OP25 ◆sh/9YAh26Q
ニーコニッコドウガ
なんとなく聞き覚えのある音を耳にして俺は目を覚ました。
なんだか違和感を感じて首を触ると、首輪のようなものが巻かれている。
周りには同じく目を覚ましたばかりらしいやつらがいる。
暗くてよくわからないが大分いるようだ。
中にはコスプレとしか思えない格好をしたものもいるではないか。
なんだか違和感を感じて首を触ると、首輪のようなものが巻かれている。
周りには同じく目を覚ましたばかりらしいやつらがいる。
暗くてよくわからないが大分いるようだ。
中にはコスプレとしか思えない格好をしたものもいるではないか。
「何だこいつら?ここは何かのイベント会場か?」
思わず呟いてしまったが自分がそんな場所に言った記憶は無い。
それに俺は布団で寝ていたはずだ。では夢か?
それに俺は布団で寝ていたはずだ。では夢か?
そんなことを考えていると突然ライトがつき、辺りが明るくなった。
ここはどうやら広場のようだ。ただし周りの風景は壁であり、壁には扉一つ無い。
そんな風に周りを見ていると、澄んだ声が聞こえてきた。
ここはどうやら広場のようだ。ただし周りの風景は壁であり、壁には扉一つ無い。
そんな風に周りを見ていると、澄んだ声が聞こえてきた。
「どうも、どうも皆さんおはようございます。起きたばかりで悪いんですが聞いてください。」
どこから現れたのか、そこには男が一人立っていた。
どうやら声の主はあの男のようだ
どうやら声の主はあの男のようだ
「実はこれから皆さんには殺し合いをしてもらいます。」
殺し合いと聞いて周りが一斉に動揺し始める中、俺は焦るよりも先に頭の中に引っかかるものを感じた。
こんなに意識がはっきりしているんだ、夢じゃない。そして俺はコレに似た何かを知っている。
殺し合い…バトルロワイアル…
単語は出てきたが、何だったかが思い出せない…。
こんなに意識がはっきりしているんだ、夢じゃない。そして俺はコレに似た何かを知っている。
殺し合い…バトルロワイアル…
単語は出てきたが、何だったかが思い出せない…。
そんな中、軍服を着た中年らしき男が前へ躍り出た。
「殺し合いとは感心しませんな。私が懲らしめて差し上げましょう。」
そういうと男は瞬間移動を繰り返して男に迫る。突然のことに男は慌てるが、次の瞬間
「ボンッ」
という音と共に迫っていた軍服の男の首が爆ぜた。
うっ、と吐き気が催す。そこら中から悲鳴が上がりさらにパニックになる中、男の傍にまたいつの間にか少年が立っていた。
うっ、と吐き気が催す。そこら中から悲鳴が上がりさらにパニックになる中、男の傍にまたいつの間にか少年が立っていた。
「おいおいhacchiさんよぉ。首輪があるんだからそんなに慌てんなよ。 ボタン一つでバーン!なんだからなぁ。」
「いや焦った。バクラ、助かったよ。すぐ言うつもりだったんですけど突然でいえませんでしたね。
実は皆さんがつけてる首輪には爆弾としての機能があります。無理やり取ろうとしても爆発するから、無闇に反抗しないほうがいいですよ。」
「いや焦った。バクラ、助かったよ。すぐ言うつもりだったんですけど突然でいえませんでしたね。
実は皆さんがつけてる首輪には爆弾としての機能があります。無理やり取ろうとしても爆発するから、無闇に反抗しないほうがいいですよ。」
それを聞いて今度は悲鳴までも止まる。
「あ、自己紹介もしてなかったか。僕がhacchiで彼がバクラ。この殺し合いの主催者です。」
首輪…爆弾…主催者…
聞いたことがあるような単語が出てきたが、人が死んだところを見てもう考えられなくなってきた。
殺しあえと言われたときは突然で感じなかったが、確かに俺は恐怖していた。
帰りたい!帰ってまた昨日みたいにあのスレで次のロワの話でもして…!
聞いたことがあるような単語が出てきたが、人が死んだところを見てもう考えられなくなってきた。
殺しあえと言われたときは突然で感じなかったが、確かに俺は恐怖していた。
帰りたい!帰ってまた昨日みたいにあのスレで次のロワの話でもして…!
今、何かを思い出した!俺は何を考えてた!?
だが俺の思考をさえぎるかのようにバクラという少年が声を上げる
「じゃあルールを説明するぜ!お前たちにはこれからある場所に行ってもらう。
だが全然戦えないようなやつもいるからな、ワンサイドゲームじゃぁつまらねぇ。
強いやつにはそれなりの制限をさせてもらったし、それぞれにはアイテムも配る。
まぁ何が入ってるかは運だけどな。それと、24時間誰も死ななかったら全員殺す。
分かったか?」
だが全然戦えないようなやつもいるからな、ワンサイドゲームじゃぁつまらねぇ。
強いやつにはそれなりの制限をさせてもらったし、それぞれにはアイテムも配る。
まぁ何が入ってるかは運だけどな。それと、24時間誰も死ななかったら全員殺す。
分かったか?」
「何の為にこんなことをするんだ!」
誰かが半ば叫びながら聞いたが
誰かが半ば叫びながら聞いたが
「それは言う必要は無い。」
今度は包帯を巻いた幽霊が現れた。。
「俺もこの殺し合いの主催者のひとりだ。タケモトという。お前たちは殺し合いをさせる理由は知らなくていい。
それとバクラ、説明が抜けてるぞ。一定時間が経ったら、死亡者と禁止エリアの発表を行う。
もし禁止エリアに入ったら首輪が爆発するようになっているからな。
それから、生き残った最後の一人には願いをかなえさせてやる。がんばれよ。
では以上だ。これよりバトルロワイヤルを開催する!」
それとバクラ、説明が抜けてるぞ。一定時間が経ったら、死亡者と禁止エリアの発表を行う。
もし禁止エリアに入ったら首輪が爆発するようになっているからな。
それから、生き残った最後の一人には願いをかなえさせてやる。がんばれよ。
では以上だ。これよりバトルロワイヤルを開催する!」
殺し合いが、始まった。