猫耳少女と召使の物語@wiki保管庫(戎)

医学とHの関係01

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医学とHの関係 01

 
 医学とHの関係 記録その一 ヘビ女の憂鬱


 
 性交渉時の二本刺しの危険性と、節度を持つことの大切さを記録し、
 さらなる医学の発展のためと、再発防止のためにこれを記憶する。
 なお、記録はヒトのニホンゴにて行い機密保持に努める。
 
            ――ミケール医院の患者記録その一より


 この記述は記憶方法は治癒後の患者に対し、口頭で質問を行い、
内容を落ち物であるノートパソコン、ヒト、携帯電話を使用して、
記憶したものであり、事実に極めて近いものである。


            ――記述冒頭の台詞より


 


序文 治癒後の情事説明
 
 翻訳ソフトが使えるならば、音声を直接に文章に変換出来て、

手間が大幅に減るのにと、益体も無い事を思いながらもマウスをクリックして、

メモ帳を起動させる。


 本来なら、全く異なる言語を話している異世界からきたヒトと、この世界の人間達は、
マナの影響で言葉が通じてるだけであるので

……同人作品を作る程度の腕でしかない自分では、
プログラムを自作して翻訳するのは難しいだろうなと、
その考えを打ち消しながら携帯電話を録音状態になっているのを確認してから、
ベットの横に置かれたテーブルの上に設置、

先生に録音作業の準備完了したとの合図を行う。
 
「ふむ、手馴れて来たようで、弟子の成長に悦びを禁じえないのである」
「先生、響きがセクハラです、あ、ジルさん話して下さって結構ですよ」
 
 3つほど連結したベットに横になっているジルさんを見ながらそう伝える、
何故ベットかと言うと、治癒行為が終わったばかりと言うのが一つと、
彼女が蛇の人でも珍しいラミアと呼ばれる、下半身が蛇の人だから、
座れる椅子が無かったと言うのが、もう一つで、

あ、横に置かれた椅子に所在無げに座ってるのが、
旦那さんのジャバールさん、頭がコブラ柄の普通の蛇の人である。
 
「これらの記述は原文は日本語で書かれるので、

例え盗難にあっても解読は困難ですし、編集した物にはプライベートは、

一切記述しませんので……先生、いじけてないで働いてください」
 
 部屋の隅に移動していじけていたトトロ型の三毛猫がミケールさん、
私は先生と呼んでいて……形式的にご主人様で実質的に保護者でもあります、
このミケール医院の院長……スタッフがネコ一人ヒト一匹でしかいないので、
事実上全てをこなしてる凄いネコなのですが、今はオペが終わって、
役に立たなくなってます……記憶作業を一任されていると、思い込んでおきましょう。
 
「あー、慰めの言葉が欲しかったとかそう言うわけで……そんな目で見る事は無いのである、
こほん、事の始まりから終わりまで、細大もらさず赤裸々に話して、

医学の進歩に貢献してほしいのである。」
 
 何時もの事ですが……先生ぶっちゃけすぎです。
 
 
 


 
 
 
起の章 望郷
 
「事のはじまりは、食事の時に故郷の話になった事なのですわ」
 
 故郷に居られなくなって逃げ出して、二人でこの町にきたと言うのに、
今の生活が安定して来ると、懐かしい事や楽しかった事が思い出されましたの。
 そして、これからの事を話していましたら、
その……子供の名前は何が良いとか言う話になりまして
 子供の名前が六人目になった頃でした、急に彼が席を立ったと思った時には、
荒々しくキスをしてきたんです。
 
「あっ……んっ……はぅ、き、急に何をなさるのですかっ!」
「いや、な、赤くなってる、お前を見ていたら我慢できなくなった、
それに、子供の名前を考えてたら、そろそろ良いんじゃないかって」
 
 気が付かれていた、そう思うと怒りとは別の意味で顔が赤くなります、
確かに、子を胸に抱いてる自分を想像した時に、
ここ暫くの間は……我が子を望むのは生活が安定してからと、
彼と閨を共にした事が無いと言うのに……激しく愛して頂いた記憶が頭によぎって、
体が熱くなってしまったのは事実です。
 
「そ、そんなはしたない事は、わたくし……ん、お、思ってなんか」
「ジルは分かりやすいからな……素直な処も好きだぞ」
「す、好きって……んっ、せめて、体を清めさせて下さいましっ」

