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Rated-RKO

最終更新:2012年04月27日 00:33

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だれでも歓迎! 編集

Rated-RKO ◆Gay//98CDE



 廃墟の街に景観に似合わず可愛くて高級であろうドレスをまとった淑女がいる。
 しかし淑女は肩を上げて荒く呼吸をし、服や髪は乱れ汚れ尻餅をつきながら失望の顔を浮かべている。
 もう全てが終わる、そう諦観をし淑女は目をぐっと瞑った。

 殺し合いなんて嘘だと思っていた。
 偶然映画の撮影に言わせてしまったとかドッキリとか、あるいは夢とか、
 とにかく現実ではないと自分を信じ込めようと心の中で反芻していた矢先の話だった。

『悪いわね。貴方に恨みはないけど、でもね…… 私はどうしてもこのアナル♂ロワイアルの勝者にならなきゃいけないのよ』

 淑女に投げかけられた言葉は死の宣告。その発言に淑女は全身に悪寒が駆けまわる。
 一歩一歩ザクザクと荒れた地面を歩きコチラに近づいてくる死神。
 逃げなければ、逃げなければ、殺される。
 淑女は一目散に死神から遠ざかるように荒れた地面を疾る。
 だが長く走ることなど端から出来るはずなどなかった。
 何故ならば淑女の姿は、余りにも運動をするには不向きであった。
 風の抵抗をもろに受けるドレス、そしてなによりも美しさを表すためのハイヒール。
 こんな装飾では、一分もまともに走れるわけがなかった。
 事実淑女は荒れた地面もあいまって三十秒程度走った所で転倒。
 不思議な事に躓いた際に怪我はなかった、そんなことはもう関係はないのだけども。
 淑女は体制を立て直そうとするも、もうすでに目の先には死神が彼女を見下ろしていた。
 尻餅をついたまま、淑女は地面に手を掴みながら後退る。
 そんな淑女、レアを見つめながら、目の前にいる死神、男色ディーノはいつも通りの声色で語りかける。

『大丈夫。 私はただ貴方を殺すだけよ。 下品な真似はしないわ、そこは安心しなさい』

 やさしく笑顔を浮かべながら、ディーノはレアの首をめがけて両手を伸ばした。
 レアは目を瞑り、涙を浮かべながら、その執行を待つことしかできなかった。

「そう? だけど先にあなたが死ぬべきよ」

 けれどもレアに執行が下ることはなかった。
 その申し立てとほぼ同時に男色ディーノの後頭部に鈍い衝撃が流れる。
 思わずディーノはその原因があるあろう後方を見据えると、
 そこには紫色を強調した服装をしている一人の少女が
 眉間に皺を寄せながらディーノを睨みつけていた。

☆ ☆ ☆

 少女の名前は暁美ほむら。
 なぜレアを助けたかと問われれば特に深い理由などなかった。
 無論ほむらは『殺し合いなんてダメゼッタイ!』 などという甘い考えが先行しているわけではない。
 ただ、全体的にこの殺し合いはでたらめ過ぎている。
 いつの間にか体育館に拉致されて、殺し合いをしろと宣言され、
 最後の一人になったらなんでも願いを叶えてやる、そう大層なことを述べながら、
 筋肉モリモリマッチョマンの大男に一瞬に首を折られる始末。
 あえて自分の嫌いな奴の言葉を借りると、全く訳が分からないよと言わざるを得ない。


暁美ほむらもほんの一瞬だけは優勝とやらも目指すべきなのかどうか考量した。
 だけどそれは本当に須臾の間だけ。
 正直自分たちが命令を下した相手に一撃で葬られる人間がそんなことが出来るはずがない。
 あんなモノ見せられたら誰しもがそう意識してしまうだろう。
 それに鹿目まどか━━ほむらの生きる意味━━は望むであろうか、
 そんな紛い物のやり方で、罪なき人を殺しながら得た勝利を。
 否、望むはずがなかろう。
 たしかにどんなに汚れようと穢れようと構わないと誓った。
 しかしこれは余りにも分が悪すぎる、100%願いが叶う保証もないのにそんな馬鹿げたマネは出来るはずがない。
 それに暁美ほむらは魔法少女、偽りの真実であるが人々の夢と平和を守るのが仕事であった。
 だからほむらは手早く主催者の打倒をし、悪夢であるワルプルギスの夜との戦いを再開しなければならない。
 後者はともかく、前者を打破するための力は暁美ほむらは持ち合わせている。

