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  • 吸血鬼は最強ゆえに太陽に焼からるる

吸血鬼は最強ゆえに太陽に焼からるる

最終更新:2009年03月14日 12:10

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吸血鬼は最強ゆえに太陽に焼からるる ◆UlkdrYaL6o



(登録タグ) パロロワ[ 百 ] ニコニコ動画バトルロワイアルβ DIO 天体戦士サンレッド 誤算家[ 百 ]


「……」

 赤いマスクを被ったヒーローが悩む。
 その格好がヨレヨレTシャツ一枚、下半身は短パンにサンダルでは無ければもっと絵になったのだが。
 柄にも無く悩む赤いマスクのヒーロー、天体戦士サンレッドは普段まったく活用する事のない頭脳をフル回転させていた。

「ヴァンプの奴は…………いやあいつらは絶対ありえないな、絶対」
 いくらなんでもフロシャイムやヴァンプの奴らはありえないだろ、と結論付ける。
 何せ世界征服よりもご近所付き合いやアルバイトに精を出す組織で、こんなことをやる資金も無ければ度量も無い。
 幻覚か何かの可能性も考えたが、そんなことができるならとっくにやってただろうからありえない。
 悪の組織が日本中から人間を誘拐して殺し合いをさせるといった話ならどこかで聞きそうな物だが、あいにくサンレッドの知る悪の組織にそんな事をするような奴は一人も居ない。

 ただサンレッドの中には似たような話なら無いでもない。
 ヒーローの先輩や後輩から聞いた風の噂では13人のヒーローがお互い殺しあうとか何とかといったことがあったらしい。
 らしいというのはあくまで噂に過ぎず、そうとう派手なイベントにも関わらず正式なニュースは無かったのだ。
 その話がどうなったのかと言うのも分からず、状況が似ていると言うぐらいしか共通点が無い。
 あの場にはどうみてもヒーローや怪人以外の普通の人間の方が多かったと断言できるし、多分関係は無いのだろう。
 結局サンレッドはぶらぶら歩きつつ考えるも、大した打開策は思いつかなかった。

「おっかしいなぁ……」
 サンレッドはとりあえず他の人間を探そうとサンレッドイヤーを使うも、人の声はまったく聞こえない。
 サンレッドイヤーは半径10kmの物音を聞き分けられる能力があるのだが、これはつまり半径10kmの範囲には誰も居ないということになる。
 しかし周りの草原や川と地図を照らし合わせたところ、半径10kmに人が居ないほど広い場所だとは思えない。
 寝起きでこんな訳の分からない殺し合いに巻き込まれたから調子が悪いんだろうと勝手に結論付け、かすかに聞こえる足音の方向へと向かっていった。


「お、ようやく人影を発見」
 サンレッドがかすかな足音を頼りに歩き続ける事十数分、ようやく一人目の人間を発見した。
 ランタンの光に照らされるそのシルエットは大柄で、暗闇にも関わらず妙な存在感と共にあった。

「何の用だ?」
 男は脚を止め、サンレッドのほうへと向き直る。
 妙なポーズでその場にたたずむ男の事などまったく気にせずサンレッドは次の言葉を口にする。
「こんな妙なとこにぶち込まれて殺し合いとかありえねーだろ、どうにかする方法を知ってんなら教えろよ」
「下らんな」
 傲慢に語るサンレッドの提案を一蹴し、男は腕を組んでその場に佇む。

「あぁん、何も知らないにしても言い方ってもんがあるだろうよ言い方ってもんが!」
 サンレッドは自分の口ぶりに問題があるとは少しも思わず、逆に男に向かって文句を言い放つ。

「下らんのだといっている、下等な人間がこのDIOに向かって舐めた口を聞くだと?」
「おめーも同じ人間だろうが」
「貴様はまだ何も理解していないようだな、目の前に居る男が人間を超越した帝王である事をッ!」

 DIOと名乗った男は突如等身大の人形のような男を発現させると、サンレッドに向かって襲い掛かる。
「無駄ァッ!」
 サンレッドが身構える間もなく、その人形のような男がサンレッドの体を吹き飛ばす。
 その体は勢い良く地面に叩きつけられ、バウンドして草むらにゴロゴロと転がり込む。
「この私にに無礼な真似をした報いだ……」
 DIOはスタスタと地べたに這い蹲る方向へと向かった。
 だがDIOの想定していた結果とは異なり、サンレッドはむくりと起き上がった。