 


 
承の章 その胸を杯に

 月の光の様に綺麗とあの人は言ってくれますが、表情の出易い白蛇の身を恥じつつ、
あの人が望めば流されるしかなく、せめて、日々の穢れだけでも祓いたいと願う私に、
彼は首筋に舌を這わせる事で答えたのでした。
 
「んっ……んんっ! だめっ……だめですの、んっ! そんなとこっ!」
「ジルに汚い処なんて無いって、ん、まあ仕方ないな」
「そ、そうですわ、つ、続きは身を清めてからして下さいま……えっ?!」
 
 一度は体を離して下さったので、浴室に向かおうとして処を、後から抱きすめられてしまい、
抵抗する間も無い程の早業でわたくしの服を脱がし、生まれたままの姿にしたかと思うと、
食卓にあったお酒を振り掛けたのです。
 
「お隣の先生が言うには、強い酒には穢れを払う力があるらしいからな、これでよし!」
「そ、そんな事、聞いた事ありませんわっ!」
 
 そう言って抗議するわたくしの声が、耳に入らないのか、それとも、
浅ましくも……このような行為に興奮してしまったのを見抜いてしまったのか、
わたくしに振りかけたお酒を全て舐め取ってしまおうとするかのように、
執拗に舌を這わせる彼の行為は、見抜いてるぞっと、言われたようで……ぞくりとしました。
 最初は驚きと怒りに高揚していた肌が、別の意味で朱に染まり始め、
声を抑えるのに必死になっていたところ、彼から信じられない言葉が投げかけられたのです。
 
「なあ、ジルこう……自分の胸を抑えてみてくれないか?」
「んっ! んんっー! え?!」
 
 何をされるのか分からない不安感を覚えたのですが、
わたくしには彼に逆らう事が出来ようはずもないのです、
そして……淫らにもこれから何をされるのだろうと期待して、
この町にきてから急に大きくなりはじめた胸を、両腕で抱えるように持ち上げました。
 
「こ、これで宜しいですの?」
「ん、もう少し強く抑えててだったはず……そうそう、そのままっと」
「え?! も、もう肌は清めて頂いたので……んっ!」
 
 彼は再びお酒を手に取ると、わたくしに振り掛けました……先ほどのように、
全身にでは無く、何故か胸の谷間にです。
 
「え? ええっ?!」
「そうそう、そのまま、うん……ジルの味がする」
「ひゃっ! んんっ! そっ、そんなこと仰らないで下さいまし、
ど、何処でこのような戯れ事など! ひゃぅ!」
 
 まるで、胸の谷間を杯に見立てたかのような行為に、呆然としていたわたくしに、
彼は舌を用いて飲み干しながら満足そうに言うのです。
 無様に大きく膨れた乳房の谷間に、汗が溜まる事を気にしていたわたくしは、
その事を彼に気が付かれてしまったではと、
恥ずかしさに消え入ってしまいたい心を誤魔化すように、
何故このような戯れ事をして、わたくしの心を乱すのかと問い詰める。
 
「お隣に乾物を分けたら、お礼にヒトの国の話が絵入りで教えてもらえてな、試したくなった」
「そんなっ、ケダモノの行為を、ひぅっ! 真似るなどっ!」
「いや、何故か絵はヘビの人間だったぞ、だから……お前のそんな姿が見てみたくなった」
 
 駄目です、人の国のケダモノの如き行為をされてたと分かっても、
真剣にわたくしを見て言い切る彼を見てしまうと、全て許してしまうだけでは無く、
卑しくも淫らな部分が熱くなって、もっと舐めてほしく、もっとしてほしくなるのです。
 
「ひどいです、そんな事言われてしまうと、
嫌っていえなくな……ひうっ! つよいのっ! ひどいですのっ!」
「すまんっ!、色々我慢出来そうもない」
 
 彼がわたくしを抱き抱えると、テーブルの上に荒々しく乗せる、
床に落ちる食べかけの料理たち。
 不安に思って彼を見て……少しだけ後悔しました。
 乱暴に服を脱ぎ捨てる彼の目は、国からの脱出の時、私にばかり食べ物を与え、
自分は飢えるに任せて足手まといを抱えたまま、砂漠を踏破し恐ろしさと頼もしさを感じた目。
 彼が食べたいと望むならと……食卓の上で、のこさず食べてほしいとおもって、
淫らに濡れた秘所を、二本の堅い物で埋めて欲しくて、わたくしは腰を上げて誘っていました。
 
