概要
RANE serato Scratch Liveを中心としたラップトップDJシーンが急激に盛り上がる 2006年、良質なオーディオインターフェイスやコントローラーで有名なメーカーM-AUDIOが立ち上げた 新しいブランド「SynchroScience」より、DJソフト「Torq」が標準バンドルされた ハードウエアが続々発売されました。
Torq Conectiv Vinyl/CD Pack
PHONO入力2系統、LINE出力ステレオ2系統のオーディオインターフェイス「Conectiv」により タイムコードコントロールが可能。
さらに、音楽ファイルのコントロールはタイムコードコントロールをするのか、ソフト内部で行うのか、 またはミックスはソフト内で行うのか、外部のDJミキサーを使用するかを選ぶことができ、 ユーザーのニーズにあわせた環境設定が可能です。
RANE scratch Live のインターフェイス部SSL1はRANE Scratch Liveのみ使用可能に対して、 M-AUDIO Conectivはオーディオインターフェイスとしても使用可能なので、 ableton Liveや ProTools M-Powered8などと組み合わせて使ったりと汎用性は高いです。
DJソフトTorqでは2デッキに音楽ファイルをアサインできる他にサンプラー機能も搭載。 TriggerFingerなどのパッドタイプのコントローラーを使用すればDJプレイの幅が広がります。
現場で使用ももちろん可能ですが、RANE Scratch Liveの半分のコストで購入できることもあり ホームユースをターゲットにした商品といえるでしょう。
スペック表
【マイクロフォン入力】
●インピーダンス:340kΩ
●最大出力レベ: +4.1dBu(1.243Vrms)@最小ゲイン時
●SNR: -98dB, A-weighted
●ダイナミックレンジ :98dB, A-weighted
●歪み率 :0.00686%(-83.3dB)@ -1dBFS, 1kHz
●周波数特性 :20Hz?20kHz, +/- 0.2dB @ 48kHzサンプリングレート
●プリアンプ可変ゲイン: >25dB
【フォノ入力 】
●入力インピーダンス:48kΩ
●EQ:RIAAカーブ
●ゲイン:43dB
【ライン入力】
●入力インピーダンス:48kΩ
●最小ゲイン時の最大入力レベル: +10dBV(3.162Vrms)、アンバランス
●チャンネル間のクロストーク: < -100dB @ 1KHz ●ダイナミックレンジ :97dB, A-weighted
●歪み率 :0.00557%(-85.1dB) @ -1dBFS, 1kHz
●周波数特性 :20Hz?20kHz, +/- 0.2dB @ 48kHzサンプリングレート
【ライン出力 】
●出力インピーダン: 100サンプリングレート、アンバランス
●最大出力レベル: +11.4dBV(3.711Vrms)、アンバランス
●チャンネル間のクロストーク:< -109dB @ 1KHz ●ダイナミックレンジ:95dB, A-weighted
●歪み率:0.00390%(-88.2dB) @ -1dBFS, 1kHz
●周波数特性:20Hz?20kHz, +/- 0.1dB @ 48kHzサンプリングレート
【
ヘッドフォン出力】
●最大出力 :0dBV(1Vrms, 2.8Vpp)into 30Ω
●動作範囲 :16?80Ω
<最低動作条件>
Mac OS X:
- Mac OS X 10.4.9以降
- Power Mac G4 1.5GHz
- 1GB以上のRAM
- コンピュータに搭載されたUSB端子 Windows PC:
- Windows XP SP2
- Pentium IV 1.4 GHz
- 512MB以上のRAM
- コンピュータに搭載されたUSB端子
■価格
- 35.000円前後(Torq Conective Vinyl/CD Pack・当時)
Torq
http://www.m-audio.jp/?do=products.family&ID=dj
Torq取扱説明書
http://www.m-audio.jp/images/global/manuals/Torq%202.0%20User%20Guide_JP.pdf
最終更新:2017年12月15日 11:32