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ポケモン強弱の変動記/タイプ別/こおり - (2012/01/11 (水) 18:44:15) の1つ前との変更点

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*氷タイプの歴史 ここでは氷タイプの歴史を書いていってください。 冗談は書かないでください。随時追加お願いします。 ---- #contents() ---- **氷タイプの性能 |攻撃面||防御面|| |弱点|くさ・じめん・ひこう・ドラゴン|弱点|ほのお・かくとう・いわ・はがね| |半減|ほのお・みず・こおり・はがね|半減|こおり| |無効|なし|無効|なし| |その他|天候「あられ」のダメージを受けない。&br()状態異常「こおり」にならない。| ***攻撃面 何と言ってもドラゴンを狩れるメリットが際立つ。 また、多くのポケモンが併せ持つ飛行タイプや、電気を止める地面・草タイプを倒せるのも嬉しい。 ほぼ水タイプ標準装備のれいとうビームやめざめるパワーなど、サブウェポンとしても人気。 ***防御面 メジャーなタイプ複数を含む弱点4つに対し耐性1つと、全タイプ最悪であろう酷過ぎる相性。ほとんどの複合も弱点が減らず、むしろ増えている。 鋼タイプとは弱点がかぶり、鋼対策の炎・格闘技で狩られてしまう事も多い。さらに鋼タイプ自身にも弱く、氷タイプ最大のジレンマといえる。 **氷タイプの平均種族値 |CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):|CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):HP|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):攻撃|CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):防御|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):特攻|CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):特防|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):素早|CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):合計| |CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):平均|CENTER:82(80)|CENTER:83(81)|CENTER:84(83)|CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):90(88)|CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):94|CENTER:79(78)|CENTER:512(504)| |CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):最大|CENTER:130|CENTER:130|CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):180|CENTER:130|CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):200|CENTER:125|CENTER:660(580)| |CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):最小|CENTER:45|CENTER:50|CENTER:30|CENTER:45|CENTER:45|CENTER:50|CENTER:330| (最終進化系19種、平均値四捨五入) ()内はキュレム除外時 ↑キュレムの合計種族値は660じゃないか? 能力は平均的。初代で特殊扱いだったためか特殊型がやや多いようである。 一部を除きそこまで早いポケモンもそこまで遅いポケモンもあまりいなく大抵60~80辺りに集まっている。 「氷は固い」というイメージと「元々は水」という点からか防御・特防の水準は悪くない。 一部を除き大半が物理か特殊に偏っていて二刀流で戦うポケモンは殆ど居ない。 基本的には「攻撃面で強いが弱点も多く打たれ弱い」というのがコンセプトの様子。 ストーリーではレア度が高くあまり手に入りにくく、また終盤にしか居ないポケモンが多い。 世界観的には「寒い場所にのみ住む」というポジション。 *種族値ランキング ***合計値 |順位|総合|ポケモン|種族値| |1|2|キュレム|660|11|120|マニューラ|510| |2|37|フリーザー|580|12|174|ユキノオー|494| |~|~|レジアイス|~|13|204|ツンベアー|485| |4|67|ラプラス|535|~|~|フリージオ|~| |~|~|バイバニラ|~|15|212|オニゴーリ|480| |6|78|トドゼルガ|530|~|~|ユキメノコ|~| |~|~|マンムー|~|17|230|ジュゴン|475| |8|89|パルシェン|525|18|279|ルージュラ|455| |~|~|グレイシア|~|19|…|イノムー|450| |10|102|フロストロトム|520|20|…|ニューラ|430| ***能力別 |>|>|HP|>|>|特攻| |順位|ポケモン|種族値|順位|ポケモン|種族値| |1|ラプラス|130|1|グレイシア|130| |2|キュレム|125|~|キュレム|~| |3|トドゼルガ|110|3|ルージュラ|115| |~|マンムー|~|4|バイバニラ|110| |5|イノムー|100|5|フロストロトム|105| |6|ツンベアー|95|6|レジアイス|100| |7|ジュゴン|90|7|フリーザー|95| |~|フリーザー|~|~|トドゼルガ|~| |~|トドグラー|~|~|フリージオ|~| |~|ユキノオー|~|10|ユキノオー|90| |>|>|攻撃|>|>|特防| |順位|ポケモン|種族値|順位|ポケモン|種族値| |1|マンムー|130|1|レジアイス|200| |~|キュレム|~|2|フリージオ|135| |3|マニューラ|120|3|フリーザー|125| |4|ツンベアー|110|4|フロストロトム|107| |5|イノムー|100|5|ジュゴン|95| |6|パルシェン|95|~|ルージュラ|~| |~|ニューラ|~|~|ラプラス|~| |~|バイバニラ|~|~|グレイシア|~| |9|ユキノオー|92|~|バイバニラ|~| |10|ラプラス|85|10|トドゼルガ|90| |~|フリーザー|~|~|キュレム|~| |>|>|防御|>|>|素早| |順位|ポケモン|種族値|順位|ポケモン|種族値| |1|パルシェン|180|1|マニューラ|125| |2|グレイシア|110|2|ニューラ|115| |3|フロストロトム|107|3|ユキメノコ|110| |4|フリーザー|100|4|フリージオ|105| |~|レジアイス|~|5|ルージュラ|95| |6|トドゼルガ|90|~|キュレム|~| |~|キュレム|~|7|フリーザー|85| |8|バイバニラ|85|8|オニゴーリ|80| |9|ジュゴン|80|~|マンムー|~| |~|ラプラス|~|10|バイバニラ|79| |~|イノムー|~|||| |~|オニゴーリ|~|||| |~|マンムー|~|||| |~|ツンベアー|~|||| **種族値ランキング(ワースト) 最終形態のみが対象。 ***合計値 |順位|ポケモン|種族値| |1|デリバード|330| |2|ルージュラ|455| |3|ジュゴン|475| |4|オニゴーリ|480| |~|ユキメノコ|~| |6|ツンベアー|480| |~|フリージオ|~| |8|ユキノオー|494| |9|マニューラ|510| |10|フロストロトム|520| ***能力別 |>|>|HP|>|>|特攻| |順位|ポケモン|種族値|順位|ポケモン|種族値| |1|デリバード|45|1|マニューラ|45| |2|パルシェン|50|~|デリバード|65| |~|フロストロトム|~|3|ジュゴン|70| |4|ルージュラ|65|~|マンムー|~| |~|グレイシア|~|~|ツンベアー|~| |~|フロストロトム|~|||| |>|>|攻撃|>|>|特防| |順位|ポケモン|種族値|順位|ポケモン|種族値| |1|ルージュラ|50|1|パルシェン|45| |~|レジアイス|~|~|デリバード|~| |~|フリージオ|~|3|マンムー|60| |4|デリバード|55|4|ユキメノコ|70| |5|グレイシア|60|5|オニゴーリ|80| ||||~|ツンベアー|~| |>|>|防御|>|>|素早| |順位|ポケモン|種族値|順位|ポケモン|種族値| |1|フリージオ|30|1|レジアイス|50| |2|ルージュラ|35|~|ツンベアー|~| |3|デリバード|45|3|ラプラス|60| |4|マニューラ|65|4|トドゼルガ|65| |5|ユキメノコ|70|~|グレイシア|~| **氷タイプをもつ複合タイプとその主なポケモン |CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):複合タイプ|CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):主なポケモン(というか全部)||CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):複合タイプ|CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):主なポケモン(というか全部)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):ノーマル|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):(なし)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):飛行|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):フリーザー・デリバード(2)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):炎|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):(なし)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):エスパー|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):ルージュラ(1)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):水|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):パルシェン・ジュゴン・ラプラス・トドゼルガ(4)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):虫|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):(なし)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):草|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):ユキノオー(1)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):岩|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):(なし)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):電気|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):フロストロトム(第5世代)(1)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):ゴースト|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):ユキメノコ(1)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):地面|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):マンムー(1)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):ドラゴン|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):キュレム(1)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):格闘|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):(なし)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):悪|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):マニューラ(1)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):毒|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):(なし)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):鋼|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):(なし)| 複合タイプは上記9タイプ、単色もあわせると全18種。 氷の耐性の少なさから複合は弱点が増加傾向にあるが、攻撃面の優秀さと氷技への耐性から それなりに使える組み合わせが多い。 特にユキノオーは抜群7つの4倍弱点持ちであるため当初は不遇とされていたが、 攻撃範囲の広さとピンポイントでの耐性の強さからむしろ良い方といえる。 初代から数の多い氷水も実は弱点4つと決して少なくないが、 うち2つをタイプ一致技で返り討ちにできる点から使い勝手がよい。 ちなみにその組み合わせは(わかりやすいとはいえ)初代の氷タイプの過半数であったため、 初代で炎が涙目だった理由もうなずけるというもの…。 ちなみに氷単は第2世代まで登場せず、第3世代以降6種まで増加。 特に第5世代は単氷のほうが数が多い。 **氷タイプの主な技 |CENTER:技名|CENTER:直接攻撃|CENTER:BGCOLOR(#DCDCDC):物理特殊|CENTER:BGCOLOR(#FFEEEE):威力|CENTER:BGCOLOR(#FFCCCC):命中|CENTER:BGCOLOR(#ccccff):PP|CENTER:対象|CENTER:BGCOLOR(#0066ff):追加効果・備考| |CENTER:ぜったいれいど|CENTER:×|CENTER:特殊|CENTER:---|CENTER:30|CENTER:5|CENTER:単体|CENTER:一撃必殺技| |CENTER:ふぶき|CENTER:×|CENTER:特殊|CENTER:120|CENTER:70(必)|CENTER:5|CENTER:周囲の敵全体|CENTER:10%で凍り・天気が霰の時は必中| |CENTER:れいとうビーム|CENTER:×|CENTER:特殊|CENTER:95|CENTER:100|CENTER:10|CENTER:単体|CENTER:10%で凍り| |CENTER:こごえるかぜ|CENTER:×|CENTER:特殊|CENTER:55|CENTER:95|CENTER:15|CENTER:周囲の敵全体|CENTER:100%の確率で相手の素早さを1段階下げる| |CENTER:れいとうパンチ|CENTER:〇|CENTER:物理|CENTER:75|CENTER:100|CENTER:15|CENTER:単体|CENTER:10%で凍り| |CENTER:こおりのつぶて|CENTER:×|CENTER:物理|CENTER:40|CENTER:100|CENTER:30|CENTER:単体|CENTER:先制技(優先度+1)| もっとも狩れる範囲の広い一撃必殺の絶対零度から霰やダブルで猛威を振るう吹雪、 安定した冷凍ビームに先制技のこおりのつぶてと、幅が広い。 物理はやや威力が低い。 ↓は使用者があまり多くない。 |CENTER:技名|CENTER:直接攻撃|CENTER:BGCOLOR(#DCDCDC):物理特殊|CENTER:BGCOLOR(#FFEEEE):威力|CENTER:BGCOLOR(#FFCCCC):命中|CENTER:BGCOLOR(#ccccff):PP|CENTER:対象|CENTER:BGCOLOR(#0066ff):追加効果・備考| |CENTER:ゆきなだれ|CENTER:×|CENTER:物理|CENTER:60(120)|CENTER:100|CENTER:10|CENTER:単体|CENTER:後攻技(優先度-3)・攻撃前にダメージを受けてると威力120・物理・ラプラス・パルシェンが主| |CENTER:こおりのキバ|CENTER:〇|CENTER:物理|CENTER:65|CENTER:95|CENTER:15|CENTER:単体|CENTER:10%で怯み又は凍り| |CENTER:アイスボール|CENTER:〇|CENTER:物理|CENTER:30|CENTER:90|CENTER:20|CENTER:単体|CENTER:外れるまで毎ターン攻撃・命中するたびに威力が2倍になるが外れると元に戻る・5回目で最大威力| |CENTER:つららばり|CENTER:×|CENTER:物理|CENTER:25|CENTER:100|CENTER:30|CENTER:単体|CENTER:2~5回連続攻撃・パルシェンのメイン技| |CENTER:つららおとし|CENTER:×|CENTER:物理|CENTER:85|CENTER:90|CENTER:10|CENTER:単体|CENTER:3割でひるみ・マンムー、ツンベアーのメインウエポン| |CENTER:こごえるせかい|CENTER:×|CENTER:特殊|CENTER:65|CENTER:95|CENTER:10|CENTER:周囲の敵全体|CENTER:100%の確率で相手の素早さを1段階下げる・キュレム専用技| |CENTER:あられ|CENTER:×|CENTER:変化|CENTER:‐‐‐|CENTER:‐‐‐|CENTER:5|CENTER:全体の場|CENTER:天候変化…霰・全体発動・ユキノオーの特性に劣る| //|CENTER:フリーズボルト|CENTER:×|CENTER:物理|CENTER:140|CENTER:90|CENTER:5|CENTER:単体|CENTER:まだ解禁されていない| //|CENTER:コールドフレア|CENTER:×|CENTER:特殊|CENTER:140|CENTER:90|CENTER:5|CENTER:単体|CENTER:まだ解禁されていない| **登場ポケモン早見表 ・第1世代 ジュゴン、パルシェン、ルージュラ、ラプラス、フリーザー ・第2世代 デリバード(+ニューラ、イノムー) ・第3世代 オニゴーリ、トドゼルガ、レジアイス ・第4世代 ユキノオー、マニューラ、グレイシア、マンムー、ユキメノコ(フロストロトムは当時雷霊) ・第5世代 フロストロトム、バイバニラ、ツンベアー、フリージオ、キュレム ***第1世代 当時の仕様では「こおり」状態は自然に解除されず、凍ればほぼひんし確定という効果だった。 さらに吹雪は90%の命中率を誇り、加えて3割の確率で凍り状態というとんでもない強さの技だった。 また氷タイプを持つことの優位性として、この「こおり」状態を防げると言う点もあり、 対戦パーティに氷タイプのポケモン、あるいは技として吹雪が当たり前のように入っていた。 またこの頃の氷は炎に対しても等倍でダメージを通すことができ、エスパーと並び最強のタイプの一角と言われる。 氷の入っていないスターミーは一致技であるハイドロポンプを入れずに吹雪を入れるケースも多かった。 一致の水技で弱点を突ける岩・炎・地面が当時不遇だったことも影響している。 但し吹雪の仕様はポケモンスタジアム等で調整が入った為、対戦ツールがポケモンスタジアム等に変わった98年度以降の大会では、 氷タイプの需要は97年度の大会よりは大分落ち着いた模様。 当時からいた氷タイプはジュゴン・パルシェン・ルージュラ・ラプラス・フリーザー。 特に後者3体は氷タイプの優遇性に加え、ルージュラは当時氷と同様に強かったエスパータイプ、 ラプラスは高い耐久力と充実したサブウエポン、フリーザーは非常に高い特殊能力を持っており、 99年の大会では使用禁止になるほどの実力を備えていた。 パルシェンはそこそこの需要はあったものの、特殊が微妙・素早さが低めと言う点から 第一線級とは言えなかった。ジュゴンも当時はラプラスの影に埋もれていた感が強い。 ***第2世代 悪・鋼タイプが登場。このうち鋼ではハッサム、エアームド、フォレトス、ハガネールらが頭角を現す。 これらの鋼ポケモンの登場による炎タイプや格闘タイプの見直しにより、相対的に氷タイプの価値が下がる。 加えて氷タイプ以外にも幅広く愛用された吹雪も、命中率が70%に下がり使い勝手が悪くなった。 多くの氷タイプが軒並み弱体化を遂げることとなる。 この頃に地面・氷タイプのウリムー系列を始めとし、氷タイプはムチュール、ニューラ、デリバードが追加。 ただ、ニューラは悪・氷タイプにも関わらず特攻が低い為、一致氷技を打てることの恩恵を殆ど得られず、 デリバードも種族値の低さと氷タイプの弱体化により、日の目を見る事は無かった。 この時代で使用率が高かった氷タイプといえば、イノムーやクリスタル版発売以降のパルシェンくらいだろうか。 イノムーは猛威を振るう電気タイプをほぼ完封でき、地面技と氷技の攻撃相性のよさを売りに活躍。 パルシェンは当初は氷最底辺とまで言われていたが、 クリスタル以降まきびしの習得と水+氷+大爆発の攻撃面の相性の良さ、リフレクター持ちと、撒き役として新たな活躍の場が与えられた。 前作で猛威を振るったフリーザーは特攻が大きく低下、ラプラスも実質的な弱点増加で需要が減少した。 ルージュラに至っては、氷と同時にエスパー弱体化の影響に加え物理耐久面の低さが露呈してしまった。 その上、強みである筈の悪魔のキッスも寝言による相対的な眠り技の需要減少のあおりをうけ、対戦の場からほぼ姿を消した。 但し技としての需要は、前作ほどではないにせよ中々高かった。 例を挙げると、技マシンとなった冷凍パンチと安定技の冷凍ビームが それぞれ人型ポケモン、水ポケモンのサブウェポンとして選択肢に入ったほか、 めざめるパワー氷が電気タイプなどに多用された。 また、新技は粉雪と凍える風のみ。粉雪は勿論、ダブルのなかった当時は凍える風もあまり使われなかった。 ***第3世代 抜群の耐久を誇るレジアイスやトドゼルガ、種族値ALL80のオニゴーリが参入する。 ちなみに、オニゴーリ、レジアイスといった氷単タイプのポケモンはこの世代で初登場。 氷タイプの一撃必殺技「ぜったいれいど」が追加され、多くの氷ポケモンが習得。 同時に氷タイプに有利な天候の「あられ」が追加されるが、まだこの頃は「すなあらし」と効果に大差が無く、 砂嵐と異なり、特性「ゆきふらし」をもつポケモンが登場していなかったため、実用性はあまり見当たらなかった。 既存のポケモンでは、特性「シェルアーマー」と絶対零度を入手したラプラスにかなりの強化が見られる。 フリーザーも高めの耐久+心の眼+絶対零度によって新たな戦法を見出す。 その一方でジュゴンはラプラスやトドゼルガに押され、目立つ事は殆ど無かった。 パルシェン・ルージュラは努力値の仕様変更による耐久面の低下で 前者は特殊攻撃、後者は物理攻撃への脆さが更に浮き彫りになり、かなりの弱体化を被る事となってしまった。 ニューラにも目立った救済は無く、デリバードも特性の「はりきり」を得てつばめがえしを習得したとは言え、耐久力が低すぎて満足に戦えなかった。 恐らくこの時期が、氷タイプの中でメジャーとマイナーの二極化が最も進んだ時期かも知れない。 新しく始まったダブルバトルでは氷技は相手2体攻撃が多かった。 すばやさが重要だったため、相手2体のすばやさを同時に奪うこごえるかぜが猛威を振るった。 ちなみに吹雪は今の7割以下の威力の上、当時は「あられ」状態でも必中にならず全く役に立たなかった。 ちなみに天敵の一つであるメタグロスが登場したのもこの時期だったりする。 ***第4世代 天候が「あられ」の際の恩恵として吹雪必中の効果が追加された。 第3世代からふぶきはダブルバトルにおいて敵2体への攻撃となっていたが、 この世代では更に威力も当時の1.5倍に増したため、ダブルでのあられ状態の吹雪はかなり凶悪となった。 約2割の確率でどちらかが凍るという初代よりは有情程度の高性能である。 但し、氷が溶ける確率は25%と上昇したため、あっさりと溶けるケースも多くなった。 それを差し引いても、行動不能に陥る氷状態は脅威であり、ダブルでの氷タイプが強いと言われる原因は殆どこれである。 また、技の物理・特殊分化により、冷凍パンチや雪なだれ、氷の礫といった氷タイプの物理技が登場。攻撃の高かったポケモンが新たな活躍を見せ始める。 ニューラから進化する新顔マニューラは、攻撃と素早さの高さからドラゴンタイプなどのキラーポケモンとして一躍名を轟かせるようになる。 