「んっ、え?! ええっ? ひゃっ! そ、そんな、

そこは汚らわしいのですわ、そのような事、ひゃぅ!」
 
 彼は犯すのでは無く、その舌を使って、もう準備などとうに整っている秘所を、

舐め始めたのでした。
 ああ、そうだ、彼はわたくしが犯してほしいと言葉で言わなければ、

誓いにかけてしてくれないんでした。
 
「そこっ! ダメなの、しみだしちゃって、汚いのっ!」
 
 彼の手で落ち延びて、全てを失ったと砂漠の中で自覚した時、
自暴自棄になっていたわたくしが、彼に犯せば良いと言った言葉に即座に否と言い、
貴女を守るからと言った言葉を……夫婦となった今でも守っているのです。
 ここまでなら戯れですみますと、止めることも出来ますと、言葉にせず残酷な事をいうのです。
 
「んっ! んんっ! え?!、そこ汚いっ! 汚いからダメなのっ!」
 
 秘所に沿わせていた舌を、本来なら排泄にしか用いないその部分に刺激をうけて、
淫らな感覚を与えて、穢れた恥じ知らずであると言う事実。
 彼からならどんな行為でも悦んでしまう、
淫らな体になってしまったと言う事実を私に突きつけてくるのです。
 
「だめっ! ダメなのにっ! 奥が熱くてっ! 飛んでっ! 飛んでしまいますのっーー!!」
 
 目の前が真っ白になって、あったかくて、ぼうっとしながら、
また彼のほうを振り向くと、どうする? と、視線で問い掛けてきた。
 先ほどまで考えていた子供達の名前を思い出す、
乳母であり約立たずだった私にジンや霊薬の作り方を教えてくれた師匠、
乳兄弟や家族……お父様とお母様、二度と会えない人たち。
 先程まであんなに満たされていたのに、
その事を考えると胸の奥がぽかりと穴が開いたように寒くなって、
縋り付くような想いと共にいつのまにか彼に叫んでいました。
 
「ほしいんですのっ! 此処を埋めて欲しいんですっ! だから犯してくださいっ! 
赤ちゃんほしいんですのっ! あなたのモノで……孕ませてくださいっ!」
 
 ずぷって、そのような肉を割る音を出しながら、
淫らに濡れた二つの穴……秘部はもとより国を出る前は、
そのような用途があるなど、想像さえ出来なかった場所にさえ……あっさり咥えこんで、
満たされた歓喜に叫んでいたのでした。
 
「んっ! んんっ! だめっ! 声でてしまいますのっ!
満たされてっ! いっぱいでっ! 声でちゃうんすのっ!」
 
 最初は働きに報いるためでした、世間知らずの……砂漠に放り出せば、
1日と持たない白子の私を守りながら、遠く離れたこの町まで連れて来てくれたお礼として。
 飢えた目をした彼が自分から離れないように、
繋ぎ止めて守ってくれるようにと言う浅ましい考え……でもそれは、
あまりも、熱くて激しくて、そして……あったかかった。
 
「どっちもっ! いっぱいですのっ! こすれてっ! 奥でっ! ごりっ! ごりゅってっ!!」
 
 次は寂しさを埋めるためでした、全てを失って、ただ、そう生きてるだけだった、
屍の様だった、わたくしに……満たされる悦びは甘い毒でした。
 苦痛に耐えて、人肌の温もりで悪夢をみずに眠れて、朝起きると彼がいるのを喜んだのが、
何時の間にか苦痛は快楽に変わり、ただ……胎内を満たされることに酔ってました。
 
「胎内でっ! 二つともあつくてっ! きてっ!! 熱いのだしてっ!!」
 
 外面だけと取り繕って、何事も無い様に装って、

でも夜にはそれすら出来ずに、乱れて狂った。
 あの人を求めて、一人の時は自分で慰めて、

月の物が来なく成った時には、歓喜さえ覚えて……
 
「奥にとぷっ! とぷっ! って、いっぱいっ! 飛んじゃうっ! 飛んじゃっ……」

 