「……いってー…………」
 サンレッドの口から痛みの言葉が一言だけ漏れ、その後は何も言わなかった。
 DIOは再び歩みを止め、殺気をひしひしと向けるサンレッドを見下すように言葉を続ける。
「フハハハハハハ!面白いッ、面白いぞぉ! このDIOの拳を受けて立ち上がるというのか!」
「……殺す、てめぇの笑いはカマ臭えから二度死なす」

 サンレッドは右拳を握り締め、DIOの顔に向かって腕を伸ばす。
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ーッ!」
 怒涛のラッシュがサンレッドを襲い、サンレッドの体を猛烈に打ち砕いてゆく。
 先ほどの二の舞になるかと思いきや、レッドはその場に強く踏みとどまってDIOの顔面に鈍い物音を響かせる。
 吹き飛ばされたのはサンレッドではなく、DIOの側だった。
「な、なにぃぃぃぃッ!?」
「……ハァ、ハァ…………痛てぇんだよ」

 荒く息を付きながらもサンレッドは悪態を止めない。
 吹き飛ばされたDIOも素早く体制を建て直し、すぐに形勢を整える。
「やっぱ本体が弱点か、のわりにしぶてーなてめぇ」
「ただの人間だと侮っていたが貴様、このDIOに相対するだけあってなかなか楽しませてくれるじゃないか。
 おまけにスタンドも見えているときた。よかろう! ならば我が帝王の力、『ザ・ワールド』を見せてやろうじゃないかッ!」
「やることなすこといちいちキモイんだよ、変態野郎が」

 サンレッドは再び拳を振りかぶり、DIOに向かって突撃する。
 DIOはあえてその場に留まり、再び己の世界を対峙させる。
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ーッ!」
「ふんッ!」
 サンレッドの拳はザ・ワールドと打ち合う。
 ザ・ワールドの放つ超速の拳にはサンレッドが対応しきれないも、一発の重さはサンレッドが有利だった。
 サンレッドの拳と打ち合ったザ・ワールドの左腕は強く吹き飛ばされる。
「うごぁぁぁぁぁあああ!? だがしかしッ! この程度で敗れるようなDIOではないッ!
 時よ止まれ! 『ザ・ワールド!』」

 DIOの寸前まで迫っていたサンレッドの拳はその場に留まり、到達する事はない。
 止まった時の世界でDIOはスルリとその拳を避けると、サンレッドの裏に回りこんでディパックの中から不思議な棒を取り出す。
 それはさながら刀の柄のようであった。
 その棒から光の刀身が現れ、光の剣となったそれを思い切り投擲する。


「そして時は動き出す」
 DIOは全てを終え、その言葉を呟いた。
 目標を失ったサンレッドの体は拳に引きずられるようにしてふらふらともたつき、その後ろから光の刃がサンレッドの体を襲う。
「うがっ!?」

 サンレッドの脇腹にそれは命中し、刃の勢いに流されるままサンレッドの体は吹き飛ばされる。
 ようやく勢いが止まり地面に付くが、サンレッドの体は光の剣によって縫い付けられてしまった。
 サンレッドは脇腹からその光の剣を引き抜き、真っ赤に染まった脇腹を押さえる。
「てめぇ……本気で殺す……」
「これが! お前とこのDIOの根本的な違いなのだ、WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!」

 サンレッドは両手を掲げ、集中を始める。対するDIOは不敵にそれを眺めるだけだった。
 何をしようがたいしたことではない、そういった様子でそれを眺めていた。
「死ね」
 サンレッドの頭上で精製された業火球がDIOに襲い掛かる。

「フン! そんなあがきは無駄! このDIOには一切通用しないッ! 『ザ・ワールド!』」
 DIOは己の世界を発現させようとした、しかし止まった時へは進まない。

「な、なにぃぃぃぃぃ!!!」
 訳も分からずDIOは血相を変えてその業火から逃げ惑う。
 止まった時の世界へと進むことなく、逃げ惑うDIOは太陽の炎に包まれて焼かれた。
 地に落ちた真っ赤な太陽が炸裂して、巨大な爆発があたりを包んだ。

「ば、馬鹿なッ……、この私が、……このDIOが地面に這いつくばっているだとッ!
 ありえない、ありえないッ! がはっ!?」
 己のスタンドで地面を思い切り叩きつけ、反動を利用して脱出したかに思われたDIOであったが、直撃を逃れたといっても爆風の威力は甚大だった。
 それだけではない。ただの火炎ならば吸血鬼であるDIOにとっては大した問題ではないのだ。
 しかしそうではない、DIOの体はその一撃でボロボロになり、あろうことか一部が朽ちていたのだ。
 その症状は太陽の力でなければ起こらないはずなのだ。
 DIOは思考する、対峙するサンレッドに波紋の力が見えたか。
 だがDIOが見る限りでは波紋の力など欠片ほども感じられず、下劣なだけの男だった。
 故に理解できなかったのだ、なぜ闇の帝王たるDIOが波紋でもない力に屈したのかが。

