格闘タイプの歴史
格闘タイプの歴史を書いていってください、冗談はあまり書かないように。
随時追記をお願いします。
格闘タイプの性能
攻撃面 |
|
防御面 |
|
弱点 |
ノーマル・こおり・いわ・あく・はがね |
弱点 |
ひこう・エスパー |
半減 |
どく・ひこう・エスパー・むし |
半減 |
むし・いわ・あく |
無効 |
ゴースト |
無効 |
なし |
攻撃面
ゴーストに無効にされてしまうものの、弱点の少ないノーマル・あく・はがねを粉砕できるので優秀な相性。
有効なタイプは上記3種に岩・氷を含めた計5つと、地面と並び最多で有効範囲としては鋼の上位互換。
ゴースト技と組み合わせる事で全てのポケモンに等倍以上のダメージを与えられる。
また、岩技とは相性がかなり良く、多くの格闘タイプのポケモンが岩技を持っている。
サブウェポンとしての需要も高いが、有利なタイプ・不利なタイプが大きくかぶる地面タイプにはあまり使われない。
防御面
弱点が少なく防御性能自体は優秀だが、耐久の高いポケモンはそこまで多くない。
また、高威力技がインファイトやばかぢからといった防御面を下げるものが多いため、見た目以上に脆いポケモンも多い。
格闘タイプの平均種族値
|
HP |
攻撃 |
防御 |
特攻 |
特防 |
素早 |
平均 |
74 |
109 |
72 |
65 |
83 |
78 |
最大 |
144 |
140((172)) |
129 |
129(115) |
129 |
128(108) |
最小 |
50 |
60(85) |
53 |
30 |
60 |
45 |
()内は禁止級除外時。
パラメーターを正しく指定してください。内はチャーレムのヨガパワーあり、攻撃252振りVのときの実際の種族値。
(最終進化系15種、平均値切り捨て)
イメージ通りにこうげきの高さが目を引く。
第一世代ではとくしゅが軒並み低かったので特殊耐久は悲惨だった。
が、第二世代以降は特殊がとくこうととくぼうに分けられ、格闘は全体的に堅くしてもらえたため、平均的となっている。
ただし、インファイトを使うポケモンが多いため、過信しているとあっさりと倒されることもあるので注意が必要である。
また、耐久型のポケモンはあまりいない。
特攻がある程度高めのポケモンが登場し始めたのは第3世代以降ということもあってか、これの平均は低め。
(第1+第2世代以前の平均が49、第3~第5世代の平均が76。1.5倍以上の開きがある)
種族値ランキング
合計値
順位 |
総合 |
ポケモン |
種族値 |
順位 |
総合 |
ポケモン |
種族値 |
1 |
16 |
メロエッタSF |
600 |
11 |
120 |
コジョンド |
510 |
2 |
37 |
コバルオン |
580 |
12 |
129 |
カイリキー |
505 |
テラキオン |
ローブシン |
ビリジオン |
14 |
ニョロボン |
500 |
ケルディオ |
ヘラクロス |
6 |
75 |
ゴウカザル |
534 |
16 |
160 |
ドクロッグ |
495 |
7 |
78 |
バシャーモ |
530 |
17 |
193 |
ズルズキン |
488 |
8 |
86 |
エンブオー |
528 |
18 |
240 |
ハリテヤマ |
474 |
9 |
89 |
ルカリオ |
525 |
19 |
256 |
ナゲキ |
465 |
10 |
112 |
エルレイド |
518 |
ダゲキ |
能力別
HP |
特攻 |
順位 |
ポケモン |
種族値 |
順位 |
ポケモン |
種族値 |
1 |
ハリテヤマ |
144 |
1 |
ケルディオ |
129 |
2 |
ナゲキ |
120 |
2 |
ルカリオ |
115 |
3 |
エンブオー |
110 |
3 |
バシャーモ |
110 |
4 |
ローブシン |
105 |
4 |
ゴウカザル |
104 |
5 |
メロエッタSF |
100 |
