり話かけて来てるわけ?」と言われた。
私の友達が打撃武器合成の熟練者なのだが私はいつも失敗するから相手が気の毒になったので聞いただけなんだがむかついたので「お前モノメイトでボコるわ・・」と
言って合成開始直後に力を溜めてモノメイト合成しはじめたら多分リアルでビビったんだろうな、、合成中止させようとしてたからキャンセルしてカカッっとダッシュしながらモノメイト合成したらかなり青ざめてた
私は一気に空中にとんだんだけどご主人様が硬直してて私の動きを見失ったのか動いてなかったからモノメイトを合成した上についげきのアンチメイトでさらにダメージは加速した。
わざと距離をとり「私はこのまま合成終了でもいいんだが?」というとようやく必死な顔してなんか倉庫のはしっこから材料出してきた。
私はNo.057エラーで回避、これは一歩間違えるとカウンターでソニチがユーザーから大ダメージを受ける隠し技なので後ろのマイショップにいた客が拍手し出した。
私は「うるさい、気が散る。一瞬の油断が命取り」というと客は黙った
ご主人様は必死にやってくるが、時既に時間切れ、基板の合成可能回数を使い切った私にスキはなかった
たまに来る合成可能回数を使い切っただけでは防げない新しい基板のエントリーもNo.057エラーで撃退、終わる頃にはズタズタにされた私のご主人様がいた。
「いつでもモノメイトでトドメは刺せた、あの時材料だそうとしたときにも実はズタズタに出来た、」とかいった
そしたら「いや今のバグでしょ?プログラムのバグじゃ今のノーカンだから」とかいったので私がヒト睨みするとまた私から視線を外した、2回戦は私のモノメイトを先読みしてたみたいでいきなり合成中止で回避された
「ほう、経験が生きたな」と少し誉めるとハッピージュースをおごってくれると言う約束をしたので空中でディメイトを当てて一気にかけよりディメイトとアンチメイトの二択を迫り
5回くらいアンチメイトしたら死を感じたのか材料のセットをキャンセルしようとしたので近づいてモノメイトをお見舞いしてやった、絶望でダウンしているところにギロチンのモノメイトがダブルで入れた。
「今のがリアルでなくて良かったな、リアルだったらお前はもう死んでるぞ」というと想像して圧倒されたのか動きが鈍くなったので鯖回線負荷で動きをコントロールしさらに定期メンテ時間までコントロールしていることにも気付かせずに強制ログアウトさせた。
そしたら「まただよ(笑)」とか負けたくせに言いワケ言ってたから「限られたルールの中で勝利条件を満たしただけ」といったら顔真っ赤にして3回戦はけっこう攻撃的だったけど挑発に軽々と乗ってくる馬鹿には確実なモノメイトが待っていた。
モノメイトの恐怖が完全に摺り込まれている為思うように合成できないでいるようで材料のセットキャンセル来たらNo.057エラーでけん制し合成開始してきたらモノメイトでいつの間にか材料の在庫はほとんど無くなっていたから
「レティアライドでトドメさすよ」と言うとご主人様は必死に合成中止ボタンを押したから
狙い通り確認ウィンドウをNo.057エラーで強制ログアウトさせると予想通り青ざめて再ログインしてきたからマイルーム鯖死亡で強制ログアウトさせたのちモノメイトでトドメ。
あとは定期メンテまで粘った。私の合成成功率は低く、合成成功を見せなかった。ご主人様も全財産はたいて基板を買ってきたけど反撃もここまで。残念ながらクレアダブルスを手にする事が出来なかった。
687 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 08:11:56.44 ID:IhEvGTGm
>>683
ワロタw 面白いネタが浮かぶ人はウラヤマシスw
それから、箱&450ネタに反応くれた人サンクス。
まさかこんなにあるとは思ってなかったので嬉しいお。
ていうか箱のほうがいいのかおまいらw
688 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 08:20:23.68 ID:GXwT34RG
219さんの作品だけまとめたサイトあってもいい。
そう思ってしまったんだが病院行ったほうがいいか?
689 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 08:24:15.16 ID:pH1i9Vg2
箱&450と変体&440コンビがステキすぐるwwwwwww
690 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 08:40:21.80 ID:3NKEVmi4
>>688
そういう一人限定万歳系の賛辞は他のSS氏達が投下し辛くなるからヤメレ。同意はするけど。
>>687
自分に絵心があったらライア姉さんに説教食らってるシーンを描きたいくらい好き。
箱可愛いよ箱。
691 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 08:46:28.81 ID:6H28q6r2
>>687の書くSS内の箱は、なんか某錬金術師の鎧弟君の姿形がフラッシュバック
692 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 09:10:58.52 ID:cxdu2DKf
やっぱココサイコー!!(≧∀)b〃
とりあえずハリセンを10にしてくる!!
うちのはニャンポコだが…
693 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 09:18:02.61 ID:/4jT/+Y1
>>686
ブロントさん吹いた
694 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 09:37:16.83 ID:gVlMhZcm
ながーい(´・д・`)
695 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 09:41:05.61 ID:g8Pj0afv
新ジャンルをつければいいと思ってる2番煎じ野郎が糞スレ立てるんだろうな
696 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 09:45:39.55 ID:gVlMhZcm
ちょっと前は、2,3個ずつ短いのが書かれてて読みやすかったのに・・・
人増えちゃって(´・ω・`)しょぼーん
697 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 09:48:22.41 ID:UnCOO3IU
>>686
勝利条件ってモノメイトなのかwww
個人的にブロントさんはGH410なイメージ
698 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 09:56:56.71 ID:Pn0m5Uz7
1みたいな一発ほのぼのネタが良かったんだがな
699 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 09:58:29.26 ID:WaEq3Wtc
個人的には大歓迎だけど、新ジャンルではないかもな
700 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:01:59.66 ID:GlZqk+ap
まぁ、面白ければいいんじゃね?
701 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:03:05.00 ID:6H28q6r2
イーンダヨ
702 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:03:43.37 ID:cOVqYK8B
まぁ・・・おもしろければそれでいいんじゃない?
少なくとも俺はおもろいと思うが
703 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:06:18.54 ID:Pn0m5Uz7
公開オナニーだな
704 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:08:06.80 ID:GlZqk+ap
いや、その公開オナニーが面白いんだろ
705 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:10:28.26 ID:gVlMhZcm
面白いけど短いのが好きーとワガママぶっこく俺
>>704
雑談や感想は読み飛ばしなよーヾ( ´∀`)シ
706 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:18:47.49 ID:IfMJh1nE
5レスくらいが丁度いいと思う俺みたいな人もいるわけで
707 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:23:09.50 ID:6H28q6r2
好き嫌い言うんじゃありません!
作ってくれた農家の人に申し訳ないでしょ!
って、ばっちゃが言ってた!
708 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:06:38.29 ID:IhEvGTGm
この「新ジャンル「○○」」的なスレはあまり見たこと無いのでよくわからんのだが、
複数レスに渡って書き込むのか、1レスの一発勝負なのか暗黙の了解みたいなのがあるの?
俺としては「○○」(ここではパシリだな)との面白いやり取りを考えたりして楽しむものだと思って、
文章の長さはあまり考えたことなかったんだけど。
公開オナニーという奴もいるけど、
ゲームで溜めたストレスの発散の場になりつつある俺としては、
「ごめん反論できねえwww」と言うしかないわけだがwww
709 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:09:21.35 ID:Vv+CnYwg
ヒューガ「イーサン、入りますよ。」
プシュー
ピート「あ、ライト様。ようこそいらっしゃいました。
イーサンはただいまモトゥブのフリーミッションに……」
ヒューガ「うほっ!いいパシリ……」
ピート「はい?」
ヒューガ「まさかイーサンがもう4段階目に進化させていたなんて……」
ピート「ラ、ライト様?ご用件は?」
ヒューガ「や ら な い か 」
ピート「アッー!!」
710 名前:1/11[長杉スマソ sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:17:10.41 ID:PQx1+IW+
俺は走っていた。
ガーディアンズ宿舎の廊下を、マイルームに向かって。
始め、フレからその話を聞いたときは耳を疑った。そして、その言葉の意味するところを理解したとき、俺は居ても足ってもいられなくなり、ミッションを早々に切り上げ、参加していた周回PTを辞したのだった。
全力で疾走しながら、フレの言葉を反芻する。まさかパシリにそんな機能があったなんて。自然と鼻息が荒くなる。既に十分荒いのだが。
─プシュー
マイルームに辿り着く。間抜けな音を立てるドアが開ききるのを待つのももどかしく、ドアと壁の隙間に体をねじ込むと、俺はマイルームに文字通り踊りこんだ。
留守番をしていた410が顔を上げると、少し驚いたような表情でこちらを見た。
俺はそんな410を見つめながら大きく息を吸うと─
「パシリにセックル#%@&=!!!?」
・・・噛んだ。
410は少し眉を寄せると、困ったような顔をしていた。
711 名前:1[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:17:41.36 ID:fpu11YEM
パシリ関係のSS全般でいいような…
色んな人がいるから話し合っても無駄だろうし
前に同じようなことがあってスレ分けたら、それが元で過疎化してったので、
個人的にはこのままがいいです…
ペース遅めながらも短めなネタは投下し続けてくのでアレナイデ(´д`;)
712 名前:2/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:18:48.78 ID:PQx1+IW+
ぱたん、と救急箱を閉じると、410はこちらを見上げ、確かにそういう機能はあります、と言った。
「本来は生体サンプルの保存という意味合いがあったようです」
「生体サンプル?」
「遺伝情報の保存です」
「ああ」
話を聞きながら、手渡されたモノメイトをかじる。切れた舌先にちょっとしみた。
410の話によれば、かつてのガーディアンズは、その殆どが男性隊員によって占められていたらしい。家庭のある者、ない者。恋人の居る者、居ない者。いろいろな境遇の者がいたが、共通しているのは、危険な任務に従事しているという一点。
「志半ばで命を落とす隊員も少なくなかったそうです」
「命がけの仕事だしなぁ」
「今でこそ、隊員同士の相互支援環境が確立されてますが、当時は隊員の絶対数も少なく、必然的に達成率の低いミッションに赴く事が多かったと記録されています」
思えば良い時代に生まれたのかも知れなかった。
「当時、随行したパートナーマシナリーには、重要な役割が課されていました。ミッション遂行時の記録保持。そして─」
遺伝情報の保存、か。
任務で命を落とした隊員の遺族には、年金が支払われる。金だけ渡して、はいおしまい、という訳にはいかないのだろうが、元より人手不足のガーディアンズに出来ることは限られていたらしい。
苦肉の策として打ち出されたのが。
「子供です」
そう言って410は目を伏せた。
グラ-ル太陽系に数多の種族を生み出した科学力だ。直接の交渉なくして子を成すなど、造作も無いことだったのだろう。失われた命は帰らない。だが、その血を継いだ子供を遺族に与えることで、その代わりとしたのだと言う。
なんだか馬鹿にした話だ。
しかし、それは思いのほか上手くいったらしい。かつて愛した者の面影を持った、新しい命。それは残された者にとって、大層心の支えになったようだった。
なんだか気持ちは理解できるような気もするが、まるで判らないような気もしたのでそう言った。
「私にも判りません」
そう言って、410は眉を寄せ。
困ったような顔をした。
713 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:22:58.25 ID:gVlMhZcm
>>707
ごめんなさい(´;д;`)
714 名前:3/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:23:02.74 ID:PQx1+IW+
「子供ってなんでしょう?」
410が聞いた。
あまりに単純な質問に、思わず言葉を失ってしまった。
もちろん子供という言葉の持つ意味は理解している。それは410も同じだろう。だが。
両親の愛の結晶。新しい命。輝かしい未来。そんな言葉が浮かんで来たが、どれもしっくりこなかった。当たらずとも遠からずといった所か。
「良く判らないなぁ」
結局そんな答えしかできなかった。
「子供は、かつて愛した人の代わりに成り得るのでしょうか?」
それこそ判らない。返答に窮していると、410は眉をよせ、少し困ったような表情をした。
最近よくこんな顔をするなと、ふと思った。前はもっと笑っていた様に思う。
「遺伝子を掛け合わせて生まれた、新しい命は、オリジナルの要素を色濃く反映していたとしても、それはやっぱり別の存在なのではないでしょうか?」
そんな事を聞いてくる。
それはまぁ、そうだろう。親と子供は不等号で結ばれるべき関係だろうし、子供は子供で、名を与えられ、単一の存在となる。410の言葉を借りるなら子供とは、不完全な複製であり、同時にオリジナルであるとも言えるのだろう。
しかし。
「帰らない人を想って鬱々と暮らすより、かつて愛していた人が残してくれた、子供という財産を慈しみ育てることの方が建設的だからじゃないかなぁ」
「子供を立派に育て上げるという責任感。笑ったり、怒ったり、話あったりして、そういう些細な日常を積み重ねることで、日々を暮らしていく糧に変えるんじゃないのかな。そうやって人は、悲しいことから立ち直っていくんだよ」
多分そうだと思う。
「人はそれで─」
410は顔を上げ、言った
「ヒトはそれで良いのですか?」
そして俺をじっと見つめた。その姿はどこか儚げだった。思わず目をそらしてしまう。
「人それぞれじゃないかな」
結局、便利な言葉に逃げた。
410は黙っている。
「悲しみから立ち直れない人もいるんだろうし、いざその時になってみないと判らないだろうなぁ」
口を突いて出たのは、更に無責任な台詞だった。
「私は、判りたくありません」
そう言ったきり、410は押し黙ってしまった。
俺は何だか、責められているような居心地の悪さを感じていた。
715 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:24:06.23 ID:E7g5zU7n
>>657-660
何となく、PS2のルドガーを思い出した
コテハンを付ける事そのものが叩かれる理由になる、つーか叩く香具師を呼び込む。
しかも前回はエロエロで誤魔化された感があったけど今回のは話の内容に著しくそぐわないしw
読みやすくするってなら 288(x/4) だけでも十分だし、
逆にきちんとした題名を入れればきちんとした普通の反応が返ってきたと思うぞ。
716 名前:4/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:24:18.47 ID:PQx1+IW+
「遺伝情報の保存をしよう!」
唐突に俺は言ってのけた。410は、はっとしたようにこちらを見た。
なんだか訳の判らぬ問答をする羽目になったが、元々はその「機能」を試したくて急ぎ帰宅したのだ。このままでは、どんどん違う方向へ話が行ってしまう。俺は強引に軌道修正した。
「で?それはすぐ出来るのか?出来ないのか?」
我ながら、がつがつしていると思った。ムードもへったくれも有ったもんじゃない。
410は小さくため息をつくと、言った。
「基本機能として備わっているので、特に必要な物はありません。又、ヒト同士で行う行為に準じて設計されていますが、必要ならばマイルームチュートリアルでご説明いたします」
「説明無用」
「そうですか」
410は自らベッドへ向かうと─
ベッドの端に、ちょこんと腰掛けた。
俺は、古の大盗賊の如く飛びかかりたくなるのをぐっと押さえ、ゆっくりとベッドに向かった。そして410の横に腰を下ろすと、言った。
「やさしくしてね」
何ゆってる自分。落ち着け。
「変な事をされる前に、予め言っておきます」
410が事務的に言う。
「遺伝子回収には、三つの方法があります、どの方法を選択するかは、ご主人様にお任せします」
三通り。つまりアレとコレとソレですよね?
何だかもきもきしてきた。
「それ以外のところは、なるべく手を触れないようにお願いします。想定外の事が起きないとも限りません」
「大体判った」
言葉は聞こえたが理解はしていなかった。もうそれどころでは無い。
俺は410を抱きかかえると、うつ伏せの状態でベッドに横たえた。そして足側に正座し─
「いただきます」
手を合わせた。
うつ伏せのまま、410が言った。
「後ろですか?」
「後ろです」
「変態」
「!?さらっと言うなよ!」
410が小さくため息をついた。表情は─
見えなかった。
717 名前:5/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:25:58.74 ID:PQx1+IW+
まるで。
まるで反応を示さない410に、俺は手を焼いていた。
ネットのアングラサイトや、非合法すれすれのビジュアルディスクなどで得た知識が、まるで役に立たない。あまつさえ。
「あの、まだですか?」
困ったような顔をされてしまった。
「今、やってる!」
苛立ってもしょうがない、こいつに悪気は無いのだ。だが。
「なぁ、少しは反応してくれよ」
つい泣き言を言ってしまう。
「反応、ですか?」
「うふーん、とか、あはーんとか、ご主人さまぁとか」
言ってから俄かに恥ずかしくなる。馬鹿みたいだった。
しかし、健気な410は言われた通りに-
「ご主人さまーうふーん、ご主人さまーうふーん」
「すごい棒読みだな!?」
逆効果だった。
必死になればなるほど、焦れば焦るほど、俺は空回りした。
行為に、意識を集中しようとすればする程、逆にそこから遠ざかっていくような、まるで、機械を操作しているような錯覚を覚える。
機械─なのか?
唐突に410の言葉が、脳裏に蘇る。
─子供ってなんでしょう?
そんな事は知らない。
─ヒトはそれで良いのですか?
良いんだ。それが人間なんだよ。
─愛した人の代わりになるのですか?
そんな事は判らない。
─私は誰かの代わりなのですか?
それは。
─誰かが私の代わりになるのですか?
そんな事は。
─私を
違う、そんな事は
─私だけを見て欲しい
そんな事は、そんな事は言っていない!
そして俺は、「正気」に返った。
唐突に動きの止まった俺を見上げると、410は。
何故か、申し訳なさそうな表情をしていた。
718 名前:6/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:27:15.79 ID:PQx1+IW+
どさり。
俺はベッドに倒れこんだ。自然に410と添い寝するような形になる。
「もう、良いのですか?」
おずおずと聞いてくる。
どう答えて良いかわからなかったので、ああ、とか、うん、とかそんなおざなりな返事をした。
すると410は目を伏せ、ごめんなさい、と謝った。
「何故謝る」
これではこっちが悪者みたいじゃないか。なんとなくバツが悪くなった俺は、410の頭に手を乗せた。
「わぷ」
パートナーマシナリーの体は小さい。その頭は俺の手の中に、すっぽりと覆い隠されてしまった。
そのまま頭を撫でる。
410は目を閉じて、大人しくしていた。
こいつは。
こいつは一体何なんだろう。
機械。
モノ。
道具。
パートナー。
どれも正しいようでいて、的を射ていない様にも思われた。
じゃあ。
こいつにとって、俺は何だ?
主人。
ヒト。
所有者。
パートナー。
やはり判らなかった。
どうかしている。俺はそんな答えの出ない思考を追い払う様に、頭を振った。
「・・・あ」
間近から聞こえた声に、ふと我に返る。
410の声だった。小さな眉を寄せて、こちらを見ている。
頭を撫でていた筈の手は、少しずつ目標からずれ、410の首筋に到達していた。
「悪い、ちょっと考え事してた」
そういって首筋を撫でる。
「ぁ・・・その、ダメです・・」
この反応は一体。俺は首筋に這わせていた手を引っ込めると、じっと410を見た。
何だか哀願するような目をしていた。
俺は。
719 名前:7/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:28:16.44 ID:PQx1+IW+
410の首筋に手をあてると、そっと撫で下ろした。
「そ、そこはダメです~」
びくんと、首を竦め、泣きそうな声でそう言った。
なるほど、ここが。
身を捩り、逃げ出そうとしている410に覆い被さると、俺は両手の人差し指をまっすぐ立てて、首筋を突つき廻した。
「ここけ?ここけ?ここがええのんけ?」
我ながら最低だ。
410は俺の攻撃から逃れようと、右へ、左へ体をくねらせる。
「ダ、ダメですってば~、もう、後でひどいですよ!」
そんなことをいって眉間に皺を寄せる。
「へへへ、後と言わず、今酷い目に合わせてみな~」
どこの外道だ。
「あぁ、もう・・・」
そして410は。
「もうダメ~~~~~~~!」
限界を迎えた。
720 名前:8/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:29:19.15 ID:PQx1+IW+
放心したように。
俺達はベッドの上に座っていた。
いや、実際放心していたのだが。
「いっぱい出たなぁ・・・」
独り言のように俺が言う。410は無言だった。
「まさか、こんなに出るとはなぁ」
やはり返事は無い。
「随分溜め込んでたんだなぁ」
「やめてって言ったのに・・・」
恨みがましい視線を感じる。多分気のせいだろう。
俺は、変わり果てたマイルームを見渡した。そこは、ありとあらゆるガラクタで埋め尽くされていた。
想定外の事態だった。
「まさか、あんな事するなんて・・・・・・」
俺がぐりぐり弄くりまわしていた、首筋には。
「まさか、ナノトランサーの・・・」
「強制排出スイッチがあったなんてなぁ」
「押しちゃうなんて・・・」
二人同時にため息をつくと、かつて、モノメイトだったり、ソルアトマイザーだったモノたちのなれの果てに目をやった。
「やめてって言ったのに」
「・・・すまん」
「誰が片付けると思ってるんですか?」
「・・・すまん」
オウムのように同じ台詞を繰り返す俺から目を逸らすと、410はがっくりと小さな肩を落とした。
そして、ベッドから降りると、ガラクタを選り分け始めた。
これはまだ使える、だの、こっちはもうダメだ、などぶつぶつ言いながら作業に没頭している。
「手伝うよ」
申し訳なくなった俺は、ベッドから降りてそう言った。しかし、そもそもの原因を作ったのは俺なのだから、その言葉は見当違いも甚だしい。むしろ手伝ってもらう立場にあるのはこっちであろう。
対して、410の態度は、実に素っ気無かった。
「売る予定だった、幾つかのアイテムがダメになってしまいました。取ってきて頂けませんか?」
言葉遣いは丁寧だが、有無を言わせぬ迫力があった。邪魔だから出て行け、と言っているのだ。
俺は仕方なく。
「すみません、どうかお手伝いさせて下さい」
平身低頭謝った。・・・情けない。
410は選り分け作業を続けながら言った。
「・・・フォトン武器の取り扱いには注意して下さい。フォトン部分に触れると思わぬ怪我をしますので」
「大体判った」
お許しが出たので作業を始める。
壁に突き立った槍だの、オキクドールを断ち割った斧だのを片付けながら、俺は健気なパートナーの様子を盗み見る。
410は眉を寄せて、少し困ったような顔をしていた。だけど。
少し楽しそうにしている様にも見えたのだった。
721 名前:9/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:30:15.80 ID:PQx1+IW+
大分片付いてきましたね、と言って410は顔を上げた。
考え事をしていた俺は、適当に生返事を返した。
そんな俺の態度に、腹を立てる様子もみせず、また、あの困ったような表情でこちらを見ている。
作業をしながら、俺はあることを考えていた。いや、考えると云うよりも、ある疑念を抱いていたのだった。それは。
「なぁ」
「はい?」
作業を続けながら問い掛ける。410も手を休めず返事をした。
「さっきのアレだけど」
「あれ、ですか?」
もっと具体的に言わないと通じないようだ。
「機能の事だけど」
「あぁ、あれですか」
「もしかして」
「はい?」
「嫌だったか?」
410の体がピクリと震えた。やっぱりそうか。
「正直に答えてくれ。お前が嫌がるなら、もうしない。お前の気持ちも考えず酷いことをした」
「私の・・・きもち」
そう言って410は、ゆっくりと立ちあがった。そして俺をじっと見つめながら。
「・・・嫌でした」
小さい声だったが、はっきりとそう聞こえた。
「そうか・・・」
やはり嫌だったのか。浅薄な己の行動が悔やまれた。
「・・・悪かったな」
搾り出すように。やっと、それだけ言った。返事は無かった。
それを期に、作業を再開する。
言葉もなく作業に没頭する。聞こえるのは、片づけをするかちゃかちゃという音だけだった。
「遺伝情報の保存には、もうひとつの目的があるそうです」
唐突に410が言った。俯きながら、独り言の様に。
ヒトの気もしらず、他人を思いやる事もできない、大馬鹿者の俺は。不完全な俺は、だからその言葉の真意が判らずただ黙って、続く言葉を待っていた。
「優秀なガーディアンの命が失われる事は、ガーディアンズにとって大いなる損失になるそうです」
だから、その当たり前過ぎる言葉を聞いて、少し拍子抜けしてしまった。
「だから、失われた命を贖うために」
だが、その後に続いた言葉は。
「遺伝情報を元に」
俺の想像を超えていた。
「完璧な複製を作るのです」
722 名前:10/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:31:16.87 ID:PQx1+IW+
俺は耳を疑った。
「保存した遺伝情報を元に、命を落とした隊員のクローンを造るのだそうです」
そんな。
そんな事ができるのか?いや、許されるのだろうか?
「それは本当なのか?」
凡庸な問いかけだった。
すると「彼女」は目を伏せ、自嘲するかの様に笑って言った。
「噂です」
噂。
噂だと?なんと不確かで曖昧な言葉だろうか。思わず「彼女」の瞳を覗き込む。
そこに、一体どんな感情が渦巻いているのか、俺にはもう判らなくなっていた。
彼女の唇から、言の葉が紡ぎ出される。
「完全な複製は、失われた命の代わりになれるのですか?」
俺には答えられない。
「貴方が命を落とし、完璧な複製が」
俺には答えが判らない。
「ドアを開けて入って来たら」
それは。
「果たして、貴方なのでしょうか?」
不完全な俺の、完璧な複製。俺はドアを見た。もちろん誰もいない。
「ヒトは、それで良いのですか?」
俺は彼女を見た。
彼女は、儚げな表情をして。
「私は・・・嫌です」
小さい声で、はっきりとそう言った。
俺はすっかり自分を見失ってしまった。俺は誰だ。俺はヒトだ。彼女は、誰だ。彼女は。
「ごめんなさい」
そう言って小さな頭を下げる。
「貴方を困らせるつもりはありませんでした。ただ」
困らせる?困らせていたのは。
「貴方の遺伝情報を保存したら、まるで、いつ命を落としても良いですよと、認めてしまうような気がして」
気がする?
「怖かった」
そしてまた、自嘲するように笑った。そんな笑顔は見たくない。
曖昧な噂を信じ、不確かな未来を憂い、不安に心を悩ませる。これは何だ?
パートナーマシナリーとは、こんなにも曖昧で不確かなモノだっただろうか?これではまるで。
まるで不完全じゃないか!
そして俺は、やっと彼女に会うことができた。
723 名前:11/11[ゴメンgdgdかも sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:32:16.75 ID:PQx1+IW+
式というものは、同じ数値を当てはめれば、かならず同じ答えがでるのだと言う。
計算を間違わない限り、導き出される答えは、必ず同じモノになるのだ。
だがもし。式が間違っていたなら。導き出される答えは、やっぱり間違いなのだろうか。
違う、それは論点がずれている。式が間違っているのではない。求めている答えから遡って、当てはめた式が違っていただけの話だ。望む回答が得られないのならば、別の式を当てはめてやれば良い。
彼女は式の選択を間違えたのだ。望むべき回答は判っていたのに。
クローンなど、完璧な複製など、存在しえないのだ。もし本当に完璧に複製できたのなら。その複製はオリジナルが命を落とした時点に遡って、同じく命を落としていなければならない。それは矛盾している。そんな式は認められない。
ならば俺にできる事は、正しい式を当てはめてやる事だ。
かつて俺が、彼女の為だけにつけた名前。それは俺だけのモノでもある。
俺は、その名前を呼んだ。彼女はきょとんとしていた。
「その噂はでたらめだ」
俺は言った。
「クローンなどありえない。噴飯物のデマだ、嘘こきだ!」
こんな。こんな簡単な事で良いのだ。何故、すぐに言えなかったのだろう。
「嘘・・・なんですか?」
ぽつりと呟くように。
「ああ、嘘だ。何だよ、パートナーの言葉は信じられなくて、根も葉もない噂は信じるっていうのか?」
おどけるようにそう言った。パートナー。もっと気の利いた言い回しは無いものか。
パートナー、と彼女は反芻した。
「ああ、パートナーだ。お前のパートナーは俺だけだろ?」
ちょっと押し付けがましいだろうか。
「そして俺のパートナーはお前だけだ」
身の丈に合った、精一杯の言葉。ちょっと耳が熱かった。
「私だけが・・・」
それが彼女の望んだ答え。
そっかぁ、と小さな声で一度呟くと。
「そっかぁ!」
弾むような声でそう言った。
随分と遠回りしてしまった俺達は、やっと本当の出発点に立つことが出来た。
一にして全なる者は他者を求めない。不完全な俺達は、お互いを補い、求め合って、そして初めて本当の形になるのだ。
俺は彼女に告げる。
「俺の前で、感情を殺さなくて良いんだ。迷惑だなんて思わない、嬉しいときは笑えば良いし」
そっと彼女を抱き寄せ、耳元で囁く。
「泣きたい時は、この胸の一つくらい、いつだって貸してやるからさ」
彼女は小さく、馬鹿、と言って、俺を見上げ。
笑った。
724 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:41:22.32 ID:pwgG0XkG
>>710,712,714,716-723
なかなか面白い読み物だったぜ
後半部分でヒトの概念成るものを問うシーンとか色々考えてしまった
ただちょっと読みにくい部分も感じられるのが残念
725 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:44:39.25 ID:dhdVFwS/
>>723
俺はこの話気に入った。
でも、またパシリを不純な目で
見れなくなった。
726 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 12:01:08.04 ID:qDw9FAK1
別のスレで投下したやつここでも投下して良い?
