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**第1世代(赤緑青黄)から強かったポケモン一覧 第1世代で強かったポケモンの特徴として、全体的に素早く、特殊(攻撃)が高いことが挙げられる。 また、以下のタイプを持つポケモンはかなり有利な面があった。 エスパー:弱点とされる技の威力が低すぎるまたは効かない、弱点となる技の使い手のほとんどがエスパーに弱い、 などのため事実上弱点なし 氷:タイプ特性により凍らない、エスパーほどではないが弱点となる技が少ない、 主力技となっていたふぶきの命中率が90%、こおりになる確率も3割と性能が非常に高い 逆に不遇だった属性は ・炎:当時は鋼もなく、草・虫自体が不遇の上ルージュラ以外の氷には電気も有効だった為ろくな役割が無い ・草:氷を含む多数の弱点がある(エスパー属性を持つナッシーは例外的に人気だった) ・格闘:当時最強のエスパーに弱く、技も地獄車のようにろくなものが無い ・虫:弱点はマイナーだったがタイプ一致技の威力が低すぎで存在意義が低い などが挙がる。極端な話、当時の基準だとゴウカザルやヘラクロスですら、 デリバード以下の扱いをされていたものと思われる。 さらに、技や戦闘システムの仕様も現在とは大きく異なり、  「こおり」状態は炎技を食らわない限り自然治癒されない(これにより3割で凍る吹雪が事実上最強の技とされていた)  「ねむり」から覚める時も1ターン消費して何もできない(素早いポケモンで眠らせればはめることも可能)  切り裂く、葉っぱカッターといった急所技のクリティカル率が非常に高い(攻略本では9割9分と表記されていたほど)  地割れやつのドリルなど即死攻撃の命中は素早さに依存していた(素早さが相手より低い場合は命中しない)  影分身のように回避率を上げる技は1回使っただけで異常なほど回避率が上昇した  破壊光線を使った際、相手が倒れたならば反動による行動不能にならなかった  急所はプラス効果も無視するので攻略本の剣の舞→切り裂くや嫌な音→切り裂くは実は無意味だった …等が挙げられる。 ちなみにこの当時の特殊=特攻+特防のため特殊が高い方が他の能力が高いことよりも有利だった。 当時のミュウツー以外の種族値合計値のランキングは・・・ 1位カイリュー500(600)、2位ファイヤー495(620)、3位サンダー490(615)、4位フリーザー485(610) 5位パルシェン・ギャラドス480(565/580)、7位ウインディ・ナッシー455(535/580)、9位ケンタロス・ラプラス450(520/545) と、なぜか氷ポケモンの種族値は異様に高かった。ちなみにカイリューが使えたのは 97カップとこの後のニンテンドウカップ2000のみ。ちなみにカッコ内は現在の基準における合計値。 フーディン(405(540))やサンダース(430(540))は特殊が高いため強く感じるが、実は合計値はそんなに高くなかったりする。 ポケモン制限のある98カップの種族値トップはパルシェン・ギャラドス(ナッシー・ギャラドス)、99ではファイヤーである。 特攻、特防は共通のため特殊の値を2倍にして計算すると現代基準の実質合計種族値になる。 例えばミュウツーならば HP106 攻撃110 防御90 特攻154 特防154 素早130 合計種族値744 と言う物凄い数値となる。 初代の全国大会97の優勝者はLv55ケンタロス・マルマイン・スターミーという独特な構築のトレーナー。 二代目の98の優勝者は吹雪ゲーのこの時代、吹雪ではなく冷凍ビーム使いで凄まじい強運の持ち主。 三代目の全国大会はカウンターニドキング使いである。 ただ97・98カップともにメンバーがやたら固まり過ぎていたためか、第1世代後半に開催された ニンテンドウカップ99では97・98カップで人気の高かったポケモンが軒並み出場不可能になった。 またウルトラカップの登場により当初から規制対象だったミュウツーの強さが実証された。 ◆第1世代前半(97,98カップ)で注目されたポケモン  ・ゲンガー 高い素早さから放たれる催眠術→夢くいのコンボは強烈。 