5 |
エンブオー |
100 |
6 |
コバルオン |
91 |
6 |
コジョンド |
95 |
テラキオン |
7 |
コバルオン |
90 |
ビリジオン |
ビリジオン |
ケルディオ |
9 |
ワカシャモ |
85 |
10 |
ニョロボン |
90 |
ドクロッグ |
カイリキー |
|
|
|
チャオブー |
|
|
|
攻撃 |
特防 |
順位 |
ポケモン |
種族値 |
順位 |
ポケモン |
種族値 |
1 |
ローブシン |
140 |
1 |
ビリジオン |
129 |
2 |
カイリキー |
130 |
2 |
エルレイド |
115 |
キノガッサ |
ズルズキン |
4 |
テラキオン |
129 |
4 |
サワムラー |
110 |
5 |
メロエッタSF |
128 |
エビワラー |
6 |
ヘラクロス |
125 |
カポエラー |
エルレイド |
7 |
ヘラクロス |
95 |
ダゲキ |
8 |
ニョロボン |
90 |
コジョンド |
テラキオン |
10 |
エンブオー |
123 |
ケルディオ |
防御 |
素早 |
順位 |
ポケモン |
種族値 |
順位 |
ポケモン |
種族値 |
1 |
コバルオン |
129 |
1 |
メロエッタSF |
128 |
2 |
ズルズキン |
115 |
2 |
ゴウカザル |
108 |
3 |
ニョロボン |
95 |
コバルオン |
カポエラー |
テラキオン |
ローブシン |
ビリジオン |
6 |
テラキオン |
90 |
ケルディオ |
ケルディオ |
7 |
コジョンド |
105 |
メロエッタSF |
8 |
オコリザル |
95 |
9 |
ナゲキ |
85 |
9 |
ルカリオ |
90 |
10 |
カイリキー |
80 |
10 |
サワムラー |
87 |
キノガッサ |
|
|
|
種族値ランキング(ワースト)
最終形態のみが対象。
合計値
順位 |
ポケモン |
種族値 |
1 |
チャーレム |
410 |
2 |
オコリザル |
455 |
サワムラー |
エビワラー |
カポエラー |
6 |
キノガッサ |
460 |
7 |
ナゲキ |
465 |
ダゲキ |
9 |
ハリテヤマ |
474 |
10 |
ズルズキン |
488 |
能力別
HP |
特攻 |
順位 |
ポケモン |
種族値 |
順位 |
ポケモン |
種族値 |
1 |
サワムラー |
50 |
1 |
ナゲキ |
30 |
エビワラー |
ダゲキ |
カポエラー |
3 |
サワムラー |
35 |
4 |
キノガッサ |
60 |
エビワラー |
チャーレム |
カポエラー |
攻撃 |
特防 |
順位 |
ポケモン |
種族値 |
順位 |
ポケモン |
種族値 |
1 |
チャーレム |
60 |
1 |
キノガッサ |
60 |
2 |
ケルディオ |
72 |
ハリテヤマ |
3 |
ニョロボン |
85 |
コジョンド |
4 |
ズルズキン |
90 |
4 |
ドクロッグ |
65 |
コバルオン |
エンブオー |
ビリジオン |
ローブシン |
防御 |
素早 |
順位 |
ポケモン |
種族値 |
順位 |
ポケモン |
種族値 |
1 |
サワムラー |
53 |
1 |
ローブシン |
45 |
2 |
オコリザル |
60 |
ナゲキ |
ハリテヤマ |
3 |
ハリテヤマ |
50 |
コジョンド |
4 |
カイリキー |
55 |
5 |
ドクロッグ |
65 |
5 |
ズルズキン |
58 |
エルレイド |
|
|
|
エンブオー |
|
|
|
格闘タイプをもつ複合タイプとその主なポケモン
複合タイプ |
主なポケモン(というか全部) |
|
複合タイプ |
主なポケモン(というか全部) |
ノーマル |
メロエッタ(ステップフォルム)(1) |
|
飛行 |
(なし) |
炎 |
