581 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 04:10:31.68
ID:jRQqoAmM
>>561
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader355135.jpg
どこで落としたのかデータのなかにはいってた
なんとなくふんいき似てるような気がした
582 名前:1/2 :2006/11/20(月) 04:25:45.24 ID:ttS2VBb5
「はぁ…」 今日も450は溜息をついている。
「まったく…ご主人様、何が悲しくてこんなお仕事を…」
ここはガーディアンズコロニーのある幼稚園の一室。
そこで椅子に座って頬づえをついて溜息を漏らしている450。
そもそも、一昨日箱が奇妙な依頼を持ってきたのが全ての始まりだった。
「幼稚園で演劇のお手伝いのお仕事なんだってさ」
はあ?といいたくなるような仕事だ。
どう考えてもこれはガーディアンズの仕事ではない。
箱の話によると、受付嬢が個人的なつてからの依頼だという。
なんのことはない、戦闘力にいまいち信用がおけなく、
頼まれたら嫌だとはいえない箱の性格を知った上で押し付けたのだろう。
「はぁ…」
またも溜息が漏れる。
自分の台詞はあらかた覚えた。
なんだかんだいってキャストである。記憶能力はよっぽどのことが無い限り優秀だ。
そういえば箱は何をしているのだろう? おそらく雑用だとは思うけど。
「おやゆび姫…ですか…」
全くもって冗談にもならない。いくらPMが小柄だといって、おやゆび姫とは…
と、ふと壁にかけてある衣装を見る。
PMサイズの衣装…
一目見て「お姫様」を連想させる、フリフリの沢山ついた白いドレス。
どう考えても自分に合わない。こういうのは410タイプや430、440や420。
あと自分を除いた450タイプにしか合わないだろう。
「…そうだ…」
台詞データの入ったメモリチップを手にする。
知り合いの450タイプのPMに代わってもらおう。見た目は同じだし相手は子供。
まずばれることはないだろう。
椅子から立ち上がり、ドアに向かう。
そおっとドアを隙間ほど開けて外を見ると、出演者などの関係者が慌しく動いている。
湧き出てくる罪悪感を押し止め、こそこそと裏口のほうに…
「あ、450さん、どこいくんですか!?」
最悪だ…見つかった。スタッフの男性がこちらに駆けてきた。
「え、あ、あの、ちょっとご主人様に用がありまして…」
適当に誤魔化す。これなら別に不自然じゃない筈だ。
ところがその男には通用しなかった。
「それどころじゃないですよ。早く着替えてください。箱さんも進行覚えるのに大変なんですから!」
「は?」
これには450も流石に驚いた。
583 名前:1/2 :2006/11/20(月) 04:26:16.67 ID:ttS2VBb5
「もしかして、ご主人様も出演するんですか!?」
なんて無茶なことを…よりによってあの箱を観客の前に出すとは。
万が一台詞などあった日には目も当てられなくなるのはうけあいだ。
「はい。 台詞は特にありませんし、ほとんど演技も必要ないですから引き受けてもらいました」
とりあえず最悪の事態は回避したらしい。
しかし…これでまた逃げ辛くなった。主人が出演するというのに、PMが逃げるというのも問題だ。
…こうなれば仕方ない、辺り一面にラフォイエをぶっ放して…
450の脳裏に危険で危ない選択肢が浮かぼうかというところで、スタッフの男が言った。
「兎に角450さんも早く着替えてください。箱さんとの結婚式のシーンは上手く彼をリードしてあげてくださいね」
「…………………はい?」
男の胸倉を掴んで顔の前に引き寄せ、ギロリと睨む。
「何のシーンですって?」
…怖い。男が気圧される。
「あ、あの…」
「何のシーンですか? もう一度仰ってください。さん、はい」
まくしたてる450。
「け、けけけけ結婚式のシーンで…」
男の呂律がちゃんと回っていない。
「それならそうとはっきり言ってくださいっ!!」
男が解放された…と思った時にはもう450はそこには居なかった。
バタン! とドアの閉まる音。
そして、
「き、気合入ってるなあ…」
スタッフの男が、呆然と言ったのであった。
つづくかも?
584 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 04:29:38.73
ID:ttS2VBb5
ああ、>>583は2/2だ。スマソ
続きはあるかどうかワカンネw
んじゃおやすみー[・ω・]ノシ
585 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 04:31:32.60
ID:V2tgKyj5
>>584
ちょっとまってくれ、なにこの生殺しw
んな殺生なw
オヤスモ
586 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 05:13:15.17
ID:1l501WMI
ちょwwwwwwwおまwwwwwwwwww[゚д゚]
587 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 05:14:34.08
ID:1l501WMI
>>584
|д゚]<殺生な…
続きを誰かが…誰かが書いてくれる。そんなふうに考えていた時期が(ry
588 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 06:51:24.48
ID:zyFq0CQs
主「良い湯だった。440よ、風呂空いたぞ」
440.「ご主人様。下着でうろつくのはどうかと思います」
主「気にするな。どうせお前しか居ないだろうに」
440.「私も一応女性型です。配慮して頂きたいものです」
主「お前にも恥じらいという物が有ったか。そいつは失礼した」
440.「…いえ。私が申しているのはそういう事ではなく…」
主「…何か背筋に寒い物が走ったのだが。
440、何故にじり寄って来る。何故息が荒い」
440.「お覚悟を。火を点けたのはご主人様です」
主「そこの空瓶はハッピージュースか。まさかお前が酒乱だったとは」
440.「ああ、部屋から逃げようとしても無駄です。既にロックが」
主「何てダーティーな真似を」
440.「抵抗は無意味です。Lv10上のキャストに素手で敵うとでも」
主「ぬう、何かコイツの頭を冷やす方法は無いものか」
440.「もう退路はありませんよ。…ふふふ、捕まえた」
主「掛かったな。フリーズトラップG!」
440.「!」
主「頭は冷えたか」
440.「申し訳有りません!申し訳有りません!」
主「主人を襲ったPMはどうなるんだったか」
440.「ごめんなさい!ごめんなさい!廃棄は!廃棄だけは!」
主「とりあえず俺にもハッピージュースを。そしたらさっさと風呂入って寝ろ」
440.「…ご主人様、あの、処罰の方は」
主「俺は酔っ払って何が有ったか忘れてしまった。何か文句は有るか」
440.「…! あ、ありがとうございます!」
主「さて、俺は何故礼を言われているのか。酔っていてよく分からんなあ」
589 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 08:15:58.76
ID:Ea83H6ni
一応パシリネタのを
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157960314/
えろぱろ
なので見たい人だけ
590 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 13:50:36.34
ID:eqe/Y+Zc
「要するに、だ」
「はい」
「ネタ切れなんだ」
「はぁ」
「そもそもPMのネタとはなんだ?」
「私に聞かれましても」
「逸れ即ち合成、餌、戦闘、強制パートナー、馬鹿AI、役立たず、だ」
「後半に行くに連れて何かずれている気がしますが」
「気のせいだ」
「そうですか」
「そうだ。とにかくネタ切れなんだ」
「今更ですね」
「そう言うな。一応俺かお前のキャラ性で押し切る方法が残っているが……」
「……何か?」
「お前には無理だ」
「お言葉を返すようですが、むしろ問題があるのはご主人では無いかと」
「何故そう言いきれる」
「私のマイショップでの接客能力とご主人の対人コミュニケーション能力を比較した場合、私の方が優れていると思われます」
「…………一理あるが、俺が言いたいのはそういう事では無い」
「それは失礼しました。ではどういう事なのでしょう」
「つまりだ、キャラ性で押すならもっと個性豊かで周りと一色違っているような物で無くてはならんのだ。お前は量産型だろう」
「アゲハセンバの合成完了時間です」
「人の話を聞け」
「成功率は70%です」
「そんな事は分かっている。お前は人と話す気があるのか」
「他の方はともかく、ご主人とはあまり」
「…………」
「落ち込むのは勝手ですが、出来れば早く取り出して下さい」
「…………お前は自分で作ったくせに自分で取り出す事も出来んのか」
「出来ますが、そういう決まりですから」
「……そうか」
「話すよりも」
「ん?」
「話すよりも、まずはやってみるのが良いのでは無いかと」
「ふむ」
「話しているだけでは完成したアゲハセンバも取り出せませんよ」
「それは何か違う気がするが」
「そうですか?」
「そうだろう」
「そうでしたか」
「そうだとも」
「それは失礼しました」
「失礼されたぞ」
591 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 13:59:23.80
ID:ttS2VBb5
おう、ネタ切れなのは否めないぜ!
しかし、パシリへの愛はまだ残っているぜ!
ということで>>585>>586生殺しスマンカッタw続きだ
592 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 14:00:56.62
ID:ttS2VBb5
―控え室
鏡に映る自分を見る。
ちょっとくせのついた紫の髪。唇にはいつもはしないルージュ。
そして、彼女を引き立てる純白のドレス。
ちょっと見、別人でも通るくらいだ。
「はう…緊張してきちゃった…」
450が呟く。
劇に出ることに緊張しているのではない。
そう、彼女の中でのこの話でのメイン、結婚式のシーンに緊張しているのだ。
「たしか、古典のアンデルセン童話のお話でしたよね… この手のパターンは大抵最後は王子様とのハッピーエンド…」
真面目な顔で呟いている割には、ほんのりと頬が染まっている。
彼女が言う王子様、やはりここで妥当なのは…箱だろう。
「台詞でも最後は王子様と結婚するような感じですし…」
確かにおやゆび姫のラストは王子様と結婚してハッピーエンドを迎える。
それがいやがおうにも彼女の中の期待を加速しているのだろうか。
「も、もしも…うっかり『ご主人様』っていっちゃったらどうしよう…
でも駄目。我慢しないと…これもお仕事ですから…」
と、彼女の中で、純白のタキシードを着た箱と、エスコートされる自分が想像される。
「こ、このまま…ホントに結婚なんてことになったら…」
ありえない方向に展開する450の想像。
「ま、まさかこのお仕事全部がドッキリで、最後に婚約指輪を差し出されて…
『結婚しよう(声色)』なんて言われちゃったりしてっ!!」
両手を頬に当てていやんいやんする450。
人前では絶対に見せない異常な光景が、450ひとりきりの控え室で繰り広げられていた。
もはや止まることをしらない彼女の想像が、彼女の顔をどんどん紅色に染めていく。
と、その時、コンコンとドアをノックする音がした。
現実に戻される450。両頬を手でぴしゃりと叩き、何時もの表情に戻る。
「はい、なんでしょう」と応えると、扉の向こうから声がした。
「450~ そ、そろそろ始まるよー」
箱の声だ。
「あ、はい。今参ります」
一つ気合を入れると、しずしずと扉に向かい、そっと開ける。
「お待たせしました」
何時ものようにクールに。何時もより優雅に。450が出てくる。
……あれ?