幕間 ゆめのなか
 
 でも、一月、二月と変わらぬ自分の胎とこない月の物に、喜びが恐怖に変わって。
 女として役に立たなければ捨てられる……と、一人になってしまう事に怯えて、
変わらない素振りをしても、そんな見せかけが出来るほど器用でもなくて。


 彼に隣の家に連れて行かれて、服を脱がされ、魔力の溢れてる部屋に入れられて、
扉が開いたと思ったら彼の横にネコがいて、売られると思い込んで縋り付きながら、
「何でも言う事聞くので、捨てないでご主人様っ!!」って叫んでいりましたの。


 結局そのネコはお医者さんで、彼がわたくしを病気だと思って、見せに来ただけの勘違い、
お医者さんは大真面目な顔で「環境の変化による、生理不順と精神不安定に性行為による、
膣と肛門の軽度の裂傷だね、若いうちは仕方ないとは言ってもだね、体調に合わせて……」
まだ何か言っていたけど、生理不順つまり一過性のものと知って、
安心して泣いていたら彼が無言で抱きしめてくれて、胸の奥が暖かくなった時、
本当に彼の事を好きに……愛してると言えるようになったのだとおもいます。
 


 
 
転の章 世間知らずはお嫌いですか?
 
「何でも言う事聞くので、捨てないでご主人様っ!!」
 
 ……驚いた顔をしている彼を私は、叫びながら抱きしめていました、
両手と……異形である尾で力いっぱい。
 
「ジル、怖い夢を見たんだね、大丈夫だよ何処にも行かないから」
 
 その声で悟る、何時もの悪い癖、人肌を感じないと悪夢を見て、
離れようとしたり誰かが近づいた時に、無意識で抱き寄せてしまう癖。
 恐怖と不安に固まっていた体が、その言葉と抱き返してくれる両腕の力強さで、
氷が溶けるように和らいでいく。
 
「も、申し訳ありませんですの、殿方に……その……尾を絡めるなど、
はしたない真似をしてしまいましたの」
「いや、ジルを置いて湯を沸かしに行こうとして、こうなったんだし、
両方とも悪いことしたのはお互い様で……夫婦は許しあうものだろ?」
 
 他の種族の方ならば、淑女の身で同衾した殿方に寂しいからと、
脚を絡めた情景を想像してほしい、その……例え夫婦であっても、
あまりに……その……淫らではないかと。
 顔から火が出る思いで、恥じ入るわたしくに、そう言って、すこし強く、
ぎゅっと抱きしめてくれて……胸の奥が暖かくなって、
ようやく周囲を見る余裕が出来ると、何時の間にか寝台に横になってる事に気が付きました。
 
「ちょっとだけ、頑張りすぎちゃったみたいだね、ほら、体を洗いに行こうか」
「えと、お願いがあるんですのっ! こ、このまま……シテくだ……さい」
 
 意識がしっかりしてる時にこのような事を頼むのは二度目で、
最後のほうは彼に聞こえたか不安だったのでしたけれど、
ちゃんと聞こえたのがわかりました……その、です、
彼とは正面から抱き合って脚と尾を絡めていたのですげど、
シテくださいと言った時に……彼の二本のアレがビクンって揺れて、
返事をしてくださいましたから。
 
「あと、もう少しだけ脚と絡めて良いでしょうか?
その……気持ち悪くなければですけど」
「先程もいったけど、ジルの体に汚い処なんで無いよ」
 
 普通の蛇とは違う……先祖がえり、竜の血を濃く受け継ぐ誇りであったものだけれど、
閨の時に他の女性に劣るのでは無いかと言う不安を口にして。
 そんな事無いと、そう即答してくれる彼と……萎える事無く、
その言葉が真実だと証明してくれるアレを感じると、体の奥にて火が付いて、
はしたなく求める言葉を口にしていました。
 
「ひどいです、あなたの言葉を聞いたら……じゅんって、
奥が熱くなって、もう我慢出来ないんです」
「二本ともいれてください……壊れちゃっても……裂けちゃっても良いからっ!!」

 



転の章 初めての二本差し。
 
 つぷって、音を立てて彼は下のほうのアレを入れてくれた、
ずんっ! ずんっ! って奥が満たされるけど、びたっ! びたっ! って、
入る事の出来なかったアレがお腹に跳ねる。
 