ただし、一致技の最高威力は75と威力が低いため、火力にはあまり期待できない。 また、イノムーの進化系マンムーはもともと高い攻撃力がさらに高まり、地震や氷の礫使いとして注目を浴びる。 その他新登場のポケモンとしては、草タイプを併せ持つユキノオーが登場。 弱点が最も多いながらも、電気・地面・水とメジャーどころに耐性を持ち、 半永久的に霰を降らせる新特性「ゆきふらし」を持つことから、霰パーティには必ずといっていいほど組み込まれ、単体での評価も非常に高い。 また、ユキワラシからの分岐進化としてユキメノコが加えられた。 素早さがドラゴン連中やグライオンより高く、特性「ゆきがくれ」を持つため霰パーティに入ることも多い。 そしてイーブイの新進化形として現れたグレイシアは、種族値130という非常に高い特攻とタイプ一致吹雪で大抵のポケモンに大ダメージを与える破壊力が際立つ。 既存のポケモンもほとんどが強化される。 これまで厚遇と不遇を繰り返したパルシェンは新たにガブリアスを始めとした得意な相手に対して有利に戦えるようになる。 毒菱を獲得し、再び昆布戦法でも活躍するようになる。 ジュゴンも特性「うるおいボディ」を生かした戦法を編み出し、トドゼルガやラプラスとは別の道を取り始める。 特性「アイスボディ」を獲得したトドゼルガは、霰状態での余りに高い耐久力から「無限トド」と称されることも。 ルージュラは[[同>エレキブル]][[僚>ブーバーン]]と違い進化は与えられず、耐久力が依然ネックではあるが、催眠技の強化によりあくまのキッスが非常に凶悪。 高い特攻とそれなりに高い素早さから霰パーティに組み込まれ始める。 この一方でデリバードだけは張り切りこおりのつぶてなどで強化こそされたものの、元が元のため ひどく使いづらいままなのは残念至極といったところ。 新たな敵としてドータクンやゴウカザル、また気合玉の登場等により弱点が増えたようにも思えるが、 強力なドラゴンを簡単に潰せるメリットはやはり大きいため、使用頻度はむしろ高まったと思われる。 ただしプラチナバージョンの発売によりやや向かい風が吹く。 強力な弱点技の馬鹿力や熱風の普及、天敵ハッサムの大幅強化、更に、そのハッサムに対応できるヒードランの公式戦使用が可能となるなど、 第4世代後期に入りやや立場が苦しくなってきてしまった。 特にルージュラは主力のあくまのキッスが大きく弱体化してしまい、またしても対戦から姿を消した。 それでもダブルでは全国大会で霰パが複数地区優勝するなど、相変わらず強さを保っているようではある。 09など国内準優勝を成し遂げるぐらいの活躍も。その原動力は勿論ユキノオーとグレイシアのふぶきの火力。 GSルールではユキノオーが多く採用され、それとシナジーする吹雪を多くのポケモンが所有している傾向が強い。 中でも特攻と素早さの高いミュウツーとのコンビ、通称「ノオツー」が流行っている。 ***第5世代 新登場のポケモンは4種類(+フロストロトム)と、毒やゴーストタイプと並んで少ない。またロトム、キュレム以外は全て氷単タイプ。 ツンベアーはクマ仲間のリングマと似たような種族値配分をもつ物理型。 フリージオは素早さが高い最速の零度使いで、特防はかなり高いが物理耐久はルージュラ並の紙装甲。 バイバニラは種族値合計は高いものの平均的に割り振られており、ぶっとんだ種族値配分が多い第5世代の中では異色のバランス型で、初代~金銀の没ポケとの説も。 電気/ゴースト→氷とタイプ変更されたフロストロトムは攻撃タイプの組み合わせとしては優秀なものの、代償として弱点が増えてしまった。 キュレムは氷+ドラゴンという初の組み合わせを持つ禁止伝説だが、特性は伝説恒例のプレッシャー。 攻撃面ダウンHPアップしたレックウザのような種族値配分で二刀的なため他に比べてやや中途半端、さらに合計値も660と一段低い。 新技はこおりのいぶき、つららおとし、こごえるせかい、フリーズボルト、コールドフレア。 こおりのいぶきは必ず急所に当たる技だが、冷凍ビームに比べて使いづらい感が否めない。 つららおとしはツンベアーやマンムーのメインウェポン候補となる物理技。 ひるみ三割と優秀な追加効果をもつが使えるポケモンはそろって速くなく、一番活かせそうなマニューラは残念ながら覚えない。 こごえるせかいはキュレム専用で、こごえるかぜがわずかに威力アップしたような性能。 後者2つは2011年11月現在習得ポケモンなし(恐らくキュレム用)。性能的には氷版ゴッドバード(各数値が同じ、ため技)で、パワフルハーブが必須。 弱点となる炎、岩、格闘、鋼タイプにはそれぞれ強豪の追加、既存技の強化などがあり、氷タイプにとっては向かい風となっている。 特に今作で強化された特性「がんじょう」を持つポケモンのほとんどが上記のタイプ(炎を除く)に属しているため、これまで倒せたポケモンにも手痛い反撃をもらう危険性が増大。 ただでさえ禁止級以外の新顔が単色だらけである事も考えると、ユキノオーの反動から来る調整とするにも限度を超えているといえる。 既存のポケモンもあまり目立った強化は見られない中、飛躍したのがパルシェン。 連続技「つららばり」の威力が25に上昇、特性「スキルリンク」と合わさって実質威力188という大幅なパワーアップ。 連続攻撃は仕様変更により、きあいのタスキを貫通するようになった点も非常に大きい。 さらに防御面を一段階落とす代わりに攻撃面と素早さを二段階上昇させる新技「からをやぶる」も習得。 他にもシェルブレードやハイドロポンプの獲得、ロックブラストの命中率上昇などにより一気に力をつけた。 ラプラスは同期のジュゴンに一代遅れで「うるおいボディ」を獲得。雨パならばすさまじい耐久力を得られるだろう。 第4世代での氷ポケモンの代表ユキノオーは、「氷に強い草タイプ」という役割においては耐性面で圧倒的に上回るナットレイが現れるが、 タスキ&頑丈潰し、暴走を続ける竜への牽制、天候変化特性の一般解禁や砂パの強化によって過熱しそうな天候合戦など、活躍できる場は依然として多い。 **歴代の主な氷使い 第一世代にカンナ、第二世代にヤナギ、第三世代にプリム、第四世代にスズナ、第五世代にハチクが登場した。 いずれも7番目のジムか四天王であるが、トレーナー間の格差が激しい。 カンナの切り札ラプラスは当時鬼性能の吹雪を乱発し、四天王先鋒として挑戦者に手痛い洗礼を与えたがラプラス以外は技が弱かった。 リメイクでも四天王としての実力はそれなり。本来は手持ち全てが♀だが、ミスで再戦時の手持ち全てが♂になっている。 ヤナギは氷の弱体化に加え、なんと切り札のレベルがミカン以下、さらにどの御三家からも一致で弱点を突かれるため実力はかなり低かった。 ただしリメイク強化後では先発にユキノオーを出して霰を降らし、切り札がマンムーに進化、特性もフル活用するなど実力は大幅に向上した。 プリムは四天王としてのの実力はそれなりだが、低レベルのポケモンにぜったいれいどをおみまいした。 スズナはダイパでは氷ポケモンの不足を冷凍パンチ持ちのチャーレムで補っていた。 プラチナではイノムーに替わり、切り札もユキノオーからユキメノコになった。 ハチクは新氷ポケモン三種が全て氷単の都合上弱点を突きやすく、歴代ジムリーダー最弱の烙印を押されている。 **ご意見所 鋼タイプの記述が明らかにおかしいので修正。 バトンハッサムとかまきびし役のフォレトスとかこの頃からかなり厄介だった ↑その修正がおかしいと思うので修正。攻防とも以前に奴らはほぼ、フォレトスにいたっては確定で鋼技ないから 防御的にはまったく問題はない。エアームドハガネールへの相性は悪くないし それに攻撃にしても水複合も地面複合もそいつらに等倍とれるから問題はない よく使われる技を掲載。なんかあったら修正削除願います。 ↑「こごえるかぜ」を追加 ↑「ゆきなだれ」は技マシンあるしラグラージなどの一部の水ポケや素早さの低い氷ポケが使うから結構使われると思うんだが。 説明だけ聞くと第五世代は氷冷遇期だな。  >ユキノオーは霰パーティには必ずといっていいほど組み込まれることから御大という異名を取る。 弱点の多さを馬鹿にされていたから、ブースターの唯一王みたく御大って呼ばれていたと思うけど……。一応ソース。 [[【弱点の数は】ユキカブリ・ユキノオー【No.1】>http://mimizun.com/search/perl/dattohtml.pl?http://mimizun.com:81/log/2ch/poke/game11.2ch.net/poke/kako/1160/11604/1160488919.dat]] ↑「御大」という部分を削除。 無・毒・虫・竜の複数タイプ表作ってたものだが、手間が省けました。サンクス。 氷水もあんまり弱点消せてない気がする。消さなくても弱点突けるから問題ないという方が近いか。 内容ではなく言葉の問題なんだが、「第2世代まで」だと「第2世代にはいた」の意味にならないか?俺が間違ってるってだけなら無視してかまわんが 4倍弱点のないサザンドラ、オノノクス。またマルスケカイリューの登場は、 タイプ一致で弱点を突くことができる氷ポケモンの需要を高めたかもしれない。