 そのような決意を固めた直後に、ほむらの目前には何とまあわかりやすい展開が待っていた。
 パンツ一丁の変質者に襲われる乙女。
 この光景を見てほのぼのしく思える者はいるまい。
 ほむらは素早く二人の跡を追う。
 そうして変質者が追い詰めている何か語っている姿を見るやいなや、ほむらは足元にいくつも転がっていた瓦礫の一つを手に取り、
 そいつをそのまま後頭部目掛けフルスイング。
 命を奪うことも十分に考えられる攻撃。
 だが関係ない、なぜなら変質者だから。

「っつ…… 痛ったいわねえ……! あんたいきなり人の後頭部をぶつとかどういう教育受けてんのよ!!」
「あら、変質者には全力で抵抗しなさいって、先生は言っていたわ」
「……なかなかいい先生じゃない」

 変質者、男色ディーノは殴られた後頭部をポリポリと掻きながら
 襲撃者、暁美ほむらの方へ向きに口を開く。
 その口調からは余裕が感じられる。

「そんなことはどうでもいいわ。 今すぐその人から離れなさい。 今度はもっと痛い目にあうわよ」
「はっ、10代の小娘が何を言っているのかしら。 大体、今は殺しあいよ? 離れろとかそんな甘っちょろいこと言ってんじゃないわよ」

 交わされる言葉と言葉、だがそれは決して混じることのない、二律背反なモノ。

「まあいいわ。 まずはあんたから殺してあげるわ。 感謝なさい、この男色ディーノのデビュー戦の相手を務めることができるのだからね!」

 そして男色ディーノから放たれる開戦の音頭。

 撃、暁美ほむらに向かって放たれる無数のナックル。
 それを意図も簡単に回避する、流石に歴戦の兵なだけである。
 そんなほむらに反撃の隙を与えず拳を振るうはディーノ。
 なるほど、決してただの小娘ではない、同じ戦者として若干の敬いを持つ。
 だがその直後、男色ディーノは思わず勢いつけた拳を止める。

「消えた……?」

 今の今まで目と鼻の先にいたほむらが、消えていた。
 一体何が起こったのか、まさか瞬間移動か。
 男色ディーノは直ぐ様体全体を動かしあたりを見回した。
 余談だがなぜ男色ディーノはこのような非現実なことに対して直ぐに対応ができたのか。
 それは簡単なことである、彼が所属するDDTプロレスリングにはポイズンJULIE澤田と言うレスラーが呪術を使うし、
 遠く離れた米国ではアンダーテイカーとケインの破壊兄弟がよく瞬間移動や火炎演舞などを披露している。
 とこのようにプロレス業界では結構よくあることなのである。
 たしか元岩手県議会議員グレートサスケも催眠術が使えたはず。

 どこからでもかかってこいと構える男色ディーノ。
 遠距離からの攻撃でも回避できる自信がある、接近戦なら素早く捕まえて投げ技で屠る。
 策を施したその刹那男色ディーノに振りかかる砂利瓦礫の類。
 予想していなかった上方からの攻撃に、思わず取り乱す。
 いくらレスラーであって上半身が鍛えられているとしても、上裸の躰に粒状のものは鬱陶しすぎる。
 数々の粒に全身を使って反応するディーノ。
 その油断しきった間を、暁美ほむらが狙わないはずがなかった。

「くたばりなさい、この変質者」

 ディーノの後方から聞こえるは暁美ほむらの言葉。
 はっとした表情を出し、ディーノは後ろに振り返る。
 だがもう遅いとばかりに、暁美ほむらは思いっきり股間目掛けて蹴りを打ちかました。
 一般男性の誰もがその光景を見た際に苦い顔を浮かべるであろう壮絶な一撃を、男の急所である睾丸目掛けて仕掛けたのである。



 だが哀しいかな。
 盛り上がりを見せた戦いは、この一撃を持って一方的な暴力へと変わるのであった。




☆ ☆ ☆

「いっっっったああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!???????????????」

 思わぬ脚から伝達するとてつもない激痛に、暁美ほむらは似合わぬ大きな悲鳴を上げる。
 一体何が起こったのか、暁美ほむらは考えに考えを巡らせたが、答えを導くことはできなかった。
 その激痛の理由を正面にいる男色ディーノが知っている。

「ふっふっふ、ゲイである私の股間の強さを見誤ったわね! 確かに男を倒す一番の場所だわ。 
 でもね、私はゲイよ、プロレスラーよ、男色ディーノよ! 私を急所攻撃で仕留めたかったら、デビちゃん並の力と技を持つべきね」

