---- #contents ---- *第2世代後半(水晶)から第3世代前半(RS)にかけて強さが大きく変化したポケモン 個体値、努力値のシステムの大幅な変更により二刀流で闘うことが難しくなった。 さらに性格の登場、個体値のシステムの変更により厳選の難易度が上昇。 登場ポケモンが限られていたため使用できるポケモンが制限されていた。 こだわりハチマキの登場によって、物理攻撃が主体となっていた。 特性の登場により強化されたポケモンも多い。 ◆新勢力ポケモン ・カイオーガ【禁止級】 高い特攻と自動雨乞いによるタイプ一致水技と必中する雷の威力は脅威の一言。 弱点の草・電気も高い特防で耐える上、瞑想で決定力と防御性能を同時に上げる事が出来る。 特性の雨降らしは天候技を使われない限り効果永続と強力。 受け崩しの絶対零度まで覚え、その強さは禁止級の中でも抜き出ている。 ちなみに天候変化の特性は素早さが高い順から発動するため、このころから「最鈍」の概念が確立された。 ・キノガッサ 初代キノコの胞子使いであるパラセクトよりよっぽど速い素早さ種族値70。攻撃も130と非常に高く、 キノコの胞子で眠らせた後に気合パンチを決める戦法が流行した。 ・ケッキング 特性がデメリットしかない怠けであるが、種族値合計はカイグラと同程度の合計670。 中でも攻撃は160と当時最高であり、タイプ一致の破壊光線はデメリットの都合 使用率が高く、凄まじい威力に達した。 ・ヌケニン HP1で弱点属性以外受け付けないと言う極端なポケモン。状態異常や砂嵐などで即死するが うっかり対策し損ねている相手を完封できる。対カイオーガ戦で力を発揮。 ・ボーマンダ 第3世代に登場した600族。高い攻撃をさらに上昇させる龍の舞で物理アタッカーに使えた他、 威嚇を利用した物理受け(格闘受け)もこなせた。 当時はドラゴンは特殊扱いのため、火炎放射+ドラゴンクローの特殊アタッカーとしても使えた。 ・メタグロス ボーマンダと同じく第3世代の600族。高い攻撃種族値から繰り出される一致技のコメットパンチ、 鋼+エスパーによる耐性の多さ、クリアボディによる威嚇無効など。 地味に他の600族とは違い4倍弱点がない。と同時に自身の能力を上げる技も殆どなかったりする。 その2つの特徴から「こだわり鉢巻」で強引に行くタイプもあった。 実はこの時代のメタグロスは水に対して全く無抵抗でもあった・・・ ・ミロカロス HP95、特防125に加えてふしぎなウロコ、自己再生まで持つ完全なる耐久型ポケモン。 生半可な弱点攻撃では耐えられてしまい、ミラーコートをお見舞いされるのがオチだった。 ・ラグラージ 今作登場の御三家の一匹。 水と地面を併せ持つため弱点が少なく、能力もHPと攻撃が高く、生半可な攻撃は易々と耐える。 技も一致地震や積み技の鈍いの他に、奇襲用のミラーコート・がむしゃらまで持つという隙のなさ。 ・ラティオス (ラティアス) 氷4倍弱点を持たない初めての600族のドラゴン。 豊富な特殊技と高い特攻・素早さ、高機動・高火力なわりに安定している耐久力など、 きわめて汎用性の高い特殊アタッカーとして活躍した。 特攻がやや低いラティアスは耐久型として使用されることが多かった。 また、専用アイテムの「こころのしずく」の効果が特攻・特防を1.5倍にするという破格の性能で、 カイオーガ・グラードンが解禁された公式大会でもラティ兄妹の心の雫は禁止されていた。 ・ルンパッパ 草水というタイプは決定力のある弱点技が少なく、猛威を振るっていた多くの水ポケモンが餌食となった。 ただし天敵であるドククラゲの使用率も決して低くは無かったので涙目になるケースもしばしばあった。 ◆強くなったポケモン ・エアームド 撒き菱の習得、努力値システム変更や優れた耐性も相まって物理受けとしての性能が相対的に強化。 ・ギャラドス 龍の舞、地震の習得による一部でエースとしての普及、特性による物理受けの可能性等大幅強化。 威嚇は効かないものの、メタグロスのコメットパンチと地震を同時に軽減できる数少ないポケモンでもあった。 後FLからの技教えによる電磁波の習得で主にダブルでのマヒ撒き役という可能性も出てきた。 ・キングドラ 特性すいすいのおかげで雨乞いを積み技の様に使えるのもこの頃から。 ただし攻撃技のタイプの関係上水で止まる。特にミロカロスなど。 ・クロバット 念願のヘドロ爆弾習得により決定力が大幅に上昇。相変わらずの素早さ種族値130は健在で、 同速のプテラ、サンダース、ミュウツーが登場しなかったため猛威を奮っていた。 ・ソーナンス 特性影踏みとソーナノの登場で習得可能になったアンコール、甘えるで最弱クラスから突如パワーアップ。 海外等では禁止ポケモン扱いとなった。 ↑わかってるとおもうがセレビィネットでの使用禁止理由は「強すぎるから」じゃないからな。 ・ヘラクロス チイラ・カムラの実の登場や、特性虫の知らせによって、こらえるからの爆発力が増した。 こらえる型を想定して鬼火を撒いてみたら、実はもうひとつの特性、根性によって暴走、なんてことも。 こだわりハチマキ型、カウンター型、ビルドアップ型など、実に多彩。 地味に高い特防でフーディンのサイコキネシスを耐える型も。 瓦割りでめざパ以外の格闘技が使用可能になったため、 こらきししなくても相手に大打撃を与えられるようになった。 ↑当時鬼火を使えるポケモンは少なかったから、この記述は正しくないと思う。 ・マタドガス 特性浮遊、新技鬼火の習得。以前から習得出来た黒い霧、痛み分け等と合わせて 物理受けとしての株が急上昇。地面無効、格闘・虫半減、物理弱点なしという、かなりの性能。 10万ボルトを覚えさせたタイプはギャラ潰しとして活躍することもできた。 ・マリルリ 特性力持ちで突然600族以上の攻撃力を得た。また身代わりと気合パンチが併用できるのも強い。 ↑と言ってもまともな物理技が存在しなかった以上大差ない気がするが ・ランターン 特性蓄電で電気受けが可能になった。 ◆弱くなったポケモン **第3世代前半(RS)から第3世代後半(FRLG エメラルド)にかけて強さが大きく変化したポケモン FRLGで習得する技の変更やエメラルドにも登場する技教え人で大爆発や三色Pを覚えられるようになり、 これにより今まで天敵とされていたポケモンでも返り討ちにすることが可能になった。 また鈍いがマシンどころか教え技としてすら登場しなかったせいで没収され弱体化したポケモンも多い。 ◆強くなったポケモン ・グラードン【禁止級】 剣の舞習得により鬼のような突破力を獲得した。 ・ゲンガー 特性「ふゆう」により今まで弱点となっていた地面タイプを克服。 爆裂パンチを覚えさせれば地味にハピナスを突破することもできた。 ダブルバトルでも大爆発持ちとしては屈指の素早さのおかげで活躍の機会に恵まれていた。 ・スイクン ただでさえ高い耐久の上、瞑想習得で鬼畜な性能に。 ただし厳選難度はクリスタルの比ではないため使用率は前作ほどではない。 ・ダグトリオ 特性蟻地獄追加。タイプと素早さも相まって電気狩りの役割を担うことに。 ・ヌオー 水地面という恵まれたタイプと特性「ちょすい」、特防強化技のド忘れにより、 禁止級伝説の中ではトップクラスの実力を持つカイオーガを完封することができた数少ないポケモン。 もう一つの特性「しめりけ」とタイプ一致の地震でダブルバトルでも大いに活躍できた。 ・バタフリー 複眼により眠り粉や痺れ粉をキノコの胞子と大差ない命中率で使えるようになった。 第2世代に比べねむねごが弱体化し眠り技自体の使い勝手が回復したのも大きい。 ・ハピナス 特性が2つとも強力な上、相対的にステータスが下がる中、割合の関係上ステータス変化が殆ど 無かった等。積み技の瞑想の獲得も。 ・フリーザー 絶対零度獲得により心の眼と組み合わせた必中一撃コンボが可能となった。 読まれ易い戦術ではあるが交換されても30%の確率で絶対零度が当たるので侮れない。 ・ボスゴドラ 電磁波を習得可能となり、弱点以外の物理技には滅法強い為麻痺撒き役としての可能性が見出された。 攻撃技も待望の岩雪崩を習得、カウンターも習得可能に。 ・メタグロス 今まではミロカロスやラグラージのカモだったが大爆発を習得したことで 無理矢理引き分けに持ち込むことができるようになった。 ・ラグラージ 地震を無効化する飛行に有効な岩雪崩で物理のサブウェポンが増加。 ・ラプラス 絶対零度+シェルアーマー習得により、格段に強化された。 ・格闘全般(キノガッサ、ニョロボン除く) 岩雪崩で飛行系に強くなった。上記二体はDPまでお預け。 ◆弱くなったポケモン ・カモネギ 鈍足のせいでもともと低い耐久が努力値仕様変更によりさらに浮き彫りに。 鋭い目は特性無しに等しく、怯み回避で状況を打開できるような能力はなく、 そもそも怯み技を受ける暇もなく倒されるため精神力も空気で 強力な特性を持つ他のポケモン達にますます差をつけられてしまった感がある。 ・ガルーラ 早起きを手に入れた代わりに鈍いを没収されてコンボそのものが使えなくなった。 代わりのビルドアップは覚えません。覚えていたらとんでもないことになったようだが・・・ ・ナッシー 炎とか虫とか悪とかが始まりだしたおかげで弱点を突かれまくる脆さが際立ってきたのがこの頃かな? 意見求む。 ↑どう考えてもその3タイプが始まったのってDPからじゃね。 ↑ルビサファではそこそこ生きてたぞ。ヘラクロスがアホみたいに強かったが、後出しされなかったし ↑そこそこだと金銀の第一線級に比べれば明らかに弱体化じゃないか?グロスとマンダの追加が大きいと思う ↑弱体化というよりはとくせいによって役割が変わった感じだと思う ・パルシェン シェルアーマーを習得したは良いがリフレクター没収、努力値の仕様変更で耐久関係が大幅に低下。 防御種族値が180あるにもかかわらずバリアー積まなければ物理受けとして安定しないのも痛い。 エアームドが撒き菱を、フォレトスが光の壁を習得可能になった事も需要低下を招いたと思われる。 フォレトスも鈍い没収・砂嵐弱化で弱体化したとは言え、 鋼特有の半減タイプの多さ等でかなりの差をつけられてしまった。 ・ピクシー(シングル) 腹太鼓の弱体化と努力値システムの変更のあおりを受け、前作(金銀)までの安定した戦い方が出来なくなった。 ダブルではこの指とまれや凍える風などサポート役としていい働きを見せていたが。 ・ピジョット 剣の舞が没収され決定力を補強できなくなった。 ・フォレトス 相変わらずまともなタイプ一致技を覚えず、今まで有用だった技も没収され大幅なマイナス。 鈍いが使えなくなって物理受けがきつくなり、タイマンでは物理受けのはずがカビゴンにすら勝てない。 金銀の時に猛威を振るったすなあらしも弱体化。一応めざパの難易度も大幅うp。 より物理受けが得意なエアームドまで撒き菱を覚えるようになったのも大きい。 光の壁や鋼特有の半減タイプのお陰で、まだパルシェンよりはマシだが… ・ホウオウ【禁止級】 天敵の域を越えたカイオーガの登場による環境の大幅悪化で弱体化。 ↑シングルはともかくダブルは地震が強力だったからむしろグラードン>カイオーガで、 晴れを生かせるホウオウは強い方だったぞ。 ・ポリゴン2 鈍いが無くなったため、自己強化技が丸くなると角ばる、影分身のみで耐久を活かせなくなった。 特性トレースは一部のポケモンに強いのだが、失った鈍いをカバーするには至らず。 ・メガニウム 努力値システムの変更で耐久攻撃のどちらかが大きく低下、鈍いも没収、 ねむねご弱体化で草の癖に眠り技を使えないのが大きく響いてきた。 当時最強クラスだったガラガラが減ってしまったため、こいつの価値も低下。 しかもろくな新技も搭載されず、新特性すらまともな草技の無い当時では空気そのもの・・・ 前作から一転して御三家最底辺に陥落。 *意見処 カメックスあたりはどうなん? ポリゴン2と同じく鈍い失ってから微妙だと思うが…。 ↑一致物理が使えるわけじゃないし弱体化というほどでもないのでは? 当時のカメックスと鈍いの関係を知らぬ立場での意見なのですまないけど 第3世代のナッシーだけど、特性を得て役割が変わったんなら弱体化から除外した方が良いんじゃないだろうか 役割が変わっただけなら第1世代から第2世代に掛けてのケンタロスみたいなもんだし…… バシャーモ自体のページで第3世代後半で弱化した様な記述があるんだが、どうなんだ?明確な弱体化って何かあるかな?意見求む 電磁波獲得したライコウは強化に入らないか? ↑それと引き換えに異常な厳選難易度を誇ったがな つか正直他の電気より地面呼ぶライコウに電磁波は微妙