727 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:05:45.59 ID:wzlvUrFd
>>726
にゃんぽこスレのやつかい?
わざわざ、断りなんかいらないんじゃないかね、>>1氏もああ言ってることだしw
YouやっちゃいなYo!!
728 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:06:49.51 ID:IhEvGTGm
>>711
おk。
これまで通りメンテ等の暇な時にでもマターリ遊ばさせてもらうよ。
729 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:15:58.82 ID:wzlvUrFd
>>723
凄いな、こういう難しい文章書けるのは尊敬に値する・・・。
頭の軽い俺にはちょっと難しかったけど、いい話だった、GJ!!
730 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:22:38.04 ID:R5qakT9K
>>723
たいしたものだな
内容云々は別としても読み物としてしっかりしてる
文章って書けない人は、どうがんばっても書けないから
才能だよこれは
731 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:35:26.81 ID:q8bh2ia5
えっちの手前系の話は刺さるね
732 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:40:56.89 ID:cVmY+tgU
俺は廊下を走って転んだ。
まで読んだ
733 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:43:47.47 ID:UnCOO3IU
>>723
素直にすごいと思った・・・
才能分けて欲しいよ
734 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:45:20.78 ID:q8bh2ia5
同時に目の前で見も知らぬ少女も転んでいた。
お互いに苦笑いしながら立ち上がり、「大丈夫ですか?」と同時に声をかけてしまう。
くすぐったい様な不思議な時間が流れて、俺達は知り合った。
まで読んだ。
735 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:54:27.66 ID:CXAlTZqG
半分実話をパシリ観点で書いてみた。
クソ長くなったがそれでもいいなら投下しようと思う。
736 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:56:39.33 ID:1IS5nhai
投稿いい?→おk
おいおいここはハングル板かっつの
普通に書き込んじゃだめなのかよ
737 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:57:36.94 ID:9r/2+8D4
正直内容どうこうもあるだろうが書かれたSSは完結してほしいってのが俺の意見だな
コテハンとかでうぜぇって言われる事もあるかもしれんがね。
そういう俺は全部良作だと思って読んでます、人それぞれ面白い話かくよなぁと
絵描きたくなっちゃうよ[゚д゚]
738 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:01:33.46 ID:O9Kv+Cae
>>737
YOU描いちゃいなYO!!
739 名前:726[] 投稿日:2006/11/03(金) 13:03:19.07 ID:qDw9FAK1
んじゃ投下させていただく。
グラール太陽系最大の警護組織『ガーディアンズ』に所属するものは各ガーディアン
ズに『マイルーム』と言う自分の部屋と身の回りの世話をしてくれるパートナー『パー
トナーマシナリー』が分け与えられる。部屋の中にはベッド、外線端末機であるビジフ
ォン、着替え兼クローゼットであるドレッシングルームがあり隣の部屋は様々なインテ
リアグッズをおくスペースがある。だがこの部屋の持ち主である○○はそういった事に
興味が無いためガランとしてとても寂しい部屋になっている。だが、そんな寂しい部屋
にも華とでも言うのだろうか人型にまで成長したパートナーマシナリーのGH-420の姿が
ある。しかしその顔は蒼白しており今にも自ら初期化せんばかりの緊張を漂わせていた。
「ど、どうしよう。合成失敗しちゃった・・・。○○様がとても楽しみにしてたのに・・・
どうしよう・・・」
GH-420はどうすれば良いのかわからず必死に思考を張り巡らせていたとき、入り口の
ドアが開き部屋の主である○○が現れた。
「ただいまー、今帰ったよニャンポコ」
どうやらGH-420の名前は「ニャンポコ」と言うらしい。
「お、お帰りなさいませ○○様、お食事にしますか?それともお風呂になさいますか?」
「あぁ、そんな事は後で良いから頼んでたものは完成し」
○○の言葉を遮りニャンポコは話を続ける。
「あ、きょ今日ですねお部屋のお掃除してたら部屋の隅っこの方からお金が出てきたん
ですよ。ほ、ほら」
そういうとニャンポコは両手いっぱいに乗ったメセタを見せる。
「こ、これ共有倉庫の中に入れときますねッ」
いそいそと倉庫の中をいじりだすニャンポコを○○はじっとみつめている。その視線が、心
が痛い。
740 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 13:07:28.97 ID:cVmY+tgU
○○の胸で泣いていたニャンポコはいつの間にか静かな寝息を立てており、
時折寝言を言う。コレまでに聞いたのは『やっちゃいましょう』や『サン
ドイッチ攻撃です』などである。
「ミッション行ってる夢でも見てるのか?」
「○・・・○様ぁ・・・・・・」
「お、また何か言い出した」
「・・・・・・大・・・好き・・・・・」
「・・・・あぁ、俺も大好きだよニャンポコ」
唇をそっと重ねた。
終わり
741 名前:726[] 投稿日:2006/11/03(金) 13:14:15.22 ID:qDw9FAK1
「やっぱり腹が減ってきたから先に飯作ってもらえるか?その後で風呂に入るから」
「は、はい。すぐに用意しますね」
倉庫での作業が終わったニャンポコは急いでキッチンに駆け寄り慣れた手付きで料理を作
る。○○が料理を食べている間に風呂の用意を始め、料理を食べ終える頃には風呂が完
成していた。○○が服を脱ぎシャワールームへ入ったことを確認すると脱衣所にある洗
濯物を回収し代わりに替えの下着と寝巻きを置いておく。その後で食器の片付けに入る。
もうパートナーと言うより新妻に近い。
「ふー、サッパリした」
食器の片づけが終わると同時に寝巻きを着た○○が肩に掛けたフェイスタオルで頭髪
を拭きながらシャワールームから出てきた。すかさずニャンポコがドライヤーを持ってきた。
「○○様、ドライングをしますからお座りください」
「あぁ、よろしく頼むよ」
○○が床に腰を下ろすとニャンポコは後ろに回りこみドライヤーのスイッチを入れる。ド
ライヤーから発せられる温風を○○の頭髪に当てながら櫛ですく。ドライング中二人の
会話は一切無く、風を送る音だけが静寂を支配していた。
742 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:19:33.58 ID:pwgG0XkG
>>740は透明あぼーんお奨め
743 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:27:24.65 ID:yx8762Hp
何は無くともsageろ
744 名前:726[] 投稿日:2006/11/03(金) 13:30:37.60 ID:qDw9FAK1
「終わりましたよ」
ドライヤーのスイッチを切り、終わったことを○○に伝える。
「ありがとう、いつも澄まないな。でだニャンポコ、頼んでいた奴はどうなった?」
あぐらをかいたまま体の向きをニャンポコに向け○○が聞くと彼女の体がピクッと
した。
「あ、あの・・・その・・・コ、コチラ・・・です・・・・・・」
震える手でモノメイトを出す。差し出されたモノメイトを無言で受け取った○
○はニャンポコの頭を撫でながら優しく諭す様に言う。
「どうして最初から素直に言わなかったんだ?」
「だって・・・○○様があんなに楽しみにしてたのに失敗したから・・・・・・」
「なぁ、ニャンポコ。俺は悪い主人か?」
「そ、そんなことありませんっ!!○○様はとても優しいご主人様です!!私を此
処まで育ててくれましたし感謝しています。そ、それに・・・」
「それに?」
「よ、夜も私が満足するまでしてくれますし・・・」
顔を真っ赤にしたニャンポコが最後に付け足した。
「夜?あぁ、メンテナンスの事か。ま、機械いじりとかは俺の趣味だしそれは構
わないんだが・・・・・・ふむ、それなら俺は良い主人と言う自信を持っても良いんだな?」
「もちろんですっ!!」
ニャンポコは即答した。
745 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:35:01.51 ID:1IS5nhai
いい主人かも知れんがネーミングセンスはイマイチだな
746 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:38:14.15 ID:q8bh2ia5
1レス制限とかしばりつけてもいいかもね
後はリレー形式とか
747 名前:726[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:41:24.20 ID:qDw9FAK1
「なら、その良い主人に対して隠し事というのは良くないことじゃないのか?」
「・・・・・・ごめんなさい・・・でも、嫌われたく・・・・・・なかったから・・・」
ニャンポコの本音を聞いた○○はあまりのくだらない理由に半ば笑いながら言い、抱きし
めた。
「ば~か、たかが合成失敗しただけで嫌いになってるなら俺はもう何回もお前を初期
化してるっての。こんな事で悩むなんてお前可愛すぎるぞ」
抱きしめられ『可愛い』と言われたニャンポコの瞳から涙が溢れて止まらない。
「○○ッ……様ぁ~…ゴメンッ、ナサイ・・・ック、ヒック」
「あ~はいはい、分かったから泣くな。今度からはちゃんと報告すること、いいな?」
○○の胸に顔を埋めたまま何も言わずに首を縦に振る。
748 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:41:26.57 ID:2idRBi2A
いらん規則を作らんでくれ。
読みたくなければ飛ばすだけだから。
749 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:42:05.20 ID:GiJt/Hc2
>>746
十秒二十秒で書けるもんでもなし、リレーにすると、
混雑時には重複しまくって超カオス化しそーな予感が……。
書いたと思って更新確認したらもう話が進んでたりしてさw
750 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:44:27.47 ID:IMfmqcIL
別に変な規則作らなくても良いと思うけどね。
今までのように普通に書きたい人が書き込んでくれればいいよ。
751 名前:726[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:45:12.14 ID:qDw9FAK1
オチは740なwww あとコレはGH-420好きが集まってるスレに投下した奴で
そこでは420がニャンポコって言われてからつい・・・
752 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:47:04.37 ID:WpvsMzKE
リレーなんて、最初の数レスは合戦になるだろうけどそのあと直ぐ廃れるのが目に見えてる。
俺は「いまの」このスレが大好きなのでこのままであってほしい。
753 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:48:35.96 ID:wzlvUrFd
>>737
同意。
確かに、ストーリー中途半端で放置はすっきりしない。
コテハン云々はここに限ったことじゃないけど、よく聞くね。
俺的には、分かりやすいからいいと思うんだがなぁ・・・。
そもそも、何がうざいのかわからん。
>>737絵わっふるわっふる
>>739
ちょっと変えたんだなw
このにゃんぽこ和むわー、GJ!!
俺んちにも欲しいくらいだ・・・。
あと、俺的な意見ですまんが、2つだけ。
1つ目は、単語とかをぶつ切らないように改行するといいと思うんだぜ?
ぶつ切りだと、少し読みづらいかも。
2つ目は、一応sageはしておいた方がいいと思う。
>>746
1レス制限って、書き手が?
一発ネタならいいかも知れんが、続くとなると厳しすぎじゃないか?
それだったら、長い人は一旦メモ帳かなんかにまとめて書いてもらっておいて、
間断なく投下してもらう、とかの方がいいような気もするかな。
一人の投下中に別の一人が投下し始めると、話がごっちゃになるかなーと。
754 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:49:50.29 ID:wzlvUrFd
>>739
俺的な意見はスルーしてもらっておk!
755 名前:726[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:55:18.47 ID:qDw9FAK1
>>754
貴重な意見をありがとう、感謝するw
756 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:56:19.32 ID:IhEvGTGm
>>1も言ってるように別に変な規則は要らないと思うけどな。
強いて言うなら書きながらの投稿と、一度にあまりに長すぎる長文は控えたほうがいいんじゃね?
くらいしか思いつかない。
>>753
コテハンって嫌われること多いから、
余計な揉め事が起こるくらいならやらないほうがいいって気もする。
xx/yyみたいなページ数とかの判別くらいで十分かなあ。
>>737
わっふるわっふるw
で、空気読まずに投下してみる。
某絵掲示板でエロウマな440とテラウマスな450と王蟲を見かけたので書いちゃった。
反省なんて言葉はしらない。
757 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:57:22.63 ID:IhEvGTGm
幸運というのはどこに潜んでいるのか解らない。
箱「……」
そしてその幸運は、時として悪魔の囁きの如く箱を誘惑するのである。
箱「……ぬうー」
箱は珍しく彼のマイルームで深刻な顔をしていた。
その手には、最大身長の彼からしたらあまりに小さいPM用のデバイスがあった。
箱「確かに、星霊様に幸せをくださいって言ったけど…」
箱「……マジで? これいいの?倫理的に」
経緯はこうだ。
今日、ニューデイズでふとあるパーティに入り、
ヒューマンの男性と2人+その男のパシリで探索をし、それが終了した時のことだ。
ミッションも終わり、出口直前のエリアでなんとなく雑談していると、パシリの話になった。
男「なぬ、おまいもパシリと一線を超えたいと仰るかッ!!」
箱「いやいやいやいや、そんなこと言ってませんって。もうちょっと優しくしてほしいなあと」
男「オン・ザ・ベッドで?」
箱「いやいやいやいやいや普通の生活でですよ!」
男「なんだ」
男「でも解る、解るぞその気持ち! 男たるものやっぱり可愛い女の子に優しくしてもらいたいよな、箱!」
バンバンと箱の肩を叩きながら男が言う。
箱「…ですねえ」
男「俺なんて、俺なんてなあ、>>447-452なことがあってなあ」
箱「……(ソニチ恐るべし…)」
758 名前:名無しオンライン[sage ま た 箱 か] 投稿日:2006/11/03(金) 13:57:53.35 ID:IhEvGTGm
男「更に教官に邪魔されるは教官に邪魔されるは教官に邪魔されまくったんだぜ!」
男の目に涙が滴る。これが男泣きという奴であろうか。
箱「教官に邪魔されまくってるんですね… っていうか段取りが悪いだけじゃ…」
男「よし、決めた!」
男は箱のツッコミを無視してそう言い、きょろきょろと辺りを見回す。
彼のパシリが少し離れたところで花を眺めているのを確認すると、
箱の肩に手を回し、小声で言った。
男「おまいにこれをやろう。」
箱「なんですかこれ」
男「これはな、俺がイヤッフォォォォォウオークションでゲットした、PM用のデバイスだ」
箱「デバイス? 何の?」
男「フフフフフ、これはPMデバイスERO。しかも2個目だ。
これをパシリに使うともうなんだ、パシリが倫理的に問題ある行動を倫理的におkしてくれるステキアイテムだ!」
箱「えええええええっ、ちょ、それはまず・・・」
男が慌てて箱の口を手で抑え、440のの様子を伺う。
440はちょっとこっちを見るが、男が愛想笑いを返すとクスリと微笑んで
再び花をつんつんし始めた。
男「これはお前を同志と認めたから託すんだ。いいな、決して教官と待ち合わせした後に使うなよ」
箱「え、でも、あの、えーと」
男「じゃあ俺は行くぜ。おーい440、次いくぞー!」
440「はーい、わかりましたぁー。 では箱さん、また会いましょうね」
男「じゃあな、箱。俺達は聖地奪還にいってくるぜ!」
箱「え、ちょっとま…」
男「お前もお前の聖地に行けるといいな!! グッドラック!」
男は異常にさわやかな笑顔を浮かべ、親指をぐっと立て、
キラーンと歯を輝かせた後に、箱をキックした。
440「あれ、箱さんキックしちゃったんですか? 彼と聖地まで行くんじゃないんですか?」
男「ああ… 男ってやつはな、全てを賭けてヤらなくちゃいけない時があるんだぜ…」
440「そうなんですかぁ…まさに男の浪漫ですねえ…」
男「箱… 死ぬんじゃねえぜッ!」
彼らが見上げた空はさわやかに青く透き通っていた。
759 名前:名無しオンライン[sage ま た 箱 か] 投稿日:2006/11/03(金) 14:07:03.40 ID:IhEvGTGm
そしてつづくw
>>447氏、勝手に使ってスマソw
760 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:08:59.67 ID:pwgG0XkG
>>757-758
基板/ワッフル・ワッフル!!
761 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:10:29.49 ID:hd4gVkQj
>>箱
続きマ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━ダ????
762 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:10:46.38 ID:cOVqYK8B
ワッフルワッフルワッフルわっふるわっふるわっふるわっふるわっふr
763 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:12:17.02 ID:7idLhv0x
テンガロンハットにトンファー持ったキャス男が思い浮かんだ <男
764 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:15:43.87 ID:wzlvUrFd
>>755
感謝されるほどのことじゃないぞw
次も書くんだったら、期待している!
>>756
そうか・・・荒れちゃうんなら、余計な波風立てない方がいいな・・・。
各々、作品にかなり個性があるしw
って、箱キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
すっげえニヤニヤしてる俺ガイルwwww
わっふるわっふるwwwww
この流れなら出来るッ!!
765 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:17:04.13 ID:hd4gVkQj
>>763
/ノ 0ヽ
_|___|_
_( ´Д`) <こうですk
/ ) ドゴォォォ _ /
∩ / ,イ 、 ノ/ ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
| | / / | ( 〈 ∵. ・( 〈__ > ゛ 、_
| | | | ヽ ー=- ̄ ̄=_、 (/ , ´ノ \
| | | | `iー__=―_ ;, / / /
| |ニ(!、) =_二__ ̄_=;, / / ,'
∪ / / / /| |
/ / !、_/ / 〉
/ _/ |_/
まあハッターのことだろうけどw
766 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:17:20.97 ID:wzlvUrFd
(>>518から続く)
『ねんがんの マイショップを ひらいたぞ!』
──タァーン!
『おあッ!危ねぇッ!?!』
440「ころしてでも うばいとる」
『コラ、俺を殺して奪ってどうすんだよ!!ってか、ご主人様に向かって発砲するな、とあれほど!!』
440「お約束と言うやつですよ、ご主人様」
『どっから覚えてくるんだ、そーゆーの』
いつもながらの俺達の日常風景。
あの一件の後、ライアさんとルウさんと共に実地訓練に赴いた俺は、そこで"地獄"と言うモノを味わった。
「その腐った性根を叩き直してやる!」と、般若の形相を彷彿とさせるライアさんの顔は、もう思い出したくも無い・・・。
あれから10日もの間、息子が萎縮しすぎておっきしなくなったほど・・・と、言えばこの怖さの何分の一かでも伝わるだろうか。
その"地獄"から開放された後、満身創痍でマイルームへ戻ってみると、440はいつもの440に戻っていた。
やはり"PMデバイスERO"は一時的なものであり、それ以来あの妙にしおらしい440を見ることはなかった。
どうやらその時の記憶もないようで、良かったと思う反面、何か切ない気もする・・・。
それから更に数週間が過ぎ、相変わらず稼ぎが悪いながらも順当にミッションをこなしてきた。
そんな努力の甲斐あって、ショップオープンのリフォームチケットを購入することができ、遂にマイショップを開くことが出来た。
これからは店での収入も期待出来るだろうし、いくらかはメセタに余裕も出来るってもんだ。
いい加減、Bランク武器も欲しいところだしな!
そうそう、440にもたまには美味いモン喰わせてやりたいな。
『さてっと・・・商品の陳列と値段設定はこんなもんでいいな』
440「そうですね。 いっぱいお客様がいらっしゃるといいですね」
『んだな!・・・っと、そうだ、広告書いておかねぇと!』
商品陳列と値段設定を終え、あとは客を引き寄せる上手い広告文を入れるだけとなった。
俺はカウンターに設置してある、マイショップ管理システム端末の広告欄に文章を入力する。
『えーっと・・・【マイショップ本日オープン!武器、シールドラインからルームグッズ、雑貨まで多数取り揃えています!
値切り交渉可!】っと。 んー・・・それから・・・・・・』
ちらっと440の様子を窺うと、店内の観葉植物に水をやっている所だった。
俺のことは気にしてねぇな。 ・・・よし、今だ!
767 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:18:30.04 ID:wzlvUrFd
『えぇーっと・・・【うちの看板娘が脱ぎます♪】』
──ゴリッ
440「申し訳ありません、最後の一文、よく読めないです」
『お、おーけぃ、クールに行こうぜ、440よ・・・・・・俺の後頭部に銃口を突き付けるのは勘弁なんだぜ?』
440「突き付けるだけで済めばよいのですが」
『・・・・・・』
・・・黙って、最後の一文を削除する俺。
ちぃッ!いいアオリ文句だと思ったんだが。
『あー、もう!冗談だ、冗談!書き直せばいいんだろ!』
文を削除したのを確認した440は、ようやく銃を下ろしてくれる。
っつか、いつの間に背後にいたんだかな・・・。
『えー・・・脱ぐのがダメとなると、そうだなぁ・・・・・・よしっ!【うちの看板娘がドキッ!水着でお出迎え!ポロリもあ──』
──ガチャチャッ!グリグリッ
440「ねーよ」
『はい、ありませんよね・・・ゴメンナサイ・・・脳漿が飛び散っちゃうから両側頭部に双短銃を押し付けないで欲しいです・・・・・・』
440「はい、私も汚い花火は見たくありません」
再度、文を削除する俺。
まったく、たかだか広告文のひとつやふたつでパシリに命を脅かされるとは、世も末だ。
『ふぅむ・・・よし、じゃあこれだ!んーっと、【うちの看板娘が──』
──ガシャコッ!
440「ご主人様、店頭にアンノウン・ミート陳列用の追加スペース作らないといけませんね」
『ま、まだ途中までしか書いてねぇって!ちょ、ちょいと落ち着いて散弾銃はしまおう、な?削除するから・・・』
440「良かったです。 私、精肉加工業までしたくなかったですから」
文の削除を確認しながら、散弾銃をしまう440。
さらっと真顔で恐ろしいことを言ってのけるのが、こいつの恐ろしい所だ。
まさかとは思うが、いつか俺を本当に挽き肉にしたりしねぇよな・・・。
『大丈夫だって、俺の愛する440にそんな破廉恥な真似させるわけねぇだろ?
俺の目を見ろ!信じろ!ささやき いのり えいしょう ねんじろ!』
440「・・・ジー・・・」
俺の目を、曇りの無い無垢な瞳でまっすぐ覗き込む440。
・・・しかし、まじで可愛い顔してるよな、こいつ。
ここまで器量がいいのは、ヒトでもなかなかいないと思うぞ。
『・・・・・・』
440「・・・・・・」
無言で暫しの間、お互い見つめ合う。
ここで440が、ポッ・・・とか頬染めちゃったりなんかしちゃったりしたら・・・
うはwwwそれなんてラヴコメシチュエーションwwwおいちゃんまいっちゃうなぁオイwwww
768 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:19:14.94 ID:wzlvUrFd
このままキスしちゃいそうだ!そして、それから押し倒して440とニャンニャン☆しちゃ──
──ジャキ!グイッ!
440「・・・・・・」
『・・・ま、待て・・・俺まだ何も言ってねぇって・・・・・・無言で腹に銃口を押し付けないでくれ・・・・・・』
440「『440とニャンニャン☆しちゃいたいwww』と、目が仰っていました」
エ、エスパーか、こいつはッ?!
440「ご主人様のお身体に直接ボディスロットをこさえて差し上げましょうか?ボディ用ユニットが挿せるかもしれませんよ」
『い、いや、遠慮しておくわ・・・』
440「そうですか?残念です」
440はさも残念そうに言いながら、銃をしまう。
・・・やれやれだぜ・・・。
440「それはこちらの台詞です」
『おま、俺の心が読めるのかよ・・・』
440「ご主人様は何を考えているのか、分かり易いですから」
さ、さいですか。
440「はぁー・・・」
不意に440が長い溜息をつく。
『どうした、溜息なんかついて』
440「・・・察していただけると、助かるのですが・・・」
『察する・・・、ねぇ・・・』
ふーむ・・・なんなんだろうな?
あぁ、そっか、分かったぞ!
『あぁ、あーはいはい!わかった、お前、あれだろ? "あの日" か!』
440「さすがご主人様!よくお分かりになりましたね!」
『はっはっは、さすがだろう!苦しゅうない、もっと誉め──』
──タタァーン!バスバスッ! タタァーン!バスバスッ! タタァーン!バスバスッ!
440「ンなワケねーだろ」
『・・・う、うわぁーい、440は腕がいいなー・・・百発百中・・・』
ノリツッコミまでするようになるとは・・・突っ込み性能が進化した、ってことか?
最初の頃の440はもっと健気で小動物みたいな感じだったのだが・・・。
"慣れ"なのかも知れないな。
769 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:19:47.57 ID:wzlvUrFd
440「ふぅ・・・まったく」
そう言いながら呆れ顔で再び溜息をつき、銃をしまい、ウォンドを取り出す。
440「本当に、お世話のし甲斐があるご主人様ですね」
『いやぁ、それほどでもぉ・・・(照』
440「誉めてません。 レスタっ!」
ピロン! +220
嫌味を言いながらも、ちゃんとレスタで癒してくれる440ハァハァ・・・。
440「関係ないですが、ご主人様の生命力の高さには本当に驚かされます。 レスタっ!」
ピロン! +210
『まぁな!HPだけはビーストにも負けない自信があるぜッ!』
440「そうでもなければ、私の射撃で絶命していてもおかしくはありませんしね・・・」
『応よ!お前には俺だけしか釣り合わないってことだな!』
440「は、はぁ・・・レスタっ!」
ピロン! +220
『お、もういいぜ、完治した!さんきゅーな!』
ぐりぐりっと。 ちょいと乱暴だが、440の頭を撫でてやる。
440「あぅ?!い、いいえ、これも務めですから・・・!」
ちょっと焦りながらそっぽを向く440。
ふぅん?頭撫でられるのは照れくさいのか?嬉しいのかも知れんな。 愛い奴よのぉ。
さて、440とスキンシップはここまでにしてっと。
じゃあ、そろそろおっぱじめるか!
『よっし!んじゃ、マイショップオープンと行くかッ!!』
440「はい、そうしましょう!」
2人揃って握り拳を突き上げ、「オーッ!」と高らかに叫ぶのだった。
770 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:21:23.43 ID:wzlvUrFd
─ 6時間後 ─
『きゃ、客入り良すぎだな・・・ぶっちゃけ驚いたぞ・・・』
440「そうですね、たくさんいらっしゃいました」
マイショップをオープンし、暫くすると、初日だというのに客が来るわ来るわの大繁盛だった。
今はやっと客足も収まり、一息ついているところだ。
『やっぱり、あの広告文の最後の一文がよかったんだろうな』
440「最後の、ですか・・・」
正直、その通りだったと思う。
広告文の最後の一文。
何度か440に却下され、何とか拝み倒してやっとのことで許可が下りた文章。
それは・・・
【GH-440が笑顔でお出迎え♪好感接客!】
俺の土下座の甲斐もあってか、440本人は渋々と言った感じに許可してくれたが、まさに狙い通り。 見事にこの一文が効いた!
客のほとんどが男だったことが、その証拠だ。
次々に、「ほほう、これがGH-440か、可愛いなぁ」とか、「うはwww440タンテラモエスwww」だの、
「よし、俺のも440に進化させるぞ!」などなど、大好評!