当時は目が覚めたターンは行動できなかった為ゲンガーより遅かったらハメられる可能性が高かった。 タイプ一致の技こそ無いが技の多さで活躍。 99カップでは進化前のゴーストがペルシアン対策として使われた。  ・ケンタロス 高攻撃力から繰り出されるタイプ一致破壊光線の威力は凄まじい。 特殊もある程度高いため、吹雪や10万ボルトといった特殊攻撃も可能。 98カップでは全国大会出場者全員使用。 そして97カップのLV55ケンタロスは圧倒的能力から切り札でもあり、最強の敵でもあった。 特攻70のため10万ボルトより圧し掛かりの方が大抵の水には効いてしまう。 にもかかわらず98カップでは[[ここ>http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_npsj/btour/yosen.html]]を参照すると10万ボルトの方が明確に有効なギャラドスや パルシェンの需要は低いにも関わらず、10万ボルトの方が多く使われている。 (余談だが98カップの予選ではギャラドス+パルシェンの合計よりもカイリキーの方が需要が更に多い) なお、この頃の厳選難度は伝説級以上の殺人的難度であった。(青版はCOM交換できるが個体値が最低クラス)  ・サンダース 素早さ130のためほぼ先手を取ることができる。影分身+毒々。 特殊も高く、安定した強さを発揮したため当時からイーブイ系の中で初心者、上級者ともに愛用する人が多かった。 なお、急所率も高く相性が普通以上なら押し切りも可能。  ・スターミー タイプ優秀。初代から一番強さの変化が少ないと思われる。 高めの素早さ、特殊から放たれるタイプ一致とサイコキネシス、 サブウェポンの10万ボルト、吹雪を覚えさせてアタッカーを務めたり、 影分身+毒々+自己再生が使えたため、長期戦にも使えた。 なお吹雪でカバーできるため、水技はほとんど使われなかった。 ↑今でも不意打ちの登場や悪ゴーストが強化されたのが若干気になるぐらいか。 ダイパでは到底考えられないことだろうが、炎系全般が現在のブースター並の 評価だった当時は水技の需要は低かった。  ・スリーパー 催眠術を使え、当時は特攻も高かった。タイプ一致も相まって夢喰いの威力はゲンガーよりも上。 耐久力もフーディンをかなり上回り、生半可な攻撃では案外倒れなかった。  ・ダグトリオ 素早さがフーディンと並び120(同率4位)が大きくプラスとなった。 地割れの命中が素早さに依存される為、殆どの相手を倒せた。 急所率が高かった切り裂くやタイプ一致の地震も技マシンいらずで覚えられた。 使用率の高かったゲンガー・サンダースに対して強かったため、その対策として使われた。  ・ナッシー 当時での能力合計値はトップクラス。特防まで125あって非常に硬かったために 弱点をくらってもごり押しできることもたびたびあった。 眠り粉や大爆発まで覚えた他に、宿木の種+毒々のコンボまで覚えるなど芸達者。 伝説の鳥ポケモンと変わらない特殊能力でのタイプ一致サイコキネシスも高い威力を誇る。  ・フーディン エスパータイプ。攻撃はサイコキネシスのほぼ一本だが、 かなりの素早さと他のメジャー連中より更に高い特殊、無いに等しい弱点で猛威を奮った。 また当時の努力値システムにより今よりは物理攻撃に強く、 特防まで135もあったためトリデプス並の特殊耐久力を誇っていた。 進化前のユンゲラーも1進化ポケモンにしては特殊・素早さが高く、99カップではこいつに代わり活躍した。  ・フリーザー 高い特殊とタイプ一致から放たれる吹雪が強烈。実質現代のファイヤーの大文字に匹敵する。 しかも「こおり」タイプ特性により氷漬けにならない。当時は三鳥の中では最も強かった。  ・ラッキー 特殊の高さが重要視される時代であり、格闘技もマイナーだったため、それなりの強さを発揮した。 卵産み、地球投げ、毒々、小さくなる、カウンターなど補助技がそろっていた。 当時の特殊の仕様上、この時期はハピナスを上回る特攻を持ち、攻撃面も侮れなかった。 当時の厳選難度はケンタロスやガルーラ同様恐るべき高さである。  ・ラプラス タイプ一致の吹雪と波乗りを持ち、やたらと硬く、素早さ以外にスキがないとされ また、サブウェポンに10まんボルトを持たせられるため当時最強クラスの一匹に数えられていた。 