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学園014 - (2009/12/03 (木) 13:48:53) の1つ前との変更点

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<br /><br /> 「焦らすな、と言ったのは主人だし俺も我慢できない。犯すぞ」<br /> 「じゃから今入れられたら…っ」<br /><br /> 「か…は…!」<br /> 「く…」<br /><br /> 「はあ…はあ…っ」<br /> 「入れただけでイくな、主人」<br /> 「勝手な…事を…!」<br /> 「…動くぞ」<br /> 「こ、これ、待てと言うに」<br /><br /> 「ひ、あ、あ、あ、あっ」<br /> 「相変わらず感じやすいな」<br /> 「違、イったばか、り、じゃからぁっ」<br /> 「そうか? いつもと変わらないような気がするんだが」<br /> 「あぐうっ」<br /><br /> 「…やはりいつもと同じようにイってると思うぞ」<br /> 「は…あ…」<br /><br /> 「まあいい。俺はいつも通りにヤらせてもらうからな」<br /> 「やあ、もう、もう…」<br /><br /><br /> 「ってなんじゃこれはっ!」<br /><br /> と朱風が今しがた呼んでいた冊子を机に叩きつける。<br /><br /> 「新入生勧誘用の新規刊行本にゃ。略して新勧新刊」<br /> 「違うじゃろ! なんでわしとカルトが、その…こ、子作りしとるんじゃ!」<br /> 「うーわー、子作りとはまた朱風らしい表現にゃねー」<br /> 「子作りでも性交でもなんでもいい! とにかくなんちゅうものを書いとる!」<br /> 「いやあちしに言われても。書いたのあちしじゃにゃいし」<br /> 「では誰じゃ。ゆっくりと嬲り殺してくれるから名前を言え」<br /> 「えー。ねーちんに死なれるとちょっと困るんにゃけど」<br /> 「あやつかああああ!」<br /><br /> もはや玄関から出る手間すら惜しいとばかりに空いていた窓から飛び出した。<br /> この教室は二階にあるのだが…まあカルトもよく移動時に「面倒臭い」と飛び降りていたりするのであの二人にとっては普通の事なのだろう。<br /> そのまま地面に着地すると、凄まじい土煙をあげながら校門に向けて爆走していった。<br /> 登校途中の生徒を数人吹き飛ばしていたような気がするが<br /><br /> 「…知ーらにゃいっと」<br /><br /> 見なかった事にする。<br /><br /> それにしても<br /><br /> 「ねーちんも学生時代を思い出したいからって朱風を挑発する事にゃいと思うんだけどにゃー」<br /><br /> 在学中はよくこうして手の込んだ挑発をしては色々と勝負をしていたと聞いている。<br /> 卒業した後もこうして妹であるレダを仲介して同じ事を定期的に繰り返しているのだ。<br /> 例えば前回は姉が学校に乗り込んできて…確か上級生グループと教師陣を巻き込んで何故かバレーボール大会が開催されていた。<br /> が、今回はどう見てもやりすぎた。<br /><br /> 「うなー…あの勢いだと家吹っ飛んでそうにゃね…」<br /><br /> それぐらいやりそうな迫力があったし、家だとかが吹っ飛ぶのもそう珍しくない。<br /> ただそれはそれで朱風の家に泊まれるので別に悪くないか、と考え直す。<br /> と、そこで朱風と一緒に登校してきてたカルトが声をかけてきた。<br /><br /> 「…なあ。今、朱風が登校直後に下校して行った様に見えたんだが」<br /> 「原因はこれにゃ」<br /> 「なんだ、それは」<br /> 「お、カルトも読むかにゃ? 本当は朱風用に作った一冊だけど」<br /> 「興味ない」<br /> 「まあまあそう言わず」<br /><br /> と無理矢理押し付けるように渡す。<br /> 本当に興味なさそうな顔で開いて読み始めたが、一応最後まできちんと目を通すあたり根が真面目なんだろう。<br /> 授業をサボる事もあるが、出席した授業ではキッチリやってるし成績も悪くないし。<br /><br /> 「…どうかにゃ?」<br /> 「書いたのは誰だ?」<br /> 「ねーちんにゃ。朱風が今すっ飛んでったにゃよ」<br /> 「そうか。なら朱風に任せよう。だがあまりいい気分ではないな」<br /> 「やっぱ勝手に登場人物に使われるのは嫌かにゃ?」<br /> 「別に。ただ、いつごろのかは解らないが覗かれているか盗聴されているというのが気に食わない。今夜から注意しておこう」<br /> 「そうにゃのかー。