店主は俺なのに、440ばかりが接客させられ、俺は店のオブジェ状態だった。
隣の部屋に440が勝手に飾ったウォーキングパノン(どうやら趣味らしい)とか言うてくてく野郎より存在感ねぇよ、俺。 皆、スルー。
まぁ、おかげで繁盛したのだから、よしとしてやろう。
功労者である440を労ってやらねばな!
『初日から店が大成功したのは、お前のおかげだ。 さんきゅーな!』
440「いえ、そんな・・・。 実は私、恥ずかしかったですよ・・・?」
『恥ずかしい?何でだ?』
440「はい・・・だって、私・・・ご主人様以外の方とお話したの、ほとんど初めてですから・・・」
あぁ、なるほど。
確かパシリは各ガーディアンズに支給されるまで、テスト起動以外では起動されていないらしい。
退役したガーディアンズのパシリを初期化して、支給する場合もあるが。
それはともかく、支給された後は、ずっと部屋の中にいてご主人様の周辺の世話をするだけと言っても過言じゃない。
誰かが部屋に訪ねて来ないか、もしくは他人とパーティを組み、ミッションを受けて連れて行くとかしないと、他人との接触はほぼ無いだろう。
俺は440をミッションに連れてっても、他人とパーティは組まずに2人きりだったからなぁ。
771 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:21:35.08 ID:wzlvUrFd
『そっか。 でもお前、ちゃんと笑顔で接客できてたじゃないか』
440「広告文にああいう風に書かれてしまいましたし・・・」
『はは、そうだったな!』
440「・・・笑い事じゃないですよ、もう・・・」
『悪ぃ悪ぃw これからもその調子で頼むぜ!』
ちょっとふてくされる440モエス!
『いやはや、上出来だった!ほんとありがとなw』
なでなで。
440「もぉ・・・」
頭を撫でてやると、ちょっと照れたように顔を俯かせる440。
お?やっぱ王道の"なでなで"は満更でもないのか?可愛いやつめ!
『よしよし、ご褒美に俺様ミルクを──』
──ジャキッ!
440「ご主人様の剥製をインテリアとして飾ってみませんか」
『う、うは、いつもの冗談だって・・・』
さすが、いついかなる時でも突っ込みの早さは天下一品だぜ・・・。 感心する。
440「まったく。 ご主人様は立派なガーディアンズの一員なんですから!しっかりしていただかないと困ります」
『う゛ー・・・も、申し訳ない・・・』
440「いい加減にしていただかないと、私、みの○んたに思いッきり生電話しちゃいますよ?」
『だからどこでそういうのを覚えて来るんだ、お前は』
なんてことをやっていると・・・
プシュィィン
おっと、客が来たみたいだな。
772 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:22:16.86 ID:wzlvUrFd
『いらっしゃい!ごゆっくりどうぞ!』
440「い、いらっしゃいませぇ、どうぞごゆるりとご覧になってくださいね!」
客「おぅ、ちょいと邪魔するけんのぉ」
で、でけぇー・・・。 ゴッツイ巨漢ビーストの客だった。
やっぱ440目当てだろうか? まさに看板娘だな。
一瞬、"客寄せパンダ"って言葉が脳裏を過ぎるが、気にしないでおこう。
客は店内をうろつき、商品を眺めている。
ここで接客をしてもいいんだが、商品眺めてる時に店員に声を掛けられると、うざがるのもいる。
ましてや、俺みたいな野郎だったりすると、明らかにうざいやも知れん。
向こうから声を掛けてくるまで、黙っておくことにしよう。
暫くすると、その客は商品が決まったのか、のっしのっしと440に近づいて行く。
俺は管理システム端末で在庫のチェック中。
440「何かお買い求めですか?なんなりとお申し付けください」
440は、近づいてきた自分の身長の3倍はあろうかという客を見上げ、笑顔で丁寧に接客を開始。
うむうむ、初日だというのに440の奴、すっかり看板娘が板についてきた。 パパは嬉しいぞ。
そして、客はおもむろに口を開く。
客「・・・ハァハァ・・・」
440「・・・ぇ?」
あ゛?
440「・・・え、えっと・・・?」
客「440タン、ハァハァ」
戸惑う440。
ちょっと待て。 なんだこの客。 鼻息荒いぞ。 ハァハァじゃねぇ。
しかも何が「440タン」だ、この野郎。 馴れ馴れしいにもほどがあるわッッ!!
客「440タン、キャワユイのぅ・・・ぐふふふ・・・」
440「ひ・・・ひぅ・・・!」
コラ!貴様!俺の440をそんな汚らわしい目で見るんじゃねぇッ!鼻息を吹きかけるなッ!
そのでけぇ図体に似つかわしくない、気持ち悪い言い方と下卑た笑いを今すぐに止めやがれッ!
440がすっかり萎縮してるじゃねえかッッ!!
・・・とは思うものの、客に対してそんなこと言えるはずもない。 強そうだし・・・。
すまねぇ、440・・・今は耐えてくれ・・・!無力なパパを許しておくれ!
客「おーおー、プルプル震えちゃって・・・モエスじゃけんのぉ!!」
440「は、はぅぁぁ・・・・・・」
や、野郎・・・こっちが何も言わないのをいいことに、俺様の440に向かって・・・。
怒りで握り拳をブルブルと震わせていたその刹那、奴は驚くべき行動に出やがった。
客「ぐふふ・・・スカートの中はどうなっとるんかのぉ・・・!」
440「・・・ッ!ひっ?!」
客のゴッツイ手が440のスカートを掴む!
773 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:23:00.56 ID:wzlvUrFd
て、てめェッ!俺様の440はリカちゃん人形じゃねぇんだよボケがぁッッ!!
「リカちゃんのアソコはどうなってるのかなぁ~♪ぐへぐへ」っつって覗くのとはワケが──
──ハッ?!
待て待て!こ、こいつはやばい!超絶やばいぜええええぇぇぇッッ!?!?!
思うより早く、身体が動いた!
カウンターを飛び越え、着地と同時に440の首根っこ掴んで奴との距離を開かせる!
『あ、あのー、お客様ッ!当店では、お触りサービスは行っておりません故ッ!ご了承くださいッ!!』
あまりの俺の早業に、客と440はきょとん顔。
やがて、客は不快感を顔に顕わにし、睨み付けて来る。
・・・こ、怖ぇよ母ちゃーん・・・。
くっ!だがしかし!ここで臆するわけにはいかんッ!!
勇気を奮い立たせるんだ!440を守る為にッッ!!!
暫しの間、俺と客はにらめっこをしていた。
どうやら向こうは暴力に訴える気はないようで、少しすると客は「ふんっ」と不機嫌そうに鼻を鳴らし、ドスッドスッと出て行った。
プシュィィン
『・・・ぶはぁー、はぁー・・・』
ドアが閉まったのを確認すると、詰まった息を吐き出す。
ふぅ・・・やれやれ・・・。
『危なかったぜ・・・』
そう言って440の方を見る。
『さ、災難だったな・・・』
440「・・・・・・」
774 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:23:39.21 ID:wzlvUrFd
440は怯えきっている・・・・・・わけではない。
無言で、いつの間に出したのかわからない 散 弾 銃 をしまっている所だった。
・・・そう、「危なかった」のは、440じゃないのだ。
客 の 方 だ 。
俺が咄嗟に判断し、客と440を引き離さなかったら・・・。
・・・まず間違いなく、440は自己防衛のために躊躇わず引鉄を引いただろう。
俺の知ってる440は、きっと、やる。
・・・・・・いや、確実に、
──殺る。
開店初日から、客を銃殺してお尋ね者になっちまうなんて、まっぴらごめんだ!
でも、もしかしたら・・・・・・一応、聞いてみるか。
『な、なぁ、440よ・・・』
440「はい?なんでしょうか」
『あのさ、俺が割って入らなかったら・・・・・・どうしてたんだ?』
440「はい、その場合は、あの方の身体を風通し良く──」
『わかった、もういい』
みなまで言わせず、遮る。
オーケイ、予想通りだった。
『さ、さて・・・そろそろ店を閉じるか』
440「はい、お疲れ様でした!」
『お疲れさん!』
こうして、開店初日のどたばた騒動は幕を閉じたのだった・・・。
775 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:26:18.90 ID:wzlvUrFd
思ったより長かった・・・ごめんよorz
>>759
続き期待しまくりんぐwww
どんどん使ってやってくださいな、むしろ使ってくれて嬉しかったわw
ありがとう、そしてGJ!!!
776 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:35:31.59 ID:pwgG0XkG
>>766-775
うはwww良作www
楽しく拝見させて貰ったぜ
440の冷やかな眼差しが容易く想像できる場面があって噴いた
777 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:45:04.67 ID:9r/2+8D4
マジ良スレ過ぎるわこのスレは…[゚д゚]
ワッフルワッフルされまくってて困った件について。
ヘタレ絵なんでうpれるわけがっ
778 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:45:42.88 ID:cOVqYK8B
>>777
わっふるわっふるわhh
779 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:47:52.96 ID:q8bh2ia5
>>777
じゃあ控えめに
わっふる
780 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:48:26.94 ID:xd2QA+d3
投下。行き当たりでばったりで書いたら読みにくくなった…
781 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:48:49.77 ID:pwgG0XkG
>>777
わっふーぅ
782 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:49:07.60 ID:xd2QA+d3
自分のご主人様は凄腕だった。
何度か戦いに連れて行ってもらったことがある。
自分が何かをする前に、そう、銃の一発を打つ暇すらなく縦横無尽に刃が舞う。
そして残るのは敵だったものの無残な残骸のみだ。
「私は、役に立っていないんですよね」
呟きは、それは何度目になるだろうか。
最近の自分はもっぱら愚痴製造機と貸している。
「そうそう自分を卑下しないで」
答えるのは目の前にニューマンの女性。
金色の髪と空色の瞳が綺麗な美人さんだ。
「あいつも君がいることで随分救われているんだから」
「そうでしょうか…」
何時ものやり取り。いつからか習慣になってしまった。
彼女はご主人様がいるいないに関わらずよく遊びに来る。
しばらく他愛無い話をして帰っていくのだ。
「まったく、最近のPMは繊細なんだねぇ」
そういって彼女は私のおでこをつんつんと指で突っついて笑う。
「最近のって、貴方はPMを育ててないんですか?」
そう聞くと彼女は少しバツの悪そうな顔をして答える。
「お金ないからね…」
誤魔化すように笑っていう。
783 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:49:30.26 ID:xd2QA+d3
そういえば彼女は来るたびに服装が違う。きっとそっちにお金が飛んでいってしまうのだろう。
話がひと段落付いての沈黙。お茶を飲み終えた彼女にお変わりを注ごうとした時ドアが開いた。
「おかえりなさい、ご主人様」
立ち上がって出迎える。
ドアを開け入ってきたのは無愛想なビーストの男性。
がっちりした体格で歳は恐らく四十ほど。配属されてからずっと変わらない。
「うむ」
彼はそう答えると脇をすり抜けシャワーを浴びるために奥へと進んでいく。
私は彼のために着替えを用意するためにあちこち駆け回るのだ。
着替えを用意し、さっぱりした後の飲み物を用意し彼が出てくるのを待つ。
「健気だね。昔を思い出すよ」
彼女が微笑ましげに目を細めていいそれを聞いてなぜか気恥ずかしくなる。
ん?いま何か気になる単語が含まれていた気がするのだけれど。
ドアを開いてトランクス一丁の姿の彼が出てくる。
「こらこら、レディーが居るんだから少しは意識なさいな」
彼女がいい、ご主人様は眉を潜め頭を掻いた。
「今さらだろう」
私から服を受け取り身に着けながら彼が言う。
「お食事はどうしましょうか?」
「もらおうか」
「はい♪」
食事は好きだ。
普段無愛想なご主人様がたまに「うまい」などと呟くのでそれが楽しみ。
「私もいただこうかな♪」
彼女が言い持参のフォークやらナイフやらを取り出し始める。
まあ、これも何時もの事だ。
784 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:49:57.17 ID:xd2QA+d3
今日は三回も「うまい」と言ってもらえた。
それだけで随分と感情回路に喜悦の信号が溢れて止まらない。
当のご主人様はというと食事を食べ終わるなりさっさと横になってしまった。
「さて、私はおいとましようかな」
彼女が言い立ち上がる。
「お待ちください。お聞きしたい事があるのです」
不思議そうに彼女が此方に顔を向け再び腰を下ろす。
「ご主人様が帰ってきた時に着替えを用意する私を見て貴方は言いました」
「ん?」
「健気だね。昔を思い出すよ」
そう言うと、彼女がしまった、とでも言うように眉に皺がよった。
「言ったっけかな、そんな事?」
「いいました、しっかりとメモリーに記録してあります」
「むぅ」
念のため前遊びで作っておいた彼女の声を使い復唱する。
たんなるはったりなのだが彼女は観念したようだ。
「昔を思い出すという事は私の前に誰かいたのですね?」
「う…ん、娘さんが居たのよね」
「娘さんですか」
「そそ、すごく仲良くって、その頃はあいつもあんなんじゃなかったんだけど…」
彼女は溜息。
「ある日一緒にミッションに出て、帰ってきたのはアイツ一人だった…」
785 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:50:18.10 ID:xd2QA+d3
「なるほど…」
おそらく、ご主人様の娘様は…
「しばらく見ていて気の毒なほど落ち込んでね…支えてあげたかったけど」
彼女の瞳に、表情に隠しようのないほどの自嘲が浮かぶ。
「私には勇気がなかったんだ」
寂しげな目で私を見て続ける。
「そんなおり、あいつはそれまで配置を拒んでいたPMを受け入れた」
それが私、最初からご主人様があれほどまでに強かったのは下積みが既に出来ていたからだ。
「君が来てからあいつは随分マシになったよ」
「そうですか」
彼女は僅かに困ったように笑う。
「あのね…」
「私は、娘様のかわりなのですね?」
「……」
「嬉しいです」
そういうと彼女は意外そうに目をしばたたかせた。
私は微笑を浮かべているだろう。
「私は今までご主人様のことを何も知らなかった。でもようやく少し分かったんです」
「そう」
以前彼女が言った。あいつも君がいることで随分救われているんだから、と。
少しでも、自分がご主人様の支えになっている事を知る事ができて…よかった。
786 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:50:39.03 ID:xd2QA+d3
朝。といっても窓の外は星々の煌めく銀河なのだけど。
時間を確認AM7:00だ。ご主人様を起こすために寝室へと移動する。
ご主人様は既におきていてビジフォンを見つめて厳しい顔をしている。
「おはようございます、ご主人様」
「うむ」
彼はそう言うとビジフォンを見るのを止め此方を振り向いた向いた。
「すぐに出るぞ。準備を」
そういって彼は私から着替えを受け取ると身に付け始める。
「分かりました」
ご主人様の防具と武器を選定し具現化させて手渡す。
それを身に付けるのをじっと見つめる。
「いくぞ」
ご主人様が私に向かってそう言った。
今回は、非常に珍しい事だが連れて行ってもらえるらしい。
次々と湧き上がってくる喜悦の信号で叫びだしそうになるのを抑えて私は頷いた。
荒野を二人で進んでいる。
今居るのは惑星モトゥブという所である。
今回の任務はガーディアンズの隊員を二十人以上殺害した凶悪犯の殲滅だ。
殺害された隊員の中には少なからず腕利きと呼ばれる方々も混じっていたとの事。
凶悪犯は破棄された町外れの古工場に追い詰められているらしい。
現状は追撃にあたったガーディアンズだが大半を倒されてしまったと。
残ったメンバーで工場を包囲して見張っているということだ。
どんな相手でも構わない。私は身を挺してでもご主人様を守るだけだ。
787 名前:メビウス1[] 投稿日:2006/11/03(金) 14:50:49.05 ID:TKbW/OAc
ラブコメあり、シリアスあり、ダークあり、エロあり・・・。
ここに書いてる作品って妄想炸裂だけど、どれも面白いぞ・・・。(゜д゜;)
俺が2chを見るようになって、
5本の指に入るほどの良スレかも知れない。
788 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:51:01.45 ID:xd2QA+d3
「ご苦労様です」
現場に着くと部隊の隊長様がやってきてご主人様に敬礼をする。
「敵は?」
「いまだ工場の中で動きはありません」
「分かった」
僅かに言葉を交わすとこちらを振り向いた。
「いくぞ」
大剣の柄を握りご主人様は言う。
「お供はいりませんか?」
という隊長の問いにご主人様はこう答える。
「こいつが居る。十分だ」
嬉しくて騒ぎそうになるのを必死でこらえて頷く。
必要とされているのが分かってますますがんばりたくなる。
廃工場へと足を踏み出す。一歩一歩確実に。
「無理はするな」
ご主人様がそういってドアに手をかけて一気に押し開いた。
工場の中は数世代かかって溜まった埃と沈黙があった。
静寂が支配する中を私とご主人様は最新の注意を払って進む。
そして発見した。
それは倒れ伏す数人の人影。
一目見て分かる。明らかにそれはもう死亡していた。
キャストの男は頭を砕かれ、ビーストの女性は胸を貫かれ。
私は眉を潜める。その倒れ伏したビーストの女性に寄り添うように。
小さな、私と同じPMが倒れていたからだ。
機能停止済み。PMの命ともいえる頭部が半ばから断ち切られ無残な姿を晒している。。
そして何気なく巡らせた視線の先。半ばから圧し折られたフォトンの杖とその先。
壁に寄りかかるように血にまみれているのは。
789 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:51:21.38 ID:xd2QA+d3
「だ…れ…?」
彼女は綺麗な金色の髪にまだらの赤が飛んで汚している。
濁ってしまった空色の瞳でこちらを見る。
ご主人様が彼女の傍にしゃがみこみ傷の具合を調べる。
「助かるぞ。傷はふさがってる」
ご主人様の言葉に彼女は顔を空ろだった顔を泣きそうに歪める。
「あぁ…ごめん…ね…」
途切れ途切れで彼女は言う。
「わ…たしが…さきに…あの…こ…を…」
彼女が息をするたびにひゅーひゅーと耳障りな音がする。
「あな…た…に…これい…じょう…」
黙って、ご主人様はそれを聞いている。
何時もの無愛想で。でもどこか悲しげに。
「つら…い…おもい…」
声が途切れて、彼女が瞳を上げてご主人様を見る。
「よくがんばった。後はまかせろ」
一筋だけ彼女が涙を流してそのまま瞳を閉じた。
ご主人様が立ち上がり外でた待機しているガーディアンズに連絡を取る。
「いくぞ」
ご主人様がそういって歩き出し、私もそれに付き従う。
「あの…」
遠慮がちに声を掛ける。
「彼女は…?」
彼女は友人なのだ。
PMだということなど関係なく接してくれた。
「助かる」
ご主人様は嘘をつかない。
だから、彼女は大丈夫だ。そう、大丈夫なんだ。
790 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:51:45.27 ID:xd2QA+d3
視線の先に一人の女性キャスト。
もともと純白であった装甲はいまは赤黒い汚れで染まっている。
今回のターゲットだ。
「へぇ、アンタが出張ってきたんだ」
ターゲットはご主人と知り合いなんだろうか?
「終わりにしよう…」
ご主人は答えずにただフォトンの大刃を腰だめに構える。
女性キャストは答えに場にそぐわぬ微笑を浮かべる。
場違いなほどに、嬉しそうに。
「本気になったのか、こりゃ知り合いを斬ったかいがあったね」
その言葉に、ご主人が反応して。
踏み込む速度は私の予想を大きく越えている。
瞬間で大剣の間合いに詰めて渾身の力で振り下ろした。
並の者なら反応すら出来ない速度。だが女性キャストは軽々と手にしたダブルセイバーで受け止める。
打ち合い。その速度は私などが反応できるものではなかった。
銃を抜き放ち撃つこともできずに歯噛みする。
目まぐるしく体の位置の入れ替わる攻防に下手に射撃など出来ない。ご主人様に当たるかも知れないから。
そして、決着が付いた。弾き飛ばされたのは…ご主人様の大剣。
翻るダブルセイバーはご主人様の胸を抉り血をしぶかせる。
悲鳴をあげなかったのは我ながら奇跡だったと思う。そのかわりに体が動いた。
構えた両手の拳銃から無数のフォトンの弾丸が女性キャストを襲い、彼女はそれを引いて除ける。
「ご主人様!」
791 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:52:06.96 ID:xd2QA+d3
やっと、声が出せた。名前を呼び胸を押さえるご主人様を庇うように前に立つ。
女性キャストが不機嫌に呻いた。
「そんなものかよ、期待はずれだ」
緊張をみなぎらせ女性キャストの一挙一動に目を凝らす。
僅かな隙ですら見せたら私では即壊されてしまうだろう。
「そのPMを斬ったらまた違うかな?」
彼女が笑い。次の瞬間…地を蹴った。
吐き出されるフォトンの弾丸は掠りもしない。
すぐにつめられる間合い。振りかぶられるダブルセイバー。
私は除けるつもりはない。このまま受けて。押さえ込む。
そうすればご主人様がその隙に敵を倒してくれるから!
たとえそれで破壊されても悔いなどない!
振り降ろされるダブルセイバー、それは…。
立ち上がり私を突き飛ばしたご主人様の肩を貫いた。
女性キャストの顔に驚き。私が声を上げる前に彼は叫んだ。
「撃てぇぇ!!」
無数のフォトンの弾丸は武器を押さえ込まれた女性キャストに命中した。
腕を肩を足を胸を腹を、そして頭を破壊され彼女がその場に崩れ落ちる。
私は確かに見た。その瞬間の顔は嬉しそうに笑っていたのだと。まるで破壊される事を望むように。
「これは、どういうことよ、お父様…」
「仕方なかったんだ…」
「仕方ないってどういうことよ!」
「お前を失いたくなかった…」
「どうして機会の体なんかに、死なせてくれなかったのよ!」
「すまない、すまない…」
「うるさい、許さない…絶対に許さない!」
792 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:52:31.94 ID:xd2QA+d3
夢を見た。PMの私は限りなく人に近くなるように設計されている。
それゆえに夢も見るんだろうと自分で納得する。
ご主人様はいまは病院のベットで眠っている。傷は癒えたが検査が残っているからだ。
私は花瓶の水を換えて窓の外を見る。そこでは騒がしい街の雑踏が見える。
ニューマンの彼女は無事だった。
お見舞いに行ってみたら玉のお肌が傷物に~とか軽口を叩いていたので平気だろう。
彼女から話を聞いた。ご主人様の娘様はあの女性キャストだったらしい。
ミッションでもう助からない重症を追った娘様をご主人様は機械の体にしてしまったらしい。
彼女はその事を嘆き何度も自殺しようとしたらしい。だが自殺制御のプログラムにより出来なかった。
そして思い余った彼女は誰かに殺してもらおうとして逆に殺人を犯して…全てが狂ってしまった。
娘様は殺人を犯し続けご主人様はそれを止めようとして何度も失敗して…
みかねたニューマンの彼女が代わりに戦い返り討ちにあい…そうしてようやく決着を付けることが出来た。
ご主人様の選択が間違っていたかどうかを私は判断できない。
なぜならそれほどの経験も知識も積んでいないからだ。私はただのPMにすぎない。
正しい答えなんてないかもしれない。
機械の体にされて嘆いて狂ってしまった娘様。彼女の罪は誰のせいなのか。
彼女を機械の体にかえたご主人様の所為なのか。
自分を制御できなかった彼女自身の所為なのか。
人によって意見は割れるだろう。つまりはそう言うことだ。
私に出来るのは、今回の件できっと大きく傷付いたであろうご主人様に笑顔で接して。
いつか心の底から笑ってもらえるように願う事だけ。
主人の平穏を願うPMの役目を果たすだけだから。
END
793 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 15:01:39.69 ID:C3NQQIQa
>>710
まとまってるし引き込まれたし
ちょっと物書きにおいて答えを出しかねてる俺の問題のひとつの答えを見せてくれた
なんだかありがとう
794 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 15:01:42.74 ID:pwgG0XkG
>>780
GJ!!!!
えぇ話や・・・
特に>>791後半部分の台詞のやり取りが良かった
795 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 15:02:46.14 ID:mg+tVy1A
巧い…
796 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 15:18:07.72 ID:wzlvUrFd
>>776
ありがとう、そう言ってもらえるとめっさ嬉しいw
書いてる時点じゃ、こんな長くなってるとは思いもしなかったわ・・・。
>>777
フィーバー!確変突入してるw
まぁまぁ、そんなこといわずに、わっふるわっふる
>>780
うは、文章がうまいなぁ・・・思わず、引き込まれるように読んだw とてもGJ!!
健気なPMだ・・・ええ子やぁ・・・。
797 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 15:19:42.42 ID:CKFyweze
「普段おくびにも出さない感情、決して他人には見せない表情
それらがとても魅力的なのはわかる
しかし、パートナーマシーナリーは”物”であって
意思、感情を持った”生命”ではない」
効率的なマンマシンインターフェースとして
擬似的な人工知能と感情表現機能を与え
円滑なコミュニケーションを行えるよう設計されたのだが
それが原因で機能不全がヒトに蔓延していた
”物”に対して正しく接する事の出来ない人間は
”生命”に対しても正しく接する事ができなくなる可能性は少なくない
この事態を重く見た三星政府はGRD、GRMと協議し一つの決定を下した
PMの全面廃棄だ
PMを溺愛する多くの人は当然この決定を良しとしない
多数の精鋭ガーディアンズで構成された反PM廃棄団体と
三星政府(主に同盟軍)が衝突するのは時間の問題であった
この事件がきっかけとなり、グラール教団をも巻き込んだ抗争が勃発する事になる
後に言うPM事変である
収束後もPMは傾星の機女、Planet Murderなどと一部の人間に呼ばれ恐れられたという
798 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 15:27:11.51 ID:i2XIvtR2
>>780
これは・・・巧いな。
普通に話しに引き込まれた。
799 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 15:45:13.83 ID:UnCOO3IU
なんでみなさんこんなにすてきな話を書けるの・・・
すっかりよみふけっちゃったよ
800 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 15:47:06.25 ID:gbwZyuyf
つまらん
完璧な空調が行き届いているはずの部屋に、嫌な臭いが漂っていた。
「ハハ……、ひ、はぁ、はぁ……、ひひ、ひひひっ、ハハハハハ……っ」
明かりの無いショップスペースに、その男は居た。
荒れた呼吸に混じる、掠れた嘲笑。
顔一面に張り付く、おぞましい程の、――狂気。
「……っぅ、ひっく……、ううう……、うぁあ……」
その狂った嘲笑の元に組み伏せられ、響くことの無い、嗚咽。
男の足下には、一人の少女が横たわっていた。
――正確には、少女ではない。少女の姿をした、……PMだ。
「ハハハ……ッ、恨むなよ? 恨むんなら『そんな機能』を付けちまった、
GRMの変態共を恨むんだなっ!」
ただただ、怯えたように身を丸くし、嗚咽を繰り返すPMの姿は、悲惨だった。
繊細な髪は滅茶苦茶に乱れ、纏っていた衣服は見る影もなくぼろぼろで、
全身……、夥しい量の、男の精液にまみれている。
「ひっ……く……、ごしゅじ……、さま……、ごしゅじ……、さまぁ……」
その言葉が堪らない!!
腹の奥から込み上げてくる劣情に、狂気の顔が、更に歪む。
それはもはや、人の表情ではなかった。理知の無い、本能と狂気だけの、バケモノの顔。
「あーーーーはっはっはっはっはぁっ!
なぁ!? そうやって何回「ご主人様」を呼んだっけなぁ!?
ご主人様助けて! ご主人様助けて! 何回繰り返したっけなぁ!?」
びりびりと空気を裂いて鳴り響くその声は、まるで、鬼が打つ太鼓の音。
数分前までの惨劇が終わり、部屋の隅々の暗闇の中に散っていった狂気が、
その太鼓の音に導かれるように、また再び、ぞわぞわと部屋を支配していく。
「来なかったなぁ!? こぉんな酷ぇ目に遭ってんのになぁ!?