バシャーモ、ゴウカザル、エンブオー(3) |
|
エスパー |
チャーレム、エルレイド(2) |
水 |
ニョロボン、ケルディオ(2) |
|
虫 |
ヘラクロス(1) |
草 |
キノガッサ、ビリジオン(2) |
|
岩 |
テラキオン(1) |
電気 |
(なし) |
|
ゴースト |
(なし) |
氷 |
(なし) |
|
ドラゴン |
(なし) |
毒 |
ドクロッグ(1) |
|
悪 |
ズルズキン(1) |
地面 |
(なし) |
|
鋼 |
ルカリオ、コバルオン(2) |
格闘タイプの複合タイプは10種で16体と、全体でみると少なくはない。
草や虫との複合は飛行4倍、毒複合はエスパー4倍だが、アタッカーが多い格闘にはそこまで痛くはない。
とはいえ、キノガッサはピンポイントでつばめがえしを入れられる事も。
特にアタッカーしてみた場合は半減以下が少ない水・炎・エスパー・悪等をサブに入れられることは大きい。
複合タイプが+草&+毒は半減が多いものの、草からみると苦手な氷、毒からみると苦手な鋼を突破できるようになったのは大きいか。
同様に+虫、+悪もエスパーを突破できるようになっている。
格闘と鋼は抜群相手がかぶっているので、アタッカーのルカリオとしては少し不遇かもしれない。
なお、格闘が無効のゴーストをタイプ一致で抜群がとれるポケモンは第五世代で登場したズルズキンのみである。
格闘タイプの主な技
技名 |
直接攻撃 |
物理特殊 |
威力 |
命中 |
PP |
対象 |
追加効果・備考 |
きあいパンチ |
○ |
物理 |
150 |
100 |
20 |
単体 |
後攻技(優先度-3)・技を発動する前に攻撃技を受けると失敗する |
とびひざげり |
○ |
物理 |
130 |
90 |
10 |
単体 |
外れた場合に反動※・じゅうりょく状態では不発 |
インファイト |
○ |
物理 |
120 |
100 |
5 |
単体 |
自分の防御↓特防↓ |
ばかぢから |
○ |
物理 |
120 |
100 |
5 |
単体 |
自分の攻撃↓防御↓ |
ドレインパンチ |
○ |
物理 |
75 |
100 |
10 |
単体 |
与えたダメージの半分HP回復 |
かわらわり |
○ |
物理 |
75 |
100 |
15 |
単体 |
相手の場のリフレクター・ひかりのかべ破壊 |
マッハパンチ |
○ |
物理 |
40 |
100 |
30 |
単体 |
先制技(優先度+1) |
けたぐり |
○ |
物理 |
--- |
100 |
20 |
単体 |
相手の体重に応じて威力が変わる(20~120) |
カウンター |
○ |
物理 |
--- |
100 |
20 |
物理攻撃をしてきた相手単体 |
後攻技(優先度-5)・物理攻撃によるダメージを倍にして与える |
きあいだま |
× |
特殊 |
120 |
70 |
5 |
単体 |
10%で相手の特防↓ |
しんくうは |
× |
特殊 |
40 |
100 |
30 |
単体 |
先制技(優先度+1) |
技名 |
直接攻撃 |
↓は変化 |
威力 |
命中 |
PP |
対象 |
追加効果・備考 |
ビルドアップ |
× |
変化 |
--- |
--- |
20 |
自分 |
攻撃↑防御↑ |
みきり |
× |
変化 |
--- |
--- |
5 |
自分 |
ほとんどの技を受けない・連続で出すと失敗しやすい・優先度+4 |
ファストガード |
× |
変化 |
--- |
--- |
15 |
味方の場 |
味方全員を先制攻撃から守る・連続で出すと失敗しやすい・優先度+3 |
※与えるはずだったダメージ(上限は相手の最大HP)の1/2。ゴースト相手に無効だった場合は常に最大値=相手の最大HPの1/2
第5世代では常に自分の最大HPの2分の1
攻撃技36種類(内専用技2種類)+変化技3種類の全部で39種類。
唯一先制技が物理・特殊の両方に存在するタイプである。ちなみに、必中技も物理・特殊の両方が存在する。
