【ワシントン時事】民主党の鳩山由紀夫代表は27日付の米紙ニューヨーク・タイムズに「日本の新たな道」と題する論文を寄稿、東アジア地域で通貨統合や恒久的な安全保障の枠組みづくりを目指す考えを示した。
鳩山氏は「イラク戦争の失敗と経済危機により、米国主導のグローバリズムの時代は終焉(しゅうえん)し、多極化の時代に向かっている」と指摘。その上で、持論の「友愛」精神から導かれる国家目標として「東アジア共同体」創設を提唱した。
さらに、その具体化のため、安定した経済協力と安全保障の枠組みをつくるべきだと主張、「それが米中両国のはざまで日本の政治的、経済的な独立を守るための適切な道だ」と強調している。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009082700218
鳩山氏は「イラク戦争の失敗と経済危機により、米国主導のグローバリズムの時代は終焉(しゅうえん)し、多極化の時代に向かっている」と指摘。その上で、持論の「友愛」精神から導かれる国家目標として「東アジア共同体」創設を提唱した。
さらに、その具体化のため、安定した経済協力と安全保障の枠組みをつくるべきだと主張、「それが米中両国のはざまで日本の政治的、経済的な独立を守るための適切な道だ」と強調している。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009082700218
民主・鳩山氏「アジア共通通貨の実現を」
(2009年8月6日23時58分 読売新聞)
民主党の鳩山代表は、10日発売の月刊誌「Voice」に寄稿し、東アジア地域の通貨を統合する「アジア共通通貨」の実現を提唱した。
民主党の鳩山代表は、10日発売の月刊誌「Voice」に寄稿し、東アジア地域の通貨を統合する「アジア共通通貨」の実現を提唱した。
鳩山氏は、「私の政治哲学」と題した寄稿で、自らの政治信条である「友愛」に基づく国家目標の一つとして、「東アジア共同体」の創造が必要だとの考えを示した。
具体的には、国際情勢について「米国一極支配の時代から多極化の時代に向かう。中国が、軍事力を拡大しつつ、経済超大国化していくことも不可避の趨勢(すうせい)だ」との認識を示した。そのうえで「アジア共通通貨の実現を目標とすべきであり、その背景となる東アジア地域での恒久的な安全保障の枠組みを創出する努力を惜しんではならない」と主張した。ただ、アジア共通通貨の実現には「今後10年以上の歳月を要する」とし、政治的統合には「さらなる歳月が必要」とも指摘した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090806-OYT1T01282.htm
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090806-OYT1T01282.htm
#