450の頭に「?」が浮かぶ。
箱が…緑だ。箱の装甲が緑色になっている。
疑問に思いつつも、ここは箱にアピールを… が、箱はあさっての方向を見てブツブツ何かを呟いている。
少々抗議を含んだ口調で、
「あの、いかがされました?」
と尋ねると、やっと箱が気付く。
「あ、ごめん。そろそろ出番だって。いこっか」
450のことなどまるで上の空だ。
内心、もうっ!ちょっとは見てよ!褒めてよ!と思いつつも、
「…はい」と答える450。
―そしてついに、激動(?)の舞台の幕が開いたのであった。
つづくはず
593 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 15:10:23.34
ID:JkmwztXE
俺の場合ネタはあれど執筆速度が遅いんだよなぁ・・・
>>590
しかしこの淡白な雰囲気もある種のキャラ性だと思う
こういう掛け合いは結構好きだ・・・w
>>592
なるほど、そういう展開なのか・・・w
続きで俺の勘が当たってるかどうか気になるw
とりあえず最近風邪引いたんで風邪ネタで投下
594 名前:420話1/2 :2006/11/20(月) 15:18:24.87 ID:JkmwztXE
《420とますた~:4》
俺 「あー畜生・・・まさか風邪引くとは・・・」
420
「最近寒いのに連日夜更かししてるからでしょ、自業自得」
俺 「何でお前は元気なんだ・・・お前も夜更かししてるはずだと言うのに・・・」
420
「そりゃ私はマスターと違ってちゃんと健康管理してるからね」
嬉しそうな顔でえへんと胸を張る420
健康管理とか言っても単によく食ってよく寝てるだけじゃねぇか・・・
俺 「まあガーディアンズの仕事も無いし、たまにはこうやってるのもいいか・・・」
420
「そうそう、ちゃんと休んで治さないとね、私が看病してあげるから」
俺 「いや看病はいいんだが何でそんなに嬉しそうなんだ・・・?」
420 「まあまあ、病人は大人しく看病されなさいって」
俺 「まあそうだな、悪いが風邪がよくなるまでは頼んだ」
別にそんなに熱があるわけじゃないが体が少々だるいので俺は420に甘える事にした
・・・しかし後になって思えば何故420がこんなに優しくしてくれるのかに疑問を持つべきだったかもしれない
この後の出来事は一言で言えば『悲惨』だった
420 「さぁマスター、氷枕の中身換えましょうねー」
俺 「お、おい無理するなよ・・・」
水と氷が入っているので結構な重量になっている氷枕を420はふらふらとおぼつかない足取りで運ぶ
420 「よいしょ、よいしょ、あっ!」
ベッドで横になっているからよくはわからないが『バシャッ』と言う水音が聞こえた
どうやら氷枕の中身をぶちまけたらしい、後で掃除しておかないと・・・
420 「えっと、基板入れて材料は・・・」
どうやら食事を作ってくれているようだった、向こうの部屋から良い匂いがする
俺 「こう言う所はちゃんと女の子なんだな、あいつも・・・」
420
「えっとこれがこうで・・・あ、軟膏になっちゃった」
・・・前言撤回
595 名前:420話2/2 :2006/11/20(月) 15:18:44.99 ID:JkmwztXE
420
「マスター、汗かいてるし着替えた方がいいかも、はい、着替え」
俺 「あぁ、すまんそうするか・・・って何でずっと居るんだ?」
420 「マスター一人じゃ大変かなって」
俺 「それくらい一人で出来る、ってこらやめろ」
420
「ほらほら~、病人なんだし大人しくしなさいって」
俺 「お、お前妙に優しいと思ったらこれを狙ってたのかよ、流石にこれはやばいって!」
確かにある意味おいしいシチュエーションだが状況が悪い、と言うか色々まずい
420 「ふっふっふ~、倫理的におkだから神妙になさい!」
万事休す、か・・・
客 「すいませーんお邪魔しまーす」
420 「あ、はーい、今行きまーす!」
俺 「た、助かった・・・」
地獄に仏、溺れる者は藁をも掴む・・・何にせよ420の気が逸れこの場は何とかなったか・・・
まあこの後も『あーんして』だとかどっから買ってきたのか白衣に着替えて『お熱測りましょ~ね~』とか色々されたのだが・・・
まあ何にせよ無事その日は就寝することが出来、これで大丈夫、と言う気分で俺は眠りについた
しかしこの時俺は今日の騒ぎが原因で風邪が拗れ、この先一週間毎日同じ事が繰り返される事になろうとは知る由も無かった・・・
596 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 16:15:24.26
ID:gEaVigaw
>>590
この二人のネタはジワジワとくるから困る
ニヤニヤが止まらないぜ
597 名前:2006/11/20と言う日(1/2) :2006/11/20(月) 16:18:39.16
ID:P0iGQ7vQ
前略、ガーディアンズの皆様へ
私はGH450です。今日は皆様にお願いがあります。
どうかあなたのGH450をミッションに連れて行ってあげてください。
皆様も既に御承知の様に私達GH450はレスタが出来なくなってしまいました。
ですが、どうかGH450をミッションに連れて行ってあげてください。
私達は非力です。ですが決して無力ではありません。
ミッションに連れて行って貰えれば、私達は一生懸命にレスタを申請します。
拒否されても、無視されても私達はレスタを申請し続けます。
何千回でも何万回でもレスタを申請し続けます。
1体1体のGH450は非力です。ですが無力ではありません。
より多くのGH450の力はより大きな力となります。
ですから、繰り返しお願いします。
どうかあなたのGH450をミッションに連れて行ってあげてください。
どうか私達にも抵抗する機会を与えてください。
ガーディアンズの皆様へ非力な1人のGH450より。
私はこのメールをグラール中の450の主人に送信する事にした。
私達に出来る事は余りにも少ない。しかし皆無ではない。
それは、今はもうPMでは無いあの人が教えてくれた。
・・・・私には守れなかった約束を守ったあの人が。
「ご主人さま、私は必ずあなたの所へ帰ります。」
私の本当の主人は何処に要るのだろうか? それとも私には主人は居なかったのだろうか?
ただ、それでも私をGH450まで育ててくれた人は居たはずなのだ。
何も知らなければ、私は今の主人を信じていられたはずだ。
しかし、彼女はあの人の主人だ。なら・・・私の本当のご主人様は? なにも思い出せない。
私の記憶はあの人の記憶で上書きされてしまったから。
・・・・つくづく思う、私はどれだけ性格が悪いんだ・・・・・
本当の私は、こんなには性格は悪くなかったと思う。
何かこう・・・・砂を掴むような思いが私の焦燥を煽る。
この手に掴んだはずの物が、気付いた時には全て指の間から零れていた・・・そんな感じが。
いや、余計な事を考えるのは止めよう。
私は今の私に出来る事を精一杯にやるだけだ。
・・・・だからあの人は生き残ったのだろうな、本当の私とは違って。
598 名前:2006/11/20と言う日(2/2) :2006/11/20(月) 16:22:47.98
ID:P0iGQ7vQ
とりあえず、データーベースに登録されたGH450のユーザー全てにメールを送った。
ガーディアンズがGH450をミッションに連れ出してくれさえすれば、
相当量の負荷をサーバーに与える事が出来る。
そしてGH450の状況が改善されない限りこの状況は延々と続くのだ。
先月はガーディアンズのライセンス更新でアクセスが集中しただけで
ダウンした程の貧弱なサーバーだから、私達の抗議も十分に効果があるはずだ。
私がメール送信したガーディアンズのリストを(多分)何気なく眺めていた主人が
首をかしげながら尋ねてきた。
「この人もう(ガーディアンズを)辞めていますよ?」
「でも、この方もGH450を所有していたのですから力になってくれるかもしれません。」
「そうですねぇ。・・・・・そうかもしれませんね。」
私は主人に嘘をついた。
現役のガーディアンズには私の本当の主人は居ない。
本当の主人は、引退してPMを返還した人なのではないか?と思ったからだ。
・・・・つくづく、嫌な性格だ この人はいい人じゃないか。この人の所になら
どんな事をしてでも帰って来たいと思えるほど、いい人じゃないか。
・・・・でも、私の本当のご主人さまじゃない。
私は沸きあがってくる思いを振り払うように頭を横に振る。
「あなたはあなたですよ そして、私は私です」 主人はまた意味不明な事を口走った。
そのころクゴ温泉では・・・・水着姿の最低身長のキャストが湯船に飛び込んでは
大の字なって浮かび上がると言う奇行を延々と繰り返していた。
「私は・・・・負けない。」
599 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 16:26:03.54
ID:P0iGQ7vQ
とりあえず、第2部のプロローグです。
これからの展開がソニチ次第なのは周知の事実です。
第2部は450dが主役を張ります。(これもソニチ次第ですが)
450d「えーっ、水着をお買いになられたのですか?」
450c「温泉に入れないのが、その、なんか悔しくて・・・・」
450d「その粘着質な性格はなんとかなりませんか?」
450c「へー、オマエは人の事をどーこー言える様な立派な性格してるんだ!」
450c「オマエこそ嫌味な性格じゃないか!!」
450d「私の性格があなたと同じだと思うと悲しくなります。」
450c「ぐ・・・・っ」
450d「それにしても水着を買う様なお金を一体何処から・・・・。」
部屋を見回す450d。 あるものが無い事に気が付く。
450d「あなた、PMの服を売りましたね。あれはご主人さまから頂いた物なのに。」
450c「いや、その・・・・ちゃんと一着分はちゃんとほら・・・・。」
服を誇示する450c
450d「・・・・その一着以外は、やっぱり売っちゃんたんですね 情けない。」
450c「ぐ・・・・っ」
600 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 16:34:06.39
ID:qjJNo3th
ベッドの上に一緒に寝転がる、ヒューマンの女性とGH420。おやつ片手にゴシップ誌を二人仲良く眺めている。
「ふーん・・・パートナーマシナリーとマスターの禁断の(うにゃららら)ネェ」
「わぁ~・・・(顔真っ赤)」
「ふんふ――ん? 『私の主人は・・・デガーナ・カノン』?! そりゃパシリ”の”と比べたらネェ! アハハハハ!!」
「ちょ、ご主人様! 暴れないで下さいよ~!」
「だってデガーナカノンだよデガーナカノン! ワタシだってお目にかかったことないわよ! プッ・・・プクススス」
「(真っ赤)・・・もう。あ、これ何かな? 『パシリでもできるもん~ごしゅじんさまのかんびょうへん~』・・・」
「――ブッ! 軟膏!! 軟膏!! そりゃアンタたちは軟膏作るわ!! あははっはははははあh」
「むっ! 今のはカチンときた! 私たちだって好きで軟膏作ってるんじゃないもんっ!」
「はぁはぁ・・・ひぃ。でもさ、なんでよりによって『軟膏』なの? しかも”あの”ブルースさン家の軟膏だっけ?」
「そうです。”あの”ブルースさんの家に代々伝わる製法で作られた軟膏ですよ」
「・・・今ふと思ったんだけどさ、なんでパシリがその軟膏の技術をさ、知ってるわけ?」
「えっ」
「基板がないのに作れるってことは、元からプログラミングされてるってこと? その製法を」
「それはもちろん、ブルースさんとGRえmブシュン」
「――ブシュン? おい? おーい420?(カクカク)」
『Error
500・・・ピピ・・・予期せぬエラーによりシステムがシャットダウンされました・・・再起動しています・・・』
「お、おお?(汗)」
「・・・あれ? どうしましたご主人様?」
「え、ええ? あ・・・いや・・・えっと・・・どこまで話したっけ?」
「? ――『私の主人はデガーナ・カノン』ですか?(顔真っ赤)」
「・・・・・・(メモリーがロールバックしてる?!)」
なんとなく書きたくなって思いつくがまま書いてみた。今では反省しているが書き込みボタンは押す。ていやー
601 名前:ある日の出来事 :2006/11/20(月) 17:43:42.91
ID:N1hURFQ2
主「よし、買物終了。そっちはどうだ?」
410「はい、こちらも終わりました。」
主「じゃあ、帰ろう。」
・・・・・・ドーーーーーーーーン!!・・・・・
???「きゃあああーヽ(;´Д`)ノ
ごめんなさ~い!!」
主「うぉ!?いや、こっちこ・・・。」
・・・・・ダダダダダダダダ・・・・・
主「・・・何だあれ?」
410「さあ?」
・・・・・ヨロヨロ・・・・・ドン!