同属性のパルシェンや同じ技を使えるギャラドスより種族値合計は低かったが需要は圧倒的に上だった。    ・ルージュラ 当時強いとされていたタイプである氷・エスパーを両方備えていた為、 サイコキネシス、吹雪の両方をタイプ一致で扱えた。 催眠術以上の命中率を持つ眠り技も使用でき、 ケンタロスの破壊光線1撃で倒される防御力とは言え侮れない強さを持っていた。 ◆第1世代後半(99カップ、ウルトラカップ)で注目されたポケモン  ・ウツボット ほぼクリティカルの葉っぱカッターが下記のド忘れヤドランへの対策として注目された。 しかし自身もサイコキネシスに弱く気が抜けなかったことも確かである。 物理技のバリエーションは実のところ貧弱といわれるダイパよりも実は狭かった。 当時は痺れ粉+撒きつくの無限コンボも使えた。  ・エレブー ポストサンダースとして普及した電気ポケモンその1。 他の電気ポケが扱えないサイコキネシスを覚えられるのがポイント。 なお、99での電気ポケの中では最高速(105)である。  ・サイドン 99カップの地面担当その1。サンドパンに比べるとノーマル耐性以外難ありだったが 当時は最高威力の地面&岩技が使えたため結構人気はあった。 得意な相手にはとことん強いが、苦手な相手にはとことん弱いキャラである。 (念のため補足するが、ゴローニャは97カップの決勝大会に入っていたので99カップでは使用禁止だった) ↑ゴローンは使えたな。レンタルの地震が便利で表の戦力だった。  ・サンドパン 99カップの地面担当その2で、地面の中ではバランスのとれた能力を持つ。 早いレベルで切り裂く、技マシンで地震などを覚え、単純な火力ではダグトリオの上を行った。 ただし技のバリュエーションは他の地面担当に劣り、ほとんど固定されてしまうのが難点。 剣の舞があるため、(実際には運が絡むが)無双状態も可能に。  ・ドククラゲ 当時は特攻も120あり、ハイドロポンプが凄まじい火力を誇った。 素早さも100と高めで、どくどく+巻きつくで注目されていた。 エスパーに弱いのは短所だが、毒無効により影分身+眠るも決めやすく、 99カップにはこいつより速い地面タイプはいなかったため先制水技で潰すことが可能だった。 吹雪による多くのポケモンへの弱点突きも侮れない。  ・ニドキング 99カップの地面担当その3。単純な使用率では上の二体ほどではなかったが、 公式大会の優勝者による巧みな立ち回りが当時注目を浴びた。 能力バランスはこっちに分があり、当時から技のデパートの片鱗を覗かせていた。  ・バリヤード フーディンの代用として99カップに台頭。素早さ・特殊はユンゲラーに見劣りしていたものの、 当時のエスパータイプでは珍しくサブウエポンに10万ボルトを持ち、人気を集めた。 みがわりも技マシン要らず。  ・ピクシー 一致こそないものの、多彩な技バリエーションの万能特殊アタッカーとしてノーマルではペルシアンに次ぐ人気を得た。 低い素早さも電磁波でカバー可能。 カウンターでペルシアン潰しにもなった。  ・ペルシアン 99では猛威を振るっていた代表格。 相手を選ばずにほぼ急所に当たる一致切り裂くと、 高い素早さ(99では2位で同率なし。1位はプテラ)により一躍脚光を浴びた。 対策なしの場合、ほとんどのポケモンは二撃で沈む。 しかし覚える技の都合上ゴーストで止まってしまう。 99はペルシアン対策のみのカウンター所持者が多かったために身代わりとの二択ゲーになったりもした。  ・ミュウ【禁止級】 初代にして最初の幻ポケモン。 ドわすれがないため攻撃面はミュウツーに劣るが 種族値ALL100と当時の努力値配分・弱点がろくにないエスパー 更に全ての技マシンが使えることにより補助の性能が凄まじく たまごうみ・電磁波・どくどくと泥試合にかけると手が付けられない。 裏ウルトラカップのマスターでは最終戦でこいつが出てくるが この一体に煮え湯を飲まされたプレイヤーも多いだろう。  ・ミュウツー【禁止級】 説明不要の初代最強ポケモン。種族値の高さとエスパー属性自体の強さ、 ドわすれによる決定力UPでサイコキネシス一本で大半のポケモンを倒せ、10万ボルト・吹雪とサブウエポンも完備。 