まあ朱風が注意するだろうから心配しなくてもいいと思うにゃ」<br /> 「別にどうでもいい。そろそろ時間だし席に戻っておく」<br /> 「また休み時間ににゃー」<br /><br /> ちょうどチャイムが鳴った。<br /> 一時間目は魔法物理学かー…って、あれ?<br /><br /> 「覗きとか盗聴って…どういう事かにゃ?」<br /><br /> と、さっきの発言で気になった部分をよく考えてみる。<br /> …よーく考えてみる。<br /> ……更によーく考えてみた。<br /> そして結論。<br /><br /> 「うええええええっ!?」<br /><br /> 授業中に騒いだ結果廊下に立たされ、懲罰判子が10個溜まったので一週間トイレ掃除になってしまった。<br /> おのれー。<br /><br /><br />
こちむい学園小ネタ<br /><br /> 「レーマ君おはよう」<br /> 「あ、おはようございます」<br /> 「最近、剣道部に新入部員が入ったんだって?」<br /> 「ええ、レムさんって女の子が」<br /> 「また女の子?」<br /> 「またです」<br /> 「えーっと、剣道部員って……何人だっけ」<br /> 「顧問のリナ先生、主将のサーラ先輩、副主将のアンシェルさま、あとライラさんにパシャさんにゼキさんにレムさん……」<br /> 「……(殺気)」<br /> 「??? どうかしたんですか?」<br /> 「で、野郎は何人いる?」<br /> 「……僕だけ……ですね」<br /> 「ほうほう。で、つかぬ事を聞くが……」<br /> 「はい」<br /> 「更衣室は?」<br /> 「あ、ウチ部室狭いんで普通に道場で壁向いて……(あっさり)」<br /> 「 ち ょ っ と こ い 貴 様 」<br /> 「え? え? な、なんですかその血走った目つき!? な、なんでこんなに何人も、凶器持って立ってるんですかーっ!」<br /><br /><br /><br /><br /> ***<br /><br /><br /><br /><br /><br /> 「剣道部の黒一点レーマくんを屋上前歯しようとした連中が、<br />  副将に見つかって逆にBASARA K.O.されたらしいぞ」<br /> 「ふーん……で、なぜ俺にその話を?」<br /> 「そりゃあ、守ってもらうどころか神出鬼没の刺客に狙われてるお立場の<br />  ミナミくんとしては心中穏やかじゃないんじゃないかなーと」<br /> 「ほっとけ、俺だって好きで黒一点やってたわけじゃない」<br /> 「まーなー…煩悩丸出しで体験入部した連中が軒並み魂抜けて帰ってきた<br />  状況を見れば、単純にうらやましいとか思えないのは事実だな」<br /> 「まじめに入部したやつにはそれなりに親切なんだけどな、部長…」<br /> 「そういや男子部にもまともな新人が入ったんだっけ?」<br /> 「あ、ああ…一応な」<br /> 「? なぁんか歯切れ悪いな、どうかしたのか?」<br /> 「いや、なんでも…」<br /><br /> 言えないよなぁ…新人のマトーの背中が妙になまめかしくて、二人きりの<br /> 男子更衣室がなんとなく緊張してしまうとか…。<br /> い、いや、俺にはトリアさんがいるんだ俺はノーマルだっ!<br /><br /><br /><br /><br /><br /> ***<br /><br /><br /><br /><br /><br /> 不良軍団「ヒャッハー、食料をよこせー!」<br /><br /> カルトの奇襲攻撃<br /> モヒカンAは窓から叩き出された<br /><br /> アカブの虎パンチ<br /> モヒカンBは逆さまになって吹き飛んでいった<br /><br /> 「なんかさ、うちの学園の料理部の戦闘力ってちょっとおかしいよねえ」<br /> 「んな事よりチヒロ、菓子作りの日にだけ試食しに来るんじゃねえ。食いたいなら入部しろ」<br /> 「えー。朱風さんだって似たようなもんじゃん」<br /> 「何を失礼な。わしゃ試食同好会をつい先ほど立ち上げたばかりじゃぞ。つまりはこれも立派な部活動」<br /> 「黙れバカ主人」<br /><br /> カルト の 尻尾を掴む 攻撃<br /> こうかは ばつぐんだ!<br /><br /> 「……カルト君って容赦ないよね」<br /> 「ああ見えて意外と料理の腕はいいんだがな」<br /> 「それアカブに言われたくないと思う」<br /> 「どういう意味だ!」<br /><br /><br /><br /><br /><br />

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