技の数は多いが、実用される技はある程度限られる。第4世代までの闘ポケモンはほぼ「インファイト」一択。
第5世代ではそれまでマイナー技だった「とびひざげり」の威力が強化され、また習得ポケモンも増えたため
ハイリスクハイリターンだがインファイトに並ぶメインウェポン候補となった。
同様に強化された「ドレインパンチ」は威力こそ「かわらわり」と同じでやや低めであるが、
反動がないばかりか非常に優秀な追加効果があり、積み技などで補強しながら戦闘を行う際の選択肢として実用できる。
闘技では最高威力を誇る「きあいパンチ」は、「みがわり」等とのコンボや相手の交換・技読みが必要など、上級者向けとなっている。
特殊に対して圧倒的な耐久を誇るハピナスを仮想敵として使われることが多い。
「ばかぢから」や「けたぐり」はメインウェポンとしては使い辛いものの、第4世代では教え技として多くのポケモンが習得可能。
前者は格闘の攻撃範囲の広さや威力の高さ、後者は有効な仮想敵に重量級が多いことなどからサブウェポンとして優秀である。
”こらきし”で有名な「きしかいせい」は特に第3世代で一世を風靡したが、第4世代での先制技の増加+きあいのタスキ+砂嵐・霰パの出現と向かい風が多い。
「ナイトヘッド」と同じ効果の「ちきゅうなげ」は貴重な固定ダメージ技として耐久型などに重宝するが、
GBA世代での教え技であり、それ以降は教え技となっておらず、習得できるポケモンは数少ない。
弱点であるエスパー系の一部が気合玉を、ミュウツーに至っては波動弾までおぼえてしまい、弱点対策に一躍買ってしまって複雑な気持ち。
「みきり」はシングルではPPの分「まもる」の劣化であるが、ダブルでは「ふういん」に強いという利点がある。
↓は習得者が少ない技、またはマイナーな(採用率の低い)技。
技名 |
直接攻撃 |
物理特殊 |
威力 |
命中 |
PP |
対象 |
追加効果・備考 |
アームハンマー |
○ |
物理 |
100 |
90 |
10 |
単体 |
自分の素早さ↓ |
クロスチョップ |
○ |
物理 |
100 |
80 |
5 |
単体 |
急所ランク+1 |
ばくれつパンチ |
○ |
物理 |
100 |
50 |
5 |
単体 |
100%で混乱・カイリキー(・稀にニョロボンなど)位 |
きしかいせい |
○ |
物理 |
--- |
100 |
15 |
単体 |
自分の残りHPが少ないほど威力が上がる(20~200) |
はどうだん |
× |
特殊 |
90 |
必中 |
20 |
単体(遠隔) |
ルカリオやトゲキッス、伝説組くらい |
ちきゅうなげ |
○ |
物理 |
--- |
100 |
20 |
単体 |
自分のレベルと同じ分のダメージを与える |
ともえなげ |
○ |
物理 |
60 |
90 |
10 |
単体 |
相手を交代させる・優先度-6 |
やまあらし |
○ |
物理 |
40 |
100 |
10 |
単体 |
必ず急所に当たる・ナゲキ専用技 |
ローキック |
○ |
物理 |
60 |
100 |
20 |
単体 |
100%で素早さ↓ |
せいなるつるぎ |
○ |
物理 |
90 |
100 |
20 |
単体 |
相手の能力変化を無視して攻撃 |
しんぴのつるぎ |
× |
特殊 |
85 |
100 |
10 |
単体 |
相手の物理防御でダメージ計算・現時点では習得者なし |
登場ポケモン早見表
オコリザル、ニョロボン、カイリキー、エビワラー、サワムラー
カポエラー、ヘラクロス
バシャーモ、キノガッサ、ハリテヤマ、チャーレム
ゴウカザル、ドクロッグ、ルカリオ、エルレイド
エンブオー、ローブシン、ナゲキ、ダゲキ、ズルズキン、コジョンド、コバルオン、テラキオン、ビリジオン、ケルディオ(2012年解禁予定)、メロエッタ(ステップフォルム)(未解禁)
第一世代
初期からのポケモンは6種と少なく、複合はニョロボンのみだった。