あーーーーーーはははははははは! 可哀想にな! 可哀想にな!」
どこに逃げようというのか。ぼろぼろの体を引きずって動き出すPMに、
男は容赦なく襲い掛かる。残酷に、そして、悠々と。
それはまるで、致死傷を与えた鼠で遊ぶ、猫のよう。
「ひぃいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
髪を掴まれて引き起こされ、PMは絶望的な悲鳴を上げる。
もう嫌だ。もう絶対嫌だ。もうあんなのは嫌だ! 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!
「ごしゅじんさま! ごしゅじんさま! ごしゅじんさまあああああ!」
「あははははははははははははははははははははははははははははは!」
助けが来ないことを、知っている。
男も、そして、当のPMも。
この部屋の持ち主は、もういないのだから。
「助けて……、もうやだ……、やだぁ……、ご主人様ぁああああああああ!」
602 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 22:45:18.29 ID:6QrHF2B2
昨夜、また事件です。
ここ数日で頻発しているPM暴行傷害事件ですが、これで14件目を数えました。
これは、ライセンス更新を拒否して退役したガーディアンズの部屋に忍び込み、
GH-400シリーズに暴行を加えるという、卑劣な犯罪です。
セキュリティロックを解除して侵入しているケースも多く、
退役したガーディアンズの犯行ではないかと指摘する意見も上がっております。
事態を重く見たガーディアンズ本部は、退役したガーディアンズのPMの
回収を急いでいますが、今回の更新で予想以上の引退者が出たことと、
PM自身がマスターの帰参を待ち望み、本部からの帰投命令に従わない場合が多く、
早期回収は難航している模様です。
* * * *
ビジフォンのモニタの向こうで、誰かが何か言っていた。
電気の付いていない部屋の中では、ビジフォンだけが部屋の明かり。
画面が切り替わる度に光がちかちかと瞬いて、ちょっと煩わしい。
……切っとくんだった。でももう面倒臭くて、ビジフォンのとこまで行く気が起きない。
私はご主人様の部屋の隅っこに背中を預け、両足を投げ出して、
倉庫の中から引っ張り出してきた食べ物を適当に口に運んでいた。
あはは、こんなお行儀の悪い食べ方ないよね。
食べてるのだって滅茶苦茶だ。
何千メセタもする鉱石とか、何万メセタもする装備品とか。
それも、一口二口かじってポイ。かじってポイ。……何だか美味しくないし。
でももう良いんだ。
食べ散らかしたアイテムに囲まれながら、私は項垂れる。
こんなお行儀悪い食べ方したって、もう誰にも怒られやしないんだから。
ご主人様はガーディアンズを辞めた。
……本部からは再三の、帰投命令が下ってる。
あんまりにも何度も来るから、私は自分で通信機を破壊した。
退役したガーディアンズのライセンスは、それでもしばらくは保管されるらしい。
その間なら、ご主人様は帰ってくることが出来る。……私はそれを知っていた。
知っていて……、縋ってた。
「今度は、良いマスターに可愛がって貰うんだぞ」
そう寂しそうに言って、最後に頭を撫でてくれた、ご主人様。
そのご主人様が、……また帰ってきてくれるのを。
あはは、馬鹿みたいだ。戻ってくるわけないじゃないか。
もう戻ってこないから、倉庫の中の物、何でも食べて良いよ、って言ったんじゃないか。
……本部に、帰ろう。
朝になったら、本部に帰ろう。そして一番に、初期化して貰おう。
この、幸せだった部屋のこと、明日になったら忘れよう……。
その時、だった。
ピ……、ピッ。
何の音だろう。僅かに感じた疑問が、一瞬で氷解する。
これは――マイルームのロックを外す音!
この部屋のロックは、ご主人様の誕生日!
私は手に持っていた食べ物を投げ出して、大急ぎでドアの前に走る。
ドアの前のモニターに、入力されているナンバーが表示されていく。
2……、そう、1……、うん……!
間違いない! ご主人様だ!
いいんです! 今私が開けます! だから、だから――!
603 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 22:49:51.32 ID:6QrHF2B2
「2」
え……?
何で?
「1」
違うよ……?
ビーッ!!!!!
真っ暗な部屋の中、突如鳴り響いたアラーム音に、びくりと体が跳ねる。
……何で……?
何で……、自分の誕生日……、間違えるんですか……?
ピッ、ピピ、ピッピッピ……、ピ……、ビーッッ!
今度は……、全部、……一つの数字だって、合ってない……。
猛烈な勢いで、今まで聞き流していたニュースの言葉が、よみがえってくる。
ピッ――PM暴行傷害事件――ピピ――退役したガーディアンズの――
ピピピピ――GH-400シリーズに――ピ――暴行を……
ビーーーーーーーーーーーーッッッ!!
「いやぁああああああああああああああああああああああああああ!!」
3度目のアラームが鳴り響いた瞬間に、私は悲鳴を上げていた。
聞いてた! 知ってた! あのニュースのこと!!
でも! 私はご主人様がいなくなったことの方がショックで!
ニュースの出来事なんて、どこか別の世界の話みたいで……!
ピピ、ピ、ピピピピピ、ピピ…… ビーッ!!
下半身に、力が入らない。
私はドアの目の前で、呆然とへたり込んでしまった。
奥のご主人様の部屋に逃げて、ドレッシングルームにでも逃げなきゃ――、
わかってる……! わかってるのに……!
怖くて、怖くて、……体が動いてくれない――。
ピピピピピピピピ、……ビーッ!!
ナンバーを入力する早さが……、どんどん早くなっていく。
滅茶苦茶に打ち込まれる四桁の数字。
まるで何かの警報みたいに鳴り響き続ける、アラームの音。
ビーッッ! 誰か ビーッッ! お願い ビーッッ!
ビーッッ! 気付いて ビーッッ! 助けて ビーッッ!
ビーッ! 良い子にします ビーッッ! わがままなんか言いません ビーッ!!
好き嫌いもしま ビーッッ! せんから ビーッッ! だから ビーッッ! どうか ビーッッ!
「……ごしゅじん、さま、たすけ、て……」
――ピロン。
くすくす、ねぇ、君、課金は、……済んだ?
604 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 22:52:18.95 ID:Uffa8u3i
パシリ「本部、SUVウェポン起動申請」
本部「倫理的におk」
605 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 22:55:21.34 ID:2FE6Z3hc
>>600
いや、そっちに持っていくのが正解だったな・・・
俺が未熟だったよ。
>>601-603
こえええええええええ
脅迫だよ、これは。
606 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/02(木) 22:56:40.13 ID:T3MwIfdD
>>602-603
GH-101「いやぁぁぁぁ!!襲わないでぇぇぇぇ!!!!」
607 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 22:57:22.49 ID:j20D2EfO
でも課金はSEGAがするんだよな
って思ったら全然恐くなくなっちまった
608 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:03:58.28 ID:pEMv15jc
>601-603
ちょ、テラコワス!!!
だが、素晴らしい!
>606
おまwwww球っころ慎めwwwww
609 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:07:11.13 ID:gRW0fWAH
素でびびった
610 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:09:57.43 ID:uyKiY2D9
ゾクっとしちゃった
女キャラしかいないが、ちゃんと金払ってて良かったぁ
611 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:10:22.28 ID:eJtiNnl3
なんと言うか
文章の書き方が巧いんだろうな
まさか引き込まれるとは思わなかった
612 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:12:21.01 ID:yIAMBKMe
300番台までの方が可愛いと思う俺はここにいちゃいけないんだろうか?
613 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:14:59.21 ID:6QrHF2B2
>>607
ぎゃーす! そうでした、正しくは納金でしたね……orz
ツメで誤った……。うはぅ。
ちなみにまだ金払ってません。……無事かな、私の430……。
614 名前:キャス子とパシリ1/3[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:21:13.11 ID:rt5aCQcT
440「お帰りなさい、ご主人様。」
キャス子「報告を。」
440「はい。メイガライン光24%、スタッフが完成しています。あとはモノメイト4つです。」
キャス子「モノメイトだけ受け取る。残りは倉庫へ。」
440「…了解しました。」
キャス子「今回のミッションで32個の素材を拾得した。これでなにか作れるか?」
440「基盤がありませんので不可能です。」
キャス子「わかった。では明日のミッションまでメンテナンスを。左腕に欠損がある。パーツの交換を。」
440「…了解です。」
ベッドにうつ伏せになり、腕を投げ出す。
440がパーツの交換をしている間、ぼんやりと今日のことを頭の中で整理していた。
今日のミッションで一緒だったガーディアンズとそのPMの行動は理解不能だった。
キャストなのに無駄な行動が多い。ハリボテで中に人間が入ってると思ったがスキャンの結果やはりキャストであった。
そして彼のPM。なぜか彼の方が命令されている。なぜ主従関係が逆転しているのだろう。
さらにPMは戦闘行動中にもかかわらず最適な行動をとらず、自ら主人を危機的状況に追い込んでいる節があった。
あまつさえ手にした杖で直接主人に攻撃。なぜかシールドラインを貫通し直撃、幸い頭部パーツ欠損ですんだようだ。
他のメンバーはそのやりとりを見て笑っていた。一歩間違えれば大惨事になりかねないのに。
やはりヒューマン(ついでにこのキャストも)の思考は理解できない。
しかし大切なところはそこではない。同行したライア教官に、言われた言葉がリピートする。
「…お前もルウもあれぐらい砕けてくれると助かるんだけどな。そういやお前のとこのパシリはどうだ?楽しい奴か?」
…なぜ私が?なぜ私にそんな質問を?
楽しいも何もコレは機材だ。任務達成の為のサポートをするためのモノだ。
やっぱりビーストの思考も理解できない
615 名前:キャス子とパシリ2/3[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:21:48.94 ID:rt5aCQcT
「腕パーツメンテ、終わりました。」
不意に声をかけられる。
「…ああ、ありがとう。」
「え…ご主人様?…今…なん…て…?」
…なんだって?…私は今なんと言った?
「あ…いや…その、なんでもない。」
「そ…そうですか…。メンテは終わりました。これからはもう少し慎重に戦ってください。
パーツ交換できるとはいえ、無茶な戦い方は控えてください。」
「そうか、余計な仕事の増加はよくないか。他の行動に支障をきたすようであれ…」
「…そうじゃないです!」
言葉をさえぎって440が叫ぶ。
驚いた。でも叫んだ本人も驚いた顔をしている。
「あ…あの…ごめんなさい…そうじゃないんです…。仕事…増えるのはかまわないんです。
でも…私……私…もうこれ以上…ご主人様がボロボロになる姿…みたくないんです!」
「……。」
なぜこの子にはこれほどの感情の起伏があるんだろう…
ぽろぽろと涙をこぼすのを見て、この子の故障を疑った。しかし同時に別の問題に気がついた。
…私は今。「この子」といったか?
「…私が最初に参加した戦闘でも、ずっとかばってくれて…それでも私、やられちゃって…結局迷惑ばかりかけて…
…でも…戦いは駄目でもせめて…せめて合成だけでもって思っても……いつもいつもうまくいかなくて……ほんとに駄目で…」
「私は…なにしても駄目で…ご主人様の役に立てなくて…
いつもいつもぼろぼろになって帰ってくるご主人様の力になれなくて…悔しくて……」
そう言うと彼女は涙でぐしょぐしょの顔を手で覆い、黙ってしまった。
616 名前:キャス子とパシリ3/3[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:22:22.43 ID:rt5aCQcT
しばらく沈黙が続いた。
気がつくと私は膝を折り、彼女の頭をなでていた。
「…え…ご主人…様?」
「…いい?人には役割があるの。同じ機械の体だからわかるよね?
他の人は、交換することができない。でも私達はそれができる。だから矢面に立つの。わかる?」
「…でも!」
「あなたにはね、私にできないことができる。たしかに…たいしたものは作れないけど立派に合成だってできる。
それに、修理だってしてくれる。だから私は安心して任務につくことができるの。」
今修理したての左手で、顔をそっとなでる。
「…ぅ……。」
「だから、もう泣かないで。かわいい顔が台無しだよ?」
気がつくと私はわんわん泣く彼女を抱きしめていた。
そしてもうひとつ気づいた。
…あれ?私、口調が…?
「私、ずっと、ご主人様と普通にお話したかったんです…。」
「そうだったの…。」
「でも…今日はちゃんとお話できて、すっごくうれしいです!これからも、たくさんお話してくれますか?」
「え…それは…その……難しい…」
「がんばりましょう!2人ならきっとできますよ!私はご主人様のパートナーなんですから!
これはどの仕事よりも大事な役割です!」
「そう…だね。」
数ヵ月後、妙に人間くさいキャストとパシリの2人組が噂になるのはまた別のお話で。
617 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:35:27.86 ID:2FE6Z3hc
男「くらえ!フォトン布団!」
敵「ぐおお!夏はレイフォトンで涼しく、
冬はバンフォトンで暖かい!!」(←よくわかんないけどダメージ)
パシリ「お前、それ武器じゃねーって言ってんじゃん・・・」
男「だって他の武器はみんな強化失敗したから・・・」
パシリ「・・・・・・」
男「そんな暗い顔すんなよ。
フォトン布団のPA見せてやるから」
パシリ「えっ、そんなのあるの!?」
男「今夜、ベッドの上でな」
パシリ「下ネタかよ」
618 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:43:15.25 ID:eJtiNnl3
>>617
敵「ぐおお!夏はレイフォトンで涼しく、
冬はバンフォトンで暖かい!!」(←よくわかんないけどダメージ)
このセリフ、俺の友人にそっくりでワロタwww
619 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:48:05.62 ID:2FE6Z3hc
俺には友達がいないから人違いだな。
620 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/02(木) 23:57:30.31 ID:gRW0fWAH
>>618
>>619にダメージ!!
621 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 00:24:05.45 ID:3NKEVmi4
ちょっと遅れたけど>>575、新作をありがとう。
やっぱこの箱可愛いですよ。俺男だけどねウヒヒ。
622 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 00:28:56.56 ID:cOVqYK8B
このスレ良スレ
笑えるわー
623 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 00:30:54.10 ID:3xytVfj/
>>575の箱の願いが届いたなw
624 名前:1/3[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 00:33:10.67 ID:PV/mdRRb
少し用事が出来ましたので、二日ほどルームを離れます。
倉庫端末としてスペアの私を用意しておきました、倉庫や食事
はそちらを利用してください。
ミッションから帰ってビジフォンを確認するとPMのメールが
あった。今いるPMは店舗用のスペアタイプらしい。確かに喋り
も抑揚がまったくないし、最終段階に進化した際に送ったリボン
もしていないし変だとは思ったが、それよりも留守にするような
用事とはなんだろう。スペアにオリジナルの場所を尋ねても
コネクションロストしているため分からないという。まあいい、
二日待ってから事情を聞くとしよう。
それよりも妙な噂を聞くようになった。
ひとつはPMが急に少しの間居なくなるというもの。もうひとつ
はコロニーのSEEDフォームを討伐している際、数種類のPMと
SEEDフォームが戯れていた、というもの。
前者は噂にはならないまでも以前から報告されていた事例
だったが、後者はごく最近に伝わってきた内容だ。といっても、
一握りの高ランクガーディアンズの、さらに一握りが見たという
かなり不確かな情報のため、よくある怪談話みたいなものとして
広まっているそうだ。
毎日ラフォン平原を走り回っている私にとって、その噂はとても
魅力的なものだった。明日はコロニーを徹底して周ることにする。
625 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 00:36:05.12 ID:1IS5nhai
ふむ、誕生プレゼントオチかな?
626 名前:2/3[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 00:43:28.40 ID:PV/mdRRb
起床後、手早く身支度を整えて日課であるビジフォンのメールをチェックする。
各企業の新製品一覧などの広告の中に、不可思議なメールを見つけた。フレンド
からのメールだったのだが、ただ一文「少し話がしたい」としか書いていなかい。
返信したのはいいのだが「詳しくは会って話す」としかシンプルメールで答えない
彼女に、不信感が募る。通常はふざけた文章が彼女の売りだったはずだが、何か
重大な事件でも起こったのだろうか。湖畔公園で落ち合うことを承諾し、武具類の
メンテナンスをしてマイルームを出る。今日はコロニー探索は無理かもしれない。
湖畔公園の水辺近くに彼女は座っていた。馬鹿でかいマスクをすっぽり被った
長身長キャストなど彼女ぐらいしかいない。挨拶を交わすと彼女は地面を指差す。
何かあるのか見てみると、地面に文字が書かれていた。
「総統府と通信可能なものはすべて排除してほしい」
朝のメールのやり取りを思い出し、納得する。情報が漏れないようにするため
だったわけだ。いよいよもって怪しい。
装備用のナノトランサーと電源供給を絶った通信機器を置き、周囲に誰もいない
ことを確認して指で合図をする。
「助かる、ありがとう」
「一体どうしたの、総統府に記録を残さないようになんて」
「それが、ちょっとね…」
彼女は言いよどんでいる。ここに来て、私に聞かせていいものなのか迷って
いるのだろう。小さく開いた穴から視覚センサがこちらを見る。私は微笑んでうなずいた。
627 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 00:44:16.47 ID:py7NseHq
総統府と聞くと他星系(ラグオル)しか思い浮かばん
あ、総督府か
628 名前:3/3[] 投稿日:2006/11/03(金) 00:45:31.19 ID:PV/mdRRb
「一週間前、だったかな、ちょっとパニックになってて、時間認識が曖昧に
なっているんだけど…PMが総統府に連行されたんだ」
「え、何の通達もなしに?」
「うん、スペアタイプも一緒に連れて行かれて、必死に食い下がったんだ
けど、総統命令だって言われて…」
彼女はPMを溺愛していた。それはもう、傍からみたら姉妹だと思うぐらい
親しい間柄だった。そのつながりが、突然絶たれたらしい。
「しばらく呆然として、気づいたら新しいPMが支給されてて、でも、新しい
PMはあの子じゃないから…総統府に何度説明を要求しても、まったく
取り合ってくれないし。
そんなときに、あの噂を聞いたの」
「噂…PMがSEEDフォームと戯れてるとか言うあれ?」
「それもだけど、数日間居なくなるっていうのも。連行される前に、何度か
あったんだ。それと、たまたまコロニーのミッションを受けてたフレンドが、
独りで歩く私のPMを見たっていうんだ。私のPMの特徴、知ってるでしょ?
それがあったって」
彼女のPMは、他の同型PMと見分けがつくよう、特別なチューニングを
おこなっていた。といっても、頭の上に結び目がつくようにリボンを巻いて
いただけなのだが。ちなみに、私のPMは右側の髪をリボンで結んでいる。
「あの子に事情を聞こうとしたんだけど、覚えてないって言って。それで無理
には聞かなかったんだけど、その次の日に連行されて…調べてみたら、
他にも私と同じような人が居るみたいなんだ。それと、これは特殊なルート
から聞いた話なんだけど…」
私は無言でうなずく。乗りかかった船だ、拒否してもどうにもならない。
「以前、HIVEがまだあったときに、キャストにSEEDが寄生したっていう事例
があるみたいなの。AフォトンがSEEDを招いている、っていうのはもう知っている
でしょ?PMに使われている大容量ナノトランサーのもとはAフォトンだから、
それがもしかしたら関係あるんじゃないかな、って」
「でも、それを総統府が知ったとしたら、通告なしに連行なんてしないでPMを
全部回収しそうだけど…」
「うん、普通はそうすると思うんだけど…」
それきり彼女は黙ってしまった。納得はしていないのに、キャストであるがゆえに、
すでに終わってしまったことだと諦めているのだろう。
「…何で、さっきの話を私にしようと思ったの?」
「あ、ごめん、迷惑だったよね。でも、PMが好きな人には聞いておいてほしかったんだ。
今日でもう、会えなくなるし、ね」
「会えなくなるって、もしかしてガーディアンズ辞めちゃったの?」
「うん、あの子が居ない部屋での生活なんて、もう出来ないから…」
「そっか…」
彼女の気持ちが分かるなどとは思わない。私はヒューマンで、彼女はキャストだ。
しかし、悲しいという思いは、確かにある。
「…うん、ありがと、気をつけるね。どこに住んでるの?メールぐらいはしてくれるんでしょう?」
「うん、ホルテス・シティの郊外にこれから引っ越すところ。詳しいことが決まったらメールするよ」
「わかった、暇があったら遊びに行くから」
「待ってるよ…あ、もうこんな時間だ、ごめんね、長々と話しちゃって」
「気にしないで、今日は特に用事なかったから。よっ、と」
ナノトランサーと通信機器を装備しなおし、それじゃあと手を上げ、別れる。
「気をつけてね」
「うん、じゃあ、またね」
629 名前:4/3[] 投稿日:2006/11/03(金) 00:48:03.12 ID:PV/mdRRb
翌日、PMは何事もなく帰ってきた。フレンドからもPMに関する
話は特になく、各社の新製品に必要な合成材料の下見に行って
いただけらしい。内心ほっとした。
そして、彼女が殺された。
報道では、彼女が引っ越したあたりに偶然エンドラム機関が利用
していた施設があり、そこに隠れ潜んでいた残存兵がガーディアンズ
時代の彼女を知っていた。居場所を特定されたと思い焦った残存兵が
発砲し、民間人用シールドラインしか装備していなかった彼女は弾丸を
防御できず、結果復元不可能な状態になった、という内容だった。
そんなことが起こりうるはずがない。
ビジフォンを見ると彼女のメールが届いていた。引越し先の住所と、
いつでも来てね、という言葉が書いてあった。ビジフォンが滲む。
喉が詰まる。こぶしを強く握る。
「あの、どうしたんですか?」
私の異常な声を感知したのだろう、ショップをスペアに任せ、PMが
私に駆け寄ってくる。同型だった彼女のPMを思い出した。近づいた
小さな体躯を抱きしめ、私は泣き続けた。
守ろうと誓う。たとえ全てのガーディアンズを敵に回したとしても。
長すぎた。しかもパシリあんまり関係なくてすまん。
630 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 01:08:31.20 ID:YDJDew+/
>>601ー603
更新済ませてたフレから、読めと言われて読んだ。
やめろよ、マジやめてくれよ…。恐すぎるよ…。
631 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 01:08:32.60 ID:vwXou274
陰謀系か
632 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 01:12:55.40 ID:YDJDew+/
sage忘れてた…orz
脳筋してくる…。
633 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 01:18:29.24 ID:py7NseHq
>>630
遅いよ
今更慌てて納金しても、留守の間にベッドの下になんか入り込んでるかもしれないし
634 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 01:24:35.59 ID:wMCdk6/M
>>633
それって納金し続けてもいつの間にか入り込んでるかも知れないじゃん
635 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 01:25:50.42 ID:9MvdGEgu
ああ、ゴキブリとか入り込んでるかもな
636 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 01:30:08.25 ID:aPlDSj7l
>男「うーん、うーん。布団のフォトン部分が
> 眩しくて寝れないよー」
この男に萌えました。
637 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 01:33:14.70 ID:MfSKmXuv
ドラ周回 100週。相変わらずバカな事をやったものだ。確かに金と経験値は
入ったがもうフラフラだった。こんな事をしているのには理由がある。
そう、ガーディアンズどもが真っ先に行うパートナーマシーナリーことパシリ育成である。
一説によると人々から効率よく金をを絞り取る為の政府の陰謀であり、裏には S E G A という名の
秘密組織があるらしいと、フォックス・モルダー という名の男が言っていた。
いつもそこら辺でうろうろしている眼鏡かけた長髪と、背の低いおっさんと、イラン人みたいな男達も
陰謀がどうとか行っていたのでもしかすると本当なのかもしれない。
パートナーマシーナリは、キャストに近い知能を持ちある程度人格を認められているので
主人と一緒に引退するケースが多々ある。また元々パシリのAIが持ち主にシンクロし過ぎる為、
他者への流用する事が極めて難しい事も一因している。ガーディアンズの仕事は突き詰めれば
はSEED及びSEEDが憑依した生命体を殺戮する仕事であるのでどうしても精神面でのケアが必要になる。
その一躍を担っているのがパシリでもある。
まぁ話を戻そう。
部屋に戻るとヒヨコの姿になったパシリが浮かんでいた。お世辞にも可愛らしいとは言えない。むしろ何となく
不気味だ。
「お帰りなさい。お疲れのようですね。」
異形の鳥が帰ってきた俺に声をかけた。
「ああ、ただいま。今日は戦利品がたんまりあるから倉庫にしまってくれ」
戦利品を片っ端から出して倉庫に入れる。余ったものは共有倉庫に突っ込んだ。こうしておけば親類の者が
預かってくれる。そういえばあいつの顔は一度も見た事がないのは何故だろう。しかし向こうも時々合成に成功
した装備を入れてくれるので多分敵ではなさそうだ。
「どうだ?もう食えるか?」
試しに合成で出来たスタッフを食べさせようとしたが、まだ食べられないらしい。
Lv79。パラメータのバーは90%位だ。モノを食べるからには排泄するだろうがコイツは何故排泄しないのだろう。
そもそもトイレってこの部屋にあったっけ?俺どこで糞とか小便しているんだろう?俺いつもどこで飯食ってる
んだっけ?暇になると色々な疑問が湧いてきてノイローゼになりそうなのでとりあえず時間つぶしに展望台まで
行ってくる事にした。
638 名前:637[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 02:05:05.82 ID:MfSKmXuv
リニアライン通路の前まで来たとき、一人の女が手を振っているのが見えた。
ガーディアンズに同時期に入隊した奴だ。ここ 一週間程モトゥブで狩りをすると云っていたが、
話を聞くと、彼女もパシリ育成の為に餌を与えに戻ったらしい。彼女は一足先にパシリを完成させていた。
彼女が呼ぶと、彼女の後ろから420がもじもじしながら現われた。
「こんにちは」
ぺこりと頭を下げる。
「わーかわいいねぇ」
他のガーディアンが声をかける。なんとなく誉められて彼女も嬉しそうだった。今回初めて戦いに連れて行くらしい
との事でついていく事にした。通路Cだったのと、ヒューガ氏を含むそれなりのレベルのハンターが3人もいるので、
420があまり活躍する機会はなかったが、それでも一生懸命戦いに加わっていた。
「やっぱりいいなぁ。」
陰謀だろうがなんだろうが構わない。やっぱり自分の所有できるものが一緒だとモティベーションが違う。
展望台で4人で景色を眺めた後、一人バーで酒盛りをした。もう当分は餌代をあまり意識しなくていいので、
少々財布の紐が緩む。散々飲んだ後俺はふらつく足のままディスクを大量に買い込んで部屋に戻った。
「Level Up !」
5枚目のディスクを食べ終えると、ヒヨコはそう言って震え出しやがて光に包まれた。
光が収まるとそこには念願だった 450 の姿があった。
あまりの嬉しさに 450 を抱き上げて部屋中を走り回った。450は不思議そうな、だが嬉しそうな顔をしながら
俺を見つめていた。
639 名前:637[] 投稿日:2006/11/03(金) 02:47:09.92 ID:MfSKmXuv
とりあえず450をテーブルに座らせてみる。
キャストの女より遥かにかわいらしい。自分が苦労して育てたのだから余計にかわいいというのもある。
相変わらず450はニコニコしてこちらを見ているが、観察していると450が以外にかなりスタイルが良い事に
気が付いた。俺は酔っていた。しかも部屋には2人だけ。
俺は普段かけないルームロックをかけると 450 の側に行きそっと髪を撫でた。パシリGH-4xx はヒューマンに
かなり近いようにできており、触った感触も通常の肌と区別がつかない。体温もある。
450をやさしく抱き上げると、先程との様子と違う事に気が付いたのかきょとんとした顔でこちらを見ている。
俺は450をベットの上に寝かせると、唇を重ねた。
「あっ・・・」
450がか弱い声を上げたが、その口は俺に塞がれた。5分位そのままだったろうか。ゆっくりと唇を離すと
450の口が名残惜しそうに追った。俺を見る眼が潤んでいるように見えた。キャストと結婚した友人の事を
ふと思い出した。もう一度唇を重ねる。450はまるで待っていたかのように俺の頭に腕を回した。俺はそのまま
450の上着をゆっくりと脱がせ始めた。450もそれに応じるように体を動かす。
紫の上着がベットから落ちる。もう一度顔を外して見つめると450ははずかしそうにうつむいた。
今度は服の両肩に手をかけてゆっくりと脱がせてゆく。450の乳房が露になると両腕で恥かしそうに隠した。
しかしその手を優しく、しかし強い意志をもって外す。抵抗はなかった。むしろそれを望んでいたように思える。
450の、その体の大きさにしては豊満な乳房には、形の良い小さな、だがはっきりとした乳輪とつんと上に向いた
乳首があった。すこし指で乳首をもて遊びなならがもう片方に乳首の先端に舌を這わす・・・。
「ああっ」
一気に服を脱がすと450は観念したような声を上げた。全裸で、ブーツだけ履いている状態で足を開かせる。
人間そっくりにつくられたその陰部はひくひくと蠢き、白っぽい粘液を吐き出している。
450 恥かしい格好をさせられ観念したように顔を横に向けた。
その姿に俺の理性は完全に吹っ飛び、このときから1日中、何度も450を犯し続けたけた。
640 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:06:26.29 ID:C2gO06pA
一言言わせてもらおうか、きめぇwwwww
641 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:10:03.61 ID:q8bh2ia5
18禁スレへお願いします
642 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:10:50.65 ID:MbEAn4uT
ここまでの流れを見る限り、ここの住人は下ネタ(ギャグとして)までならともかく
エロは求めていない感じだな。下手って訳でもないから、もっと受けるスレ(板)を探すと良いよ。>>637
643 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 03:12:12.05 ID:Qd5KkOot
官能小説かよ!