「いいですのっ! 奥に当たってっ! でもっ! でもっ! 
あなた……切なそう、っ!、ひぅ! 胸っ!舐めちゃ……んっ! 
そこっ! 汚れてるですのっ!!」
「汚くなんてないって……二本はジルにはまだちょっと早いから我慢だよ」
 
 奥を突かれて悦んで、胸を愛撫されて嬉しいのに、わたくしがこんなに乱れて、
こわれているのに……彼にも乱れて欲しいと思ってる、汚い、
もっと無茶苦茶にして欲しいと思ってる、淫ら。
 そんな思いから、手を彷徨わせていると、ふと、
彼の上のアレを掴んでいました……いえ、彷徨わせて居たのでは無く、
はしたなくも男を求めていたのだと思います、
証拠にわたくしは迷う事無くアレを擦り始めたのですから。
 
「ちょっとまって、ジルっ!」
「駄目ですのっ! あなたもっ! 良くならなくっちゃ、駄目ですのっ!!」
「奥のほうで びくっ! って、なって、一緒に手の中でも、びくっ! 
って、だから一緒にっ! んっ! 良くなるんっ! んくっ! ですのっ!」
「そこっ! 凄いのっ! ぐりっぐりっ! って、押し付けられてっ!! 
手の中も熱くてっ!! 腰っ動いちゃうのっ! はしたないのにっ! 
止まらないですのっ!」
 
 上体を起して、両手でアレを擦り上げると、彼のアレは、
わたくしの中と外で一緒に、びくっ! びくっ! って振るえて、
可愛いと思ったのもつかの間で、急に彼はわたくしの腰を掴んだと思うと、
まるで杭を打ち込むかのようにアレを叩き付けて、奥が痺れて、
じーんとなって凄かったです。
 
「びくっ! って、震えてるっ! 出すですのっ?! 奥にびゅって! 
とくっとくって! 出してくれるんですのっ?!」
 
「あふぅ……奥にとくっ! って、出て、手の中も真っ白……んっ! んんっ!!」
「お、おいジル! なにしてる?!」
 
 とくって出て気持ち良いけど、あったかくて流されそうになるのを抑えて、
腰に力を入れでアレを、中から半分引き出しながら二本とも合わせるて、
ゆっくりと腰を落として白濁と愛液に濡れてる胎内にいれていく。
 
「これでっ……抱き合って……一緒に……んっ! 気持良く、くっぅん! なれるのっ!」
「このまま、ずんっ! ずんっ! してっ! 両方で奥までっ! あかちゃんの元ほしいのっ!!」
 
 向き合って愛してもらう時に、二本あるアレが片方しか入らなくて悲しかった。
 私が普通のヘビの女の子なら、ちょっと脚を開けば、
彼を受け入れることが出来る事なのに……太ももの半ばから尾になっている私では、
抱き合っても片方は両方の手で握ったり、太ももの隙間に擦りつけるのが精一杯。
 
「すごいのっ! おっきな塊でっ! なかが焼けそうでっ! いっぱいなのっ!」
 
 彼に聞いたら気にするなって言われたけれど、
いつも最初は後から二本とも入れて、その時のほうが気持ちよさそうだし、
こっちでも気持ちよくなって欲しい、嘘、きつくて、痛くて、でも、埋まってる感じが好きで、
ぐりっ! って、奥のほうが気持ちよくて、淫らで、泣きたくなった。
 
「二本が一つでっ! みちっ! って、一杯でっ!」
「おくに……え?! んっ! んんっ!! や、急にっ!! はげしっ! はげしいのっ!!」
 
 二本を奥にいれて、彼は無言で動かなかったから、私が腰を動かしていたんです、
でも、急に腰をずんっ! って、後からする時に我慢出来なくなった時みたいに、
後からすまなそうに謝る時みたいに、ぐちゅ! ぐちゅっ! って、腰を叩くつけて、
私は息をするだけで精一杯で……素敵……です。
 
「へんっ! 変になっちゃうですのっ! ちかっ! ちかっ! って、火花ちって、
ずくっ! ずくっ! って、奥が抉れてっ!! 焼けちゃうっ! 焼けちゃうのっ!」
「飛んじゃうっ! ずんずんっ! って、揺れてっ! 