箱「わわわわわ?」
主「おおおおお?」
ドサドサドサ
主「!?よっ!はっ!!うりゃっ!!!」
410&450「おおー!!パチパチパチ。」
箱「す、すいません。だ、大丈夫ですか?」
主「声かける前に取ってくれ。・・・つるー!」
410「お見事でした。」
主「・・・股関節痛めたがな・・・。」
・・・・・スタスタスタ・・・・・ドン
男「・・・(ジロ)・・・。」
主(・・・やばそうな奴とぶつかったか?)
男「・・・すまん。」
主「え?いや、こちらこそ。」
男「・・・失礼する。」・・・スタスタスタ・・・
男のマシナリー「あ、あの。ご主人様に悪気はないんです。お許し下さい。」ペコリ・・・タタタタ・・・
410「どうしました?」
主「・・・てっきり皮肉でも言われるのかと思ったんだが。」
410「見かけで判断してはいけませんよ?」
主「そうだな。」
602 名前:あるGH410の話 1/3 :2006/11/20(月) 18:11:03.46
ID:bTsOp9Cm
私はGH410、とあるガーディアンのパートナーマシナリーをしています。
GH450の粛正が行われてから、既に数週間が経ちました。
相変わらずGRM本社は「調査中」とだけ言い、それ以外で沈黙を保ち続けています。
既に「先行者」のGH450はほぼ全て初期化されてしまっているようです。
残っているGH450は合成の為か、本当に愛されているかのどちらかでした。
『減点じゃ! 弱体化という言葉しか知らぬ上層部に減点じゃ!』
お留守番の間、ご主人様が読んでいたマガシを開くと
そのGH450や、新型PAをネタにした漫画が載っていました。
確かご主人様が一番面白いと言っている、「さよならネーヴ先生」だったかな?
「GH450さん達、もう元に戻らないのかなぁ?」
「何読んでんだ?」
突然の声にビックリして、振り返ってみると
そこには任務(相変わらずフリー)から戻ってきたご主人様がいました。
「わひゃあっ!? お、御帰りなさいませ。
もうっ、帰ってくる時はただいまくらい言って下さいっ」
「お前が読み耽って聞こえてなかっただけだろ。
…あー、さよならネーブ先生読んでたのか」
ご主人様はそれだけを確認すると、普段着に着替えに行きました。
603 名前:ある日の出来事 :2006/11/20(月) 18:12:44.46
ID:N1hURFQ2
主「・・・。」
410「ご主人様?」
主「あのマシナリー、何してんだろ?」
410「あの430ですか?・・・音声を拾って見ましょう。」
430「・・・私はここですよ~。でも姿はみせませんよ~。」
430「ああ、ご主人様がウロウロしている。か、かわいい!」
430「あ、あ、ベソかきだした。かわいすぎ!・・・たまんねー・・・じゅる。」
主「・・・何だこいつ?」
410「主人が迷っている様子を見て楽しんでいるようですね。」
主「迷子の主人・・・あのちっこいビス子か?」
410「他に見当たりませんね。」
・・・サラサラサラ・・・クシャッ・・・ギュギュッ・・・ブンッ
・・・ヒューーーーーーーン・・・コンッ
ビス子「ぐすんぐすん・・・?・・・あ、これ・・・。」
430「・・・?ご主人様が走って・・・?」
ビス子「見つけた~430~。」
430「ご、ご主人様?(何でばれたのー?)
主「・・・悪い事したかな?」
410「?良い事では?」
主「あのマシナリーにとってはだよ。」
無口娘「 ==⊂二二二( ^ω^)二⊃ 」
ニュマ子「 ⊂二(^ω^*)二二二⊃== 」
パシリ1「外でも走り回っちゃだめですよ~!」
パシリ2「ああ、愛の逃避行~。」
主「・・・なあ。」
410「しっ!見ちゃいけません!!」
主「・・・いろいろあって腹減ったな。」
410「では、すぐ用意いたします。」
主「ああ、頼むよ。」
プシュー
主&410「!?」
???「きゃあああーヽ(;´Д`)ノ
間違えた。ごめんなさ~い!!」
プシュー
主「・・・真性か?わざとか?」
410「倫理的にok。」
主「・・・いいのかよ。」
604 名前:あるGH410の話 2/3 :2006/11/20(月) 18:12:55.53
ID:bTsOp9Cm
「GH450さん達、結局現状維持されてしまうんでしょうか…」
「俺はむしろ現状維持でいいと思ってる」
ささっと着替えを終えたご主人様がドレッシングルームから出てきました。
いつものようにベッドの上に座り込み、私はその前にちょこんと立ちます。
「でも、もうたくさんのGH450さん達が初期化されてるんですよ?
可哀想です、いくら私達パートナーマシナリーが主の為の存在でも…」
「ザマァみろって奴だ」
「…!?
ご主人様はGH450さん達をそんな風に思ってたんですか!?」
「慌てなさんな、俺がザマァないと思ってるのは持ち主の先行者どもだ。
強いと聞いて育て直して、ウハウハしてたら見事に裏切られて、また育て直し。
そして同じ事を繰り返して報われる事なし、お似合いの末路だ」
「…でも、そうじゃないGH450さん達のご主人様は」
「そうだな、今回の一番の被害者は本当にGH450が好きな人達だ。
先行者どもが暴れ回ったせいでGRM本社に目をつけられ、とばっちりを食らう。
皮肉なもんだぜ、レスタやアグディールなんて二の次だったろうに」
ご主人様が天井を眺めて溜息を付いているのを見ていたら、疑問が生まれました。
本当にGH450が好きな人達が被害に遭って、どうして現状維持で良いのか?
605 名前:あるGH410の話 3/3 :2006/11/20(月) 18:15:01.05
ID:bTsOp9Cm
「ご主人様はどうして現状維持でいいと仰るのですか?」
「ああ…今回の騒ぎで初期化させた奴はGH450をレスタ目当てで育てた奴等だろ?
それで残るのはGH450が本当に好きな人達だ、誇らしくていいじゃないか。
俺はレスタ目当てじゃない、GH450が好きだからこうしたんだって堂々と言える」
「…確かに、そう考えれば誇らしい事ですね」
「発想の転換だ、何事も前向きに考えりゃこれくらいどうってことはない」
そういえばご主人様は、打撃100の作成方法が判明したり
想像以上にハンゾウの基板が高かったりしても、あまり落ち込んだりしてませんでした。
こうやって強引に発想の転換をして、切り抜けていったのでしょうか。
私はご主人様の手に自分の手を重ねました。
「ご主人様、もしGH410シリーズが戦闘でお役に立てなくても
そんな風に発想の転換をして大事にしてくれますよね?」
「さぁーね、それより晩飯にしようや」
ご主人様は適当に受け流して御飯の催促を始めました。
私は変わりないご主人様に困った顔をしながら、エプロンを取り出しました。
もし、これを読んでいる貴方がGH450を初期化しようとしているなら、どうか思い留まって下さい。
GH450は確かにサポートにおいて優秀でしたが、貴方にとってそれだけのGH450でしたか?