644 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:13:07.41 ID:py7NseHq
637へアンカー付けるとなると、
求めてる住人の居る板もスレも無さそうな気がする
オナヌー乙だし
645 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:14:49.18 ID:mg+tVy1A
>>639で
>>219になるわけだな
646 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 03:25:31.24 ID:6GapiiB+
フォトン布団wwwwww
セガもこういうアイテム出してPAとかつけりゃもちっと許されるのにな
647 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:26:30.36 ID:9MvdGEgu
エロはただエロイってだけで話の中身が無いパターンが多いからなぁ
面白いならエロだろうがホラーだろうが鬱だろうが歓迎だぜ
648 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:39:15.74 ID:yx8762Hp
なんでそんなに叩くんだ
別にいいだろエロでも
嫌ならスルーでいいじゃないか
投下排除みたいなことはやめようぜ
649 名前:564[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:43:11.09 ID:betY0Qkk
>>637
ちょwwww自分の事全然わかってねぇwwwwww
578でとりあえず終わらせたんだけど、まだ続き書いていいかな?
実際佳境から最後までがgdgdで、てけとーなのと
これじゃああまりにも訳が分からないし、かわいそうなので
一応そのためにENDは入れてないんだけど・・・
反応あればうpしようと思います
650 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:43:18.54 ID:GlZqk+ap
待ち望んでたエロSSで全部読みたいのに投下の邪魔は勘弁して欲しいぜ
651 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:43:36.54 ID:WaEq3Wtc
つまりラブラブレズは皆大好きって事でおk?
652 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 03:53:46.79 ID:wMCdk6/M
「ラッピーか。久しぶりに見るな」
「…………、」
「どうした、440」
「い、いえ。別に何も」
「ふむ」
(ラッピー歩く)
「――!」
「……どうした?」
「い、いえいえ。別に、なんでも――」
(ラッピー飛ぶ)
「ほう」
「…………、か、」
「か?」
「っ、か、片付けます!」
「……で、何故泣いている」
「…………いえ、別に」
「そう言うなら人の服を掴んでいるその手を離せ」
「…………」
「服が濡れたら乾かすのはお前だぞ」
「…………」
「……分からん」
653 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 04:19:50.95 ID:HG4MTooX
パシリ「ほうぅ、こういうことを言えばご主人様に想いが伝わるのね!」
―――
パシリ「放棄しないでっ・・私たち・・もうツインバスターズなんだから・・・!」
男「お前はまた変な物を見ただろう」
654 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 04:41:27.34 ID:/jZoW9if
○月△日
今日もむかついたからハンマテリックを3本全部モノメイトにしてやった
ご主人様が「なんでええええこれで累計9回目だよおおおお」と言いながら私を強制終了させた
明日もモノメイトにしてやる
655 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:15:59.21 ID:YwGlyr3w
>>649
今んとこ、>>590…ですよね?多分
もし続きがあるなら、俺はぜひ読みたいですが
656 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:21:51.29 ID:q8bh2ia5
こんな二人もいたっていう事で>>590で終わりでも素敵だなと個人的には思う
ガーディアン×パシリの数だけストーリーがあるってことで
657 名前:ジャーンジャーンジャーンげえっ288[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:29:06.41 ID:uzWDxc1l
ここの方はちょっとえちぃのはあまり求められてないきはしますよね
今回は私のオリジナルで。少し長めなので日を分けて投下します
えちぃのはないよ~
『はぁ。ここが私の部屋か…。』
少し疲れた、しかしよく透る声で男はつぶやいた。
『確かパートナー何とかからしっかりした説明を受けろという話だったが…』
部屋を見渡してみる。殺風景な部屋だ。奥にはベッドらしいものが少し見えている。
奇怪な物体「あ、ご主人様ですね!」
ボール状の…しかも浮いている奇怪な物体がこちらに近づいてきた。
『うおっ。何だお前は』
奇怪な物体「何だとは何ですか。ご主人様の色々なサポートをさせていただく
パートナーマシーナリーです」
少しだけ得意げな様子(?)を見せるその物体。
『ああ、お前か説明をしてくれるというのは。えーっと、ぱーとなぁ・・・まーしー?』
まーしー?「…マシーナリーです。先ほど言ったとおり説明だけではなく、
今後はご主人様のパートナーとして色々頑張ります!」
『そ、そうか。宜しく頼む。ボール』
ボール?「ごしゅじんさまーーーっ!!」
耳を劈くようなやつの声。
『うおっ。うるさっ』
ボール?「も~う。ボールなんてひどいですっ。私にはちゃ~んとした名前が…まだありません。
型番しかありません…。ご主人様、私に名前を付けてください」
『名前をつける…もうしたくなかったな…分かった。少し考えよう』
『よし決まった』
ボール_「はやっ」
その間数秒。
『ボール。ボールだ』
きっぱりと言ってのける。
ボール?「えーーーっ;;ご主人様ぁ…何と言うか愛情が感じられません…」
『会ったばかりで何を言うのだ…機械なんだろう?そういうことが分かるのか?』
ボール?「機械といっても生体部品だって多く使われていますし、食事だって…。
でもご主人様が本当にお決めになったなら、私は何も言えません」
『一度決めたらずっとなのか?』
少しだけ、思い直そうかとも思ってが…
ボール?「いいえ、いつでも任意に変える事が出来ます」
『決定』
ボール「はやっ」
こうして私はガーディアンズとして新たな人生を踏み切った。
ガーディアンズになるためにさまざまな訓練を行った。
やれば出来るものだ。私はもう力を手に入れている。
自分くらいは守れるだけの…。しかしまだそれでは足りない。
自分を許すわけにはいかない。同じ思いを誰にもさせたくない…。…建前かもな。
658 名前:ジャーンジャーンジャーンげえっ288[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:30:43.45 ID:uzWDxc1l
『ヒューガ君?といったか』
ヒューガ?「え、ええ。僕は貴方の教官のヒューガですが…説明は聞いていましたか?」
『あ、ああ。すまないな。いや、教官に失礼だな。すみませんでした』
ヒューガ「ははは。気にしないで下さい。ヒューガで結構ですよ」
気さくそうで、それでいてしっかりとした印象を受ける奴だ。
『そ、そうか。若いのにしっかりしているな』
ヒューガ「僕と同期の…実力も僕以上の人がいたんですが、目上の教官でも
おっさん呼ばわりでしたよ。ははっ」
『ははは。…いたという事は今は…』
少し呟いてしまったが、聞こえてしまったようだ。
ヒューガ「あ、別に気を使わなくていいですよ。ここには居ないだけで…
僕は信じてますから。…話がそれてしまいましたね。
今までの事は大丈夫ですか?」
『ああ。問題ない』
ヒューガ「いい飲み込みの早さですね。早速、依頼されているフリーミッションを
解決しに行きましょう。今も困っている人はたくさん居ます。
必要ならば、僕も参戦しますから、いつでも呼んでください」
『了解した。しかし先ほどの模擬戦闘でのあれ程の剣技…頼もしい限りだな』
ヒューガ「…それでも僕は…何も出来なかった…最大の危機に。そして今も…」
俯いて自分に言うような…そんな言葉をはくヒューガ。慌てて私に向き直る。
ヒューガ「…さて、僕はもう行きますね」
『人それぞれ…力があっても、出来なかった事というのはあるものなのだな…』
ヒューガの背中を見送りつつ私も独りごちし、その場を立ち去った。
ボール「お分かりになりましたか?私の育成方法」
『それは分かったが、本当に何でもいいのか?ミッション中に手に入れたもので』
ボール「ええ。大丈夫です。先ほど説明したとおり、種類によって私の成長が違ってきます。
モニタを見ながら、必要だと思う機能を備えたタイプに育成する事をお勧めします」
『了解した。早速フリーミッションとやらに行ってくる。今も困っている人々がいるのだろう?』
ボール「ええ…。原生生物凶暴化や色々な事件が…。どうかお気をつけて」
成長か…あのボールが…正直何かを育てるというのももうしたくはないが…
しかし必要だと思う機能というのも少し分からんな…。
そんなことを考えているうちにミッションカウンターに着いた。
さて…害虫駆除といくか…!
659 名前:ジャーンジャーンジャーンげえっ288[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:31:58.46 ID:uzWDxc1l
プシュー。どさっ…
???「!?ご主人様っ!!ひどいお怪我じゃないですか!!」
『はぁ…はぁ…一応一つ終わらせてきた。確かにアレはいくら倒してもきりがないくらいだな。
ガーディアン人口が増えつつあるのもわかるな…』
ボール「ヒューガさんが付いていながら、こんなお怪我を…」
凄い慌てようなボール。所詮はボールなので見た目的には
普段ゆらゆら揺れているのが激しく揺れている程度の変わり様だが。
『いや、ヒューガは呼んでない』
驚いた様子のボール。慌てて聞き返す
慌てているボール「ど、どうしてですか!?危険なのはご説明したとおりで…」
私はその言葉をさえぎる
『初回で人に頼っていられるものか。つっ…モノメイトももう少し携帯すべきだったな』
今治療用具を持ってきます!といい浮遊していくボール。
あんな手で細かい作業どうやってするのだ…
そんなくだらない事を考えながら私は意識を失った。
『うん…何だ…どこだここは…』
???「あなたっ!逃げましょうっ!これでは時間の問題だわ!」
???「パパ…怖いよー…」
???「分かっている!しかし何故こんな所に…原生生物がこんなに…!!」
『…やめろ…!またこれか!!いい加減にやめてくれ!』
???「全員で外に出ればたちまちヴァーラの群れに囲まれてしまうだろう…
私が囮になり、そして助けも求めにいく!通信手段はないしな…」
ヴァーラ達の無闇矢鱈な暴力はその家の電源、設備をことごとく破壊していた
???「そんな…私達も…」
???「ダメだ!お前達は絶対に死なせない…!私なら大丈夫だ。信じていてくれ」
『行くな…行くなぁぁぁぁぁ!!!!』
660 名前:ジャーンジャーンジャーンげえっ288[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:33:30.37 ID:uzWDxc1l
『行くな…行くなぁぁぁぁぁ!!!!』
???「キャァーーッ!!??」
『うおっまぶしっ』
天井のライトの光に思わずその声より先に驚いてしまった私。慌てて声の主を見る。
青いボールが浮いている。
『誰だお前は』
青いボール「ボールですっ!そんな事よりご主人様、具合はどうでしょうか?」
心配そうな様子(?)で私の顔を覗き込む青いボール
『…自分でボールといって虚しくないか?』
虚しいボール「ご、ご主人様がつけたんでしょうっ!;;その様子ならもう大丈夫そうですねっ!」
『ああ…ひどい夢見だったがな。しかし何故青いんだ?』
ボール「ご主人様がミッションで手に入れておいたものを頂きました。そして成長したのです。
ちゃんと私への食べ物は”えさ用”と書かれたものに入っていましたので;;」
『そういえば私は帰ってすぐ気を失ったのか…まだまだ甘いな…くそっ…』
ボール「甘いとかいうことじゃありません!命の危険が常に付きまとうのですよ?
ガーディアンズというのは。今度は絶対に無茶しないで下さい!
どうか命は粗末にしないで下さい…』
ボールの割りに凄い気迫で私を見つめて言う。
『分かった分かった…しかしいくらでも代わりは居るだろうがな…ははっ』
少し自嘲気味に笑う。疲れているからだろうか…。
ボール「代わりなんか居ません!私のご主人様は、貴方です!見栄やプライド、
過信なんかで自分を更に危険な状況にして欲しくないです…」
そう言い放つボール。機械の癖に…ということは頭から離れてしまうほど
真剣そのものだった。
『…心配させてすまなかったな』
その呟きを聞いてまた少し慌てるボール
ボール「あ、あう…。すみません、さっきまで倒れていたというのにこんな事いったり…
お疲れでしょう?」
『少しな…でも…すまないな。ありがとう』
ボール「…。お礼なんかは…ご主人様が無事でほんとによかった…」
『もう少し眠ったら、また行ってくる。今度は準備万端、でな』
ボール「無理はダメですよ?ゆっくり休んでくださいね」
『あの夢の続きを見なければいいがな…ああ、そうだ…』
ボール「はい?何でしょうか」
『今は少し姿変わったから、名前変えるか』
とたんに嬉しそうな様子でよってくる青いボール。とても奇怪だ。
『そうだなあ…』
私の顔を覗き込むように、その答えを待ちかねているボール。
『あおぼう』
ボール「・・・」
途端に明らかな落胆を示すボール。ちょっとショックなのか、少し揺れが早い。
あおぼう?「…決定しますか?」
『決定』
あおぼう「はやっ」
私は少し他人を遠ざけすぎていたかもな…所詮私がしようとしていることは
偽善には違いないだろうが…次は…
そしてゆっくりと私は。ゆっくりと眠りについていった。
再びお目汚しを~。続きはまた今度に~…
661 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:43:49.18 ID:Pn0m5Uz7
オフのストーリー以下。才能ないよ。
読んでないけど
662 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 05:47:31.78 ID:mpCQOJsq
gdgdな文だったので途中でみるのやめた
663 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:51:24.25 ID:uzWDxc1l
>>661
読む価値もないのは重々承知しているつもりです…(笑)
お目汚しだとは思っていますが、ほぼ自己満足に近いところもありますからね…
なら書き込むなよという事ですけどね(汗)
しかし私のはともかく。他の方のは一見の価値あるものは多いと思いますよ?
ぜひご覧アレ~
664 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:52:52.49 ID:eep1HKEN
別にエロSSあってもいいじゃないか
良い話、怖い話、エロなんでも来い来い。
665 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:55:12.33 ID:q8bh2ia5
>>661-662が言う程じゃないと思う
時間帯によっちゃ単に八つ当たりでレスつけるのもいるから気にしちゃダメだぜ
666 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 05:57:22.41 ID:+DtAwhL8
>>649
こういうとこに投下すると下手に続きを書くか否か凄い悩むよね
下手に前のである意味完結してると特に
俺も267の続きを書くかどうか迷ってる
667 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:03:07.71 ID:GlZqk+ap
バンバン投下するといいと思う
正直感想や雑談レス読み飛ばしてるし
668 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:08:43.55 ID:e6ydFAoL
コテ外せば多少は読む気になるかもな
669 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:09:26.23 ID:pwgG0XkG
ネタや普通の話は此処でいいとして
18禁ネタは
ファンタシースターユニバースのエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157960314/
でいいんじゃないかなぁと
俺は両方いける口だけど一応棲み分けをしておいた方が良いんじゃないかと思うんでね
670 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 06:12:23.26 ID:mE7fwbij
パシリからの呼ばれ方は呼び捨てがいいよな
敬語だけど名前だけは呼び捨て、これ最強。
671 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:18:28.58 ID:/jZoW9if
それ何てセイバー
672 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:23:36.56 ID:q8bh2ia5
>>670
440 「オキク、起きてください。」
オキク「倫理的におk!あんたたち!倫理的におk!サーセンwwwww」
440 「テンションゲージが起床時の常識限界を超えています。どうか落ち着いて下さい。」
オキク「あっんっもう~朝からゲンキなんだからっ☆このオオカミさん、めっ♪」
440 「オキク、いい加減にして下さい。」
オキク「ああ、おはよう。毎朝これをやらんと目が覚めんのでな。」
440 「キャストの異常行動ほど他人が見ていて不安になるものはありません。」
オキク「また・・・アタイの体の事を言うのかいっ?!アタイだって、アタイだって好きでこんな体になったんじゃ・・・!」
440 「付き合いきれません。早く食事を済ませて下さい。」
オキク「あ!今同じキャストなのにどうして私とこの個体はこうも行動特性が違うのだろうって考えたでしょ!」
440 「考えました。厳密には貴方のパートナーになってから頻繁に考えさせられています。」
オキク「倫理的におk!サーセンwwwwwww」
こんな感じか
673 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:25:10.17 ID:HFvLY0Ki
78%の成功率で失敗する
俺のバカパシリを誰かレイプしてやってくれ
俺が許す
674 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:26:03.41 ID:uzWDxc1l
>>668
あった方が時間無駄にしたくない方のためにと思ったんですが…ガクッ
ちょっと気分を害す方が多すぎるような気がしてきたので(汗)一生ROMっときますorz
675 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:30:43.29 ID:3NKEVmi4
>>674
そこまで過剰反応されるのもアレだけど、コテの名前が少々おテンキすぎた。
目に付いたのはそれだけ。新作投下は18禁スレですれば良いと思う。氏のSSを好いてくれてる人も居るみたいだし。
676 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:43:44.63 ID:q8bh2ia5
440 「それより今日はお願いしたい事があります、オキク。」
オキク「セックスしたいなんて言わないで!」
440 「その調子でお願いします。」
オキク「はい?」
440 「別のガーディアンから依頼が来ています。
合成性能の悪いパートナーマシナリーに教育的指導を施してほしいとの事です。」
オキク「き、教育的シドウって…もしかして胸を締め付ける様なハッピー・ジュースに溢れた彼女のリョウナフリザシを強引にヒラギセンバすると
全身にプラズマシュートが走って俺のピスタトルがライジングストライクっていう例のアレか!」
440 「指導対象はこのマシナリーです。私は部屋の外に出て待機しています。」
673 「依頼主だ。俺も外で待っている。よろしく頼む。(プシュー」
410 「なんなんですか?ここ?私どうして連れてこられたんですか?」
オキク「ピッ。(ガチャ)」
410 「なんでカギを閉めるんですかー?!」
無理、テンションが上がらない
>>673ごめん
677 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:47:13.63 ID:Qj7vHtbD
>>674
いやいや、>>668はひとつの意見であって、総意って訳でも無いんだから、
わざわざ外したり、一生ROMったりとかしなくていいと思うんだぜ?
「こういう意見もあるかー」程度に思っておけばいいんじゃないかと。
一々、各個人の言う通りにしてたらきりがないし、感想は人それぞれ。
まぁ、>>674がそう固く決めたんだったら、何も言わないけどね。
俺としては、>>657-660は面白かったよ、続きも気になるし!
だから、やめて欲しくはないな。
このまま終わられたら、なんかスッキリしなくて困る!って、俺個人の意見だがw
678 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 06:56:22.26 ID:e6ydFAoL
確かに続きは気になる。いろんな意味で
679 名前:219(1/5)[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 07:00:39.23 ID:TePrg5Vm
男 「よし、それじゃ行くか、忘れ物無いか?」
パシリ 「どこかの変態じゃあるまいし、抜かりはありません」
男 「・・・あのさ・・・だからその変態って言うのは・・・」
パシュ~・・・・・・ガチョン!
扉を閉めロックする、なんか聞こえた気もするが気にしない
今日はご主人様と一緒に任務だ
なんでもパルム平原のSEEDに汚染された原生生物を鎮圧しにいくらしい
日々散々酷使しておいて戦闘にまでかりだされるのだからパシリはやっていられない
・・・・・・まぁ家で合成してるより戦闘の方がましかな・・・
なにより・・・
男 「お姉さ~~ん!!僕と一緒にボッガ・ダンガしませんか!?」
お姉さん「え・・?あの・・・ボッガ・ダンガって・・・あの・・・?」
男 「ああ分かりませんか、なに、大丈夫、僕が手取り足取り教えてあげますよ」
お姉さん「あ・・・ちょ、ちょっと・・・何・・・」
男 「さあ、あそこのホテルで僕のグロームバスターをぶるぉ!!!!」
愛用のシッガ・アムザが火を吹く
パシリ 「お姉さん、お怪我はありませんか?」
お姉さん「あ、ありがとう・・・あの、あなたは・・・」
パシリ 「通りすがりのPMです名乗る程の物ではありません、では・・・」
お姉さん「あ・・・・・」
変態を引きずりシャトル乗り場を目指す
この変態を家の外でも見張れるのだから良しとしよう
・・・・・・・・・・・・・・・
シャトルとフライヤーを乗り継ぎパルム平原に到着する
途中変態が大事な物(アナウンサー・ハル、ドキドキ☆水着写真集)を忘れたから戻ろうと言い出したが却下して連れてきた
男 「はぁ・・・俺のハルちゃん・・・」
パシリ 「そんなもの持ち歩かないでください変態」
男 「・・・はぁ・・・」
写真集を忘れたのが結構ショックだったのか何も言い返してこない
家族の写真を持ち歩くガーディアンズは多いが
アイドルの写真集を肌身離さず持ち歩くのはこの変態くらいだろう
パシリ 「ほら、しっかりしてください、そろそろ危険区域ですよ」
男 「ぬ・・・・」
680 名前:219(1/5)[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 07:01:20.38 ID:TePrg5Vm
ぐってりしながらもナノトランサーから武器を取り出す
パシリ 「・・・・・・・やっぱそれなんですね」
男 「・・・お前が合成成功しないからだろ」
ご主人様の武器「ハリセン」は私が合成成功した数少ない装備の一つだ
なんでよりによってこんなのがと思ったがこれが意外と強い
ご主人様が「ハリセンとかねーよwwww」とか言ってどうせなら強化屋でドゴォォォォンさせてしまおうとしていたが
何の因果か+10まで成功してしまったせいで手放すに手放せなくなっている
神々しい輝きを放つハリセンを手に凄い微妙な顔をしてとぼとぼ帰ってきたのを覚えている
パシリ 「まぁ・・・強いんだから良いじゃないですか」
男 「うん・・・まぁな・・・」
ギャアアアアオ!!
男 「・・・!」
ご主人様の顔が引き締まる、汚染された原生生物・・・敵だ
男 「援護しろ、行くぞ!」
パシリ 「はい」
男 「はぁ!!」
スパァァァァン!!!!
パシリ 「・・・・・・・」
男 「せぇい!!!」
スパァァァン!!!!スパァァァァァァァン!!!!!
・・・・・・
やっぱ合成頑張らないとなぁと改めて思いながら
ハリセンを片手に奮戦する変態を薄目で見つめつつ援護していく
スパァァァァン!!
・・・・・・
しかしこうして見ていると我が主人ながら見事だ
敵の攻撃を最小限の動きでかわし、流れるように敵にツッコミ・・・もとい攻撃を浴びせていく
防具も私の作ったカールラインだと言うのに敵の攻撃を恐れず冷静に対処し、次々と敵を沈めていく・・・・ハリセンで・・・
681 名前:219(3/5)[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 07:01:52.05 ID:TePrg5Vm
スパァァァァァァァァン!!!
男 「ふう・・・」
パシリ 「今ので最後ですね、ミッション成功です、お疲れ様でした」
男 「おう、いやはや今日も俺はかっこ良かったねぇ」
パシリ 「そうですね、なかなか良いツッコミでした」
男 「あ~うんそうだね、ハリセンだしね、ってなんでやね~ん!!」
パシリ 「・・・・・・・・・・・・・・・」
男 「・・・・・・・・・・・・・・・」
男 「・・・・・・・あの、その・・・・なんていうか、ごめんなさい・・・」
パシリ 「・・・・・・・」
男 「・・・・・ん?なんだ?妙な顔して、怪我でもしたか?」
パシリ 「いえ・・・・そうではないのですが・・・」
男 「んじゃなんだよ?まだ写真集の事でなんかあるのか?」
パシリ 「・・・・・・あの、ご主人様?」
男 「お・・・?なんだよ・・・?」
パシリ 「ご主人様は他のガーディアンズの方から装備を買われないのですか?」
男 「それ、前に言っただろ?・・・お前の作った物のが良いって・・・」
パシリ 「それは・・・ありがたいというか、あれなのですが・・・」
パシリ 「ですが、今のご主人様ならもっと良い装備ができるはずです、
装備が強くなればもっと戦闘も楽になりますし、そしたら生活とかももっと・・・」
男 「いや・・・でもこれ結構強いぞ・・・不本意だが・・・」
ご主人様がハリセンを手に微妙な顔をして言う
パシリ 「そっちは・・・まぁ・・・そうですが・・・」
パシリ 「でも・・・防具の方は・・・」
男 「ああ、これか・・・」
ご主人様の防具は未だカールラインだ
何度かメイガラインを作ろうとしたが悉く失敗し
とりあえずこれをと言う事で作った物だ
男 「ん~でもまぁこれでも結構強度あるし・・・」
確かにそうだ、いかにカールラインといえども生身と比べれば全身防弾ベストを着込んでいるほど防御力が上がるのだ
どこぞの馬鹿がエアボードで車道に飛び出し車に跳ねらた事故があったが
シールドラインをつけていたおかげで軽症で済んだらしい
支給品とはいえカールラインも立派なシールドライン、生半可な攻撃じゃびくともしない
682 名前:219(4/5)[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 07:02:23.80 ID:TePrg5Vm
パシリ 「でも・・・上位の物なら強度ももっと上がりますし・・・」
男 「ん~・・・まぁそれはそうなんだが・・・」
男 「ほれ、「心頭滅却すれば火もまた涼し」って言うだろ?」
パシリ 「・・・・それは根性でなんとかするという事ですか?」
男 「馬鹿を言うな、俺は「マッスルトレーナー」を二日で投げた男だぞ」
マッスルトレーナーはご主人様が通販で買ったトレーニングマシンだ
一日5分、一ヶ月続ければマッスルボディ、これでビーチの美女を独り占め!!!
という謳い文句につられ買ったのだが買ってから三日目には「だるい」とやらなくなり
今や倉庫の中で埃を被っている
パシリ 「根性も無いんじゃ・・・なおさらだめじゃないですか・・・」
男 「だから俺の根性じゃなくて・・・」
ポン
ご主人様が私の頭に手を乗せる
パシリ 「・・・・・?」
男 「お前が守ってくれると思えばどんな攻撃も怖くないさ」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
パシリ 「~~~~~~~んななななああなあななあああ!!」
バキャア!!!
男 「おぶぅ!!!」
パシリ 「なあなあなな何を言ってるんですか!!この変態!!!」
男 「何って・・・だから俺は・・・」
パシリ 「うるさい!!氏ね!!この!変態!!ド変態!!!」
男 「あだ!こら、やめろ!!いた!痛い!ごめん!!ごめんなさい!!」
・・・・・・・・・・・・・
683 名前:219(5/5)[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 07:03:12.41 ID:TePrg5Vm
・・・・・・・・・・・・・
男 「うう・・・なんで俺がこんな目に・・・」
パシリ 「自業自得です・・・この変態・・・」
男 「なんだよ~~・・・俺なんか変な事言ったか・・・?」
パシリ 「・・・・・・はぁ」
普段は変態のくせして時折あんなセリフをはいてくるからこの変態は油断できない
しかも意味を深く考えずにさらっと言うものだから尚更性質が悪い
パシリ 「ですが・・・気持ちがどうとか言っても・・・やはり危険です・・・」
男 「フォトンは使用者の精神、心に応じて効果が左右されるんだ、お気に入りの奴のが良いだろ?」
パシリ 「ですが・・・・」
男 「なんだ?心配してくれるのか?」
パシリ 「んな!?わ、私は・・・別に・・・」
男 「ま、心配なら頑張って合成成功させてくれよな」
パシリ 「・・・・・・・・・はぁ」
やはり私が作った物意外はつける気は無いらしい
うれしいやらプレッシャーがかかるやら
まったく、手間のかかるご主人様だ・・・・
でも・・・お前が守ってくれると思えばどんな攻撃も怖くない・・・か・・・
私、信頼されてるのかな・・・?
