高砂市内の小学生による仮想の街「こどものまち高砂2010」(神戸新聞社後援)が23日、同市高砂町の銀座商店街一帯で開かれた。約450人が“住民”として仕事や買い物を楽しみ、子どもだけの生活を体験した。
NPO法人高砂キッズ・スペースが主催。自分たちが暮らすまちに愛着を持ち、いろいろな職業に挑戦してもらおうと2008年から毎年開く。「先住民」として運営スタッフを務める子ども約50人が、6月から企画会議を重ね、どんな仕事をするかなど、まちの仕組みを考えてきた。
催し当日に住民登録する一般参加者は年々増え、今年は約400人が「こども市役所」で手続きを済ませ、職業紹介場で仕事を探して就職した。
まちには、クレープ店やおにぎり店、銀行などの約30店が並び、子どもたちは元気よく客を呼び込んだり、商品を手渡したりして働いた。給料は通貨「まっつん」で受け取り、まちで食事や買い物に使うほか、10%を税金として税務署に納めた。
プロのネイリストから指導を受け、ネイルアート店の店長を務めた伊保小6年女児(11)は「自分で考えてデコる(つめに装飾を施す)のが楽しい」と、仕事を満喫していた。
最終更新:2010年12月30日 11:57