ずぶっ! って突かれてっ! 飛んじゃうですのっ!」
「とくっ! って、とくとくっ!! って、奥にいっぱい……だいすきです……あなた……」
 

 


  
 
終章 告白の後
 
「以上で記録を終了する……ジャバールさん言って良いでしょうか?」
 
 バッテリーがそろそろ赤くなり始めたノートパソコンと、大分前に録音限界がきてしまって、
止まった携帯電話を回収しながら尋ねる。
 
「なんだ? 坊主」
「普段の口調と変わりすぎで、奥さん相手には紳士で鬼畜……あたっ!」
 
 話し疲れてジャバールさんに縋り付いて寝ている奥さんを見ながらしみじみと言ったら、
デコピンが飛んできました、あまりの痛みに悶絶していると、
先生とジャバールさんが診断結果や対処法を話していた。
 
「まず、録音限界記録以降の部分から、二本で抜かずの3時間は、
膣への負荷がかかりすぎるので今後は控えるように」
「わかっちゃいたのですが、女房が可愛すぎて……これも若気の至りってんでしょうかね?」
「奥さんはともかく、ジャバール君は若さを言い訳に出来る年ではないだろうに……」
 
 その声をBGMに、ジャバールさんが夜中に、急患だと言って、
奥さんを担ぎこんできた数時間前を思い出す……海外の昼行灯刑事の奥さん並にレアな、
話題は出ても姿を見せない人だと思ったら、トランジスタグラマーと言うか、
ロリ巨乳というかの、ヘビのお嬢さんてのは想定外でしたね。
 見るからに凶悪そうな毒蛇型爬虫人類と、
何処かのお嬢様と言っても通りそうな純白のラミア……なんで安心した顔で眠れるのかは、
夫婦の秘密なんですかね? ああ、なんだかとってもこんちくょう……
 
「炎症止効果と筋弛緩作用の成分を配合したローション、
通称名太い日でも安心ビジタープラスを処方しておいたので、
無理をしない範囲で励むが良いのである、ちなみに薬物の効きにくいお二方用に、
強めに配合してあるので、平均的な体格の人間なら3倍ほどに、
ヒト等だと10倍以上に希釈するように」
「いつもすみませんね、地元の薬なら適量も分かるんですが、
この国だと見極めが付きにくくて困っちまいますわ」
「奥方には薬物の精錬で大変世話になっているので、大した事では無いのである、
つまり、越後屋そちも悪よのう、と言うことであるな?」
 
 いえ、用法が激しく違います、そして、その濃度の薬物だと、
猛獣もイチコロな気がするのは気のせいでしょうか? 
そして、何気にノーマルではなく精力増進効果もあるプラスを処方しますか。
 
「これが処方箋と明細書で、物納に労働そして、体で払ってもokである」
「体はこいつ一筋なので勘弁で、故郷のダチからそろそろエビの乾物が入荷するので、
それからでいいですかい?」
「それは楽しみである……ふむ、我々は寝なおすのである、
……今晩はご宿泊にしとくのであるか?」
「あー、今から起すのも可哀相だし、そうさせてもらって良いですかい?」
「了解したのである、あ、それと……汚しても良いのであるが、
料金は別途請求シーツ3枚まとめてたったの1セパタである」
 
 先生、いくら色町にあって、お隣さんにはそうゆう宿があるとは言っても、
それは趣味が悪いです、冗談でないのが特に。
 
 寝てる奥さんを撫でながら、片手を振って出て行く処を見送る姿は、

オトナの余裕にあふれてました。

 




 舞台裏 強さと弱さと幸福と不幸

 部屋に帰還して、先生にブラッシングをかけながら先程の記録を振り返る。

「しかし……奥さんの声で夫婦の閨の事を、

延々数時間の間ずっと聞くのは、ある意味拷問でしたね」

 昨夜はお楽しみでしたねと言う言葉がよぎるのを、

医学のためと念じながら文字を打ってましたが、
あの容姿、あの胸っ!!、あの鈴の音のような声で、

淫らにも……とか、奥に熱いものが……とか、
うん、携帯電話からカードを引き抜いて、

現在別室で充電中のノートパソコンに永久保存……いえ、
もしジャバールさんにばれたら殺されるので、

本当に記録としてしか残せませんが……
 
「患者のプライバシーは絶対なのであるから、ヤりたいなら本人に直接交渉するのである」
「いえ、人妻に手をだすのはちょっと、でも米屋で団地妻な関係なら、
惹かれるものも……って、声に出てました?!」
「ブラッシングの手を止めて、録音しているそれを見て乳を思い出しながら、
百面相をしていれば推測出来るのである、人妻でも旦那でも二人共でも、
同意があれば問題無いと言うのに……」
 