いやいやいや・・・どんな攻撃でも~~とか言ってるんだから・・・それ以上・・・・?
さりげなくご主人様に寄り添いながら帰路につく
パシリ 「ふん、ふ~ん・・・♪」
男 「なんだ?ニヤニヤして・・・なんか良い事でもあったか?」
パシリ 「別に、なんでもありませんよ、変態」
男 「・・・だから・・・む!!」
突然ご主人様が戦闘時の様に真剣な顔で振り返る
何事かと思いご主人様が見ている方を見てみると
ミニスカートの女性がスカートを押さえて恥ずかしそうに周囲を見回していた
男 「白か・・・きつそうな外見に似合わず清純派・・・フフフフフ・・・」
パシリ 「・・・・・・・」
バキィ!!!!
男 「うぶぁ!!」
684 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 07:24:43.33 ID:Qj7vHtbD
219氏キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
いつもながら面白いwww変態ワロスwwww
GJ!!!
685 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 08:05:02.43 ID:eep1HKEN
>>679-683氏
よく面白いネタ思いつくな~GJ!!
686 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 08:10:41.49 ID:6H28q6r2
私はパシリなんだがご主人様が残念な事に基板/クレアダブルスを持ってきたので「お前それで良いのか?」と言うと「何いきなり話かけて来てるわけ?」と言われた。
私の友達が打撃武器合成の熟練者なのだが私はいつも失敗するから相手が気の毒になったので聞いただけなんだがむかついたので「お前モノメイトでボコるわ・・」と
言って合成開始直後に力を溜めてモノメイト合成しはじめたら多分リアルでビビったんだろうな、、合成中止させようとしてたからキャンセルしてカカッっとダッシュしながらモノメイト合成したらかなり青ざめてた
私は一気に空中にとんだんだけどご主人様が硬直してて私の動きを見失ったのか動いてなかったからモノメイトを合成した上についげきのアンチメイトでさらにダメージは加速した。
わざと距離をとり「私はこのまま合成終了でもいいんだが?」というとようやく必死な顔してなんか倉庫のはしっこから材料出してきた。
私はNo.057エラーで回避、これは一歩間違えるとカウンターでソニチがユーザーから大ダメージを受ける隠し技なので後ろのマイショップにいた客が拍手し出した。
私は「うるさい、気が散る。一瞬の油断が命取り」というと客は黙った
ご主人様は必死にやってくるが、時既に時間切れ、基板の合成可能回数を使い切った私にスキはなかった
たまに来る合成可能回数を使い切っただけでは防げない新しい基板のエントリーもNo.057エラーで撃退、終わる頃にはズタズタにされた私のご主人様がいた。
「いつでもモノメイトでトドメは刺せた、あの時材料だそうとしたときにも実はズタズタに出来た、」とかいった
そしたら「いや今のバグでしょ?プログラムのバグじゃ今のノーカンだから」とかいったので私がヒト睨みするとまた私から視線を外した、2回戦は私のモノメイトを先読みしてたみたいでいきなり合成中止で回避された
「ほう、経験が生きたな」と少し誉めるとハッピージュースをおごってくれると言う約束をしたので空中でディメイトを当てて一気にかけよりディメイトとアンチメイトの二択を迫り
5回くらいアンチメイトしたら死を感じたのか材料のセットをキャンセルしようとしたので近づいてモノメイトをお見舞いしてやった、絶望でダウンしているところにギロチンのモノメイトがダブルで入れた。
「今のがリアルでなくて良かったな、リアルだったらお前はもう死んでるぞ」というと想像して圧倒されたのか動きが鈍くなったので鯖回線負荷で動きをコントロールしさらに定期メンテ時間までコントロールしていることにも気付かせずに強制ログアウトさせた。
そしたら「まただよ(笑)」とか負けたくせに言いワケ言ってたから「限られたルールの中で勝利条件を満たしただけ」といったら顔真っ赤にして3回戦はけっこう攻撃的だったけど挑発に軽々と乗ってくる馬鹿には確実なモノメイトが待っていた。
モノメイトの恐怖が完全に摺り込まれている為思うように合成できないでいるようで材料のセットキャンセル来たらNo.057エラーでけん制し合成開始してきたらモノメイトでいつの間にか材料の在庫はほとんど無くなっていたから
「レティアライドでトドメさすよ」と言うとご主人様は必死に合成中止ボタンを押したから
狙い通り確認ウィンドウをNo.057エラーで強制ログアウトさせると予想通り青ざめて再ログインしてきたからマイルーム鯖死亡で強制ログアウトさせたのちモノメイトでトドメ。
あとは定期メンテまで粘った。私の合成成功率は低く、合成成功を見せなかった。ご主人様も全財産はたいて基板を買ってきたけど反撃もここまで。残念ながらクレアダブルスを手にする事が出来なかった。
687 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 08:11:56.44 ID:IhEvGTGm
>>683
ワロタw 面白いネタが浮かぶ人はウラヤマシスw
それから、箱&450ネタに反応くれた人サンクス。
まさかこんなにあるとは思ってなかったので嬉しいお。
ていうか箱のほうがいいのかおまいらw
688 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 08:20:23.68 ID:GXwT34RG
219さんの作品だけまとめたサイトあってもいい。
そう思ってしまったんだが病院行ったほうがいいか?
689 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 08:24:15.16 ID:pH1i9Vg2
箱&450と変体&440コンビがステキすぐるwwwwwww
690 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 08:40:21.80 ID:3NKEVmi4
>>688
そういう一人限定万歳系の賛辞は他のSS氏達が投下し辛くなるからヤメレ。同意はするけど。
>>687
自分に絵心があったらライア姉さんに説教食らってるシーンを描きたいくらい好き。
箱可愛いよ箱。
691 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 08:46:28.81 ID:6H28q6r2
>>687の書くSS内の箱は、なんか某錬金術師の鎧弟君の姿形がフラッシュバック
692 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 09:10:58.52 ID:cxdu2DKf
やっぱココサイコー!!(≧∀)b〃
とりあえずハリセンを10にしてくる!!
うちのはニャンポコだが…
693 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 09:18:02.61 ID:/4jT/+Y1
>>686
ブロントさん吹いた
694 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 09:37:16.83 ID:gVlMhZcm
ながーい(´・д・`)
695 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 09:41:05.61 ID:g8Pj0afv
新ジャンルをつければいいと思ってる2番煎じ野郎が糞スレ立てるんだろうな
696 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 09:45:39.55 ID:gVlMhZcm
ちょっと前は、2,3個ずつ短いのが書かれてて読みやすかったのに・・・
人増えちゃって(´・ω・`)しょぼーん
697 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 09:48:22.41 ID:UnCOO3IU
>>686
勝利条件ってモノメイトなのかwww
個人的にブロントさんはGH410なイメージ
698 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 09:56:56.71 ID:Pn0m5Uz7
1みたいな一発ほのぼのネタが良かったんだがな
699 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 09:58:29.26 ID:WaEq3Wtc
個人的には大歓迎だけど、新ジャンルではないかもな
700 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:01:59.66 ID:GlZqk+ap
まぁ、面白ければいいんじゃね?
701 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:03:05.00 ID:6H28q6r2
イーンダヨ
702 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:03:43.37 ID:cOVqYK8B
まぁ・・・おもしろければそれでいいんじゃない?
少なくとも俺はおもろいと思うが
703 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:06:18.54 ID:Pn0m5Uz7
公開オナニーだな
704 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:08:06.80 ID:GlZqk+ap
いや、その公開オナニーが面白いんだろ
705 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:10:28.26 ID:gVlMhZcm
面白いけど短いのが好きーとワガママぶっこく俺
>>704
雑談や感想は読み飛ばしなよーヾ( ´∀`)シ
706 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:18:47.49 ID:IfMJh1nE
5レスくらいが丁度いいと思う俺みたいな人もいるわけで
707 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 10:23:09.50 ID:6H28q6r2
好き嫌い言うんじゃありません!
作ってくれた農家の人に申し訳ないでしょ!
って、ばっちゃが言ってた!
708 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:06:38.29 ID:IhEvGTGm
この「新ジャンル「○○」」的なスレはあまり見たこと無いのでよくわからんのだが、
複数レスに渡って書き込むのか、1レスの一発勝負なのか暗黙の了解みたいなのがあるの?
俺としては「○○」(ここではパシリだな)との面白いやり取りを考えたりして楽しむものだと思って、
文章の長さはあまり考えたことなかったんだけど。
公開オナニーという奴もいるけど、
ゲームで溜めたストレスの発散の場になりつつある俺としては、
「ごめん反論できねえwww」と言うしかないわけだがwww
709 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:09:21.35 ID:Vv+CnYwg
ヒューガ「イーサン、入りますよ。」
プシュー
ピート「あ、ライト様。ようこそいらっしゃいました。
イーサンはただいまモトゥブのフリーミッションに……」
ヒューガ「うほっ!いいパシリ……」
ピート「はい?」
ヒューガ「まさかイーサンがもう4段階目に進化させていたなんて……」
ピート「ラ、ライト様?ご用件は?」
ヒューガ「や ら な い か 」
ピート「アッー!!」
710 名前:1/11[長杉スマソ sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:17:10.41 ID:PQx1+IW+
俺は走っていた。
ガーディアンズ宿舎の廊下を、マイルームに向かって。
始め、フレからその話を聞いたときは耳を疑った。そして、その言葉の意味するところを理解したとき、俺は居ても足ってもいられなくなり、ミッションを早々に切り上げ、参加していた周回PTを辞したのだった。
全力で疾走しながら、フレの言葉を反芻する。まさかパシリにそんな機能があったなんて。自然と鼻息が荒くなる。既に十分荒いのだが。
─プシュー
マイルームに辿り着く。間抜けな音を立てるドアが開ききるのを待つのももどかしく、ドアと壁の隙間に体をねじ込むと、俺はマイルームに文字通り踊りこんだ。
留守番をしていた410が顔を上げると、少し驚いたような表情でこちらを見た。
俺はそんな410を見つめながら大きく息を吸うと─
「パシリにセックル#%@&=!!!?」
・・・噛んだ。
410は少し眉を寄せると、困ったような顔をしていた。
711 名前:1[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:17:41.36 ID:fpu11YEM
パシリ関係のSS全般でいいような…
色んな人がいるから話し合っても無駄だろうし
前に同じようなことがあってスレ分けたら、それが元で過疎化してったので、
個人的にはこのままがいいです…
ペース遅めながらも短めなネタは投下し続けてくのでアレナイデ(´д`;)
712 名前:2/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:18:48.78 ID:PQx1+IW+
ぱたん、と救急箱を閉じると、410はこちらを見上げ、確かにそういう機能はあります、と言った。
「本来は生体サンプルの保存という意味合いがあったようです」
「生体サンプル?」
「遺伝情報の保存です」
「ああ」
話を聞きながら、手渡されたモノメイトをかじる。切れた舌先にちょっとしみた。
410の話によれば、かつてのガーディアンズは、その殆どが男性隊員によって占められていたらしい。家庭のある者、ない者。恋人の居る者、居ない者。いろいろな境遇の者がいたが、共通しているのは、危険な任務に従事しているという一点。
「志半ばで命を落とす隊員も少なくなかったそうです」
「命がけの仕事だしなぁ」
「今でこそ、隊員同士の相互支援環境が確立されてますが、当時は隊員の絶対数も少なく、必然的に達成率の低いミッションに赴く事が多かったと記録されています」
思えば良い時代に生まれたのかも知れなかった。
「当時、随行したパートナーマシナリーには、重要な役割が課されていました。ミッション遂行時の記録保持。そして─」
遺伝情報の保存、か。
任務で命を落とした隊員の遺族には、年金が支払われる。金だけ渡して、はいおしまい、という訳にはいかないのだろうが、元より人手不足のガーディアンズに出来ることは限られていたらしい。
苦肉の策として打ち出されたのが。
「子供です」
そう言って410は目を伏せた。
グラ-ル太陽系に数多の種族を生み出した科学力だ。直接の交渉なくして子を成すなど、造作も無いことだったのだろう。失われた命は帰らない。だが、その血を継いだ子供を遺族に与えることで、その代わりとしたのだと言う。
なんだか馬鹿にした話だ。
しかし、それは思いのほか上手くいったらしい。かつて愛した者の面影を持った、新しい命。それは残された者にとって、大層心の支えになったようだった。
なんだか気持ちは理解できるような気もするが、まるで判らないような気もしたのでそう言った。
「私にも判りません」
そう言って、410は眉を寄せ。
困ったような顔をした。
713 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:22:58.25 ID:gVlMhZcm
>>707
ごめんなさい(´;д;`)
714 名前:3/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:23:02.74 ID:PQx1+IW+
「子供ってなんでしょう?」
410が聞いた。
あまりに単純な質問に、思わず言葉を失ってしまった。
もちろん子供という言葉の持つ意味は理解している。それは410も同じだろう。だが。
両親の愛の結晶。新しい命。輝かしい未来。そんな言葉が浮かんで来たが、どれもしっくりこなかった。当たらずとも遠からずといった所か。
「良く判らないなぁ」
結局そんな答えしかできなかった。
「子供は、かつて愛した人の代わりに成り得るのでしょうか?」
それこそ判らない。返答に窮していると、410は眉をよせ、少し困ったような表情をした。
最近よくこんな顔をするなと、ふと思った。前はもっと笑っていた様に思う。
「遺伝子を掛け合わせて生まれた、新しい命は、オリジナルの要素を色濃く反映していたとしても、それはやっぱり別の存在なのではないでしょうか?」
そんな事を聞いてくる。
それはまぁ、そうだろう。親と子供は不等号で結ばれるべき関係だろうし、子供は子供で、名を与えられ、単一の存在となる。410の言葉を借りるなら子供とは、不完全な複製であり、同時にオリジナルであるとも言えるのだろう。
しかし。
「帰らない人を想って鬱々と暮らすより、かつて愛していた人が残してくれた、子供という財産を慈しみ育てることの方が建設的だからじゃないかなぁ」
「子供を立派に育て上げるという責任感。笑ったり、怒ったり、話あったりして、そういう些細な日常を積み重ねることで、日々を暮らしていく糧に変えるんじゃないのかな。そうやって人は、悲しいことから立ち直っていくんだよ」
多分そうだと思う。
「人はそれで─」
410は顔を上げ、言った
「ヒトはそれで良いのですか?」
そして俺をじっと見つめた。その姿はどこか儚げだった。思わず目をそらしてしまう。
「人それぞれじゃないかな」
結局、便利な言葉に逃げた。
410は黙っている。
「悲しみから立ち直れない人もいるんだろうし、いざその時になってみないと判らないだろうなぁ」
口を突いて出たのは、更に無責任な台詞だった。
「私は、判りたくありません」
そう言ったきり、410は押し黙ってしまった。
俺は何だか、責められているような居心地の悪さを感じていた。
715 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:24:06.23 ID:E7g5zU7n
>>657-660
何となく、PS2のルドガーを思い出した
コテハンを付ける事そのものが叩かれる理由になる、つーか叩く香具師を呼び込む。
しかも前回はエロエロで誤魔化された感があったけど今回のは話の内容に著しくそぐわないしw
読みやすくするってなら 288(x/4) だけでも十分だし、
逆にきちんとした題名を入れればきちんとした普通の反応が返ってきたと思うぞ。
716 名前:4/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:24:18.47 ID:PQx1+IW+
「遺伝情報の保存をしよう!」
唐突に俺は言ってのけた。410は、はっとしたようにこちらを見た。
なんだか訳の判らぬ問答をする羽目になったが、元々はその「機能」を試したくて急ぎ帰宅したのだ。このままでは、どんどん違う方向へ話が行ってしまう。俺は強引に軌道修正した。
「で?それはすぐ出来るのか?出来ないのか?」
我ながら、がつがつしていると思った。ムードもへったくれも有ったもんじゃない。
410は小さくため息をつくと、言った。
「基本機能として備わっているので、特に必要な物はありません。又、ヒト同士で行う行為に準じて設計されていますが、必要ならばマイルームチュートリアルでご説明いたします」
「説明無用」
「そうですか」
410は自らベッドへ向かうと─
ベッドの端に、ちょこんと腰掛けた。
俺は、古の大盗賊の如く飛びかかりたくなるのをぐっと押さえ、ゆっくりとベッドに向かった。そして410の横に腰を下ろすと、言った。
「やさしくしてね」
何ゆってる自分。落ち着け。
「変な事をされる前に、予め言っておきます」
410が事務的に言う。
「遺伝子回収には、三つの方法があります、どの方法を選択するかは、ご主人様にお任せします」
三通り。つまりアレとコレとソレですよね?
何だかもきもきしてきた。
「それ以外のところは、なるべく手を触れないようにお願いします。想定外の事が起きないとも限りません」
「大体判った」
言葉は聞こえたが理解はしていなかった。もうそれどころでは無い。
俺は410を抱きかかえると、うつ伏せの状態でベッドに横たえた。そして足側に正座し─
「いただきます」
手を合わせた。
うつ伏せのまま、410が言った。
「後ろですか?」
「後ろです」
「変態」
「!?さらっと言うなよ!」
410が小さくため息をついた。表情は─
見えなかった。
717 名前:5/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:25:58.74 ID:PQx1+IW+
まるで。
まるで反応を示さない410に、俺は手を焼いていた。
ネットのアングラサイトや、非合法すれすれのビジュアルディスクなどで得た知識が、まるで役に立たない。あまつさえ。
「あの、まだですか?」
困ったような顔をされてしまった。
「今、やってる!」
苛立ってもしょうがない、こいつに悪気は無いのだ。だが。
「なぁ、少しは反応してくれよ」
つい泣き言を言ってしまう。
「反応、ですか?」
「うふーん、とか、あはーんとか、ご主人さまぁとか」
言ってから俄かに恥ずかしくなる。馬鹿みたいだった。
しかし、健気な410は言われた通りに-
「ご主人さまーうふーん、ご主人さまーうふーん」
「すごい棒読みだな!?」
逆効果だった。
必死になればなるほど、焦れば焦るほど、俺は空回りした。
行為に、意識を集中しようとすればする程、逆にそこから遠ざかっていくような、まるで、機械を操作しているような錯覚を覚える。
機械─なのか?
唐突に410の言葉が、脳裏に蘇る。
─子供ってなんでしょう?
そんな事は知らない。
─ヒトはそれで良いのですか?
良いんだ。それが人間なんだよ。
─愛した人の代わりになるのですか?
そんな事は判らない。
─私は誰かの代わりなのですか?
それは。
─誰かが私の代わりになるのですか?
そんな事は。
─私を
違う、そんな事は
─私だけを見て欲しい
そんな事は、そんな事は言っていない!
そして俺は、「正気」に返った。
唐突に動きの止まった俺を見上げると、410は。
何故か、申し訳なさそうな表情をしていた。
718 名前:6/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:27:15.79 ID:PQx1+IW+
どさり。
俺はベッドに倒れこんだ。自然に410と添い寝するような形になる。
「もう、良いのですか?」
おずおずと聞いてくる。
どう答えて良いかわからなかったので、ああ、とか、うん、とかそんなおざなりな返事をした。
すると410は目を伏せ、ごめんなさい、と謝った。
「何故謝る」
これではこっちが悪者みたいじゃないか。なんとなくバツが悪くなった俺は、410の頭に手を乗せた。
「わぷ」
パートナーマシナリーの体は小さい。その頭は俺の手の中に、すっぽりと覆い隠されてしまった。
そのまま頭を撫でる。
410は目を閉じて、大人しくしていた。
こいつは。
こいつは一体何なんだろう。
機械。
モノ。
道具。
パートナー。
どれも正しいようでいて、的を射ていない様にも思われた。
じゃあ。
こいつにとって、俺は何だ?
主人。
ヒト。
所有者。
パートナー。
やはり判らなかった。
どうかしている。俺はそんな答えの出ない思考を追い払う様に、頭を振った。
「・・・あ」
間近から聞こえた声に、ふと我に返る。
410の声だった。小さな眉を寄せて、こちらを見ている。
頭を撫でていた筈の手は、少しずつ目標からずれ、410の首筋に到達していた。
「悪い、ちょっと考え事してた」
そういって首筋を撫でる。
「ぁ・・・その、ダメです・・」
この反応は一体。俺は首筋に這わせていた手を引っ込めると、じっと410を見た。
何だか哀願するような目をしていた。
俺は。
719 名前:7/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:28:16.44 ID:PQx1+IW+
410の首筋に手をあてると、そっと撫で下ろした。
「そ、そこはダメです~」
びくんと、首を竦め、泣きそうな声でそう言った。
なるほど、ここが。
身を捩り、逃げ出そうとしている410に覆い被さると、俺は両手の人差し指をまっすぐ立てて、首筋を突つき廻した。
「ここけ?ここけ?ここがええのんけ?」
我ながら最低だ。
410は俺の攻撃から逃れようと、右へ、左へ体をくねらせる。
「ダ、ダメですってば~、もう、後でひどいですよ!」
そんなことをいって眉間に皺を寄せる。
「へへへ、後と言わず、今酷い目に合わせてみな~」
どこの外道だ。
「あぁ、もう・・・」
そして410は。
「もうダメ~~~~~~~!」
限界を迎えた。
720 名前:8/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:29:19.15 ID:PQx1+IW+
放心したように。
俺達はベッドの上に座っていた。
いや、実際放心していたのだが。
「いっぱい出たなぁ・・・」
独り言のように俺が言う。410は無言だった。
「まさか、こんなに出るとはなぁ」
やはり返事は無い。
「随分溜め込んでたんだなぁ」
「やめてって言ったのに・・・」
恨みがましい視線を感じる。多分気のせいだろう。
俺は、変わり果てたマイルームを見渡した。そこは、ありとあらゆるガラクタで埋め尽くされていた。
想定外の事態だった。
「まさか、あんな事するなんて・・・・・・」
俺がぐりぐり弄くりまわしていた、首筋には。
「まさか、ナノトランサーの・・・」
「強制排出スイッチがあったなんてなぁ」
「押しちゃうなんて・・・」
二人同時にため息をつくと、かつて、モノメイトだったり、ソルアトマイザーだったモノたちのなれの果てに目をやった。
「やめてって言ったのに」
「・・・すまん」
「誰が片付けると思ってるんですか?」
「・・・すまん」
オウムのように同じ台詞を繰り返す俺から目を逸らすと、410はがっくりと小さな肩を落とした。
そして、ベッドから降りると、ガラクタを選り分け始めた。
これはまだ使える、だの、こっちはもうダメだ、などぶつぶつ言いながら作業に没頭している。
「手伝うよ」
申し訳なくなった俺は、ベッドから降りてそう言った。しかし、そもそもの原因を作ったのは俺なのだから、その言葉は見当違いも甚だしい。むしろ手伝ってもらう立場にあるのはこっちであろう。
対して、410の態度は、実に素っ気無かった。
「売る予定だった、幾つかのアイテムがダメになってしまいました。取ってきて頂けませんか?」
言葉遣いは丁寧だが、有無を言わせぬ迫力があった。邪魔だから出て行け、と言っているのだ。
俺は仕方なく。
「すみません、どうかお手伝いさせて下さい」
平身低頭謝った。・・・情けない。
410は選り分け作業を続けながら言った。
「・・・フォトン武器の取り扱いには注意して下さい。フォトン部分に触れると思わぬ怪我をしますので」
「大体判った」
お許しが出たので作業を始める。
壁に突き立った槍だの、オキクドールを断ち割った斧だのを片付けながら、俺は健気なパートナーの様子を盗み見る。
410は眉を寄せて、少し困ったような顔をしていた。だけど。
少し楽しそうにしている様にも見えたのだった。
721 名前:9/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:30:15.80 ID:PQx1+IW+
大分片付いてきましたね、と言って410は顔を上げた。
考え事をしていた俺は、適当に生返事を返した。
そんな俺の態度に、腹を立てる様子もみせず、また、あの困ったような表情でこちらを見ている。
作業をしながら、俺はあることを考えていた。いや、考えると云うよりも、ある疑念を抱いていたのだった。それは。
「なぁ」
「はい?」
作業を続けながら問い掛ける。410も手を休めず返事をした。
「さっきのアレだけど」
「あれ、ですか?」
もっと具体的に言わないと通じないようだ。
「機能の事だけど」
「あぁ、あれですか」
「もしかして」
「はい?」
「嫌だったか?」
410の体がピクリと震えた。やっぱりそうか。
「正直に答えてくれ。お前が嫌がるなら、もうしない。お前の気持ちも考えず酷いことをした」
「私の・・・きもち」
そう言って410は、ゆっくりと立ちあがった。そして俺をじっと見つめながら。
「・・・嫌でした」
小さい声だったが、はっきりとそう聞こえた。
「そうか・・・」
やはり嫌だったのか。浅薄な己の行動が悔やまれた。
「・・・悪かったな」
搾り出すように。やっと、それだけ言った。返事は無かった。
それを期に、作業を再開する。
言葉もなく作業に没頭する。聞こえるのは、片づけをするかちゃかちゃという音だけだった。
「遺伝情報の保存には、もうひとつの目的があるそうです」
唐突に410が言った。俯きながら、独り言の様に。
ヒトの気もしらず、他人を思いやる事もできない、大馬鹿者の俺は。不完全な俺は、だからその言葉の真意が判らずただ黙って、続く言葉を待っていた。
「優秀なガーディアンの命が失われる事は、ガーディアンズにとって大いなる損失になるそうです」
だから、その当たり前過ぎる言葉を聞いて、少し拍子抜けしてしまった。
「だから、失われた命を贖うために」
だが、その後に続いた言葉は。
「遺伝情報を元に」
俺の想像を超えていた。
「完璧な複製を作るのです」
722 名前:10/11[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:31:16.87 ID:PQx1+IW+
俺は耳を疑った。
「保存した遺伝情報を元に、命を落とした隊員のクローンを造るのだそうです」
そんな。
そんな事ができるのか?いや、許されるのだろうか?
「それは本当なのか?」
凡庸な問いかけだった。
すると「彼女」は目を伏せ、自嘲するかの様に笑って言った。
「噂です」
噂。
噂だと?なんと不確かで曖昧な言葉だろうか。思わず「彼女」の瞳を覗き込む。
そこに、一体どんな感情が渦巻いているのか、俺にはもう判らなくなっていた。
彼女の唇から、言の葉が紡ぎ出される。
「完全な複製は、失われた命の代わりになれるのですか?」
俺には答えられない。
「貴方が命を落とし、完璧な複製が」
俺には答えが判らない。
「ドアを開けて入って来たら」
それは。
「果たして、貴方なのでしょうか?」
不完全な俺の、完璧な複製。俺はドアを見た。もちろん誰もいない。
「ヒトは、それで良いのですか?」
俺は彼女を見た。
彼女は、儚げな表情をして。
「私は・・・嫌です」
小さい声で、はっきりとそう言った。
俺はすっかり自分を見失ってしまった。俺は誰だ。俺はヒトだ。彼女は、誰だ。彼女は。
「ごめんなさい」
そう言って小さな頭を下げる。
「貴方を困らせるつもりはありませんでした。ただ」
困らせる?困らせていたのは。
「貴方の遺伝情報を保存したら、まるで、いつ命を落としても良いですよと、認めてしまうような気がして」
気がする?
「怖かった」
そしてまた、自嘲するように笑った。そんな笑顔は見たくない。
曖昧な噂を信じ、不確かな未来を憂い、不安に心を悩ませる。これは何だ?