苦手タイプのゴーストがすべてどくタイプ持ち、虫はダブルニードルぐらいしか技がないという始末。 氷でも水でもないのに吹雪を使えるうえ、当然の如く自己再生も使えるという鬼神の様な強さで ジムリーダーの城やウルトラカップにおける反則キャラポジションとなった。 当時の事情で考えると、実質的な総合種族値は[[こいつ>アルセウス]]以上。  ・ヤドラン 当時は瞑想の倍の効果を持っていたド忘れにより台頭。 電磁波・地震もありうかつに電気を出されても返り討ちに出来た。 ただし鈍足なので当時の仕様から10万ボルト急所であっさり逝くケースも珍しくはなかった。 ↑トリル要因はこことは関係ないので削除しました。  ・ユンゲラー 99カップではフーディンが使用出来ないため、代用として登場。 進化途上とはいえ高水準の特殊と素早さ、そして弱点がまともにないエスパータイプという利点で戦力となった。 フーディンのように禁止されたポケモンの多くがエスパーのため、相対的にサイコキネシスの使い勝手がUP。 交代読みの自己再生や電磁波も優秀。 ただ、素早さで上回るポケモンが増えたためフーディンのように「出せばイケル」という展開にはならなかった。 更に物理面での紙耐久が大いに響き、特にペルシアンが天敵。対策必須であった。  ・ライチュウ ポストサンダースとして普及した電気ポケモンその2。 エレブーに比べるとやや遅いが、他の電気ポケが扱えない波乗りを覚えられたため、交代読みや手負いの地面系を返り討ちに出来ることも。 ただし覚えるにはピカチュウの時に初代ポケモンスタジアムを経由するとやや面倒な手順をとる必要がある。  ・リザードン 初代の炎御三家。初代の炎自体は不遇であったが99カップではヤドラン対策のウツボットに 有利だった為かそこそこの需要はあった。同属性のファイヤーに比べメインウェポンの決定力は劣るが 地震、切り裂くと炎の中でもサブウェポンが優秀だった。 素早さの高いポケモンが軒並み禁止になった中、素早さ100からの地割れもかなり強烈。 このナリだがピカチュウ版まで飛行技を覚えられなかったりする。
**第1世代(赤緑青黄)から強かったポケモン一覧 第1世代で強かったポケモンの特徴として、全体的に素早く、特殊(攻撃)が高いことが挙げられる。 また、以下のタイプを持つポケモンはかなり有利な面があった。 エスパー:弱点とされる技の威力が低すぎるまたは効かない、弱点となる技の使い手のほとんどがエスパーに弱い、 などのため事実上弱点なし 氷:タイプ特性により凍らない、エスパーほどではないが弱点となる技が少ない、 主力技となっていたふぶきの命中率が90%、こおりになる確率も3割と性能が非常に高い 逆に不遇だった属性は ・炎:当時は鋼もなく、草・虫自体が不遇の上ルージュラ以外の氷には電気も有効だった為ろくな役割が無い ・草:氷を含む多数の弱点がある(エスパー属性を持つナッシーは例外的に人気だった) ・格闘:当時最強のエスパーに弱く、技も地獄車のようにろくなものが無い ・虫:弱点はマイナーだったがタイプ一致技の威力が低すぎで存在意義が低い などが挙がる。極端な話、当時の基準だとゴウカザルやヘラクロスですら、 デリバード以下の扱いをされていたものと思われる。 さらに、技や戦闘システムの仕様も現在とは大きく異なり、  「こおり」状態は炎技を食らわない限り自然治癒されない(これにより3割で凍る吹雪が事実上最強の技とされていた)  「ねむり」から覚める時も1ターン消費して何もできない(素早いポケモンで眠らせればはめることも可能)  切り裂く、葉っぱカッターといった急所技のクリティカル率が非常に高い(攻略本では9割9分と表記されていたほど)  地割れやつのドリルなど即死攻撃の命中は素早さに依存していた(素早さが相手より低い場合は命中しない)  影分身のように回避率を上げる技は1回使っただけで異常なほど回避率が上昇した  破壊光線を使った際、相手が倒れたならば反動による行動不能にならなかった  急所はプラス効果も無視するので攻略本の剣の舞→切り裂くや嫌な音→切り裂くは実は無意味だった …等が挙げられる。 