*氷タイプの歴史 ここでは氷タイプの歴史を書いていってください。 冗談は書かないでください。随時追加お願いします。 ---- #contents() ---- **氷タイプの性能 |攻撃面||防御面|| |弱点|くさ・じめん・ひこう・ドラゴン|弱点|ほのお・かくとう・いわ・はがね| |半減|ほのお・みず・こおり・はがね|半減|こおり| |無効|なし|無効|なし| |その他|天候「あられ」のダメージを受けない。&br()状態異常「こおり」にならない。| ***攻撃面 何と言ってもドラゴンを狩れるメリットが際立つ。 また、多くのポケモンが併せ持つ飛行タイプや、電気を止める地面・草タイプを倒せるのも嬉しい。 ほぼ水タイプ標準装備のれいとうビームやめざめるパワーなど、サブウェポンとしても人気。 ***防御面 メジャーなタイプ複数を含む弱点4つに対し耐性1つと、全タイプ最悪であろう酷過ぎる相性。ほとんどの複合も弱点が減らず、むしろ増えている。 鋼タイプとは弱点がかぶり、鋼対策の炎・格闘技で狩られてしまう事も多い。さらに鋼タイプ自身にも弱く、氷タイプ最大のジレンマといえる。 **氷タイプの平均種族値 |CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):|CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):HP|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):攻撃|CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):防御|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):特攻|CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):特防|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):素早|CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):合計| |CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):平均|CENTER:82(80)|CENTER:83(81)|CENTER:84(83)|CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):90(88)|CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):94|CENTER:79(78)|CENTER:512(504)| |CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):最大|CENTER:130|CENTER:130|CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):180|CENTER:130|CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):200|CENTER:125|CENTER:660(580)| |CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):最小|CENTER:45|CENTER:50|CENTER:30|CENTER:45|CENTER:45|CENTER:50|CENTER:330| (最終進化系19種、平均値四捨五入) ()内はキュレム除外時 ↑キュレムの合計種族値は660じゃないか? 能力は平均的。初代で特殊扱いだったためか特殊型がやや多いようである。 一部を除きそこまで早いポケモンもそこまで遅いポケモンもあまりいなく大抵60~80辺りに集まっている。 「氷は固い」というイメージと「元々は水」という点からか防御・特防の水準は悪くない。 一部を除き大半が物理か特殊に偏っていて二刀流で戦うポケモンは殆ど居ない。 基本的には「攻撃面で強いが弱点も多く打たれ弱い」というのがコンセプトの様子。 ストーリーではレア度が高くあまり手に入りにくく、また終盤にしか居ないポケモンが多い。 世界観的には「寒い場所にのみ住む」というポジション。 *種族値ランキング ***合計値 |順位|総合|ポケモン|種族値| |1|2|キュレム|660|11|120|マニューラ|510| |2|37|フリーザー|580|12|174|ユキノオー|494| |~|~|レジアイス|~|13|204|ツンベアー|485| |4|67|ラプラス|535|~|~|フリージオ|~| |~|~|バイバニラ|~|15|212|オニゴーリ|480| |6|78|トドゼルガ|530|~|~|ユキメノコ|~| |~|~|マンムー|~|17|230|ジュゴン|475| |8|89|パルシェン|525|18|279|ルージュラ|455| |~|~|グレイシア|~|19|…|イノムー|450| |10|102|フロストロトム|520|20|…|ニューラ|430| ***能力別 |>|>|HP|>|>|特攻| |順位|ポケモン|種族値|順位|ポケモン|種族値| |1|ラプラス|130|1|グレイシア|130| |2|キュレム|125|~|キュレム|~| |3|トドゼルガ|110|3|ルージュラ|115| |~|マンムー|~|4|バイバニラ|110| |5|イノムー|100|5|フロストロトム|105| |6|ツンベアー|95|6|レジアイス|100| |7|ジュゴン|90|7|フリーザー|95| |~|フリーザー|~|~|トドゼルガ|~| |~|トドグラー|~|~|フリージオ|~| |~|ユキノオー|~|10|ユキノオー|90| |>|>|攻撃|>|>|特防| |順位|ポケモン|種族値|順位|ポケモン|種族値| |1|マンムー|130|1|レジアイス|200| |~|キュレム|~|2|フリージオ|135| |3|マニューラ|120|3|フリーザー|125| |4|ツンベアー|110|4|フロストロトム|107| |5|イノムー|100|5|ジュゴン|95| |6|パルシェン|95|~|ルージュラ|~| |~|ニューラ|~|~|ラプラス|~| |~|バイバニラ|~|~|グレイシア|~| |9|ユキノオー|92|~|バイバニラ|~| |10|ラプラス|85|10|トドゼルガ|90| |~|フリーザー|~|~|キュレム|~| |>|>|防御|>|>|素早| |順位|ポケモン|種族値|順位|ポケモン|種族値| |1|パルシェン|180|1|マニューラ|125| |2|グレイシア|110|2|ニューラ|115| |3|フロストロトム|107|3|ユキメノコ|110| |4|フリーザー|100|4|フリージオ|105| |~|レジアイス|~|5|ルージュラ|95| |6|トドゼルガ|90|~|キュレム|~| |~|キュレム|~|7|フリーザー|85| |8|バイバニラ|85|8|オニゴーリ|80| |9|ジュゴン|80|~|マンムー|~| |~|ラプラス|~|10|バイバニラ|79| |~|イノムー|~|||| |~|オニゴーリ|~|||| |~|マンムー|~|||| |~|ツンベアー|~|||| **種族値ランキング(ワースト) 最終形態のみが対象。 ***合計値 |順位|ポケモン|種族値| |1|デリバード|330| |2|ルージュラ|455| |3|ジュゴン|475| |4|オニゴーリ|480| |~|ユキメノコ|~| |6|ツンベアー|480| |~|フリージオ|~| |8|ユキノオー|494| |9|マニューラ|510| |10|フロストロトム|520| ***能力別 |>|>|HP|>|>|特攻| |順位|ポケモン|種族値|順位|ポケモン|種族値| |1|デリバード|45|1|マニューラ|45| |2|パルシェン|50|~|デリバード|65| |~|フロストロトム|~|3|ジュゴン|70| |4|ルージュラ|65|~|マンムー|~| |~|グレイシア|~|~|ツンベアー|~| |~|フロストロトム|~|||| |>|>|攻撃|>|>|特防| |順位|ポケモン|種族値|順位|ポケモン|種族値| |1|ルージュラ|50|1|パルシェン|45| |~|レジアイス|~|~|デリバード|~| |~|フリージオ|~|3|マンムー|60| |4|デリバード|55|4|ユキメノコ|70| |5|グレイシア|60|5|オニゴーリ|80| ||||~|ツンベアー|~| |>|>|防御|>|>|素早| |順位|ポケモン|種族値|順位|ポケモン|種族値| |1|フリージオ|30|1|レジアイス|50| |2|ルージュラ|35|~|ツンベアー|~| |3|デリバード|45|3|ラプラス|60| |4|マニューラ|65|4|トドゼルガ|65| |5|ユキメノコ|70|~|グレイシア|~| **氷タイプをもつ複合タイプとその主なポケモン |CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):複合タイプ|CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):主なポケモン(というか全部)||CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):複合タイプ|CENTER:BGCOLOR(#6B6BFF):主なポケモン(というか全部)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):ノーマル|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):(なし)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):飛行|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):フリーザー・デリバード(2)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):炎|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):(なし)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):エスパー|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):ルージュラ(1)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):水|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):パルシェン・ジュゴン・ラプラス・トドゼルガ(4)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):虫|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):(なし)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):草|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):ユキノオー(1)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):岩|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):(なし)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):電気|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):フロストロトム(第5世代)(1)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):ゴースト|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):ユキメノコ(1)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):地面|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):マンムー(1)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):ドラゴン|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):キュレム(1)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):格闘|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):(なし)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):悪|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):マニューラ(1)| |CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):毒|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):(なし)||CENTER:BGCOLOR(#00AAFF):鋼|CENTER:BGCOLOR(#AACCFF):(なし)| 複合タイプは上記9タイプ、単色もあわせると全18種。 氷の耐性の少なさから複合は弱点が増加傾向にあるが、攻撃面の優秀さと氷技への耐性から それなりに使える組み合わせが多い。 特にユキノオーは抜群7つの4倍弱点持ちであるため当初は不遇とされていたが、 攻撃範囲の広さとピンポイントでの耐性の強さからむしろ良い方といえる。 初代から数の多い氷水も実は弱点4つと決して少なくないが、 うち2つをタイプ一致技で返り討ちにできる点から使い勝手がよい。 ちなみにその組み合わせは(わかりやすいとはいえ)初代の氷タイプの過半数であったため、 初代で炎が涙目だった理由もうなずけるというもの…。 ちなみに氷単は第2世代までは登場せず、第3世代以降6種まで増加。 特に第5世代は単氷のほうが数が多い。 **氷タイプの主な技 |CENTER:技名|CENTER:直接攻撃|CENTER:BGCOLOR(#DCDCDC):物理特殊|CENTER:BGCOLOR(#FFEEEE):威力|CENTER:BGCOLOR(#FFCCCC):命中|CENTER:BGCOLOR(#ccccff):PP|CENTER:対象|CENTER:BGCOLOR(#0066ff):追加効果・備考| |CENTER:ぜったいれいど|CENTER:×|CENTER:特殊|CENTER:---|CENTER:30|CENTER:5|CENTER:単体|CENTER:一撃必殺技| |CENTER:ふぶき|CENTER:×|CENTER:特殊|CENTER:120|CENTER:70(必)|CENTER:5|CENTER:周囲の敵全体|CENTER:10%で凍り・天気が霰の時は必中| |CENTER:れいとうビーム|CENTER:×|CENTER:特殊|CENTER:95|CENTER:100|CENTER:10|CENTER:単体|CENTER:10%で凍り| |CENTER:こごえるかぜ|CENTER:×|CENTER:特殊|CENTER:55|CENTER:95|CENTER:15|CENTER:周囲の敵全体|CENTER:100%の確率で相手の素早さを1段階下げる| |CENTER:れいとうパンチ|CENTER:〇|CENTER:物理|CENTER:75|CENTER:100|CENTER:15|CENTER:単体|CENTER:10%で凍り| |CENTER:こおりのつぶて|CENTER:×|CENTER:物理|CENTER:40|CENTER:100|CENTER:30|CENTER:単体|CENTER:先制技(優先度+1)| もっとも狩れる範囲の広い一撃必殺の絶対零度から霰やダブルで猛威を振るう吹雪、 安定した冷凍ビームに先制技のこおりのつぶてと、幅が広い。 物理はやや威力が低い。 ↓は使用者があまり多くない。 |CENTER:技名|CENTER:直接攻撃|CENTER:BGCOLOR(#DCDCDC):物理特殊|CENTER:BGCOLOR(#FFEEEE):威力|CENTER:BGCOLOR(#FFCCCC):命中|CENTER:BGCOLOR(#ccccff):PP|CENTER:対象|CENTER:BGCOLOR(#0066ff):追加効果・備考| |CENTER:ゆきなだれ|CENTER:×|CENTER:物理|CENTER:60(120)|CENTER:100|CENTER:10|CENTER:単体|CENTER:後攻技(優先度-3)・攻撃前にダメージを受けてると威力120・物理・ラプラス・パルシェンが主| |CENTER:こおりのキバ|CENTER:〇|CENTER:物理|CENTER:65|CENTER:95|CENTER:15|CENTER:単体|CENTER:10%で怯み又は凍り| |CENTER:アイスボール|CENTER:〇|CENTER:物理|CENTER:30|CENTER:90|CENTER:20|CENTER:単体|CENTER:外れるまで毎ターン攻撃・命中するたびに威力が2倍になるが外れると元に戻る・5回目で最大威力| |CENTER:つららばり|CENTER:×|CENTER:物理|CENTER:25|CENTER:100|CENTER:30|CENTER:単体|CENTER:2~5回連続攻撃・パルシェンのメイン技| |CENTER:つららおとし|CENTER:×|CENTER:物理|CENTER:85|CENTER:90|CENTER:10|CENTER:単体|CENTER:3割でひるみ・マンムー、ツンベアーのメインウエポン| |CENTER:こごえるせかい|CENTER:×|CENTER:特殊|CENTER:65|CENTER:95|CENTER:10|CENTER:周囲の敵全体|CENTER:100%の確率で相手の素早さを1段階下げる・キュレム専用技| |CENTER:あられ|CENTER:×|CENTER:変化|CENTER:‐‐‐|CENTER:‐‐‐|CENTER:5|CENTER:全体の場|CENTER:天候変化…霰・全体発動・ユキノオーの特性に劣る| //|CENTER:フリーズボルト|CENTER:×|CENTER:物理|CENTER:140|CENTER:90|CENTER:5|CENTER:単体|CENTER:まだ解禁されていない| //|CENTER:コールドフレア|CENTER:×|CENTER:特殊|CENTER:140|CENTER:90|CENTER:5|CENTER:単体|CENTER:まだ解禁されていない| **登場ポケモン早見表 ・第1世代 ジュゴン、パルシェン、ルージュラ、ラプラス、フリーザー ・第2世代 デリバード(+ニューラ、イノムー) ・第3世代 オニゴーリ、トドゼルガ、レジアイス ・第4世代 ユキノオー、マニューラ、グレイシア、マンムー、ユキメノコ(フロストロトムは当時雷霊) ・第5世代 フロストロトム、バイバニラ、ツンベアー、フリージオ、キュレム ***第1世代 当時の仕様では「こおり」状態は自然に解除されず、凍ればほぼひんし確定という効果だった。 さらに吹雪は90%の命中率を誇り、加えて3割の確率で凍り状態というとんでもない強さの技だった。 また氷タイプを持つことの優位性として、この「こおり」状態を防げると言う点もあり、 対戦パーティに氷タイプのポケモン、あるいは技として吹雪が当たり前のように入っていた。 またこの頃の氷は炎に対しても等倍でダメージを通すことができ、エスパーと並び最強のタイプの一角と言われる。 氷の入っていないスターミーは一致技であるハイドロポンプを入れずに吹雪を入れるケースも多かった。 一致の水技で弱点を突ける岩・炎・地面が当時不遇だったことも影響している。 但し吹雪の仕様はポケモンスタジアム等で調整が入った為、対戦ツールがポケモンスタジアム等に変わった98年度以降の大会では、 氷タイプの需要は97年度の大会よりは大分落ち着いた模様。 当時からいた氷タイプはジュゴン・パルシェン・ルージュラ・ラプラス・フリーザー。 特に後者3体は氷タイプの優遇性に加え、ルージュラは当時氷と同様に強かったエスパータイプ、 ラプラスは高い耐久力と充実したサブウエポン、フリーザーは非常に高い特殊能力を持っており、 99年の大会では使用禁止になるほどの実力を備えていた。 パルシェンはそこそこの需要はあったものの、特殊が微妙・素早さが低めと言う点から 第一線級とは言えなかった。ジュゴンも当時はラプラスの影に埋もれていた感が強い。 ***第2世代 悪・鋼タイプが登場。このうち鋼ではハッサム、エアームド、フォレトス、ハガネールらが頭角を現す。 これらの鋼ポケモンの登場による炎タイプや格闘タイプの見直しにより、相対的に氷タイプの価値が下がる。 加えて氷タイプ以外にも幅広く愛用された吹雪も、命中率が70%に下がり使い勝手が悪くなった。 多くの氷タイプが軒並み弱体化を遂げることとなる。 この頃に地面・氷タイプのウリムー系列を始めとし、氷タイプはムチュール、ニューラ、デリバードが追加。 ただ、ニューラは悪・氷タイプにも関わらず特攻が低い為、一致氷技を打てることの恩恵を殆ど得られず、 デリバードも種族値の低さと氷タイプの弱体化により、日の目を見る事は無かった。 この時代で使用率が高かった氷タイプといえば、イノムーやクリスタル版発売以降のパルシェンくらいだろうか。 イノムーは猛威を振るう電気タイプをほぼ完封でき、地面技と氷技の攻撃相性のよさを売りに活躍。 パルシェンは当初は氷最底辺とまで言われていたが、 クリスタル以降まきびしの習得と水+氷+大爆発の攻撃面の相性の良さ、リフレクター持ちと、撒き役として新たな活躍の場が与えられた。 前作で猛威を振るったフリーザーは特攻が大きく低下、ラプラスも実質的な弱点増加で需要が減少した。 ルージュラに至っては、氷と同時にエスパー弱体化の影響に加え物理耐久面の低さが露呈してしまった。 その上、強みである筈の悪魔のキッスも寝言による相対的な眠り技の需要減少のあおりをうけ、対戦の場からほぼ姿を消した。 但し技としての需要は、前作ほどではないにせよ中々高かった。 例を挙げると、技マシンとなった冷凍パンチと安定技の冷凍ビームが それぞれ人型ポケモン、水ポケモンのサブウェポンとして選択肢に入ったほか、 めざめるパワー氷が電気タイプなどに多用された。 また、新技は粉雪と凍える風のみ。粉雪は勿論、ダブルのなかった当時は凍える風もあまり使われなかった。 ***第3世代 抜群の耐久を誇るレジアイスやトドゼルガ、種族値ALL80のオニゴーリが参入する。 ちなみに、オニゴーリ、レジアイスといった氷単タイプのポケモンはこの世代で初登場。 氷タイプの一撃必殺技「ぜったいれいど」が追加され、多くの氷ポケモンが習得。 同時に氷タイプに有利な天候の「あられ」が追加されるが、まだこの頃は「すなあらし」と効果に大差が無く、 砂嵐と異なり、特性「ゆきふらし」をもつポケモンが登場していなかったため、実用性はあまり見当たらなかった。 既存のポケモンでは、特性「シェルアーマー」と絶対零度を入手したラプラスにかなりの強化が見られる。 フリーザーも高めの耐久+心の眼+絶対零度によって新たな戦法を見出す。 その一方でジュゴンはラプラスやトドゼルガに押され、目立つ事は殆ど無かった。 パルシェン・ルージュラは努力値の仕様変更による耐久面の低下で 前者は特殊攻撃、後者は物理攻撃への脆さが更に浮き彫りになり、かなりの弱体化を被る事となってしまった。 ニューラにも目立った救済は無く、デリバードも特性の「はりきり」を得てつばめがえしを習得したとは言え、耐久力が低すぎて満足に戦えなかった。 恐らくこの時期が、氷タイプの中でメジャーとマイナーの二極化が最も進んだ時期かも知れない。 新しく始まったダブルバトルでは氷技は相手2体攻撃が多かった。 すばやさが重要だったため、相手2体のすばやさを同時に奪うこごえるかぜが猛威を振るった。 ちなみに吹雪は今の7割以下の威力の上、当時は「あられ」状態でも必中にならず全く役に立たなかった。 ちなみに天敵の一つであるメタグロスが登場したのもこの時期だったりする。 ***第4世代 天候が「あられ」の際の恩恵として吹雪必中の効果が追加された。 第3世代からふぶきはダブルバトルにおいて敵2体への攻撃となっていたが、 この世代では更に威力も当時の1.5倍に増したため、ダブルでのあられ状態の吹雪はかなり凶悪となった。 約2割の確率でどちらかが凍るという初代よりは有情程度の高性能である。 但し、氷が溶ける確率は25%と上昇したため、あっさりと溶けるケースも多くなった。 それを差し引いても、行動不能に陥る氷状態は脅威であり、ダブルでの氷タイプが強いと言われる原因は殆どこれである。 また、技の物理・特殊分化により、冷凍パンチや雪なだれ、氷の礫といった氷タイプの物理技が登場。攻撃の高かったポケモンが新たな活躍を見せ始める。 ニューラから進化する新顔マニューラは、攻撃と素早さの高さからドラゴンタイプなどのキラーポケモンとして一躍名を轟かせるようになる。 ただし、一致技の最高威力は75と威力が低いため、火力にはあまり期待できない。 また、イノムーの進化系マンムーはもともと高い攻撃力がさらに高まり、地震や氷の礫使いとして注目を浴びる。 その他新登場のポケモンとしては、草タイプを併せ持つユキノオーが登場。 