「くそっ、だがしかしこの……」
 DIOが言葉を続けようとした矢先、DIOの脳天に強い衝撃が襲い掛かった。
「正座しろ」
「正座といわれても私には分からないのだよ、分かるように説明してくれたまえ」
 頭を強く揺さぶられ、その場に倒れこんでさえDIOはふでふでしい態度を改めない。
 サンレッドの怒りはますます刺激され、DIOを一度蹴り飛ばし、顔面を鷲掴みにして目の前へと近づける。
「そこまで言うなら正座させてやるよ」
「正座と言うものが貴様にとってどれだけ重要なものか知らない。
 だが心配はいらないッ! 大変不本意であるが貴様にはこのDIOへの忠誠をプレゼントしてやろうッ!」
 そう言うとDIOは自らの腕を突き出すと眼前にあったサンレッドの首筋を引き裂き、何かを注入する。
「あつっ!?」
 サンレッドはDIOを掴む手を離し、傷つけられた首筋に手を添える。

「ふははははははっ! チェックメイトだっ!
 貴様が何をしようとももう遅いッ! 最後に勝つのはこの『帝王』たるDIOなのだぁあああ!」
 DIOは勝利の笑みを浮かべるが、サンレッドに突き刺した首筋からブシュウと何かが焼ける音がして、サンレッドは首から手を離す。
 サンレッドの様子は先ほどと何ら変わりなく、殺気だった目でDIOを眺める。
「何をしたか知らないが、残念だったな」
「な、何故だ! 何故肉の芽が効かないッ!? 貴様は何者なのだッ!」
 DIOの疑問に答える事は無く、サンレッドはDIOの足を折り畳んで地面の上に置くと、股関節めがけて思い切り足を落とした。
「これが正座だ」
「うごぁぁぁぁあああ!?」
 思い切り踏みつけられた足がビクンと跳ね、DIOはその痛みに悶絶する。

「要望に答えて教えてやるよ、俺は太陽の力を持つ正義の天体戦士サンレッド様だ」
「た、太陽だとぉ!?」
 DIOの顔に、今まで存在する事のなかった焦燥が浮かぶ。
 吸血鬼たるDIOにとって太陽は天敵、目の前の男にこれだけの傷を付けられたのも、肉の芽が通用しなかったのも一瞬で理解する。
 目の前の男は、吸血鬼の天敵であると。

「正座崩すんじゃねえよ」
 サンレッドはそう言うと更に正座中のDIOの足をがしがし踏みつける。
 最初こそDIOも反応していたものの、やがて悲鳴を上げなくなる。

「少しは反省したか、このカマ野郎」
「フン! このDIOが貴様ごとき下劣な輩に屈すると思うか?」
「ホントムカつく奴だな、ちょっと温すぎたか。
 さて、あいつらのせいで鈍っちまったカンを取り返すついでに、『本気』でやってやるよ」
 サンレッドは唾をペッと吐き捨て、回し蹴りを放つ。
 倒れたDIOを起こし、更に踏み続けるが、DIOは悲鳴一つ上げない。

「ただ痛めつけても無理か……」
「クククッ……」
 サンレッドはおもむろにDIOを寝転がすと、DIOの上着をむりやり引っぺがした。
「てめぇのせいで一帳羅がボロボロになった上に血まみれだからな、これは貰うぞ」
「…………」
「いちいち癇に障る奴だな、だけどそうじゃなきゃ面白くないからな」

 サンレッドはDIOから引っぺがした服を羽織り、ボロボロになったTシャツを使いやすい大きさに破いて脇腹に巻きつける。
 出血は止まりかけていたとはいえ、押し当てられた布切れはあっという間に赤く染まり、ポタポタと血が垂れ始める。
「さて、これならどうかなっと」
 サンレッドはおもむろに足を振りかぶり、DIOの下半身の一点めがけて足を振りぬく。