パートナーマシナリーとは、こんなにも曖昧で不確かなモノだっただろうか?これではまるで。
まるで不完全じゃないか!
そして俺は、やっと彼女に会うことができた。
723 名前:11/11[ゴメンgdgdかも sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:32:16.75 ID:PQx1+IW+
式というものは、同じ数値を当てはめれば、かならず同じ答えがでるのだと言う。
計算を間違わない限り、導き出される答えは、必ず同じモノになるのだ。
だがもし。式が間違っていたなら。導き出される答えは、やっぱり間違いなのだろうか。
違う、それは論点がずれている。式が間違っているのではない。求めている答えから遡って、当てはめた式が違っていただけの話だ。望む回答が得られないのならば、別の式を当てはめてやれば良い。
彼女は式の選択を間違えたのだ。望むべき回答は判っていたのに。
クローンなど、完璧な複製など、存在しえないのだ。もし本当に完璧に複製できたのなら。その複製はオリジナルが命を落とした時点に遡って、同じく命を落としていなければならない。それは矛盾している。そんな式は認められない。
ならば俺にできる事は、正しい式を当てはめてやる事だ。
かつて俺が、彼女の為だけにつけた名前。それは俺だけのモノでもある。
俺は、その名前を呼んだ。彼女はきょとんとしていた。
「その噂はでたらめだ」
俺は言った。
「クローンなどありえない。噴飯物のデマだ、嘘こきだ!」
こんな。こんな簡単な事で良いのだ。何故、すぐに言えなかったのだろう。
「嘘・・・なんですか?」
ぽつりと呟くように。
「ああ、嘘だ。何だよ、パートナーの言葉は信じられなくて、根も葉もない噂は信じるっていうのか?」
おどけるようにそう言った。パートナー。もっと気の利いた言い回しは無いものか。
パートナー、と彼女は反芻した。
「ああ、パートナーだ。お前のパートナーは俺だけだろ?」
ちょっと押し付けがましいだろうか。
「そして俺のパートナーはお前だけだ」
身の丈に合った、精一杯の言葉。ちょっと耳が熱かった。
「私だけが・・・」
それが彼女の望んだ答え。
そっかぁ、と小さな声で一度呟くと。
「そっかぁ!」
弾むような声でそう言った。
随分と遠回りしてしまった俺達は、やっと本当の出発点に立つことが出来た。
一にして全なる者は他者を求めない。不完全な俺達は、お互いを補い、求め合って、そして初めて本当の形になるのだ。
俺は彼女に告げる。
「俺の前で、感情を殺さなくて良いんだ。迷惑だなんて思わない、嬉しいときは笑えば良いし」
そっと彼女を抱き寄せ、耳元で囁く。
「泣きたい時は、この胸の一つくらい、いつだって貸してやるからさ」
彼女は小さく、馬鹿、と言って、俺を見上げ。
笑った。
724 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:41:22.32 ID:pwgG0XkG
>>710,712,714,716-723
なかなか面白い読み物だったぜ
後半部分でヒトの概念成るものを問うシーンとか色々考えてしまった
ただちょっと読みにくい部分も感じられるのが残念
725 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 11:44:39.25 ID:dhdVFwS/
>>723
俺はこの話気に入った。
でも、またパシリを不純な目で
見れなくなった。
726 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 12:01:08.04 ID:qDw9FAK1
別のスレで投下したやつここでも投下して良い?
727 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:05:45.59 ID:wzlvUrFd
>>726
にゃんぽこスレのやつかい?
わざわざ、断りなんかいらないんじゃないかね、>>1氏もああ言ってることだしw
YouやっちゃいなYo!!
728 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:06:49.51 ID:IhEvGTGm
>>711
おk。
これまで通りメンテ等の暇な時にでもマターリ遊ばさせてもらうよ。
729 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:15:58.82 ID:wzlvUrFd
>>723
凄いな、こういう難しい文章書けるのは尊敬に値する・・・。
頭の軽い俺にはちょっと難しかったけど、いい話だった、GJ!!
730 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:22:38.04 ID:R5qakT9K
>>723
たいしたものだな
内容云々は別としても読み物としてしっかりしてる
文章って書けない人は、どうがんばっても書けないから
才能だよこれは
731 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:35:26.81 ID:q8bh2ia5
えっちの手前系の話は刺さるね
732 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:40:56.89 ID:cVmY+tgU
俺は廊下を走って転んだ。
まで読んだ
733 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:43:47.47 ID:UnCOO3IU
>>723
素直にすごいと思った・・・
才能分けて欲しいよ
734 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:45:20.78 ID:q8bh2ia5
同時に目の前で見も知らぬ少女も転んでいた。
お互いに苦笑いしながら立ち上がり、「大丈夫ですか?」と同時に声をかけてしまう。
くすぐったい様な不思議な時間が流れて、俺達は知り合った。
まで読んだ。
735 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:54:27.66 ID:CXAlTZqG
半分実話をパシリ観点で書いてみた。
クソ長くなったがそれでもいいなら投下しようと思う。
736 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:56:39.33 ID:1IS5nhai
投稿いい?→おk
おいおいここはハングル板かっつの
普通に書き込んじゃだめなのかよ
737 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 12:57:36.94 ID:9r/2+8D4
正直内容どうこうもあるだろうが書かれたSSは完結してほしいってのが俺の意見だな
コテハンとかでうぜぇって言われる事もあるかもしれんがね。
そういう俺は全部良作だと思って読んでます、人それぞれ面白い話かくよなぁと
絵描きたくなっちゃうよ[゚д゚]
738 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:01:33.46 ID:O9Kv+Cae
>>737
YOU描いちゃいなYO!!
739 名前:726[] 投稿日:2006/11/03(金) 13:03:19.07 ID:qDw9FAK1
んじゃ投下させていただく。
グラール太陽系最大の警護組織『ガーディアンズ』に所属するものは各ガーディアン
ズに『マイルーム』と言う自分の部屋と身の回りの世話をしてくれるパートナー『パー
トナーマシナリー』が分け与えられる。部屋の中にはベッド、外線端末機であるビジフ
ォン、着替え兼クローゼットであるドレッシングルームがあり隣の部屋は様々なインテ
リアグッズをおくスペースがある。だがこの部屋の持ち主である○○はそういった事に
興味が無いためガランとしてとても寂しい部屋になっている。だが、そんな寂しい部屋
にも華とでも言うのだろうか人型にまで成長したパートナーマシナリーのGH-420の姿が
ある。しかしその顔は蒼白しており今にも自ら初期化せんばかりの緊張を漂わせていた。
「ど、どうしよう。合成失敗しちゃった・・・。○○様がとても楽しみにしてたのに・・・
どうしよう・・・」
GH-420はどうすれば良いのかわからず必死に思考を張り巡らせていたとき、入り口の
ドアが開き部屋の主である○○が現れた。
「ただいまー、今帰ったよニャンポコ」
どうやらGH-420の名前は「ニャンポコ」と言うらしい。
「お、お帰りなさいませ○○様、お食事にしますか?それともお風呂になさいますか?」
「あぁ、そんな事は後で良いから頼んでたものは完成し」
○○の言葉を遮りニャンポコは話を続ける。
「あ、きょ今日ですねお部屋のお掃除してたら部屋の隅っこの方からお金が出てきたん
ですよ。ほ、ほら」
そういうとニャンポコは両手いっぱいに乗ったメセタを見せる。
「こ、これ共有倉庫の中に入れときますねッ」
いそいそと倉庫の中をいじりだすニャンポコを○○はじっとみつめている。その視線が、心
が痛い。
740 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 13:07:28.97 ID:cVmY+tgU
○○の胸で泣いていたニャンポコはいつの間にか静かな寝息を立てており、
時折寝言を言う。コレまでに聞いたのは『やっちゃいましょう』や『サン
ドイッチ攻撃です』などである。
「ミッション行ってる夢でも見てるのか?」
「○・・・○様ぁ・・・・・・」
「お、また何か言い出した」
「・・・・・・大・・・好き・・・・・」
「・・・・あぁ、俺も大好きだよニャンポコ」
唇をそっと重ねた。
終わり
741 名前:726[] 投稿日:2006/11/03(金) 13:14:15.22 ID:qDw9FAK1
「やっぱり腹が減ってきたから先に飯作ってもらえるか?その後で風呂に入るから」
「は、はい。すぐに用意しますね」
倉庫での作業が終わったニャンポコは急いでキッチンに駆け寄り慣れた手付きで料理を作
る。○○が料理を食べている間に風呂の用意を始め、料理を食べ終える頃には風呂が完
成していた。○○が服を脱ぎシャワールームへ入ったことを確認すると脱衣所にある洗
濯物を回収し代わりに替えの下着と寝巻きを置いておく。その後で食器の片付けに入る。
もうパートナーと言うより新妻に近い。
「ふー、サッパリした」
食器の片づけが終わると同時に寝巻きを着た○○が肩に掛けたフェイスタオルで頭髪
を拭きながらシャワールームから出てきた。すかさずニャンポコがドライヤーを持ってきた。
「○○様、ドライングをしますからお座りください」
「あぁ、よろしく頼むよ」
○○が床に腰を下ろすとニャンポコは後ろに回りこみドライヤーのスイッチを入れる。ド
ライヤーから発せられる温風を○○の頭髪に当てながら櫛ですく。ドライング中二人の
会話は一切無く、風を送る音だけが静寂を支配していた。
742 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:19:33.58 ID:pwgG0XkG
>>740は透明あぼーんお奨め
743 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:27:24.65 ID:yx8762Hp
何は無くともsageろ
744 名前:726[] 投稿日:2006/11/03(金) 13:30:37.60 ID:qDw9FAK1
「終わりましたよ」
ドライヤーのスイッチを切り、終わったことを○○に伝える。
「ありがとう、いつも澄まないな。でだニャンポコ、頼んでいた奴はどうなった?」
あぐらをかいたまま体の向きをニャンポコに向け○○が聞くと彼女の体がピクッと
した。
「あ、あの・・・その・・・コ、コチラ・・・です・・・・・・」
震える手でモノメイトを出す。差し出されたモノメイトを無言で受け取った○
○はニャンポコの頭を撫でながら優しく諭す様に言う。
「どうして最初から素直に言わなかったんだ?」
「だって・・・○○様があんなに楽しみにしてたのに失敗したから・・・・・・」
「なぁ、ニャンポコ。俺は悪い主人か?」
「そ、そんなことありませんっ!!○○様はとても優しいご主人様です!!私を此
処まで育ててくれましたし感謝しています。そ、それに・・・」
「それに?」
「よ、夜も私が満足するまでしてくれますし・・・」
顔を真っ赤にしたニャンポコが最後に付け足した。
「夜?あぁ、メンテナンスの事か。ま、機械いじりとかは俺の趣味だしそれは構
わないんだが・・・・・・ふむ、それなら俺は良い主人と言う自信を持っても良いんだな?」
「もちろんですっ!!」
ニャンポコは即答した。
745 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:35:01.51 ID:1IS5nhai
いい主人かも知れんがネーミングセンスはイマイチだな
746 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:38:14.15 ID:q8bh2ia5
1レス制限とかしばりつけてもいいかもね
後はリレー形式とか
747 名前:726[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:41:24.20 ID:qDw9FAK1
「なら、その良い主人に対して隠し事というのは良くないことじゃないのか?」
「・・・・・・ごめんなさい・・・でも、嫌われたく・・・・・・なかったから・・・」
ニャンポコの本音を聞いた○○はあまりのくだらない理由に半ば笑いながら言い、抱きし
めた。
「ば~か、たかが合成失敗しただけで嫌いになってるなら俺はもう何回もお前を初期
化してるっての。こんな事で悩むなんてお前可愛すぎるぞ」
抱きしめられ『可愛い』と言われたニャンポコの瞳から涙が溢れて止まらない。
「○○ッ……様ぁ~…ゴメンッ、ナサイ・・・ック、ヒック」
「あ~はいはい、分かったから泣くな。今度からはちゃんと報告すること、いいな?」
○○の胸に顔を埋めたまま何も言わずに首を縦に振る。
748 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:41:26.57 ID:2idRBi2A
いらん規則を作らんでくれ。
読みたくなければ飛ばすだけだから。
749 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:42:05.20 ID:GiJt/Hc2
>>746
十秒二十秒で書けるもんでもなし、リレーにすると、
混雑時には重複しまくって超カオス化しそーな予感が……。
書いたと思って更新確認したらもう話が進んでたりしてさw
750 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:44:27.47 ID:IMfmqcIL
別に変な規則作らなくても良いと思うけどね。
今までのように普通に書きたい人が書き込んでくれればいいよ。
751 名前:726[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:45:12.14 ID:qDw9FAK1
オチは740なwww あとコレはGH-420好きが集まってるスレに投下した奴で
そこでは420がニャンポコって言われてからつい・・・
752 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:47:04.37 ID:WpvsMzKE
リレーなんて、最初の数レスは合戦になるだろうけどそのあと直ぐ廃れるのが目に見えてる。
俺は「いまの」このスレが大好きなのでこのままであってほしい。
753 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:48:35.96 ID:wzlvUrFd
>>737
同意。
確かに、ストーリー中途半端で放置はすっきりしない。
コテハン云々はここに限ったことじゃないけど、よく聞くね。
俺的には、分かりやすいからいいと思うんだがなぁ・・・。
そもそも、何がうざいのかわからん。
>>737絵わっふるわっふる
>>739
ちょっと変えたんだなw
このにゃんぽこ和むわー、GJ!!
俺んちにも欲しいくらいだ・・・。
あと、俺的な意見ですまんが、2つだけ。
1つ目は、単語とかをぶつ切らないように改行するといいと思うんだぜ?
ぶつ切りだと、少し読みづらいかも。
2つ目は、一応sageはしておいた方がいいと思う。
>>746
1レス制限って、書き手が?
一発ネタならいいかも知れんが、続くとなると厳しすぎじゃないか?
それだったら、長い人は一旦メモ帳かなんかにまとめて書いてもらっておいて、
間断なく投下してもらう、とかの方がいいような気もするかな。
一人の投下中に別の一人が投下し始めると、話がごっちゃになるかなーと。
754 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:49:50.29 ID:wzlvUrFd
>>739
俺的な意見はスルーしてもらっておk!
755 名前:726[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:55:18.47 ID:qDw9FAK1
>>754
貴重な意見をありがとう、感謝するw
756 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:56:19.32 ID:IhEvGTGm
>>1も言ってるように別に変な規則は要らないと思うけどな。
強いて言うなら書きながらの投稿と、一度にあまりに長すぎる長文は控えたほうがいいんじゃね?
くらいしか思いつかない。
>>753
コテハンって嫌われること多いから、
余計な揉め事が起こるくらいならやらないほうがいいって気もする。
xx/yyみたいなページ数とかの判別くらいで十分かなあ。
>>737
わっふるわっふるw
で、空気読まずに投下してみる。
某絵掲示板でエロウマな440とテラウマスな450と王蟲を見かけたので書いちゃった。
反省なんて言葉はしらない。
757 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 13:57:22.63 ID:IhEvGTGm
幸運というのはどこに潜んでいるのか解らない。
箱「……」
そしてその幸運は、時として悪魔の囁きの如く箱を誘惑するのである。
箱「……ぬうー」
箱は珍しく彼のマイルームで深刻な顔をしていた。
その手には、最大身長の彼からしたらあまりに小さいPM用のデバイスがあった。
箱「確かに、星霊様に幸せをくださいって言ったけど…」
箱「……マジで? これいいの?倫理的に」
経緯はこうだ。
今日、ニューデイズでふとあるパーティに入り、
ヒューマンの男性と2人+その男のパシリで探索をし、それが終了した時のことだ。
ミッションも終わり、出口直前のエリアでなんとなく雑談していると、パシリの話になった。
男「なぬ、おまいもパシリと一線を超えたいと仰るかッ!!」
箱「いやいやいやいや、そんなこと言ってませんって。もうちょっと優しくしてほしいなあと」
男「オン・ザ・ベッドで?」
箱「いやいやいやいやいや普通の生活でですよ!」
男「なんだ」
男「でも解る、解るぞその気持ち! 男たるものやっぱり可愛い女の子に優しくしてもらいたいよな、箱!」
バンバンと箱の肩を叩きながら男が言う。
箱「…ですねえ」
男「俺なんて、俺なんてなあ、>>447-452なことがあってなあ」
箱「……(ソニチ恐るべし…)」
758 名前:名無しオンライン[sage ま た 箱 か] 投稿日:2006/11/03(金) 13:57:53.35 ID:IhEvGTGm
男「更に教官に邪魔されるは教官に邪魔されるは教官に邪魔されまくったんだぜ!」
男の目に涙が滴る。これが男泣きという奴であろうか。
箱「教官に邪魔されまくってるんですね… っていうか段取りが悪いだけじゃ…」
男「よし、決めた!」
男は箱のツッコミを無視してそう言い、きょろきょろと辺りを見回す。
彼のパシリが少し離れたところで花を眺めているのを確認すると、
箱の肩に手を回し、小声で言った。
男「おまいにこれをやろう。」
箱「なんですかこれ」
男「これはな、俺がイヤッフォォォォォウオークションでゲットした、PM用のデバイスだ」
箱「デバイス? 何の?」
男「フフフフフ、これはPMデバイスERO。しかも2個目だ。
これをパシリに使うともうなんだ、パシリが倫理的に問題ある行動を倫理的におkしてくれるステキアイテムだ!」
箱「えええええええっ、ちょ、それはまず・・・」
男が慌てて箱の口を手で抑え、440のの様子を伺う。
440はちょっとこっちを見るが、男が愛想笑いを返すとクスリと微笑んで
再び花をつんつんし始めた。
男「これはお前を同志と認めたから託すんだ。いいな、決して教官と待ち合わせした後に使うなよ」
箱「え、でも、あの、えーと」
男「じゃあ俺は行くぜ。おーい440、次いくぞー!」
440「はーい、わかりましたぁー。 では箱さん、また会いましょうね」
男「じゃあな、箱。俺達は聖地奪還にいってくるぜ!」
箱「え、ちょっとま…」
男「お前もお前の聖地に行けるといいな!! グッドラック!」
男は異常にさわやかな笑顔を浮かべ、親指をぐっと立て、
キラーンと歯を輝かせた後に、箱をキックした。
440「あれ、箱さんキックしちゃったんですか? 彼と聖地まで行くんじゃないんですか?」
男「ああ… 男ってやつはな、全てを賭けてヤらなくちゃいけない時があるんだぜ…」
440「そうなんですかぁ…まさに男の浪漫ですねえ…」
男「箱… 死ぬんじゃねえぜッ!」
彼らが見上げた空はさわやかに青く透き通っていた。
759 名前:名無しオンライン[sage ま た 箱 か] 投稿日:2006/11/03(金) 14:07:03.40 ID:IhEvGTGm
そしてつづくw
>>447氏、勝手に使ってスマソw
760 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:08:59.67 ID:pwgG0XkG
>>757-758
基板/ワッフル・ワッフル!!
761 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:10:29.49 ID:hd4gVkQj
>>箱
続きマ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━ダ????
762 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:10:46.38 ID:cOVqYK8B
ワッフルワッフルワッフルわっふるわっふるわっふるわっふるわっふr
763 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:12:17.02 ID:7idLhv0x
テンガロンハットにトンファー持ったキャス男が思い浮かんだ <男
764 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:15:43.87 ID:wzlvUrFd
>>755
感謝されるほどのことじゃないぞw
次も書くんだったら、期待している!
>>756
そうか・・・荒れちゃうんなら、余計な波風立てない方がいいな・・・。
各々、作品にかなり個性があるしw
って、箱キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
すっげえニヤニヤしてる俺ガイルwwww
わっふるわっふるwwwww
この流れなら出来るッ!!
765 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:17:04.13 ID:hd4gVkQj
>>763
/ノ 0ヽ
_|___|_
_( ´Д`) <こうですk
/ ) ドゴォォォ _ /
∩ / ,イ 、 ノ/ ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
| | / / | ( 〈 ∵. ・( 〈__ > ゛ 、_
| | | | ヽ ー=- ̄ ̄=_、 (/ , ´ノ \
| | | | `iー__=―_ ;, / / /
| |ニ(!、) =_二__ ̄_=;, / / ,'
∪ / / / /| |
/ / !、_/ / 〉
/ _/ |_/
まあハッターのことだろうけどw
766 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:17:20.97 ID:wzlvUrFd
(>>518から続く)
『ねんがんの マイショップを ひらいたぞ!』
──タァーン!
『おあッ!危ねぇッ!?!』
440「ころしてでも うばいとる」
『コラ、俺を殺して奪ってどうすんだよ!!ってか、ご主人様に向かって発砲するな、とあれほど!!』
440「お約束と言うやつですよ、ご主人様」
『どっから覚えてくるんだ、そーゆーの』
いつもながらの俺達の日常風景。
あの一件の後、ライアさんとルウさんと共に実地訓練に赴いた俺は、そこで"地獄"と言うモノを味わった。
「その腐った性根を叩き直してやる!」と、般若の形相を彷彿とさせるライアさんの顔は、もう思い出したくも無い・・・。
あれから10日もの間、息子が萎縮しすぎておっきしなくなったほど・・・と、言えばこの怖さの何分の一かでも伝わるだろうか。
その"地獄"から開放された後、満身創痍でマイルームへ戻ってみると、440はいつもの440に戻っていた。
やはり"PMデバイスERO"は一時的なものであり、それ以来あの妙にしおらしい440を見ることはなかった。
どうやらその時の記憶もないようで、良かったと思う反面、何か切ない気もする・・・。
それから更に数週間が過ぎ、相変わらず稼ぎが悪いながらも順当にミッションをこなしてきた。
そんな努力の甲斐あって、ショップオープンのリフォームチケットを購入することができ、遂にマイショップを開くことが出来た。
これからは店での収入も期待出来るだろうし、いくらかはメセタに余裕も出来るってもんだ。
いい加減、Bランク武器も欲しいところだしな!
そうそう、440にもたまには美味いモン喰わせてやりたいな。
『さてっと・・・商品の陳列と値段設定はこんなもんでいいな』
440「そうですね。 いっぱいお客様がいらっしゃるといいですね」
『んだな!・・・っと、そうだ、広告書いておかねぇと!』
商品陳列と値段設定を終え、あとは客を引き寄せる上手い広告文を入れるだけとなった。
俺はカウンターに設置してある、マイショップ管理システム端末の広告欄に文章を入力する。
『えーっと・・・【マイショップ本日オープン!武器、シールドラインからルームグッズ、雑貨まで多数取り揃えています!
値切り交渉可!】っと。 んー・・・それから・・・・・・』
ちらっと440の様子を窺うと、店内の観葉植物に水をやっている所だった。
俺のことは気にしてねぇな。 ・・・よし、今だ!
767 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:18:30.04 ID:wzlvUrFd
『えぇーっと・・・【うちの看板娘が脱ぎます♪】』
──ゴリッ
440「申し訳ありません、最後の一文、よく読めないです」
『お、おーけぃ、クールに行こうぜ、440よ・・・・・・俺の後頭部に銃口を突き付けるのは勘弁なんだぜ?』
440「突き付けるだけで済めばよいのですが」
『・・・・・・』
・・・黙って、最後の一文を削除する俺。
ちぃッ!いいアオリ文句だと思ったんだが。
『あー、もう!冗談だ、冗談!書き直せばいいんだろ!』
文を削除したのを確認した440は、ようやく銃を下ろしてくれる。
っつか、いつの間に背後にいたんだかな・・・。
『えー・・・脱ぐのがダメとなると、そうだなぁ・・・・・・よしっ!【うちの看板娘がドキッ!水着でお出迎え!ポロリもあ──』
──ガチャチャッ!グリグリッ
440「ねーよ」
『はい、ありませんよね・・・ゴメンナサイ・・・脳漿が飛び散っちゃうから両側頭部に双短銃を押し付けないで欲しいです・・・・・・』
440「はい、私も汚い花火は見たくありません」
再度、文を削除する俺。
まったく、たかだか広告文のひとつやふたつでパシリに命を脅かされるとは、世も末だ。
『ふぅむ・・・よし、じゃあこれだ!んーっと、【うちの看板娘が──』
──ガシャコッ!
440「ご主人様、店頭にアンノウン・ミート陳列用の追加スペース作らないといけませんね」
『ま、まだ途中までしか書いてねぇって!ちょ、ちょいと落ち着いて散弾銃はしまおう、な?削除するから・・・』
440「良かったです。 私、精肉加工業までしたくなかったですから」
文の削除を確認しながら、散弾銃をしまう440。
さらっと真顔で恐ろしいことを言ってのけるのが、こいつの恐ろしい所だ。
まさかとは思うが、いつか俺を本当に挽き肉にしたりしねぇよな・・・。
『大丈夫だって、俺の愛する440にそんな破廉恥な真似させるわけねぇだろ?
俺の目を見ろ!信じろ!ささやき いのり えいしょう ねんじろ!』
440「・・・ジー・・・」
俺の目を、曇りの無い無垢な瞳でまっすぐ覗き込む440。
・・・しかし、まじで可愛い顔してるよな、こいつ。
ここまで器量がいいのは、ヒトでもなかなかいないと思うぞ。
『・・・・・・』
440「・・・・・・」
無言で暫しの間、お互い見つめ合う。
ここで440が、ポッ・・・とか頬染めちゃったりなんかしちゃったりしたら・・・
うはwwwそれなんてラヴコメシチュエーションwwwおいちゃんまいっちゃうなぁオイwwww
768 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:19:14.94 ID:wzlvUrFd
このままキスしちゃいそうだ!そして、それから押し倒して440とニャンニャン☆しちゃ──
──ジャキ!グイッ!
440「・・・・・・」
『・・・ま、待て・・・俺まだ何も言ってねぇって・・・・・・無言で腹に銃口を押し付けないでくれ・・・・・・』
440「『440とニャンニャン☆しちゃいたいwww』と、目が仰っていました」
エ、エスパーか、こいつはッ?!
440「ご主人様のお身体に直接ボディスロットをこさえて差し上げましょうか?ボディ用ユニットが挿せるかもしれませんよ」
『い、いや、遠慮しておくわ・・・』
440「そうですか?残念です」
440はさも残念そうに言いながら、銃をしまう。
・・・やれやれだぜ・・・。
440「それはこちらの台詞です」
『おま、俺の心が読めるのかよ・・・』
440「ご主人様は何を考えているのか、分かり易いですから」
さ、さいですか。
440「はぁー・・・」
不意に440が長い溜息をつく。
『どうした、溜息なんかついて』
440「・・・察していただけると、助かるのですが・・・」
『察する・・・、ねぇ・・・』
ふーむ・・・なんなんだろうな?
あぁ、そっか、分かったぞ!
『あぁ、あーはいはい!わかった、お前、あれだろ? "あの日" か!』
440「さすがご主人様!よくお分かりになりましたね!」
『はっはっは、さすがだろう!苦しゅうない、もっと誉め──』
──タタァーン!バスバスッ! タタァーン!バスバスッ! タタァーン!バスバスッ!
440「ンなワケねーだろ」
『・・・う、うわぁーい、440は腕がいいなー・・・百発百中・・・』
ノリツッコミまでするようになるとは・・・突っ込み性能が進化した、ってことか?
最初の頃の440はもっと健気で小動物みたいな感じだったのだが・・・。
"慣れ"なのかも知れないな。
769 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:19:47.57 ID:wzlvUrFd
440「ふぅ・・・まったく」
そう言いながら呆れ顔で再び溜息をつき、銃をしまい、ウォンドを取り出す。
440「本当に、お世話のし甲斐があるご主人様ですね」
『いやぁ、それほどでもぉ・・・(照』
440「誉めてません。 レスタっ!」
ピロン! +220
嫌味を言いながらも、ちゃんとレスタで癒してくれる440ハァハァ・・・。
440「関係ないですが、ご主人様の生命力の高さには本当に驚かされます。 レスタっ!」
ピロン! +210
『まぁな!HPだけはビーストにも負けない自信があるぜッ!』
440「そうでもなければ、私の射撃で絶命していてもおかしくはありませんしね・・・」
『応よ!お前には俺だけしか釣り合わないってことだな!』
440「は、はぁ・・・レスタっ!」
ピロン! +220
『お、もういいぜ、完治した!さんきゅーな!』
ぐりぐりっと。 ちょいと乱暴だが、440の頭を撫でてやる。
440「あぅ?!い、いいえ、これも務めですから・・・!」
ちょっと焦りながらそっぽを向く440。
ふぅん?頭撫でられるのは照れくさいのか?嬉しいのかも知れんな。 愛い奴よのぉ。
さて、440とスキンシップはここまでにしてっと。
じゃあ、そろそろおっぱじめるか!