弱点が最も多いながらも、電気・地面・水とメジャーどころに耐性を持ち、 半永久的に霰を降らせる新特性「ゆきふらし」を持つことから、霰パーティには必ずといっていいほど組み込まれ、単体での評価も非常に高い。 また、ユキワラシからの分岐進化としてユキメノコが加えられた。 素早さがドラゴン連中やグライオンより高く、特性「ゆきがくれ」を持つため霰パーティに入ることも多い。 そしてイーブイの新進化形として現れたグレイシアは、種族値130という非常に高い特攻とタイプ一致吹雪で大抵のポケモンに大ダメージを与える破壊力が際立つ。 既存のポケモンもほとんどが強化される。 これまで厚遇と不遇を繰り返したパルシェンは新たにガブリアスを始めとした得意な相手に対して有利に戦えるようになる。 毒菱を獲得し、再び昆布戦法でも活躍するようになる。 ジュゴンも特性「うるおいボディ」を生かした戦法を編み出し、トドゼルガやラプラスとは別の道を取り始める。 特性「アイスボディ」を獲得したトドゼルガは、霰状態での余りに高い耐久力から「無限トド」と称されることも。 ルージュラは[[同>エレキブル]][[僚>ブーバーン]]と違い進化は与えられず、耐久力が依然ネックではあるが、催眠技の強化によりあくまのキッスが非常に凶悪。 高い特攻とそれなりに高い素早さから霰パーティに組み込まれ始める。 この一方でデリバードだけは張り切りこおりのつぶてなどで強化こそされたものの、元が元のため ひどく使いづらいままなのは残念至極といったところ。 新たな敵としてドータクンやゴウカザル、また気合玉の登場等により弱点が増えたようにも思えるが、 強力なドラゴンを簡単に潰せるメリットはやはり大きいため、使用頻度はむしろ高まったと思われる。 ただしプラチナバージョンの発売によりやや向かい風が吹く。 強力な弱点技の馬鹿力や熱風の普及、天敵ハッサムの大幅強化、更に、そのハッサムに対応できるヒードランの公式戦使用が可能となるなど、 第4世代後期に入りやや立場が苦しくなってきてしまった。 特にルージュラは主力のあくまのキッスが大きく弱体化してしまい、またしても対戦から姿を消した。 それでもダブルでは全国大会で霰パが複数地区優勝するなど、相変わらず強さを保っているようではある。 09など国内準優勝を成し遂げるぐらいの活躍も。その原動力は勿論ユキノオーとグレイシアのふぶきの火力。 GSルールではユキノオーが多く採用され、それとシナジーする吹雪を多くのポケモンが所有している傾向が強い。 中でも特攻と素早さの高いミュウツーとのコンビ、通称「ノオツー」が流行っている。 ***第5世代 新登場のポケモンは4種類(+フロストロトム)と、毒やゴーストタイプと並んで少ない。またロトム、キュレム以外は全て氷単タイプ。 ツンベアーはクマ仲間のリングマと似たような種族値配分をもつ物理型。 フリージオは素早さが高い最速の零度使いで、特防はかなり高いが物理耐久はルージュラ並の紙装甲。 バイバニラは種族値合計は高いものの平均的に割り振られており、ぶっとんだ種族値配分が多い第5世代の中では異色のバランス型で、初代~金銀の没ポケとの説も。 電気/ゴースト→氷とタイプ変更されたフロストロトムは攻撃タイプの組み合わせとしては優秀なものの、代償として弱点が増えてしまった。 キュレムは氷+ドラゴンという初の組み合わせを持つ禁止伝説だが、特性は伝説恒例のプレッシャー。 攻撃面ダウンHPアップしたレックウザのような種族値配分で二刀的なため他に比べてやや中途半端、さらに合計値も660と一段低い。 新技はこおりのいぶき、つららおとし、こごえるせかい、フリーズボルト、コールドフレア。 こおりのいぶきは必ず急所に当たる技だが、冷凍ビームに比べて使いづらい感が否めない。 つららおとしはツンベアーやマンムーのメインウェポン候補となる物理技。 ひるみ三割と優秀な追加効果をもつが使えるポケモンはそろって速くなく、一番活かせそうなマニューラは残念ながら覚えない。 こごえるせかいはキュレム専用で、こごえるかぜがわずかに威力アップしたような性能。 後者2つは2011年11月現在習得ポケモンなし(恐らくキュレム用)。性能的には氷版ゴッドバード(各数値が同じ、ため技)で、パワフルハーブが必須。 弱点となる炎、岩、格闘、鋼タイプにはそれぞれ強豪の追加、既存技の強化などがあり、氷タイプにとっては向かい風となっている。 特に今作で強化された特性「がんじょう」を持つポケモンのほとんどが上記のタイプ(炎を除く)に属しているため、これまで倒せたポケモンにも手痛い反撃をもらう危険性が増大。 ただでさえ禁止級以外の新顔が単色だらけである事も考えると、ユキノオーの反動から来る調整とするにも限度を超えているといえる。 既存のポケモンもあまり目立った強化は見られない中、飛躍したのがパルシェン。 連続技「つららばり」の威力が25に上昇、特性「スキルリンク」と合わさって実質威力188という大幅なパワーアップ。 連続攻撃は仕様変更により、きあいのタスキを貫通するようになった点も非常に大きい。 さらに防御面を一段階落とす代わりに攻撃面と素早さを二段階上昇させる新技「からをやぶる」も習得。 他にもシェルブレードやハイドロポンプの獲得、ロックブラストの命中率上昇などにより一気に力をつけた。 ラプラスは同期のジュゴンに一代遅れで「うるおいボディ」を獲得。雨パならばすさまじい耐久力を得られるだろう。 第4世代での氷ポケモンの代表ユキノオーは、「氷に強い草タイプ」という役割においては耐性面で圧倒的に上回るナットレイが現れるが、 タスキ&頑丈潰し、暴走を続ける竜への牽制、天候変化特性の一般解禁や砂パの強化によって過熱しそうな天候合戦など、活躍できる場は依然として多い。 **歴代の主な氷使い 第一世代にカンナ、第二世代にヤナギ、第三世代にプリム、第四世代にスズナ、第五世代にハチクが登場した。 いずれも7番目のジムか四天王であるが、トレーナー間の格差が激しい。 カンナの切り札ラプラスは当時鬼性能の吹雪を乱発し、四天王先鋒として挑戦者に手痛い洗礼を与えたがラプラス以外は技が弱かった。 リメイクでも四天王としての実力はそれなり。本来は手持ち全てが♀だが、ミスで再戦時の手持ち全てが♂になっている。 ヤナギは氷の弱体化に加え、なんと切り札のレベルがミカン以下、さらにどの御三家からも一致で弱点を突かれるため実力はかなり低かった。 ただしリメイク強化後では先発にユキノオーを出して霰を降らし、切り札がマンムーに進化、特性もフル活用するなど実力は大幅に向上した。 プリムは四天王としてのの実力はそれなりだが、低レベルのポケモンにぜったいれいどをおみまいした。 スズナはダイパでは氷ポケモンの不足を冷凍パンチ持ちのチャーレムで補っていた。 プラチナではイノムーに替わり、切り札もユキノオーからユキメノコになった。 ハチクは新氷ポケモン三種が全て氷単の都合上弱点を突きやすく、歴代ジムリーダー最弱の烙印を押されている。 **ご意見所 鋼タイプの記述が明らかにおかしいので修正。 バトンハッサムとかまきびし役のフォレトスとかこの頃からかなり厄介だった ↑その修正がおかしいと思うので修正。攻防とも以前に奴らはほぼ、フォレトスにいたっては確定で鋼技ないから 防御的にはまったく問題はない。エアームドハガネールへの相性は悪くないし それに攻撃にしても水複合も地面複合もそいつらに等倍とれるから問題はない よく使われる技を掲載。なんかあったら修正削除願います。 ↑「こごえるかぜ」を追加 ↑「ゆきなだれ」は技マシンあるしラグラージなどの一部の水ポケや素早さの低い氷ポケが使うから結構使われると思うんだが。 説明だけ聞くと第五世代は氷冷遇期だな。  >ユキノオーは霰パーティには必ずといっていいほど組み込まれることから御大という異名を取る。 弱点の多さを馬鹿にされていたから、ブースターの唯一王みたく御大って呼ばれていたと思うけど……。一応ソース。 [[【弱点の数は】ユキカブリ・ユキノオー【No.1】>http://mimizun.com/search/perl/dattohtml.pl?http://mimizun.com:81/log/2ch/poke/game11.2ch.net/poke/kako/1160/11604/1160488919.dat]] ↑「御大」という部分を削除。 無・毒・虫・竜の複数タイプ表作ってたものだが、手間が省けました。サンクス。 氷水もあんまり弱点消せてない気がする。消さなくても弱点突けるから問題ないという方が近いか。 内容ではなく言葉の問題なんだが、「第2世代まで」だと「第2世代にはいた」の意味にならないか?俺が間違ってるってだけなら無視してかまわんが 4倍弱点のないサザンドラ、オノノクス。またマルスケカイリューの登場は、 タイプ一致で弱点を突くことができる氷ポケモンの需要を高めたかもしれない。

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