「うごぁぁぁぁぁぁぁぁぁーー!?」
「お、流石にタマ蹴りは効果あるか」
「き、貴様ぁぁぁ!」
「まだ始まったばかりだぜ」
 サンレッドはそういうともう一度足を振りかぶり、痙攣の止まらないDIOの股間を蹴り飛ばす。
 じたばたと暴れるDIOの体を押さえつけ、やや大人しくなったのを見計らってもう一度上から踏み抜いた。
「ぬぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーー!?」
 サンレッドの足が地面に付くが、そこで感触が異なる事に気が付く。
 じたばたと暴れるDIOの股間は真っ赤に染まり、そこにあった盛り上がりが消えてなくなっていた。
 さすがのサンレッドもそれを理解し、一瞬身震いをして動きを止める。

「あー、さすがにやりすぎたか…………。おい、生きてるか?」
「…………」
 サンレッドはDIOに呼びかけるが、反応しない。
 それがサンレッドにとって不愉快でたまらなかったようで、一瞬あったサンレッドの慈悲は一瞬で消えてなくなった。
「そうかそうか、そこまで言うなら地獄の底まで連れてってやるよ」

 サンレッドはディパックを弄ると、何か使えないものは無いかと検分を始めた。
 苛めに使えそうな道具は何か無いかなと探した結果、水と変なタコが出てきたので早速実行してみる事にした。
「よし、これなら面白い事ができるな」
「Hello, I'm Luka Megri...」
 タコが何やら言葉を言おうとするが、強く振り回されたせいで最後まで言えずに途切れる。
 サンレッドは一点目指して駆け出していた。
 後ろを振り返ったとき地面に這うDIOの姿も光る剣が無かったためであった。
 その姿は闇にまぎれて見えなくなるかと思ったが、かすかに足音が続いていた。
 それを頼りに走りぬけ、よろよろと走っていたDIOの背中を思い切り蹴り飛ばす。

「逃げんな糞、これから地獄を見せてやるよオカマ野郎」
 サンレッドはうつ伏せに倒れたDIOの下半身を無理やり脱がすと、右手に持っていたタコを思い切り臀部に押し付ける。
 押し付けられたタコが暴れるたび、DIOの悶絶は更に強まる。そしてサンレッドはDIOの背中に馬乗りになる。
「それじゃあ、ごめんなさいが素直に言えるようになってもらおうか」
 サンレッドは左手のペットボトルの蓋を開け、DIOの口めがけてそれを放り込む。そして鼻を思い切り押さえる。
 がばごぼと音がして、DIOの抵抗は更に激しくなる。だが弱ったDIOの体では馬乗りにホールドしたサンレッドを振り払う事はできない。
「ぎゃははははは、水はまだいくらでも川にあるからな、どんどん飲んでもらうぜ!」

 もはやDIOは抵抗も返事も出来ず、サンレッドのなすがままの玩具にされていた。
 DIOの抵抗が弱まる瞬間ペットボトルを引き抜いて息継ぎをさせ、再び突っ込むといった事を繰り返していた。
 そのような猛烈な拷問がいつまでも続くと思っていたところで、急にサンレッドの頭に衝撃が走る。
「いってぇええええええ!」
「大丈夫、こっちに掴まって!」
 突然女の子の声がして、DIOは拷問から開放される。
 一息ついたDIOは臀部にまとわり付いていたタコを思い切りひっぺがし、投げ捨てる。
「ううっ……」
「さ、あいつが復活する前にさっさと逃げましょ」
「おいコラ!」
「you're craz...」

 投げ捨てられたタコを素早く回収してディパックに押し込めると、サンレッドはDIOの手を掴んで逃げた眼鏡の少女の手を掴む。
「てめぇ何すんだ!」
「きゃっ!?」
 乱暴に掴んだせいか、悲鳴が一瞬上がる。
 サンレッドもその言葉を聞いて少しだけ冷静になり、力を弱める。

「痛いわね、何すんのよ」
「あんたが俺の邪魔をしなけりゃこんなことにならなかったんだよ」
「邪魔って、あんた何人殺しなんかしてんのよ!」
 サンレッドはその言葉を聞いて頭を少し抑え、多少は自責があったなと反省する。

「襲い掛かってきたのはアイツなんだよ、俺は襲い掛かってきたオカマ野郎を返り討ちにしただけだ」
「どこが返り討ちよ! 馬乗りになって死ぬまで痛めつける必要がどこにあるのよ!」
「それはだな、あいつが生意気にも逆らうから身の程を……」
「だったらあんなに酷い事をする必要が無いじゃない」
「まぁ、殺すつもりでやってたしな」
「ひっ…………」
 眼鏡の少女の表情が歪み、後ずさりを始めたかと思うとそのまま一目散に逃げ出し始めた。
 サンレッドはしくじったと思いながら、逃げ出した少女の腕を掴む。