ちなみにこの当時の特殊=特攻+特防のため特殊が高い方が他の能力が高いことよりも有利だった。 当時のミュウツー以外の種族値合計値のランキングは・・・ 1位カイリュー500(600)、2位ファイヤー495(620)、3位サンダー490(615)、4位フリーザー485(610) 5位パルシェン・ギャラドス480(565/580)、7位ウインディ・ナッシー455(535/580)、9位ケンタロス・ラプラス450(520/545) と、なぜか氷ポケモンの種族値は異様に高かった。ちなみにカイリューが使えたのは 97カップとこの後のニンテンドウカップ2000のみ。ちなみにカッコ内は現在の基準における合計値。 フーディン(405(540))やサンダース(430(540))は特殊が高いため強く感じるが、実は合計値はそんなに高くなかったりする。 ポケモン制限のある98カップの種族値トップはパルシェン・ギャラドス(ナッシー・ギャラドス)、99ではファイヤーである。 特攻、特防は共通のため特殊の値を2倍にして計算すると現代基準の実質合計種族値になる。 例えばミュウツーならば HP106 攻撃110 防御90 特攻154 特防154 素早130 合計種族値744 と言う物凄い数値となる。 初代の全国大会97の優勝者はLv55ケンタロス・マルマイン・スターミーという独特な構築のトレーナー。 二代目の98の優勝者は吹雪ゲーのこの時代、吹雪ではなく冷凍ビーム使いで凄まじい強運の持ち主。 三代目の全国大会はカウンターニドキング使いである。 ただ97・98カップともにメンバーがやたら固まり過ぎていたためか、第1世代後半に開催された ニンテンドウカップ99では97・98カップで人気の高かったポケモンが軒並み出場不可能になった。 またウルトラカップの登場により当初から規制対象だったミュウツーの強さが実証された。 ◆第1世代前半(97,98カップ)で注目されたポケモン  ・ゲンガー 高い素早さから放たれる催眠術→夢くいのコンボは強烈。 当時は目が覚めたターンは行動できなかった為ゲンガーより遅かったらハメられる可能性が高かった。 タイプ一致の技こそ無いが技の多さで活躍。 99カップでは進化前のゴーストがペルシアン対策として使われた。  ・ケンタロス 高攻撃力から繰り出されるタイプ一致破壊光線の威力は凄まじい。 特殊もある程度高いため、吹雪や10万ボルトといった特殊攻撃も可能。 98カップでは全国大会出場者全員使用。 そして97カップのLV55ケンタロスは圧倒的能力から切り札でもあり、最強の敵でもあった。 特攻70のため10万ボルトより圧し掛かりの方が大抵の水には効いてしまう。 にもかかわらず98カップでは[[ここ>http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_npsj/btour/yosen.html]]を参照すると10万ボルトの方が明確に有効なギャラドスや パルシェンの需要は低いにも関わらず、10万ボルトの方が多く使われている。 (余談だが98カップの予選ではギャラドス+パルシェンの合計よりもカイリキーの方が需要が更に多い)  ・サンダース 素早さ130のためほぼ先手を取ることができる。影分身+毒々。 特殊も高く、安定した強さを発揮したため当時からイーブイ系の中で初心者、上級者ともに愛用する人が多かった。 なお、急所率も高く相性が普通以上なら押し切りも可能。  ・スターミー タイプ優秀。初代から一番強さの変化が少ないと思われる。 高めの素早さ、特殊から放たれるタイプ一致とサイコキネシス、 サブウェポンの10万ボルト、吹雪を覚えさせてアタッカーを務めたり、 影分身+毒々+自己再生が使えたため、長期戦にも使えた。 なお吹雪でカバーできるため、水技はほとんど使われなかった。 ↑今でも不意打ちの登場や悪ゴーストが強化されたのが若干気になるぐらいか。 ダイパでは到底考えられないことだろうが、炎系全般が現在のブースター並の 評価だった当時は水技の需要は低かった。  ・スリーパー 催眠術を使え、当時は特攻も高かった。タイプ一致も相まって夢喰いの威力はゲンガーよりも上。 耐久力もフーディンをかなり上回り、生半可な攻撃では案外倒れなかった。  ・ダグトリオ 素早さがフーディンと並び120(同率4位)が大きくプラスとなった。 地割れの命中が素早さに依存される為、殆どの相手を倒せた。 急所率が高かった切り裂くやタイプ一致の地震も技マシンいらずで覚えられた。 使用率の高かったゲンガー・サンダースに対して強かったため、その対策として使われた。  ・ナッシー 当時での能力合計値はトップクラス。特防まで125あって非常に硬かったために 弱点をくらってもごり押しできることもたびたびあった。 眠り粉や大爆発まで覚えた他に、宿木の種+毒々のコンボまで覚えるなど芸達者。 伝説の鳥ポケモンと変わらない特殊能力でのタイプ一致サイコキネシスも高い威力を誇る。  ・フーディン エスパータイプ。攻撃はサイコキネシスのほぼ一本だが、 かなりの素早さと他のメジャー連中より更に高い特殊、無いに等しい弱点で猛威を奮った。 また当時の努力値システムにより今よりは物理攻撃に強く、 特防まで135もあったためトリデプス並の特殊耐久力を誇っていた。 進化前のユンゲラーも1進化ポケモンにしては特殊・素早さが高く、99カップではこいつに代わり活躍した。  ・フリーザー 高い特殊とタイプ一致から放たれる吹雪が強烈。実質現代のファイヤーの大文字に匹敵する。 しかも「こおり」タイプ特性により氷漬けにならない。当時は三鳥の中では最も強かった。  ・ラッキー 特殊の高さが重要視される時代であり、格闘技もマイナーだったため、それなりの強さを発揮した。 卵産み、地球投げ、毒々、小さくなる、カウンターなど補助技がそろっていた。 当時の特殊の仕様上、この時期はハピナスを上回る特攻を持ち、攻撃面も侮れなかった。 当時の厳選難度はケンタロスやガルーラ同様恐るべき高さである。  ・ラプラス タイプ一致の吹雪と波乗りを持ち、やたらと硬く、素早さ以外にスキがないとされ また、サブウェポンに10まんボルトを持たせられるため当時最強クラスの一匹に数えられていた。 同属性のパルシェンや同じ技を使えるギャラドスより種族値合計は低かったが需要は圧倒的に上だった。    ・ルージュラ 当時強いとされていたタイプである氷・エスパーを両方備えていた為、 サイコキネシス、吹雪の両方をタイプ一致で扱えた。 催眠術以上の命中率を持つ眠り技も使用でき、 ケンタロスの破壊光線1撃で倒される防御力とは言え侮れない強さを持っていた。 ◆第1世代後半(99カップ、ウルトラカップ)で注目されたポケモン  ・ウツボット ほぼクリティカルの葉っぱカッターが下記のド忘れヤドランへの対策として注目された。 しかし自身もサイコキネシスに弱く気が抜けなかったことも確かである。 物理技のバリエーションは実のところ貧弱といわれるダイパよりも実は狭かった。 当時は痺れ粉+撒きつくの無限コンボも使えた。  ・エレブー ポストサンダースとして普及した電気ポケモンその1。 他の電気ポケが扱えないサイコキネシスを覚えられるのがポイント。 なお、99での電気ポケの中では最高速(105)である。  ・サイドン 99カップの地面担当その1。サンドパンに比べるとノーマル耐性以外難ありだったが 当時は最高威力の地面&岩技が使えたため結構人気はあった。 得意な相手にはとことん強いが、苦手な相手にはとことん弱いキャラである。 (念のため補足するが、ゴローニャは97カップの決勝大会に入っていたので99カップでは使用禁止だった) ↑ゴローンは使えたな。レンタルの地震が便利で表の戦力だった。  ・サンドパン 99カップの地面担当その2で、地面の中ではバランスのとれた能力を持つ。 早いレベルで切り裂く、技マシンで地震などを覚え、単純な火力ではダグトリオの上を行った。 ただし技のバリュエーションは他の地面担当に劣り、ほとんど固定されてしまうのが難点。 剣の舞があるため、(実際には運が絡むが)無双状態も可能に。  ・ドククラゲ 当時は特攻も120あり、ハイドロポンプが凄まじい火力を誇った。 素早さも100と高めで、どくどく+巻きつくで注目されていた。 エスパーに弱いのは短所だが、毒無効により影分身+眠るも決めやすく、 99カップにはこいつより速い地面タイプはいなかったため先制水技で潰すことが可能だった。 