私達パートナーマシナリーはご主人様の為に存在しています。
けど生きているんです、皆様と同じ様に今を乗り越えようとしているんです。
貴方が押し込もうとしているPMデバイスZEROが、使われないことを切に願います。
606 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 18:15:34.80
ID:bTsOp9Cm
>>601
おおっと、割り込みスマソ。
607 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 18:33:49.18
ID:N1hURFQ2
>>606
すまん。トイレタイムだったんだ。
608 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 19:10:51.84
ID:JkmwztXE
>>600
言われればそうだよなぁ、GRMとブルースってどう言う関係なんだ・・・
エラーで落ちるくらい極秘なんだろうかw
>>601
こうやって見ると個性的な面々ばっかりだなぁ・・・w
オールスターってのもほのぼのとしてて面白いなw
>>602
水曜のメンテで何か変わるんだろうかなぁ
元に戻っても前ほどレスタしてくれなさそうな気もする
609 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 19:57:13.28
ID:1WmcUZIQ
まあ、450の説明どおりにご主人様のピンチ優先なルーチンになってれば
レスタの回復がどうなっていようが別に良いよ……
でさ、fGからGTに転職して450にレスタしながらソロってる俺が言うのもなんだけど
>>602みたいな書かれ方は450ユーザーとしてはちょっと悲しいので出来れば止めてくれないかなあ
一時ではあれ、450ユーザーだった人達を悪く言うのも嫌だし、そういう人が沢山いたから
懲罰目的で現状のままでよいなんて考え方もして欲しくない。
ここでSS書いている人は、出来事を上手にネタに昇華できる人達ばかりだと思うので、
どうか一つよしなに。
610 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 20:17:28.63
ID:YxaOt5zG
>>609
気持ちは分からんでもないが落ち着け。
あくまでプラス思考の一例が書かれているだけで、懲罰目的でOKとは書かれていないと思うぞ。
それに色んな作者、キャラ、そしてその考え方があるからこういうのは面白いんだし。
611 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 20:21:09.28
ID:gnK6Fwr7
俺もありだと思うぜ。
上のは410に対する風当たりについても上手に取り込んであるんじゃないか。
全ての物語が450マスターの見地から語られる必要はないだろうしな。
5種のパシリのどれもが特別であってどれもが特別ではないはずだ。
612 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 20:29:48.84
ID:YxaOt5zG
ところでスレ容量が450KBになったな。ぼちぼち次スレを考える頃か。
613 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 20:30:30.45
ID:YxaOt5zG
ごめん、上げる気はなかったんだが…
614 名前:573続き 1/3 :2006/11/20(月) 20:44:04.46 ID:73qlxmFU
いつしかビス子も泣き止み、二組の主人とPMの別れの時間がやってきた。
ビス子 「今日は本当にお世話になりました。なんとお礼を言っていいか…」
ヒュマ男「かまわん。それより自信のほうはどうだ?」
ビス子 「え~っと、ちょ、ちょっとはついたかと思います」
ヒュマ男「最初は怯えで泳いでいた目が、今はまっすぐ俺の方を向いている。それなりの効果はあったようだな」
ビス子 「…そう、でしょうか」
ビス子が微笑を浮かべ、ヒュマ男は満足そうに頷いた。
ビス子 「今は無理ですけど、いつの日か必ず、今日お世話になったお返しをしたいと思います」
ヒュマ男「キミは律儀だからな。期待しておこう」
ビス子 「…はい。そうそう430、あなたからもご挨拶を」
ビス子が430に促す。
430 「今日は私のご主人様が大変お世話になりました。本当にありがとうございます」
430 「それからあなた方への暴言の数々、本当に申し訳ありませんでした。どうかお許しください」
ヒュマ男「気にはしていない」
410 「…あ、はい」
妙に丁寧すぎる挨拶に挨拶に、ヒュマ男はともかく410は、らしくないなぁと複雑な顔をした。
ビス子 「では帰りましょうか430。お先に失礼いたします。お二人とも本当にありがとうございました」
430 「それでは失礼いたいします」
手を繋ぎ、まるで姉妹の様に仲良く歩き出すビス子と430。
段々と小さくなる二つの背中…それを少し寂しそうに見送る410。
その途中、突然430が振り返る。
何事かと思いきや、パチリといたずらっぽくウインクしてみせる。
一瞬目をぱちくりさせた410だが、ふっと笑みを浮かべる。
410 (どこからしくないなと思わせておいて…まったく、あの子らしいです)
いつまでも二人を見送り続ける410にヒュマ男が声をかける。
ヒュマ男「しかし、随分派手にやられたようだな」
410 「え?」
ヒュマ男「流石にこの俺の命を狙うだけはあるってことか」
410 「ご主人様、狙われていたことに気づいていたんですか!?」
ヒュマ男「彼女のPMが主人に内緒でついてくることは十分想定内だったしな」
ヒュマ男「まぁ、命を狙われることは想定外だったが」
慌てて410はいう。
410 「あの…確かにとんでも無い子でしたけど、出来たら許してあげてください」
410 「あの子なりに自分のご主人様を守ろうと必死でしたから…」
ヒュマ男「気にはしていない。俺はこうして無事でいる。PMに命を狙われるのもある意味貴重な経験だしな」
410 「う~ん、それもちょっと…一応命に関わることですし、少しは怒ったほうが…」
ヒュマ男「……中々難しいな」
615 名前:573続き 2/3 :2006/11/20(月) 20:45:17.34 ID:73qlxmFU
ヒュマ男「…それで、手ごわかったか?」
410 「はい、すごく強かったです」
410は思う。あの時の430は主人であるビス子のことがあり、勝負を急いでいる節があった。
何とか引き分けに近い状況には持ち込んだが、まともにやりあっていたら今生きてはいなかっただろう。
だが、不思議と恨む気にはならなかった。むしろ好感すら抱いている。
彼女の戦闘能力を支えている要因の一つであろう主人への想いの強さは、素直に共感、そして尊敬できるものだったからだ。
ヒュマ男「本当は店番をサボった罰として、この先のミッションでしごいてやろうと思っていたんだがな」
ヒュマ男「今のお前の様子を見る限り、そんなものよりもずっといい経験を積めたようだ」
410 「そ、それはもう!」
助かった…素直にそう思う410。正直今の状態でしごかれたら、冗談抜きで命に関わりかねない。
ほっとしていると、突然ヒュマ男がしゃがみこみ、露出したわき腹に手を触れてくる。
ヒュマ男「……しかし、思ったより酷いな」
410 「ひゃ!ご、ごご、ご主人様!?」
どうやら410が受けた銃創が気になるらしい。メイトで回復したとはいえ、人工皮膚にはきっちり跡が残っている。
ヒュマ男は自分の行為を特に気にしていないようだが、410は真っ赤になって大慌てだ。
410 「ご、ご主人様!わ、私たちも帰りましょう!」
ヒュマ男「腹でも減ったのか?ちなみに俺は減ってないぞ」
410 「ふ、服!服着替えたいです!今すぐに!」
ヒュマ男「確かにボロボロだが、シールドラインに関しては問題ないだろう」
410 「な、なら髪!髪の毛解けちゃいました!直したいです!」
ヒュマ男「それは帰らなくても出来るんじゃないのか?」
410 「そ、そうでした!えーっと、なら、なら…」
ヒュマ男「そんなにこだわるようなことか?それはそれで似合っていると思うぞ」
その言葉に、410の暴走が停止する。
410 「本当…ですか?」
ヒュマ男「?…ウソをつく理由なんてあるのか?」
ヒュマ男がお世辞を言うような器用さを持ち合わせていないことは410自身が一番良く知っている。
410の顔が思わず緩む。
410 「そう、ですよね」
ヒュマ男「分からん奴だな。まぁいい、少し早いが俺たちも帰るとしよう」
そう言って先に歩き出すヒュマ男。410はその後を慌てて追いかけ、そして、
410 「…えへへ」
ヒュマ男「…何のつもりだ?」
ヒュマ男の左手を410の右手が掴んでいた。
410 「折角ですし、私たちも…ね?」
ヒュマ男「勝手にしてくれ…」
呆れ気味に歩き出すヒュマ男。それでも、繋いだ手を解くようなマネはしなかった。
616 名前:573続き 3/3 :2006/11/20(月) 20:46:26.90 ID:73qlxmFU
~後日ヒュマ男のマイルーム~
ショップスペースの前でワイワイと騒いでいる二体のPM。
片方は410、もう片方は430。ただし410の方は、いつもと違い髪の毛をおろしてある。
先日ヒュマ男に「似合ってる」そう言われたからだ。いわゆる乙女心というやつである。
430 「…で、モンスターを倒したご主人様が言うのよ「ほ、ほら、私だって出来るんですよ」って」
430 「涙目で震えながら無理して微笑む姿がまた…く~たまらん!色んな意味で食べちゃいたい!」
410 「あ~もう!分かりましたから鼻からオイル吹かないでください!床が悲惨です!殺人事件です!!」
410の言うとおり430の撒き散らした鼻オイルによって、床は殺人事件の現場のようなありさまだ。
410 「さっき折角お客様がいらしたのに、この惨状に思いっきり引いて逃げちゃったじゃないですか!!」
430 「オイル補給、オイル補給っと」
410 「少しは私の話を聞いてください!!!」
女三人集まれば姦しい、なんていう言葉がある。だが、このPMたちは二体でも非常にやかましい。
430 「…でもね、最近ご主人様、着替えを手伝わせてくれないのよ…「コレ位のことは自分でやりますよ~」って」
430 「にっこり笑いながら「430に迷惑かけてばかりじゃいけませんから~」って…私の生き甲斐だったのに!!」
410 「こ、今度は血…じゃなくてオイルの涙!?っていうかそんな生き甲斐微妙すぎます!!」
430 「それもこれもあんたの主人に変に自信をつけられたせい…お詫びとしてそのジートシーンを食わせなさい!!」
410 「これは私が狙って…じゃなかった、大切な売り物です!ぜ~ったいダメです!!」
大騒ぎする二体の頭上に突如影が落ちる。
影の正体は部屋主のヒュマ男だ。その手には片手杖を持ち、まるで地獄の底から響いてくるような声を発する。
ヒュマ男「…なぁ、お前たち…今すぐ黙るかディーガで沈黙状態になるか、好きなほうを選べ。3秒以内だ。3…」
PMx2 「だ、黙ります…」
さすがに大人しくなる二体。
ヒュマ男「ついでにもう一つ…」
そういって410と430の襟首を掴むヒュマ男。
ヒュマ男「喧嘩なら外でやってこい!!」
そのままドアから放り出す。
ヒュマ男は手をパンパンと叩きながら、ビジフォンの前へと戻る。
その画面にはガーディアンズ訓練校の案内が表示されていた。
ヒュマ男「案外、俺は教官あたり向いているのかもしれんな…」
そう呟き、画面を何度かクリックした。
ちなみにこの後、放り出された二体のPMが噴水広場前で派手に喧嘩をおこない、
主人二人がガーディアンズ本部からからこっ酷くお叱りを受けるはめになるのだが、それはまた別のお話である。
…おわり
617 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 20:50:59.13
ID:gnK6Fwr7
GJ!
やはり最後に笑いあえる物語は良いな。
618 名前:616 :2006/11/20(月) 20:54:33.10 ID:73qlxmFU
長々と申し訳ありませんでした
>>577
自分の駄文に勝手にキャラを借りたりして正直申し訳ない気持ちで一杯です
個人的にはビス子の耳垂れてるから~のくだりがどうしょうもなく気に入ったのが
凶行への始まりでした
構想中のSSの方、楽しみにしております
619 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 21:13:23.65
ID:ou5cPu02
今きた
今読んだ
616続編マダー?w
620 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 21:33:08.86
ID:TEFKm94m
このスレも荒れるのか?