当時は炎、草、虫タイプ等と共に不遇なタイプであった。
まずエスパーが全盛期だったことに加え、ろくな技がない(まともと言える技はせいぜい地獄車、専用の飛び膝蹴り程度)、
種族値が低い(サワムラーとエビワラーは特殊が35しかない)などが理由に挙げられる。
カイリキーは地震や岩雪崩が使えサブウェポンはそれなりだった。
ニョロボンは当時最強クラスの技だったド忘れ、吹雪、催眠術が使えたが、それでも格闘タイプと複合してたためか使用率は高いと言うほどではなかった。
ちなみに空手チョップはノーマルタイプの技だった。
第二世代
新タイプとして鋼と悪が登場する。
この両タイプはそれぞれ格闘に弱くエスパーに強いため、エスパーの需要が低下し、格闘タイプが大きく見直されることになる。
カビゴンをはじめノーマルタイプの隆盛も有ったため前作よりは大きく需要を上げたであろう。
また、特殊分割により初代から登場した大半の格闘ポケの特殊耐久が向上したのも大きい。
技はクロスチョップが登場し、カイリキーやオコリザルのメインウェポンとして使われるようになる。
(他にはでんきタイプだがエレブーの役割破壊などにも一役買った)
他は起死回生、当て身投げ、爆裂パンチ程度で、全体的に見て攻撃技はまだ微妙な時期だった。
新しいポケモンは、エビワラー・サワムラーの進化前バルキー、そこから第3の進化形としてカポエラー、虫のイメージが強いがヘラクロスが追加された。
ヘラクロスはこらえる+起死回生(通称こらきし)、メガホーンなどを武器にして活躍。
ニンテンドウカップ2000できあいのハチマキで持ちこたえ、起死回生で三縦したのは有名な話。
(なお、起死回生は当時急所に命中しない技として設定されていた)
ニョロボンは心の眼の後に第一世代で覚えられる地割れを使う即死コンボが使われたりした。
サワムラーは特防が大幅に上昇した上、みがわり+起死回生(みがきし)に攻撃アップ技を使える唯一の格闘だったため、それなりの強さを誇っていた。
一方のエビワラーも特防が大幅に上昇したが、特攻が低く、三色パンチを使いこなせなかったせいもあったか微妙な存在だった。
また、同じくバルキー分岐進化のカポエラーも微妙だった。
ちなみに空手チョップがここで格闘タイプになるが、急所率が大幅に落ちたため結局使われずじまいだった。
クリスタルバージョンでゴルダック、エレブー、ブーバーの種族値500周辺で二刀流向けの3匹が
カイリキー、オコリザル専用だったクロスチョップを習得し、それぞれがカビゴンを倒せる可能性を手に入れ、格闘技はさらに使われるようになる。
ただし格闘ポケモン自体でクリスタル発売により強化されたものはいない。
第三世代
技として瓦割りが登場したことによって、ほとんどの格闘タイプがまともな格闘技を使えるようになると同時に、さまざまポケモンのサブウェポン、役割破壊として使われるようになる。
また格闘最強の威力を誇る気合パンチや、高威力の馬鹿力も追加されたが、
馬鹿力はRS発売時はレジ系3体の固有技であったため、格闘ポケモン自体が強化されたわけではなかった。
ポケモンは炎複合の御三家バシャーモ、草複合のキノガッサ、エスパー複合のチャーレム系統、格闘単体ではハリテヤマ系統が追加される。
バシャーモはカムラ+こらきしや「猛火」からの攻撃などで活躍、キノガッサはキノコの胞子で眠らせ気合パンチを叩き込む戦術が有名、チャーレムは特性のおかげで事実上格闘最強の攻撃力をもっていた。
ハリテヤマは当時はまだ特性が活かしにくかったためマイナーに甘んじていた。
既存のポケモンでは、ニョロボンは「貯水」と「湿り気」という優秀な特性を二つ同時に手に入れた。
ヘラクロスは「虫の知らせ」と「根性」が追加、「虫の知らせ」はこらきしとの相性が良かった。
(カイリキーらと共に得た「根性」も優れた特性だが、第四世代ほどではなかった)
サワムラーは「柔軟」を手に入れ、マヒによってこらきしが潰されるという事態を免れた。
カポエラーは優秀特性の「威嚇」、オコリザルの特性「やる気」も眠り無効でなかなか実用的だった。