 いえ、自分の妄想も改めて考えると危ないですが、

先生のソレはまず同意がとれないと思います、
きっき断られてましたし……それと考えてたのは胸です乳では無いです、

差は全く無いかもですが。
 
「それはそうと、綺麗な子だったのに……何故かしきりに尻尾や肌の事気にしていましたね」
「稀有な存在と言う物は弱くも強くもなると言う事であろうな、

幸せか不幸せかはまた別の問題であるが」
 
 いえ、あれだけ熱々なの見せ付けられて、不幸せは無いと思います、稀有で弱いヒトから見て。
 
「希少なラミア、砂漠で暮らすには辛いアルビノ、石ころを投げるのが精一杯の地のジン使い、
国を追われて全てを捨てて異国の地での生活まさに悲劇の素材には事欠かないわけだが……」
「旦那さんと熱々なら別に良い気がします」
 
 うん、ジャバールさんが話題にしつつも、誰にも合わせようとしなかったか分かった気がします。
 
「何故先生の締めるべき言葉を、弟子が言うのかね? 
まあ、ミケール医院の救いの女神である彼女を、不幸にはさせないのであるが」
「救いの女神?」
 
 耳をぴくり震わせて、不機嫌を主張した後に、

意味深な言葉を言ってから……ぴしっと尻尾をペットに打つ、
あ、なんか先生が危険なこと言うつもりです。
 
「うむ、そこそこの霊薬の知識と、子供の腕力程度の出力しかない変わりに、
出鱈目に精度の高いジンのおかげで、不純物の混じった薬品も高純度に早変わり、
さらに時間をかければ変質しやすいものを結晶化も可能っ!!」
 
 安価に良い物を使用して治療が出来て大助かり、落ち物みたいな高純度にはまだ遠いし、
出力が低いので少量限定だし、鉱物性の砕いて粉になったものしか無理だし、
理解出来てないものも当然取り出せなくて、何より無理を頼むと旦那さんが怖い、
ければも、町医者が使う分には質も量も十分にゃと、笑う先生。
 
「ちょっ……先生……それって有りなんですか?」
「この言葉を送ろう魂の故郷である兎の国の、尊敬する兎の格言でな
……だれも不幸せにならなければ、何をしたって良いじゃないと言う、素晴らしい言葉である」
 
 先生の行動原理として非常に納得出来たので、気にしない事にしてブラッシンクを再会する、
先生は除菌や消臭ついでに花の香付けを魔法で行えて、
その気になれば造花の花束まで手品の様に出せるのだが、
抜け毛防止や毛並みの調整、そして何より純粋に気持ち良いらしく、
日に数度のブラッシングをしている、と言うか弟子の勤めとして私にやらせている。
 等身大トトロにブラッシンクなど、元の世界では絶対に出来ないので、
喜んでやってたり……特に顎の下や耳の裏や尻尾の付け根が良いらしく、
ゴロゴロと喉をならしている。


 同居人のネコがいて、魔法のあるファンタジーな世界、
奴隷なのに普通に接してくれる主人がいて……仕事のほとんどが、
エロ話を聞いて医学的に必要な処だけ抜き出すと言う、
アレな仕事なのがちょっと悲しいですが……うん、不幸ではない、
テレビとか噂で聞くヒトよりは幸福で、物語の中のヒトよりは不幸かな。
 何時の間にか無意識にブラッシングを完了させ、
濡れタオルで目の周りを拭いて目やにが無いのを確認……うん、
病気の徴候なし、いや、お医者さんなネコにすることではないですが。
 
「うむ、何時もながら手馴れてて、非常に素晴らしかった」
 
 仮にも男としては、誉められても非常に微妙です、妙に達成感を感じるあたりが。
 
「さて……ヤらニャいか?」
「お断りします」
 
 薔薇は嫌いです、間髪入れずに拒否しておくとして、寝る体制に入る、
先生は老若男女だれでも食べる代わりに、同意がなければ襲ってこない立派なネコなので、
安心して眠れます、ああ、ふかふかのもふもふで良い香り。
 
「弟子よ、これは焦らしプレイというものかね?!」
「Zzzzzzzz......」
 
落ちずに終わる
 



 

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