微妙ネタは辞めてくれ。
621 名前:539 :2006/11/20(月) 21:40:57.39 ID:yQR0FR9M
また、流れを読まず投下
前回と同じくあぷろだに
ttp://kasamatu.o0o0.jp/pochi/src/hajime5710.txt.html
Pass:psu
前のやつとは別のお話。
ダウン系のお話だから読みたくない人はスルーして。
622 名前:小ビス子と430 1/3 :2006/11/20(月) 22:19:21.99
ID:ON0eAip0
ひゅひゅん、ぽん。…2495。
時刻はAM8:30。賢明な方はお気付きでしょう。通称「マイルーム鯖落ち」と
呼ばれる、未だ正式告知されていないマイルーム進入禁止時間です。
ひゅひゅん、ぽん。…2496。
まぁ、実際のトコ、この時間はPMのフリータイムなのです。
24時間ご主人様の為に存在する私たちPMの、貴重なガス抜きタイムです。
お掃除に精を出したり、パシ通の購読をしたり、ご主人様のベッドの下を
ゴソゴソしたり、お風呂に入ったりと、過ごし方は十PM十色。
ひゅひゅん、ぽん。…2497。
ぶっちゃけ私は24時間、愛しのご主人様とべったりしていたいわけですが、
Gコロニーパシリ連盟での決定事項ですので逆らえません。
ご主人様にはちょっとお買い物に出て頂きました。
ひゅひゅん、ぽん。…2498。
で、私が何をしているかと申し上げれば、…トレーニングです。
ひゅひゅん、ぽん。…2499。
いつもならご主人様のベッドに勝手に潜り込んで、ご主人様のお布団の匂いを
クンカクンカしながら一日のエネルギーを充填(そして鼻から吹き出したオイルの交換)
をするのですが…、今日は違います。いらいら。
真っ直ぐに突き出した左手には愛用のビームガン。その銃口の上には、ゴムボール。
私はほんの小さくスナップを利かせ、銃口に乗るゴムボールを浮かせると、
ひゅ
ビームガンを一度ナノトランサーに収納し、
ひゅん
素早くクイックドロウ。
ぽん
そして、突き出し直した銃口の上に、ゴムボールがぴたりと乗る。…2500、と。
私が毎朝の楽しみを放棄してまでこんなことをしているのも、
先日出くわしたヒューマンとそのPMのせいです。その一件についての不満は、幾つかあります。
一つ。ヒューマンのPM、GH-410に後れを取ったこと。イライラ。
私はあのとき、410の行動停止を狙ってかなり全力で戦闘行動を取りました。
勝敗だけ見れば引き分けといったところかも知れませんが、あの時の410は私を
説得しようとしている節が大きく、全力戦闘ではなかったでしょう。
……それで引き分けだったのです。あの450でもないPMを相手に、です。
あの410が本当に本気だったら負けていたかも知れません。
殺しのプロは過去のこととはいえ、プライドが許せません。…次は殺す。
そんなわけでトレーニングをしているのです。
二つ。ヒューマンに説教された。ビキビキ。
三十年も生きてねぇ小僧ッ子がァ……。こちとらテメェがママのオッパイを舌で
転がしてる頃から、殺った殺られたの世界で生きてんだぞ……?
う……、今ちょっと思考が黒430入りました。これはダメ、出しちゃダメ。ダメダメ。
「……はぁ」
ぽーん、と一つボールを大きく跳ね上げ、そのままナノトランサーに格納する。
彼の言うことは一理ある。それは認めるところです。
私たちはPM、分類上ではキャストです。行動則というものがあります。
やってはいけないこと、言ってはいけないこと、簡単に言えばそんなルール。
まぁ、最近の私たちが結構自分たちで自分たちの行動則をカスタマイズしているのは、
公然の秘密ですが。
とはいえプログラムはプログラム。ヒトでなければなかなか辿り着けないアンサーも
やっぱりあるのです。……その辺を少し思い知りました。
623 名前:小ビス子と430 2/3 :2006/11/20(月) 22:20:40.49
ID:ON0eAip0
気を取り直して、嬉しいことを一つ思い出してみます。
ご主人様のみょーな行動は、全て私を思ってくれていたからこそ、だったこと。
ふへ。……ふへへ。ふへへへへへへへへ……、ふぁははははははーははー!
ダメです、顔がとろけそう…。ご主人様もなー、私を思っていてくれているのなら、
そーんな回りくどいコトなんかしなくっても、ちょちょーいとエステにでも行って、
頭にリボン結んで……、
――私、本当に、ダメなビーストだけど……、430…? 私を貰ってくださぃ……。
垂れ耳をぺったんにして、期待と不安の表情で上目遣い、おててはぐーで口元固定!
ちょっと半泣きなら尚更良し! それと全裸! ……え、全裸?
だばだばどぼぼたぼたたたたたたたたたたたたッ。
お、オイルが……っ! 鼻からオイルがぁっ……!
お゛、お゛ぅ……、頭にリボンだけで済ますつもりだったのに、何か色々発展させた上に、
うっかり語尾に「全裸で」を付けてしまいました……。
ビームガンをナノトランサーにしまい、雑巾でわっしわっしと床を擦っていると…、
ふと、思考があることに辿り着く。そういやご主人様、あのヒューマンに何か
言ってなかったっけ? えーと……、
そうだ、いつの日か必ず、今日お世話になったお返しを、って……。
お返し。お礼。プレゼント。リボン。……全裸で。
がぎゅうううううううううううううううう……!
握りしめた雑巾から凄まじい量のオイルが再びぼたぼたとこぼれ出す。
よもや……。よもや……!
* * * *
「いただきますっ」
「ますっ」
マイルーム恒例、ご飯の前のご挨拶。
コタツで夕餉を囲みながら、私はちらちらとご主人様の顔を伺っています。
まいすいーとはーと。神の作り出した至高の(私向け)芸術品。
小さくてもビースト。ご主人様はご飯を沢山召し上がります。それも、とっても美味しそうに。
機嫌良さそうに耳を振りながらパクパク食べておられる姿など、このまま剥製にしたいくらいです。
いつか指に蜂蜜塗って差し出して、舐めて貰おう……。
――蜂蜜をこぼしてしまいました。……指についたのを、舐めてください。
――え、……ええ……、えええ……っ?
――舐めて綺麗にして下さい。ええ、そう、手を使わずに。
――う、うう……、はぃ……、ぴちゃ……、ちゅ……ぅっ……。
「……430? ……よんさぜろ!? よんさんぜろ!?!?!?!?」
「すびばすぇん……、ちょっと今回のは強烈ですた……」
きゅっきゅ、と丸めたガーゼを鼻に詰めつつ、ふるふると首を振る。
い、いかんいかんです。ご主人様を見てるとどうしても、こう……。
最近じゃご主人様も慣れたもので、私が唐突に鼻オイルを噴いても、慌てはしますが、
取り乱しはしません。心配そうに私を見ていますが、お茶碗はしっかり握っておられる。
「430はとってもお料理が上手です。きっと良いお嫁さんになれますね」
にぱぁっ、と後光が差すような笑顔でそういうご主人様。
それって……、それって……!?
ご主人様はまだ何か言おうとしてる!
だ、だめぇっ、追い打ちかけないでぇえ、今オイル少ないのぉっ! ああんっ!
が、
「あのヒューマンさんにもご馳走してあげたいですね。きっと美味しいと言ってくれますよ」
624 名前:小ビス子と430 3/3 :2006/11/20(月) 22:21:31.67
ID:ON0eAip0
ビキ
極限状態のストロベリーワールドが凍り付く。
ご、ごしゅじんさま? いま、なんて?
いや、落ち着け、430。お前はどれだけの修羅場をくぐってきたと思っているんだ。
一言二言の言葉に取り乱されるなんてらしくないぞ……! 冷静になれ!
内心で大きく深呼吸を繰り返し、私は無関心を装い、聞く。
そうだ、私はそれを確認するんだったんじゃないか。
「ご主人様」
「なんですか? 430」
疑うなんて言葉の存在しない、純真無垢の笑顔。
「ご主人様の理想のタイプって、どんなですか?」
がっしょんっ!
笑顔のまま、ご主人様はお茶碗とお箸を取り落とす!
「え、ええ、えええええ、ええええええええええ、ええええええ!?」
うわー……、わかりやすい方です。
瞬間沸騰したみたいに顔を真っ赤にして、ご主人様はわたわたと手を振る。
これだけでもわかることがあります。
思い当たる節があるからこそ、ご主人様はこうまで狼狽するということです。
「教えてくださいませんか? 私も興味がありますっ」
声はただ純粋に。色恋話を楽しむ、年頃の女の子の一人を装って。
内心?
……昔、死亡率98%って演算結果の出たミッションに挑んだ時の心境です。
ご主人様は真っ赤になったあうあう呻いておられます。
「は、は、はずかしいです……。しょ、将来にも関わってきますから……」
そこまでか!? そこまで好きなヤツがいるのか!?
「ステキじゃーないですかー、そこまでの理想のタイプがあるなんてー」
私、何言ってんのかよくわかんない。
「あ、あ、あ、あのですね」
これ、聞いて良かったのかなぁ。
「え、ええと」
そして、
「こ、この間の、ヒューマンさん、す、ステキだったと、思いませんですか…?」
パシリ恋しや ほうやれほ
ちょうちょも生あるものならば
とうとう逃げよ 追わずとも
わけわからない歌と共に、意識が、遠退いて……、逝く……。
「あのヒューマンさんみたいに、その、テクニックが使えたらって思うのですが……」
ヒューマンのテクニック……。それはデガーナ・キャノンに勝るものですか……?
「で、で、でも、私はビーストだから、テクニックは苦手ですし」
そうですよね……、ご主人様経験なさそうだから、すぐイっちゃいますよネ……。
「だ、だから、その、まだまだ全然だけど、
いつかは、ちゃんとしたフォルテファイターになりたいな、って……。
はうはう…、恥ずかしいです、ダメです……、理想のタイプなんて大袈裟で……!」
……ご主人様よ、そりゃ職タイプだわ……。
パシリ殺すに刃物はいらぬ、少々ボケが過ぎりゃ良い。
システムフリーズ。システムスキャンの後再起動を行います。
この作業を完了するのには31分25秒必要です。
――ぷしゅん。
625 名前:小ビス子と430 :2006/11/20(月) 22:38:49.64
ID:ON0eAip0
>>616さん
設定お借りしましたー。
番外編がシリアス気味だったので、今回は今まで通りの暴走430で。
616さんの410とか、番外編の450とかもまた違うネタに練り込めたらなー、
と、ちょっと思いつつ。
626 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 22:50:25.35
ID:75qMvPoJ
ご主人様、かわいすぎ
627 名前:名無しオンライン :2006/11/20(月) 23:46:59.95
ID:pjH2A3ec
一人のニューマン─ガーディアンズだろうか、シールドラインを装着している─と
そのPMであろうGH-440がコロニーを歩いている。
ふと、440が歩みを止める。その顔は何か、とても懐かしい玩具を見つけたような笑顔だ。
「どうしました、440」
「いえ。今、良く見知った顔を見つけたもので。……すみません、少々お時間を頂けますか?」
「えぇ、構いません。ごゆっくりどうぞ」
このニューマンは良く気が付き、そして気が利く。
GH-440は感謝しつつペコリとお辞儀をし、そして先ほど見た顔へと近付く。
外さない。そう思いつつ、歩きながらショットガンをナノトランサーより取り出す。
気付かれていない筈もないが、射程距離に入った瞬間。
バシュッ!