 男色ディーノは日本で、いや世界で一番股間を使った攻撃方法が多いレスラーである。
 そんな股間を武器に使ったレスラーのイチモツが柔であるあろうはずがない。
 普段の冷静なほむらならば『男色』と言う二文字だけで何か違和感を浮かべながら慎重な行動を起こしたであろう。
 しかしあんなだらしない主催と敵の冗談みたいな格好の2つが原因となり緩みが出てしまったのである。
 これは紛う事無く暁美ほむらのミスである。


 想定外の痛みを伴い無意識にも膝をあげて両手で抱え込むほむら。
 無論そんな隙だらけの様相にディーノは漬け込んでいく。
 地面と接しているもう片方の脚目掛け、体を90度動かしそのまま利き足の踵裏をほむらの膝目掛けてぶつけていく。
 バチンと音が響き渡り、前のめりに倒れこむほむら。
 なんとか顔が地面に到着する寸前に、両手で顔を庇うことには成功した。
 ほむらは苦痛に顔を歪ませながらも、体制を整えるために素早くうつぶせ状態から片膝立ちまで移行する。
 だが遅い、既にディーノ脚はほむらのこめかみ目掛け放たれる。
 ほむらも速やかにこめかみ付近を腕で庇う、しかれどもその一閃はいくら魔法少女であるとは言えウェイトが違いすぎていた。

 防御は間に合い、脳みそが揺らされることはなかった、だがそれでもほむらは勢いには負け数メートル横へ吹っ飛ばされる。
 なんという体格差、なんという男女差であろうか。
 ほむらは年齢と釣り合わないほどの時を生き、誰よりも戦いを続け、不思議な力を持っている。
 運動能力も同年代の女児とは比べ物にならないほど優れている。
 ただの男であったら、ほむらが負けることなんて絶対にあり得ることはなかった。
 そうただの男であったならば。
 目の前の男は、誰よりも痛みと戦い、闘い、生活を共にしていた『プロレスラー』
 だからいくらほむらが超人的な身体能力を持っていても、少なくとも近距離の闘いに特化しているプロレスラー相手では相性が悪すぎた。
 第一ほむらは基本は武器を使った攻撃、しかも爆弾や銃火器などの中遠距離に特化しているものを使い戦ってきた。
 流石のプロレスラーでも遠距離からの攻撃には慣れていない、普段通りに戦っていれば、ほむらはもっと善戦できたはずだ。
 だがそれを怠ってしまった、これもまた暁美ほむらの大きすぎる失態であった。

 先ほどとは逆に今度は仰向けに倒れ伏すほむら。
 吹き飛ばされた転がされた衝撃で全身が痛いが、一刻も早く次の手を打たねば。
 上半身を起こし立ち上がろうとする。
 男色ディーノは、すぐそこに迫ってきているのだから。



「ねえ、あなた…… レズでしょ?」


「………………………………………………………………ハアッ?」


 起立しようとするほむら目掛け男色ディーノは突拍子も無いことを問いかける。
 そんなディーノに対してほむらは素っ頓狂な発言に思わず反応をし全ての動きが止まる。
 その隙を決してディーノは見逃さない。

「しまっ……?」

 無意識化になって一秒ももたずして、ディーノはほむらの両足を掴み自らの足を軸にしてほむらの両脚を絡ませていく。
 思わず声を上げてしまうほむら。

「私もゲイだからね、なんとなくわかっちゃうのよ。 なんというかオーラとかその辺で。
 惜しいわねえ、こんな時じゃなかったら同じ同性愛者として仲良くやっていけそうな気もするのよね」

「私は同性愛者なんかじゃ…… っきゃ!?」

 でもアナルロワイアル最中だしとディーノは付け加え、
 交差したほむらの両脚をがっちりと掴みながらそのままぐるっと反転させる。

スコーピオン・デスロック

 サソリ固め

 シャープシューター

 多数の呼び方がある、プロレス技の中でも最上級の苦痛を与える技の完成である。

「ガ…… ががが……」

 暁美ほむらの足首が、膝が腰が、呼吸器官が一斉に悲鳴を上げる。
 想像を絶する重苦がほむらの全身に襲いかかる。
 声を荒げようとするも、その発声器官さえも締め上げるのがこの技の特徴。
 これがプロレスならば、タップアウトして敗北宣言をすることで逃れることが出来る。
 だがこれはプロレスではない、本気の殺し合い。
 だからディーノは華奢であることも意に介さず、ほむらを反り上げる。
 実際問題、一般人がやった際にも死亡事故の事例があるほどの技だ。
 それを本職であるディーノがやった場合は、言うまでもないだろう。