一方、エビワラーの「鋭い目」は少々活かしにくいものだった。
第四世代
技インフレの象徴的な存在であるインファイトが追加された。
他には気合玉が特殊技として追加され、格闘タイプ以外のポケモンのサブウェポンとして使われた。
新しい格闘タイプのポケモンは、存在が役割破壊などとも言われる新御三家ゴウカザル、
毒複合という独特なタイプのドクロッグ、鋼複合のルカリオ、エスパー複合で特防が高く、催眠術等が使えるエルレイドが追加される。
カイリキーは特性「ノーガード」の追加で必中の爆裂パンチが使えるようになり、一気にメジャー化する。
サワムラー、エビワラー、カポエラーはそれぞれ特性が追加され、三色パンチの物理化や先制技の需要が上がったことでそこそこ強化。
ハリテヤマは火炎玉・毒毒玉の登場により「根性」を活かし易くなり、大幅に強化。これはヘラクロス、カイリキーにも言えることである。
ヘラクロスは上のように強化はされているものの、第3世代まで使いやすかったこらきし型が使いづらくなり、強力な一致技を持つ物理アタッカーが多くなったため、トントンといったところ。
バシャーモはゴウカザル登場や、先制技が普及してこらきしが決めにくくなったことなどから相対的に地位が下降。
他には微妙な素早さを持つことが多い格闘タイプにとって大きなアイテムであるこだわりのスカーフの追加、サブウェポンとして優秀なストーンエッジの登場等全体的に格闘タイプのポケモンは大幅に強化される。
ダブルバトルでもインファイトのインパクトは強烈だった。
トリックルームの登場でカビゴンが増加したのも追い風になり、
シングルでもお馴染みのヘラクロスやゴウカザルが活躍。
噴火や吹雪の強化によりハリテヤマがそれに続く形になっている。
WCS2010では、ゴウカザルやドクロッグ、カポエラーがメジャーに。
ねこだましをもっていることが共通点としてあげられる。
ゴウカザルは優秀な補助技、格闘技を持っていることが大きい。
ドクロッグは乾燥肌でカイオーガに対して強く、カポエラーは威嚇でグラードンの攻撃を下げられることが大きく、これに伴い使用者が少し増えている。
技としては、ディアルガやユキノオー、バンギラスといったメジャーなポケモンに抜群という点から使われることが多く、
特に、重量級の多いことからGS戦でダメージを与えやすい「けたぐり」が飛び交う。
メタグロスが鋼と相性の被るのに「アームハンマー」を持っているというケースも。
このため、ディアルガやバンギラスはヨプの実を持っていることが多い。
第五世代
既存の技の調整がなされる中、「とびげり」「とびひざげり」「ドレインパンチ」が上昇修正。
これで威力100超えの格闘技は9種類も存在することになりゲーフリが優遇しているとしか思えない充実のラインナップ。
また技マシンから「きあいパンチ」と「ドレインパンチ」が消え、その代わりに「ローキック」が追加。
この影響で気合いパンチを覚える第五世代のポケモンはローブシン・ヒヒダルマ・ツンベアーのみになり、
既存のポケモンの多くも前作からもってくることが必要になった。
新たな格闘タイプのポケモンは、三代続いての炎複合となる御三家のエンブオー、
初代カイリキーを思い起こさせるようなステータスと進化方法のローブシン、非常に直球なデザインのダゲキとナゲキ、
初の悪複合で耐久型種族値のズルズキン、オコリザルを超える速度と攻撃力を持つ高速アタッカーのコジョンド。
更に準伝説級として鋼複合のコバルオン、岩複合のテラキオン、草複合のビリジオンが登場。
幻にも2012年の映画で解禁される水複合のケルディオ、ノーマル複合のメロエッタVFの2種類が格闘タイプを持つ。
合計9(11)匹と、単タイプを中心にかなりの数が追加された。既存のポケモンは15体だったので、その多さが伺える。
このうち、ズルズキンとコジョンドは強化されたとびひざげりを覚えることができ、
またエンブオーとローブシンはそれまで居なかったタイプ一致アームハンマー使いとなった。