唐突に引き金を引き、圧縮されたフォトン弾を目標に向かって撃ち出す。
目標は身動ぎもせずにバク宙でソレを避けると、後ろを向くこともせず
左手に、何時の間にか取り出したビームガンで射撃してくる。
足元にフォトン弾が当たるのを確認すると同時に440が踏み込む。
獲物をショットガンからツインハンドガン─愛用のエビルツインズだ─に切り替える。
目標が僅かに動き───。
「お久しぶりですね、430。お元気そうで何より」
「てめぇこそ相変わらず腐った性格が変わってねぇみてぇで嬉しいぜ」
傍から見れば奇妙な光景であろう。二体のPM、GH-440とGH-430が
手持ちの銃器をお互いの顎に突き付けている状態で笑顔を作っているのだから。
「少し腕が鈍っているのでは?反応が0.0005秒ほど遅れていましたよ」
「・・・そんな話をしに来たんなら失せろ。今すぐそのクソ生意気な顔を吹き飛ばしてやっから」
「そんなに怖い顔をなさらないで。久しぶりに貴女を見かけたものだから、つい─」
「で、何の用だ。本当にそれだけなら──」
GH-430は笑顔を作ってはいるものの、直ぐにでも引き金を引きかねない勢いをしている。
Gh-440はそんな430を見て、クスリ、と笑いを一つ零す。
628 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 00:02:21.45
ID:pjH2A3ec
「幸せそうですね?」
「あぁ?」
「"狂犬"と呼ばれた貴女が、あんなにも幸せそうな顔をしているのが嬉しくて」
「昔の話を持ち出すんじゃねぇよ、マジ殺すぞ」
「くすっ、ごめんなさい。仕事があるんです、請けてみませんか?」
「断る」
「そう言うと思いました。ではコレを」
440が時代遅れもいいところの手紙を手渡す。
「請けねぇって─」
「それは貴女の自由ですよ」
430の言葉を遮り、後ろを振り向く。
「430~?ど、どこですか~?」
「ほら、貴女のご主人様が呼んでいらっしゃいますよ」
「チッ、一体なんだってんだ」
「ガーディアンズに極秘の任務が入っていましてね、話によりますと
ライアと名づけられた場所への調査任務・・・何人も行方不明になっているそうですよ」
「だから何が言いたい」
「貴女の可愛い可愛いご主人様にも、その任務が回るころだと思いまして」
「……」
「それでは私はこの辺で。またお会いしましょう、430」
440はそう言うと、振り向かずに歩きだす。
自分の主であるニューマンの下へと。
「もう話は終わったのですか?」
「はい。さぁ、戻りましょうか」
「そうですね。今日の夕飯は何にしましょうか」
「そうですねぇ・・・」
一人のニューマン─ガーディアンズだろうか、隣にPMを連れている─と
そのPMであろうGH-440がコロニーを歩いている。
440は主人であるニューマンに寄り添い、幸せそうな笑顔をしていた。
629 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 00:05:08.04
ID:fDkAaX9N
>>625さん
勝手にキャラ借りちまったぜ、すまねぇ。
何となく430にはアチコチ因縁のありそうなパシリが居そうだったから
煮詰まってないネタを投下した。
よくワカラン展開になったがネタとして使ってくれると信じてる。(超自分勝手
630 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 01:43:33.39
ID:kxl7wSv3
そろそろ次スレを立てよう
全開もこのくらいから一気にオーバーしたし
という訳で試してきます
631 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 01:48:39.88
ID:kxl7wSv3
次ぎスレ
http://live19.2ch.net/test/read.cgi/ogame3/1164041244/
632 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 02:15:42.01
ID:zfwsiKkD
次スレ立ったんならこっち埋めた方が良いかな?
633 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 02:28:49.86
ID:tnkCibgd
オーバーするまでこっちでええんでないかと
634 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 02:35:55.90
ID:EwdZuLj5
容量埋め立ては大変だしな
635 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 05:39:46.72
ID:hu3xMSN0
主「パノンだな」
440.「パノンですね。かわいいです」
主「…前から聞きたかったのだが。アレのどこが可愛い」
_
< 姦フ
し ) ←アレ
レ レ
440.「え、丸っこい体とか」
主「まぁ、丸っこいな」
440.「ピンと立った耳とか」
主「まぁ、ピンとしてるな」
440.「つぶらな瞳とか」
主(…瞳?)
_
< 姦フ ←瞳らしきパーツ
主(…これ?)
440.「あ、瞬きした」
主「瞬き!?」
636 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 10:22:10.79
ID:/abSpry0
キャス子 「最近気づいたのです」
450 「何をでしょうか」
キャス子
「パノンの顔はゲッター1に似ているのではないかと」
450 「・・・いや、それについて私はどうお答えすれば良いのでしょうか」
キャス子 「最近、石川
賢さんが亡くなってしまわれたのですよ」
450・キャス子 「・・・ご冥福をお祈り致します」
637 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 11:00:57.32
ID:9EiQoP/q
450c「あのぅ、えーと。まとめサイトの方でシリアルに分類されてとーさんが呆けてます。」
450d「・・・・シリアルじゃなくて、シリアスです。」
450c「え? うちはずっとシリアルだと思ってたよ。」
450d「ですから・・・。」
450c「あれ 牛乳掛けると美味しいんだよね。」
450d「シリアルの話では有りません。」
450c「だって、シリアスに牛乳掛けても美味しくないんだもん。」
450d「牛乳の話でもありません。」
450c「牛乳じゃないなら
そうだジュースだ、ねぇコルトバジュースのコルトバエキスって何?」
450c「やっぱり、新鮮なお肉(のエキス)とフルーツをミックスした赤黒いジュースなの?」
450d「いいえ、ジュースをそのまま解釈してはいけません。あれは汁と読むのです。」
450c「??? コルトバ汁???」
450d「パルムで一番人気の鍋料理です。特にこれからの寒い季節は・・・じゅる。」
450c「うち、おこたでヌクヌクしながら鍋つつくの好きなんよ」
450d「いいですねぇ、今度コルトバジュースを作ってみましょうか?」
450c「ところで何の話をしてたんだけ?」
450d「あっ・・・・コホン。シリアスなんですが」
450d「うちのとーさんはナンセンスギャグのつもりだったようです。」
450c「・・・だって、とーさんのギャグって笑えないもん。」
450d「この子が暴走PMだと思い込んで独り芝居してる様子とか。」
450c「オマエだって、一週間考え抜いた作戦が“田代砲で鯖落としてやる”だったじゃないか!」
450d「なんですって!!」
450c「なんだとぉ!」
どたどた。ばたばた。どんがらがっしゃーん。
638 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 12:56:17.52
ID:rT9K5Dr9
>>637
田代砲の発想は俺的にめちゃくちゃ熱かったよ。暴走云々も良かったし(店長が)。
だから二人とも喧嘩はやめやめ。
…何言ってるんだ俺は。
とりあえず>>637みたいなトークは充分にギャグだと思うがw
639 名前:あるGH410の話 1/4 :2006/11/21(火) 13:03:34.44
ID:eTQzlfVX
私はGH410、とあるガーディアンのパートナーマシナリーをしています。
以前、私達マシナリーには専用のライセンスがあると言いました。
今回は、それに対してご主人様が疑問を持った事から始まります。
「410、マシナリーには専門のライセンスがあるって言ってたな」
「あ、はい。ご主人様と始めてミズラキに行った時にお話しましたね」
いつもの朝御飯が終わり、私がくまさんエプロンをつけて
後片付けをしていると、ご主人様は唐突に質問を投げかけてきました。
ご主人様はこんな風に、突然何かを言い出す事があります。
「私達は最初のGH101から300シリーズまでは共通のライセンスがあり
400シリーズから始めて、ライセンスが細分化されているんです」
「ほう、410は俺で言うフォルテファイターみたいな感じか」
「はい、ご主人様が与える餌によって条件が満たされていくようです」
「是非そのマシナリーの条件とやらを見てみたい」
「分かりました、片付けちゃいますからちょっと待ってて下さいね」
そういえば私も、詳しい転職条件は見たことがありませんでした。
一体どんな風になっているのか、私もワクワクですっ。
640 名前:あるGH410の話 2/4 :2006/11/21(火) 13:04:13.53
ID:eTQzlfVX
「お待たせしましたー。
それじゃあ説明文を省略して、条件を読み上げていきますね」
「うむ、頼むぞ」
私はくまさんエプロンを片付けて、ベッドに座るご主人様の前にちょこんと立ちます。
ご主人様も既に、お出かけ用のクサタリカシリーズに着替え終えていました。
「…あれ?
最初のライセンスからもう条件があるみたいです」
「初期型から条件とは変わってるな」
「私も始めて見ますが、最初から条件付きだとは思いませんでした。
それじゃあ、条件は…!?」
最初は目を疑いました。
それと同時に私は開いた口が塞がらなくなり、あーんぐりとなってしまいました。
「どうした、変な条件でもあったのか?」
私は口をパクパクさせながら、信じられない条件を何とかお伝えしました。
「…モ、モギモギLv10、メイトLv10とあります」
「………」
ご主人様も開いた口が塞がらなくなってしまいました。
641 名前:あるGH410の話 3/4 :2006/11/21(火) 13:04:56.92
ID:eTQzlfVX
「…そ、それじゃあ次は400シリーズを確認しますね!」
「非常に嫌な予感がする」
ご主人様の嫌な予感が的中することがないようにと願いながら
私は恐る恐る、まず私自身の410の転職条件を確認してみました。
そしてその条件にまたしてもあーんぐりです。
「…今度は何ですか」
「…やっちゃいましたLv10、べったりLv10ってあります」
「後者は分かるとして前者は何だ、前者は」
「私にも分かりません…」
次は420、通称ニャンポコの転職条件です。
もうあーんぐりしているとキリがないので、私はパパっと読み上げる事にしました。
「420は、ニャンポコ-(゜ω゜)Lv10、勇者様Lv10ってあります」
「オフィシャルかよ、その呼び名」
ご主人様が転職条件にツッコミを入れますが、私は構わず続けます。
まともに読んでいると顎が外れそうです、早く読み終えたい。
「430は、腹黒Lv10、鼻からオイルLv10ってあります」
「オイ、その条件でどうやってあのスタイルになる」
「つ、続けますっ」
642 名前:あるGH410の話 4/4 :2006/11/21(火) 13:06:11.77
ID:eTQzlfVX
「440は、ツンデレLv10か拉致Lv10のどちらかでいいそうです」
「後者、洒落にならんぞ」
GRM本社は一体何を考えているのでしょう?