 もがけばもがくほど更に痛みは増すばかり、逃げることはできない物理的な抑圧。
 島全体に響くほどの絶叫をしたいけどもそれすらもできることがない精神的な抑圧。
 魔法を使えばどうにかなるとも考えられない。
 何故ならばほむらはサソリ固めの解除の方法などまだ知らないのだから。

 暁美ほむらの心と意識の灯火は今にも消え去ろうとしていた。
 必然と瞳からは涙が溢れ出してくる。
 油断に油断を重ねたことの慚愧のいたりからなのか
 今までの努力が全て無に帰すということからなのか。
 あるいは両方か。

(ゴメンね…… まどか……)

 薄れ行く意識の中で、暁美ほむらは胸中で生きる意味である人物に詫びる。
 絶望する必要もなかった、もうこれが私の運命なのだと。
 全てを暁美ほむらは諦めていた。

「やめてぇぇえええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!」

 諦観した矢先に響き渡る、ディーノも、そしてほむらさえも忘れかけていた存在が場を支配する。

☆ ☆ ☆

「その子は…… その子は私を助けるためにやってくれたの! だから…… お願い……
 私を殺してもいいから…… 何をしても構わないから…… 何でもするから…… その子だけその子だけは…… 
 今だけでもいいから…… 見逃してください……!」

 令嬢としてのプライドか。
 あるいは世間知らずの愚行か。
 ともかく、凛とした態度でレアは男色ディーノに向かって嘆願する。
 レアの双眸や面貌は全ての受け入れられる覚悟を決めている、そんな形相であった。

 それを見たディーノは、顔を歪ませる。
 そしてあろうことか締め上げることを緩め、更にはほむらの両脚を離し自由にさせる。
 ディーノの表情は、想定外の現象に少しだけ焦っているようだ。
 解放されたほむらは荒々しく呼吸をする。

 ディーノはゆっくりと倒れているほむらを気にしながらレアに向かい言い放つ。


「あんた、何でもするって言ったわね」

「……ええ」

 ディーノは顎に手を置き考え込んでいる。
 そうねえとディーノは呟き、ほむらの方を見据えてにやり。

「さっきの話聞いていてとは思うけど、この子レズなの。
 あ、レズっていうのは女なのに女を愛してしまうってことね。
 だからまあ、この子にそういう行為をやりなさい。
 つまりレズセックスをなさい、そうしたら今のところは見逃してあげる。
 まあ考える時間や相談する時間はあげr」

「やります」

「え!? そ、そう、じゃあやりなさい。 今すぐ、早く」

 男色ディーノがレアに述べたことは畜生と表現しても過言ではないほどのことであった。
 だがレアは即答した、そしてズカズカとディーノを横切り、倒れているほむらの方へと向かう。

(え、えええ、えええええー!?)

 そして暁美ほむらも相当に焦っていた、まさか悩みもせずにそんなことを承諾してしまうとは。
 自分はまどかを好きすぎているかも知れないが、同性愛者ほどではないと思っている。
 あくまで親友であるからこその今まで頑張ってきた、断じてそういうことをしたいがための行動ではない。
 当然今のディーノの弁もそりゃあ最終的には承諾するかも知れないが即答する自信はない。

 そんな事を思案しているうちにほむらの目の前にはレアが少し悲しくも柔らかな顔で立っていた。
 地面に両膝をつけ、やさしくほむらの体を抱えこむ。
 今の今まで私のために戦ってきてくれたのだから、そんな精一杯優しさを込めてられていた。

「ごめんなさい…… 貴方は本当は違うかも知れない…… でもこうしないと…… 
 こうしないと私も貴方を守れないから……」

 そう包み込んだほむらに向かい優しく囁く。
 そして少しずつだがレアの花唇はほむらの唇へと近寄ってくる。

 そんなレアをぼーっとし顔を赤らめて見つめてしまっているほむら。
 なんか恥ずかしいと目線をレアの後方へと移すと、そこには衝撃の事態が。

 何とその目線の先には、二人を殺そうとしていた男色ディーノが走って逃げていたのである。

 これは一体。
 思わぬ事態にほむらは思索する。
 よくよく考えればホモである奴が女同士のそれを強要した時点で何かを企んでいたと一考するべきであった。
 そもそもなんであいつはここから逃げたのだろうか、それすらもよくわからない。
 とにかくディーノがいない以上、もうこのようなことはする必要もない。
 だからほむらは口を━━開けなかった━━

