エリカ=水無月

【名前】エリカ=水無月
【性別】女性
【年齢】16歳
【所属】なし
【容姿】
身長152cm、体重46kg。線が細い。さらさら黒髪ショートボブというかおかっぱ。
平時の瞳の色は緑だが、能力を最大出力で行使している時と『紅い満月』が昇る夜は血のような赤に染まる。
よく着ている服は学校制服らしい黒いセーラー服や、シックな色合いのリボンブラウスなど。
能力の性質上かなりの頻度で服が破れたり染みがついたりするので、同じ衣装を大量に持っていると思われる

【性格】
よく言えば真面目で冷静、悪く言えば苛烈で共感性を欠く。誰に対しても敬語を貫き、しばしば他人行儀に映る。
消息不明の親友・紗友里=エマーソンに強い思慕の念を抱き、その足取りを追うためならば強引な手法も用いる。
不必要な殺人(特に事情が判然としない場合)は避けるが、最善策だと判断すれば敵を殺めることを躊躇しない。

虹彩が赤に染まっている時は平素に輪をかけて酷薄に、そして紗友里に対しては情熱的になる。
エリカが異能によって暴かれた己の非情さに煩うことはないが、ただ唯一、自身が紗友里に危害を加えた可能性については苦悩している。

一人称:私
二人称:あなた、~さん、(紗友里に対してのみ)呼び捨て

【異能力】
《ブラッドブレイド》
血液を操る異能力。自らの血液と、それに触れた他者の血液を操作(這行・変形・固体化)する。
血球系の強化により、血中酸素量の操作を通した身体能力の底上げ・自然治癒の高速化・免疫力の向上も副産物的に発生。
支配下に置いた他者の血液は自らの中に取り込むことも可能で、吸血が体力や負傷を回復のために極めて有効な手段となる。
ただし戦闘中の大がかりな吸血は無防備状態と同義であり、おいそれと実行できるものではない。

能力の性質上、血の武器による白兵戦にも飛び道具の撃ち合いにも適応でき、トラップの設置も得意。
返り血による反撃やスリップダメージを与える血液弾と言った搦め手にも長けたオールラウンダーである。
敵の特性を見極め、最も相性差が開く間合い・環境で戦う――それこそがこの力の真骨頂であり、明確な不利がつく相手は少ない。
一方で攻撃それ自体が体力の消耗を招くため、長期戦では持久力という泣き所が顕在化しがち。

「ブラッドブレイド」の能力名は本人の命名ではなく対峙した相手からの呼称で、コードネームに近い。
その由来はエリカが頸動脈からの意図的な出血で形成する「血編みのスカーフ」から。
これは急所である首を守るだけではなく、至近距離での差し合いでは触手のように敵の隙を突く柔軟性に富んだ武装だ。

【概要】
アーストンの名門私立女子高に通う少女。登場段階では1年生。
ある『紅い満月』の夜、無二の親友「紗友里=エマーソン」と共に空を見ていた時に異能力に目覚めたが、その前後の記憶が無い。
しかも共に居たはずの親友は翌日から学校を欠席し続け、寮にも帰っていない状態。
入学以来ずっと一緒だった友人の消息は警察でも分からず、エリカは自らの力でその行方を追うことを決意した。
たとえ、道の先に何が待っていようとも。

【現況】
☆「血液を操る異能力者の少女」に対する謂れのない恨みを一部で買っている。原因は把握していない。
☆親友の居所を独自に探ると共に、探偵業者にも調査を依頼している。
☆紗友里からのメッセージを回収。空白の記憶の中で自分が彼女を壊してしまったのではないかという疑念を強める
☆『教団』の長アイクリースと情報共有と安全確保の協約を結んでいる。
 しかし、アイクリースが紗友里を敵視し始めたためエリカの視点では事実上の競争状態に突入している。

《行動指針》
  • 紗友里の消息を追い、アイクリースより先に見つけ出す
  • 協定を順守し、紅月の教団に対しては表向き不干渉
  • 失われた記憶の糸口を探る

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最終更新:2016年09月11日 02:50