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最後の忍道 - (2008/06/12 (木) 04:50:04) のソース
*最後の忍道 #contents ---- **データ -アイレムソフト:2007年5月8日配信 -アイレム:1990年7月6日発売 -ジャンル:アクション -プレイ人数 1〜2人(交互プレイ) -コントローラ:リモコン・GC・クラコン -Wiiポイント:600 -使用ブロック数:93(21 ※ダウンロード後) -当時の販売価格:7,000円 -紹介ページ --[[公式紹介ページ>http://vc-pce.com/jpn/j/title/saigononindo.html]] **概要 -本作は1988年にアイレムがアーケード向けに制作した『最後の忍道』をPCエンジン用ソフトとして移植したものである。 -主人公の抜忍「月影」を操り、4種類の武器と2体の分身を駆使しながらステージを進んでゆき、最後に登場するボスを倒すと1面クリアとなる。全7章(ステージ)で、最終ボスを倒すとエンディングを迎える。 **とにかく硬派な世界観 //何度も何度も書き直し泥沼状態でスミマセン。 //もう、次のエントリ作成に移ろう… >< -本作は和の世界をテーマとしたアクションゲームだが、実際にプレイしてみると他の和風ゲームとは一線を画していることに気づく。それは…とにかく硬派なのである。例えば同じくVCで配信中の『[[源平討魔伝]]』というゲームがある。こちらは平安時代末期の「壇ノ浦の戦い」で源氏に滅ぼされた平氏の復讐劇を扱った作品だが、一見おどろおどろしい世界観の中にもどこか血の通ったユーモアが感じられるものとなっている(そのものずばり『だじゃれの国』なんかも登場する)。ところが本作には、そのようなユーモアが一切排除されているのである。色調を抑えた風景は儚くも美しく、襲い来る敵を倒すもただ煙のごとく消え去るのみ…。ああ、なんという侘しさか。また各章の副題も「阿修羅」「双斧鬼」「魔界半蔵」「魔窟屋敷」「風魔九人衆」…と実に殺伐としている。このようなシリアスさと無常観が本作の大きな魅力になっている。 -硬派な世界観に呼応するように、オリジナルのアーケード版は超高難易度のアクションゲームとして名を馳せていた。PCエンジン版もやはり難易度は高いものの、一撃死するアーケード版と違い体力制モードが追加されており、そちらを選べば難易度がかなり緩和される。 **システムに定評のあるアイレム -アイレムといえば『[[R-TYPE>R・TYPE I]]』『[[イメージファイト]]』などの凝ったシステムのシューティングゲームを思い浮かべる方も多いと思うが、本作のシステムもかなり独特なものになっている。 -主人公は性能の異なる4種類の武器をあらかじめ使用できるようになっており、切り替えボタンでいつでも武器を変更することが出来る。また武器のパワーアップアイテム「霊光宝珠」を取得することで、武器の威力が増したり、効果そのものが変化する。 -もうひとつの特徴が、2体まで装備できる「分身」である。このようなアクションゲームの「分身」といえば、[[ツインビー>出たな!! ツインビー]]方式の自機に収束するタイプが多いが、本作の分身は[[グラディウス>グラディウス(PCエンジン版)]]の「オプション」と同じ動きである。つまり自機の動きを止めても収束せずその場に留まる。この動きを利用して、あらかじめ敵の出現場所に分身を配置しておき、出現と同時に倒すなどの戦略を用いることが出来る。 -このようにテクニカルな要素が強い一方、序盤のステージでは主人公の火力が強力なため、比較的さくさくと進めることができる。最初に軽快なアクションによる爽快感を味わいながら、徐々にテクニックを身につけてゆけば、いつのまにか本作の魅力に取り憑かれることになるだろう。 **他作品との関連 -VCで配信されているアイレム製アクションゲーム --[[ビジランテ]] --[[レジェント・オブ・ヒーロー・トンマ]] -VCで配信されている忍者ゲーム --[[影の伝説]] --[[忍者じゃじゃ丸くん]] --[[忍者龍剣伝]] --[[シャドー・ダンサー]] --[[ザ・スーパー忍Ⅱ]] --[[ニンジャコンバット]] --[[ニンジャコマンドー]] -VC配信が期待されるアイレム製アクションゲーム --[[アンダーカバーコップス]] --[[スパルタンX]] **隠しコマンド ***ステージセレクト -タイトル画面表示中に1Pコントローラで1、2、1、1、2、1、ー、+の順に入力する。