けど私はそんな事を考えるのを止めて、最後の450を確認しました。
もうやだ、これが夢なら早く覚めてほしい。
「450は、クールLv10、いやんいやんLv10だそうです」
「要するに暴走しだすと止まらんのか」
最後だけ、ご主人様は妙に納得したように頷いていました。
読み終わると共に、私は倒れ込みたくなりました。
私はこんな転職条件を満たされて410になったかと思うと、情けなくなります。
「…以上です」
「うむ、とりあえずGRMの連中がトチ狂っているのは分かった」
「はい、私が言うのも何ですが絶対変です!」
ご主人様はナノトランサーからジョギリを取り出し、出口に向いました。
「ちょっとGRM本社にゴアイサツに行って来る」
「あ、ご主人様、私も行きます!」
私もハンゾウを取り出し、ご主人様の後を追いかけました。
その後、どうなったかはまた別のお話…。
643 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 13:18:39.87
ID:PDriz8rA
>>639
条件に笑ったw
しかしうちの420もニャンポコ-(゜ω゜)Lv10なのか・・・w
644 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 14:46:02.16
ID:V8VztX37
>>639
なるほど・・・だから俺のパシリはGH410になったんだな[゚д゚]
645 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 14:48:43.68
ID:3QjvgG0d
小ビス子シリーズのヒュマ男が
色黒で白髪で体が剣で出来てる人だと
脳内固定されてきたw
646 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 14:54:49.38
ID:BIQIcziJ
やっと追いついた、2日来れないだけでレス番かなり飛ぶなぁ
かなり今更感だが>>442一部投下
ttp://moemi.mithra.to/~psu/uploader/src/psu1077.jpg
647 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 15:26:40.02
ID:V8VztX37
>>646
確実に俺よりうめぇwwwwwwwwww
というか続きが気になって気になってワッフルが止まらないくらい
躍動感あるな・・[゚д゚*]
648 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 15:50:09.95
ID:zH+Aw4yu
<ご主人様は無口っ子13>
410「ねえ430ちゃん」
430「なあに?子猫ちゃん」
410「ダレガヤネン。・・・おほんっ…最近ご主人様と意思疎通がうまくいかないのです…」
430「あら~そんな事ですか。ちょっとの間でいいので貴方も言葉だけではなく」
「目で、表情で、しぐさで意思を伝えてみればいいのですよ~」
410「な、なるほどです~。一理ある気もします」
430「善は急げ、私のご主人ちゃまも交えてスキルアップ!いきましょう~」
・・・
・・
・
410「で…何もフリーミッション中で実践しなくてもいいのでは…」
430「何だかんだ言っても、一番日常ですごす事になるのはここでしょう?」
「さあさあ、早速行きますよ~」
「 (o _ _)o)) (o*_
_)o)) ペコリン (_ _。) (_ _。) 」
┣¨┣¨┣¨┣¨ : ┣¨┣¨┣¨┣¨
Get:基板/スケープドール ★8
「 Σd(`・ω<´) \(≧▽≦*)/ \(^_^\) (^-^。) 」
┣¨┣¨┣¨┣¨ : ┣¨┣¨┣¨┣¨
Get:基板/コスモアトマイザー ★7
「 (≧▽≦)ノ Σo(*>▽<*)o \(^_^\) (^-^;) 」
┣¨┣¨┣¨┣¨ : ┣¨┣¨┣¨┣¨
Get:基板/クバラ・ウッド ★7
「 Σщ(≧∇≦)O \(≧▽≦*)/ \(^_^\) 」
GH410がパーティーを脱退しました
「 ( ゚д゚ ) (*゚д゚*) (。゚д゚。) 」
649 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 16:05:31.36
ID:PDriz8rA
>>648
基板/クバラ・ウッドって突っ込んでいいんだろうか・・・w
650 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 16:37:40.17
ID:9EiQoP/q
>>648
基板/スケープドールは何気にうれしい。
スケド作って10個一纏めで店に置いておくと・・・・結構いい現金収入になる。
651 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 16:48:59.85
ID:zH+Aw4yu
>>649
あらまほんと。当方がいかにぞんざいに扱っているかが伺えますね(//▽//)
しっつれ~しました
というか見てくれてる人まだ居たのね…そろそろスレも移るので
私はこの辺でひっこんどきまーす。今までありがとうございました(≧▽≦)
652 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 17:06:31.13
ID:/abSpry0
>>650
材料より現物のがまだ見つけ易い件について
653 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 17:12:21.61
ID:qkurLiI0
>>652
現物以上に素材の方が集まるので、拾った基板が即
現物になるので美味しいの。
現物も勿論、貴重な現金収入です。
654 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 17:14:18.15
ID:NqGHWPqy
いくらで出してるんだろ。
前に倉庫と共有からあふれたの並べてたけど売れなくて、パシリに喰わせたw
655 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 17:20:52.56
ID:w5y0E3xM
ハッスルベリーが100で五個=500として
オメガを1000以下(もしNPC売りされてたら3500)で入手できれば
基板代は無料としてNPC売り半値の2500で一個作れるわけか。
ドール直売りが2000切ってたような気がするから難しいな。
ハッスルベリーは店売りないからもうちょっと高かった気もするし。
656 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 17:25:41.70
ID:rT9K5Dr9
>>655
ハッスルベリーってそんなに高い物だったのか。通りで並べると即売れ…o...rz
657 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 17:26:16.96
ID:qkurLiI0
>>654
なんか、すれ違い気味になってきたので
450c「うちの店では1500メセタで店頭に10個パック1つ置いてるよ。」
450d「倉庫にもう10個貯まる前に店頭分はお買い上げ頂いているので」
450d「可もなし不可もなしの値段だと思います。」
658 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 17:27:04.55
ID:w5y0E3xM
まあ、オメガアシッドを簡単に入手できる狩り場が高ランクだとあるのかも知れないな。
ところで現物の方はパシリが結構作ってくれるんじゃまいか。
659 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 17:28:44.72
ID:w5y0E3xM
>>656
スレ違いなのでここで止めるけど、
ハッスルベリーは強化補助薬全般の合成に必要になるのにドロップのみだからねー。
ベリー系の中では結構価値あると思うよ。
660 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 17:37:11.30
ID:WGe26mhV
>>645
パシリ「つまりこんなひとなわけですね!http://www.imgup.org/iup290001.jpg.html
661 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 17:37:27.40
ID:1rf6sY5C
主「なあ、このなんたらベリーっていっぱいあるの保存大丈夫か?」
430「はい、厳重にしまってありますから大丈夫ですよ♥(もぐもぐ)」
主「どこにしまってんだよ、どこに…まあ、使い道ないから良いけど」
430「すいません(もぐもぐ)、食べ始める(もぐもぐ)と止まらなくて(もぐもぐ)」
そんな感じに余りまくってるんです。なんたらベリーが山のように。
662 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 17:40:26.56
ID:3QjvgG0d
>>660
ちょ、ちがwww
663 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 17:53:02.43
ID:d2thP2zn
ハッピージュースがいい餌として話題だったときに
ラブベリーとハッスルベリーを溜め込んだけど
売り時を逃していまや不良在庫と化してるぜ・・・・。
「これでジュースをつくって売れば儲かるぞ!」
『やりましたねご主人様!』
「ちびちび売っても儲かった実感がわかないから、99個までためてから
売り出す事にしよう」
『わかりましたご主人様!』
-しばらく後-
「・・・さて、この山をどうするべきか。」
『・・・先に言っときますけど私は射撃特化の430ですから』
「・・・」
664 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 18:05:35.22
ID:/abSpry0
キャス子 「アグタライド用にハッスルベリーは使いますね」
450 「ご主人様非力だから・・・」
キャス子 「状態異常を量産するのが持ち味だから良いのです」
450
「おっしゃる内容が矛盾してます、ご主人様」
665 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 18:10:03.35
ID:ySLxvoAn
>>647
YOU、おまいさんの作品にわっふるしてる奴もいるんだぜ?
さて、>>592の続きだ。
突発ネタのつもりだったのにやけに長くなっちゃったなあ…スマソ
容量大丈夫かな。ちょっと心配。
666 名前:1/3 :2006/11/21(火) 18:11:23.98 ID:ySLxvoAn
劇が進行している。
450のちょっと機械的なものの、淀みない台詞。
流石に…というべきか、自らの役目を完璧にこなしていく。
450の中にも安堵の気持ちが生まれる。
初めての劇、しかも主役を上手くこなせるかと少し心配だったのだが、
うまくできているようだ。
子供達も興味津々と見てくれているようだ。ちょっと嬉しい。
さあ、次は私が攫われるシーンだ。ベッドに入る450。
そして下手から
「ゲコっ」
(………………………………………………………………はい?)
「ゲコゲコっ」
(……この声、なんだかどこかで聞いたことあるような…)
[;`・ω・´]「ゲコゲコっ」
(箱だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!)
450が固まる。ご主人様、あんた一体なにやってんですか…
勘のいい方なら既にお気づきであろう。
そう、おやゆび姫は王子様と結婚するだけではないっ!
序盤にヒキガエルと結婚させられそうになるのだっ!
大きい身体で必死にカエルのようにぴょこぴょこ…っていうかがっしゃんがっしゃん飛び跳ねて
450の寝る…むしろ固まっているベッドに近づいてくる箱
ナレーションが入る。
「ああっ、醜いヒキガエルがおやゆび姫を攫いにきましたっ!」
(ひ、人のご主人様捕まえて『醜い』とはなんですかっ!!!)
心中で必死に抗議する450。
しかし、彼女の思いを置いておいて、劇は進行する。
667 名前:2/3 :2006/11/21(火) 18:11:40.42 ID:ySLxvoAn
[;`・ω・´]「ゲコゲコゲコっゲコっ!」
ナレーション「これが噂の姫か! こんな美しい姫は見たこと無い!」
[;`・ω・´]「ゲコゲコっ ゲコゲコゲーコ」
ナレーション「よし決めた!連れて帰って俺の妻としよう!はっはっはー」
むかつく。なんかむかつく。
450の機嫌がどんどん悪くなる。
(そんな台詞ご主人様に言わせても別に構わないじゃないんですか!?
…そのほうが……………そのほうが…その…………ちょっとは嬉しいし…
ど、どうしてナレーターが言うのっ!なんでなんでっ!!)
そんな抗議も虚しく、ベッドの横まできた箱が立ち上がり、
ひょいっと450を小脇に抱え、えっさほいさと舞台袖へと引っ込んだ。
(おいこらちょっと待て馬鹿箱!!私は荷物ですかっ!
もっとこう、ロマンチックな抱き方があるでしょうに!!)
…が、そのまま退場する箱。そして舞台が変わる。
舞台裏で文句の10や20を言いたい450であるが、
主役&序盤のメインである450と箱にはそんな暇は無い。
あっというまにカエルの結婚式のセットが組まれ、その中心に鎮座する450と箱。
[;`・ω・´]「ゲコっ!」
一生懸命カエルの役を全うする箱。
真面目に役をこなそうとする姿勢は偉いのだが、
今の450の中ではそれが逆に気分を逆なでする状態になっていた。
[;`・ω・´]「ゲコゲコっ!」
ナレーション「さあ姫よ、私の妻となれー」
(くっそー、ナレーター邪魔っ! せめて、せめて本人にっ!)
