概要
2006年発売。24bitCPUを搭載、世界初の楽器用エフェクター接続端子を装備したデジタルミキサー。開発にはDJ YUZEが関わっているそうな。
1ストローク0.15秒以下のクラブスクラッチにも対応
完全なアナログ素子インターフェイスを使って、デジタルエンジンを完璧にシームレスコントロールする、ハイブリッドデジタルミキサーです。24bit マルチチャンネル Digital Audio Processorと超高速CPU、96kHz A/D/Aの組み合わせにより、ダイナミックレンジ 102dB、そして現行のアナログ機器と同等以下のレイテンシーを実現。1ストローク0.15秒以下のクラブスクラッチにも対応。
音のクリアーさと切れの良さを実現
デジタル信号処理ならではのL/R間、チャンネル間、クロスフェーダー間のクロストークは-90dB以下という、アナログ機器では考えられなかった性能により、別次元のノイズレスで音のクリアーさと切れの良さを実現。
細かい調整やチューンアップも可能
ボリューム、フェーダー等のカーブやカットラグ（遊び）は、細部まで調整可能で、将来的に音楽シーンに合わせたパラメーターチューンアップも内部ソフトウエアのアップグレードにより可能です｡
※2006年8月以前に出荷された製品のAC-20アダプターにリコールが有りました。（2次側プラグ（本体に接続するプラグ）内部のネジが、ケーブルの引っ張り等の力により、外れてプラグ内で端子に接触し、ショートする可能性がある）購入する場合はアダプターの状態を必ず確認すること。
シャンパンゴールド×ブラック（Power DJ's限定販売）
2007年Vestax エクストラバガンザ賞品（ゴールド）
2007年Vestax エクストラバガンザ賞品（シルバー）
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以下レビュー |
本体は非常に重いです。もし手を滑らせて落とそうものなら全損必至。ノブもフェーダーもしっかりしていますが電源コード部が曲者で、初期ロットは本体とコードの接続部が弱く断線してショートする事例がありリコール対象になってました。他にも使用中、急に音が出なくなるなど何かと問題があったようです（完全に改善されたかは不明。ちなみにこの文章書いてる人は2台所有してますが電源コード以外は問題なし）
ノブ、フェーダーの基本配置は07Proとほぼ同じですが多機能ゆえ一見しただけではすべての機能は把握不可。しかし実際使うとすぐ覚えられます。
PGMリバース、縦・横フェーダーのリバース設定、横フェーダーの左右カットラグ調整可能など同等、もしくはそれ以上のスペックのミキサーはRANE TTM56（初代）かECLER HAK380しかない程。さらに楽器用エフェクターも接続可能。音質も07Proの様に輪郭がぼやけることもなくシャープです。
普通のスクラッチだけではなくエフェクターやフットサンプラーなどを使用したスクラッチパフォーマンスを追求するのであれば絶対に必要になる1台。
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PMC-08Pro2
かつてPMC-08Pro2という名称でUSB MIDIファンクションを搭載したモデルが発表されていた。
スペック表（メーカーサイトより引用）
入力 LINE STEREO×2
PHONO×2
AUX RTN STEREO(MONO)×1 φ6.3PHONE(- 10dB/0dB/+4dB)
EFFECT RTN STEREO×1 φ6.3PHONE(-10dB/0dB/+4dB)
SESSIOON IN STEREO×1 RCA
MIC1 φ6.3PHONE
出力 MASTER STEREO×1 XLR(2HOT)
MASTER STEREO×1 RCA
BOOTH STEREO×1 RCA
AUX SEND STEREO(MONO)×1 φ6.3PHONE(LINE/INST)
EQ
CH-EQ.3BAND EQ / 3BAND ISOLATOR
デジタルスペック DIGITAL AUDIO PROCESSOR
24bit TO 36bit INTERNAL PROCESSING
S/N RATIO : 102dB
SAMPLING RATE : 96kHz, 24bit
A/D CONVERTER TYPE : STEREO ΔΣ (DELTA SIGMA)
■価格
最終更新：2018年11月13日 23:26