しかし一方、前世代の象徴でもあったインファイトを覚えるのは準伝説組を除くとダゲキのみで、
高威力技はややリスクの大きいポケモン揃いということにもなっている。
前述の通りドレインパンチの威力が上昇したので、ビルドアップ+ドレインパンチ(通称ビルドレイン)が使いやすくなった。
特性で状態異常に強いズルズキンやローブシンの他に、ドクロッグやエルレイドにも使われている。
既存ポケモンではまずとびひざげりを覚えるバルキー三兄弟、チャーレム、ルカリオが強化され、バシャーモが
とびひざげりを習得した。このうちサワムラーは特性すてみによりきあいパンチ以上の
威力のとびひざげりを放つことが可能となり、エビワラーはとびひざげりの他、
特性てつのこぶし補正を受けたドレインパンチをメインに据えることも可能になっている。
バシャーモは配布限定で特性かそくを獲得し、さらにニトロチャージを習得して
ゴウカザルの劣化を抜け出し、強ポケの一員となった。
キノガッサも眠りが仕様変更されたが、相性の良いローキックを習得して強化された。
ニョロボンは催眠術と相性の良い巴投げを習得して強化された。
まだまだ書きかけなので、他に何かありましたら随時追記・削除していってください。
歴代の主な格闘使い
第一世代にシバ、第二世代にシジマ、第三世代にトウキ、第四世代にスモモ、第五世代にレンブが登場した。
シバは初代では二番目の四天王を務めたが、当時の格闘の不遇さもありどうもパッとしなかった。
金銀では三番目の四天王を務める。リメイク・強化後も含めて、バルキー三兄弟の起用が多いのが特徴。
シジマは二体しかポケモンを使わないが、金銀ではこころのめからばくれつパンチ(素で撃ってくることも多いが)、
リメイクでは催眠からきあいパンチへつなごうとするなど、そこそこ手強い。
トウキはジムを真っ暗にするというギミックが印象的。ビルドアップを積む前に倒せば苦労はしない。
スモモはドレインパンチを使ってくる。切り札はルカリオ。
レンブは純粋に強さを求める四天王で岩技も完備。何故かくさむすび持ちも多い。
なお、トウキ以外はみんな裸足である。
ご意見所
知ってることを適当に羅列しただけなので、ものすごく見づらいと思います・・。
間違ってるとこがあれば是非修正をお願いします。
こらきし(こらじた)について、第2世代でどうだったか知らないけど、第3世代ではカムラで使いやすかった、第4世代でもろもろ(砂嵐・霰、先制技の需要など)により使いにくくなったとか書くのはどうかな?
↑ちょっと追記・修正した。ご要望に少しはお答えできたと思う
第三世代のハリテヤマ、根性は生かしづらくても厚い脂肪のおかげで氷炎は流せなかった?
耐久種族値もわりとあるし
使用頻度の高い技を追加してみた、修正or削除よろしく
↑気合玉の追加効果訂正。爆裂と波動弾は有名ではあるが使用者が少ないから下に分離した。
↑追加効果発動は30%じゃなくて10%なんで修正。
↑↑↑きしかいせいが第4世代では使用率が下がったため下にもってきた。
↑↑↑爆裂やアームハンマーが入るんなら飛び膝蹴りも入るんじゃないかと思ったので追加。チャーレムのメインウェポン筆頭だしバルキー系も構成や環境次第で使われる。
またHGSSでの教え技のけたぐりについて、そこそこ使われるようになってきていると思うので追加。
こうしてみるとやっぱり格闘技は多いな……
↑↑↑↑でも安定技(サイキネみたいな技)はほとんど無いよね。
まあインファイトあるから安定技あっても使うやつはいないかな?
一番↑ カウンターの優先度は-5(-6は吠える吹き飛ばし)なので訂正。↑強いて言うなら瓦割りとかがそうなんだろうけれどな…。
↑
とびひざげり・ドレインパンチの修正を基本にちょこちょこ修正。ほんっと数多いわ…
第2世代にあてみなげってあったっけ?
↑確かあったはず。当時はワンリキー系+ドーブルしか覚えられなかったが気がするけど
マイナー技のやまあらしだけなぜか英語表記になっていたので元に戻した他、第五世代冒頭に一行追加。