 重ね合わせられる唇と唇。
 その瞬間、ほむらの脳裏は真っ白となった。

 突き飛ばし拒絶することも出来なくはないだろう。
 だけども技を食らい続けた体を、温もりがたっぷり染み込んだレアの両腕を、体を突き放すことなど毛頭出来なかった。

☆ ☆ ☆

「んん…… ん……」

 廃墟の街で二輪の花が咲き誇る。
 ここが廃墟になった理由はわからない。
 だが少なくとも今ここには愛や微笑が存在することはなかったであろう、廃墟というのはそういうのの結晶であるのだから。

 しかしいまここには大きすぎる愛が存在している。

「ん……っは……っ」

 触れ合う舌と舌。
 互いにキャンディーでも舐めあっているかの如く、チュルチュルと愛の音が廃墟の街を賑やかす。
 私はどれだけの唾液を与えたのか。
 私はどれだけの唾液を貰ったのか。
 口内では幾重にも美味の代償が重なりあわせ、波立ち糸を引く。

「はっ……はっ……」

 呼吸を整えるためか、または緩急をつけるためなのか。
 二人の舌は一度の別れを迎える。
 ほむらとレアの口腔から、絹糸のような汁が溢れ出している。

「あっ……」

 レアの手が顔かスーッと唇、顎、喉へと流れていく。
 擽ったい感覚に思わず声を上げる。
 喉から下の分かれ道、手はすかさず暗い闇の方へと進んでゆく。
 手はそのまま坂を登り覆いかぶさる布を掴みずらす。
 そうして現れた坂の頂上の周りを指先が上へ、下へ、右へ、左へ、縦横無尽に駆け巡る。

「ん…… あっ……」

 山頂が尖りを魅せ、それに合わせてほむらは小さく嬌声を上げる。
 そうして周りを巡っていた指は今度はくすぐるように、あるいは掻き毟るようにして柔らかな極点を触れていく。

「あっ…… あっ…… ふあっ…… ああっ……」

 触れられなでられ摘まれる度にほむらは年に相応しくない色っぽい声を上げ応える。
 火照ってくる体、それに従うように局部からは液体が着々と布地を湿らせていく。
 もじもじと脚部を動かす。
 それを見てかレアは暗闇から手を出してほむらを支える。
 そしていままで抱え込み支えていた逆の手を、ほむらの脚部へと向かわせる。

「うあぁッ!?」

 湿り気はさらにました秘部に手が触れた刹那に。
 ほむらは甲高くそして泣きそうな叫び声を上げる。
 でもこれは嫌悪からではない、快楽からでのこと。

「あッ…… あッ…… あ…… あんっ…… 」
 人差し指中指人差し指と秘部をなぞって行く。
 時には強めに、時には荒々しく、緩急をつけていく。
 クチュクチュと液体が迸る、その量は増えていくばかり。

(あ……)

 何がが私の中で起きる。
 ほむらは白くなった頭の中でこのあと起きる事態を想定する。
 痛みも擽ったさも、全てこれのために薄れていったんだなあと。

「あッ……ふぁッ……あ……ああッ……やッ……んふぅ…………」

 止まらないレアの指先。
 ほむらはそれはもうすぐそこにある。

(なるほど…… 悪くは…… ない…… わ…… ね……)

 ほむらはいつの日か、今度は愛だけで同様なことができますようにと
 夢を見て逝き、果てた。

 ☆ ☆ ☆

「ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい!」

「いや、私は大丈夫よ。 それに、あなたのお陰で…… その…… だいぶ楽になったし……」

 ほむらの意識が回復し立てるほどに痛みも引いた頃、
 男色ディーノがとっくの昔に消えていたことを伝えられたレアは
 顔や目を真赤にし涙を零しながら物凄い勢いで謝罪をする。
 それを耳にするほむらも同じように顔を赤らめながら、言葉を返す。

 別に今までの行為は生死をかけて行ったこと。
 これをすれば助かるという事ならば、それは全力でやるしか無い。
 本来殺し合いの場ではやる必要もない事だが、そうしなければならなかったのだから仕方ない。
 仕方ないったら仕方ない。

「とにかく私たちは生き残ったのよ、生きていれば必ずこの殺し合いを企画した奴らに抵抗できるし、
 あの男色とか言う奴にも仕返しが出来るのよ。 だから一緒に…… 戦いましょう」