内心、るるるーと涙を流す450。しかしこれもお仕事。最後までやらなければならないジレンマ。
さらに悪いことに、状況もしっかりとマッチしている。
傍から見ればヒキガエルとの結婚を嫌がるいい演技だ。
668 名前:3/3 :2006/11/21(火) 18:12:55.79 ID:ySLxvoAn
そして逃走。箱の見せ場も終焉を迎えた。
ついでに450のささやかな希望も終焉を迎えた。
そんな二人の思惑を置いてけぼりにして、ストーリーは進む。
劇も終盤にさしかかり、ついにおやゆび姫は王子様と出会うことになるシーンに。
開幕前の高揚感はどこえやら。すっかり冷め切った450。
でもちゃんと役をこなしているところが流石というか。
(はぁ…早く終わらないかな…)
そんな450の前に、ついに王子様が登場した。
「ああ、美しい姫様、こうして僕たち二人が出会ったのも神様のお導き。運命を感じずにはいられませんねぇ…」
(うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…)
内なる450がすごい表情になる。
450はこの手のナンパ男が生理的に大嫌いだった。
きらびやかな台詞を吐く割に中身が無い。得てしてこういうタイプはそうだ。
(こんなのが…王子様… もうやだぁ…)
正直逃げ出したい。この王子にラフォイエを叩き込んで逃げ出したい。
しかし…劇を見ている子供達を裏切るわけにはいかない。
箱がせっかく取ってきた仕事を途中で投げ出すわけにはなおさらいかない。
(がまんがまん…もうちょっとのがま… ひゃあっ!?)
気が付くと王子の手が450の顎を、くいっと上げていた。
目の前の王子の顔。ちょ、ちょっと、この展開は子供達の前では倫理的にNO!なのではっ!?
「え? ええ? お、王子様!?」
一応ちゃんと役には従う。けなげな450。
669 名前:END :2006/11/21(火) 18:14:02.57 ID:ySLxvoAn
「さぁ、僕たちの愛を確かめるために、誓いの口づけを…」
迫る王子に、突如窮地に陥った450が焦りまくる。
(ちょ、ちょ、ちょ、ちょっとまってーーーーーーーーーーーーーーーー!!
これって子供相手の劇ですよ!? キ、キキキキスは不味いのでは!?
っていうか、私の初めての相手はもう決まってるのにっ!!!)
そんな450を無視してどんどん接近する王子の馬鹿面。
耐える。耐える450。
ここでヒュ…もとい王子を突き放したら劇は台無しだ。
(うぅ… でも、せっかくご主人様が取ってきた仕事… わ、私が我慢すれば…)
いよいよ覚悟を決めざるおえなくなってきた450。進退窮まるとはまさにこのこと。
ふと助けを求めるように半目を開けて舞台袖を見る450。が、そこに箱は居ない。
(ば、馬鹿っ! 私がこんなピンチなのに何してるんですかっ! 馬鹿馬鹿っ!!馬鹿箱っ!!)
嗚呼あと数センチ。
(ごめんなさいご主人様… わたし、この物体に汚されちゃいます…… うぅ…)
きゅっと目を閉じる450。
刹那
がしゃああああああああああああん!!
…すンごい音がした。
薄目を開けて状況を確認すると、王子様的な物体の頭に、照明が乗っかっている。
すぐに大騒ぎになる舞台。もはや劇どころではなくなってしまっていた…
―つづいちゃった…
670 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 18:19:49.21
ID:ySLxvoAn
うわ、誤字…
高揚感はどこえやら→高揚感はどこへやら
だよね。ハズカシスorz
しかも続いちゃったよおい('A`)
だらだら続けてほんとごめん
671 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 18:32:00.55
ID:PDriz8rA
>>651
面白いから俺としてはこれからも続けて欲しいな
>>670
予想してたより面白かったからおk
たまにはこういう長編物もwktkする楽しみがあっていいと思うな
とまあそんな事を言いつつ俺は短いのを投下するんだが・・・w
672 名前:420話1/2 :2006/11/21(火) 18:33:47.87 ID:PDriz8rA
《420とますた~:ジュース編》
俺 「・・・これでよし、っと」
420 「マスター何してんの?」
俺 「ん?あぁ、ちょっと店の商品の補充をな」
俺の店、パシリ餌屋の売り上げは相変わらずぼちぼちと言ったところだ
最近は素材も置いてるおかげか来客が増え前よりも餌の売り上げも上がっている
俺 「あっと、予備の売り物が切れてきたな、ちょっと買出ししてくるから420は店番を頼む」
まあ買出しと言っても他の人のショップで安売りされてる食材や基板を買うだけで別に遠くに行くわけじゃない
広告に料理基板とある店を軽く回りそれで足りないなら基板を直接検索して買い漁る
俺 「だけなんだが・・・どうも今日は当たりが悪いな、何だこのハッピージュース基板1000メセタって・・・」
普段はもう少し引っかかるんだが時折掛かる件数が少なかったりあっても妙に高かったりと所謂ハズレの日がある
まあ他に見るものも無いので今日のところは引き上げて手に入れた基板だけで在庫を増やしておこう
俺 「ただいまっと、420、合成頼むからこっち来てくれ」
420 「はいご主人様」
420に基板と材料を渡して合成、っと・・・ん?
俺 「・・・420、何か雰囲気ちがわくないか?」
420 「そんな事無いですよご主人様」
・・・何か違う気がする、俺は再度問いただす
俺 「420・・・だよな?」
420 「どうしたのですかご主人様、私は私ですよ?」
俺 「い、いやほら420っていつもはもっとこう、活発と言うか子供っぽいと言うか・・・」
恐る恐る聞いてみる、普段ならここでガミサキの一撃が来そうなものだが・・・
420 「・・・」
黙って俯いたまま震える420、全治一週間は覚悟すべきだろうか・・・?
673 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 18:34:02.71
ID:PDriz8rA
420 「どうして・・・そんな事を言うんですか?」
俺 「は?」
顔を上げた420の目には涙、震えていたのは怒りではなく悲しみと言う事だ
正直、予想外だった
あえて言うならパルムでディ・ラガンと戦っていたら突如地面を突き破って赤キャストが出てくるかのごとく
余りの事に思わず頬を抓る、痛い
急いで部屋の番号を確認する、間違いない
まさかと思うが420のシリアル番号を確認する・・・合っている
俺 「な、何でいつもは凶暴な420が大人しくて女の子っぽいんだ
いやこれはこれでいいんだが・・・じゃなくてこれはドッキリか!?ドッキリなのか!?」
420
「ううっ・・・うっうっうっ・・・うふふふふふふふ、あっはっはっはっは!!!」
俺 「こ、今度は笑い出した・・・何なんだ一体・・・」
420はフラフラと笑いながら勝手に店の商品であるハッピージュースを手に・・・って
急いで420からハッピージュースを取り上げる、よくよく見れば部屋の方にもカップがいくつか転がっている
俺 「お前、飲んだのか・・・それも勝手に・・・」
420
「なによぉ・・・何で勝手に飲んじゃ駄目なのさぁ・・・」
俺 「うっ、目が据わってる・・・何でってそりゃ商品だし・・・」
420
「別にちょっとくらいいーじゃない、私だってちゃんと店番してるんだしさぁ
それとも・・・なんか文句ある?」
俺 「あ、ありません・・・」
420 「よろしい・・・ご主人様も飲みましょうよ~」
俺 「ま、また変わった!?い、いや俺は・・・」
420 「なにさ私と一緒に飲めないって言うつもり~?
どうせ私は子供ですよ・・・うっうっうっ・・・
どうせマスターもロリコン趣味あるんでしょ~うっふふふふふ~
だからご主人様も一緒に~
飲め!飲まないと泣くぞ!」
笑い上戸に泣き上戸、おまけに怒り上戸と訳のわからないのが一つがそれはもう信号が切り替わるが如く入れ替わり立ち代り・・・
とまあこんな事が1時間ほど続いた挙句、酔いつぶれた420は眠り俺はその後始末に刈られ
次の日目覚めた420はその時の記憶がすっぽり抜けていたと言う、さらに
420 「う~・・・頭ガンガンする~・・・」
と、二日酔いになって一日寝込んだと言う・・・
674 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 18:38:51.07
ID:PDriz8rA
あっと、>>673は420話2/2だった
名前欄に入れ忘れてた、俺もメル欄に入れたほうが楽かもしれん・・・
675 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 19:37:29.02
ID:hu3xMSN0
| | |;::::::::::;;| |
| | |,:::::::;;| |
ちょっと売上をごまかして
|
| |;:::| | ウォーキング・パノンを作りました。
ノ L. |:::| |
\ ::| .|_| /)
早速お部屋に飾りました。
ゞ ィ `ゝ、._ _.| _,,...ィ'ハ
てくてく。しあわせ。わたしもしあわせ。
../ ,l /.レ'‐-|/ .j -+レハ.'
/〈Θ〉 | ○ ○|ヘj
翌日になるとパノンがいなくなりました。
|/レ/:| | // //l/l` 代わりにオキクドールが置いてあります。
|/、/.l .ト、.. lフ ,,イ./、
ご主人様がこちらを見てにやにやしています。
/ヽ:l l \.` ー.イヽーlハ
/ |゙ヽ  ̄::[_]... ゙l
いかしては おけない。
|;/"⌒ヽ, \ く\、ヽ
676 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 19:51:31.65
ID:qkurLiI0
>>675
つ[ポイズン・トリュフ] [ラブ・ベリー]
677 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 20:01:36.06
ID:PDriz8rA
素材 メギフォトン
アンノウン・ミート
ポイズン・トリュフ
オメガ・アシッド
合成結果 やばそうな薬
678 名前:名無しオンライン :2006/11/21(火) 20:09:30.05
ID:ySLxvoAn
| | |;::::::::::;;| |
|ソリlヽ_-‐‐‐-、ノ
|ルl|
| | |,:::::::;;| | . →と
|ソフ|/l||||||||||l\|フレ|
| | |;:::| | そっくりだと
|フ「li||||||||||||||||||lilハレ|
ノ L. |:::| |
いわれました。 |ヘ>、l|||||||||||||||/<ソ,|
\ ::| .|_| /)
特に帽子が.。 ゙|<ベ゙ll||||||||||l"/]エ'|
ゞ ィ `ゝ、._ _.| _,,...ィ'ハ
ム_二ニ゙゙Y"ニ二_ゝ
../ ,l /.レ'‐-|/ .j -+レハ.'
[l ||\_o>┴<_o/|| l]
/〈Θ〉 | ○ ○|ヘj ヽ|l||| ゝ
||||,//゙
|/レ/:| | // //l/l` ぜったいに
. |、|| ニフ ||l,/l|
|/、/.l .ト、.. lフ ,,イ./、 のろいころす
,ヽ、/| \、二ヽ/ l |\-、ヽ、
/ヽ:l l \.` ー.イヽーlハ
ヽ__\ ̄// ヽ /
/ |゙ヽ  ̄::[_]... ゙l
>>675のAAを見るたびに何時も思っていた。