『よっし!んじゃ、マイショップオープンと行くかッ!!』
440「はい、そうしましょう!」
2人揃って握り拳を突き上げ、「オーッ!」と高らかに叫ぶのだった。
770 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:21:23.43 ID:wzlvUrFd
─ 6時間後 ─
『きゃ、客入り良すぎだな・・・ぶっちゃけ驚いたぞ・・・』
440「そうですね、たくさんいらっしゃいました」
マイショップをオープンし、暫くすると、初日だというのに客が来るわ来るわの大繁盛だった。
今はやっと客足も収まり、一息ついているところだ。
『やっぱり、あの広告文の最後の一文がよかったんだろうな』
440「最後の、ですか・・・」
正直、その通りだったと思う。
広告文の最後の一文。
何度か440に却下され、何とか拝み倒してやっとのことで許可が下りた文章。
それは・・・
【GH-440が笑顔でお出迎え♪好感接客!】
俺の土下座の甲斐もあってか、440本人は渋々と言った感じに許可してくれたが、まさに狙い通り。 見事にこの一文が効いた!
客のほとんどが男だったことが、その証拠だ。
次々に、「ほほう、これがGH-440か、可愛いなぁ」とか、「うはwww440タンテラモエスwww」だの、
「よし、俺のも440に進化させるぞ!」などなど、大好評!
店主は俺なのに、440ばかりが接客させられ、俺は店のオブジェ状態だった。
隣の部屋に440が勝手に飾ったウォーキングパノン(どうやら趣味らしい)とか言うてくてく野郎より存在感ねぇよ、俺。 皆、スルー。
まぁ、おかげで繁盛したのだから、よしとしてやろう。
功労者である440を労ってやらねばな!
『初日から店が大成功したのは、お前のおかげだ。 さんきゅーな!』
440「いえ、そんな・・・。 実は私、恥ずかしかったですよ・・・?」
『恥ずかしい?何でだ?』
440「はい・・・だって、私・・・ご主人様以外の方とお話したの、ほとんど初めてですから・・・」
あぁ、なるほど。
確かパシリは各ガーディアンズに支給されるまで、テスト起動以外では起動されていないらしい。
退役したガーディアンズのパシリを初期化して、支給する場合もあるが。
それはともかく、支給された後は、ずっと部屋の中にいてご主人様の周辺の世話をするだけと言っても過言じゃない。
誰かが部屋に訪ねて来ないか、もしくは他人とパーティを組み、ミッションを受けて連れて行くとかしないと、他人との接触はほぼ無いだろう。
俺は440をミッションに連れてっても、他人とパーティは組まずに2人きりだったからなぁ。
771 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:21:35.08 ID:wzlvUrFd
『そっか。 でもお前、ちゃんと笑顔で接客できてたじゃないか』
440「広告文にああいう風に書かれてしまいましたし・・・」
『はは、そうだったな!』
440「・・・笑い事じゃないですよ、もう・・・」
『悪ぃ悪ぃw これからもその調子で頼むぜ!』
ちょっとふてくされる440モエス!
『いやはや、上出来だった!ほんとありがとなw』
なでなで。
440「もぉ・・・」
頭を撫でてやると、ちょっと照れたように顔を俯かせる440。
お?やっぱ王道の"なでなで"は満更でもないのか?可愛いやつめ!
『よしよし、ご褒美に俺様ミルクを──』
──ジャキッ!
440「ご主人様の剥製をインテリアとして飾ってみませんか」
『う、うは、いつもの冗談だって・・・』
さすが、いついかなる時でも突っ込みの早さは天下一品だぜ・・・。 感心する。
440「まったく。 ご主人様は立派なガーディアンズの一員なんですから!しっかりしていただかないと困ります」
『う゛ー・・・も、申し訳ない・・・』
440「いい加減にしていただかないと、私、みの○んたに思いッきり生電話しちゃいますよ?」
『だからどこでそういうのを覚えて来るんだ、お前は』
なんてことをやっていると・・・
プシュィィン
おっと、客が来たみたいだな。
772 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:22:16.86 ID:wzlvUrFd
『いらっしゃい!ごゆっくりどうぞ!』
440「い、いらっしゃいませぇ、どうぞごゆるりとご覧になってくださいね!」
客「おぅ、ちょいと邪魔するけんのぉ」
で、でけぇー・・・。 ゴッツイ巨漢ビーストの客だった。
やっぱ440目当てだろうか? まさに看板娘だな。
一瞬、"客寄せパンダ"って言葉が脳裏を過ぎるが、気にしないでおこう。
客は店内をうろつき、商品を眺めている。
ここで接客をしてもいいんだが、商品眺めてる時に店員に声を掛けられると、うざがるのもいる。
ましてや、俺みたいな野郎だったりすると、明らかにうざいやも知れん。
向こうから声を掛けてくるまで、黙っておくことにしよう。
暫くすると、その客は商品が決まったのか、のっしのっしと440に近づいて行く。
俺は管理システム端末で在庫のチェック中。
440「何かお買い求めですか?なんなりとお申し付けください」
440は、近づいてきた自分の身長の3倍はあろうかという客を見上げ、笑顔で丁寧に接客を開始。
うむうむ、初日だというのに440の奴、すっかり看板娘が板についてきた。 パパは嬉しいぞ。
そして、客はおもむろに口を開く。
客「・・・ハァハァ・・・」
440「・・・ぇ?」
あ゛?
440「・・・え、えっと・・・?」
客「440タン、ハァハァ」
戸惑う440。
ちょっと待て。 なんだこの客。 鼻息荒いぞ。 ハァハァじゃねぇ。
しかも何が「440タン」だ、この野郎。 馴れ馴れしいにもほどがあるわッッ!!
客「440タン、キャワユイのぅ・・・ぐふふふ・・・」
440「ひ・・・ひぅ・・・!」
コラ!貴様!俺の440をそんな汚らわしい目で見るんじゃねぇッ!鼻息を吹きかけるなッ!
そのでけぇ図体に似つかわしくない、気持ち悪い言い方と下卑た笑いを今すぐに止めやがれッ!
440がすっかり萎縮してるじゃねえかッッ!!
・・・とは思うものの、客に対してそんなこと言えるはずもない。 強そうだし・・・。
すまねぇ、440・・・今は耐えてくれ・・・!無力なパパを許しておくれ!
客「おーおー、プルプル震えちゃって・・・モエスじゃけんのぉ!!」
440「は、はぅぁぁ・・・・・・」
や、野郎・・・こっちが何も言わないのをいいことに、俺様の440に向かって・・・。
怒りで握り拳をブルブルと震わせていたその刹那、奴は驚くべき行動に出やがった。
客「ぐふふ・・・スカートの中はどうなっとるんかのぉ・・・!」
440「・・・ッ!ひっ?!」
客のゴッツイ手が440のスカートを掴む!
773 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:23:00.56 ID:wzlvUrFd
て、てめェッ!俺様の440はリカちゃん人形じゃねぇんだよボケがぁッッ!!
「リカちゃんのアソコはどうなってるのかなぁ~♪ぐへぐへ」っつって覗くのとはワケが──
──ハッ?!
待て待て!こ、こいつはやばい!超絶やばいぜええええぇぇぇッッ!?!?!
思うより早く、身体が動いた!
カウンターを飛び越え、着地と同時に440の首根っこ掴んで奴との距離を開かせる!
『あ、あのー、お客様ッ!当店では、お触りサービスは行っておりません故ッ!ご了承くださいッ!!』
あまりの俺の早業に、客と440はきょとん顔。
やがて、客は不快感を顔に顕わにし、睨み付けて来る。
・・・こ、怖ぇよ母ちゃーん・・・。
くっ!だがしかし!ここで臆するわけにはいかんッ!!
勇気を奮い立たせるんだ!440を守る為にッッ!!!
暫しの間、俺と客はにらめっこをしていた。
どうやら向こうは暴力に訴える気はないようで、少しすると客は「ふんっ」と不機嫌そうに鼻を鳴らし、ドスッドスッと出て行った。
プシュィィン
『・・・ぶはぁー、はぁー・・・』
ドアが閉まったのを確認すると、詰まった息を吐き出す。
ふぅ・・・やれやれ・・・。
『危なかったぜ・・・』
そう言って440の方を見る。
『さ、災難だったな・・・』
440「・・・・・・」
774 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:23:39.21 ID:wzlvUrFd
440は怯えきっている・・・・・・わけではない。
無言で、いつの間に出したのかわからない 散 弾 銃 をしまっている所だった。
・・・そう、「危なかった」のは、440じゃないのだ。
客 の 方 だ 。
俺が咄嗟に判断し、客と440を引き離さなかったら・・・。
・・・まず間違いなく、440は自己防衛のために躊躇わず引鉄を引いただろう。
俺の知ってる440は、きっと、やる。
・・・・・・いや、確実に、
──殺る。
開店初日から、客を銃殺してお尋ね者になっちまうなんて、まっぴらごめんだ!
でも、もしかしたら・・・・・・一応、聞いてみるか。
『な、なぁ、440よ・・・』
440「はい?なんでしょうか」
『あのさ、俺が割って入らなかったら・・・・・・どうしてたんだ?』
440「はい、その場合は、あの方の身体を風通し良く──」
『わかった、もういい』
みなまで言わせず、遮る。
オーケイ、予想通りだった。
『さ、さて・・・そろそろ店を閉じるか』
440「はい、お疲れ様でした!」
『お疲れさん!』
こうして、開店初日のどたばた騒動は幕を閉じたのだった・・・。
775 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:26:18.90 ID:wzlvUrFd
思ったより長かった・・・ごめんよorz
>>759
続き期待しまくりんぐwww
どんどん使ってやってくださいな、むしろ使ってくれて嬉しかったわw
ありがとう、そしてGJ!!!
776 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:35:31.59 ID:pwgG0XkG
>>766-775
うはwww良作www
楽しく拝見させて貰ったぜ
440の冷やかな眼差しが容易く想像できる場面があって噴いた
777 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:45:04.67 ID:9r/2+8D4
マジ良スレ過ぎるわこのスレは…[゚д゚]
ワッフルワッフルされまくってて困った件について。
ヘタレ絵なんでうpれるわけがっ
778 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:45:42.88 ID:cOVqYK8B
>>777
わっふるわっふるわhh
779 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:47:52.96 ID:q8bh2ia5
>>777
じゃあ控えめに
わっふる
780 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:48:26.94 ID:xd2QA+d3
投下。行き当たりでばったりで書いたら読みにくくなった…
781 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:48:49.77 ID:pwgG0XkG
>>777
わっふーぅ
782 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:49:07.60 ID:xd2QA+d3
自分のご主人様は凄腕だった。
何度か戦いに連れて行ってもらったことがある。
自分が何かをする前に、そう、銃の一発を打つ暇すらなく縦横無尽に刃が舞う。
そして残るのは敵だったものの無残な残骸のみだ。
「私は、役に立っていないんですよね」
呟きは、それは何度目になるだろうか。
最近の自分はもっぱら愚痴製造機と貸している。
「そうそう自分を卑下しないで」
答えるのは目の前にニューマンの女性。
金色の髪と空色の瞳が綺麗な美人さんだ。
「あいつも君がいることで随分救われているんだから」
「そうでしょうか…」
何時ものやり取り。いつからか習慣になってしまった。
彼女はご主人様がいるいないに関わらずよく遊びに来る。
しばらく他愛無い話をして帰っていくのだ。
「まったく、最近のPMは繊細なんだねぇ」
そういって彼女は私のおでこをつんつんと指で突っついて笑う。
「最近のって、貴方はPMを育ててないんですか?」
そう聞くと彼女は少しバツの悪そうな顔をして答える。
「お金ないからね…」
誤魔化すように笑っていう。
783 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:49:30.26 ID:xd2QA+d3
そういえば彼女は来るたびに服装が違う。きっとそっちにお金が飛んでいってしまうのだろう。
話がひと段落付いての沈黙。お茶を飲み終えた彼女にお変わりを注ごうとした時ドアが開いた。
「おかえりなさい、ご主人様」
立ち上がって出迎える。
ドアを開け入ってきたのは無愛想なビーストの男性。
がっちりした体格で歳は恐らく四十ほど。配属されてからずっと変わらない。
「うむ」
彼はそう答えると脇をすり抜けシャワーを浴びるために奥へと進んでいく。
私は彼のために着替えを用意するためにあちこち駆け回るのだ。
着替えを用意し、さっぱりした後の飲み物を用意し彼が出てくるのを待つ。
「健気だね。昔を思い出すよ」
彼女が微笑ましげに目を細めていいそれを聞いてなぜか気恥ずかしくなる。
ん?いま何か気になる単語が含まれていた気がするのだけれど。
ドアを開いてトランクス一丁の姿の彼が出てくる。
「こらこら、レディーが居るんだから少しは意識なさいな」
彼女がいい、ご主人様は眉を潜め頭を掻いた。
「今さらだろう」
私から服を受け取り身に着けながら彼が言う。
「お食事はどうしましょうか?」
「もらおうか」
「はい♪」
食事は好きだ。
普段無愛想なご主人様がたまに「うまい」などと呟くのでそれが楽しみ。
「私もいただこうかな♪」
彼女が言い持参のフォークやらナイフやらを取り出し始める。
まあ、これも何時もの事だ。
784 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:49:57.17 ID:xd2QA+d3
今日は三回も「うまい」と言ってもらえた。
それだけで随分と感情回路に喜悦の信号が溢れて止まらない。
当のご主人様はというと食事を食べ終わるなりさっさと横になってしまった。
「さて、私はおいとましようかな」
彼女が言い立ち上がる。
「お待ちください。お聞きしたい事があるのです」
不思議そうに彼女が此方に顔を向け再び腰を下ろす。
「ご主人様が帰ってきた時に着替えを用意する私を見て貴方は言いました」
「ん?」
「健気だね。昔を思い出すよ」
そう言うと、彼女がしまった、とでも言うように眉に皺がよった。
「言ったっけかな、そんな事?」
「いいました、しっかりとメモリーに記録してあります」
「むぅ」
念のため前遊びで作っておいた彼女の声を使い復唱する。
たんなるはったりなのだが彼女は観念したようだ。
「昔を思い出すという事は私の前に誰かいたのですね?」
「う…ん、娘さんが居たのよね」
「娘さんですか」
「そそ、すごく仲良くって、その頃はあいつもあんなんじゃなかったんだけど…」
彼女は溜息。
「ある日一緒にミッションに出て、帰ってきたのはアイツ一人だった…」
785 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:50:18.10 ID:xd2QA+d3
「なるほど…」
おそらく、ご主人様の娘様は…
「しばらく見ていて気の毒なほど落ち込んでね…支えてあげたかったけど」
彼女の瞳に、表情に隠しようのないほどの自嘲が浮かぶ。
「私には勇気がなかったんだ」
寂しげな目で私を見て続ける。
「そんなおり、あいつはそれまで配置を拒んでいたPMを受け入れた」
それが私、最初からご主人様があれほどまでに強かったのは下積みが既に出来ていたからだ。
「君が来てからあいつは随分マシになったよ」
「そうですか」
彼女は僅かに困ったように笑う。
「あのね…」
「私は、娘様のかわりなのですね?」
「……」
「嬉しいです」
そういうと彼女は意外そうに目をしばたたかせた。
私は微笑を浮かべているだろう。
「私は今までご主人様のことを何も知らなかった。でもようやく少し分かったんです」
「そう」
以前彼女が言った。あいつも君がいることで随分救われているんだから、と。
少しでも、自分がご主人様の支えになっている事を知る事ができて…よかった。
786 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:50:39.03 ID:xd2QA+d3
朝。といっても窓の外は星々の煌めく銀河なのだけど。
時間を確認AM7:00だ。ご主人様を起こすために寝室へと移動する。
ご主人様は既におきていてビジフォンを見つめて厳しい顔をしている。
「おはようございます、ご主人様」
「うむ」
彼はそう言うとビジフォンを見るのを止め此方を振り向いた向いた。
「すぐに出るぞ。準備を」
そういって彼は私から着替えを受け取ると身に付け始める。
「分かりました」
ご主人様の防具と武器を選定し具現化させて手渡す。
それを身に付けるのをじっと見つめる。
「いくぞ」
ご主人様が私に向かってそう言った。
今回は、非常に珍しい事だが連れて行ってもらえるらしい。
次々と湧き上がってくる喜悦の信号で叫びだしそうになるのを抑えて私は頷いた。
荒野を二人で進んでいる。
今居るのは惑星モトゥブという所である。
今回の任務はガーディアンズの隊員を二十人以上殺害した凶悪犯の殲滅だ。
殺害された隊員の中には少なからず腕利きと呼ばれる方々も混じっていたとの事。
凶悪犯は破棄された町外れの古工場に追い詰められているらしい。
現状は追撃にあたったガーディアンズだが大半を倒されてしまったと。
残ったメンバーで工場を包囲して見張っているということだ。
どんな相手でも構わない。私は身を挺してでもご主人様を守るだけだ。
787 名前:メビウス1[] 投稿日:2006/11/03(金) 14:50:49.05 ID:TKbW/OAc
ラブコメあり、シリアスあり、ダークあり、エロあり・・・。
ここに書いてる作品って妄想炸裂だけど、どれも面白いぞ・・・。(゜д゜;)
俺が2chを見るようになって、
5本の指に入るほどの良スレかも知れない。
788 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:51:01.45 ID:xd2QA+d3
「ご苦労様です」
現場に着くと部隊の隊長様がやってきてご主人様に敬礼をする。
「敵は?」
「いまだ工場の中で動きはありません」
「分かった」
僅かに言葉を交わすとこちらを振り向いた。
「いくぞ」
大剣の柄を握りご主人様は言う。
「お供はいりませんか?」
という隊長の問いにご主人様はこう答える。
「こいつが居る。十分だ」
嬉しくて騒ぎそうになるのを必死でこらえて頷く。
必要とされているのが分かってますますがんばりたくなる。
廃工場へと足を踏み出す。一歩一歩確実に。
「無理はするな」
ご主人様がそういってドアに手をかけて一気に押し開いた。
工場の中は数世代かかって溜まった埃と沈黙があった。
静寂が支配する中を私とご主人様は最新の注意を払って進む。
そして発見した。
それは倒れ伏す数人の人影。
一目見て分かる。明らかにそれはもう死亡していた。
キャストの男は頭を砕かれ、ビーストの女性は胸を貫かれ。
私は眉を潜める。その倒れ伏したビーストの女性に寄り添うように。
小さな、私と同じPMが倒れていたからだ。
機能停止済み。PMの命ともいえる頭部が半ばから断ち切られ無残な姿を晒している。。
そして何気なく巡らせた視線の先。半ばから圧し折られたフォトンの杖とその先。
壁に寄りかかるように血にまみれているのは。
789 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:51:21.38 ID:xd2QA+d3
「だ…れ…?」
彼女は綺麗な金色の髪にまだらの赤が飛んで汚している。
濁ってしまった空色の瞳でこちらを見る。
ご主人様が彼女の傍にしゃがみこみ傷の具合を調べる。
「助かるぞ。傷はふさがってる」
ご主人様の言葉に彼女は顔を空ろだった顔を泣きそうに歪める。
「あぁ…ごめん…ね…」
途切れ途切れで彼女は言う。
「わ…たしが…さきに…あの…こ…を…」
彼女が息をするたびにひゅーひゅーと耳障りな音がする。
「あな…た…に…これい…じょう…」
黙って、ご主人様はそれを聞いている。
何時もの無愛想で。でもどこか悲しげに。
「つら…い…おもい…」
声が途切れて、彼女が瞳を上げてご主人様を見る。
「よくがんばった。後はまかせろ」
一筋だけ彼女が涙を流してそのまま瞳を閉じた。
ご主人様が立ち上がり外でた待機しているガーディアンズに連絡を取る。
「いくぞ」
ご主人様がそういって歩き出し、私もそれに付き従う。
「あの…」
遠慮がちに声を掛ける。
「彼女は…?」
彼女は友人なのだ。
PMだということなど関係なく接してくれた。
「助かる」
ご主人様は嘘をつかない。
だから、彼女は大丈夫だ。そう、大丈夫なんだ。
790 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:51:45.27 ID:xd2QA+d3
視線の先に一人の女性キャスト。
もともと純白であった装甲はいまは赤黒い汚れで染まっている。
今回のターゲットだ。
「へぇ、アンタが出張ってきたんだ」
ターゲットはご主人と知り合いなんだろうか?
「終わりにしよう…」
ご主人は答えずにただフォトンの大刃を腰だめに構える。
女性キャストは答えに場にそぐわぬ微笑を浮かべる。
場違いなほどに、嬉しそうに。
「本気になったのか、こりゃ知り合いを斬ったかいがあったね」
その言葉に、ご主人が反応して。
踏み込む速度は私の予想を大きく越えている。
瞬間で大剣の間合いに詰めて渾身の力で振り下ろした。
並の者なら反応すら出来ない速度。だが女性キャストは軽々と手にしたダブルセイバーで受け止める。
打ち合い。その速度は私などが反応できるものではなかった。
銃を抜き放ち撃つこともできずに歯噛みする。
目まぐるしく体の位置の入れ替わる攻防に下手に射撃など出来ない。ご主人様に当たるかも知れないから。
そして、決着が付いた。弾き飛ばされたのは…ご主人様の大剣。
翻るダブルセイバーはご主人様の胸を抉り血をしぶかせる。
悲鳴をあげなかったのは我ながら奇跡だったと思う。そのかわりに体が動いた。
構えた両手の拳銃から無数のフォトンの弾丸が女性キャストを襲い、彼女はそれを引いて除ける。
「ご主人様!」
791 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:52:06.96 ID:xd2QA+d3
やっと、声が出せた。名前を呼び胸を押さえるご主人様を庇うように前に立つ。
女性キャストが不機嫌に呻いた。
「そんなものかよ、期待はずれだ」
緊張をみなぎらせ女性キャストの一挙一動に目を凝らす。
僅かな隙ですら見せたら私では即壊されてしまうだろう。
「そのPMを斬ったらまた違うかな?」
彼女が笑い。次の瞬間…地を蹴った。
吐き出されるフォトンの弾丸は掠りもしない。
すぐにつめられる間合い。振りかぶられるダブルセイバー。
私は除けるつもりはない。このまま受けて。押さえ込む。
そうすればご主人様がその隙に敵を倒してくれるから!
たとえそれで破壊されても悔いなどない!
振り降ろされるダブルセイバー、それは…。
立ち上がり私を突き飛ばしたご主人様の肩を貫いた。
女性キャストの顔に驚き。私が声を上げる前に彼は叫んだ。
「撃てぇぇ!!」
無数のフォトンの弾丸は武器を押さえ込まれた女性キャストに命中した。
腕を肩を足を胸を腹を、そして頭を破壊され彼女がその場に崩れ落ちる。
私は確かに見た。その瞬間の顔は嬉しそうに笑っていたのだと。まるで破壊される事を望むように。
「これは、どういうことよ、お父様…」
「仕方なかったんだ…」
「仕方ないってどういうことよ!」
「お前を失いたくなかった…」
「どうして機会の体なんかに、死なせてくれなかったのよ!」
「すまない、すまない…」
「うるさい、許さない…絶対に許さない!」
792 名前:780[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 14:52:31.94 ID:xd2QA+d3
夢を見た。PMの私は限りなく人に近くなるように設計されている。
それゆえに夢も見るんだろうと自分で納得する。
ご主人様はいまは病院のベットで眠っている。傷は癒えたが検査が残っているからだ。
私は花瓶の水を換えて窓の外を見る。そこでは騒がしい街の雑踏が見える。
ニューマンの彼女は無事だった。
お見舞いに行ってみたら玉のお肌が傷物に~とか軽口を叩いていたので平気だろう。
彼女から話を聞いた。ご主人様の娘様はあの女性キャストだったらしい。
ミッションでもう助からない重症を追った娘様をご主人様は機械の体にしてしまったらしい。
彼女はその事を嘆き何度も自殺しようとしたらしい。だが自殺制御のプログラムにより出来なかった。
そして思い余った彼女は誰かに殺してもらおうとして逆に殺人を犯して…全てが狂ってしまった。
娘様は殺人を犯し続けご主人様はそれを止めようとして何度も失敗して…
みかねたニューマンの彼女が代わりに戦い返り討ちにあい…そうしてようやく決着を付けることが出来た。
ご主人様の選択が間違っていたかどうかを私は判断できない。
なぜならそれほどの経験も知識も積んでいないからだ。私はただのPMにすぎない。
正しい答えなんてないかもしれない。
機械の体にされて嘆いて狂ってしまった娘様。彼女の罪は誰のせいなのか。
彼女を機械の体にかえたご主人様の所為なのか。
自分を制御できなかった彼女自身の所為なのか。
人によって意見は割れるだろう。つまりはそう言うことだ。
私に出来るのは、今回の件できっと大きく傷付いたであろうご主人様に笑顔で接して。
いつか心の底から笑ってもらえるように願う事だけ。
主人の平穏を願うPMの役目を果たすだけだから。
END
793 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 15:01:39.69 ID:C3NQQIQa
>>710
まとまってるし引き込まれたし
ちょっと物書きにおいて答えを出しかねてる俺の問題のひとつの答えを見せてくれた
なんだかありがとう
794 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 15:01:42.74 ID:pwgG0XkG
>>780
GJ!!!!
えぇ話や・・・
特に>>791後半部分の台詞のやり取りが良かった
795 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 15:02:46.14 ID:mg+tVy1A
巧い…
796 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 15:18:07.72 ID:wzlvUrFd
>>776
ありがとう、そう言ってもらえるとめっさ嬉しいw
書いてる時点じゃ、こんな長くなってるとは思いもしなかったわ・・・。
>>777
フィーバー!確変突入してるw
まぁまぁ、そんなこといわずに、わっふるわっふる
>>780
うは、文章がうまいなぁ・・・思わず、引き込まれるように読んだw とてもGJ!!
健気なPMだ・・・ええ子やぁ・・・。
797 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 15:19:42.42 ID:CKFyweze
「普段おくびにも出さない感情、決して他人には見せない表情
それらがとても魅力的なのはわかる
しかし、パートナーマシーナリーは”物”であって
意思、感情を持った”生命”ではない」
効率的なマンマシンインターフェースとして
擬似的な人工知能と感情表現機能を与え
円滑なコミュニケーションを行えるよう設計されたのだが
それが原因で機能不全がヒトに蔓延していた
”物”に対して正しく接する事の出来ない人間は
”生命”に対しても正しく接する事ができなくなる可能性は少なくない
この事態を重く見た三星政府はGRD、GRMと協議し一つの決定を下した
PMの全面廃棄だ
PMを溺愛する多くの人は当然この決定を良しとしない
多数の精鋭ガーディアンズで構成された反PM廃棄団体と
三星政府(主に同盟軍)が衝突するのは時間の問題であった
この事件がきっかけとなり、グラール教団をも巻き込んだ抗争が勃発する事になる
後に言うPM事変である
収束後もPMは傾星の機女、Planet Murderなどと一部の人間に呼ばれ恐れられたという
798 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 15:27:11.51 ID:i2XIvtR2
>>780
これは・・・巧いな。
普通に話しに引き込まれた。
799 名前:名無しオンライン[sage] 投稿日:2006/11/03(金) 15:45:13.83 ID:UnCOO3IU
なんでみなさんこんなにすてきな話を書けるの・・・
すっかりよみふけっちゃったよ
800 名前:名無しオンライン[] 投稿日:2006/11/03(金) 15:47:06.25 ID:gbwZyuyf
つまらん