概要
2004年6月発売。フェーダースタート機能、光デジタル出力機能、LRスプリット(選択されたチャンネルのL、Rを分割し個別の音量・EQコントロールが可能)、光学式クロスフェーダーに減衰量-24dB(12dB/oct)の強力なEQを装備した4chミキサー。本体カラーはブラックとシルバーの2色展開でシルバーは同時発売の
SL-DZ1200と色・サイズがマッチングするようにデザインされている。ブラックは割りと希少。
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以下レビュー |
小さい。SH-EXを1.3倍にスケールアップした感じ。そのため一般的な2chミキサーを取り扱う感覚で操作できるため、スクラッチ・ジャグリング共に特に違和感なく可能。また各種ノブ・スイッチはしっかりと装着されぐらつきもなく頑丈な印象。
上記の通りコンパクトサイズだが旧式機のためエフェクター・サンプラー等は無いのでシンプルそのもの。EQノブの配置は比較的狭いため特別手が大きい人は少し苦労するかも。また、クロスフェーダー・アサイン機能は取扱説明書必至のややこしさのため注意。
深くはチェックしていないがSH-EXの音をより向上させた感じ。良くも悪くも家電っぽい音質。
上記の通り"4chミキサー"としては至極普通といった印象。しかしこれを"2chミキサー"として見ると全く別。縦・横フェーダーがすべてリバース可能、またCFは光学式で触った印象はSH-EXそのもの。さらにLRスプリット機能なども考えるとこの製品は多機能2chミキサーとして使用するのが一番いいのでは無いかという印象。
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スペック表
サイズ(幅×高さ×奥行き) 300×103×330mm
質量 5.2Kg
消費電力 30W
電源 AC 50/60Hz 100V
●デジタルオーディオ入力:対応サンプリング周波数 48 kHz/44.1 kHz/32 kHz(PCM)
●デジタルオーディオ出力:サンプリング周波数 44.1 kHz(PCM)
●入力感度/入力インピーダンス:PHONO(TRIM center) 2.5 mV/47 kΩ、LINE(TRIM center) 250 mV/10 kΩ、EFFECT RETURN 250 mV/47 kΩ、MIC 0.7 mV/1 kΩ
●定格出力電圧/出力インピーダンス:MASTER 1/2(RCA) 1 V/600 Ω、MASTER 1(XLR) 1 V/600 Ω、MONITOR 1 V/1 kΩ、REC OUT 250 mV/1 kΩ、EFFECT SEND 250 mV/1 kΩ、 HEADPHONES 30 mW/32 Ω
●周波数特性:MASTER 1/2 20 Hz - 20 kHz、REC OUT 20 Hz - 20 kHz、EFFECT RETURN 20 Hz - 20 kHz、MIC 20 Hz - 20 kHz
●イコライザー特性:CD/LINE/PHONO LOW +12 dB、 - 24 dB(50 Hz)、MID +12 dB、 - 24 dB(1 kHz)、HIGH +12 dB、 - 24 dB(10 kHz)、MIC LOW +12 dB、 - 24 dB(100 Hz)、HIGH +12 dB、 - 24 dB(10 kHz)
価格
最終更新:2018年11月14日 23:44