 そう言ってほむらは手を差し伸べ握手を求める。
 俯き加減でいたレアも、それをみて涙を拭ってそれに応える。
 がっちりと組み合わせられる手と手、それはこれからの決意を表しているようだ。

「私の名前は暁美ほむら、これからよろしく頼むわ」
「わ、私はレアって言います。 同じくお願いします!」

 ともに己の名を宣言する。
 その様相は、この先何が起ころうとも抵抗してやろうとする決意に溢れていた。

【J-5 廃墟の街内/一日目 深夜】

【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ】
[状態]:全身痛(軽度) 湿り気 火照り
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本思考:ワルプルギスの夜を倒してまどかを助けるために殺し合いの早期打破
0:悪くはないわね。
1:とりあえずレアと情報交換とかをする。
2:男色ディーノは次こそ倒す。

【備考】
※目覚めました。

【レア様@MikuMikuDance】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本思考:ほむらと一緒に殺し合いの打開。
1:ほむらと情報交換とかをする。

【備考】
※出典元はMMD全般なのでもしかしたらMMDDFFみたいに魔法が使えるかも知れません。
 その辺りは後続の書き手の方に一任いたします。


☆ ☆ ☆

「これくらい離れれば、後ろを取られることはないわね」

 一方レアにとんでもないことを命令しておきながら、早々に現場から立ち去っていた男色ディーノは
 彼女らがいる位置から相当遠くまで移動していた。

「しかし怖かったわ。 覚悟を決めた奴と超能力を使う奴、一緒に相手なんて出来るはずがないじゃない」

 ディーノがほむらを殺さなかった理由は単純な理由ではなかった。
 もともとほむらもレアも開始直後で状況判断をさせる以前に攻め上げたからこそ
 一方的な展開にいけただけだと知能派ファイターであるディーノは受戒する。
 過信はしない、過信と慢心は勝負において一番の害悪であるのだから。

 レアの覚悟。
 それはどんなことがあろうとほむらを守ろうとするということ。
 もし断った場合は容赦のない手段でディーノに襲いかかるであろう。
 追いつめられた人間がどれほどの力を放つか、たった一瞬の出来事で逆転が起きるプロレスでディーノは散々に経験している。
 それに締め上げていたほむらも同調して同等な力を出してくるかも知れない。
 そうなった場合、無傷でその場を切り抜けるのは不可能。
 最悪、死に至ることまで考えられる。

 多対一のハンデキャップマッチは多数側が余裕をさらけだして結果全力で戦わないから勝機があるのであって、
 全員が心血注いだ場合は一側が勝てる確率は余程の心技体の差がない限りは1%未満まで落ちる。
 だからディーノはレアに無理難題をふっかけ、考えている最中にその場から離脱することに決めたのだ。
 もっとも即答されてやばいと思ったが、レアの全神経はほむらの方に向いていたため計画通りにはなった。

「まあいいわ。 命あってのアナル♂ロワイアルよ…… 
 どんなことがあろうと最終的に立っているのはこの男色ディーノ様よ。

 しかし女の体を触りまくってしまったわ…… どこかにいい男はいないかしら……」

 殺せなかったが無傷で切り抜けたからよし。
 気持ちを切り替え男色ディーノは、次のターゲットを探すために一人淡々と歩き続けるのであった。

【I-6 南部/一日目 深夜】

【男色ディーノ@DDTプロレスリング】

[状態]:健康 男の体を触りたい、舐めまわしたい、いれたい。
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本思考:アナル♂ロワイアルの優勝者となる
1:どこかにいい男はいないかしら。

【参考動画】

【第8回MMD杯本選】MMDDFF【FF再現バトル】
レア様って誰? って言う方に。
原作でティナのポジションをやっているのがレア様です。
ttp://dic.nicovideo.jp/v/sm16944590

【RADIO 4Gamer 第15回のおまけ動画】
男色ディーノって誰? って言う方に。
岡本信彦をいじっている方がディーノです。
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm11418939




sm17:烏賊の見る夢は 墨よりも暗い暗闇じゃなイカ? 時系列順 sm19:魔王、邂逅。
sm17:烏賊の見る夢は 墨よりも暗い暗闇じゃなイカ? 投下順 sm19:魔王、邂逅。
暁美ほむら sm50:まどほむはいいねぇ、虚淵が生み出した文化の極みだ
レア様 sm50:まどほむはいいねぇ、虚淵が生み出した文化の極みだ
男色ディーノ sm47:Ctrl+V

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