吹雪による多くのポケモンへの弱点突きも侮れない。  ・ニドキング 99カップの地面担当その3。単純な使用率では上の二体ほどではなかったが、 公式大会の優勝者による巧みな立ち回りが当時注目を浴びた。 能力バランスはこっちに分があり、当時から技のデパートの片鱗を覗かせていた。  ・バリヤード フーディンの代用として99カップに台頭。素早さ・特殊はユンゲラーに見劣りしていたものの、 当時のエスパータイプでは珍しくサブウエポンに10万ボルトを持ち、人気を集めた。 みがわりも技マシン要らず。  ・ピクシー 一致こそないものの、多彩な技バリエーションの万能特殊アタッカーとしてノーマルではペルシアンに次ぐ人気を得た。 低い素早さも電磁波でカバー可能。 カウンターでペルシアン潰しにもなった。  ・ペルシアン 99では猛威を振るっていた代表格。 相手を選ばずにほぼ急所に当たる一致切り裂くと、 高い素早さ(99では2位で同率なし。1位はプテラ)により一躍脚光を浴びた。 対策なしの場合、ほとんどのポケモンは二撃で沈む。 しかし覚える技の都合上ゴーストで止まってしまう。 99はペルシアン対策のみのカウンター所持者が多かったために身代わりとの二択ゲーになったりもした。  ・ミュウ【禁止級】 初代にして最初の幻ポケモン。 ドわすれがないため攻撃面はミュウツーに劣るが 種族値ALL100と当時の努力値配分・弱点がろくにないエスパー 更に全ての技マシンが使えることにより補助の性能が凄まじく たまごうみ・電磁波・どくどくと泥試合にかけると手が付けられない。 裏ウルトラカップのマスターでは最終戦でこいつが出てくるが この一体に煮え湯を飲まされたプレイヤーも多いだろう。  ・ミュウツー【禁止級】 説明不要の初代最強ポケモン。種族値の高さとエスパー属性自体の強さ、 ドわすれによる決定力UPでサイコキネシス一本で大半のポケモンを倒せ、10万ボルト・吹雪とサブウエポンも完備。 苦手タイプのゴーストがすべてどくタイプ持ち、虫はダブルニードルぐらいしか技がないという始末。 氷でも水でもないのに吹雪を使えるうえ、当然の如く自己再生も使えるという鬼神の様な強さで ジムリーダーの城やウルトラカップにおける反則キャラポジションとなった。 当時の事情で考えると、実質的な総合種族値は[[こいつ>アルセウス]]以上。  ・ヤドラン 当時は瞑想の倍の効果を持っていたド忘れにより台頭。 電磁波・地震もありうかつに電気を出されても返り討ちに出来た。 ただし鈍足なので当時の仕様から10万ボルト急所であっさり逝くケースも珍しくはなかった。 ↑トリル要因はこことは関係ないので削除しました。  ・ユンゲラー 99カップではフーディンが使用出来ないため、代用として登場。 進化途上とはいえ高水準の特殊と素早さ、そして弱点がまともにないエスパータイプという利点で戦力となった。 フーディンのように禁止されたポケモンの多くがエスパーのため、相対的にサイコキネシスの使い勝手がUP。 交代読みの自己再生や電磁波も優秀。 ただ、素早さで上回るポケモンが増えたためフーディンのように「出せばイケル」という展開にはならなかった。 更に物理面での紙耐久が大いに響き、特にペルシアンが天敵。対策必須であった。  ・ライチュウ ポストサンダースとして普及した電気ポケモンその2。 エレブーに比べるとやや遅いが、他の電気ポケが扱えない波乗りを覚えられたため、交代読みや手負いの地面系を返り討ちに出来ることも。 ただし覚えるにはピカチュウの時に初代ポケモンスタジアムを経由するとやや面倒な手順をとる必要がある。  ・リザードン 初代の炎御三家。初代の炎自体は不遇であったが99カップではヤドラン対策のウツボットに 有利だった為かそこそこの需要はあった。同属性のファイヤーに比べメインウェポンの決定力は劣るが 地震、切り裂くと炎の中でもサブウェポンが優秀だった。 素早さの高いポケモンが軒並み禁止になった中、素早さ100からの地割れもかなり強烈。 このナリだがピカチュウ版まで飛行技を覚えられなかったりする。

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