「だから誤解だって」
「近寄らないで、変態の人殺しッ!」
 パンと小気味のよい音が響いて、サンレッドのマスクが平手打ちされた。
 サンレッドは何が何だか分からず、逃げ惑う少女をぼーっと眺めていただけであった。

「……俺、正義の味方だったよなぁ…………。つかあのオカマ野郎にも逃げられたっぽいか?」

 サンレッドは思案する、逃げた少女を追って誤解を解くか、それとも危険人物であるDIOを追いかけて始末するべきか。

【E-5 草原/1日目。深夜】
【サンレッド@天体戦士サンレッド】
[状態]:脇腹に怪我(応急処置済み)、上半身に打撲、やや失血
[装備]:DIOの上着
[道具]:共通支給品(水1本消費)、たこルカ@VOCALOID、不明支給品*0~2
[思考・状況]
1、女の子(律子)を追いかけて誤解を解くか、DIOを追いかけて殺すか考え中

※制限の事を調子が悪いと勘違いしています



◆   ◆   ◆


 何が何だか分からずこの殺し合いに巻き込まれて、ふらふらと歩き回って最初に見つけたのは赤いマスクの男が別の男を拷問している所であった。
 ついてなかった、少しは話せると思った男は拷問狂の殺人鬼だったとは。
 無我夢中で助けなきゃと思い助けたが、残念ながらその男性は私が最初に探している765プロの関係者ではなさそうであった。
 私以外に765プロの皆が居るのかは分からない。これからどうやって生き延びればいいのかもまだ思いつかない。
 しかしただ一つ明らかなのは、私が立ち止まればあの拷問を受けていた男と同じ様に拷問の末に殺されてしまうかもしれないこと。
 そして私に出来る事はといえば、あの男を始末できる助っ人を探してなんとかしてもらうことだ。


【E-5 草原/1日目。深夜】
【秋月律子@THE IDOLMASTER】
[状態]:健康
[装備]:大河の木刀@とらドラ!
[道具]:共通支給品、不明支給品*0~2
[思考・状況]
1、サンレッドから逃げる
2、サンレッドを倒せる助っ人を探す


◆   ◆   ◆


 私は無様にも逃げ出した、あの下劣極まりない人間から。
 その選択は間違ったとは思っていない、しかしそれは耐え難い屈辱だった。
 あのジョースター一族にさえでさえ誇りや敬意はある。好敵手にふさわしい風格があった。
 だがしかしッ! あの男は違うッ!
 無教養で無作法で下劣極まりない。最低最悪の男だァァァーッ!!!
 だがヤツの持つ太陽の力は危険極まりない、私にとってはまさに天敵とも言える力だ。
 いくら帝王といえども人間で無い限りは、太陽の下に近寄る事さえできないのだ。
 いいや違うねッ! あれが太陽だというのなら私は何だ! 帝王だッ!
 帝王があのような男に敗れてはいけない、絶対にいけないのだァァァーッ!!!

「許さん、許さんぞサンレッド、絶対に許さんぞぉーッ!!!」


【F-5 森/1日目・深夜】
【DIO@MUGEN、ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]:半裸、重傷、去勢
[装備]:ライトセイバー@外人が想像したとてつもない日本が出てくるゲーム(RedAlart3)
[道具]:共通支給品
[思考・状況]
1、サンレッドを殺す、そのためなら手段は問わない

※自身の能力が制限されている可能性を理解しました


【たこルカ@VOCALOID】
巡音ルカをモチーフにしたタコ、ゆっくりしているかどうかは定かでない。
日本語も英語も堪能で歌もばっちり歌える以外に特技は無い。

【大河の木刀@とらドラ!】
大河がOPで持ってたり討ち入り時に使用してるアレ、手乗りタイガー仕様

【ライトセイバー@外人が想像したとてつもない日本が出てくるゲーム】
日立製作所提供、合衆国ニッポンポン突撃歩兵隊の標準装備。
動画タイトルは上記の通りだが、元ネタのゲームはRedAlart3というRTS。
性能はSTAR○ARSに準じる。切れないものはほとんどないはず。



sm05:カズヤ・オブ・瑞希 時系列順 sm07:日本語でおk
sm05:カズヤ・オブ・瑞希 投下順 sm07:日本語でおk
サンレッド sm38:たこルカのさっとシリアス
DIO sm35:F線上の帝王
秋月律子 sm52:魔法をかけて…?


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